今日の予言者育成学園Fortune Tellers Academyはどうかな?
召喚で、アマルバドル B、イヴ C、フレアリート C、ラーナ SSをゲット。
バトルで、ベルティナ C、クレン C、スルバデート C、セフィール C、ダヴィデ C、イルザ C、リコリス B、ローレライ B、リンドヴルム B、サンジェルマン Aをゲット。
ヴィスナ、エール、ポッチェリカ、ドルチェ、クレン、ハーラルト、アイセ、ジャンヌが、C→Bに進化!
マイ、ゴンドラが、B→Aに進化!
称号:30アルカナ兵長、一夜漬けの勝負師、中堅ハンター、かけだし予言者、FTAバトル番長、ランチ千円レベル、40アルカナ兵長、徹夜続きの根性家、深夜の見張り番をゲット!
超特待生になって、アメジストX500をゲット!
表紙は「今日のケイトリン先生」で、中身はケイトリン先生についての妄想を書いたテオのノートを読んだチカは、あまりの気持ち悪さにノートを放り出す。
そのとき、ケイトリン先生が部室にやってきて、依頼してくる。
先生がFTAの生徒だった頃、同級生にフィートという少年がいた。全教科で1位を取るほどの天才で、とりわけよりの才能がすばらしく、1年生にして全学年総合2位という成績を修めたほどだった。
だが、フィートはある日突然いなくなってしまった。
すると生徒達の間で、学園七不思議のひとつ、「消える優等生」のウワサが流れ出した。
FTAでは、過去に何度も天才と呼ばれた生徒がナゾの失踪を遂げている。
先生は、ミスリサ部にフィートの失踪のウワサが事実かどうか、もし事実なら失踪した生徒はどこに行ってしまったのか調べてほしい、とみんなに深く礼をして去っていく。
テオは、先生が依頼してくるくらいだから、フィートは先生の初恋の相手だと思い込んで、ショックを受けて部室から出て行く。
チカは乗り気だったが、レンヤが、少し気になることがあるから、自分が担当したいと申し出る。
レンヤが自分からやりたいと言うのが珍しいことなので、チカが譲り、レンヤが主担当になった。
さっそくレンヤは、先生の話だけでは情報不足なので、主人公と組んで消える優等生についての情報を上級生から集めようと言い出す。
リンリとココは、先生たちの覚えがいいので、先生たちから話を聞いてくることになった。
そして、チカがからかいすぎたせいでテオが出て行ったので、チカがテオを探しに行くことにまった。チカは、閃きが必要になったときまで力を蓄えておけ、とレンヤに言われて、ご機嫌だ。
最後にレンヤは、危険が迫っていると感じたら、深入りは禁物だと注意してくる。
レンヤは、この学園は腐っていて、ろくでもない場所だと言い捨てる。
主人公とレンヤは、上級生の間を回って、新しい情報を手に入れた。
それは、天才と称される生徒は毎年必ずいるが、そういう生徒が全員失踪するわけではない。
失踪する生徒は、数年に一人程度。すなわち、ただの天才ではなくて、数年に一度の超天才と呼ばれる生徒であること。
ちょうどそこへケイトリン先生が通りかかったので、フィートも数年に一度の超天才だったのかを確認すると、そうだとの返事。
続けて、自分の一つ上の学年に、フィート以上の超天才と呼ばれる先輩がいて、数百年に一度の天才と呼ばれていたが、その人は失踪しなかったと、ケイトリン先生は話し、その数百年に一度の超天才は、今もこの学園にいて、予言テストを出してくるジャン先生だと教えてくれる。
主人公とレンヤは、天上まで巨大なガラス窓に囲まれたジャン先生の部屋を訪れる。
ジャン先生は、新入生の二人の名前を覚え切れてないのは、眼が悪くて、生徒の識別が苦手だからと話す。
そして、眼が悪いので、陽の光をいっぱいに取り込めるこの部屋を、自分の部屋にさせてもらっていると、打ち明ける。
これだけの明るさがあれば、何とか顔が見えるとのこと。
レンヤは、ジャン先生に、消える優等生のウワサについて調べていると、話し出す。
レンヤは、失踪した生徒は、数年に一度の超天才ばかりなのに、ジャン先生だけが例外だったので、何か知ってますか?と尋ねるが、ジャン先生は、何もわからないと答える。
ジャン先生の部屋を出た主人公は、レンヤに連れられて事務室の中へ入る。
レンヤは戸棚から、表紙に学園内施設管理と書かれた大きなファイルを取り出し読み始める。
しばらくして、レンヤは、学園内の各施設の管理責任者が表になっているページを主人公に見せる。
レンヤが指差したページには、カンパニール(鐘楼):管理人 ジャン先生、と書かれている。
レンヤは、カンパニールというのは、グレゴアの黒い森の奥にある長年使われず廃墟化した鐘つき塔だと説明する。
背の高い木々に囲まれていて、周りから塔の姿が見えないが、レンヤは、前にあのあたりでジャン先生を見たことがあって、ヘンだと感じていたとのこと。
さっきジャン先生は明るい場所でないとよく見えないと話していたが、レンヤは前から薄々ジャン先生が目が悪いことに気付いていたと言い出す。
目が悪いジャン先生が、暗い森の奥にある窓一つない建物の管理者なのは妙だ、とレンヤは言う。しかも、消える優等生と聞いたジャン先生は、何かを隠そうとする態度だった、と。
レンヤは、学園ぐるみで、あの鐘楼には何かが隠されている、と言い出す。
主人公は、レンヤがさっき学園が腐っていると言ってが、それはどういう意味なのかを尋ねると、レンヤは、その言葉通りで、いずれ嫌でもわかる、この学園の連中はみんな子供じみている、と言い放つ。
ミスリサ部全員で、カンパニール周辺を調べたが、建物には窓も入口もなく、中に入る方法すらわからなかった。
そこで、レンヤは、部員が交代でカンパニール周辺を見張るという作戦を立てた。
そして、作戦開始から3日めの深夜、見張りをしている主人公の前に、交代のレンヤがやってくる。
そのとき、人影が現れ、塔の影に呪文をつぶやくと、壁の上に光る魔法陣が現れ、人影は、そこから塔の中へ入っていく。
壁の魔法陣は、まだ光り続けている。
主人公とレンヤは、顔を見合わせて、同時に魔法陣に飛び込んだ。
二人が塔の中に入ると、魔法陣は消えてしまい、壁になった。
二人が階段を上りきると、鉄格子の部屋がある場所にたどり着いた。
鉄格子の奥には、人間とも獣とも言いがたい不気味な生き物がおり、地面に両手をついて這い回り、人間の言葉とよく似た奇怪なうめき声を発し続けている。
堕天使だ、と二人の後ろから声が聞こえてきた。
振り向くと、ヴィスコンティ学園長が立っていた。
学園長は、ここにいる彼らこそ、失踪した生徒のなれの果てだ、話す。
くわしく説明しろ、とレンヤが言うと、学園長は話し始める。
FTAには、古来より一つの慣わしがあり、学園が認めた一握りの天才のみが「カバラの書の解読」と呼ばれる特別な試練に極秘裏に挑戦できる。
もしも書の解読を成し遂げることができれば、その者は世界の真理を知り、エドガンのような大予言者と呼ばれる存在に大きく近づける。
しかし、能力の足らぬ者が挑めば、その精神は崩壊し、自我を失った堕天使となる。
それを聞いたレンヤは、激怒して、学園長の前へ駆け出す。
そのとき、レンヤの前にジャン先生が立ちふさがり、「君は完全に思考が停止しています」と
言う。
いきり立ったレンヤが、学園の腐敗を吹聴すると言うと、ジャン先生は、レンヤのほほを叩く。
「世界中の人々が、この学園から多くの予言者が育ち、人喰いアルカナを壊滅してくれると信じて、君たちの成長を切実に願い、見守ってくれているのです。その期待と夢を砕くような言葉は、軽はずみに口にしていいものではありません。」と、ジャン先生が諭すと、レンヤは何も言い返すことができない。
ジャン先生は、堕天使を見つめながら、試練に挑戦する資格を与えられた生徒は一人残らず、カバラの書の試練に失敗したらこうなるということをよく理解して、それでも挑んだ、と話す。
ウソだと言うレンヤに向って、ジャン先生は、予言というのは何なのかを教えてほしいと尋ねる。
レンヤは、予言者の能力によりアストラル光を集め、セフィロトの奥に眠る世界記憶を照らし見ること、とジャン先生の授業で教わったとおりの答えを言う。
それを聞いたジャン先生は、レンヤの答えは正しいが、明日の天気がどうかと考えることも予言の一種だと話す。
つまり、予言とは、予言者の能力と、高度な統計学を組み合わせた技術だ、と。
かつて、過去の出来事と今の出来事をすべて知ることが出来れば、その両者の延長として、未来はすべて明確に知ることができると、捉えた人物がいた。これは、量子力学の世界において悪魔と称される概念だ。
ようするに、予言というのは、未来を知るためにありとあらゆる手段を駆使するというここで、予言者の頂には、そこに立った者しか見ることのできない風景があるはず。その風景を見るためには、どんな代償も惜しくはない、とここにいる者たちは誰もがそう考えた、とジャン先生は話す。
学園長が、学園千年の歴史の中で、カバラの書の試練を越えた者は、わずか9人しかいない、と話し出す。
100年に一人も現れないという奇跡の出来事だが、大予言者エドガンが試練を越えてからわずか25年の間に、4人もの人間が試練を越えた。
最後に試練を越えたのが、今から8年前でジャン先生だ、と。
ジャン先生は、自分は大予言者に肩を並べるほどの能力はなかったようで、試練を越える代償として、両目の視力を失った、今はわずかに光が見えるが、やがて完全に見えなくなる、と話す。
学園長は、この時代に試練を越える者が増えたことは、世界を破滅させまいとするために生じた人類の進化、すなわち神の意思に相違ないのだ、彼らは、自ら進んで神の使いになろうとした、と話す。
レンヤが、堕天使になった生徒は、学園長の口車に乗せられてしまった、と言うと、学園長は、愚か者の子はやはり愚か者だ、と応酬する。
学園長は、試練に挑む資格を持てぬ者が、恐怖に耐えて試練に挑んだ勇敢な者達を愚弄するなど、許さん、と言うと、レンヤは、利用して使い物にならなくなった生徒をこんな場所に廃棄した、と怒鳴る。
ジャン先生が、カバラの書の試練は、千年の歴史があり、かつて堕天使は生きたまま地中に埋められていた、と話す。
そして、堕天使になった者を元の姿に戻す術はないが、学園長は、いつの日にか彼らを元の人間らしい姿に戻すために、彼らが生きていける場所を作った、と打ち明ける。
このカンパニールの教室は、彼らの命を守る砦だ、と。
ジャン先生は、真実は一つではなく、いくつもあるものだ、と言うと、レンヤは、ジャン先生だって、試練を越えて大予言者になっても、目が見えなくなったのでは、何にもならない、ジャン先生も被害者だと言い出す。
ジャン先生は、予言者の頂に立てるのならば、この現世の光など、一つも惜しくない、たとえ悪魔に魂を売り渡そうとも、この命を失おうとも、惜しくはない、すべての未来を見通せる悪魔の目を求める、と言い切る。
そして、レンヤに、予言者として優秀な血筋の人間だから、その血筋に恥じぬ立派な予言者になりなさい、とジャン先生は言って、二人を塔の外へ出す。
学園への帰り道、レンヤは、いつかミスリサ部のみんなには話すけど、今はここだけの話として、学園長は自分の祖父だ、と主人公に打ち明ける。
学園長とレンヤの父親との間に何があったかは知らないが、学園長はレンヤの家族を家系から切り捨てて執拗に攻撃し、破滅に陥れた。
レンヤは、国家戦勝プランの発令で、FTAに入学することができた。
学園長の正体は腐っていて、レンヤはそれを暴き出して、自分の家族と同じ苦しみを味合わせる、と言い切る。
レンヤは、予言者になるためでも、世界を救うためでもなく、学園長への復讐のために入学した、と告白し、今日のことは二人だけの秘密にしてほしいと頼み、主人公は了承する。
翌日、レンヤと主人公は、レイトリン先生に、報告する。
フィートを含めた学園が認める超天才は、特別な斡旋を受けて国家機関で特別な任務を与えられている。
このことが生徒達に知れ渡ると、明確な能力の線引きとみなされる懸念もあり、選抜はごく一部の人間だけで慎重に行われている。
それを聞いたケイトリン先生は、学園の機密事項まで知らべてしまう二人は、名コンビだ、と言って微笑む。
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