今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) はどうかな?
いやぁ、ミステリー編はかまいたちの夜を思い出すような展開にワクワクし、深夜にイヤホンはめてプレイするジェノサイドモードが、ちびりそうに怖かったよ。あとは推理が当たれば、良かったんだけどね・・・
初回は、本当のオーナーは赤城恵美だと思われている女性でたぶん本当の名前は烏飼。赤城は、金庫の中身を狙ったニセ烏飼に、雪が降る前に男湯で殺害される。金庫の番号を探しているうちに神林夫妻が到着したため、ニセ烏飼はオーナーのふりをするハメになる。雪乃は、赤城の家族(赤城の手放した娘?)でペンションを手伝いに来た=11人目の客。雪乃は、サプライズ・パーティを計画して、マスターキーを持ち赤い作業着を着て長靴を履いて外で準備ををする。その姿を、神林夫妻や快人たちに見られた。男湯の外から風呂場に赤い服の人間が浮いているのを発見した雪乃は、食堂の窓に映った厨房に立つニセ烏飼を見て、、被害者が赤城であることに気づいて錯乱。雪乃がニセ烏飼が犯人だみたいなうわごとを言い、それを聞いたみゆきは殺害される。黒井は単なる有名人で顔出し厳禁、事件に巻き込まれるのを嫌がり逃走。池谷は事務室を調べたときに宿泊ノートと、ホワイトボードの筆跡が違うことからニセ烏飼がオーナーじゃないことに気付いたため殺害される。オーモリは、ニセ烏飼がアニメファンじゃないと言ってるわりに、ペンションの中にオタクにとっては秘蔵の品がけっこうあることに気付いて、ニセ烏飼がオーナーじゃないと気付いたため殺された。雪乃は、赤城を殺したニセ烏飼に復讐しようとどこかに潜み、機会を見てニセ烏飼を殺害。それを止めようとした快人も殺害した、と推理したんだが、自分の選びたい選択肢がなくてバッドエンドでしたね・・・
必要な選択肢がないってことは、どっかで間違った選択をしてるんだよね・・・もう一度じっくりやりなおしてみますか!
第21章 犯人探し
触れられたくない過去→B:高校時代に
男湯の調査→浴槽
殺人の痕跡→A:遺体の移動はありえない
第22章 外を探索
テラスの調査→スイッチ
雪乃がみたものは?→C:殺人犯がいたとは思えない
疲れた→B:もう一度風呂に入る
風呂に入りたい→A:服を着たまま?
快人が推理を始める!!!
快人は雪乃が11人目の客だと話す。
推理~雪乃の様子~→髪の毛がしっといと濡れていた+カーディガンのボタンがすべて留まっていたで、仮説成立!
雪乃の様子
B:雪乃は風呂に入る目的で風呂場に行ったのではない
快人は、雪乃が入浴のための荷物(タオル、着替えなど)を持っていないことと、衣服に乱れがないことから、入浴のために風呂場に行ったのではないと断定する。
遺体の移動
B:女湯に遺体はなかった
最初に男湯を調べた時、何の痕跡もなかったことから、遺体は最初っから男湯にあった。そして、雪乃も男湯に行き、遺体を発見したと話す快人。
どうして男湯に?
B:男湯に用事があった
その前に、雪乃が食堂で何を見たか確認しに行くことになった。寝ている雪乃には、みゆきが付き添ってラウンジに残ることになった。
雪乃はどこを見ていた?
A:食堂の中
あの時と同じ条件にするために、神林がテラスに出て、外灯を消した。すると食堂の窓には、食堂内の景色が映った!
雪乃は誰を見たのか?
うかい
推理~雪乃の正体→烏飼と顔なじみ+接客する京香を手伝いたがってたで、仮説成立!
雪乃の正体
B:雪乃は宿泊客ではない
マスターキーを持ち歩くことができるのは、ペンションの従業員だ!
雪乃は人見知りが激しい性格っぽいので、初対面の京香と快人とは話しづらくて自分のことを説明してもらうためにと烏飼を呼んでもらったが、烏飼は不在だった。そして、京香と快人は、雪乃を客だと思い込んで、話をロクに聞かなかった。
雪乃も7時までに風呂掃除を済ませたかったので、自分のことをちゃんと説明する時間がなかったのだ。
雪乃はさっそく風呂掃除に向かったが、鍵がかかっていたので、事務室からマスターキーを借りた。それが6時半のことで、オーモリに目撃された。
雪乃は7時前に、露天風呂で赤城を発見し、食堂に駆けこんだ。そして、そこで見慣れない人物を発見し、「誰?」と叫んで倒れた。
本当のまねかれざる11人目の客は、烏飼!!!
雪乃は、見知らぬ人間が料理を作っているのを見て、驚いて倒れたのだ。
推理~烏飼のミス~ウェルカムカードの筆跡+入浴時間を書いた張り紙の筆跡→仮説成立!
烏飼のミス
B:ウェルカムカードと風呂場の張り紙の筆跡は同じ
宿泊ノートの字と、ウェルカムカードと風呂場の張り紙の字とは筆跡が違うことから、快人は、烏飼はオーナーではないと断定!
そして、本物のオーナーは赤城。
烏飼が、男湯を掃除していた赤城を殺した直後、神林夫妻が到着したため烏飼はオーナーのフリをした。
雪乃は、いつもは2着ある防寒具が1つしかなかったので、残っている1着を着て赤城を探しに外へ出た。その姿を、快人と京香が目撃した。
そこへ意識を取り戻した雪乃が現れる!
雪乃は、自身が緊張すると脳が外界とのコミュニケーションを強制的に遮断してしまう。極度の緊張状態だと、熱が出てきて意識がもうろうとすると話す。
ペンションのオーナーは、雪乃の母親の姉。
人見知りの激しい雪乃は中学卒業後は、家に引きこもっていた。そんな雪乃に、叔母は「ブラウニーを手伝いたいと思った時に、手伝いに来て」と声をかけてくれ、雪乃は時々手伝いに来ていた。
今夜はたくさんの客が来るので手伝ってほしいと頼まれた雪乃は、ペンションに着くなり、京香に宿泊客に間違われてしまった。
雪乃は、姿の見えない叔母を探したが見つからず、風呂掃除をして叔母を発見したと話す。
快人は、雪乃に、烏飼がペンションのオーナーでも従業員でもないことを確認する。
しかし、烏飼の動機がわからない・・・
ペンションで拾ったという便せんを取りだした池谷が、烏飼は夢野未来だと言い出す。
その便せんには、
「佐々木優様
全日本ノベル大賞受賞おめでとうございます、あなたの書いた「白銅」を読みました。いろいろとお話したいことがあります。来週の日曜日、もし予定が空いているなら、私のペンションへご足労いただけないでしょうか。」
ウェルカムカードと同じ筆跡だ。
池谷は、夢野未来は覆面作家だが、本名が佐々木優だということは業界内では知られている。池谷は、宿泊客の中に夢野未来がいると知り、興奮していたのだ。
なぜ夢野未来の受賞パーティーを開こうとしていた赤城が、夢野本人に殺されなければならなかったのか?
夢野は、白銅は盗作だと話す。芳江が昔書いた小説のアイデアがそっくり同じだと。
ブラウニーのオーナーの本当の名前は烏飼芳江で、10年前は夢野と将来結婚するつもりだった。夢野と芳江はともに作家を志してしたが、夢野が芳江の作品を読み才能に嫉妬したため、うまくいかなくなったのだ。
夢野が読み嫉妬した作品は芳江の書いた白銅だったが、夢野はそのことを忘れて白銅を書く。そして、芳江からの手紙を読んで、夢野は自分の白銅は芳江の模倣だったことに気付く。
夢野は芳江に謝るため、このペンションを訪れて、百万円を渡そうとするが断られた。しかも、芳江は、自分の欲しいものは金庫にしまってあると言う。
金庫の中には夢野の盗作の証拠である芳江の白銅の原稿があり、芳江はそれで夢野を脅すつもりだと夢野は感じ取り、脅しにはのらないぞと芳江を浴槽に突き飛ばした。しかし、芳江は岩に頭をぶつけて死んでしまった・・・
夢野は金庫の中から、証拠の原稿を盗み出さなければならないが、暗証番号がわからない。
そうしているうちの神林夫妻がやってきたので、夢野はオーナーのフリをした。夢野は金庫の中を取りだすまで、逃げ出すわけにはいかなかったのだ。そして、盗作作家と知られるより、殺人犯として逮捕される方を選んだ。
ペンション中を捜しまわったが、暗証番号がわからず、結局、夢野は金庫を開けることができなかったと話す。
金庫暗証番号入力
8910 白銅!
金庫の中には、「深紅の祝福」というタイトルの手書きの原稿、手紙の入った薔薇の花束、高級万年筆が入っていた。
原稿の筆跡は芳江のものではない。夢野だ。
夢野は、10年前、それぞれ自分の書いた小説をプレゼントしあったことを思い出す。夢野のほうは、芳江の才能に嫉妬し、芳江の原稿をすぐに破り捨てたのだが、芳江は夢野の原稿を未だに大事にしまっていたのだ。そう、芳江の白銅は、夢野がすでに破いていたのだった・・・
夢野は手紙を読んで号泣する。芳江の手紙には、夢野の小説を読み、芳江は夢野に比べて自分には才能がないことに気付き、小説家になることをきっぱりあきらめることができた。そして、今の暮しに満足していることと、芳江の書いた白銅を、ノベル大賞受賞するような作品に仕上げてくれて、ありがとうと書かれていた。
翌日、警察も到着し、事情聴取された快人たち。
京香は、出産を控えた池谷の奥さんが実家に戻っているため、池谷の面倒を見ていたが、赤ちゃんが生まれるので、やっと解放されると喜んでいる。池谷は、京香の叔父とのこと。
京香につれられて外に出た快人は、庭で黒井が雪乃に告白している場面に遭遇する。黒井も人見知りが激しくて、20歳になっても女の子と縁がないため、卯子酉様にお願いしたら、さっそくご利益があったと話している。マスクとサングラスをはずした黒井は、びっくりするほどのイケメンだった!!!
快人の頭の中にこの事件からヒントを得たものすごい小説のアイデアが浮かぶ!京香が話しかけるも、邪魔だと言わんばかり。怒った京香は、快人を殴る!
我に帰る快人に、「作家になる夢、早くかなうといいね」と声をかける京香。「快人君の小説、いつか私が出版してあげるから」と言って去っていく。
今なら、すごい傑作が書けそうだ。
完
ピンクのしおりをゲット!
混浴編のDLCもゲット!
トロフィー:ピンクのしおりをゲット!
今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) はどうかな?
第22章 外を探索
テラスの調査
テラスの床は、雪に覆われて、快人と烏飼以外の足跡はない。
スイッチを押すと、街灯が点いた。雪乃は何をテラスで見たのだろう?
雪乃が見たものは?
C:ここに殺人犯がいたとは到底思えない
女湯の露天風呂は、備品室の裏口の隣にあるが、間に高い垣根がある。
薪小屋も確認するが、誰もいない。
食堂と厨房を捜索したオーモリと池谷は、異常はなかったと話す。
ラウンジに集まりお互い報告しあうが、どこにも誰かが隠れている痕跡はなかったとのこと。
時計が午後9時に時報を告げる。
疲れた
B:もう一度風呂に入る
風呂に入りたい
B:女湯を借りる
男湯の脱衣所に赤城の遺体があるから、女湯を借りよう。しかし、女性陣が風呂を使うだろうから、もう少しあとで入ろうと快人は考える。
雪乃はどうするのだろう?
みゆきは、自分が見ているから、ここで寝かせておいても大丈夫と話す。みゆき一人では危険だという意見が出たが、みゆきは空手の有段者で、全国大会で入賞したことがあるから、一人で大丈夫だと言い切る。カギをかけたほうがいいとのことで、みゆきがラウンジのカギを持つことになった。
マスターキーは誰が持つのがいいか意見を聞くと、みな快人だと答えてくれた!
信頼の言葉
A:信頼してくれて、うれしい
と快人が言うと、みんな大爆笑している・・・なぜ?
快人の悲鳴がデカイがから、もしもの時は、大声で叫べと言われる・・・囮役ですか・・・
もういちど1階のすべての部屋を確認し、トイレ以外をマスターキーで施錠する。そして、ラウンジのみゆきと雪乃を残して、各自客室へ戻った。
快人はベッドに入ると、すぐに眠ってしまう。
ヒーターが切れており、寒さで目を覚ます快人。
第23章 ラウンジへ
時計を見ると、まだ午後9時45分。
9時45分
B:みんなはどうしているのだろう
喉が渇いてるので玄関でジュースを買うついでに、雪乃の様子も見に行こうと部屋を出た快人。
1階に下りると施錠したはずのラウンジの扉が開いている・・・
中を覗いてみると、みゆきと雪乃の姿はない・・・
京香の部屋に行き、雪乃が部屋に戻ってきていないかを確認するが、京香の返事は「戻ってきていない」だった・・・
京香にトイレを見に行ってもらうが、誰もいない。
みゆきの部屋に行き確認すると、サトミが一人でいるとの返事。
サトミは喉が渇いたと言って、1階へジュースを買いに行く。
しばらくして、サトミの悲鳴が聞こえてきた!
玄関で、みゆきが壁にもたれかかってうなだれいる。死んでいるのは、明らかだ・・・
みゆきの足元には、注射器と空のアンプルが落ちている。
第24章 2人目の犠牲者
ラウンジの集まった人々に烏飼はお茶を振るまっている。
お茶のおかわり
A:遠慮なくいただくことにした
みゆきの首の後ろに針で刺したような穴が開いてた。そして、みゆきの側に落ちていたアンプルは精神安定剤のマンドレインで、みゆきの首の周りにはロープの跡が残っていた。つまり、みゆきはマンドレインで眠らされて、ロープで首を絞められたと話す池谷。
注射器とアンプルは自分のものだと話す神林。神林は、ひどい不眠症で、マンドレインを持ち歩いており、この旅行にも持ってきていたが、さっき確認したところ、すべてなくなっていたと話す。
神林は、知り合いの医者にこっそり分けてもらったとのこと。
マスターキーを持っている快人を疑う神林。
僕がみゆきちゃんを?
A:なんで僕が
腕相撲さえ京香に負ける快人に、空手の有段者のみゆきを襲うことは無理っぽい。それになぜみゆきの遺体はラウンジではなく、玄関にあったのだろう?
ラウンジには、雪乃、オーモリ、黒井の姿がない・・・
オーモリに部屋の雪乃がいるかもと心配した京香は、ラウンジを飛び出す。それを追いかける快人。
オーモリの部屋をノックして、部屋を覗くと、オーモリはボッコちゃんのDVDを見ていた。そして、雪乃の姿はない。
続いて黒井の部屋をノックすると、あいかわらず怪しい格好のままの黒井が出てくる。雪乃の居場所を知らないかと京香が尋ねると、黒井のこめかみが震えている。
第25章 雪乃を探して
ラウンジにいた5人も2階へあがって来る。
池谷が雪乃を探そうと言い出して、「ちょっと気になることがある」言いながら1階へ降りて行く。それを追いかける黒井。
黒井に、1時間ほど前にノックした時に返事がなかったと快人が話しかけると、寝ていたとの返事。
もう一度、すべての部屋を見回ることにした。
快人は、マスターキーを使って、黒井の部屋を調べることにする。
205号室の調査
黒井のカバンを調べると、この地のガイドマップだけだった。付箋のついたページは、卯子酉様を紹介している。
快人が部屋から出ると、捜索の済んだ人々が集まってきた。
しかし、池谷と黒井が戻ってこない。
午後10時半の時報が鳴った。
探しに行く快人に、京香もついてくる。
第26章 3人目の犠牲者
ラウンジに入ると、頭部を潰され血を流して倒れている池谷の姿があった・・・
池谷の傍らには、火で汚れた火かき棒を転がっている。
やがて2階にいた人々がラウンジの集まる。
その時、玄関のカウベルが鳴った!
烏飼と快人は玄関に行くが、閉めたはずの外扉が開いており、源から駐車場に向かって足跡が続いている。
靴箱を見た烏飼は、黒井の革靴がなくなっているが、雪乃の靴はあると話す。
玄関を確実に施錠して、ラウンジに戻る。
黒井が犯人のようだが、動機がわからない・・・しかし、犯人が去ったので、各自部屋で休むことになった。
各自消沈している中、ボッコちゃんに「もうすぐだよ」と興奮しながら話しかけてるオーモリ・・・
第27章 悲鳴
午後11時の鐘の音が聞こえてくる。
京香を一人にしておくのは不安な快人は、自分の部屋に京香を連れてくる。
なぐさめ
A:何か飲む?
と、快人は京香に話しかけてみたが、このペンションと泊まろうと言い出したのは自分だと言って、自分を責める京香・・・
その時、悲鳴が聞こえてきた。
自分が戻るまでは絶対に扉を開けないようにと京香に言って、快人は部屋を飛び出す。
部屋から、サトミ、神林夫妻も出てくる。
悲鳴の主はオーモリ。
神林と快人が1階へ様子を見に行く。
オーモリの左胸にナイフが刺さって、血が流れ出している・・・オーモリはうめき声をあげてのたうっている。オーモリに傍らにオーモリの血を浴び、浴衣が真っ赤に染まったボッコちゃんフィギュアが転がっている。
やがて、オーモリは、激しく痙攣すると、大量の血を吐きだし、動かなくなった・・・
119へ電話をかけようとした烏飼は、電話が繋がらないと話す。
サトミが自分のケータイを貸すが、ロックされている。サトミは暗証番号が3103=サトミだと教える。
警察に電話したが、道路が復旧するには、明け方以降との返事。
サトミは黒井が戻ってきて、オーモリを殺したのだろう。死体を移動させることができるのだから、テレポーテーションできるのかもと言い出す。もちろん、カギがあっても無意味だと。
烏飼は警察が来るまで、部屋の扉をあけないようと、今からネット掲示板に救援を求めると言って、自室に入ってしまう。
みんなでいっしょにいるほうがいいと快人が提案すると、神林はローズを呼びに部屋に戻る。
サトミは遺体があるラウンジはイヤだと言い出す。
沙都美を説得
A:ラウンジ止めて、誰かの部屋に集まろう
しかし、サトミは、もしかしたら黒井以外に犯人がいるかもしれないから、一人でいると言い張り、走り去る。
第28章 11時半
午後11時半の鐘の音が鳴った。
ラウンジに、快人、京香、神林夫妻の4人が集まっている。
ローズが時間が解決すると言って、京香を励ます。明日はきっと、今日よりよくなっている。だから、今を悩むのではなく、明日が来るのを待ち続ければいい。
ローズの言葉
A:その通りだと思った
犯人はこの中に?
A:間違いなく、僕たちの中にいるはずだ
犯人と思われる人物
烏飼と入力!
烏飼は7時ごろ電話をかけに行った+男湯と女湯にのれんが掛っていた
烏飼さんが犯人?
B:烏飼は、電話をしに行くふりをして、男湯と女湯ののれんをかけかえた
快人はラウンジを飛び出し、のれんを調べてみるが、不審な点はない。
事務室に入ると、金庫の扉があいて、中がからっぽだった・・・
ふいに電気が消えて、真っ暗になる・・・
その時、食堂で烏飼の悲鳴が聞こえた!
事務室の隣の厨房へ飛び込む快人。
その時、何かがぶつかった!ぶつかった場所か妙に熱い・・・胸にナイフが刺さっている!
犯人の顔を見ようとするが何度も何度も頭を殴られ、意識が遠ざかる快人・・・
エンディング08;こんなはずじゃ・・・
トロフィー:エンディングを見たをゲット!
ゲーム宙に、方向キーまた、スティックの上を入力すると、オレンジ色の文字が表示される。本マークのあるメージで○を押すと、そのページにジャンプ。
今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)はどうかな?
第1章
11月22日 午後3時
主人公の坂巻 快人(さかまき かいと):CV中村 悠一は、雪の遠野駅へ着いた。
宿に行く前に、タクシーのドライバーに観光スポットに連れて行ってもらって、着いたところが神社。鳥居には、卯子酉と書いてある。ガイドブックを見ると、恋愛の神様の卯子酉様(うねどりさま)として知られているらしい。片思いの相手を思い浮かべながら、木の枝や綱に左手だけで赤い布を結びつけることができたら、恋が成就するとのこと。
一面赤い布で覆われた景色を撮影しながら、次に書く小説の題材にしようと思う快人。
快人は、小説家デビューを夢見る居酒屋で皿洗いのバイト中のフリーターだ。
写真を撮り終わると、さっそく自分も試そうと、祠の木箱に100円を入れて赤い布を買い、自分の片思いの女の子って誰?と考えた快人は、学生時代に親しくしていた同級生の立花 京香(たちばな きょうか):CV小清水 亜美のことを思い出す。いっしょに映画や買い物行くくらいの友達だったが、3年前の卒業と同時にお互い連絡がない・・・
快人は京香のことが忘れられず、半年前に京香が学生時代にうちこんでいたバレーボールを題材とした青春小説を書き、その前に書いた恋愛小説の主人公も京香をモデルにしたものだった。
そして、今回、遠野を舞台にした小説を書こうと思ったのも、京香の生まれ故郷が遠野だったから。
快人は京香のことを思い浮かべながら、左手だけで赤い布を結び付けようと悪戦苦闘した結果、ようやく成功!
タクシーのドライバーには「雪景色を見とれていて」と言い訳するが、赤くなった左手でバレバレ・・・
第2章 再会
そして、快人はペンション ブラウニーへ到着。
快人がペンションへ入ろうとすると、多摩ナンバーのワゴン車がペンションの駐車場に停まり、乗っていた女性に名前を呼ばれる。なんと彼女は、京香だった!
どうして、こんなところに?
A:一人旅だと京香に話す快人。
京香は、雑誌の取材だと答える。
その時、京香の乗っていた車から、30代の体格のいいイケメンが降りて来る!池谷 雅也(いけたに まさや):CV緑川 光と名乗る男と、
恋のライバル?
A:普通に握手する快人。
池谷は、月刊らんらんとらべるの編集をしている京香の上司で、編集長とのことだが、快人は、京香が池谷のことを「雅也さん」と呼ぶのが気にいらない・・・
第3章 ブラウニー
いちゃつく二人をほっといて、二重の扉を開けてペンションに入った快人は、カウンターにいたオーナーの烏飼 優太(うかい ゆうた):CV藤原 啓治に、あいさつする。
靴箱の中にすでに同じデザインのトレッキングシューズ2足と、女物の真っ赤なスニーカー1足が入っていた。
フロントにて
B:柱時計に目をやる
腕時計と同じ時刻をさしている。
カウンターに近づくと壁に色々と写真が飾ってあり、ペンションの全景を写したものもある。よく見ると、その写真には窓に白くてぼんやりした人人型が写っている。しかも、タイトルが「ざしきわらし」・・・
写真を見て
B:座敷わらしって、なんだっけ?
ガイドブックを見ると、座敷わらしは、家屋に住み着く子供の姿をした精霊で、家に富をもたらすとか、見たものは幸せになれると言われていると、書かれている。
チェックイン続きをする際に、烏飼から、客が多くて今晩の宿泊リスト無くしたと言われる。
203号室のカギをもらう快人。
宿泊ノートには、快人の他に、赤城 恵美 201、神林 龍之介・ローズ 202と書かれている。
第4章 白髪の熟年紳士
快人が部屋に向かう途中、洗面所から白髪の熟年男性が出てきて、快人にきさくに話しかけてくる。神林 龍之介(かんばやし りゅうのすけ)CV:平野正人のようだ。
熟年紳士への返事
A:礼儀正しく返事する
今晩は大雪になるので、吹雪になる前に、露天風呂に入ると言って、紳士は男湯へ向かっていくが、すぐに「開かない」という声が聞こえてきた。
快人も扉を引っ張るが、開く気配がない・・・
張り紙に、入浴時間 午前6~9時、午後7~11時と書かれている。
腕時計は5時を回ったところで、紳士は、部屋に戻っていく。
ラウンジの調査
ラウンジでおさわり選択肢が発生!
出窓を選ぶと、昔、京香とスノボに行ったことを思い出す快人。
その時、池谷が一人で廊下を歩いてるのを目撃する。
京香はどうしたのか?と尋ねると、烏飼がいそがしそうにしてるのを見かねて、手伝うと言ってカウンターに立ってるとの返事。
じっと京香を見つめながら京香との思い出にひたる快人を見つめる池谷の視線に気づく。
面倒回避
A:咳払いをしてごまかす
203号室のドアを開けると、ドアに挟まっていた何かが落ちる。拾い上げると、それは「今夜7時のサプライズ・パーティーをお楽しみに」とかかれたカードだった。
第5章 みゆきと沙都美
客室はツインルームだ。
さっそく夕食まで一眠りしよう快人はベッドに横になるが、昨夜は皿洗いのバイドで余り寝てないのにが眠れない・・・
夕食までどうする?
A:小説を書こう
荷物からノートパソコンを取り出してみたが、京香と池谷のことが気になって書けない・・・
もんもんとするくらいなら直接京香と話そうと、フロントに向かう快人。
フロントで京香は、二人の若い女性と立ち話をしている。彼女たちはナースのタマゴ。一人は地味な感じのガネをかけた読書家で、もう一人は派手な感じの赤毛の今時の子。メガネっ娘が遠野物語に興味があり、赤毛を誘ったらしい。
二人は、自分の部屋に向かう。
宿泊ノートを見ると、池谷が204号室で、京香が205号室、さっきの梅園 みゆき(うめぞの みゆき):CV植田佳奈と新貝 沙都美(あらがい さとみ);CV小笠原 亜里紗が、206号室と書いてある。
さっきの会話から、メガネっ娘がみゆきで、赤毛がサトミだということが判明。
京香は、このペンションの創作料理は、ものすごく美味しいと評判で、有機栽培の野菜を使っているから美容にもいいと話す。
今日のお客は10人だとオーナーが言ってたと京香が話すと、新しいお客が入ってきた。
オーモリCV:杉田智和と名乗るいかにもオタクという格好をしたデブが、鼻息を荒げて京香に近づいてくる・・・
オーモリ突進!
A:男の肩の手をかけた
あっさりとはねのけらる快人。オーモリは奇声をあげてカウンターにおいてある座敷わらしの人形に近寄る!
オーモリが言うには、その人形は、ボッコちゃんという名前で、異次元少女ポポリンに登場するパタオアタ属性デロモエ系の妖怪とのこと。で、ポポリンってのは、地球制服を狙う宇宙人を遠野の妖怪たちがやっつけちゃうアニメなんだだと。
制作スタッフが取材で遠野を訪れた時に、非売品のフィギュアをバラまいたうちの1体が、このボッコちゃんとのこと。
オーモリは、50万円までなら、今すぐ現金で支払えるといって、京香にボッコちゃんを譲るよう迫る。
オーナーに伝えると京香は返事して、207号室のカギをオーモリに渡す。
ようやく京香と二人っきりになれた快人は、
京香に質問
A:さっきの男の人のことだけど
と切り出すが、オーモリの名前を聞き忘れたと言う京香。
第6章 白河雪乃
その時、また新しいお客が入って来る。おかっぱ頭の小柄の中学生くらいの女の子で、ボッコちゃんにそっくりだ。
16歳で、一人でタクシーでやってきたと話す女の子で、烏飼の知り合いのようだ。
白河 雪乃(しらかわ ゆきの)CV:花澤香奈と名乗り、208号室を指定してきた。ちょうどあいていたので、208号室のカギを渡す。雪乃は、いつものその部屋に泊まらせてもらっているからと話す。
その時、足音が近づいて来る。オーモリなら、ボッコちゃん似の雪乃が危険だ!と判断した京香と快人は、雪乃をカウンターの中に隠す。
足音の正体は池谷だった。
オーモリに会わせないよう京香が、雪乃を部屋に連れて行く。
フロントに残される快人と池谷。
池谷と二人きり
A:カウンターの片隅においてあるスポーツバッグを指差す
京香のカバンだろ?と答える池谷。
便せんを手にした池谷が、烏飼に用があると言って、カウンターの後ろのドアを開け覗きこむが、烏飼の姿はない。
池谷は、部屋の奥へ向かい、さらに奥の部屋へ入っていく。
第7章 部屋割り
しばらくすると、京香が戻って来る。京香も、快人の部屋にあったのと同じ内容を書いたカードを持っている。
面白そうと話す京香に
サプライズ・パーティー
B:つられて、僕もウキウキする
さっそく、妄想を始める快人。その姿を気味悪そうに見つめる京香。
京香を散歩に誘うことに成功した快人は、二人っきりでペンションの周りを歩く。
その時、薪の積まれた小屋の向こう側に人影を見つける。暗いので、赤い上着をきてることしかわからない・・・
赤い人影
A:正体が知りたくなった
ちょうどその瞬間に雪が降りはじめ、空を見上げている間に、人影は消えてしまう・・・
考える間もなく、猛吹雪になり、いそいでペンションに戻る二人。
第8章 黒ずくめの男
玄関の扉の前で、黒のトレンチコートを着てサングラスとマスクをかけた一人の男がたたずんでいる。
京香が尋ねると、小声で予約客だとと返事が返って来る。
オーナーからお客は10名だとい聞いていて、すでに宿帳にも10名の名前が書かれているが・・・
烏飼を呼ぶが、出てこない。さっきまで自由に出入りできた事務室の扉はカギがかかっている。
とりあえず部屋に入れて、あとでオーナーに確認をとることにしたが、空いている客室がない・・・
京香は自分の部屋である205号室のカギを男に渡した。
ここはチャンスとばかりに
部屋が足りない
A:相部屋ってのはどうかな?
と提案する快人だったが、京香の反応が悪い・・・
ちょうどその時、具合が悪いと言う雪乃が現れるので、部屋が足りなくなったことを説明し、具合の悪い雪乃も心配だから、雪乃の部屋に京香が泊まらせてもらうよう話すと、了承してもらえた。
第9章 部屋で京香と
京香の荷物を208号室へ運びいれて、快人は自分の部屋に戻る。
しばらくすると、京香が快人の部屋を訪れる。
京香は、卯子酉様の取材に来たと話す。
卯子酉様知ってる?
B:もちろん
もう祈りしてきたと話す快人に、好きな子がいるんだと京香は気付く。
京香は、今回、はじめてちゃんとした記事を書かせてもらうのだと話す。でも京香一人では頼りないらしく編集長がついてきてしまったとボヤく京香。
快人はまだ小説を書き続けているんだと話しかけてくる京香。
今でも小説
A:なんで知っているの
京香は、快人がモバイルPCにうちこんでた文章をこっそり読んだことがあると白状する。
京香は、快人が書いた小説の内容を覚えていた。
京香に、その小説の続きを聞かれるが、快人はPCごと盗まれたと答える。
もう一度書いてみればと話す京香に、同じ作品は二度と書けないと返事する快人。どういうわけか、快人が書いた長編小説は、電車の中に置き忘れたり、PCの故障でデータが消えること3回、まったく同じ題材で書かれた小説が先に出版されたこと2回と、快人の前から消えてしまう・・・
小説を書く力
A:そろそろ限界かな
弱音を吐く快人に対し、京香は、才能はあるから、あとは運だけだと励ましてくれて、文芸編集部に顔が効く池谷を紹介しようかとも言ってくれる。
しかし、それを断る快人。
京香は、夢野未来もデビュー前は相当苦労したという話す。夢野未来は、5年前にSF歴史小説を上梓して文壇デビューした覆面作家で、今年の春に出た「白銅」が大ヒットし、全日本ノベル大賞を受賞した。
快人も白銅のファンで、京香にそのことを話すが、京香は恋愛モノは苦手で読んでないとの返事・・・池谷に読むように言われて、一応今、持ってきているとのこと。
白銅
A:だまされたと思って読んでみなよ
絶対におもしろいと京香に伝える快人。
京香は、快人の部屋を訪れた本来の目的を思い出す。部屋から雪乃がいなくなったので、相部屋を嫌がって帰ってしまったのではと話す京香。
208号室へ京香といっしょに向かった快人だが、部屋には雪乃の姿と荷物はない・・・
快人は、この部屋が座敷わらしが写っていた部屋であることを思い出す。
第10章 食堂へ
6時30分。
快人は京香といっしょに、夕食を食べるため、1階へ降りる。
食堂では、神林さん、その奥さんで流ちょうな日本語を話す西洋系の外国人女性の神林 ローズ(かんばやし ローズ)CV:一城みゆ希、みゆき、サトミ、そして怪しい最後の客が座っていた。
キッチンでは、烏飼が懸命に料理を作っている。
京香は、烏飼に11人の客がいると話すが、烏飼はそんなはずはないとの返事。
みゆきが、座敷わらしでは?と話す。
座敷わらしのことを知らないサトミに、神林が説明をする。
妖怪
A:妖怪にくわしいですね
遠野に来るくらいだから、遠野物語に興味があるのだろう。
遠野物語は、明治の末、柳田國男が書いた本で、遠野周辺の不思議な民話が多数つづられている。
遠野は観光地としては有名な場所ではない。逆にいうとここを訪れる人間は、遠野物語で魅力を知った、つまり妖怪が好きな人種なのだ。
京香は、さっき快人といっしょにペンションの裏で見た赤い人影が座敷わらしだったかもと話すと、赤い座敷わらしに対しておびえる様子の烏飼とみゆき。
サトミが妖怪なんていないと言うと、何もなかったような態度に戻る烏飼。
遠野には不思議な力があり、自分と妻が知り合ったのは卯子酉様のおかげだと話す神林。
みんなが興味を持ちだしたので、話を続ける神林。
30年前、大学3年生だった神林は、旅行で鎌倉のペンションに泊まった時、ペンションのオーナーの娘がイタズラで、神林の靴の赤い靴ひもと、同じペンションに泊まっていたローズの靴の同じく赤い靴ひもを結びつけた。運命の赤い糸だとからかわれた神林はローズに一目ぼれ。しかし、ローズの連絡先を聞かずに別れた神林は、卯子酉様に願いをかけに遠野を訪れたところ、同じことを考えて遠野に来ていたローズに再会したと話す。
今日がいい夫婦の日だと気付き
いい夫婦の日
A:なるほど
と思う快人。
神林は、明日が銀婚式なんで、あらためて卯子酉様にお礼を言おうと思って、遠野に来たと話す。
第11章 食堂に集まる客
エビチリを調理中の烏飼に、京香が料理はどこで習ったのかを尋ねると、独学だとの返事。烏飼は母親を早くに亡くし、男ばかり5人兄弟の長男で、家族のご飯を作っていたのだと話す。
その後、京香は、あやしい男の前に座り、声をかける。京香の隣に座る快人。
名前を尋ねると、紙ナプキンに黒井爽一郎と書いて見せる。
妙な緊張感を見せる黒井に対して、
黒井に
B:どこか具合がわるいんですか?
と声をかける快人だが、黒井は喉の調子が悪いようで、返事がない・・・
神林の話しに興味が湧いたのと、酔っぱらってかなり御陽気になったサトミが、明日は絶対に卯子酉様に行くとはしゃいでいる。
池谷がやって来る。
池谷の席
B:来るな、気付くな
京香は、席を一つずらし、京香と快人の間に池谷を座らせる・・・
京香は、池谷のシャツの袖に赤いものがべったりとついてるのに気付いて、声をかける。
万年筆のインクだと答える池谷。部屋で原稿チェックしてる時についたとのこと。
京香が、「洗うのは私。もうすぐ子供のできるから節約しないと」というのを聞いた快人は、動揺して握っていたグラスの水をこぼしてしまう・・・
快人の濡れた手を、ローズはポーチからハンドタオルを取り出して拭いてくれる。
ローズに恋してると指摘され、動揺する快人。
第12章 7時
ローズは手相を見ることができ、快人が大事なものを失くしているとも話す。
手相
C:僕の将来がわかりますか?
とローズに尋ねると、快人には運命線が10本くらいあるから、運命が10パターンくらいあるとの返事。
ローズは快人の手相を見て、おかしな妖怪とたくさん会う運命、なくしたものがすべてもどってくる運命、テロリストの陰謀に巻き込まれる運命なんかが見えると話す。
大切なものをなくなずにすむ方法をローズの聞くが、本気で守ろうと思う強い意思が大切だと言われる。
そして最後に今まで不幸だった分、これからの人生は幸運だと快人に話すローズ。
7時になったが、まだ3人が現れていない・・・オーモリ、雪乃、顔を合わせていない赤城恵美。
池谷は、自分はサプライズ・パーティーに遅れちゃいけないと思って来たが、集まっていない人間がいるんだとボヤく。
サトミが烏飼にサプライズ・パーティーって何をするのかと尋ねると、烏飼は何のこと?かと聞き返す・・・あのカードって、オーナーが書いたものじゃないのか・・・
部屋に置いてあってよねとサトミが尋ねると、黒井以外の人間はうなずいた。
確かに宿泊ノートに残っていた烏飼の筆跡とは違う。
柱時計が7時を告げると同時に、ダイニングに雪乃が飛び込んできた!
髪が濡れている雪乃は、お風呂に人が倒れているから、救急車を呼んでと告げる。
そして、窓の外を見て、「あなた、誰?」と言って雪乃は倒れてしまう・・・
雪乃に近づいたみゆきは、気を失っているだけだが、少し熱が高いと診断する。
烏飼が車を出して、雪乃を病院まで運ぶことになった。
気を失った雪乃
A:僕も行きます
外に出るが、猛吹雪でとても車は出せそうもない・・・結局、救急車を呼ぶことになった。
池谷は、窓の外を覗きこむが暗くて何も見えない。雪乃は何に驚いたのだろう?
窓の外に見たものは
Bそれよりも風呂場
第13章 女湯
食堂を飛び出した快人、京香、池谷は、浴場の前で2階から降りてきたオーモリに会う。
倒れてるのは、赤城恵美だろうと、女湯の扉を叩く。
京香が女湯の扉を開け脱衣所に入るが誰もいない・・・状況がわからないオーモリもいっしょに中に入って来る。
脱衣籠もカラだ。
お風呂場にもいないと京香が話す。
まさかこんな猛吹雪だが露天風呂に?
露天風呂に行ってみたが足跡はない。
しかたがないので引き揚げることにする。
第14章 眠り続ける雪乃
ラウンジに戻ると雪乃はみゆきに介抱されていて、それを神林夫妻が心配そうに見つめている。
浴室には誰もいなかったと報告して、雪乃の容体を尋ねると、一度目を覚ましたが、精神的ショックが大きかったのか、錯乱状態になっていたので、神林が自分が持っていたマンドレインを注射したとのこと。
マンドレインは精神安定剤で、副作用もないと言い切る神林。みゆきも脈が落ちついてきたから、大丈夫だと付け加える。
オーモリが興奮している。ヤバイ、雪乃がボッコちゃんそっくりだと気付いた!
雪乃ちゃん危うし?
A:立ちはだかる
しかし、オーモリが向かった先は、壁に貼ってあるボッコちゃんのポスターだった。有村監督が描いた非売品とのこと。
オーモリは雪乃の顔を見ても反応しない。どうやら現実世界の女性には興味がないらしい・・・
神林から、烏飼が119に通報したが大雪のため救急車の到着が遅れることを伝える。
そういえばサトミの姿がない・・・サトミは、自分は何の役にも立たないからと言って、食堂でワインを飲んでるとのこと。
第15章 男湯にて
露天風呂を調べて体が冷え切りくしゃみをする快人と池谷。みんなの勧めで、お風呂に入ることになるが、なんとなく気まずい・・・
風呂に誘う
A:神林を誘う
飲酒後で大丈夫かと心配するローズに、大丈夫だと言い、神林も男湯へ。
男湯もきれいに整頓されており誰も使った形跡はない。
湯船につかった体を完全に隠す白濁したお湯につかりながら快人は、
まさか、湯の中に!?
B:今も湯の中に沈んでいる?
自分の考えを池谷と神林に伝える快人。
快人は、雪乃が洗い場で倒れていた赤城を発見するも、目を覚ました赤城が朦朧として湯船に落ちたか、雪乃が発見した時はすでに赤城が湯船に沈みかけだったのではないかと話してみる。
赤城って誰?と聞かれて、快人は宿泊ノートに最初に書かれていた人物と答える。
神林は、自分たちが到着したとき、玄関にあった女物の赤いスニーカーがあったことと、6時ごろ、ローズといっしょに玄関のそばに赤い服を着た女性を見たがすぐ逃げて行ったと話す。
神林は、猛吹雪だと言うのに露天風呂に入りに行く。その途端、悲鳴が聞こえた!
快人と池谷が露天風呂に行くと、岩風呂の中央に真っ赤な防寒着を着た女性が浮かんでいた・・・思わず馬鹿デカイ悲鳴を上げる快人。
第16章 赤城恵美
裸のまま3人は食堂へ駆けこみ、事情を説明する。
烏飼とオーモリに、浴室へ来てもらうよう頼むが、オーモリは死にかけの人間に触るのはイヤだと抵抗するが、池谷が引っ張っていく。
結局、快人、池谷、烏飼の3人で赤城を引き上げるが、オーモリは嘔吐している・・・
烏飼が最初の客だと証言し、ポケットにも201号室のカギが入っていたことから、被害者は赤城に間違いない。
神林は、誰かが、雪乃が遺体を発見してから、快人たちが女湯をに賭けつける間に、男湯に遺体を動かしたのでは?と話すが、その理由はわからない・・・
さらに、神林は、遺体の後頭部に大きな傷があるから、転んだか、誰かに殴られたのだろうと話す。
そして、赤城が防寒着を着たままだということは、風呂に入りに来たのではない!誰かに、露天風呂まで運ばれてきたのと話す神林。
池谷も、犯人は女湯に遺体を隠そうとしている時に雪乃が来てしまい、犯人はとっさに隠れて難を逃れるが、遺体が見つかっては困るので、男湯に移動させたのでは?と話す。
それに、本来ならこの時間はディナーの時間で、誰も風呂場には来ないハズ・・・烏飼の準備が遅くなって、たまたま遺体発見が発見されたと続ける池谷。
一人で遺体を運ぶことができるのかも疑問だが、露天風呂に足跡がないのも不気味だ・・・
そこへ、みゆきが、7時過ぎに起きた雪崩のせいで、警察も救急車も立ち往生していると伝えにくる。
このペンションは陸の孤島と化してしまった・・・
第17章 201号室へ
午後8時の時報を時計が告げ、予定より1時間遅れでディナーが始まる。
生ハムとカキのオードブル、エビチリ、野菜たっぷりのクリームスープパスタ。
しかし、食堂にいる7人は誰も手をつけようとしない。(烏飼は用事をしに事務室、みゆきはラウンジで雪乃を介抱、黒井が気分が悪いと自室に籠っている)
赤城の遺族に連絡しないとと話すローズに、連絡先もわからないし、どうせ道路は通れなくなってるから、連絡してもムダだと答える池谷。
赤城さんの家族へ
A:ローズの意見に賛成
赤城の荷物を調べたら連絡先がわかるかもと席を立つ快人だが、男の人に荷物を調べられるのに抵抗があるからと言って京香も付いてくる。
201号室の調査
ウェルカムカードに注目すると、快人の部屋にあったカードと色やデザインが同じでで、筆跡も変わらない。しかし、「今夜、深紅の祝福をあなたに。」という文面だった・・・
第18章 犯人はどこに?
結局、赤城の荷物はどこにも見つからず・・・
午後8時半の時報を時計が告げる。
食堂の7人は黙ったまま。
午後8時半
B:口を開いた
沈黙に耐えかねて事件のことを話そうとする快人に、ローズはイヤな気持ちになるから警察に任せては?と提案する。
池谷は、警察がいつになったら来るかわからないと、ローズの言葉を遮る。そして、さっき外を見回ったが人の出入りした後はなかったから、犯人はまだペンションの中にいるのでは?と話す。
オーモリは部屋をロックするのを忘れたと言ってパニクる。
犯人は7時に起きた雪崩のことを知らずに、とっくにペンションを脱出したのでは?と京香が話す。
池谷は、車のキーはフロントに残ってるし、駐車場の車が消えた様子もないと答えると、京香は、犯人がペンションに残る理由が二つあると話す。
犯人がとどまる理由
A:首をひねった
京香は、理由その一、犯人はどうしてもペンションに残り続けなければならない理由がある。たとえば、犯人が何かを落として探し出す必要があるとか。理由その二、犯人はもともとペンション内に隠れる必要がない。つまり、宿泊客の誰かが犯人どいうことだ。
第19章 アリバイ
烏飼が食堂にやってきて快人の隣に座る。
赤城を最後に目撃されたの午後6時ごろで、目撃者が神林。雪乃が女湯で赤城を見つけたのは午後7時。つまり赤城の殺害時刻は、午後6時から7時の間だと池谷は話す。
神林は、赤城を見た後、ローズといっしょにラウンジへ行き、アニメを見ていたオーモリの横で暖炉にあたってくつろいていた。アニメが終わるとオーモリは出て行き、入れ替わりにサングラスの男がやってきて、ラウンジの隅で手帳に熱心に書きこんでいた。そして、6時45分にローズといっしょに食堂へ移動し、少し遅れてサングラスの男も食堂へやってきたと話す。
オーモリは、部屋にもTVがあるが、ラウンジの大画面でプリティーンを見たかった話すと、プリティーンに烏飼が食い付く。
朝まで話を続けそうだったので、池谷はオーモリに、アニメを見終わった後のことを尋ねると、番組の終わった直後の6時半に部屋に戻り、7時過ぎまでブログに感想を書いていたと言って、ケータイに映し出された自分のブログを見せる。
サトミとみゆきは、6時前からいっしょに食堂にいて、烏飼にワインとチーズをもらったと話す。
烏飼は、5時半すぎから厨房で料理を作っていたと話す。
京香は快人の部屋にいっしょにいたと話す。
池谷は、部屋で仕事の電話をしていたと話す。
雪乃と黒井がはっきりしない・・・
池谷は、男一人がこんなところに来ること自体怪しいと言い出す。
オーモリと快人はどうなん?と思ったところで、オーモリはアニメの巡礼地巡りで、快人は小説の取材という、ちゃんとした理由があるからと口ごもる池谷。
京香が池谷にバラしたのか・・・
小説家志望にくいつくサトミに
作家なのお?
B:正直に答えた
快人はそういうわけではと答えると、サトミは関心を失くす。
サトミは、快人が夢野未来の知り合いかもと思ったと話す。
池谷は、夢野未来は覆面作家で、素顔を知っているのは、担当編集者だけだろうと話す。
快人は、池谷が、黒井を犯人扱いしようとすることに、
黒井が犯人か?
B:どこか釈然としない
黒井をどう見ても怪しすぎるのだ。疑ってくださいと主張しているようなものだ。
ローズは、池谷に、これから黒井をどうするつもりなのかを尋ねると、池谷は、黒井を監禁するとの返事。
第20章 マスターキー
そこへみゆきが現れる。雪乃の容体は、神林の注射が良く効いて、ぐっすり眠っていると話すが、雪乃のポケットからこんなものが出てきたと言って、何も書いてないカギを見せる。どうやらマスターキーのようだ。
池谷が、そのカギで、あちこちのドアで確認すると、施錠・開錠できる。
雪乃とマスターキー
B:実は、雪乃ちゃんがマスター?
でも、それなら烏飼が雪乃を相部屋にするわけないし、雪乃も断るだろう。
オーモリがアニメを観終わって部屋に帰ろうとしたときに、雪乃が事務室でコソコソしていたと証言する。つまり午後6時半のことだ。オーモリはボッコちゃんのフィギュアを譲ってもらおうとオーナーに交渉しに来たが、事務室には雪乃しかおらず、雪乃はオーモリを見て逃げ出してしまったとのこと。
烏飼は、マスターキーは事務室のデスクの引き出しにしまっているが、今はなくなっていることを確認する。
よく見ると事務室が荒らされている。
金庫の扉引っ張ってみるが、当然開かない。金庫は4桁の番号を入力してロックを解除するタイプのようだ。
部屋を散らかしたのは、自分だと烏飼が話す。今週中に提出する書類を探していたとのこと。
なぜマスターキーを?
A:入りたい部屋があったのだろうか?
各部屋でお金の盗むために、マスターキーを盗んだのか?
とりあえず雪乃にちゃんと話を聞かなくては。それから、黒井もあやしいけど、遺体発見までの間、食堂にいたのは確かだから、冷静に考えなくては。
あの時間帯に遺体を運ぶことができたのは、オーモリと雪乃だが、オーモリは否定する。
とうとう、みゆきが座敷わらしのしわざかも?と言い出す・・・
すると、オーモリも、神林や快人と京香が見た赤い服の人物は、赤城じゃなくて座敷わらしだったかも?と言い始め、白い座敷を目撃すると吉事、赤い座敷わらしを目撃すると凶事が起こるという言い伝えがあると話す。
赤い座敷わらし
A:何が赤いのだろう
白い座敷わらしは、色白で服も白で、髪の毛は黒い。赤い座敷わらしは、顔と服が赤いのか?と考える快人。
みゆきは、本で、赤い浴衣を着て、赤い手桶も持った、真っ赤な顔の女の子が現れた数日後に、強盗が入り一家全員殺された話を読んだと話す。
京香は、雪乃に座敷わらしに似ていると話しかけたため、雪乃に悪いことをしたと話す。そして、赤い服の人物はみたが、それが赤城であるかはわからないとも話す。
つづけて、京香は、犯人は次の殺人のチャンスをうかがっているかもと口にする。
第21章 犯人探し
このペンションに犯人がひそんでいるかも?
全員で客室を見回る。
こんな状況下なのに、オーモリは烏飼にボッコちゃんフィギュアを50万円で譲るように交渉している。烏飼には、アニメのことはよくわかないから、ボッコちゃんの価値を知らなかったと話す。しかし、プリティーンのことは詳しかったような・・・
触れられたくない過去
C:大学受験で
快人に触れられたくない過去は、大学受験の時、受験番号を間違えて書いたのに合格したことだ・・・
結局、どの客室にも異状はなかった。
最後に205号室の黒井の部屋をノックする。しかし、返事はない・・・
マスターキーを持っているが。話し合いの結果、そっとしておこうということになる。
風呂場を調べる。
男湯の調査
床には、うっすらと雪が積もっているが、何ら痕跡がない。
殺人の痕跡
A:女湯から男湯に遺体を移動させるには無理
男女とも風呂場は怪しいととことはなかった。
快人と烏飼は、事務室を調べるが、隠れるところは無い。
事務室から続く、烏飼の寝室も調べるが、怪しいところは無い。
カギのかかっている備品室をマスターキーで開けて調べると、赤城が着ていたものにそっくりな真っ赤な防寒着がかかっている。しかも濡れている。
烏飼は、従業員の作業着だと言う。
備品室には、もう一つドアがあって、そこから裏庭に出れるようだ。しかも、隣は女湯。
備品室の床には、寒冷地用の長靴が2足置いてあるが、1足の底には雪が張り付いている・・・
烏飼に、この長靴を最近履いたかを尋ねると、首を横に振る。
裏庭に出るドアのカギを開けて裏庭へ。吹雪はましになっているようだ。
玄関で従業員用のスノーシューに履き替え、快人と烏飼は裏庭へ出る。