今日の探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.1 仮面幻想殺人事件はどうかな?
場所移動→(株)クロッシュ
呼ぶ→続木
伊綱「続木さんの手が空いているみたいですよ」
続木「村崎君のことを調べているんだって?手短に頼むよ」
話す→村崎
伊綱「村崎さん、チーム内ではどうでした?」
続木「とてもよくやってくれてたよ。彼は一切を任せておける貴重な人材だ。大抜擢と言われているが、適材適所を考えたまでだ」
話す→小早志
続木「彼はとてもいいセンスを持っていたのだが、突然の転職でこっちも戸惑ったよ。彼はいつも何か裏を持っていそうな、ちょっと不気味な面もあったね」
話す→綾城
続木「彼は村崎君と同期ということもあってライバル心が強かったみたいだな。決して無能ではないが、村崎君と比べるとどうもね。最近は嫉妬からか村崎君に対して強く当たるようになっていたようだが」
話す→村崎
伊綱「村崎さんが開発した新技術って、どういうものだったんですか?」
続木「わかりやすく言うと、モデルとテクスチャ、モーションのデータをまとめてコンパクトに圧縮できる上、CPUに負担をかけず、しかも早く展開させることができるんだよ。つまりメモリの大幅節約が可能になり、それまでは表現できなかったグラフィック表現が可能になるハズだった。
試算では充分可能なところまで進んだんだが、実用段階に至る前にこんなことになってしまって・・・ソースコードさえあれば、我々だけでもなんとかなるんだが・・・」
話す→村崎
伊綱「そのソースコードって人を殺してでも欲しいものなんでしょうか?」
続木「村崎君はそれを狙われて殺されたかもしれない、と」
伊綱「あり得ますか?」
続木「ほしいね。それだけ、この技術は革新的なものだよ」
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