今日のシロナガス島への帰還はどうかな?
依頼を受けて1週間後、池田は、ニューヨークからシアトルを経由し、ウナラスカへと飛び、今、ウラナスカからシロナガス島へ向かう船に乗っている。
この船は数百人乗りのフェリーと同等のサイズで、おそらく3000トンクラスはある豪華客船だ。しかも、プライベート用の船とのこと。
池田は手にしたGPSを操作するが、衛星電波は捉えられない。おそらく、この船にはGPSジャマーのようなものが装備されているのだろう。よほど、島の位置を知られたくない事情があるらしい。
バーカンターを2回クリック→バーテンはいないので勝手に飲んでくれ、という感じだが、悪酔いしそうなので、池田は控えることにする。
ソファーを2回クリック→他の乗客の姿は見当たらない。他の乗客と関わりたくないのかもしれない。
ねね子を3回クリック→ねね子が船酔いでダウンしている。
結局、ねね子は池田についてきた。
正体がバレないよう、ねね子は池田の年の離れた妹で、池田はエイダの夫で婿養子の太郎・ヒギンズと設定にしている。
池田が偽名を使うのは、ニューヨークでは知られた探偵だからだ。
ねね子の髪の毛をクリック→相変わらずすごい髪の毛の量だ。
ねね子の頭をクリック→「頭大丈夫か?」と池田に言われたねね子は、嫌味を言われているように感じている。
ねね子の顔をクリック→つらそうなねね子は、ヨダレを拭く余裕もなさそうだ。
ねね子の顔を再度クリック→ねね子がこの場で吐こうとしたので、池田は入れ物を探し始めようとする。
ちょうどそこに2人の乗客が現れた。
アキラ・エッジワースと、その従者のジゼル・リードだと、2人は名乗る。
池田も、ロイ・ヒギンズの娘のエイダ・ヒギンズの夫の太郎・ヒギンズだ、と名乗る。
アキラは、名前からしてスコットランド系で、歳はねね子と同じくらいだ。
ジゼルは、何系がわからない顔立ちで、ハーフだろうか。
アキラが、ロイ本人ではなく代理人の池田が来ていることに疑念を持っているため、池田は、ロイが体調を崩しているので、代理で来た、と答える。
アキラは去り際に、「あの島のことを知らないのなら深入りはしないことね。命を縮めるわよ。」と警告する。
アキラとジゼルと入れ違いに、別の女性がやってきた。
女性はねね子を介抱しようと背中に触れるが、人に触れれるのに慣れていないねね子は悲鳴を上げる。
女性は、リール・ベクスターだ、と名乗ったので、池田も、自分は太郎・ヒギンズで、こっちは妹の出雲崎ねね子だ、と紹介する。
リールは持っていたビニール袋をねね子に手渡し、ねね子の背中をさすり始める。
手慣れた様子からリールが医療関係者だと気づいた池田が確認すると、リールは、ワシントンの小さな病院の雇われ内科医だ、と答える。
リールは、叔父が招待状を受け取ったが、急病で来れなくなったため、自分が代理で来た、と話す。
リールは、旅費・宿泊費タダで、有名なレイモンド卿のルイ・アソシエに泊まれることを喜んでいたが、同封されていた1万ドルについて何も言っていなかった。(どうやら叔父に中抜きされた模様)
リールに、ルイ・アソシエについて尋ねる→レイモンド卿が建てたホテルで、絶海の孤島にありながらも五つ星ホテル並との噂とのこと。
リールにシロナガス島の由来について尋ねる→日本語由来という話は聞いた気がするとのこと。
逆にリールから、シロナガスの意味を聞かれた池田は、日本では鯨の種類を指す言葉だ、と答える。
吐きそうになりながらねね子も、長須は長身を意味し、海上から見ると白く長い身体が見えることからついた名前が白長須と答える。
リールは、シロナガス島には行ったことはないとのこと。
リールにレイモンド卿について尋ねる→レイモンド卿は世界的な大金持ちで、雲の上の人とのこと。
男が現れて、レイモンド卿について話し出す。
レイモンド卿は古くからの貴族の出だが、北海油田開発によって莫大な富を得た人物で、人当たりはいいが、その底は知れん男とのこと。
現れた白いスーツの男からは強い酒の匂いが漂っている。
男が、ジェイコブ・ラトランドだと名乗ったので、池田とリールも名乗る。
ジェイコブにシロナガス島の由来を尋ねると、日本人が鯨の姿に見えるあの島をシロナガス島と名付けたが、本当の島の名前は秘密だ、と教えてくれる。
ジェイコブに、あの島に求めているのは、血か肉かどっちだ?と聞かれる→「なんのことだ?」
池田の答えを聞いたジェイコブを怒り出し、本当にヒギンズ氏の代理人か?騙りならば、あの島から生きては帰れんぞ、と言い出す。
そこへジェイコブを探しに、メガネをかけた肥満体の男がやってくる。
ジェイコブは、メガネの男をトマスと呼ぶ。
トマスは、マカオで大勝ちした話が聞きたい、とジェイコブに伝えると、ジェイコブを大喜びして、トマスといっしょに飲み直しに行ってしまう。
あれからかなりの時間が経った。
リールから酔い止めをもらったねね子は復活している。
池田はねね子に対し、「島に到着した時点で、お前は正式に俺の助手になる。どんなことことも一つも見逃さず、すべてを記憶しろ。気持ちが悪いなどという言い訳はつうようしないぞ。その覚悟を決めろ。」と告げる。
大げさなというねね子に対し、池田は、「島の謎を探ろうとすれば命の危険にさらされるかもしれない。お前が助手としての責務を果たすのなら、全力でお前を守る。」と話した。
ねね子は、全部覚えて、助手としてやれるだけはやる、と返事する。
ぼんやりとシロナガス島が見えてきたが、シロナガス鯨みたいには見えない。
シロナガス島への帰還のプレイ開始!
ジョンF・ケネディ空港で居眠りしてた池田戦は、謎の少女の声によって起こされる。
待ち人が来ないため、周囲を探索し始める池田。
電光掲示板をクリック→待ち人が乗ってきている日本からの便はずでに到着している
人をクリック→とてつもなく髪の毛の長い黒髪の少女を探している、と言うと、インフォメンションセンターの行くようアドバイスされる。
人をもう一度クリック→電光掲示板の表示がバグりだし、「この世界は現実ではない」と表示されるが、すぐに元の正常な状態に戻る。
空港職員に問い詰められているとてつもなく髪の毛が長い黒髪の少女をクリック→少女はあわあわしているだけで一言もしゃべらない。
待ち人のねね子を見つけた池田は、声を掛ける。
係員に→ああ、保護者だ
池田は空港職員に向かって、ブルックリンで探偵業をしている池田戦と名乗り、少女は、出雲崎ねね子だ、と紹介する。
事情がわかった空港職員は去っていった。
ねね子は、二十何か国語をネイティブレベルに喋れるのだが、超絶コミュ障のため、初対面の人とは面と向かって喋れないのだ。
池田のケータイに、エイダ・ヒギンズからの電話があり、至急屋敷に来てほしい、と言っている。
池田は、ねね子の能力が役に立つかもしれない、と思い、ねね子をエイダの屋敷に連れて行くことにした。
屋敷をクリック→ここファイヴ・タウンズは数多くの資産家が移住した土地で、この屋敷もかなりの豪邸だ。
パトカーをクリック→ニューヨーク市警のパトカーだ。何かあったらしい。
パトカーを再度クリック→パトカーは走り去っていく
屋敷を再度クリック→屋敷の中へ。
屋敷の中に入ったねね子は、部屋の中が少し暑い、と言い出す。
池田は、7月だし、ねね子がセーラー服の冬服を着ているせいだ、と答える。
さらにねね子は、塩素みたいな臭いもする、と言い出す。
池田は、塩素の臭いを外に出すため、窓を開けてたんだろう、と答える。
池田は、エイダから、父親でこの館の主でもあるロイ・ヒギンズの素行調査を依頼されていた。
ロイが、最近何かに酷く怯えるようになったので、それを探ってほしい、というのが依頼の内容だった。
窓をクリック→屋敷の北側なので強い光は差し込んでいない。恐らくさっきまでこの窓を開けていたのだろう。外はかなり蒸しているようだ。
正面の絵画をクリック→不気味な絵(骸骨のマリアが死んだ赤子を蛇に食べさせようとしている?)が飾られおり、池田とねね子はドン引き。
机の上の地球儀をクリック→机の上には、何も書かれていない便箋が置いてある。
右奥のイスをクリック→きれいに整頓されているのに、この椅子だけ妙に適当に置かれている。恐らく最近椅子が動かされたのだろう。
手前のローテーブルをクリック→ローテーブルの足と、下に敷かれているカーペットのへこみがずれている。どうやら最近誰かがこのテーブルを動かしたらしい。
再度ローテーブルをクリック→わずかなシミの跡があり、塩素の臭いはこのカーペットから漂っているらしい。
照明をクリック→首つり自殺だ
池田は、この場所にいたある人物は、机を動かした後、そこに椅子を置き、天井の照明にロープをかけて首を吊った。おそらくこの塩素の臭いは、死体から漏れ出した汚物を処理した際のものだろう。俺たちが来る直前まで、その匂いを逃がすために窓が開けられていたんだ、と話す。
池田は、こんな部屋にわざわざ通されたのは、エイダが自分たちにこの部屋で何かを探させようとしている、と判断する。
気味の悪い部屋に通されて気分が悪くなってきたねね子は部屋を出ようをするが、エイダがやってきたため、池田の後ろに隠れるしかなく、部屋から出れなくなってしまう。
エイダは、聞き耳を立てるつもりはなかったが、池田の推測した通りのことが起こった、と話す。
池田は、エイダに調査の続行を確認すると、エイダは、父親が怯えていた理由と自殺へと追いやった何かを知りたい、と答えたので、池田は、ロイの素行調査を続行することになった。
エイダは、父親は誰かに脅迫されていた。その証拠は、きっとこの書斎の中にあるはずだ、と話す。
池田は、エイダの許可を得てロイが死ぬ前にこの書斎の中を撮影した大量の写真を撮りだし、ねね子に見せる。
ねね子は渋々写真に目を通し始める。
エイダは、数日前に父親がこの書斎でうなされて、うわごとのようなことをつぶやいていた、と話す。
確か「内臓に気を付けろ」と言ってたとのこと。
ロイの口調は、エイダに対する口調ではなく、どこか人を見下したような恐ろし気な口調で、普段の父親の様子とあまりにも違っていたので、記憶に残っている、とエイダは言った。
写真を全部見た、とねね子が言ったので、池田は、写真とこの書斎を比べて変化しているとことを見つけ出すしてくれ、とねね子に頼んだ。
ねね子の特技は、完全記憶(一度見た物は完全に記憶することができる)だった。
正面の絵画をクリック→ねね子は特に変化はないと答える。
エイダは、物心がついたときにはすでにあった気がしますが、絵の由来については詳しく知らない、と話す。
ねね子は、絵に描かれているのはダルマザメという肉食の深海魚だ、と言い出す。
正面の絵画を再度クリック→よく見ると、サメと髑髏の間に白い三角形が描かれている。
池田は、その三角形が島のようだと感じる。
地球儀をクリック→写真ではアメリカ大陸が正面にきてたのに、今は太平洋が前になっている、とねね子が指摘する。
地球儀を再度クリック→机の上の便箋が1枚破られていることと、ペンが雨後していることを、ねね子は指摘した。
どうやら何かメモをしたらしいが、そのメモが見つからない。
本棚を2回クリック→ねね子が、本棚の上の方にあるシェイクスピア全集の4巻目が3ミリずれている、と指摘する。
池田がその本を手に取ろうとして、ねね子の頭の上に本を落してしまうが、本の中から何かが落ちた。
封筒と便箋で、ロイの遺言状だった。
あれを見てしまった以上、私は「シロナガス島の悪魔」そのものなのだ。
私は、私の中の正義に従い、行動した。
「その行為」には後悔はあるが、「その結果」に対しては後悔はない。
先立つ私を許してくれ。
ロイ・ヒギンズ 7月23日記す
拝啓、ロイ・ヒギンズ氏。
例の件で重大なる懸念が発生。
航空チケット、およびウナラスカからの船を手配、諸経費として1万ドルの小切手を同封。
なんらかの事情で本人の来訪が不可能な場合、代理人可。
その場合、肉親等「絶対に信用のおける人物」であること必須。
スケジュールに関しては別紙に記載。
秘密厳守。
来訪不能の場合、重大なる結果を招く恐れあり。
詳細は「シロナガス島」にて。
至急、来られたし。
シロナガス島当主ダン・レイモンド
手紙はワープロ打ちの下に署名があるだけの簡易なものだ。
封筒には、この手紙の他、航空チケットと1万ドルの小切手が同封されていた。
「例の件で重大なる懸念」がロイの自殺の引き金になったのだろう。
エイダに、ダン・レイモンドという人物について尋ねるが、聞いたことがない人物だ、との返事。
エイダに、シロナガス島について尋ねると、聞いたことはない、との返事。
手紙に書かれているウラナスカは、アリューシャン列島にある島のはず。ということは、シロナガス島もその近くにあるのだろうか。
エイダに再度、シロナガス島について尋ねると、アリューシャンの近くのアラスカのアンカレッジあたりに、父親は趣味の釣りに出かけたことがあった、と答える。
毎度、2,3週間の長期休暇を取って行っていたとのこと。
エイダは、幼かったころ、とても物寂しい島に連れて行かれて記憶がある、と話す。
ねね子が、さっきの本にまだ何かが貼り付けられていることに気付く。
ICチップ付きのカードだが、クレジットカードの類ではなさそうだ。
隔離区画レベル2と書かれている。
隔離区画レベル2のカードをゲット。
池田は、エイダから、シロナガス島へ行って、父親の真実を確かめてほしい、と依頼され、経費として同封されていた1万ドルをゲット。
しかし、池田はアジア系のため、白人のロイとのつながりを疑われてしまう。
そこで、エイダが、池田を自分の夫として装えばいい、と言い出す。
エイダは病弱で社交界にもあまり顔を出さないので、池田が夫を装っても疑われることはないだろう。念のために、エイダと一緒に写った写真でも見せれば大丈夫そうだ。
ねね子は、池田が島にいっている間は留守番だ、と聞かされて焦る。
池田は、エイダに、自分が島から戻るまでは、ロイの死は公表しないように、と頼む。
- HOME -