STEINS;GATE HD (シュタインズ・ゲート) のプレイ開始!
夏休みのある日、駅前で、幼馴染の椎名まゆり(17歳)といっしょに敵地に潜入しようとしている主人公の岡部倫太郎(19歳)は、電源の切れたケータイに向かって、厨二病めいた独り言をつぶやいている。
TIPS №37:機関をゲット!
“機関”は“機関”であって、それ以上でもそれ以下でもない。正式名称は別にあるが、その名を口にすれば命はないだろう。故にその存在を知る者は全員、畏怖をこめて“機関”とだけ呼ぶ。
潜入先は、秋葉原にあるラジオ会館8階のイベントスペース、ドクター中鉢タイムマシン発明成功記念会見の会場だった。
倫太郎は、まゆりから、オカリンと呼ばれているが、“機関”から追われている狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真と、自称している・・・
TIPS:№159:真名をゲット!
その存在の本質を表す名前。ソウル・ネーム。
これから、ここで、テレビなどにもよく登場する有名な発明家のドクター中鉢の記者会見が行われるはずだが、記者もカメラマンも見当たらない。
会場にいるのは、まゆりと倫太郎を含めて10名ほどだった。
奇妙な音が聞こえてきた瞬間、爆発音が聞こえてきた。
TIPS №113:電磁波をゲット!
1864年にマクスウェルが理論的に予測した、電気と磁気のどちらの性質を持つ波動のこと。両者がお互いに影響しあうことで、空間そのものが振動する状態が発生し、波となって周囲に伝播する。そのため、電磁放射とも呼ばれる。周波数の違いによって、電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線と呼び分けられる。世界保健機構(WHO)が「因果関係があることを説明する科学的根拠はない」と発表しているが、逆に「因果関係がない」ことも証明されていない。
音はこの会場の上の屋上から聞こえてきたので、倫太郎は、まゆりを置いて、屋上へ向かう。
屋上への扉の鍵は壊されており、扉を開けると、黒い煙が立ち上っており、なぜか虹色の燐光のようなものがキラキラと空中を舞っている。
屋上のど真ん中には、人工衛星のような謎の機器が鎮座していた。
倫太郎のあとからやってきた係員に制止され、倫太郎は8階に戻ったが、まゆりの姿がない。
探しに行くと、まゆりは7階の踊り場においてあるカプセルトイの前にいた。
TIPS №33:カプセルトイをゲット!
硬貨を入れてレバーを回すことで、様々な小型玩具が入っているカプセルが取り出し口から出てくるという自動販売機。カプセルの中身は開けてみるかで分からない。時代、地域、メーカーによって様々な呼び方があり、その総称としてカプセルトイと呼ぶ。
まゆりは、雷ネット翔のうーぱがほしいと言い出す。
TIPS №175:雷ネット翔をゲット!
(架空)ロコロココミックにて連載中の、インターネットをテーマにした大人気漫画。現在はTVアニメシリーズも毎週日曜日の午前9時から東テレ系列で第3シーズンが絶賛放映中。作品の雰囲気やキャラクターデザインなど一見して子供向けのように見えるが、実際にはファンタジーを廃しこれまでにないリアルなテーマ性を描いていることから、子供だけでなく大人の鑑賞にも耐えうる作品となっている。
このアニメを通じてインターネットの正しい知識(正しくない知識も)得ることで、、友達に自慢して優越感を持つという子供たちが増殖中。この大反響に対し、一部の識者からは「もはやインターネットは、大人よりも子供のほうが詳しい」という声まで出ており、『雷ネット翔』に親しんだ世代の子供たちを『雷ネットチルドレン』と呼ぶ動きもある。
アニメに熱中し、PCにかじりつく少年少女たちの姿に「引き篭りを増長させる作品だ」と強く批判する団体や政治家の声などもあったが「インターネットの可能性、インターネットの世界の善と悪、著作権の正しい知識、情報に対する責任」など、この作品の持つメッセージ性は大半の大人たちがじゅうぶんに受け入れられるものであったため、やがて反発の声は少数派となっていった。こうして『雷ネット翔』は幅広く視聴され愛される作品へと成長していったのである。
エンターテイメントを通じて知的好奇心をくすぐる作品であるものの、もちろん地味な教育番組ではない。登場するハッカーやクラッカー、サイバーテロリストにウィルスなど、様々なネットワーク用語はビジュアル的に表現され、同時に主人公も繰り出すタイピングテクニックと、プログラム送出もまたPC画面の中で分かりやすいバトルへと変換された対決は、PCの中とシィ人口のテクニックや仲間とのチームワークを映し出すPCの外と、両方の視点からテンポよく描かれていく。
うーぱは、雷ネット翔のマスコット的なキャラで、見た目は卵のような楕円形に手足が生えた犬っぽい生き物だ。
まゆりは100円玉を切らしているからと言って、倫太郎から100円を借りようとするが、倫太郎は自分のサイフから100円玉と取り出して、レバーを引き、出てきたカプセルを開けた。
カプセルの中身は、レアもののメタルうーぱ(銀色のうーぱ)だった。
まったくうーぱに興味がない倫太郎は、メタルうーぱを、まゆりに渡すと、まゆりは大喜びする。
記者会見は始まったようなので、8階へ戻ろうとする倫太郎だが、まゆりは、メタルうーぱに名前を書いている。
倫太郎が会場に入ると、ドクター中鉢が登壇し、タイムマシンの理論について話し始める。
名前を書き終わったまゆりも会場へやってくる。
ドクター中鉢のタイムマシンの理論を聞いているうちに倫太郎は、それがジョン・タイターのパクリだと気付き、思わず抗議の声を上げてしまう。
TIPS №74:ジョン・タイターをゲット!
2000年11月、アメリカのインターネット掲示板に、2036年からやってきたというタイムトラベラーが現れた。ネット上では大騒ぎになる、たちまち疑問や質問が掲示板に殺到し熱心な討論が始まった。彼は、ジョン・タイターと名乗った。また自分が乗ってきたタイムマシンと、その操縦マニュアルの写真やタイムマシンの原理図などを部分的に公開したのである。未来から来た彼は近未来の出来事やタイムトラベルの物理学、歴史干渉、多元宇宙、多世界、時間線や世界線などについても明らかにした。そして登場から4ヶ月後「予定の使命を完了したので、自分の世界に帰還する」というコメントを残して消息を絶った。
倫太郎の手を後ろから掴む者がいるので、振り返って見ると、会ったことはないが顔だけ知っている牧瀬紅莉栖だった。
紅莉栖は、数日前、倫太郎の友人のダル(本名は橋田至)に見せられた雑誌の記事に、今年の春に17歳でアメリカの大学に飛び級で卒業し、研究論文が『サイエンス』に載った天才少女としして、紹介されていた。
倫太郎は、紅莉栖から「ちょっと来てくれませんか?」と、声を掛けられ、会場を後にする。
電源の切れたケータイに向かって独り言を言っていることが紅莉栖にバレてあせる倫太郎に向かって、紅莉栖は、「さっき私に何を言おうとしてんですか?」と尋ねてくる。
紅莉栖と会うのは今が初めての倫太郎は、何のことだがさっぱりわからないと答えると、紅莉栖に、15分ほど前、今にも泣き出しそうで、すごく辛そうに話しかけられた、と言われる。
確かその時間は、倫太郎はまゆりとメタルうーぱのことで盛り上がっていたはす。
とりあえず、厨二病的なことを紅莉栖に言って、その場を逃げ出す倫太郎だが、途中でまゆりを置いてきたことに気付く。
ケータイで連絡しようと電源を入れた瞬間、知らないアドレスから動画付きのメールが届いた。
メールを開くと、ノイズのような音と映像が延々と垂れ流されるだけだった。
動画を見るのをやめて、まゆりに電話するが、まゆりは出ないので、会場に戻ることにした。
倫太郎が8階に戻ると会見は終わったところだった。
まゆりを探すとすぐに見つかるが、メタルうーぱがいなくなったとしょんぼりしているので、まゆりといっしょにメタルうーぱを探す倫太郎。
そのとき、会場の外から悲鳴が聞こえてきた!
倫太郎は、まゆりを置いて、悲鳴が聞こえてきた奥の通路へ向かい、通路の奥で、血溜まりの中に牧瀬紅莉栖が倒れているのを発見する。
紅莉栖は誰かに殺されたようだ。
倫太郎のあとからやってきた司会者が、紅莉栖の死体を見て、悲鳴を上げ、警察を呼べと叫んだ。それを聞いた倫太郎は、その場から逃げ出す。
会場に戻った倫太郎は、まゆりの手を引いていそいでラジオ会館を後にする。
外に出た倫太郎は、まゆりに殺人事件があったことを告げて、ダルに紅莉栖が刺されたことメールする。
その直後、倫太郎は、奇妙な感覚に襲われ、視界から数千人の通行人が消える。
そして、さっきまでいたラジオ会館の8階に人工衛星が突き刺さっているのを見る。
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