今日、ニュージーランドにある大学で教鞭をとってるYさんがお店にやってきた。Yさんは、普段はニュージーランドで仕事をしてて、休暇になると家族のいる大阪へ戻ってくる生活をしている。年に数回しかお店に来ないが、来たときは必ずニュージーランドのことをいろいろ話してくれる(市内電話は無料のため長電話が多い、黄色のバスは無料で観光地を巡る、ニュージーランドの水は硬水だから飲んだらひどい下痢をする等)おもしろい人だ。
今日の話はさらに磨きがかかっていた!
実はYさんは、昨年からなぜかニュージーランドで仕事をしているにもかかわらず大阪で自治会の役員をやるハメになり、毎月、自治会の寄り合いのためにニュージーランドと大阪を往復する生活をしていたそうだ。往復にかかる時間は40時間、費用は25万とのことで、年間300万円が航空運賃に消えた!そして、毎月第何週めの金曜日から3連休をとるので金曜日の授業ができず、とうとう大学から査問会へ呼び出され、あやうくクビにされそうになったんだって。(査問委員はお友達が多かったので、家庭の事情で仕方がないって納得してもらえたとのこと)
そんな生活を送りながら、学会があると世界中を飛び回り、最北はノルウェーのオスロまで参加していた・・・で、時差ボケと気候変動についていけず、精神的にも肉体的にも限界に近づいた夏のある日、「定例の自治会の寄り合いとは別に、盆踊りの準備があるから、ニュージーランドから戻ってきて」って呼び出しがかかり、とうとうブチ切れて、自治会を脱退するって暴れて、役員を辞めることができたってお話だった。
世界を股に駆ける男はスケールがデカすぎるよ・・・つうか、Yさん、マジメすぎ!!!さすがは、宇宙のことを研究してはる人や、スケールがほんまにデカすぎるわ!!!