チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 今日のファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアはどうかな?


 ウルダハにいるデュラル・ザラルに話しかけて、取材を手伝うことになり、クエスト:新生祭と冒険者たちの戦い開始!
 不滅隊の大闘佐から話を聞く。
 歴戦の冒険者から話を聞く。
 疲れた様子の呪術士から話を聞く。
 鋼刃団の門衛から話を聞く。
 デュラル・ザラルに取材の感想を伝える。
 異邦の詩人の歌を聴く。
 クエストクリアして、オーケストリオン譜:Revolutions、マメット・シリナをゲット。
 アチーブメント:ありがとう5周年!をゲット!


 新生祭軍事演習へ。
 ソロで2時間ほどFATE回りまくって、手形100枚集めたよ。
 

 新生祭手形X50で、マンダヴィルイヤリングと交換!
 新生祭手形X50で、ホワイトレイヴンと交換!


 ファッションチェック:空の暴れん坊は、適当装備で70点でした。

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 今日の428 ~封鎖された渋谷で~の体験版はどうかな?


 亜智 10:00-11:00


 遠藤亜智は、父親の大介に一声かけて玄関へ向かった。
 玄関の脇の引き出しを開けると、大量のゴミ袋が入っており、適当に何枚かを取り出し、それをポケットに押し込むと、お気に入りのスニーカーを履いた。
 亜智の家は玄関から店内へとつながっている。
 狭い店内には電化製品がガラクタのように積まれていた。
 渋谷駅から109の脇を抜け、道玄坂を登っていくと見えてくる古びた商店街の外れで、遠藤電気店は何十年もこじんまりと店を構えてきた。
 家電の大型量販店が渋谷に進出してから、値段と品ぞろえでは太刀打ちできなくなった。それでも経営が成り立っているのは、こまめな出張修理を行うことで、地元の人たちに重宝がられてきたからだ。
 ところがここにきて将来の雲行きが怪しくなってきた。跡継ぎともいえる長男の亜智にまったく働く気がなかったからである。
 亜智は周囲をきょろきょろと見渡しながら、渋谷駅のほうにゆっくりと歩き出した。


 亜智は、道端に捨てられたペッドボトルを拾って、ゴミ袋に入れた。
 半年ほど前からこんな風に街のゴミ拾いを続けている。
 「すみません、いそいでいるので」と女性の声が聞こえてきた。
 亜智が声のしたほうを見ると、おとなしそうな女性がホスト風の男たちに捕まっている。どうやらキャバクラのスカウトのようだ。
 目の前の落ちているゴミとトラブルを亜智は拾わずにはいられない。
 「なあ、彼女、嫌がっているみたいだけど?」
 亜智は女性とホストの間に割って入った。
 「なんなの、お前?」
 ホストたちは面倒くさそうに亜智を見た。
 「彼女嫌がってんじゃん。かわいそうだから、他あたんなよ」
 「おい、兄ちゃん。ナメた口きくじゃん」
 「ちょっと静かなとこ行くか?」


 TIPS:静かなとこ


 場所のイメージを口にする人によって変わる。女性が「静かなところへ行きたい」と言えば、喫茶店や公園という感じだろう。ところが、チンピラ風の男が言えば、いきなり人通りのなり裏道になる。


 茶髪のホストが亜智をにらみつけた。
 スカウトされていた女性は、おろおろしている。
 「口の利き方なら謝るからさ」
 「それが謝る態度か?土下座だ、土下座」
 茶髪の男が、噛んでいたガムを道端に吐き捨てた。
 「おい、拾えよ、それ」
 「うっせえよ、いいから土下ざqwer」
 亜智の手が茶髪の顎をつかんでいた。
 「おい、てめえ!」
 もう一人のホストがあわててわめく。
 亜智は力強く茶髪の顎を握りしめた。
 茶髪は必死に抵抗しようとするが、亜智の手は締め付ける力をさらに増していく。
 「ガムってのは、道にこびりついて片付けるのがすげえ手間なんだよ。」
 「あんた、もしかして・・・そのシャツ、エコ吉!」
 ホストの顔がみるみると青ざめる。
 「すみません!亜智さん、スよね?俺ら全然気がつかなくって・・・勘弁してください!」
 ホストは素早く落ちているガムを拾うと、そのままズボンのホケットに突っ込んだ。
 ようやく亜智は茶髪の顎から手を離した。
 ホストたちはヘコヘコと亜智に詫びを入れ、逃げるように去っていった。
 「助かりました」
 絡まれたいた女性が、ニコリと笑顔を見せて礼を言った。


 TIPS:女性


 柿沼涼子(かきぬまりょうこ)。緑山学院大学法学部の2年生。
 バイト先の喫茶店に向かう途中でホスト風の男たちに捕まってしまった。
 ちなみにホストといえば携帯小説の主人公が恋におちる相手として定番だが、実際は定番どころか稀である。


 「たまにあんなものいるけど、渋谷のこと、嫌いにならねぇでくれよな」
 「はぁ・・・」
 亜智は女性に軽く手を振ると、また道玄坂を歩き出した。
 亜智にとって、渋谷は生まれ育った街だった。すべて自分の庭のように知り尽くしている。
 そんな愛着ある街だからこそ、ゴミや争いごとにまみれるのはガマンならなかった。


 亜智は坂を下りきると渋谷駅へと向かった。
 駅前の交差点では大勢の人たちが行きかっていて、一秒たりとも風景がじっとしていることがない。
 「俺はこの街の白血球になりてぇ・・・いや赤血球か?あれ、どっちだっけ?」
 体内に侵入してくる異物を攻撃して排除するのは白血球で、赤血球は酸素を体中に運ぶ役割を持っている。亜智がなりたいのは、白血球のほうだろう。
 考え込みながら歩いていると、渋谷駅のハチ公前にひと際目立つ女の子を見かけた。


 「モロタイプ」と亜智は心の中でつぶやいた。


 TIPS:モロ


 「諸に」から来ている副詞。直接に、まともに、完全になどの意味で用いられる。
 「モロタイプ」というのは「完全に自分の好みである」という意味。


 「待ち合わせの相手は男だろな」
 しゃがみこんでゴミ袋の口を結びながら、ばんやりと女の子を眺めてみると、妙なことに気付いた。
 女の子は会社員が持つようなアタッシュケースを持っている。アタッシュケースは見るからに重そうで、女の子は両手で必死に持っている。


 A:「あんなもの持たせたまま、女の子を待たせるんじゃねーよ」
 亜智は代わりに持ってやろうかと思った。


 B:「とりあえず、このゴミ捨てるか」
 近くにゴミ箱がないか探した。


 加納 10:30 不審な男


 「来たわよ!黒いコート、外国人!30代前半!」
 イヤホンから久瀬の興奮した声が飛び込んできた。
 ひとみから5メートルほど離れたあたりから、無表情な外国人が近づいてくる。
 外国人がアタッシュケースを受け取った。
 刑事たちが一斉に外国人との距離を詰める。
 ところが次の瞬間、思わぬ事態が起こった。アタッシュケースを抱えた外国人が突然向きを変え、加納たちに向かって走ってきたのである。


 keep out


 亜智 10:30 女の子に近づく?


 A:「あんなもの持たせたまま、女の子を待たせるんじゃねーよ」
 亜智は代わりに持ってやろうかと思った。


 B:「とりあえず、このゴミ捨てるか」
 近くにゴミ箱がないか探した。


 女の子に男が近づいてきた。黒い服を来た外国人で、何やら女の子と会話しており、女の子は小さくうなづいていた。
 女の子はアタッシュケースを外国人に手渡し、外国人はアタッシュケースを右手に持ち、足早に歩いていく。
 それをきっかけにするかのように、近くにいたホームレス風の男が亜智を突き飛ばして走り出した。
 その隣に並んで走るスーツ姿の若い男。(ここからjumpして加納 10:30を出現させる)
 (亜智編に戻る)あちこちから男たちが走り出してきた。


 TIPS:ホームレス風の男


 渋谷署の刑事である笹山裕二。張り込みの際には決まって妙な変装をしてくるので、コスプレ刑事の異名を持つ。加納慎也とコンビを組み、誘拐事件の捜査にあたっている。


 すぐに男たちは人ごみにまぎれてしまった。
 あれだけの人数でおいかければ、すぐに外国人は捕まってしまうだろう。
 そうだ、あの女の子は?


 亜智が振り返ると女の子はまだその場にいた。


 A:なにやら物騒な雰囲気がする。
 話しかけて事情で聞いてみよう。


 B:どうせ映画かドラマのロケだろう。気にすることはない。

 
 加納 10:30


 加納と笹山が転がるように駆けだす。
 ところが次の瞬間、思わぬ事態が起こった。アタッシュケースを抱えた外国人が突然向きを変え、加納たちに向かって走ってきたのである。
 外国人はためらくことなく赤信号中の交差点に飛び込んでいった。
 同じように交差点に突入したのは加納だけだった。
 怒声とクラクションを背中に浴びながら、加納は外国人に迫っていく。
 「待って、加納!確保しちゃだめ!」
 イヤホンから久瀬の声が響いた。
 「しばらく泳がせて!本ボシは別にいるわ!」


 TIPS:本ボシ


 事件の犯人のことを「ホシ」といい、中でも主犯格の人物のことを「本ボシ」という。読み方は「ほんぼし」。


 「捕捉班。外国人の尾行を続行。鑑識班は写真の照合、急いで!」


 TIPS:捕捉班


 犯人の捕捉を専従にする班。誘拐事件など現在進行の事件の場合、捜査陣は役割を細かく分担し、事態の推移に合わせた行動が求められる。突入や犯人確保などは、警視庁捜査一課の生え抜き捜査員が担当するのが一般的らしい。


 TIPS:鑑識班


 警視庁から派遣された鑑識課員などで構成されている班。指紋の採取や照合、被疑者写真の分析などの鑑識作業を担当する。


 デカの心得・その12 常に最悪の状況を想定して行動せよ


 久瀬が犯人を泳がせろと言えるのは、捜査陣の配置に自信があるからなのだろう。
 しかし、もし犯人が捜査網を突破して身代金を入手する方法を用意していたら・・・


 A:このまま泳がせるのはリスクが高すぎる。
 追って捕まえるしかない!


 B:いや、追跡はほかの捜査員に任せて、自分は別のことをやるべきだ。


 後続の刑事に外国人が逃げた方向を伝え、加納は追跡を打ち切った。
 とりあえず、自分の持ち場へと加納はスクランブル交差点に戻った。
 ひとみは相変わらず引き渡し場所に立ち、心配そうに外国人が逃げた方向を見つめていた。
 加納は小走りに大沢ひとみに駆け寄った。
 その時、男の叫び声とともに背後から不意の攻撃を食らった。
 突拍子もない出来事に、加納は反射的にキレた。
 あちこちから迷惑そうな目が加納たちに注がれている。
 まずい、と加納は思い若者から離れ、すぐにひとみに目をやった。
 いない・・・
 久瀬の乗る指揮車両も姿を消している。現場はすでに次の場所へと移行したのだ。
 完全に事件の捜査から取り残されてしまった。
 無線も通じない。若者との喧嘩に夢中で、周波数の変更を聞きそびれたのだ。
 周りを見渡すが、もう若者の姿は見つからなかった。
 アタッシュケースも、ひとみも、若者も、みんな見失ってしまった・・・
 加納は立ち尽くしていた。今、頭の中は・・・辞表の書き出しを何にするかでいっぱいだった。


 BAD END No.02 犯人を見失う


 ヒント:ひとみに駆け寄ろうとした加納は、亜智ともみ合いになり、ひとみの姿を見失ってしまった。加納が犯人を追っていたら、こんなことにはならなかっただろう。タイムチャートで加納の10:30に戻って、選択肢を選び直してみよう。

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 葵は探索中に物資の大半を破損させていまい、被告人席に立たされている。
 葵はリジェクターに襲われて、やむなく戦闘になり、物資を破損させてしまった、と話す。
 裁判官の鯖江直希、検事の城ヶ根魔耶、弁護人の鳴瀬博貴の3人との裁判中だが、リジェクターが現れたので、バトルになってしまう。


 大ボヤトカゲとバトル!


 裁判が再開され、葵は無罪となった。
 今回の裁判は、特殊状況下のため通常の法が適用できないため、判例で指針を示す必要に迫られ判例作りの裁判だったのだ。
 魔耶は、直希がそう判断するだろうと予想していたが、博貴はまったく気づいてはいなかった。
 魔耶は裁判で負けたが判例が作れたと満足し、博貴は裁判に勝ったが法律家としては負けたと落ち込む。


 捜索願X15で、鯖江直希★3と交換!
 捜索願X15で、鳴瀬博貴★4を交換!


 ピックアップガチャで、フライデー★4、六路木奏★4、成宮鈴音★5、弦木華林★5をゲット!

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 428 ~封鎖された渋谷で~の体験版のプレイ開始!


 ワゴン車の後部座席に押し込められた背広の男性が、穴のあいた袋を頭から被せられ、手は縛られた状態にありながら、ドアを蹴りながら必死で助けを求めるメールを打っている。
 車内の様子がおかしいことに気付いた通行人の女性が、車を覗き込んだ瞬間、車は爆発する・・・


 加納 10:00-11:00


 午前9時28分、渋谷のスクランブル交差点で、渋谷署刑事課強行犯係に配属されて2年目の加納慎也は、大勢の刑事と張り込みをしている。
 ハチ公の前に立っている、アタッシュケースを持った大沢ひとみ(19歳)を見つめる加納。
 ひとみの持つアタッシュケースには、現金5000万円が入っており、それは、昨日何者かに誘拐されたひとみの双子の姉のマリアに対する身代金だった。
 犯人は、昨晩、ひとみを名指してハチ公前に立たせるよう、電話で指示していた。


 「時計の見過ぎだ」とホームレスに小声で言われる加納。
 ホームレスは、渋谷署刑事課の笹山裕二巡査長で、加納の5歳上の先輩だった。
 いつも笹山は、張り込みの現場では必要以上に力を入れた変装で現れており、署内では変装マニアなのでは?と噂されている。


 TIPS:渋谷署


 正式な名称は、渋谷中央署。
 32の町、約20慢人の安全を守っている。


 「小銭貸してくれよぉ」
 突然、笹山が加納にすがりついてきた。


 TIPS:所轄


 特定の地域を管轄すること。警察機関では各地に設置された警察署のことを指す。所轄の警察署と、東京の警察組織の頂点である警視庁とでは権限に大きな違いがあるが、多くの警察官が人事により警視庁と所轄を行き来しているため、ドラマのような露骨な対立は少ないと言われている。


 所轄の刑事である加納たちは、引き渡し現場のハチ公像前から少し離れた場所に配置されており、ハチ公像の周辺は本庁特殊犯捜査一係選り抜きの捜査員によって固められていた。
 加納たちの役割は、あくまでも犯人が逃走した場合に備えてのバックアップなのだ。


 TIPS:ハチ公像


 1934年に建てられた犬の銅像。渋谷駅前の待ち合わせ場所としてあまりにも有名。ハチ公像前の初代5000圭の展示車両(通称青ガエル)や、西口のモヤイ像も、待ち合わせ場所としてよく利用されている。


 TIPS:本庁


 警視庁のこと。都内101か所の警察署を管轄する東京の警察本部。単に東京の警察というだけではなく、首都の治安維持という目的のために様々な任務や権限を有する日本最大の警察組織である。
 隠語で「母屋」ともいわれ、対して所轄の警察署は「はなれ」と呼ばれる。


 「指定時間だ。各捜査員は周囲を警戒、不審な人物に注意しろ」
 イヤホンから飛び込んできたのは、本庁の管理官である久瀬宏二の声だ。
 去年までは渋谷署刑事課の課長で、加納たちの上司だった人物である。


 TIPS:管理官


 凶悪犯罪が発生した際、捜査の指揮にあたる役職。捜査本部が設置される場合は陣頭指揮をとる。
 テレビドラマなどでは、警視庁からやってきた若い超エリート管理官が登場することもあるが、実際には犯罪捜査に秀でたベテランがつく場合が多い。


 「まだ余裕の声だな、久瀬さん。」と笹山が言うと加納は苦笑した。
 指定の時間を過ぎたが、それらしき人物はやってこない。


 初動捜査による捜査本部の見解は、犯人は複数犯の可能性が高いが、営利誘拐のプロによる犯行ではない。怨恨の線は薄いが、被害者家族とはなんらかの面識あり、というものだった。
 その結果、現場にやってきた人物は、即座に確保することになった。
 身代金を入手した上で逃走されると、人質の安否が危ぶまれると判断したからである。


 「来た!来たわよ!」
 ドスの利いたオネエ言葉の主は久瀬である。
 「20代の男!バンダナ、オレンジのトレーナーよ!」
 久瀬は普段は冷静で無口なのだが、緊張するとついオネエ言葉になってしまう。
 久しぶりに聞く久瀬の本気の声に、加納と笹山の気持ちは引き締まった。


 TIPS:オネエ言葉


 身体は男性でも心は女性な人たちが使う言葉。
 といっても、一般的な女性の話し言葉とはまた異なり、一種独特の雰囲気がある。コマーシャルなどで突然耳にすると思わず聞き入ってしまう。


 近づいてきたのは、20代前半の男で、何気ない態度でひとみに話しかけてきた。
 「各捜査員、確保の用意よ」
 久瀬は交差点から少し離れた指揮車両におり、現場の様子は撮影班から送られてくる映像でチェックしていた。


 若い男は盛んにひとみに話しかけている。


 A:間違いない、犯人だ!
 加納は一歩踏み出した。


 B:まだ状況がよくわからない。
 ここは慎重に様子を見よう。


 「待て待て、あせるな」と笹山に引き戻される加納。
 よく見ると、ひとみが無視し続けたため、若い男はつまらなさそうにその場を離れた。
 「ナンパってとこだろ。かわいいからな」と笹山が言った。
 たしかに、ひとみは可愛い部類にはいる。


 TIPS:ナンパ


 道端などで男性が女性に声をかけること。成功させるにはコツが必要。容姿も重要。
 声をかけては物を売ったりお酒を飲む店に連れ込むのは、ナンパではなくキャッチセールスである。
 ナンパに見せかけたキャッチセールスもあり、区別が難しい。


 「しかし、うちのミーちゃんほどじゃない」
 笹山は先月結婚したばかりの新婚で、ミーちゃんとは奥さんの名前である。
 「加納、結婚はいいぞぉ。お前はさっさと独身なんてやめちまえ」
 「笹山さん、まじめにやりましょう。」
 笹山とコンビを組んでから、「まじめにやりましょう」が口癖になった気がする。
 笹山は加納の胸元に手を入れてきて、「待ち受けを見せろ」と言いながら、携帯電話と取り出した。
 待ち受け画面を見るなり、笹山は呆れた顔をした。
 「長濱まさみじゃねえか」


 TIPS:長濱まさみ


 ながはままさみ。国民的人気タレント。国民的朝の連続ドラマや国民的大河ドラマのヒロインを務め、歌えば国民的ヒットを連発し、おまけに年末の国民的歌番組の司会もする。とにかくすべてが国民的。


 加納は観念して紹介することにした。
 「それが僕の彼女です。名前は留美っていって・・・」
 「お前気持ちわりーな。長濱まさみを彼女って」
 「確かに留美はちょっと長濱まさみに似ていて・・・」
 「お前、馬鹿にしてんのか?」
 正直に話したのに、笹山はまったく信用しようとしない。
 「じゃあ結婚してみせろよ」
 できるものなら、加納もすぐに結婚したかったが、乗り越えなければならない事情があった。
 「もういい。おふざけは終わりだ。捜査に集中しろ」と笹山はそう言って、ひとみに視線を戻した。


 若い男が接触してきてから数分が過ぎた。
 ひとみがつらそうな顔をしている。
 1万円札が5000枚で重さが約6キロ。加えてアタッシュケースの重さも加わっている。


 この誘拐事件が発生したのは、昨日の午後7時のことだった。
 「警視庁より通信指令。渋谷署管内で略取事件らしき所在不明事案の発生。現場は緑山学院大学付近のレストランLLダイナー。被害者は同大学の学生の大沢マリア、19歳。レストラン近辺で男ひとりにより、無理やり車で連れ去れらた模様。付近巡回中の各員は、現場に急行せよ。」


 TIPS:略取事件


 法律的には、誘惑などの間接的な手段で第三者の支配下に置くことを「誘拐」とし、暴行や脅迫などの強制的な手段で行われた場合は「略取」とされる。両者を合わせて「拐取」と呼ぶこともある。


 窃盗事件の捜査で神宮前5丁目にいた加納と笹山も現場に向かった。
 加納たちがLLダイナーに到着したのが午後7時15分だった。
 ほぼ同時にやってきて所轄の捜査員たちよって、現場保存のために店舗及び周辺道路への立ち入りが規制された。
 店内に入ると通報者である女性が加納たちを出迎えた。それは被害者の双子の妹のひとみだった。
 「今日、姉と一緒にパーティに出席することになっていたんです。でも時間を間違えていたようで、私だけ1時間ほど遅刻して、7時ちょうどに会場に着きました。」
 留学生との交流が趣旨のパーティに誘拐されたマリアはひとりで出席していた。
 会場に遅れてやってきたひとみは、車に押し込まれるマリアを、レストランの窓から目撃したという。車は国産の青いワゴン車だったらしい。
 「犯人の姿は見ました?」
 「中年の男の人でした。」
 「私も見ました。ひとみさんの言う通りです。」と、もう一人の目撃者のリーランド・パーマーが言った。ひとみとマリアが通っている大学の講師だ。日本に来て日が浅いようで、日本語がたどたどしい。
 ひとみは、犯人がマリアを後部座席に押し込んだあと、運転席に乗り込んだの見たので、犯人は一人だと思われた。
 ひとみとリーランドは犯人の顔までは見ていなかった。
 二人から聞き出せたのは、中年男性に単独犯の可能性あり、という情報までだった。
 そこへ先輩刑事の梶原義男から、「捜査本部が立った。現場の状況を確認次第するに署に戻れ」と携帯電話に連絡が入った。


 110番通報から捜査本部立ち上げまでの所要時間はだいたい30分ほどだ。
 加納と笹山が署に戻ると、本当からやってきた久瀬によって、被害者宅に潜入する対策班が編成されていた。


 TIPS:捜査本部


 約150人の大所帯で、渋谷署内の会議室に設けられている。主戦力は本庁の捜査一課の第一特殊犯罪捜査係。その他、捜査一課の他係、機動捜査隊、所轄の刑事課、隣接する警察署からも捜査員が招集されている。


 TIPS:対策班


 身代金目的の略取誘拐事件では、被害者家族に協力なしでは解決が難しく、逆に家族が犯人逮捕の障害になることもある。そのため、被害者宅には常駐する対策班が編成され、訓練された捜査員による説得や誘導が行われる。


 加納は刑事のひとりを捕まえて、手短に状況を確認した。
 事件は制から1時間後、被害者宅に犯人から脅迫電話が入った。
 「明日、朝10時、渋谷ハチ公前。5000万円を次女のひとみに持たせろ。いう通りにしなければ、人質の命はない。」
 特殊な訓練を受けている刑事たちに加えて、所轄からは梶原が対策班に加えられた。
 刑事たちは宅配便や引っ越し業者に変装して被害者宅に潜入する。
 この時点で午後8時30分。
 対策班は、逆探知の準備をし、犯人からの二度目の電話を待つ。
 しかし、その後犯人から電話はなかった。


 TIPS:逆探知


 かかってきた電話の発信源を特定すること。警察が単独で行うことができず、正式な手続きを経たうえで、電話会社などの協同して行わなければならない。以前は逆探知に時間がかかったが、現在ではかかってきた瞬間に特定されることがほとんどだという。


 約束の時間から20分が過ぎていたが、犯人からの接触はない。
 「なんで犯人はこの場所を選んだんでしょう?」
 「人ごみにまぎれて身代金を奪うしかねえだろ?」と笹山はぶっきらぼうに答えた。
 ひとみを中心とした半径50メートル以内に、50人の刑事が配置されている。身代金を奪って逃げきるためには、犯人側もかなりのリスクを背負わなければならない。
 加納は、ポケットから「デカ魂メモ」を取り出した。


 デカの心得・その89
 意味がなさそうなものほど、必ず意味がある


 このメモ帳には渋谷署の警部補である建野京三の名言が書き留められいた。
 建野は加納にとって目標ともいえる存在で、今回の捜査ではひとみの護衛を担当している。身代金受け渡し役が役目を終えた後、身柄を保護するポジションだ。
 もちろん、ひとみにはそんな護衛が付いていることは知らされていない。


 加納が建野のすごさを目の当たりにしたのは、3年前の金融会社籠城事件だった。
 オフィスに立てこもった犯人は、ガソリンをまき散らして火を放とうとしていた。
 誰もが手をこまねいている中、建野は迷うことなく自らガソリンをかぶり、ビルの中へ入り、犯人を説得して確保したのだ。
 あの時の建野の行動は、今も鮮烈に目に焼き付いている。


 「建野さんが、どんだけすごい刑事でも、世間は誰もあの人の名前を知らないんだよな」と笹山がぽつりと言った。
 「刑事の名前が世に出るのって、不祥事の時か殉職の時くらいだろ。カリスマシェフとかカリスマ美容師がいるのに、カリスマ刑事がいてもいいじゃねえか」


 本部設置のための機材搬入、捜査車両の準備、おまけに資料のコピーと雑務に追われ加納はほとんど眠れず、食事もとっていなかった。


 TIPS:本部設置


 捜査本部は、所轄警察署の講堂などの広い部屋に設置される。本庁と所轄の捜査員が集まり、通信機材や捜査資料などが運び込まれる。そのため、すぐに新聞記者などに気付かれる可能性が高く、誘拐事件などでは人質の安全を考慮して報道協定が結ばれる。


 「来たわよ!」
 イヤホンから久瀬の興奮した声が飛び込んできた。
 「20代の男!赤い袖なしジャンパー!ゴミ袋を持っているわ!」
 ひとみから5メートルほど離れたあたりから、目つきの悪い若者が近づいてくる。
 身代金を奪うのにチンピラのような若者を使うのは可能性としてあり得る。
 若者が強引にアタッシュケースを奪おうとした。
 犯人だ!刑事たちが一斉に若者にとびかかる。
 若者は、あっさりと地面に押さえつけられた。
 「確保しました!」
 「待って!外国人が来た!身代金を奪ったわ!」
 振り返った途端、視線の端に外国人の男が走り去っていくのが見えた。手にはあのアタッシュケースを持っている。
 刑事たちがばらばらと立ち上がって外国人の後を追う。
 気付けば出遅れて、若者とその場に残されていた。
 加納は、残っていた刑事と一緒に若者を渋谷署に連行した。


 「何回言わせるんだよ。」
 取調室で遠藤亜智と名乗った若者は、一貫して事件には無関係であることを主張した。
 「なぜアタッシュケースを奪おうとした?」
 「荷物が重そうだったから、持ってやろうとしただけだって。あの子、荷物を下に置かなかったろ?すごく大事なもんが入っていると思ったんだよ」


 デカの心得・その25
 取り調べでは言葉尻を捕まえろ


 「大事なものって、何だと思ったんだ?」
 「そんなもん、わかるかえねえだろ」
 代り映えのしない質問と答えは延々と繰り返し、もう1時間近くが経とうとしていた。
 加納が取調室に詰めている間に、現場のほうでは事件の進展があったようだったが、マリアの無事は確認されていない。


 デカの心得・その54
 急がば回れ


 「お前の役目は捜査のかく乱だったんだろ?」
 「なんだ、それ」
 亜智はすっとぼけた顔をしている。


 デカの心得・その55
 取り調べにはやっぱりカツ丼


 TIPS:カツ丼


 どんぶりに盛ったごはんの上に卵とじしたトンカツを載せた日本料理。
 卵でとじるかわりにウスターソースをかけた「ソースカツ丼」、味噌で煮込んだトンカツを載せる「味噌カツ丼」などのバリエーションがある。
 本来、警察官が取り調べ中の被疑者に食事を提供することはない。「メシで釣った」とみなされかねないので、やってはいけないことになっている。


 「食うか、カツ丼?」
 亜智は黙ってうなづいた。


 何も食べていなかったかのように、亜智はカツ丼をかきこんだ。
 「さあ全部吐け、犯人の目的は?」
 亜智は首をかしげる。


 「デカの心得・その115 ライトを効果的に使え」
 取調室にはどこか虚ろな声が響いていた。
 取り調べを始めてかれこれ5時間。まったく進展がなかった。
 亜智の瞼が閉じていく。
 「デカの心得・その117 眠くなった時を狙え」
 加納の目が輝いた。
 「お前も犯人グループのひとりだな?」
 亜智の首が、がくんと大きく前に折れた。
 「久瀬さん、やりました!さっきの若者がついに犯行を認めました!!!」
 「何言っているんだ。こっちはこれから黒幕を確保するところだ。お前は本部で待機してろ」


 事件が結末を迎えると、加納は辞表を提出した。
 俺は間違っていたんだろうか。自問自答しながらデカ魂メモをデスクにおいて渋谷署を後にした。


 BAD END No.01 さらば渋谷署 


 ヒント:亜智の物語を10:30まで読み進め、亜智がひとみに近づかないよう選択肢を選んでみよう。そうすれば、加納が亜智を逮捕することはなくなり、その後の運命も変わるだろう。

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 今日のひぐらしのなく頃に粋はどうかな?


 祟り殺し編 #4 寝坊の朝


 翌朝、圭一が目を覚ますと10時を過ぎていた。完全に遅刻だ。
 自室を出て、階下に降りたが、両親の姿はなかった。
 たぶん、朝母親に起こされたが、二度寝してしまった。両親は圭一が登校したものと思い、出かけてしまったのだろう。
 圭一は学校へむかったが、最短距離で行く気にはなれず、一人で考える時間が欲しい、と思いながら、学校と反対側へ歩き出した。
 レナに連れられた何度か来たことがあるダム現場に圭一はたどり着いた。
 すると、圭一の後ろから自転車のベルが聞こえてきた。
 富竹で、神社への道を尋ねてきた。
 圭一は、口で説明するのが難しいから、と言って、富竹を連れていくことにした。


 道中、富竹は雛見沢の自然が貴重で、珍しい野鳥の宝庫であるかを延々に説明してくれた。
 富竹の後をついて神社の階段を上り、境内に入ると、女性が待っていた。
 富竹が、村の診療所に勤めている鷹野三四さんだよ、と紹介してくれた。
 鷹野もカメラを持っていたので、圭一は、二人は写真仲間?と尋ねると、鷹野は、「ジロウさんは素人の自分を手ほどきしてくれている」と答える。
 鷹野が、明後日は綿流しだ、と言うと、富竹は、明日の設営シーンからレンズに納めるつもりだ、と言った。
 圭一が、雛見沢の守り神オヤシロさまに感謝するため、古い布団を積み重ねて供養するお祭りでしたっけ?と話すと、鷹野はうなずきながら、「二度あることは三度ある。そして、もう四度あったのよ?五度めがないと言える方が何の根拠もない。」と言い出す。
 それを聞いた圭一は、綿流しのお祭りの日に、オヤシロさまの祟りと呼ばれる怪死が必ず起こり、鬼隠しと呼ばれる失踪が必ず起こることを思い出した。
 ダム工事の監督、賛成派の沙都子の両親、その叔母を殺したオヤシロさま。
 悟史は鬼隠しの被害者で、連続怪死事件の中では、北条の姓を持つものの占める割合が圧倒的だ。
 北条家は村人でありながら、ダムに賛成したという意味で、オヤシロさまは特に強く罰したということなのだろうか?
 圭一が、「沙都子の両親、叔母が祟り殺されたから、今度は叔父の番かな?叔父は一度は村を捨てて町へ逃げた人間だ。オヤシロさまは確か、村を捨てて逃げ出そうとするのは許さないはず。」と言い出すと、鷹野は、叔父が死ぬか消えるかする可能性は否めない、とクスクスと笑いながら答えた。
 笑いながらする話じゃない、と富竹が言うと、鷹野は、オヤシロさまの祟りは自分のライフワークだ、と言った。
 鷹野が突然、サンタクロースの正体は?と尋ねてきた。
 圭一が答えに詰まっていると、鷹野は、パパだ、と言った。
 それを聞いた圭一は、「ここは人間しかいない世界だから、人間の世で起こることはすべて人間の都合で人間が起こす」と言った。
 鷹野は、「人間の世で起こることはすべて人間の都合で人間が起こすなら、オヤシロさまは?」と再度圭一に尋ねた。
 圭一が答えられずにいると、富竹が、「鷹野さんはオヤシロ様の祟りをめぐる一連の連続怪死事件を、雛見沢の村人が何かの儀式に基づいて行っている人為的殺人事件でないかとみている」と言った。
 鷹野は、「民俗学的見地で解明したいので、雛見沢村が鬼ヶ淵村と呼ばれていた古代にまで遡らなければならない。鬼と血を交わらせたと信じる半人半鬼の仙人たちが・・・」としゃべりだそうとしたら、富竹が、いきなりそんな話をしても面くらうだけだ、と言って止める。
 しかし、圭一は続きが知りたくて、「犯人は誰だと思います?」と鷹野に尋ねる。
 鷹野は、「教える前に3つの誓いを守ってもらう。私が何を教えても、後悔しない。口外しない。私が言ったなんて絶対に言わない。」と答えたので、圭一はうなずいた。


 祟り殺し編 #5 お昼の登校


 圭一が学校についたのは、昼食が終わったくらいの時間だった。
 校庭で、女子生徒に沙都子のことを聞くと、今日も休みだったが、電話があったと先生が言ってた、と教えてくれる。
 先生は、風邪、と言っていたとのこと。


 教室に入ると、沙都子以外の部活メンバーが迎えてくれた。
 圭一が沙都子のことを尋ねると、レナが、風邪がぶり返したからまた休む、長引くかもしれない、と電話があった、と教えてくれる。
 お弁当を広げて食べようとしたら、知恵先生が教室にやってきて、魅音と圭一に、食事がすんだら職員室へ来るように、と告げたが、二人はそのまま職員室へ向かうことにする。
 しかし、その前に、沙都子のことについて見解を統一することにした。
 圭一は、沙都子があんなに頑張ろうとする理由を知っている、と話し出した。


 昔の沙都子はつらいことがあると兄の背中に隠れていたが、そのせいで兄が逃げたと思っている。だから、つらいことを自分一人で我慢すれは兄が帰ってくると思い込んでいるが、それは現実ではまったく無関係だ。
 沙都子は、誰の助けも喜ばない。それを尊重してやるのが正しいのだろうか?
 沙都子に恨まれることになろうが、沙都子の意志に拘らず助けるべき時があると思う。それが今じゃないかと思っている。


 圭一は、昨日沙都子の家に行き、見たこと感じたことをみんなに話すと、梨花は、「ここにいる誰よりも沙都子のことを考えている圭一にすべてを任す」と言った。
 最終的には魅音もレナをうなづいた。


 圭一と魅音が職員室に行くと、校長は研修会で不在で、知恵先生しかいなかった。
 知恵先生は、おかしな噂が流れている沙都子について知っていることを教えてほしい、と言った。
 圭一は、自分が話をする前に、まずは先生は噂が本当ならどうするつもりなのかを尋ねた。
 「まずは状況を確認するために家庭訪問」と知恵先生が答えると、圭一は、「叔父に怒鳴られて追い返させるかも」と言った。
 知恵先生は、「叔父と沙都子に会えたなら真意を聞いて、その事実が確認できたら、興宮の生活相談所に通報します。相談所の職員は必要に応じて警察官を同行させることができるので、恫喝には屈しません。」と言った。
 そして、知恵先生は電話をかけて、緊急で連絡したいことがあるから、と言って研修中の校長の呼び出そうとする。
 圭一は、噂は本当で、昨日実際に沙都子の家に行ってどうなっているのかを見た、と言った。
 知恵先生は、自分が何とかするからあとはまかせてほしい、と話していると、校長から折り返し電話がかかってきた。
 知恵先生と校長に向かって、圭一は、「今すぐ何とかしろ!様子見なんてことになったら、ただじゃ済まさないからな」と怒鳴りつけると、知恵先生は、魅音に圭一をつれて教室に戻るように言った。


 祟り殺し編 #6 魅音への・・・お願い


 昼休みの後、午後の授業はほとんど自習だった。
 たまに知恵先生は教室に戻ってきたが、すぐに職員室の電話が鳴り、長々と話をしていた。


 学校から帰ろうとする魅音に、圭一は、「お前のうちに寄ってもいいか?漫画を少しまとめ借りしたいんだけど。」と声を掛けると、圭一の真意に気付いたらしい魅音は了承してくれた。
 二人きりで話したいことがある。そういうことだ。


 魅音の家は広大だった。
 家自体はどことなく古臭い合掌造りだが、敷地の規模がとにかくでかい。
 魅音は客間の圭一を通すと、お手伝いさんにお茶を持って来させた。
 お手伝いがいることに驚く圭一に、魅音は、自分と祖母だけしか住んでいないから、自分だけじゃやっていけないので、と説明する。
 お手伝いさんは、5時になりましたので失礼します、といって帰っていった。
 お手伝いさんは、週に2,3回夕方まで、魅音の祖母の世話とか掃除の手伝いに来てくれており、3,4人がローテーションで入っているので、毎日誰かがいるとのこと。宴会などの人出が欲しいときは別途に呼んでいるとのこと。
 魅音は、「先に言っとくけど、家はお金持ちかもしれないけど、自分が自由にできるお金はまったくない」と告げた。
 圭一は、「魅音にかなり本気な話がある。仮に本当だったとしても、魅音はそれを認めてくれなくてもいい。だけど、最後まで俺の話は聞いてほしい。鬼ヶ淵村御三家筆頭家の次期頭首の園崎魅音に話がある。」と言い出すと、魅音は、圭一が大きな勘違いをしていて、話を聞いても何もかなえてあげられないから聞きたくないが、話すことで圭一の肩が少しでも軽くなるなら聞くよ、と答えた。


 オヤシロさまの祟りは正体不明で、なぜ起こるのかも不明。ここには解決しながらも、全体で見れは不可解な連続怪死、連続失踪事件。唯一共通することは、必ず村の仇敵が標的に選ばれる。
 あさっては綿流しだが、今年の祟りの犠牲者はもう決まっているのか?
 もしも今年の祟りのが沙都子の叔父じゃなかったなら、沙都子の叔父に変えてくれ。
 あいつは去年の祟りで叔母が死んだあと、沙都子を放り出して町に逃げていた。今年の祟りに選んでも不足はないはず。


 圭一がそう話すと、魅音は、「今年の祟りがあいつが死んでもたぶんみんな納得するね。雛見沢連続怪死事件、通称オヤシロさまの祟りは、園崎家が主導で御三家が起こしている村ぐるみの事件?」と静かに言った。
 圭一は、もしも祟りを決めている連中に渡りが付くなら、沙都子の叔父を祟りに選ぶように言ってほしいだけだ、と頼む。
 魅音は、「圭ちゃんは大きな勘違いをしている。オヤシロさまの祟りは、オヤシロさまの祟り。たとえ人間の起こした事件であったにせよ、それは園崎家とは、ましてや私とは何の関係もないよ。圭ちゃんの訴えは、私がかなえてあげたくても、かなえてあげられない。もしも私が御三家を操って毎年の犠牲者を選べる立場にあったなら、きっと圭ちゃん願いをかなえているよ。でも現実は違う。確かに園崎家はいろいろな意味で悪い噂を持って雛見沢を陰から支配している一族だけれども、連続怪死事件とは何の関係もない。ダム闘争では確かに少々過激な抵抗もしてけれど、それだけ。人殺しなんて大それたこと、絶対にやらないよ。無情にも沙都子の叔父はあさっての夜も超える。それを覚悟してね。圭ちゃんにそんな話を吹き込んだには三四さんかな。本人がひとりで楽しんでいる分にはいいけど、圭ちゃんを感化するのはいただけないな。そもそも今年も祟りがあるかどうかなんてわからないよ。」と言った。


 圭一は、不愉快な話をした、と謝って園崎家を後にした。


 TIPS:緊急


 昭和58年6月18日 北条沙都子に関する家庭問題について(緊急)
 標記の件につき、北条沙都子を緊急に保護すべきであると進言します。
 1家庭状況 先日雛見沢に戻った養父との生活上の問題は深刻で、相談所による火急の対応が必須だと考えられます。
 2興宮生活相談所の対応 昨日23日に担当職員が派遣されましたが、52年度のケースにより、身長策から継続指導の形をなりました。残念ながら相談所長は正しく状況を把握しているとは言えません。
 3当該児の状況 所見より、過去の事例とも照会しても問題を抱えている可能性が非常に高いと思われます。このまま放置することは、より深刻な状況を招く危険性があります。
 4鹿骨市役所生活指導部への申し立て 以上から北条沙都子への対応を緊急に行うべきであると進言します。緊急に関係各機関への調整を求めるものであります。


 TIPS:エ2-6第44号


 福児庶え2-3第44号
 昭和52年3月17日
 児童名:北条沙都子
 鹿骨市雛見沢在住
 (1)相談の経路
 本児より鹿骨市興宮の生活相談所に電話相談あり。
 (2)状況
 本児より、養父との生活に問題をきたしているという訴え。
 (3)家族構成
 養父、実母、兄、本児
 *養父と実母は昭和51年に入籍。本児は離婚した前夫との子。
 (4)興宮相談所の対応
 本日電話相談が入り、同日学校に電話で、本児の状況聞き取り。
 即時、担当職員が本児宅を訪問し、面談を行った。
 養父は真摯に指導を受け入れ、以後、生活相談所主催の講習会を受講することに同意した。
 助言指導とし、経過を観察することとする。
 (5)その他
 鹿骨市教育相談所で本児に対し数度のカウンセリングの結果、本児の養父への過度の不信、コミュニケーション不足が原因である可能性が高いことがわかった。
 当初訴えのあったような問題は実際には発生しておらず、本児が養父を遠ざけるため、虚偽の訴えをした様子。


 (以下は当時の担当者の鉛筆による走り書き)
 むしろ娘の方に問題があったようだ。
 女児の話はほとんどが作り話の花押性があると鹿骨市教育相談所の田中主査。
 今後は本児への指導を中心に行うこととなった。
 本児の話は真に受けすぎないように注意。


 翌朝、圭一はいつのようにレナと魅音とで登校する。
 魅音の叔母が雛見沢地区の民生委員をしているとのことで、魅音は、夕べ電話が聞いてみた、と話し出す。
 知恵先生があのあと直接興宮の生活相談所に電話して、担当の職員が昨夜のうちに訪問して、叔母にも、今後艇的にアプローチするようにと連絡があったが、沙都子がどうなったかは叔母も知らされていないとのこと。


 教室に駆け込むと沙都子が来ていた。
 沙都子は、呼んだの誰?夕べはとんだ騒ぎだった、と言い出す。
 欠席を心配した先生だ、と圭一が言うと、沙都子は、自分も叔父もとんだ迷惑だった。風邪が治ったから学校に来ただけ、と言った。
 叔父はどうなったのかを聞き出そうとしている圭一の襟首を梨花がひっぱり廊下へ連れ出した。
 梨花は、沙都子は「なんでもない」といって職員を追い返した、と告げた。
 梨花は、これが3回目だ、と話し始めた。


 沙都子と悟史の死んだ父は、母親の再婚相手で本当の父親ではない。
 悟史は素直な子で、新しい父をすぐに受け入れ、可愛がられた。
 しかし、沙都子は反抗的で嘘つきで、養父には全然好かれなかった。
 沙都子は叔父夫婦に預けられる以前の家族の時も、あまり良好な家族関係ではなかった。
 沙都子は、養父を陥れるのを目的に嘘の話を作って、自分で生活相談所に電話をした。
 いろいろと関係機関が調べた結果、養父と沙都子の心のすれ違いに原因があることがわかったが、それ以上に沙都子自身に問題があることがわかった。
 沙都子の母は再婚に至らずとも、内縁の夫と同棲することが何度かあり、沙都子は幼少期から少なくとも2,3人はお父さんと呼ばなければならない男との生活を強要されてきた。
 いつのころから、沙都子のいたずらがエスカレートするようになり、すぐバレすような嘘を平気でつき、そのたびに怒られたが、一行にそれらを改めようとはしなかった。 
 これは幼い沙都子が、母親を知らない男にとられまいとして取った自衛的な行為だったが、そのせいで、おととしの冬は、沙都子の嘘の可能性もあるから慎重にということになり、様子見になったのだ。
 夕べ、興宮の相談所の人が訪れた時、沙都子は問題を否定したが、相談所の人が今後も定期邸に訪問することになった。


 沙都子はまだ頑張っているから、もう少し見守ってあげよう、と梨花は話を終えた。


 TIPS:主婦撲殺事件担当課御中


 昭和57年7月18日
 興宮警察署捜査一課 高杉課長殿
 麻薬犯罪撲滅本部 鹿骨支部長 反町尚之
 秘匿捜査指定第168号事件について
 標記秘匿捜査事件(興宮警察署第168号、雛見沢村主婦撲殺事件)について関連すると思われる部分が、当本部担当事件の供述調書内に確認されたことを通達する。
 7月3日に麻薬取締法違反の現行犯で逮捕した当該容疑者への取り調べ中、標記事件の犯行をほのめかす供述があり、その中に犯人しか知りえない情報が含まれていることが明らかにとなった。
 よって、この供述調書(複写)を貴課に提供する用意がある。
 この供述調書が信頼できるなら、当該容疑者は標記事件の実行犯である可能性が極めて高い。
 なお、担当取調官はこの供述を受け、興宮警察署に事件の問い合わせをしたが、7月1日県警本部長発令の秘匿捜査指定(昭和57年総総管イ1-12)を対応した興宮署担当者が誤解し、担当取調官に対し、事件の存在を正しく説明しなかった。
 そのため、担当取調官は標記事件に関する供述を重要なものと認識せず、その結果現場確認などを怠り、今日まで放置するに至ったことを謝罪する。
 なお、当該容疑者は先日7月4日に、留置所内にて死亡したことを追記する。

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 身長が伸びないのがお悩みの月雲理科(高校生だが、小学生に間違えられるレベル)。
 チア部の早河ちひろから、夜更かしが原因だ、と指摘される。
 理科は、生徒会メンバーで、保健委員長もしているので、忙しいのだ。
 ちひろが、寝不足の解消のため枕を変えてみれば?とアドバイスしてくれたので、タブレット端末を探すついでに繁華街の寝具屋を探索することになった。


 寝具屋で、最高級の枕と、電池切れのタブレット端末をゲット。
 ちひろはよる寝る子だから、何もいらないとのことだが、理科は、熟睡できたらちひろのようなナイスバディになれるかも?と大喜び。


 初級クリアで、タブレット端末★3をゲット!


 中級クリアで、タブレット端末★3のレシピをゲット。


 上級クリアで、ソフトピロー★4をゲット!

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 今日の極限脱出ADV 善人シボウデスはどうかな?


 減圧室を出ると、倉庫だった。
 大きな扉があるが、錆びついて開きそうになく、また扉を開くためのレバーもなかった。
 ほかにも、白く光った3枚のCDがあり、それぞれのCDの横には[lock]と表示された装置があった。
 その時、ABゲートが開放されて、ABゲームの投票締め切りまであと45分、とアナウンスが流れ始めた。
 誰かが勝手にABゲートを開放したのだ。



 急いでA階の倉庫に戻ると、赤の扉に進んだKと、緑の扉に進んだディオがいた。
 Kは、クォークを医務室に運んで、アリス、ファイ、ルナが付き添っている、と話す。
 クォークの容体は、小康状態を保っているとのこと。
 それを聞いた天明寺は、最後まで話を聞かずに黄色の扉から医務室へ向かった。


 残された四葉とシグマは、Kから、バイオラボで抗ウィルス薬を発見した、と聞かされる。
 ただし、発見された瓶は1つだけだが、クォークが感染しているラジカル6は治療できるとのこと。


 四葉とシグマが医務室に行くと、ルナが処置を終えたところで、注射銃から空になった薬の瓶を抜き取り棚の中にしまっていた。
 クォークは、簡易ベッドの上で、寝息を立てていた。
 ルナは、解析の結果見つかった薬はアクセラビルだと判明したので、クォークに投与した、と天明寺に説明する。
 ファイが、体内のウィルスは駆除されることを確認すると、ルナはうなずいた。


 突然天明寺が、さっき見つけたメモリーカードの中身を見るには、この医務室を脱出するときと同じ方法を使えばいい、と言い出す。
 ファイも、これと同じ型のメモリーカードをモニターの差込口に挿入したことを思い出す。
 さっそく、メモリーカードをモニターの差込口に挿入してみると、モニターに何かの波形が映し出された。
 ルナが、何かの音声データのようだ、と言い、ボリュームを上げると、声が聞こえてきた。


「こちら管制塔、調子はどうだい?今、窓の外にきれいな満月が浮かんでいる。真っ赤な月だ。今日は2028年最後の日、大晦日で、ちょうど月食の時刻なんだよ。お前らにも見せたいが、設定上火星にいることになっているんだったな。火星の衛星はどんなふうに見えるんだい?俺も拝んでみたいぜ、over!
 どうしたんだよ、応答してくれ。冗談はよせよ。
 通信系統のほうはどうなっている?異常なし?どういうことなんだ?
 映像の方は生きてるぞ、テーブルを囲んだ9人の姿がしっかりと映っている。
 あ!映像回線が乗っ取られているだと。リアルタイムのものじゃない!一体何がどうなっているんだ。
 こちら管制塔、頼むから応答してくれ!」
 女の声で、「こちら-です。6人が死亡しました。現在生存中なのは、私を含めて3人です。」
 管制官「何かあった?」
 女「結果的には、私が殺したことになるかと。いえ、正確にいうと、私が殺したのは6人だけではありません。60億人・・・。私はこれから60億の人々を・・・」
 管制塔「おい、どうした?
 こちら管制塔、緊急事態発生!被験者6名が死亡したとの報告あり。
 救護班、警護班はただちに現場に向かってくれ。
 くそう、なんてことだ・・・」


 誰も何のことだがわからないようだが、天明寺だけは無反応だった。
 天明寺は、火星の友人探査計画を前提にしたシミュレーション実験施設の通信記録だと思う、と話し出す。


 現在、政府が対消滅エンジンを搭載した宇宙船の開発を進めており、それが完成すれば、現在よりも容易に火星へと人類を送り込むことができるようになる。
 政府は、人類を火星に送り込む前段階として、ネバタ砂漠の空軍管轄地域に専用の施設を建ててシミュレーション実験を行うことにした。
 そこに男女9名の被験者を収容して、データを採取することなったのだが、その時の通信記録らしい。
 このデータが入ったメモリーカードが金庫の中にあった、ということはゼロが自分たちにこれを聞かせるために置いたのだろう。
 天明寺が詳しい話を知っているのは、実験の関係者だったから。
 この実験の趣旨は、実際の友人探査計画を想定して、それを忠実に再現すること。
 当然、合(地球から見て太陽の裏側に火星が入った)による通信途絶帰還もシミュレートされることになり、2028年の大晦日はその通信途絶期間が空ける日で、事件が発覚しのはこの日だった。
 この施設からラジカル6の漏洩したのではないかと疑われており、世界的なウィルスの感染拡大は、この実験施設を起点として発生したと考えられている。
 誰かが感染していたのか、シミュレーションの一環として事前に用意されていたのか、ラジカル6が施設内にあったのは不明。
 ラジカル6の感染により死亡したのは感染者の1/3の20億人程度で、残り2/3は感染を原因として間接的に引き起こされた人災によって命を落とした。


 ラジカル6の漏洩が始まったのは2028年12月31日。
 シグマ、ファイ、ルナが誘拐されたのは2028年12月25日。
 アリスと四葉が誘拐されのは2028年12月22日。


 ABゲームの投票締め切りまであと10分のアナウンスが流れてきた。
 天明寺は、説明しきる時間がないし、中途半端な説明だと誤解を招くから、今は投票に戻ろう、と言い出す。
 ルナは、ここでクォークに付き添うと言って、ペアのファイに投票をゆだねる。


 倉庫に戻ったシグマは、Kにクォークに薬を投与した件を伝えた。
 Kから、ディオがABゲートを開けたことと、すでにABルームに入ってしまったことを聞かされる。
 ファイとルナのペアは二人ともBPが1しかなく、その対戦相手はディオだった。ファイたちが[協力]でディオが[裏切り]を選択した場合、ファイとルナはペナルティ受けるので、ファイとルナは[裏切り]を選ぶしかない。
 アリスもBPが1しかないが、対戦相手はクォークだから無投票で[協力]に確定しているので、ペナルティが課せられる心配はない。
 アリスとKのペアは、[協力]を選ぶ、と言ってABルームに入っていった。


 現在、シグマのBPは1、そのペアの四葉のBPは6、対戦相手の天明寺のBPも6。
 シグマは[協力]を選択する、と天明寺に告げる。
 この場合、天明寺が[裏切り]を選択すると、シグマはペナルティを受けてしまうので、天明寺は[協力]を選択するしかなくなる。
 天明寺から、シグマと四葉のペアが[裏切り]を選択しない保証はあるのか?と聞かれたシグマは、シグマ・四葉が[裏切り]で天明寺が[協力]を選択すると、四葉のBPが9になり、一人で脱出してしまうかもしれない、と答える。
 3人で話し合った結果、全員[協力]を選択する、で合意し、それぞれABルームは入っていった。

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 今日のファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアはどうかな?


 今週のお題は、ファッションチェック:いなせな紅蓮祭。


 頭:紫水宮
 胴:着物
 耳:浴衣
 腕輪:浴衣


 適当装備で72点でした。

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 渋谷中心街へ。
 あまり変わりように皆落胆している。
 人がいないのはレイダースに連れ去られてしまったからようだ。


 灰谷を探していたレイダースに見つかり、チンピラ暴徒とバトル!


 灰谷がやってきて、「レイダースを抜けるから葵たちにかかわるな!自分についてきたいなら連れていく。チームに残る奴は、これを、新宿繁華街のバッティングセンターにいるヘッドに伝えろ。」と宣言する。

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 今日のファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王をどうかな?


 南の砦で、ドゼー軍兵士と戦闘!
 アーチャーを倒して、鋼の弓をゲット!
 南の砦の奪還に成功!
 勲章:歴戦の勇士をゲット!

 DLC:星の神殿へ。
 ツボから、鋼の剣、銀の槍、聖なる槍、薪割り斧怪しい仮面、星のピスケス、星のバルゴ、エール、マナの草、パン、小麦粉、発酵乳をゲット!
 敵を倒して、鉄の剣、にんにく、オレンジをゲット!


 南の砦(内部)へ。
 玄関で、鉄の槍錆びた盾、飲み水、葡萄酒をゲット!
 作戦室で、錆びた剣いかずちの剣、エール、葡萄酒、冷めたスープをゲット!
 牢獄で、クレアを発見。のみかけのエール、穴あきチーズ、かたいパンX2をゲット。
 牢獄の鍵をゲットして、クレアを救出すると、仲間になった!


 DLC:星の神殿へ。
 ツボから、手やり、鉄の剣鋼の盾、革の盾、小麦粉、なまにく、にんにく、タテウオのひもの、はちみつをゲット!
 敵から、鉄の槍薪割り斧、お土産の人形をゲット!

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 バトルで敵に後ろを取られて不覚に思っている東雲桜子は、機嫌が悪い。
 そこへ運び屋をしている末成隼斗がやってきて、渋谷で回収作業を単独で行う、と話す。
 渋谷は最近敵が増えて危険とのことで、桜子が稽古になりそうだから、と言って同行を申し出る。
 それを聞いた不知火絢乃も、おもしろそうだから、という理由でついていくことになった。


 大おいネコとバトル!


 桜子は、絢乃のバトル中の動きに感服して、指導を乞おうとするが、絢乃は修業中の身であるからと断る。
 それならばと、他流試合を桜子が提案すると、絢乃も乗り気で、さっそくその場で試合が始まってしまう。


 捜索願X15で、末成隼斗★3をゲット!
 捜索願X15で、不知火絢乃★4をゲット!

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 今日のレイジングループはどうかな?


 3濃霧/Q休水を出るか


 それでも休水から出る→BAD END/No.4 森で謎死


 おとなしくする


 陽明は脱出について考えることをいったんやめることにした。
 陽明は、休水でごはんをたべさせてもらえないことを千枝実に尋ねると、「そこのご飯を食べちゃったら、豚にされて逃げられない、みたいな」と答えが返ってきた。
 千枝実の部屋で、昼食のカップ麺を食べて(料金は後払いで話がついた)から、ほかの住人の様子を見に食堂へ向かう。
 陽明は、カップ麺を作るときにここの水を沸かし使って一応安全だとわかっているので、お白湯をかおりに頼んだ。
 かおりに、よくこんなことがあるのかを聞くと、かおりは、「自分は宴は初めて。霧が出た時に亡くなった人がいるというのは聞いてるけど、休水にいなかったから」と答える。
 どうやらここの住人の多くは、宴は初めてらしいことがわかった。
 やり方が正確に伝わっているのは、小さいころからお年寄りから話や唄を聞いているからとのこと。
 めー子が歌ったくれたが、歌詞が明らかに間違っている。
 季花子がやってきたが、引き戸のレールに躓き派手に顔からこけて、涙目になった。
 以外にドジっ子らしい。
 李花子は、陽明に、巻き込んでしまって申し訳ありません、と謝ってきた。
 李花子は、霧が上がってきたのが見えたから、陽明に逃げろ、と声をかけた、と話す。
 陽明は、予言じゃなかった?と聞くと、季花子は、回末の見張りの家ではない、と答えた。
 これ以上は外の方には、と季花子は言って、去っていく。
 陽明は李花子の年齢を尋ねると、千枝実は、30は過ぎてないと思うが、自分よりは年上だ、と答えた。


 しばらくして、泰長と春がやってきた。
 春は、陽明に、千枝実とくっつきすぎだ、と抗議してくるが、陽明は適当にかわす。
 泰長は、匠が、夜早いからお弁当にしたほうがいいんじゃないか、と言っていた、とかおりに伝える。
 そして、泰長は、陽明に小汚く錆びたシリンダー錠の鍵を渡す。
 匠が多恵バアにいって出してもらった学生寮の鍵とのこと。
 かおりと匠は割といい感じのようだ。


 春が陽明にからんで仕方がないので、千枝実が、春に、遊ぼうと声をかける。
 千枝実は、めー子に正しいやつを見せるため、しんないもうでをやろう、と言った。
 春から離れることができた陽明は、白湯を飲んだが、湯呑の底に家紋が書かれていることに気付く。
 泰長に尋ねると、上藤良の長者の家紋で、捨ててしまえばいい、と吐き捨てるように答える。
 ということは、かおり親子を放逐した日口家の家紋らしい。


 千枝実と春は対面に座り、千枝実は、男役が自分だ、と言って遊び始めるが、それは手合わせ遊び歌だった。
 遊び終わった千枝実は、春に、めー子に教えるように言うと、めー子と春は了承し遊び始めた。


 千枝実が何か深刻そうな声色で泰長を呼んだので、陽明は気を使って、外に出ることにした。
 外に出ると、頭にリボンを付けワンピース姿のモッチーが、「死んだ」と連呼している。
 貧乏だから学生服ばかり着ていたところ、多恵バアに文句を言われたので、春のおさがりをもらって着ている、とのこと。
 モッチーは、本当に男で、自分の体に違和感がない。これは奇矯の振る舞とのこと。自分は、頭がおかしいから普通の人とはうまくやっていけない、自分が好きなように振舞えないから、時々ヘンにする、と話す。
 そして、モッチーは、陽明に、自分と同じ頭がおかしい人でしょ、と指摘する。
 モッチーは、狼じじいを連れていた。モッチー曰く、頭おかしい友達とのこと。
 陽明は、ほかの学生といっしょにいないわけをモッチーに尋ねると、春の機嫌が悪いから、と答える。
 泰長のことが好きな春は、泰長が千枝実が帰っきて嬉しそうな顔をしていていることと、千枝実のことが好きな泰長を応援しているから、陽明と千枝実が仲良くしているのが気に入らないのだ。
 千枝実自身はそのことに気付いているが、まったく相手にしていないので脈無しだ。
 陽明は、モッチーの春に対する甲斐甲斐しい態度に気付いておりそれを指摘すると、モッチーは、幼馴染として心配しているだけ、と答える。
 陽明は、誰が死んだのかと尋ねると、モッチーは、まだ死んでないが死んだも同然だろ、と答える。
 陽明が、どうしてそう思ったのかと尋ねると、モッチーは、匠がへびだと言ったときにおおかみ様が笑ったような気がしたから、と答える。


 陽明は二人をおいて、匠のところへ向かい、鍵の件の礼を言った。
 陽明は、おおかみが一晩で何人殺すのかを尋ねると、匠は、馬鹿らしい、と答えた。
 陽明は、もう2人も死んでいるのに、と抗議すると、匠は、人が死ぬのは珍しいことでも何でもないし、幾らでも片付けている、と答えた。
 8年前の土砂崩れの時は、気味悪がって片づけもしないから、作業員の死体はを掘り出して埋めたし、山の中で自殺したヤツや川で溺れたヤツの死体も片付けてきた、とのこと。
 陽明は匠と話をして、匠は仲間意識が強くて休水の中に敵がいる可能性を否定している、と感じとる。
 陽明は、伝説で今晩で皆殺しになる、となっているのか?と尋ねると、匠は、おおかみが殺すのは1晩で1人だけだ、と答えてくれる。
 理由は、多恵バアが、よもつおおかみ様でも山の掟には逆らえない、と言っていたから、とのこと。


 陽明が食堂に戻ると、めー子は帰っており、義次と高校生3人と千枝実がいた。
 陽明は、千枝実を外に呼び出し、宴の時の話を聞いた。


 山の加護は4種。
 へびは、ほかの参加者がおおかみかそうでないかを神託により授かる。
 さるは2人いて、ほかのさるが誰かを知っている。
 からすは、私刑にかけた死体がおおかみかそうでないかを神託により知る。
 くもは、おおかみの襲撃を1度だけ防げるよう神に頼むことができる。
 それ以外は、一般人と狼。
 昼に宴で1人まで殺し、夜におおかみが1人を選んで殺す。
 人間側は、おおかみを探して殺さなけれなならない。


 へびは1人だけで、それは匠。
 くもは、今晩は匠を守るよう、神に頼むことになった。
 へびの匠は、本人の希望で清之介を調べる予定。


 割り当てられた学生寮の203号に入った陽明は、いろいろと考える。
 分校では、霧に覆われた休水の生徒が3人も休んでいるのに、何もしないことから、上藤良の人間も黄泉忌みの宴のことを知っていて、隠蔽していることに気付く。


 5月14日(水)


 うっかり居眠りをしてしまっていた陽明は飛び起きて、携帯の時計を確認すると、6時だった。
 ドアの郵便受けの隙間から廊下を覗くと、包丁を持った千枝実が見えた。
 ドアがノックされ、千枝実が、「起きて!ほかのみんなの様子を見て回るから付き合って!ちなみに凶器を所持していますが、護身用につき心配なきよう」と言っている。
 ドアを開け、千枝実と合流して学生寮を見回ると全員無事だった。


 学生寮から一番近い能里屋敷へ行くと、清之介は無事で、一緒に学生寮まで連れていく。
 学生寮で学生たちと合流して、歩き出したが、春の様子がおかしい。
 食堂の前の広場で、かおりと匠に出会う。
 匠は、多恵バアは体調が悪い、と言った。
 かおりが小声で泰長に、義次を探してほしい、と言っているのが聞こえてきた。


 陽明、匠、清之介で、平屋地区を見回ることになった。
 李花子の家の前で、清之介が、李花子が休水に移ったのは自主的だが、理由がわからない、と言った。
 声を掛けると、李花子とめー子はそれぞれ家の中から出てきた。
 匠は、清之介に2人を食堂へ連れていくように言ったので、匠と二人きりになる陽明。


 寛造の家は鍵がかかっていなかった。
 戸を開けた瞬間に死臭が鼻を突く。
 死体は、鈍器で強い打撲を繰り返し与えた結果、顔面が完全に破壊されていた。
 キレイに残っていた下顎を調べると、健康な歯がびっしり生えていた。
 寛造本人の遺体とみて間違いないだろう。
 死体には抵抗の跡がなかった。
 ものいみの掟を守っているなら鍵をかけていたはずなのに、戸を見ても乱暴に壊して開けた形跡はない。
 そして、不思議なことにそこらじゅうが水浸しになっている。まるで殺人者が水をぶちまけたようだ。
 部屋の中の足跡は、長い小判型で、草履かなにかのようだ。


 顔に布をかけた寛造を戸板に載せて、運び出す。
 食堂の前で住人たちが見送るが、春はなぜか嫌悪の表情を見せていた。


 墓場への坂道で合った千枝実は、義次がどこにもいない、と言ったので、あとで捜索に加わる、と陽明は答えた。
 さらに進むと、狼じじいに出会う。
 やはり姿が見えないのは、義次だけだ。


 墓所で、義次はバラバラになっていた・・・
 転がっていた義次の頭部は食いしばっており、口元に獣の毛が付いていた。
 義次は最後まで噛みついて抵抗していたのだろう。
 義次は「けがれ」で死んだようだ。


 義次の死を知ったかおりはひどく取り乱し、現場へ行こうとしたが、義次の遺体は、何人かで確認したあと、皿永に放り捨ててしまっていた。
 匠は、義次の頭髪を一房持ち帰っており、それをかおりに渡した。
 かおりはそれを号泣しながら飲み込もうとした。


 匠が、宴をしよう、と言ったが、モッチーが、「春ちゃんがどっか行った」と言い出したので、千枝実、モッチー、匠、陽明で捜索することになった。
 泰長は、かおりの傍にいるとのことで、捜索隊から外された。
 清之介は、食堂周辺に男手がなくなるのが問題だ、といって捜索を拒否した。


 護身用に農機具を持ち、陽明とモッチー、千枝実と匠の組み合わせて捜索開始。
 モッチーは、こっちのほうが動きやすいから、と言って学生服に着替えてきていた。
 陽明が、今朝の春ちゃんの様子がおかしかったとことを指摘すると、モッチーは、春は怖がりで、昔話の「けがれ」とかを怖がっており、「けがれる」のを嫌がっていた。だから春はおおかみでも誰も殺せないだろう、と答える。
 モッチーにとっては、春は泰長と同じかそれ以上大事なもので、それ以外はなにも大事じゃない、とのこと。
 しかし、いくら探しても春は見つからないので、いったんみんなと合流することにした。


 陽明は、春が何かを目撃して、この村や人が信頼できないと思い、村を逃げ出したのではないか?例えば、自分のよく知る人物がおおかみになって人を平然と殺した、とか?と言い出すと、みんなははっとする。
 休水の人間としては狂っているモッチーは、春を探しに行く、と言い出し、よそ者の陽明も賛同する。
 千枝実と匠には、もう一度集落内を探してもらうことになった。


 休水の出口たる峠道への分かれ道へ来たが、しばらく歩くと土砂崩れにより道がふさがれていた。
 しかし、その泥土にくっきりと革靴の足跡が残っている。
 土砂の山を乗り越え、草木の折れた後をたどっていくと、泣き声が聞こえてきた。
 声のする方向へ行くと、春が足から血を流していた。
 春は、尖った若木の幹を踏み抜き、枝が足を貫通していた。
 陽明が春を抱きかかけて幹から引き抜き、モッチーがその辺に生えていた薬草で手当てを行った。
 能里は、薬を作っている家とのこと。


 春を連れて戻り、ひと段落つくと、清之介が、宴をやろう、と言い出す。
 モッチーが目くばせし、陽明と泰長の二人きりにしてくれる。
 陽明は、泰長に、おおかみが人を殺す理由を尋ねると、かつて人間に騙されて殺された恨みを晴らすため、と答えた。
 陽明は、言い直して、「おおかみ役の人間は、どうしてかつての仲間や家族をためらいもなく殺せるんだと思う?いきなり、あなたはおおかみです、と言われて、仕方ないって殺人ができる?」と言った。
 泰長は、できるわけない、と答えた。
 陽明は、自分の好きな人守るためには、けがれやおおかみに立ち向かうことだってできるはず、と言うと、泰長は、モッチーは天才だから、と答えた。
 モッチーは、普通のヤツにはできない予想や決断を平然とやってのけるし、本当に大事なモノ以外は全部すてられる、とのこと。
 泰長は、モッチーのことを他人はおかしいと言うけど、自分は天才だと思っている、と言った。
 陽明が、今回のおおかみは何の躊躇もなくやっている、というと、泰長は、もともと人を殺すことに抵抗のない人ならやってのけるんじゃ、と答えた。
 陽明は、「おおかみは2匹いるらしいが、この休水という集落で、2人以上の殺人者の素質十分なヤツはいる?それよりは、複数のまっとうな人間を無作為に集めて、全員一致した殺人者に仕立て上げる方法があると考えるべきだ。そうでもなきゃ、こんな残酷なことが行われているのに、仲間割れが起きない説明がつかない。」と言った。
 すると泰長は、「思想を与えればいい。要は、自分たちのしていることが正しいと思えればいいんじゃないか。」と言った。
 陽明は、黄泉忌みの宴は大昔から廃れずの残っているのは、絶対に殺させる仕組みがないといけないんじゃないか、と思う、と言った。
 最後に一つと言って、陽明は、不思議なことが起きていると思う?と尋ねると、泰長は、起きていると思う、と答える。
 泰長は、「こんな辺鄙な場所で部外者が4人もいるタイミングで霧が出たとこから、大きな意志を感じる。人為的に霧を作り出せるとは思えないし、ものいみの家に平然と入って人を殺せるのだって奇妙だし。それに自分たちの中の誰かが人を殺しているなら、態度がおかしくなったり、何か証拠を残しているはず。その辺の説明がつかない以上、不思議だと思う。」と言った。
 最後に陽明が、おおかみは誰だと思う?と聞くと、泰長は、それは宴でする話で、陽明には聞く資格はない、ときっぱり答える。
 逆に泰長から、千枝実のことはどう思っているかを尋ねられた陽明は、好感は持っている、と答える。
 泰長にとって、人を殺しかけたこともあるが、ジメジメガチガチの場所で自由奔放にふるまう千枝実は憧れの人だったとのこと。


 みんなはお堂へ集まることになり、陽明は、自分で言い出して寮へ軟禁してもらうことになった。
 千枝実は黄色い箱の食料を差し入れてくれる。
 陽明は、千枝実に、さるは2人とも名乗り出てもらえ、とアドバイスする。
 個室の扉を外からつっかい棒してもらう。


 黄泉忌みの宴が始まった。
 匠は、へびの神託では、清之介はひとだ、と告げる。
 清之介が仕切り始めて、今日は1人くくろう、と言い出し、ほかの皆が生き残るために自分が死んでも構わないという合意をとろうとする。
 結局、記名投票することになり、もっとも票が集まった者をくくることになった。


 狼じいは、千枝実を指名。おおかみが怖いから。
 多恵バアも、千枝実を指名。千枝実が怒っている理由がわからないから。
 室は、めー子を指名。皿永から上がってきた奇妙なものだから。
 かおりは、春を指名。村から逃げ出そうとしたのは、寛造と義次を殺したからと疑っているから。
 清之介は、狼じじいを指名。理性的な判断ができないので、宴に不要だから。


 千枝実は、さるの2人は名乗り出るように促す。
 もし、2人以上さるが名乗り出た場合は、その中からくくる、という条件付きで。
 すると、モッチーが名乗り出て、もう一人はめー子だと言った。
 めー子は何のことだかわからない様子だったので、モッチーは昨日の朝おなかに模様があったよね、と聞くと、めー子は、さるさん、と言った。
 ほかにさるは名乗りでなかったので、さるはモッチーとめー子に確定。


 泰長は、狼じじいを指名。何もしないのがおおかみを利しているから。
 モッチーは、多恵バアを指名。千枝実を指名したから。
 千枝実は、狼じじいを指名。ほかに怪しいと思える人がいないから。
 春は、李花子を指名。けがれを呼び寄せたから。
 李花子は、泰長を指名。もしおおかみ様なら皆にとっても最悪だから。
 めー子は、千枝実を指名。怖いから。


 千枝実と狼じじいが3票集まったので、この2人を除く9名で決選投票を行うことになった。
 結果、多恵バアとめー子が千枝実を指名し、それ以外が狼じじいを指名したので、くくられるのは狼じじいとなった。
 狼じじいには、身辺整理の時間が与えられ、見張りとしてモッチーがつくことになった。


 陽明が軟禁されている部屋にわめき声が聞こえてきた。
 匠と泰長が、今ヤバいから出てくるな、と言っている声が聞こえる。
 部屋の前に来た千枝実も、出ない方がいい、と声をかける。
 しかし、陽明は、部屋は2階だったので、窓から外に飛び降り、声のする広場のほうへ走り出した。


 墓地への道に向かう途中、人垣ができていたので、その間から顔を覗かせた陽明は、腹から出血している狼じじいとモッチーの死体を見る。
 匠が、陽明が部屋を抜け出して2人を殺したんだろう、と言ってくる。
 千枝実が、さっき部屋で話したから違う、と言ってくれる。
 匠は、血はすっかり抜かれているし、ハラワタも出ている、と言った。
 狼じじいの血まみれの上着のところどころに毛の塊が付着している。
 けがれのしわざらしい。


 陽明が狼じじいの死体を調べ始めた。
 腹の傷は明らかに鋭利な刃物によって切り裂かれていたが、辺りに凶器は見当たらない。
 ということは、凶器は休水のどこかに隠されているのだ。


 陽明は今日の宴の内容を聞き出す。
 決選投票の結果、狼じじいに決まり、身辺整理のために、モッチーといっしょにお堂を出た。
 みんなはお堂におり、1時間しないうちに戻りが遅いことを心配した泰長、千枝実、匠、季花子が探しに出て、泰長が10分もしないうちに死体を発見したとのこと。


 お堂に戻り話を聞くと、捜索している間、死者2名と捜索隊以外はお堂から出ていないことが確定した。
 多恵バアが、狼じじいとモッチーを殺したことは掟に反して行われているので、申奈様がけがれを与える、と言い出す。
 結局、宴は終わり、匠は、陽明の部屋の窓と板と釘で完全にふさいでしまった。
 匠は、今晩は、態度のおかしい春を調べるとのこと。


 千枝実がこっそり陽明の部屋を訪れる。
 陽明は千枝実が人を殺しかけた話を尋ねると、中学の時に、休水の子をいじめていた分校の上級生たちをバットでボコボコしたが、その中に長者筋のヤツがいて大騒ぎになったとのこと。
 この件で、千枝実は休水送りになったが、老人たちは千枝実に厳しいのだ。
 千枝実が、鈍器を持って暴れる女にドン引き?と聞くと、陽明は、前の彼女もそうだったから別に、と答える。
 陽明は、命の危険を感じるような大げんかの末別れたといった。
 そして、陽明は千枝実に、人に聞いたのだから自分のことを教えろ、と迫り、千枝実が2人しか付き合ったことがない、ということを聞き出す。
 千枝実は、お誘いは多いが合う人は少ない、と言った。
 陽明は、自分のことはどう?と尋ねると、期待したら死ぬのが怖くなる、と答える。
 陽明は、誰でも死ぬのが怖いのは当然じゃないの?と聞くと、千枝実は、死ぬより神様のほうが怖い、と言った。
 千枝実は、「みんな見えていないかもしれないけど、神様には会っているよ。それに神様は怖いよ、みんな怖さを知らないだけど。わたしは、あなたを失うのか怖いかもしれない。」と話して、自分の部屋に戻ってしまう。


 5月15日(木)


 朝5時に目覚めた陽明は、部屋の前のバリケードを取り除いてくれた泰長と千枝実に迎えられる。
 春も無事だった。


 食堂の扉には鍵がかかっていなかった。
 中に入ると割烹着姿のかおりがたたずんでいた。
 泰長と千枝実が食事の支度を手伝うと申し出て、陽明は、昨日の宴でかおりともめた春を連れて外に出る。
 陽明は、春に、単刀直入に、君はおおかみか?と聞くと、違う、と、春は大声で否定した。
 陽明は、本来ならかおりを介抱すべき匠の姿をないことから、匠が殺された、と春に告げる。
 春は、匠の家に陽明を案内する。


 途中、多恵バアの家によると、戸にはきちんと鍵がかかっていた。
 声をかけると多恵バアは出てきた。
 多恵バアが、匠はどうした?と聞いてきたので、陽明が、今から見に行く、と答えると、多恵バアは察したようだ。
 春は、自分たちを上藤良の人間から守ってくれた千枝実を取らないで、と言い出す。
 陽明は、春の気持ちはわかったから、一刻も早く宴を終わらせよう、と言った。


 平屋地区に入るとめー子が半泣きでたたずんでいた。
 根気よく聞きだすと、李花子が出てこないことがわかった。
 春に案内してもらい季花子の家に行って声を掛けるが、返事はない。
 戸を引くと、鍵はかかっている。
 耳を澄ますと、ごそごそと中から音がする。着替え中かもしれない。
 そこへ清之介がやってくる。
 春にめー子を頼んで、清之介と匠の家に向かった。


 匠の家の戸は解錠されており、外からでも鮮血の臭気が感じられた。
 匠は顔面の6割程度を吹き飛ばされていた。
 匠の死体のわきにライフル銃が転がっており、これが凶器であることは明白だった。
 匠は半分残った顔面にその苦痛と恐怖をありありと残していた。
 匠に両手は傷の様子を確かめるように頭へと添えられており、自分の砕けた脳髄を掴むようにして息絶えていた。


 陽明が、清之介に銃の扱いがわかる人を呼んできてもらうように言うと、やってきのは千枝実だった。
 千枝実はライフルを見ると、寛造のだ、と言った。
 5発全弾打ち切っていると千枝実が言ったので、空薬莢を探すと、遺体の2mほど手前に5個固まって見つかった。
 ここで5発撃ったか、撃った後集めたか。
 握りの部分を見ると、血をふき取った跡があり、指紋をふき取ったらしいことがわかった。
 血の飛び散り具合から、空薬莢が落ちていた地点から発砲した、と千枝実が言った。
 千枝実は、銃は狙い方を知っていれば動かないものに当てることは簡単だ、と言った。
 千枝実は、休水は狩猟を行っている集落なので、誰でも一度くらい猟銃に触れたことがあるだろう、と言った。
 千枝実は、耳、胸、肩と床にも当たっており、頭部にあたったのは1発だけで、とどめの1発は胸だろう、と言った。
 銃を持ちたかった千枝実は、狩猟免許をとったので、銃も罠も網の全部使えるし、クレー射撃もやっているのでそれなりに慣れているとのこと。
 陽明は、一連の殺人が人間の犯行だってことに確信を持った、と千枝実に話す。
 千枝実は、殺人はこの村の誰かと誰かがやっていると思うが、神様からは誰も逃げられない、とつぶやく。


 千枝実は自分が運ぶと言って譲らなかったので、陽明と千枝実で、戸板に匠を載せて運び、皿永へ放り捨てた。
 が、水音がしない。
 千枝実が、皿永の底が抜けて黄泉の国につながっているかも、と言い出す。


 平屋地区へ戻ってくると、李花子の家の前で、清之介がイライラしながら立っていた。
 声をかけると、中からずるずると音が聞こえるが、返事はない。
 近くに落ちていた薪割り斧を手にして、扉を破ろうとすると、扉がガタガタと鳴り始める。
 カチと鍵のはずれる音が聞こえ、戸が少し開いた途端、唸り声と腕が出てて、陽明の首をつかんだ。
 千枝実と清之介が陽明の首から手を外そうと格闘し、なんとか外すことができた。
 そして、人を呼んで、李花子の家の戸や窓を板や釘や大型家具でふさいだ。
 多恵バアは、「黄泉路より来るけがれた者ども。よみびとに間違いない。回末様は何かとんでもない禁を破ったのかも。」と言った。
 清之介は、禁忌の守り手で、浄化を司る蜘蛛の家の役目なのに、と言うと、多恵バアは、けがれに触れすぎたかも、と答える。
 多恵バアは、よみびとはくくらねばらなん、と言った。


 かおりが食事にしようと提案したので、みんなで食堂に移動した。
 事情がわからないめー子が外に出たいと言い出したので、千枝実が一緒に外に出た。
 かおりは、泰長に取ってきてほしいものがある、と頼むと、泰長は2階へ上がっていった。
 清之介はお手洗いに行った。


 この隙に陽明は春に、葬式代わりにモッチーの話をして供養しようといった。
 モッチーは能里の家の子だが、偉ぶった感じは全然ない。すっごくヘンで、千枝実と同じくらい問題を起こしてたけど、人を傷つけることはしなかった。人はモッチーのことを頭がおかしいと言っていたが、春は面白い人だと思っていた。
 モッチーと泰長はいつも一緒で、仲が良すぎて、こっちが寂しくなるくらいだった。


 春に、泰長にとってモッチーの代わりになれないかもしれないけど、ガマンする必要はない、と言うと、春は泰長を手伝いに行った。


 陽明は外に出て千枝実に、怪しいのは春と泰長だ、と話しかけた。
 モッチーが死んだとき外にいたのは、泰長だけだった。
 本来がくもが守るべき匠が殺されたということは、くもはすでに殺されているはず。
 くもは宴の後に殺された寛造、義次、狼じじいの中にいたはず。
 宴の時に、寛造はあまりしゃべらなかったのは、おおかみに目を付けられないようにしようと判断したからだろう。それは、自分の生存が、全員の生存にとって必要だから。おそらく、寛造がくもだったのだろう。
 それが逆におおかみの注意を引き、寛造が黙っているなんて、よほどの加護を持っているに違いない、と判断されたのだ。
 義次は、夜に出歩くよう仕向けられたため、けがれにより死亡。
 モッチーと狼じじいは、李花子によって殺されたが、1日1人しか殺せない宴のルールにより、李花子はけがれの対象となる。
 または、モッチーと狼じじいのどちらかが相手を殺し、そのあとで、李花子が生き残った方を殺すが、2人目の血を流したことで、李花子はけがれの対象になった。


 何も考えられない、と言う千枝実をおいて、めー子に近づく陽明。
 めー子は、おまもり!と言って、地面に描いた絵を見せてくれる。


 食事の支度ができた、と清之介が呼びに来たので、食堂に戻る。
 かおりが大鍋から雑炊みたいなものを掬いだす。
 陽明は、アレルギーがあるから、と言って食事を断る。


 まだ2階にいる泰長と春を呼びに行く陽明。
 二人は、かおりに言われて、新しい割烹着を探しているが見つからないようだ。
 階下から大きな音が聞こえたので、急いで戻ると、清之介が食事を床にぶちまけていた。
 清之介は、シシ炊きにトリカブトが入っている、と言っている。
 誰もまだ口をつけてないようだ。
 かおりは、みんな死んでしまえばいいのよ、と絶叫しながら包丁を振りかざした。
 かおりの狙いは清之介だった。
 かおりの持っている包丁には、緑色のものがたくさんこびりついている。それはトリカブト。


 A:肩からぶつかる
 B:手頃な武器をとる


 とっさに動いた陽明は、肩からかおりにぶつかり床にもつれあって倒れるが、背中に回された包丁が突き立てられ、毒素がたっぷりと届けられたことはわかった・・・


 BAD END/No.5 ドシロウトの無謀な攻撃が呼んだ当然の結末で毒死


 ひつじから、逃げるのが最上だが、せめて相手よりリーチの長い武器を探せ、とヒントをもらう。

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 今日のPS4版のロマンシング サ・ガ2はどうかな?


 ソーモンから船でダグラスへ行き、カンバーランドのハロルド王に面会する。
 「まだ会っていない」で、フォーファーとネラック城が出現!


 ネラック城で、ハロルド王の息子で武勇に優れるゲオルグと謁見する。


 フォーファーで、ハロルド王の娘で才知に富むソフィアと謁見する。


 ハロルド王のところに戻り、「もう会った」→「ハロルドお気に入りのトーマ」で、ハロルド王が急死・・・
 畑の隠し通路の先にいるトーマに話しかけると、トーマが後継者に選ばれ、ゲオルグがトーマ討伐の兵を集めているという情報が入る。
 「和平の使者を買ってでる


 ネラック城のゲオルグの元へ行くと、ゲオルグは、皇帝がトーマを王位に就かせて、カンバーランドを帝国領にするつもりだと疑っていた。
 そこへ、モンスターが長城の下から攻めてきたという情報が入ってくる。
 皇帝は、誠意を見せるために、モンスター討伐を買ってでる。


 長城西門へ。
 ジェイスンが、トマホークをひらめいた!


 デューンウォームとバトル!


 ネラック城のゲオルグの元に戻ると、ゲオルグは皇帝の言うことを信じるようになる。
 そこへ、トーマがゲオルグ討伐の命令を下したとの情報が入る。
 ソフィアがやってきて、トーマがダグラス城の地下に監禁されているらしい、と教えてくれる。

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 生徒会から、病院に不法投棄された武器の回収を命じられた仙吾。
 その仙吾のストーカーである女子高生名探偵の淀川嵐子は、探偵井上仙吾の後継者を目指しており、当然仙吾についていくと言い出す。


 大おいネコとバトル!


 嵐子は戦いで仙吾にもらったジャケットが破れた、と落ち込んでいる。
 仙吾は、そのジャケットは嵐子が強引に持って行ったものだが、代わりならまたやる、と言ったため、嵐子は、ジャケットが破れたらまたもらえるから、どんどん危険な現場へ行って戦ってくる、と嬉しそうに答える。


 初級クリアで、カットラス★3をゲット!


 中級クリアで、カットラス★3のレシピをゲット。


 上級クリアで、シャムシール★4をゲット!

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 今日のOCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)はどうかな?


 リーオ洞窟への道へ。
 宝箱から、HP回復のブドウをゲット。


 カイツムリから、ザクロの樹液を盗んだ。


 宝箱から、薬の素材(拡散)、プラムの樹液をゲット。

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 今日のファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアはどうかな?


 リムサ・ロミンサにいるマヤル・モヤルに話しかけると、コスタ・デル・ソルで紅蓮祭をやっているから、実行委員長のヘールマガに会ってこい、と言われて、クエスト:紅蓮祭と常夏の挑戦開始!


 コスタ・デル・ソルで、ヘールマガに話しかけると、常夏の魔城に挑戦してみろ、と言われる。


 ヘールマガに再度話しかけると、常夏の魔城に挑戦したいというル・フル・ティアがやってくる。
 ヘールマガは、危険だから挑戦者はギルドに登録した冒険者に限っている、と断ろうとするが、ル・フル・ティアとその妹のマージャの熱意にまけて、主人公が今から挑戦するので、それを見て判断するように、ル・フル・ティアに話す。
 エモート:水をかけるをゲットして、クエストクリア!


 ボドゥフォアンに話しかけて、常夏の魔城に挑むことになり、クエスト:紅蓮祭と常夏の魔城開始!
 ジャンプ系のアクションは大嫌い。マリオで階段が登れないんだもん。
 当然アスレチックで落ちまくって、イラついてクエスト破棄させてもらいました。水着は来年リアルマネーで買うか・・・


 今週のファッションチェックのお題は、シックな執事。
 ということで、いろはす討滅戦2016でゲットしたバトラーアタイアでチャレンジ!


 頭:モノクル→バトラーモノクルで金
 胴:スーツスタイル→バトラージャケットで金
 手:シンプルグローブ→バトラーグローブで金
 脚:スラックス→バトラースラックスで金


 100点で60000MGPをゲット!


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 今日のサガ スカーレット グレイス 緋色の野望はどうかな?


 グレートアーチに近づくと、不死鳥がやってくる。
 さらに近づくと、不死鳥は飛び去ってしまう。
 グレートアーチで、バトル!


 セシリアが、フレイムアローを習得!


 火の結晶X17、輝く油をゲット。


 グレートアーチの近くに行き倒れが出現。
 マンドラゴラを引き抜こうとして死んだらしい。
 死んだ男の持ち物を探ると何かの半分を持っていたので、もう半分を探すことになった。


 何の変哲もない樹を調べると、矢文が飛んでくる。
 読むと、「片割れが山小屋で一つになりますように」と書かれていた。


 山小屋に行くと、地下室の入り口を発見→行ってみるで、バトル!
 水の結晶X18をゲット。


 ナングーンのギャングは、レオナルドのことをアーサーの使いだと誤解して襲ってきたので、バトル!
 金の結晶X9をゲット。


 ナングーンのギャングは、アーサーの女を捕まえて、アーサーからコハン城の縄張りを奪う計画だった、と打ち明ける。
 捕まっていたアーサーの女であるマリオンが、コハン城まで送ってほしい、と仲間になった!


 火の結晶X30、金の結晶X10、水の結晶X10をゲット。


 バトルメンバーにマリオンを入れた状態で、コハン城へ行くと、マリオンはレオナルドについていくと言い張り、パーティーに残る。


 コハン城へ行くと、ナングーンのギャングがおり、組織が壊滅状態になり追われている、と言い出す。→一緒に行く、でリコが仲間になった!


 メグダッセ辺境州に戻り、カイコウ族の集落へ。
 広い放牧場で、吟遊詩人の歌を聴く。
 地上絵を楽しめるのは、星の高さにいる星神だけ。
 地上絵は、大地の下に押し込められた冥魔が血の涙を地上に滲ませてできた。
 地上絵を消すのは精霊で、冥魔の涙を拭い去る。
 地上絵を使うのは人間で、自らの欲望のために星神も冥魔も精霊も利用するのが人間だから。


 ワロミル族の集落へ行くと、斡旋状が解禁!
 キャスパーを派遣した。

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 葵と凱史は、真実から、上野の病院へパーツの回収に行くとのことで、ボディーガードを頼まれる。
 はじめは嫌がっていた凱史だったが、大好きなスプラッター系のDVDをお礼に渡す、と真実に言われて、ご機嫌に。
 3人の会話を聞いていた帆波も、上野の病院に気になることがあるから、と言ってついてくる。
 帆波の研究データが悪用された可能性があり、その証拠が残っているらしい。
 凱史も、その病院に悪い噂があることを知っており、前から調べたかった、と言い出す。


 大デトックαとバトル!


 古いPCを見つけて、真実がデータを探ったが、帆波の研究データはなかった。


 捜索願X15で、新妻凱史★3をゲット!


 捜索願X15で、豊原帆波★4をゲット!

拍手[0回]


 今日のかまいたちの夜 輪廻彩声はどうかな?


 序章 ゲレンデにて


 透と真理はスキーを楽しんでいるが、雪国育ちの真理とは違い、初心者の透は転んでばかり。


 選択:ぼくは雪だるま


 A:どうせぼくは滑るよりは転がる方が似合ってますよ
 B:そ、そんなに太ったかな?


 真理は、もう一回滑ろう、と言ってきた。


 選択:もう一回だけ滑ろ?


 A:もう、帰ろうよ
 B:じゃああと一回だけだよ


 リフトでゲレンデに上がってから真理は、最後だからもうちょっと上まで登ろう、と言い出す。


 選択:「もっと上まで」


 A:「ぼくはやめとくよ」
 B:「わかった。行こう。」


 上に上がるころには、日も陰り、ゲレンデの人影もまばらになってきた。
 真理に背中を押されて、滑り出した透だが、曲がり切れず、斜面を転げ落ち、雪まみれになって止まった。
 大丈夫、と真理の声がしたので、透は立ち上がろうとしたが、左足首に激痛が走った。
 どうやら、ひどくひねったようだ。
 すぐに救護員がかけつけて、救護室で見てもらうとただの捻挫で、応急処置で湿布をしてもらい、透と真理はゲレンデを出た。
 駐車場に着くころにはすっかり暗くなっていて、おまけに雪も降り始めていた。
 透は運転が無理そうだったので、真理に運転を代わってもらった。
 真理は運転に自信がないのか、緊張でガチガチになっていた。
 ゲレンデから離れるに従って、雪はひどくなり、街灯もなくなってきた。
 両脇はうずたかく積もった雪と奥深い木立で、真っ暗だ。
 突然、ヘッドライトの中を何かが横切り、真理が急ブレーキを踏みながら急ハンドルを切ると、車は道を外れ雪の塊に突っ込んだ。


 雪の迷路編 車が動かない!


 真理は透に謝る。
 二人ともケガはないようだ。
 真理はエンジンをかけようとしたが、かからない・・・
 透は真理を心配させまいと、できるだけ明るい声で、「歩いて行こう。途中に家があるかもしれないし、誰かが車で通りかかるかもしれない。」と言った。
 車に積んでいた強力なハンドライトを手にして、二人は車を降りて猛吹雪の中を歩き出す。


 雪の迷路編 迷路


 A:東
 B:北
 C:西


 A:北
 B:西
 C:引き返す


 小屋のようなものが見えてきた。バスの待合所らしい。
 が、当然バスは走っていない。


 A:北
 B:東


 真理が動けなくなってきている。


 A:北
 B:南


 透は、車に戻ろうかどうか考え始める。


 A:先に進む
 B:引き返す


 トロフィー:選択肢50%をゲット!


 確かに建物の灯りが見える!


 雪の迷路編 シュプールへの帰還


 やっとシュプールにたどり着いた二人だが、玄関の前に誰かが倒れているのに気付く。
 近づくと、頭から血を流している俊夫さんだった。
 どうみても俊夫さんは死んでいた。
 シュプールに入ろうとした透は、ドアのガラスが割れていることに気付く。
 扉の鍵がかかったままなことから、俊夫さんがガラスを割って外から鍵を開けようとしていたらしい。
 玄関脇のインターフォンを鳴らしてみたが、誰も出てこない。
 仕方がないので、割れたガラスに手を突っ込んで、外から玄関の鍵を開けて、シュプールに入った。
 声をかけたが、誰も出てこず、返事もなかった。
 2階へ上がると、廊下に女性が倒れていた。
 頭から血を流した春子さんだった。
 透が春子さんはさわると、体はもう冷え切っており、死んでいるのは明らかだった。
 「誰か」と大声で透は叫んだが、誰も出てこなかったので、下に降りて、小林夫妻の部屋に向かった。
 真理が部屋に入りたくない、と言い出したので、透だけで部屋に入ると、血の海の中で小林さんが腹に包丁を突き立てたまま床に座り込んでいた。
 吐き気を催した透がバスルームに入ると、裸のままの今日子さんが頭から血を流して倒れていた。
 悲鳴を上げながら透が部屋から飛び出すと、真理は事情を察したようだ。
 真理をつれてフロントに戻り、透は警察に電話しようとしたが、電話が不通になっていることに気付く。
 真理を連れて2階へ上がり、透は自分の部屋に入った。
 ざっと部屋を点検するが誰もいないようだ。
 部屋のドアの鍵をかけた途端、女性の悲鳴が2度聞こえて、静かになった。と、床のきしむ音が聞こえてきた。
 誰かが、乱暴にノブをがちゃがちゃ言わせて、ドアを開けようとしている。


 終:遭難して・・・


 トロフィー:遭難して・・・をゲット!

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


  人気アイドルの鈴音は、今度チャリティライブを行う予定で、ライブを盛り上げるためのアイテムを探していた。
 ニュースのネタを探していたジャーナリストの浩平は、情報を教えるので、インタビューを受けてほしいと持ち掛ける。
 鈴音が了承したので、浩平は、ライブ盛り上げアイテムとしてレーザーワンドを提案し、首都タワーにある教えてくれる。


 特撮ヒーローになりたかったと話す鈴音に、浩平は、鈴音のリジェクターとの闘いを見て、太鼓判を押してくれて、今度局に掛け合ってみる、と話す。
 目的のアイテムも拾いご満悦の鈴音は、浩平に乗せられて、ライブ後の独占インタビューに応じると言い出す。


 初級で、金属探知ステッキ★3をゲット!


 中級で、金属探知ステッキのレシピをゲット。


 上級で、レーザーワンド★4をゲット!

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 今日のサガ スカーレット グレイス 緋色の野望はどうかな?


 ブリョウ門からケイ州へ。


 野いちご(左1右2)を食べて、LP1回復。


 コハン城で、シグフレイから、アイ・ハヌムは世界の果てにあるから、北のノルム人の土地までいくといい、と言われる。
 アーサーから、シグフレイと何を話していたか聞かれる。
 大地の蛇が出現する。


 血に汚れた広場で詩人の歌を聴く。
 荒野のど真ん中にあるにもかかわらずグレートアーチは、熱風に乗って船とともに漂流者が現れるとのこと。しかも、時代を変えても何度も起こっている。
 その事件が起きた後には、周囲には普段は見かけない植物や花が咲くらしい。


 ナングーンで、元執政官のシグフレイの処刑の後片付けをしていた処刑人のバルマンテに出会う。
 レオナルドが、さっきシグフレイに会ったとバルマンテに話すと。バルマンテが仲間に加わった!


 ナングーンで来訪記念の釘のお守りをゲット!


 何の変哲もない樹を調べると、矢が飛んでくる。
 矢には手紙が付いており、矢文の内容は、井戸が枯れて困っているので、何とかして、というものだった。


 古井戸から煙が上がっている→頑張って、でバトル!


 バルマンテが、かかと斬りを習得!
 クルークドクロスで、恩寵:カダの癒しを授かった!


 水の結晶X15、氷晶をゲット。


 岩山で、バトル!


 レオナルドが、地走りを習得!
 バルマンテが、かぶと割りを習得!
 フリーファイトで、恩寵:カダの癒しを授かった!
 火の結晶X9、X3をゲット。


 連戦で、火の結晶X16をゲット。
 虹の結晶X15をゲット。


 土傀儡とバトル!


 キャスパーが、咬竜波を習得!
 ダブルコンバインで、恩寵:イムホキエルの加護を授かった!


 木の結晶X47、ラテックスX3、繊維質をゲット。


 大地の蛇とバトル!


 グゥイネヴィアが、毒霧を習得!


 土の結晶X33をゲット。
 土の結晶X25、火の結晶X10、金の結晶X10をゲット。

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 今日のファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアはどうかな?


 今週のお題は、アラミガンガウンの使い手。


 頭:オシャレ眼鏡→クラシックグラスで金
 胴:アラミガンガウン
 脚:七分丈→ウールクロップドパンツで金
 指:紫の輝石→ウルフスピネルリングで金


 95点で60000MGPをゲット!


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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 サバキの槍が人工衛星から降ったという噂がネットで流れている、と望に教えられた葵。
 世界各国にサバキの槍が降ったため、通信や飛行機は使えず、救援は来ないことが明らかとなった。
 学園がこの辺りでは一番安全な場所となっており、避難民が大勢やってきている。
 渋谷にも避難所があるとのことで、情報交換しにいくことになった。


 灰谷率いる暴走族のレイダースが現れ、渋谷の避難民たちを保護した、と告げる。


 灰谷桔梗とバトル!


 灰谷を捕まえるが、手下を逃がしてくれたら知っていることを教える、と取引を持ち掛けられる。
 灰谷の取引に乗ると、灰谷はヘッドの命令で新宿に人を集めている、と教えてくれる。
 それから先は全部ボスが仕切っているので、灰谷にはわからないとのこと。


 結局、葵は、情報を教えてくれた灰谷を見逃す。

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 今日の神獄塔 メアリスケルター2はどうかな?


 元街道沿いエリア2区で、セーブポイント近くのレバーを引いて扉を開ける。
 南西で、カンパンをゲット。


 牢獄にたどり着いた一行は、血式少女を見つけるために、メルヒェンの血を囚人たちにかけ始める。
 ジャックと同じ部屋に入れられていたアリスにメルヒェンの血をかけると、瞳がピンク色に変わる。
 アリスが血式少女だとわかり、赤ずきんはアリスを拉致してしまう。
 つうと人魚姫が赤ずきんとアリスに追いつくと、ジャックも追いつく。
 一行が説明する前にメルヒェンが襲ってきたので、アリスも戦う羽目になる。


 一行は、アリスはメルヒェンの血を浴びて瞳がピンク色になったので血式少女だと判別、血式少女はメルヒェンと戦うことができる力を持っているから、私たちの仲間になって、と説得する。


 牢獄の鍵が開いた。
 宝箱から、レーション、小型給水パック、囚人服をゲット!


 ハーフラビットを倒して、濁った飲料ボトルをゲット。


 元街道沿い1区へ。
 折れた杖、猿でもできるスキル術をゲット!


 赤ずきんが、ジャックのことを役立たずと言ってしまい、アリスがブチ切れ。
 みんなで謝って、とりあえず収まる。


 MEN低下ピース[敵1]をゲット。


 周囲が白い霧に覆われ始めた。
 ナイトメアが出現。
 ナイトメアは死なないので、逃げるしかない。
 虐殺鬼ごっこが始まると、ナイトメアはプレイヤーが全滅するまで追いかけてくる。
 ナイトメアを引き離すことができれば、逃亡成功。
 一度は逃げきった一行だが、逃げ遅れた人たちを助けるために人魚姫がナイトメアを引き付ける。
 人魚姫を助けにナイトメアの注意を引こうとすると、ナイトメアはアリスに襲い掛かり、それをジャックがかばって大けがをする。
 ジャックを傷つけられたアリスは、怒りに身を任せてブラッドスケルター化し、あたりかまわず攻撃しまくって、床に穴をあけてしまい、一行は穴に落ちてしまう・・・

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 今日の世紀末デイズはどうかな?


 生徒会の天馬から、懲罰級の行為を見逃すことを条件に臨時風紀委員を任命された蜜柑(改造武器を暴発させた)と麗羅(怪しげな薬の販売)。


 天馬は、蜜柑が作った武器の威力と、麗羅が作った薬の効果に感動し、ドリンク製造とパチンコの使用許可を生徒会長に進言する、と言ってくれる。


 捜索願X15で、須田麗羅★3をゲット!


 捜索願X15で、廿楽蜜柑★4をゲット!

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