今日の探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.1 仮面幻想殺人事件はどうかな?
場所移動→2040号室
山王丸「ここが村崎さんの部屋じゃ。あの日もこうしてカギを開けたら、ホレそこのテーブルに突っ伏して倒れとって。あのゲームを動かすやつ?」
伊綱「コントローラ?」
山王丸「それを握り締めたまンまで。わしゃあ、最初寝てるンかと思ってがよ、その同僚ってヤツぁ真っ先に『死んでる!』言うて・・・」
伊綱「倒れてるのを見ただけで?」
山王丸「ああ、そうだ」
伊綱「ちょっと失礼。部屋は当時のままですか?」
山王丸「警察がなんか調べていろいろと持ってったが、あとぁそのまンまだ」
調べる→テーブル
伊綱「コタツ兼用のテーブルですね。今は何も載ってないようです」
調べる→テレビ
伊綱「大手メーカー製の21型ですね」
山王丸「わしが見た時ゃテレビが点いていて、何か画面が映っておったでよ。ゲームのやつだと思うが」
伊綱「ゲームの画面が?それでコントローラを持ったままということは、村崎さんはゲームをプレイしている途中で亡くなったってこと?」
調べる→ゲーム機
伊綱「これ、最新のゲームマシンですよね。あれ?中にロムが入ってますよ・・・中にタクリマクスというゲームソフトが入っていました。生王さん、御存じですか?」
生王「最近発売されたオンラインRPGだね」
山王丸「おお、家庭用ゲーム機でありながら、ネットワークにつながないと遊べないRPGでよ。最近結構人気があるようでの」
伊綱「詳しいですね。他のソフトも見当たらないし、村崎さんはこれをプレイしてたんでしょうね」
調べる→窓
伊綱「バルコニーへの窓にはクレセント錠が掛かってますね。大家さん、ここは当時も閉まっていたんでしょうか?」
山王丸「窓とカーテンは閉まっとったが、カギが掛かってたかどうかまではわからんな」
調べる→机
伊綱「事務用のシンプルなデスクですね。今は本立てがあるだけですが、ここには何かありました?」
山王丸「ん~・・・すまんの、思い出せんでよ」
調べる→コート
伊綱「この季節にコートが出てるって、なんだか妙な感じですね」
山王丸「つーかよ、こんなコート、前来た時はなかったような気がするでよ」
伊綱「え?」
調べる→コート
伊綱「だとすると、このコートはどこから来た・・・あ!このコート、少し湿ってます!これってどういう事?」
生王「誰かが直前まで使っていた?」
山王丸「警察の調査が終わってからは誰も来とらんでよ」
伊綱「合鍵を持っている人がいるのかも・・・あ!コートのポケットに携帯電話が入ってました」
調べる→携帯電話
伊綱「ちょっと古い機種ですね。新規なら安く手に入るようなやつです。電話帳には2件だけ、もえなとみにという名前で電話番号だけが登録されています。どちらも女性っぽい名前ですね」
生王「2件だけってことは、その二人と連絡を取るためのホットライン電話なのかな?」
伊綱「とりあえず、電話番号は控えておきます」
調べる→携帯電話
伊綱「電話、掛けてみましょうか?」
→もえな
伊綱「ダメです。いくらコールしても出ませんね」
調べる→携帯電話→みに
伊綱「え?」
生王「不通?」
伊綱「なんでわかるんですか?」
生王「そりゃこのパターンからすりゃね」
伊綱「現在使われてない番号だそうです」
調べる→コート
伊綱「反対側のポケットにカギが入ってましたよ」
調べる→カギ
伊綱「よくあるタイプの部屋のカギですね。キーホルダーなどはなく、カギだけです」
山王丸「このタイプのカギは、うちのマンションのカギじゃないでよ」
伊綱「だとすると、このコートを持ち込んだ人となにやら関係ありそうですね」
取る→携帯電話
伊綱「携帯電話を取りました」
取る→カギ
伊綱「このカギ、重要な手がかりっぽいですね。預かっておきます」
調べる→テーブル
山王丸「そういや、あれだ。わしが見た時ゃ、そのテーブルの上にコップがひとつ載ってたでよ。今はもう警察が持って行っちまったようだが」
伊綱「どんなのですか?」
山王丸「取っ手のついた温けえの飲むやつよ」
伊綱「マグカップのことかな?・・・中身は?」
山王丸「確かカラだったように思ったな」
伊綱「服毒死と何か関係ありそうですね」
調べる→ゲーム機
生王「メモリーカードは差さってない?」
伊綱「ありません。抜き取られているようですね」
生王「警察かな?あとで確認してみよう」
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