今日の428 ~封鎖された渋谷で~の体験版はどうかな?
加納 10:30 追う?追わない?
A:このまま泳がせるのはリスクが高すぎる。
追って捕まえるしかない!
B:いや、追跡はほかの捜査員に任せて、自分は別のことをやるべきだ。
外国人は細い路地に逃げ込み、入り組んだ路地を迷うことなく走り抜ける。
どうやら渋谷の町をよく把握しているようだ。
その時、カップルのような二人連れがゴミ捨て場の前にいるのが見えた。
よく見ると、女の子のほうはひとみだった。
「大沢ひとみを発見。20代の男と一緒です。無理やり連れられている模様」
あの若者も犯人グループのひとりなのだろうか。
「よし、外国人はこっちに任せろ。お前は大沢ひとみを追え」
「了解」
加納は急いで二人の後を追った。
女の子の足ではそうそう早く矢知れない。追いつける。
すると、逃げきれないと思ったのか、若者がようやく止まった。
若者はひとみを背中に隠し、加納をにらみつけてくる。
「とにかく彼女を放せ」
ひとみはおびえたように首を振った。
突然、脳天に衝撃が走った。ぐらりと視界が回転して、平衡感覚がおかしくなる。
ばさばさっと音がして、黒っぽいものが空中に浮かんでいるのが見えた。
カラス?
それを最後に加納の視界は真っ暗になった。
BAD END No.03 カラス……?
ヒント:犯人を追っていた加納は、途中ひとみと亜智に出くわす。そこで公論となり、ふいに頭に衝撃を受けて気を失ってしまった。亜智がこの場にやってきのは、ひとみを連れて一目散に逃げ出したからである。もし、亜智が交番にかけこんでいたら、また違った運命になっただろう。亜智の10:35の行動が鍵だ。
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