今日の予言者育成学園Fortune Tellers Academyはどうかな?
クラス替えで、特待生になった!
バトルで、バルトロメオ C、ガナ Cを捕獲!
ポッチェリカが、B→Aに進化!
リリエが、C→B→Aに進化!
イルザ、バルトロメオ、オーランド、フレアリートが、C→Bに進化!
称号:50アルカナ兵長、予言テストの常連、FTAガードマン、暗号振られる人をゲット!
生徒たちが全校集会のために集まっているときに、ココが、テオに、昨晩ヘンタイを見た、と話し出す。
ココは、昨晩、眠れなくてテラスに出たとき、向かいの部屋の窓に変な人が立っていた、しかも、白い仮面に白マントという恰好だった、と話す。
二人の会話を聞いて、隣の席の男子生徒が、アレを見たの?と、声をかけてきて、伝説の殺人鬼アンガルドをほかの何人も生徒も目撃した、と教えてくれる。
殺人鬼と聞かされて驚く二人に、男子生徒は、殺人鬼アンガルドについて話し始める。
昔、フェンシング部でいじめにあっていた生徒が、いじめた相手を次々とサーベルで殺害し、失踪。それ以来、夜の学園に、サーベルを持った仮面の怪人が現れるという伝説がある。
殺人鬼アンガルドは、いじめをする生徒を殺害し、死体には必ず墓標のようにサーベルを突き立てるという。
ここまで聞いたところ学園長が講壇の前に立ち、朝から妙な噂が飛び交っているようだが、決して騒がずに普段通りの学園生活を送るように、と前置きをして、いつもの長話を始める。
長話が終わるとジャクマン教頭が、恒例の成績優秀者発表を始め、連続学年1位という素晴らしい成績の生徒がいる、と言って、ランディの名前を呼ぶ。
呼ばれたランディは、壇上に上がり、学園長から表彰状を受け取り、聴衆席に向かって一礼する。
ランディは、大きな帽子が特徴的で、見るからに利発そうな透き通った水色の瞳をしている。
男子生徒が、ランディは特別に13歳で入学を認められ、入学以来テストは毎回1位だ、と二人に教えてくれる。
全校集会が終わり、ミスリサ部の部員たちが部室に集まると、上級生のバーンが飛び込んできて、アンガルドが出た!と言い出す。
部員たちが、バーンの部屋に入ると、部屋の中は物が散乱し、ところどころ激しく切りつけられていた。そして、あたり一面、真っ赤な血に染まっていた・・・
が、それはすぐににおいで、ペンキであることがわかった。
壁にはサーベルが突き立てられている。
主人公が、足元のペンキをなぞると、まだ乾いていない。まだそんなに時間が経っていないよう
て、全校集会の最中の犯行らしい。
テオが、壁に突き立てられたサーベルの先に紙が刺さっているのを発見する。
紙には、「死を恐れる者は応えよ。結果を報せに来る者は必ず原因を知りえない。 殺人鬼アンガルド」と書かれていた。
アンガルドからのメッセージにはさらに「34・22・18・24」と書かれている。
チカは、何かの暗号だ、と嬉しそうに話す。
すると、部屋のドアがノックする音がして、みんが振り返ると、二人の男子生徒が立っていた。
ノックした生徒が、この件は僕たちに任せてほしい、と言い出す。
生徒は、自分はアーロンで、連れはランディだ、と名乗る。
二人は、殺人鬼アンガルドの調査をしようと思っている、と告げる。
二人のことをよく知らない主人公に、ココが、テストで毎回1位2位をとる秀才コンビだ、と教えてくれる。
リンリが、この件はミスリサ部で進めさせてもらう、と返事する。
それを聞いたアーロンは、この事件の解決には、自分たちの頭脳がきっと役に立つ、と不満を漏らす。
テオが、ランディに近づき、テストでは毎回1番らしいけど、ガキに任せて大丈夫か?と言うと、ランディは、テオに向かって、お前がビリから1番なのは知っている、と答える。
アーロンは、ランディをたしなめて、テオに謝る。
アーロンが、ランディに、一緒にこの事件を解決しようと約束したんだから、トラブルは起こなさいでほしい、と頼むと、ランディは、君に迷惑をかけるつもりはない、と答える。
アーロンは、チカに向かって、紙に暗号が書かれていると聞いたので、見せてほしい、と頼んくる。
チカが、暗号をアーロンに見せると、3秒もたたないうちに、アーロンは、わかった、と呟く。
主人公も暗号を解きたそうな顔しているのに気付いたアーロンは、主人公に暗号の紙を見せてくれる。
因果応報
正解だ、とアーロンがほほ笑む。
アーロンが、暗号の解き方を解説すると、みんなは納得する。
チカが、因果応報って何?と言うので、アーロンは、悪い行いをすれば悪い行いが返ってくる、と教えてくれる。
そして、アーロンは、バーンに向かって、バーンなら意味がわかるんじゃないか?と呼びかける。
バーンは、3年前に、同級生を自殺させてしまった、と告白する。
バーンは、同級生がアタマがいいのを鼻にかけて気取っていたのが気に入らなくて、最初はペンキで部屋にイタズラで死ねとかいろいろ書いた、と話し始める。
ほかには理科室に呼び出して、言うことを聞かせようとしたが、同級生が逆らってきたので、解剖に使うカエルをアルコールランプで焼いて食わせた、と。
それを聞いたアーロンは、因果応報とは、バーンのやったことに対して報復するというメッセージだ、と話し、次もいじめの現場に現れるそ思われるから、次にアンガルドが現れるのは、理科室だ、と断言する。
続けてアーロンは、殺人鬼アンガルドの伝説では、いじめをした生徒は刺殺されると言われており、壁にサーベルが刺さっていることから、明確に殺意があり、殺人鬼アンガルドはバーンを殺そうとしている、と言い切る。
それを聞いたバーンは、まだ死にたくないから助けてくれ、と叫ぶ。
アーロンは、理科室で待ち伏せし、アンガルドを捕まえるから、大丈夫だ、と答える。
そこへアーロンのルームメイトのルイスがやってきて、アンガルドが出たと聞いたので何か手伝えることはない?と聞いてくる。
アーロンは、危険な事件だから、自分たちにまかせて、ルイスは部屋に戻って、と言って追い返す。
ランディは、フォトグラフィックメモリー(映像記憶)という特殊能力を持っており、見た景色を写真のように映像として記憶することができ、その記憶は決して忘れることはない。
ランディは、その能力を使って、現場を完全に記憶し、部屋を出ていく。
雨の夜21時、みんなは理科室に集合した。
ランディは調べ物があるとのことで、もう少ししてから合流するとのこと。
アーロンは、アンガルドをおびきよせる作戦と称して、バーンを大きな窓の近くに立たせた。
バーンの話によると、ここでいじめがあったのは、雨の日の夜の22時近くとのことで、アーロンは、今夜、アンガルドがこの理科室に現れると推理したのだ。
突然ココが、アーロンに、ランディと仲がいいのはどうして?と尋ねる。
ランディは、年下だったので、入学当時から目立っていた。
そんなある日、ランディーが図書委員と口論してるのを見たアーロンは、仲裁に入る。
口論の内容は、ランディは図書委員が本を盗んだと言い張り、図書委員は濡れ衣だと反論していた。
アーロンは、ランディに図書委員を疑う理由を聞くと、ランディは、図書館では16時以降貸出手続きができないから、16時から閉館までの間に本がなくなったということは誰かが盗んだということ。しかも、昨日ランディが16時に図書館を出たときは、館内にしたのはこの図書委員だけだった、と答える。
図書委員は、本がなくなった証拠はあるのか?と、ランディに尋ねると、ランディは本棚を指さし、ここにあった「テストで100点がとれる易しい予言読本」がなくなっている、記録を見れば貸出中でないことがわかる、と答える。
アーロンは、このときに。ランディがフォトグラフィックメモリーという特殊能力を持っていることに気づいた。
それを聞いた図書委員は、あとで返すと言って逃げ出した。
そのあと、ランディは、アーロンに向かって、礼を述べ、「オレのことを理解してくれのが、君がはじめてだ」と伝え、それ以来、アーロンとランディは一緒に行動するようになった、とのこと。
ランディが理科室にやってきたのは、21時50分。
窓際に一人立たされていたバーンが緊張感に耐えられなくなり、みんながいるほうを向き声をかける。
アーロンが、バーンのほうへ歩いていこうとして、歩みを止める。
それに気づいたみんがアーロンの視線の方向に目を向けると、窓の向こうに白いマントの怪人が立っていた。
大きな窓の向こうに殺人鬼アンガルドは立っていた。
アンガルドの手に。握られた銀色のサーベルが、外灯の光を反射してギラギラと異様な輝きを放っている。
バーンは、声を上げることもできずに、その場にしゃがみ込む。
アーロンは、アンガルドにとびかかろうとしているテオを制し、バーンをかばうようにアンガルドの前に立ちはだかり、窓のカギを外し、押し開こうとする。
しかし、窓はあかなかった。
その瞬間、アンガルドの体が闇の中にふっと消えた。
飛び降りた、とアーロンが叫ぶと、テオと主人公が理科室の外へと駆け出す。
外に出て理科室の真下へと回り込み、あたりを見回すが、激しい雨のせいで視界が悪く、アンガルドの姿を見つけることができなかった。
みんなも外に出てくるが、アンガルドを見つけることができなかった。
理科室に戻り、アーロンは、バーンに、次にいじめをした場所を教えるよう尋ねるが、バーンは言いたくない、と言って理科室から走り去っていく。
ふと、テオは、ランディが理科室にいないことに気づき、窓から下をのぞくと、雨の中、ランディは何かを考え込むようにたたずんでいた。
翌日、講堂に集めた生徒たちの前で、アーロンは、伝説の殺人鬼アンガルドが現れた、と発表する。
そして、アーロンは、次にアンガルドの現れる場所を突き止めたので、アンガルドの凶行を食い止めることができる、と言うと、生徒たちはざわめき、次にアンガルドはどこに現れるのか?と声を上げる。
それを聞いたアーロンは、この講堂だ、と告げ、バーンの腕をつかんで壇上に上げ、みんなの前で話すように、伝える。
観念したバーンは、同級生をいじめて死なせてしまい、今回殺人鬼アンガルドが現れた場所は、自分がイジメをした場所と同じだ、と告白する。
アーロンは、何をしたのかをバーンに尋ねると、バーンは、職員室から明日のテストを盗んで来いと命令したが、どうしてもできないと答えたので殴ったら、次の日ここで首をつって死んでいた、と答える。
テオが、バーンが次のイジメの場所を教えなかったのに、なぜわかったのかを、アーロンに尋ねると、アーロンは、過去の事件を調べたら、3年前にこの講堂で、自殺の動機が不明の首吊りがあった、と答える。
そして、アーロンが合図をすると、緞帳がゆっくりと上がり、壇上には白い仮面をかぶり、血しぶきに染まったマントを羽織った殺人鬼が立っていた。
アーロンが、アンガルドに近づき仮面を引きはがすと、ルイスだった。
ルイスは、ぼくじゃない、と言い続ける。
ランディは、ルイスが着ているマントは、血の跡が完全に一致しているから、あの夜理科室で見たものに間違いない、と話す。
アーロンは、バーンにいじめられて自殺したのは、ルイスの兄だと、言い出す。つまり、ルイスが、兄のカタキをとるために、殺人鬼アンガルドの伝説を利用した復讐劇だったのだ。
ルイスは、違う、まだ何もしていない、とつぶやいているが、それを無視してアーロンは、観念して罪を認めろ、と迫る。
すると、ランディが、いい加減にしろ、アーロン、と声をかけ、本物の殺人鬼アンガルドは、アーロンだ、と言い出す。
今から真相を教えてやる、とランディは、壇上に上がり説明し始める。
バーンの部屋で起きた第一の事件では、壁にアンガルドのメッセージが残されていて、アーロンが解読して、第二の事件が理科室で起こった。
しかし、被害者を次の現場に誘い出すためのメッセージが、暗号になっているのはおかしい。バーンが解読できなかったら、理科室に行かなかった。つまりあの暗号は、人にメッセージを伝えることが目的ではなく、解くこと自体に意味があり、それで得をしたのは、暗号を解いて自分の能力の高さを証明してみせたアーロンだけだ。
理科室での第二の事件では、バーンの前にアンガルドが現れたが、あのアンガルドの中には人間は入っていなかった。
窓の外に吊られたアンガルドは、あの夜、強風に吹かれることによって、人形っぽさを感じさせずにすんだが、ランディは、アンガルドの体が振り子のような揺れ方をしていたのを覚えていた。角度からして、定点は屋上だが、目をこらしてもロープは見えなかった。よほど細いロープを使ったのだろうが、それでは人間を支えられない、と。
バーンは、アンガルドはどうやって姿を消したんだ?と、ランディに詰め寄ると、ランディは、ルイスに近づき、お前だろ、と声をかけると、ルイスはうなずく。
ランディが、誰かにそそのかされて手伝った?と尋ねると。ルイスはうなずく。
ルイスは、アンガルドから2回手紙をもらった、と話し始める。
1回目の手紙には、兄さんの復讐をする時が来たと書かれており、すぐバーンの部屋が荒らされたことを知り、見に行った。そして、アンガルドが実在すると信じた。
2回目の手紙には、指定の場所に来れば、アンガルドの仮面とマントを授けるので、君自身の手で復讐を遂げろ、と書かれていたので、指定された理科室の下で待っていたら、アンガルドのマントと仮面が降ってきた。
すぐに誰かがやってきたので、仮面とマントをもって逃げた。
兄を殺したバーンが憎くて、殺したかったので、自分はアンガルドになりたかった、と打ち明ける。
それを聞いたバーンは、ルイスに謝罪する。
アーロンは、怒りでほほをピクピクさせながら、講壇をバンバンとたたき、証拠がない、とわめいている。
ランディは、アーロンに向かって、初めて会ったとき、君に救われた、と話し出す。
ランディは、新入生の中で一人だけ年下だったため、周りになじめなかった。
それで周りに悪態ばかりついていたら、独りになっていた。
そんなランディに声をかけてきたのは、アーロンで、親友だ、と言ってくれた。
ランディにとって、アーロンははじめての親友だから、失いたくない。でも、アーロンを止めるのが遅くなってしまった、と。
アーロンは、自分がアンガルドだという証拠を見せろ、とまだわめいているので、ランディは、決定的な証拠がある、と答える。
ランディは、最初の事件について、バーンの部屋へ行ったとき、ペンキはまだ乾いていなかった。つまり、全校集会の時間に起きた事件だが、アーロン以外の全員にアリバイがある、と話し出す。
ランディは、あの時、学園長から賞状をもらうためこの壇上におり、ここからアーロン以外の全員の顔を見たから、とっくに気づいていた、と告げる。
アーロンは、小さな声で、全部自分がやった、と話し出す。
部屋でルイスの日記を読んで、過去の事件とアンガルドの伝説を結びつけることを思いつき、ルイスがバーンを憎む気持ちを利用した、と。
ランディが、どうしてこんなことをしたのかを、アーロンに尋ねると、アーロンは、一番になりたかった、と答える。
アーロンは、ランディと出会う前は、いつも勉強は一番だったのだが、今はどんなに勉強してもランディに勝てない。自分以上の天才がいるという事実を認めたくなかったアーロンは、アンガルドの伝説を利用した事件を起こし、それを自分で解決して、自分の頭の良さを、ランディよりすごいってことを、みんなに知らしめようとしたのだ、と。
そして、アーロンは、ランディを裏切ったので、もう一緒にいられない、と言って、歩き出す。
ランディは、アーロンみたいに気の合うヤツとは、もう一生会えない、と声をかけるが、アーロンは何も言わずに去っていく。
アーロンの後姿を見ながら、ランディは制服の袖で涙をぬぐっている。
反対側の出口に向かって歩いていくランディに向かって、テオが、まだ13歳なんだから、気の合うやつなんざ、この先、いくらでもいるぞ、だからミスリサ部に入らないか?と声をかける。
しかし、ランディは、バカは嫌いだ、と言って出て行ってしまう。
それを聞いたテオは、ランディを絶対ミスリサ部に入れてやる!と意気込む。
それを聞いたココは、テオに向かって、本当におバカさん、とほほ笑む。
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