今日の428 ~封鎖された渋谷で~の体験版はどうかな?
亜智 10:30 女の子に近づく?
A:「あんなもの持たせたまま、女の子を待たせるんじゃねーよ」
亜智は代わりに持ってやろうかと思った。
B:「とりあえず、このゴミ捨てるか」
近くにゴミ箱がないか探した。
女の子は手が痛むのか時折片手に持ち替えたりしながらも、地面に置こうとはしない。それほど大事なものなのだろうか。
「俺があんただったら、待たせた野郎はぶん殴るね。持っててやるよ。重いんだろ?」
亜智がそういうと、女の子は目を丸くして見つめる。
亜智が乱暴にアタッシュケースに手を伸ばすと、周囲から一斉に数人の男がとびかかってきた。
「話は署で聞かせてもらう」
隣にぴったりと張り付いているスーツ姿の男が警察手帳を見せた。
TIPS:警察手帳
警察職員の身分を証明するもの。旧警察手帳は身分証明の他に、実際に記入可能な手帳としての機能があったが、現在はFBI捜査官が持つバッジケースのような身分証明と徽章のみのデザインとなっている。
パトカーの後部座席の押し込まれた亜智は、憮然としながら窓の外に目をやった。
すでに女の子はアタッシュケースは持っておらず、杖をついた男と話しているようだった。
数時間が経った。
延々と取り調べを受けた結果、無関係ということがわかり、迎えに来た父親の大介とともに帰ることになった。
息子が留置場に入るという不名誉な事件の後のわりに、大介はやけに上機嫌だった。
「いいニュースがあるんだ。お前も喜ぶぞ」
「なんか気持ちも悪いなぁ」
「ふふふ・・・」
そんな会話をしながら、二人は家路についた。
BAD END No.05 警察に逮捕される
ヒント:親切心でアタッシュケースを持ってあげようとしたのに、なぜか突然警察が現れ、何時間も拘束されてしまった。
彼女を心配するのはいいが、少しタイミングが悪かったようだ。
亜智の10:30の選択肢を選び直してみよう。
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