うみねこのなく頃に咲 〜猫箱と夢想の交響曲〜のプレイ開始!
館の主の右代宮金蔵は、診察中にもかかわらず執事の呂ノ上源次に酒を注がせる。
主治医の南條輝正は、余命わずかな金蔵に遺言を書くように勧められるが、金蔵は、「後に残したいことも伝えたいこともただのひとつもない。魔女との契約で、私が死ぬときにすべてを失うので、何も残らぬ。」と捲し立てる。
南條は、「心残りは生きているうちにこなさればいいが、万一の時、必ず心残りが解決できるよう、残された者が引き継いでくれるように残すのが遺言だ。」と答える。
金蔵は、「死ねが魂はすぐに契約で悪魔に喰らわれ消え去ってしまうので、全ては私が来ている内でなければならぬ。だから遺言状は私には必要ない。そのようなものを書く暇があったなら、ベアトリーチェの微笑む顔がもう一度見たい。今こそお前に与えられた全てを返そう、全てを失おう。だから最後にもう一度だけ姿を見せてくれ。お前の微笑みを再び一目見るまでは絶対に死ねないのだ。」と叫ぶ。
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