今日のパラノマサイト FILE23 本所七不思議はどうかな?
午後1時台
志岐間邸応接室
「本日昼頃、墨田区の白石稔子さんの自宅で新たに男性の遺体が発見されました。遺体は白石さんと内縁の関係にあった岩井官吉郎さんと見られ、警察は本所地区を中心に発生している一連の連続怪死事件と関連があるとみて調査を進めています。また現場からは岩井氏が昨年の男児誘拐殺害事件にかかわっていたとされる証拠品も出てきており・・・」とテレビでは放送されている。
テレビを消した利飛太が、これからの話をしよう、と言ってきた。
利飛太と、誘拐事件のことを話す。
「公式発表があったということは、岩井の手記の内容は真実性が高かったようだね。誘拐犯も共犯の少女も死んでいるが、あとは警察が処理していくれるはずだ。」
「終わってみれば、お粗末な事件。あの手記がなければ分からなかったのに」
「根島事件もそうだが、こんなふうに、運良く発覚した事件に触れると、その裏でどれだけ発覚していない事件があるかわからなくてぞっとするね」
「そうね。怖い話」
利飛太と誘拐事件のことを話す。
「では誘拐事件は完了で僕らの目的としては蘇りの秘術に注力ってことでよろしいかな?」
「ええ、お願い」
利飛太と残りの呪主のことを話す。
「じゃあ、呪いの状況を確認しよう」
「ええ」
「だいぶ呪主たちの状況がわかった」
「私が呪主だということは、気づかれてないのよね?」
「襟尾だけなら気づかれないと思うが、あの警部はちょっと油断できない。気づかれたら回収されるだろうから今後も注意しておこう」
「そうね」
「呪詛珠を奪うにしても、呪主であるということが必要かもしれないので、引き続きマダムには呪詛珠を持っていてもらいたいけどいいかな?」
「ええ」
「もちろん呪詛は使わずに」
「わかったわ」
利飛太と残りの呪主のことを話す。
「話によると、呪主はあと3人がまだ所在不明。置いてけ堀、送り提灯、津軽の太鼓の3つだ。これかの所縁の場所にはまだ何度か足を運んでみても良いかもしれない」
「なるほど」
「あと怪しいのは、ヒハクの関係者だな。そもそも黒幕の可能性も高いわけだが、あの弓岡という男。僕らの知らない呪主を把握していたりするのだろうか。弓岡のことは見張っておいてもいいかもしれない」
「張り込むの?」
「調査対象がひとりだったら張り込みたいところだけど、こんなときほかに調査スタッフがいればいいのに、クソッ」
「本当に一人でやってるんだ」
「優秀なアシスタントは常時募集中だ」
利飛太と残りの呪主のことを話す。
「そして根島史周も呪主らしい。片葉の芦だったか。滓魂を集める可能性でいったら、もっとも高いだろう」
「今日の日暮れになったら、大量に呪詛を使うっていう?」
「とはいえ、あの警部が本当に白石美智代から情報を手に入れたら、それより先に身柄を確保してしまう可能性もあるがね」
「でも、どうして、警部に隠れ家のことを教えたの?」
「手記を見ればわかる情報だよ。それに、さすがに大量殺人と言われたら、止めねばなるまいよ」
「何人でも同じことでしょう?」
「危険も多そうなのでね。ただ根島と警察の動向は注視しておこう」
利飛太と残りの呪主のことを話す。
「あの娘は?灯野あやめとかいう・・・実は呪主の可能性もあるのでは?」
「そうだね、あのあと誰かから呪詛珠を奪い取っていれば、可能性はある」
「それもあるけど、まだ確認できていない津軽の太鼓の所縁の地は、緑町公園のあたりでしょう?」
「確かに、彼女の住むアパートの近くだね」
「実は、もともと呪主だったという可能性は?」
「あるね。だとしたら、とんんだ食わせ者だ。探しておきたいところだね」
利飛太と残りの呪主のことを話す。
「怪しいのは、そんなところか。誰かと会えればいいのだけど」
利飛太と利飛太のことを話す。
「櫂さん?」
「ついででいいのだが、ちょっと寄りたい場所があるんだけどいいかい?ちょっと駄菓子屋まで」
「ええ、かまわないけど」
場所移動:駄菓子屋せんのや
左エになめどり#14を発見!
利飛太を調べて、なめどり#10、なめどり#4を発見!
場所移動:緑町公園
女性を調べる→声をかける
利飛太があやめを連れてきた。
「こんにちは~。あの、実は今、ちょっと追われてまして」
「誰に?」
「たぶん警察です~。なのでちょっとかくまってもらえませんか?」
「なので、いったい何をしでかしたのか話を聞かせてもらおうと思ってね」
あやめと、追われていることを話す。
「今自宅の前で警察が張り込んでて、帰れなくて困ってたんです。一刻も早く保護するとか、そんなことを言っていたようですけど、なんだか怖くて」
「警察に追われるような心当たりはあるのかい?」
「まあ、なくもないですよね。呪いを探し集めてるわけですし」
「あなたに原因があるのなら、私たちがかくまう理由がないけど」
「ひどーい!そっちの動きが気持ちが悪いお兄さんはそんなことないですよね?」
「悪いが、僕らも警察とはあまり関わりたくない事情があってね」
「サイアク!やましいことがあるなら、お互いに協力しあってもいいと思うんですけど」
あやめと蘇りの秘術のことを話す。
「そういえば、北斎を蘇らせる計画はうまくいきそうかい?」
「おかげさまで、そちらのほうはなんとかなりそうです」
「それは、呪詛珠を奪えそうな呪主を見つけたということかい?」
「そういうわけじゃないですけど、わたしには最終手段があるので。だから今捕まるわけにはいかないんですよね」
「その最終手段というのは?」
「無関係の人に話しても意味ないですよね?」
「むう」
あやめと追われていることを話す。
「ならば交換条件でどうだい。かくまう代わりに最終手段を教えてもらえないか」
「どうして知りたがるんですか?さては、横取りする気ですね!」
「いや、単なる趣味だよ」
「その言い訳、ちょっと無理があると思います。いいです、わたし一人で逃げますから」
「あっ、追いかけよう」
「それ以上近づいたら大きい声出しますよ」
「わかった、無条件で手を貸そう」
「そんなの逆に怪しいです!」
結局あやめは行ってしまう。
「櫂さん、もしかし、あの子・・・苦手?」
「だが、もし逃げ場に困ったときは志岐間邸に来いと住所を伝えておいたが、かまわないよね?」
「まあ。うちの警察の身内なのでは?」
「少しでも繋がりを残しておければ機会は生まれ得るさ」
「灯野あやめは蘇りの秘術については最終手段でなんとかなりそう、と言っていた。呪主を探して呪詛珠を奪うのは諦めたということか?」
「それを言うなら、私にもあるけど?最終手段」
「なに?」
「別に奪わなくても、自分の呪詛珠を持っているもの。私だって、イザとなったらできる」
「つまり彼女も呪詛珠を持っていたが、自分で呪い殺すのがイヤだったから、滓魂の貯まった呪詛珠を奪おうとしていた?しかも、彼女の住まいはこの近く。呪いを受けているとすれば津軽の太鼓か?」
「あの子が最終手段に出るということは、私たちのチャンスじゃない?うまく利用しましょうね」
「承知した」
場所移動:法恩寺橋
工場前のフワフワ漂っているものを調べる→春江にしか見えていないので、送り提灯の呪影のようだ。
周囲を調べる→利飛太が呪主がいるかもしれないと言って、周囲を調べ始めたが、何もない。
場所移動:錦糸堀公園
遊具を3回調べる→なめどり#19を発見!
利飛太に話しかける。
「ここは置いてけ堀の所縁の場所とされているが、ここで発見された男性の変死体が水死だったことは関係がありそうだね」
「ここで死んでた人って、ヒハク石鹸の従業員なんだっけ?」
「そうだ。たしか興家彰吾という男性だね。ヒハクの関係者だから、もしかしたら呪詛珠を狙ってここに来た人物かもしれない」
「女帝は弓岡が、従業員を使って呪詛珠を得ようとしていた?だとしたら、その興家という人は、誰かと呪詛珠を巡って争って負けたってこと?」
「そうかもしれない、あるいは、呪詛珠を得て呪主だったからこそ殺された、という可能性もある」
「この場合、呪詛を行使した側が置いてけ掘なのではなくて?」
「もちろんその場合、興家彰吾は置いてけ堀ではなかった、ということになるね」
「送り提灯か津軽の太鼓の呪主だったと?」
「僕が昨晩ここに来たとき遺体はまだなかった。よそから来た可能性は高い。であれば、その呪詛珠は置いてけ堀の呪主が回収済みだろう。ああそうだ、マダム。あとでひとつ試してもらいたいことがあるけどいいかい?」
「ええ、なんなりと」
利飛太と話す。
「ここで死んでいた興家彰吾という人物が、なんの用もなくここに来て偶々呪主と遭遇して呪い殺された、というのは少し考えにくい」
調査を終える→???が追加された!
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