今回の月舘の殺人はどうかな?
6人の男性客の中から、結婚相手を選ばないといけないと思い込んでいる空海だが、彼らの態度はサイテーだった・・・
杉津はパンが大好物とのことで、食事で出されたパンを持ち帰ろうと、袋にパンパンに詰め込んでる。
竜ヶ森はイチゴタルトの皮が嫌いとのことで、イチゴタルトをグチャグチャに崩して中のイチゴだけほじくり返して食べている。
今福は記念に、とティースプーンを盗んでポケットに入れている。
沼尻は猫舌とのことで、食後のホットコーヒーに氷をぶち込んで飲んでいる。
中ノ郷はメニューをじっくり見ているわりに、頼むのは結局ジュースだ。
特に欠点のない日置を結婚相手に決めようした空海は、友人に相談するためケータイを掛けようとするが、圏外だった。
風邪気味の空海は、風邪薬を飲む。
食事が済むと、男性客はピアノバー車へ移動する。
風邪気味の空海は早めに寝ようと個室に向かうが、個室の手前がピアノバー車だったので、男性客に捕まってしまい、バーでみんなと雑談する羽目になってしまう。
空海は、ピアノバー車に置いてある本がミステリー本ばかりであることに気づく。
バーテンダーが、自分の趣味だ、と言うと、乗客たちは、最近起こっている首都圏連続殺人事件について雑談を始める。
首都圏連続殺人事件は、去年から起こっている無差別殺人事件で、昨日発見された人を含めて、被害者は5名。
中ノ郷が、2番目の被害者が『踏切番長』だというと、本名だからわからなかったが、男性客の間を含め鉄道マニアの中でかなりの有名人だった。
それを聞いた沼尻は、3番目の被害者が、使用済み通学定期券収集の第一人者だ、と話し、続いて、杉津も、最初の被害者が、車両配色百科を自費出版した人物だ、と話した。
男性客は、もしかして、被害者は「テツ(鉄道マニアというか鉄道オタク)」繋がりの連続殺人では?と言い出す。
連続殺人というからには、事件には何らかの共通点があるのでは?と、バーテンダーが言うと、日置が、警察は発表していないが、毎回死体のそばにカードが残されている、と教えてくれると、無線傍受をしている警察マニアの友人から同じことを聞いた、と杉津が、カードに書かれた模様を、コースターの裏に書いて皆に見せてくれる。
それは「S」を逆さにした「乙」みたいな模様だった。
みんなで、模様は何を意味しているのだろう、と推理しあっている、杉津がグラスをこかして、グラスの中身を沼尻にぶっかけてしまい、殴りあいに発展しそうになる。
みんなで二人をなだめるが、今度は、杉津が沼尻の時刻表に指が当たったところ、新品だったせいで紙で指を切り、もめごとが再燃してしまう・・・
そして、今福がジュースを飲んだところ、突然吐き始める・・・
毒入り!とみんなが驚いていると、中ノ森が持病の薬を間違えて今福のグラスの入れてしまったことが判明。
また、竜ヶ森がメジャーでそこらへんを測定中に、偶然メジャーが中ノ森の首に絡まり、首を絞めてしまう・・・
そして、今福がまたもや備品を盗もうとしていたので、みんなで取り押さえて盗品を出させると、出るわ出るわ・・・なぜかネジも盗んでいる。
今福がネジを外したせいで、ピアノバー車のドアが外れて空海の方に倒れてくる。
日置が手を引っ張ってくれたので、空海は無事だったが、逃げ遅れた杉津が下敷きになってしまう。
幸いケガのなかった杉津は激怒して、今福に向かっていく。
男性客が無茶苦茶過ぎて、空海は、日置となら結婚してもいいな、と内心思うが、日置は、自分は資格がない、と言い出す。
日置が自分の結婚相手候補ではなく、祖父が雇った自分のボディガードだった、と思い込んだ空海は落ち込んでしまう。
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