今日のパラノマサイト FILE23 本所七不思議はどうかな?
案内人から質問される。
土御門晴曼の魂→送り提灯
本所事変にて蘆乃との対決に敗れた晴曼は、法恩寺付近をさまよい、その後、残された伝説に寄せて呪影の姿形が変わった。
送り提灯は麻由の呪影であったが、晴曼の肉体と意識に呼ばれて一時的にあの場に現れていた。
土御門晴曼の現身→興家彰吾
興家彰吾は一般家庭の出身だが、遠い先祖の血が隔世で強く現れたようだ。
福永葉子も同じで、遠い祖先であった蘆乃の血が隔世で強く現れてしまっていた。
土御門晴曼の精神→プレイヤーがゲーム最初で付けた名前
プレイヤーは、蘇りの秘術と呪いが呼び起こされたことにより、封印から目覚めた晴曼の意識だったが、記憶を失い、己で課した使命を忘れてしまっていた。
そこで、意識のみの晴曼を案内人が導き、ストーリーチャートによって時間と空間と、憑りつく相手を移り変えて、取り憑いた相手の行動を密かにコマンドを使って制御していったことで、今回対処すべき事態の全貌を把握することができた。
今回の黒幕は、秘術と呪いを呼び起こした蘆乃の末裔の福永葉子だった!
プレイヤーは、葉子を倒すことができるときに、無意識に己の呪詛を発動させていたのだ。
ストーリーチャートで葉子が死ななかったことにすることが、あたかも秘術であるように案内人は誘導したが、これは実際に黒幕を倒さなかった場合の顛末を見せるためであった。
興家彰吾は、主導権を晴曼(プレイヤー)が持っている間も、呪詛行使を自分の意思で発動させていた。これは、「興家彰吾が何人殺したのか」はそう意味だったのだ。
蝶澤麻由が、晴曼(プレイヤー)の見聞きした情報を伝え聞くことができたのも、送り提灯の呪影に取り憑かれたいたため、呪影を通して聞こえたのだろう。
福永葉子
江戸時代の本所して、蘇りの秘術を奪おうとした蘆乃の遠い子孫にあたる。
生まれながら強い霊感を持っており、自身の能力を活かし、今の時代に術師としての力を示すことでお家復興を果たそうと、蘆乃が達成できなかった禁忌の蘇りの秘術を復活させようと考えた。
葉子は、禄命簿を見つけ出すと、大量の滓魂を一気に集めるために大規模な霊夜祭を本所七不思議の呪いを呼び起こす計画を立て、秘術で蘆乃を現世に蘇らせることを目論んでいた。
呪いは人々から認知され恐れられるほど効果を増すため、新石に禄命簿を預け、噂を広めさせることにした。
滓魂を集める役として、秘術に理解が深そうな犯罪者として根島にもコンタクトを取り、呪詛珠を得るように仕向けた。
またその過程で、今回の計画を無効化される危険のある陰の書の存在を知り、新石に渡した禄命簿にその存在について追記しておいた。
調査の末、吉見が晴曼の末裔であることを発見し、呪いで脅して陰の書の所在について口を割らせようとするものも、彼の強い意志により失敗。晴曼の末裔であるので、念のために呪殺した。
呪詛珠を集めるには呪主になる必要があるため、葉子自身も害が少なそうな置いてけ堀の呪詛珠を入手。
晴曼の末裔である彰吾も危険因子として、事前にコンタクトを取って近くに置き監視していたが、呪いが呼び起こされると同時に彰吾の中に晴曼の精神が目覚める仕掛けのことは知らず、現れた晴曼によって呪い殺され、彼女の計画は未然に阻止された。
命をひとつ蘇らせることができるとしたら、どうしたいですか?→必要ない、破棄する
これが本来の晴曼の意思であることを知った案内人は、選択肢になかったことを詫びる。
ここに辿りついたということは、解除の術は発動し、秘術も呪いを消え去った。
エンディング#6:もうひとつの結末
興家彰吾
午前1時
すべてを知った彰吾は、自分が葉子を殺したことを悟る。
そして、すべてを止めるには、今ここで葉子を殺すしかなかったことも理解する。
「俺たちは、出会ってしまった以上はこういう結末しかなかったのだろうか。もっと違う形で出会えていたら・・・
今夜はモスコミュールでも浴びるほど呑もう」
志岐間春恵と櫂利飛太
午前1時
「どうしたんだい、マダム?」
「夢を見ていたみたい。蘇りの秘術が本当になったっていう」
「残念ながら、そんなものはないよ」
「そうよね」
「ただ、そんな術はなくとも、誘拐事件の真相は必ず僕が突き止めよう。それというのも、なんと1年越しに重要な手がかりを見つけたからだ。誘拐現場の目撃情報だと言っていい」
「まあ」
津詰徹生と襟尾純
午前1時
「おいおいおいおい、救急隊から連絡があって来てみりゃ、なんだ、こいつは!」
「旧安田庭園での吉見の変死事件を調べていたら、区内の別の公園でまた変死体・・・これは関係があるんでしょうか」
「う~ん」
鑑識官「すみません。被害者の所持品にこんなものがありましたけど」
「なんだ、これ?ボス、被害者の女性が持っていたアドレス帳に吉見肇の連絡先と写真が入っていたようです」
「なんだと!」
「しかも、その吉見の写真ですが、バツ印とか怪しげな模様が書き込まれていて、心臓部分には釘のような穴が開いてました」
「なにぃ!」
「もしかして呪いとかの類でしょうか?」
「くそっ、やっぱりナカゴシ案件かよ」
「なんですか、ボス?」
「なんでもねえ。写真は証拠品として押収しておけ。俺はちょっと連絡してくる」
「わかりました」
逆崎約子と黒鈴ミヲ
午前1時
「やっぱり美智代ちゃんは事故みたいだよ」
「うまく問いかければ、もう少し情報が得られるかもね」
「さすがに蘇りの秘術はなさそうだけど、思ってたよりも事情に詳しい霊が来てくれた感じだね」
新石「なぜ、何も起きない!このままでは、契約が・・・なんてこった!
やはり、こんな禄命簿なんて信じるんじゃなかった!」
津詰とエリオは、利飛太と春恵の目の前で、誘拐事件について岩井を任意同行しようとしている。
津詰、エリオ、やっこ、ミヲの前で、美智代の霊に怯える並垣が自白している。
やっことミヲは、美智代の死の真相を知り、号泣している。
麻由は、エリオと利飛太から、吉見が葉子に殺されたことを聞かされるが、詳しい事情は津詰しか知らないようだ。
利飛太が、吉見の家系が原因だと気づいて、調査を任せてくれ、と言い出す。
霊感に目覚めた彰吾は、会長の行動が目に余るので忠告しにきた、と弓岡に告げる。
岩井から根島のことを聞いた津詰は、根島に会いに行く。
何か企んでいるのか、と聞かれた根島は、「人聞きの悪いことを、オレはただのしがない校務員、葦宮誠ですぜ。」と答える。
そして、葦宮に娘のことを尋ねられた津詰は、ぼちぼちだ、と答える。
FILE23をゲット!
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