今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) はどうかな?
第1章 卯子酉神社
運転手の呪文→C以外
1枚100円→→B:タダでいいだろう
布を結ぶ→B:ふざけて右手を伸ばした
賽銭箱→A:もう一度あたりを見回した
卯子酉神社で、お金を払わず赤い布を取り、右手で布を結び、そして賽銭泥棒を働らこうとする快人の前に、小さな女の子が立ちはだかる。
女の子は、おかっぱ頭で、透き通るような白い肌、真っ白な浴衣を身に着け、快人を見つめている。
女の子の口がうごいているが言葉は聞こえない。その口は、立ち去れと言っているようだ。
恐ろしくなった快人は、いそいでタクシーに戻る。
タクシーの前には白い球が浮かんでいる。そして、移動し始めた。
快人は、追いかけることにした。
球を見失ったのタクシーの外に出てみると、そこは快人が予約していたペンションの前だった。
快人の耳に、女の子の笑い声が聞えた。
女の子がペンションの入口の前に立っていて、快人を手招きする。神社で見た女の子のようだが、空を飛んできたのか?つまり、さっきの球?
女の子はペンションの中に入り、男湯へ入っていく。
快人が露天風呂の扉を開けると、女の子の姿はなく、男と掃除中の女が立っていた。
二人は会話に夢中で、快人には気付かない。
女に手渡した封筒をたたき落とされた男は、女を突き飛ばした!
快人は飛び出して、女を後ろから支えた。
第三者の登場に、二人とも冷静なり、礼を述べる。
立ち去ろうとした快人は足を滑らせ、浴槽の中に落ちた・・・快人の耳の女の子の笑い声が聞えた。
夕食の席で、みんなが集まっている。
露天風呂で会った女性は、烏飼芳江でペンションのオーナー。姪と二人で切り盛りしている。
オーナーを手伝っているのは、立花京香。快人の学生時代の友人で、偶然に再会した!
露天風呂であった男は、佐々木。オーナーと旧知の仲らしい。
柱時計が7時を告げると、食堂の明りが消えた!と、佐々木にスポットライトが当たり、おめでとうとオーナーの声が聞こえて、再び食堂に明りがともる。
佐々木の頭上のくす玉が割れ、祝!ノベル大賞受賞と記された垂れ幕が下りてきた。
ノベル大賞受賞ってことは、佐々木さんは白銅の作者の夢野未来!!!
興奮する池谷雅也。京香の叔父で、有名旅行雑誌の編集長。
京香は、白銅を持ってきてるので、サインを頼んでいる。
アニメおたくのオーモリは、佐々木優が、美少女戦隊プリティーンの脚本家だという事を思い出し、佐々木に話しかけると、作家デビュー前にやっていたと答える佐々木。
おもいがけないゲストの出現に、みんなはしゃいでいた。まさに、サプライズ・パーティー!
サングラスにマスクの男だけ、黙々と食事をしている。
佐々木は、今日の料理が自分の大好物であることに気付いた。あなたを祝うパーティーだものと言いながら、オーナーが薔薇の花束を佐々木に手渡す。
君には感謝しないとなと、佐々木が快人に感謝の言葉をかける。あの時、君が駆けつけてくれたから、こうやって笑っていられると、佐々木は丁寧に頭を下げた。
京香に、早くペンションについた訳を聞かれて、神社で白い女の子に会い、白い球を追いかけてるうちにペンションに辿り着いたと話す快人。
白い座敷わらしだと女子学生の一人が教えてくれた。
オーナーは、自分がケガしなかったのは、座敷わらしのおかげだと喜んでいる。
佐々木まで、座敷わらしに感謝している。
女子学生二人組も、このペンションは座敷わらしに守られていると話し、幸せにあやかりたちと話す。
オタクも、座敷わらし、万歳!と言い始める。
みんなが座敷わらしをほめたたえるのがおもしろくない快人は、座敷わらしは存在しないと言い切ったが、座敷わらしをバカにしたら仕返しに会うよと京香に言われる。
東京に戻った快人が旅行鞄を開けると、お土産に買ったワインの瓶が割れ、中身がずぶぬれ・・・
夢野にもらったサインはにじんで何が何だかわからず、京香の連絡先を入力した携帯電話はメモリーがいかれて使い物にならない、新作のプロットも取材のデータも、すべて消えてしまった・・・
お土産にもらった座敷わらしのキーホルダーが、長い舌をペロリと出したような気がした。
完
エンディング61:座敷わらし
赤いしおりをゲット!
トロフィー:赤いしおりをゲット!
ミステリー編の全エンディングを見て、鎌鼬編、ビンゴ編、ポポリン編、みゆきとサトミ編の入口を発見したところで、読了率38%。