今回の月舘の殺人はどうかな?
一行で推理していると、竜ヶ森がいないことに気づく。
竜ヶ森は、十蔵の死体があるジオラマ室で、プラネタリウムを付けて、Nゲージを走らせていた。
空海は、このジオラマが、十蔵が設定した幻夜の路線であることを教えられる。
十蔵の遺体が、木製のプラレールを握っていることに気づく一行。
十蔵は即死ではなく、犯人に刺されたあとまだ息があり、木製のプラレールを握って、犯人を示そうとしていたのだはないか?と考える一行。
犯人は、十蔵を刺したあと、わざわざ引きずってジオラマの上に乗せ、逆S字の書かれたカードを置いたのだ。
空海は、逆S字が、壁にかかっているSLやまぐち号の線路のSカーブの写真と同じものであることに気づく。
SLが旧客であることから、この写真が1985年の秋に撮影されたものであることが、一行にはわかった。
この日、中ノ郷は、この列車の写真を撮ろうとして、こことは撮影ポイントで場所取りをしていたが、三脚を捨てられたことを思い出す。
中ノ郷は、この写真の撮影場所は下り坂で汽車の煙が出ないので、普通は撮影場所に選ばれないはずだが、なぜか写っている汽車はきれいな煙が出ていることに気づき、十蔵が煙をムリヤリ出させていると言い出し、一行は十蔵の偉業に感銘を受ける。
中在家が、この撮影日に撮影ポイントで転落事故が起こり、男性が亡くなったため、十蔵が警察に事情を聞かれたことを思い出し、一行にそれを伝える。
そして、亡くなった男性には子供がいた、と教えてくれる。
犯人が言っていた「あいつ」は、この写真を撮影した十蔵だと気づく一行。
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