今日の春ゆきてレトロチカはどうかな?
気になったのは・・・
→犯行現場→せつはどこで殺害された?→せつは保管室で殺された
地下の廊下に残された血痕や保管室の状態から、犯人は犯行現場を偽装している可能性が考えられる。[本当の犯行現場]が、この事件では重要になるだろう。
→犯行に使用されたもの→犯人が犯行のために使ったものは?→犯人は、せつを平将門の刀で斬り殺した
保管室にあった出品物や調度品には、犯行に使えそうなものもあった。
せつを保管室におびき寄せてさえすれば、手ぶらでも犯行は可能だ。
[何が犯行に使われたか]が、真相を解明する上で重要となるだろう。
→木乃伊→何者かが木乃伊に変装した目的は?→何者かは犯人が木乃伊だと思わせようとした
木乃伊が今も生きているなんて、信じられるわけがない。
地下の廊下で遭遇した動く木乃伊は、おそらく何者かによる変装だろう。
木乃伊に変装した目的が何にせよ、[木乃伊は何者かの変装だった]という点が事件の核であることは間違いない。
→その他→せつは何を企んでいた?→せつは出品物を盗み出そうとしていた
せつは銀作を説得して保管室の鍵を受け取った。
せつは『他の出品物に傷を付けて売買会を有利に進めるため』と話していたが、本当にそうだろうか?
せつの[本当の目的]は何だったか、推理してみるのもいいだろう。
推理がまとまった佳乃は、全員が集まっている談話室で、「この中に犯人がいる」と言って、話し出す。
正午前に地下の廊下で、佳乃、如水、将憲が見たあの木乃伊は
→木乃伊は誰かの変装だった
それ聞いた将憲は、「犯人はせつさんを殺害したあと木乃伊に変装して我々の目の前に現れた。」と言うと、きぬが、「だとしたら木乃伊を目撃したときに談話室にいなかった人が犯人ってことね」と続ける。
銀作は・・・
→犯人ではありません
銀作が犯人ではない理由
→銀作が犯人ならば木乃伊に鍵を持たせない
せつの遺体を発見した後廊下の奥で木乃伊が見つかったが、その手には保管室の鍵が握られていた。
銀作にとってせつに鍵を貸したということは誰には知られたくない秘密のため、銀作が犯人なら木乃伊に鍵を持たせず、必ず回収したはず。
でないと、鍵の保管者である銀作が真っ先に疑われてしまうから。
木乃伊に変装したのは誰か?
→玄関ホールにいた面々は木乃伊に変装できない
木乃伊に変装したたのは殺されたせつ。
被害者のせつは・・・
→木乃伊騒ぎの後に殺された
せつは木乃伊騒ぎのあった正午より後に殺害された。
木乃伊騒ぎの前の時間は、せつを含めてすべての人が自由に行動できた。
せつは木乃伊に変装して、保管室の鍵をかけ、保管室の外で他の人間が来るのを待っていた。
せつの目的は、保管室を荒らして皆の出品物の価値を下げ、相対的に自分の出品物の価値を上げようとした。
木乃伊に変装して姿を現したのは呪いの信憑性を高め、落札価格を吊り上げるためだった。
せつは、銀作の木乃伊、将憲の刀、如水の竜の血で、生ける屍を演じ、木乃伊の変装を解いて何食わぬ顔で皆と合流するつもりだったが、殺された。
せつは正午過ぎまでは生きていた。
犯人は・・・
→南将憲
木乃伊騒ぎのあとせつ以外の人間は談話室に集まっていた。
売買会が始まる時間になってもせつが戻ってこないため、一人でせつを探しに行った将憲は、保管室へ行きせつを殺害した。
そして、せつから鍵を奪って保管室を閉め、持ち出した木乃伊を廊下の奥に放置してから、談話室に戻った。
観念した将憲は話し始める。
自分が保管室に行ったとき、保管室の扉は開いており、中でせつが木乃伊の変装を解いていた。
出品物が荒らされていることに気付いたので、せつに詰め寄ったらもみ合いとなり、思わず刀でせつを斬ってしまった。
その後、せつの起こした木乃伊騒ぎを利用すれは自分に疑いの目が向かないと思い、木乃伊を廊下の奥に放置した。
不老長寿について研究しているのは嘘で、本当はある人に雇われてトキジクを探していた。
3日ほど前にせつからこの売買会のことを聞き、トキジクが出品されるかもしれないと期待して参加した。
競り落とすつもりでいたが、落札できなくても帰りの夜道で襲って奪えばいい、と考えていた。
トキジクは・・・
→どこかに隠してありますよね
佳乃は、トキジクは元々自分の物だったが誰かに奪われた、と打ち明ける。
如水が、盗ったのはせつで、銀作も知っていた、と指摘するが、銀作は黙ったまま。
佳乃が、トキジクを返してほしい、と言うと、将憲は、手に入れてすぐ、表にいる使いの物に渡したのでもうない、と答える。
将憲は、ここで逃げたら犯人だと告白したも同然なので、あえてここに残った、とのこと。
如水が、雇い主について尋ねると、将憲は、一度も会ったことはないが、使いの者が赤椿と呼んでいた、と話す。
やがて警察がやってきて、南将憲は逮捕された。
佳乃は、如水に、トキジクのことを話す。
四十間家は代々トキジクを賢木家から譲り受けて、100年ごとの桜参りで選ばれた者だけが食べていた。
しかし賢木家がトキジクを狙う何者かに滅ぼされてしまった。
四十間家にもたったひとつ残っていたが、その事件を受けてトキジクの存在を公にしないよう隠してきた。
自分が、それを父親の元永から託された。
乳はよく、「いつまでも老いずにいるというのは、人としてあるねき生き方ではない」と話していた。
父は、四十間の家に背く覚悟で、代々伝わるトキジクを佳乃に託したので、自分は絶対に赤椿から取り返したい、と。
如水に、なかなか頑固だと指摘された佳乃は、母親譲りだ、と答える。
佳乃は、母親とは幼い頃に生き別れており母親の記憶がない、と言いながら、形見の根付を見せる。
佳乃は、小説家になって、自分が書いた小説を読んでもらった読者に会って、感想を聞いてみたい、と父親に話したが、四十間家は医学の家系だから結婚して子供を産め、と反対されたとのこと。
それを聞いた如水は、その頑固さがあれば道も開ける、と答える。
佳乃が、如水がトキジクを狙っている理由を尋ねると、如水は懐からトキジクを取り出す。
如水が持っているのは・・・
→いや、私のとは少し違う・・・
如水は、「ある事情があって、これを守りながら赤椿をさがしている。賢木家も赤椿に滅ぼされた。こいつには関わるな。不老は死を呼ぶ。不老の私が言うんだから間違いない。」と言い出す。
佳乃の叔父の四十間永山との恋人の長浜常盤子がお供をひきつれてやってきたのを見て、如水は姿をくらます。
トキジクを狙っている永山から逃げ出した佳乃だが、また熱を出して倒れてしまう。
永山のお供に追われて・・・
→じっどしてやり過ごそう
如水といっしょに逃げることになった。
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トロフィー:頭脳明晰、うろつく木乃伊をゲット!
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