BlogPet 今日のテーマ たまには思いっきり泣きたい!
「オススメの「泣ける小説」があれば教えてください」
人生で大泣きした本は、浅田次郎のラブレター。週刊誌に掲載されてた本当に数十ページの短い短編小説なんだけど、自分は読みながら号泣した!
歌舞伎町の裏ビデオ屋の雇われ店長が、妻が病死したという知らせを受け、遺体を引き取りに海辺の町へ行くことになった。実は、妻は中国人で、日本の風俗で働くために店長と偽装結婚したため、お互いに写真でしか会ったことがない関係・・・そんな状況なのに、妻の遺品の中には、死の間際に書いた店長にあてたたどたどしい日本語での手紙が入っており、「店長さんへ、こんな自分と結婚してくれてありがとう。写真でしか見たことがないけど心から愛してます。」っていうような内容のひじょうに感動的なラブレターになっており、店長は、このラブレターを読んで、裏社会から足を洗う決心がつき、妻を自分の実家の墓に入れるため、東京を離れるってあらすじ。
この小説をもとにした中井貴一主演の映画もあるけど、原作の小説のほうが短い時間でかつ何倍も感動的で泣ける!
もう、あのラブレターを読む場面はひじょうに感動的!自分は涙腺決壊させられました!
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