今日のテラバトル2はどうかな?
魔導師の契約で、SSのルンX2、ハルヒカリ、Sのウース、プックX2、Aのビビ・ラミア、オップル、ジュゴ、ヴォーグレスをゲット!
戦士の契約で、Zのエルガ、SSのトマホークX2、ポーラ、Sのチヅル、ルイシャラント、アリュウ、Aのジュゼアナ、ウズ、コイクをゲット!
シンデレラ
今日はお城の舞踏会。
きらびやかなドレスに身を包んだ人々の中でもシンデレラはひときわ美しく輝いていました。
この上ないしあわせな時を鐘の音がさえぎりました。
シンデレラは王子様の手を振りほどき、一目散に駆け出します。
王子様は、シンデレラの名前を尋ねてなかったことに気付きます。
でも、たったひとつの忘れ物を王子様は見つけることができました。
「あれは、靴・・・」
その靴は、透き通ったガラスの靴でした。
その夜が明けてすぐのこと、王子様の命令を受けた使いたちは、国中をかけずりまわり、女たちにガラスの靴を履かせて回っていたのでした。
ガラスの靴は、当然のことながらシンデレラの足にぴったりでした。
シンデレラにはいじわるな8人もの姉妹がおり、シンデレラにつかみかかりました!
バトル!
シンデレラは、あらゆる富と、この上ない名声と、誰もがひれ伏す権力を手に入れることができました。
そして、傍らには愛する王子様。
もはや彼女はなにを望んでいいのかわからない、と思いきや、シンデレラの物欲は、決してとどまることはありませんでした。
王子様のときも、彼女は虎視眈々と手に入れる方法を探していたんですもの。
そう、すべては、彼女の作戦どおり。
アラジンと魔法のランプ
とある砂漠の国に、アラジンという貧しい怠け者がいました。
ある日、アラジンの前に不思議な老人が現れて、こう言いました。
「なんでも願いを叶える魔人を知っているかな?」
アラジンはすぐに興味を抱き、不思議な老人に問いただしました。
「教えてくれ、そんな夢みたいな話があるのか?」
老人はある洞窟にことを教えてくれました。砂漠の谷の奥深くの砂丘にある不思議な洞窟。
そこには金銀財宝と、魔人を封じ込めた魔法のランプが眠っているといいます。
アラジンはさっそくその洞窟へと向かいました。
そしてアラジンはついに見つけたのです。
魔法のランプへと駆け寄ろうとアラジンが足を踏み出した途端、周囲にあった金銀財宝が道をふさぐようにアラジンの前に立ちはだかりました。
バトル!
襲い来る宝物を退けたアラジンは、ついに魔法のランプを手にしました。
さっそく不思議な老人に教えてもらったとおり、ランプの脇を3回手のひらでこすり上げると、モウモウと煙が吹き出しました。
「私を呼び出したということは、かなえたい願いがあるのだろう?」
「もちろんだ、ランプの魔人よ。だが、その前に、ランプの魔人じゃ名前が長い。」
「私の名前はイフリート。さぁ、願いを言え!かなえてやる願いは3つまでだ。ただし、魔人である私が認めた者の願いだけをな。」
バトル!
洞窟の中は突然の地殻変動で道が塞がれ、アラジンは外に出ることができなくなりました。
「それじゃあひとつめの願いだ、ぼくを外にだしてくれ。」
「かしこまりました、御主人様。」
魔人が返事するやいなや、あたりはまぶしく光り、気付かばアラジンは洞窟の外へと出ていました。
手には、鈍く輝く魔法のランプ。
「大金持ちになりたい」とアラジンがいると、魔人は瞬く間にその願いを叶えました。
国一番の大金持ちになったアラジンは、砂漠の国の王女の婿となり、ついには一国一城の主となりました。
そして、それから数十年の月日が流れ、アラジンはすでに90歳を超えるまで長生きしているもののさすがに肉体や頭脳は衰え、記憶の大半を失っていました。
魔人を忘れてしまったアラジンは、悲鳴を上げました。
バトル!
「待ってくれ、私はアラジンと契約した魔人、イフリートだ。」
アラジンの悲鳴を聞きつけて、たくさんの衛兵たちが駆けつけました。
「アラジン様、聞いたことがあります。砂漠の奥深くの砂丘になる不思議な洞窟に、とんでもない魔人が封じ込められていると。」
「なんて恐ろしい、もといたところへ、帰るがいい!」
アラジンがそう叫ぶと、ランプの魔人は悲しそうに言いました。
「かしこまりました、御主人様。」
そうしてランプの魔人は、砂漠の谷の奥深くの砂丘にある不思議な洞窟で、今も新しい主人を待ち続けているのでした。
三匹の子ブタ
のんびり屋の長男、プースケ。
ちゃっかり屋の次男、プータロウ。
そして、しっかし者の三男、プークン。
三匹の子ブタたちは、それぞれの思いの家を完成させました。
わらの家はプースケ、木の家はプータロウ、レンガの家はプークンが建てたのです。
そこへ、のっそのっそとオオカミが現れました。
バトル!
家を壊されたプースケは、「やっぱり木の家にするべきだったかな」
バトル!
プータロウの木の家は、はげしい争いによってバラバラになってしまいました。
プークンのレンガの家では、鍋がぐらぐらと沸き上がっています。
「さあて、狩りを始めよう」
オオカミたちはレンガの家に集結していました。
扉の類はぴっちり閉じていましたが、唯一、家の中に入れそうな場所がありました。
煙突です。
「ぐぎゃああああ・・・」
バトル!
こうしてオオカミ鍋にありついた子ブタたちは、食後のおいしい紅茶を楽しみながら、次の狩りの作戦を立てるのでした。
そう彼ら子ブタたちは狩られる側ではなく、この森においては狩る側の存在だったのでした。
みにくいアヒルの子
あるところに、全身が真っ黒のアヒルがいました。
「やい、みにくいの!アヒルの子はみんな黄色いのに、なんでお前だけ薄汚い色をなんだ!」
みにくいアヒルの子じゃ、兄弟たちから寄ってたかっていじめられていました。
バトル!
みにくいアヒルの子は、とうとう逃げ出しました。
あてもなく飛び出し、そしてどこを目指すでもなく飛び続けました。
みにくいアヒルの子がはじめに遭遇したのは、ニワトリでした。
「アヒルなんてガアガアうるさいやつらだわ!出ていけ、食べられる卵も産めないくせに!」
バトル!
そしてその次に、みにくいアヒルの子は七面鳥と遭遇しました。
「ガリガリに痩せておいしくなさそう。やい、ちびすけ、どこに行く。」
「どこか遠くへ、ぼくは卵も産めないし、美味しくもなさそうだけど。」
「どこへ行ったって同じだよ、なにも変わらない。」
バトル!
幾多の苦難を乗り越えながら、みにくいアヒルの子は生き延び続けました。
みにくいアヒルの子はとうとう困り果てて、とある湖畔で休むことにしました。
「そこな美しき鳥よ。わしの住まう王宮へと来ぬか?そこは鳥たちの楽園、すべての幸せが用意された場所であるぞ。そなたのように美しく、優雅な鳥は見たことがない。」
みにくいアヒルの子が湖を覗き込むと、そこには見事な白鳥が映っていました。
みにくいアヒルの子は、実は白鳥の子でした。
彼は、鳥の楽園と呼ばれた王様の住む王宮へと招かれることになりました。
「これまでいろいろあったけど、これからはみんなで仲良く暮らそうよ」
白鳥はアヒルの兄弟やニワトリは七面鳥に言いました。
「よく参ったな、鳥たちよ。ここは、お前たち鳥の楽園。鳥たちが本当に手に入れるべき幸せに浸る場所だ。さあ、わしの胃袋のおさわる幸せは受け取れい!!」と王様は言いました。
バトル!
底知れない欲望を抱えた王様を前に、みにくかったアヒルの子、美しき白鳥は必死にあらがい、やっとのことで王宮を抜け出しました。
その後、白鳥は、鳥たちの間で流れる「鳥の楽園」の噂を根絶させるために世界中を渡り飛んでいるという説がありますが、その話は、また、別のお話。
桃太郎
長らく子供に恵まれなかった夫婦のもとに、流れ着いた大きな桃がありました。
その桃から這い出てきた赤ん坊を、老夫婦は桃太郎と名付けました。
なまじ他者よりも才覚に溢れ、学問も武芸も人並み以上にこなせた桃太郎は、何かを勘違いしたまま、成長しました。
そうして彼は、生きがい、やりがいを説き、他者に尽くすことを強要する立派な大人になりました。
そのころ、都では鬼と言う名の悪しき者たちによる殺人、放火、襲撃といった凶悪事件が頻発するようになっていました。
桃太郎が、鬼を退治という事業を興したのはそのころのことでした。
「マジムリなんだけど」
「しっ、桃太郎さんが小便から戻ってくる」
「さあ、鬼ヶ島までもうすぐだ。きびだんご分は働けよ!」
「きびだんご1個しかもらってないし」
「そもそも鬼退治ときびだんごって釣り合わなくない?」
バトル!
「お前たち、もうすぐだぞ~」
優雅にきびだんごをつまみながら、桃太郎は鬼ヶ島に上陸しました。
鬼が出てきたのですが、おそろしいと伝えられたはずの鬼はなんともまあ、かわいらしい姿。
「大丈夫なのかな、おれたちが悪者みたいになってない?」
イヌ、サル、キジの会話を遮るように桃太郎はにこやかに言いました。
「ボクは桃太郎。手下どもが鬼ちゃんたちを倒せってウルサくてさぁ~。ボクと夜明けのエスプレッソどう?」
バトル!・・・全然ダメージ通らなくて全滅した
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