チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 

ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 南→キャメロットの街の南門→南→キャリドンの森のとば口→南へ。


 森の中の三叉路にいる。あたりには霧が薄く立ち込めている。
  • 西へ行く
  • 南へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 大きな泉のある空き地にいる。
 森の小道、三叉路に出た。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 南へ行く
  • 北へ行く
 森の中の小さな空き地にいる。
 空き地の中央には緋毛氈が敷かれている。
 道は東、西、北に続いている。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 さしわたし100メートルばかりの砂場にいる。温かな砂の上で無数のクリープが日向ぼっこしている。
 道は東と西に続いている。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
 一本道を西へ西へと歩き続けるうちに、急に霧が周囲に立ち込めてきた。
  • 東に戻る→一つ前の選択肢に戻る
  • このまま西へ進む
 進むうちに、だんだん霧が深くなり、とうとう足元も見えなくなってしまった。自分がどの方向に進んでいるのかの見当もつかない。
  • 黄色水晶を持っている
  • 黄色水晶をもっていない
 黄色水晶を取り出して目にあてがうと、森の景色や道が再び見えるようになった。
 道はあいかわらず東西に続いている。
  • 東へ行く→クリープが日向ぼっこしている砂場に辿り着く
  • 西へ行く
 西へ進むと、やがて霧は晴れ、小さな空き地に出た。
 空き地の中央に、緋毛氈を地面に敷いてエルクの楽人が座っている。あぐらをかいた膝の上に琴を載せ、うずくまる姿勢で引き続けている。
 彼はにこにこと笑って「1曲弾いてさしあげましょう。楽しい曲と悲しい曲、どちらがお好みですか」と言った。
  • 無視して東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 楽しい曲を弾いてもらう→霧の竜と戦闘になる
  • 悲しい曲を弾いてもらう→ガラスが丘近くの沼に飛ばされる
  • 武器をとって琴師に斬りつける
 琴師と戦闘!
 攻撃ポイント:10
 体力ポイント:12
 ダメージポイント=武器ポイント


 戦力ポイント0、ライオンの加護で戦力ポイント+1、武器ポイント+1、剣①(武器ポイント1)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!


 1回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力10。
 2回目:ダイスは4と6で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力8。
 3回目:ダイスは1と5で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は8。
 4回目:ダイスは3と4で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は7。
 5回目:ダイスは4と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力6。
 6回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力4。
 7回目:ダイスは4と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力2。
 8回目:ダイスは1と3で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は6。
 9回目:ダイスは2と4で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は5。
 10回目:ダイスは6と6で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、撃破!


 経験ポイント+1されて、戦力ポイントが1アップ!
 死んだ琴師は真っ黒な灰の塊みたいになると、地面に吸い込まれた。残された琴も、触れようとすると急に宙に浮いて、雷のような音を立てて西の空に飛んで行った。
 キーナンバー12を125にする。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17-3-3+3-5-4
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  1
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   0
 金貨   1
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   蜂蜜  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
   魔光の玉  7という数字が刻まれおり、体を透明にする魔光を出す
   青い岩笛  10という数字が彫られている
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   12:琴師を撃破  125
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   19:魔光の玉  7
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?

 
 4週目開始!


 1人目は新堂誠を選択。


 「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
  1. なんとなく入りました
  2. 前から憧れてしました
  3. 何かお勧めのクラブは?
 「俺が勧められる部活は・・・」
  1. ボクシング部
  2. 空手部
  3. パフェ同好会
 シナリオ:ゴングが鳴って開始!


「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
  1. 人を殴る為→新堂エンディング№19:へそまがり新堂エンディング№22:強さ
  2. ストレス解消→新堂エンディング№22:強さ
  3. 強くなるため
 「おう、わかってるじゃねぇか。そうだ、ボクシング部にはいる奴は、強くなりてぇと思ってる。
 坂上、お前も男なら強くなりたいと思うか?」
  1. 強くなりたい
  2. 今のままでいい
 「男ならそう思うのが普通だ。でもな、本当の強さってのは、腕っぷしで決まるもんじゃない。
 生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
 これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」


 新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
 新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
 ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
 「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
 「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
 「新谷、大丈夫か?」
 「はい、ありがとうございます」
 「しかし、あいつらも懲りないな。
 お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
 「はい」
 「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
 そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
 本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」


 植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
 「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
 「はい・・・」
 「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
 「あの・・・暴力は・・・」
 「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
 さあ、新谷、がんばるんだ」


 いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
 「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
 さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
 「はい」
 「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
 新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
 さあ、立ち向かえ!」
 そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
 それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。


 ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
 思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
 その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
 「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
 「やったじゃないか、新谷。
 これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
 もともといじめらないように始めた特訓だったんだから、立ち向かっていけるなら、もう必要ないだろう?」
 「あの、僕、ボクシング続けたいです!
 確かに最初は、あいつらに立ち向かっていけるように始めました。でも、ボクシング、大変だけど楽しいし、僕、もっと強くなりたいんです!」
 生徒のやる気に応えてやるのが教師だから、植野は喜んで答えた。
 「よし!じゃあ次の練習試合を目指して特訓しよう。これからは、もっと厳しくしていくからな」
 「はい!」


 最初はやらされている感があった新谷だが、次第にボクシングに目覚めていった。
 植野のおかげで心は強くなった。
 次は本格的にボクシングを極めるために、技術を学んでいった。


 「新谷、お前は精神的にはだいぶ強くなった。次は技術だ。
 ゴングの音が鳴ったら、お前は最強の選手になる!」
 「はい!」
 植野の厳しい指導は毎日続いた。
 新谷は試合まで植野に付きっ切りでコーチしてもらった。


 そして次の練習試合の日になった。
 結果はKO負け。2週間やそこらの付け焼刃で何年もやってる奴にかなうわけない。
 でも、植野は、相手に立ち向かっていく心は評価した。
 「今日は初めての試合で緊張しただろう?」
 「はい」
 「緊張すると、普段の自分の力は出し切れないものだ。それにお前は、ボクシングを始めたばかりだから、これから努力していけばいいだけさ」
 「はい!」
 「ゴングが鳴れば、そこは試合の中なんだから、手加減しなくていいんだ。お前の力をすべて出し切り、本気で相手に立ち向かっていく。
 ボクシングはケンカじゃない。れっきとしたスポーツなんだから、ゴングの音が聞こえたら全力でぶつかっていけ!」
 「わかりました!次は全力でぶつかれるように頑張ります!」
 「よ~し、また明日から特訓だぞ」
 「はい!」


 植野はあんなに弱くて、いじめられてばかりいた新谷が成長し、変わっていってくれたことを喜んでいた。
 新谷も、自分が着実に強くなっていることに嬉しさを隠しきれなかった。


 新谷はどんどん強くなっていった。
 半年も過ぎれば、昔のいじめられていた頃の面影はすっかりなくなっていた。
 リングの上の新谷は強かった。ゴングが鳴ると、まるで人が変わったように鋭いパンチを繰り出すとてつもない集中力の持ち主だった。


 その日、いつもの練習試合を終えた植野は、帰りの方向が一緒だった新谷と帰っていた。
 今日の試合は新谷のKO勝ちで、植野はひどくご機嫌だった。
 こんな日は一杯飲みたい気分の植野は、新谷と別れて、一人居酒屋に立ち寄ることにした。
 「それじゃあ新谷。俺は今日こっちだから」
 「お疲れ様です!」


 新谷と別れ、居酒屋で一杯やっていた植野はほろ酔い気分で夜道を歩いていた。
 どこからか、消防車のサイレンの音がする。
 どこかで火事でもあったんだろうか。そんななことを考えながら、ふらふらと歩いて、家に向かっていると、公園の傍でを通りかかったときに、公園から変なうめき声が聞こえて来た。
 植野は気になって公園に入って行った。
 「助けてくれ・・・」
 植野が公園に入ると茂みの中から、男が這いずり出た。
 顔面を殴られたのか、顔中血まみれで、その口からはごふごふと赤い泡を噴出していた。
 しかし、すぐに茂みに引きずり込まれていった。
 その後すぐに人を殴る音が聞こえて来た。
 「ぎゃっ、やめろ、ぐはっ」
 「おい」
 植野は思わず声を掛けた。
 すると茂みの中から誰かがにゅっと姿を現した。
 その姿を見て、植野は驚きを隠せなかった。
 影から出て来たのは新谷だった。血だらけの手で、顔は薄ら笑いを浮かべている。
 「何をしているんだ、新谷」
 「あれ、先生・・・」
 「お前、こんなをことして、どうなるかわかっているのか?」
 「ゴングが鳴ったんです。試合が始まったから、僕は・・・」
 植野は呆然とした。
 その植野の耳にまた消防車の音が聞こえて来た。消防車の音には、半鐘の音も混じっていた。
 途端、新谷の顔つきが変わった。そして、おもむろにファイティングポーズをとった。
 「ぐわああ!」
 新谷は目の前にいる植野を何も言わず殴りつけた。
 ふいをつかれた植野はバランスを崩し、その場に倒れ込んだ。
 そこへ新谷が馬乗りになって、さらに植野にパンチを浴びせ続けた。
 新谷は一心不乱に植野を殴り続けた。植野の鼻が折れても、眼球が飛び出しても、顎の骨が砕けても。試合のゴングが鳴るまで・・・
 結局、近くの住民が気付いて、警察が来て取り押さえるまで殴るのをやめなかった。
 新谷は自分の両手の骨が折れても殴るのをやめなかった。そのせいか、指の骨がめちゃくちゃに砕け、砕けた骨が皮膚を突き破り、何本もの赤黒い骨が突き出していた。
 手はグローブみたいな大きさに腫れあがり、植野の血を浴びて真っ赤なグローブのような輝きを放っていたそうだ。


 「植野はもちろん死んだよ。
 そして、加害者である新谷は、後を追うように自殺した。手の怪我で搬送された先の病院の屋上から飛び降りたんだ。
 『強くなりたい』そんな純粋な気持ちで始めたボクシングだったのに、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
  1. なぜ植野を殴ったのか→新堂エンディング№20:ゴングが鳴って
  2. なぜその話を知っているのか→新堂エンディング№21:贖罪
  3. なぜ、新谷はそんなに強いのか
  4. 植野はそんなに熱心だったのか
 「あの、新谷さんは、なぜそんなに強かったんでしょうか。いじめられっ子の彼が、こんなに強くなれるなんて、何だか信じられなくて・・・」
 「坂上、一つ教えといてやるよ。
 強さってのは、強くなりたいって思い続けた奴だけが強くなれるんだ。
 新谷は、いじめられっ子だった分、強いものに対する憧れも強かった。
 植野もそんな新谷の心意気に応えて熱心に指導していた。
 それが仇になるなんてな・・・」


 新堂エンディング№23:強さの秘訣
 CGギャラリー:41/124

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ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン 【PS5】 ELJM-30488b
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 今日のロマンシング サガ2 リベンジオブザセブンはどうかな?


 兵士からクジンシーがヴィクトールを殺害した時の様子を聞いたレオンは、オアイーブを呼んで密談をする。
 レオンは、ヴィクトールの敵討ちにジェラールを連れて、クジンシーがいるソーモンに向かう。


 セーブポイント発見!

 ゲットーから、ラビットイヤー傷薬をゲット。
 野獣の爪をゲット。
 傷薬をゲット。
 宝箱から、術酒X3をゲット。


 ジェイムズが、エイミングを習得!


 傷薬をゲット。
 小さな角をゲット。
 小さな角をゲット。
 宝箱から、小さな角X3をゲット。
 小さな角をゲット。
 橋の下の宝箱から、生命力回復をゲット。
 野獣の爪をゲット。
 ゴブリンを倒して、麻の布をゲット。
 野獣の爪をゲット。


 回復ポイント、セーブポイントを発見!


 クジンシーの館へ。
 赤鉄の鉱石をゲット。
 暖炉の中の宝箱から、ソーモンの指輪をゲット!
 ジャムを倒して、術酒をゲット。
 ミミック入の宝箱から、スウェットスーツをゲット!


 ジェラールが、フェイントを習得!


 小さな角をゲット。
 宝箱から、高級傷薬X3をゲット。
 ボーンヘッドを倒して、ダブレットをゲット!
 傷薬をゲット。
 シーを倒して、術酒、傷薬をゲット。
 小さな角をゲット。
 宝箱から、小さな角X3をゲット。
 宝箱から、12万クラウンをゲット。
 赤鉄の鉱石をゲット。


 レオンが、感電衝を習得!
 ベアが、脳天割りを習得!


 ミミック入りの宝箱から、ロブオーメンをゲット!
 小さな角をゲット。
 傷薬をゲット。
 宝箱から、ライオンヘッドをゲット!
 高級傷薬をゲット。
 赤鉄の鉱石をゲット。
 白銀の鉱石をゲット。


 テレーズが、影ぬいを習得!


 ミミック入りの宝箱から、20万クラウンをゲット。


 ベアが、パリィを習得!


 飛び降りて、傷薬をゲット。


 鍵を開けて、ショートカット開通!


 回復ポイント、セーブポイント発見!


 クジンシーとバトルになるが、レオンがソウルスティールを喰らってしまう・・・
 レオンはオアイーブが伝えた伝承法を使って、ジェラールに戦いの記憶を継承させ、死亡する。


 ジェラールが、ソウルスティールの見切りを習得!

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FANTASIAN Neo Dimension -PS5
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 今日のFANTASIAN(ファンタジアン) Neo Dimensionはどうかな?


 ピラニアラから、不死鳥の羽を盗む。倒して、ポーションSをゲット。
 ブルカを倒して、プロテインをゲット。


 ホールからウズラ号動力炉へ。
 モンスターが動力炉に入り込んだせいで、動力炉が暴走しているとのこと。
 メカ・ブルカを倒して、プロテインをゲット。


 宝箱から、落雷のかけら×3をゲット。
 宝箱から、ガッツベルトをゲット!
 宝箱から、1000Gをゲット。


 セーブポイントを発見!


 宝箱から、不死鳥の羽をゲット。


 メカ・カックルから、制御チップを盗んだ。倒して、ヒールストーンをゲット。


 宝箱から、火炎のかけら×10をゲット。


 船長は必死で、アンカーを射出して船を止めようとしているが、作動しない。
 レオアたちが、船長の代わりにアンカーの収容部の様子を見に行くことになった。

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ダンジョンに捧ぐ墓標
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 ダンジョンに捧ぐ墓標のプレイ開始!
 さっそく設定で、敵の攻撃が1/2になるイージーモードに変更。


 勇者が目覚めると、なきがらの姿ではじまりの街の墓場にいた。
 勇者をゲット。


 酒場でクエストを受注してから、亡者の洞窟へ。
 B5から帰還して、スライムの体液バックラーをゲット!


 再度、亡者の洞窟へ。
 B5から帰還したらΥで、アイアンリングルビーをゲット!


 クエスト001:スライムを10匹討伐して、100Gをゲット。


 タウンポータルストーンを購入。

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 森の中、大きな泉のある空き地にいる。
 道は東西に続いている。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
 森の中の三叉路にいる。
 道の脇の大岩に図体の大きなトロールが座っている。
 彼の横には大きな水瓶が置かれている。
 森の中の三叉路にいる。あたりには霧が薄く立ち込めている。
  • 西へ行く
  • 南へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ行く
 キャリドンの森のとば口についた。
 道は南北に続いている。北に進めばキャメロットの街、南に進めば森の中だ。
  • 北へ行く
  • 南へ行く
 キャメロットの街の南の門にいる。
  • 南へ向って、キャリドンの森へ→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ向かって、キャメロットの街の中へ
 キャメロットの街に入った。
 道は南北に続いている。道の西側には食堂、東側には質屋がある。
  • 質屋に入る
  • 食堂に入る
  • 南へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ行く
 食堂に入った。
  • 金貨2枚払って、食事をとる
  • 金貨2枚払って、弁当を買う
  • 食堂を出る
 食堂の親父は金貨を受け取ると、空席を指し示した。
  • カウンター席
  • テーブル席
 食堂の親父はプディングと子羊のスープを運んできた。
 食事はなかなかおいしく、体力ポイントを3回復。
 食事を終えて一服していると、隣で飲んでいる楽人たちの頭分らしいブーカが「どこまで行くの」と話しかけてきた。
 相手は赤いビロードの派手なチョッキに、小さな青い岩笛を紐をゆわえてブローチのように首に下げた一癖ありそうなやつだ。
  • 「コッドリープまで所用で出かける」
  • 「ガラスが丘のリンゴを取り戻すために蜃気楼城に行く」
 楽人の一人が「それが本当なら君にぜひ教えたいことがあるんだが、こんなに人がいっぱいいるところじゃまずいんだ」と言って、楽人3人は食堂の裏にティルトを連れ出した。


 楽人たちは、ティルトを取り囲んでめいめいに刀を抜き、「俺たちはバンパー様の命令でこの街を見張っている者だ」と言った。
  • ガラスの剣を使う
  • 聖水を使う
  • 武器を取って彼らと戦う
 ブーカの楽人3人と戦闘!
 ①攻撃ポイント:7
  体力ポイント:7
  ダメージポイント:3
 ②攻撃ポイント:8
  体力ポイント:7
  ダメージポイント:3
 ③攻撃ポイント:8
  体力ポイント:9
  ダメージポイント:3


 戦力ポイント0、ライオンの加護で戦力ポイント+1、武器ポイント+1、剣①(武器ポイント1)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!


 ①1回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は5。
 2回目:ダイスは2と3で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は3。
 3回目:ダイスは1と4で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は1。
 4回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、撃破!
 ②1回目:ダイスは3と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は5。
 2回目:ダイスは1と3で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力13。
 3回目:ダイスは2と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力12。
 4回目:ダイスは2と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は3。
 5回目:ダイスは2と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は1。
 6回目:ダイスは5と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、撃破!
 ③1回目:ダイスは1と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力11。
 2回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は7。
 3回目:ダイスは2と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は5。
 4回目:ダイスは1と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力10。
 5回目:ダイスは1と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は3。
 6回目:ダイスは2と4で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は1。
 7回目:ダイスは1と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力9。
 8回目:ダイスは4と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、撃破!


 3人のブーカは倒れると同時に地面に吸い込まれた。
 残った岩笛を拾うと、笛の握りの底に10という数字が彫られているのに気付いた。





 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17-3-3+3-5
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   1
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   蜂蜜  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
   魔光の玉  7という数字が刻まれおり、体を透明にする魔光を出す
   青い岩笛  10という数字が彫られている
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   19:魔光の玉  7
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!

 イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・


 新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
 倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
 日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
 日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
 坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
 それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
 怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
 倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
 それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。


 →やります
 →あ~、やっぱりいいです


 「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
  • プール→シナリオ:呪われたロッカー
  • 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • トイレ
 シナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん

「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
 でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
 竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
 そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
 その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
 あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
 じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」


 飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
 その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
 真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
 飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
 怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
 ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。


 「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
  • 食べてみたい
  • あまり食べたくない
 「今、食べたくないって言ったの、坂上君は。
 この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
 「そうでしょ、その気持ち、よくわかる。そんなにおいしいのなら絶対に一度は食べないと。
 でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
 それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
 ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
 それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
 そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
 この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
 それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
 それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
 人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
 どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
 「そうよね、わかる、わかるよ、その気持ち。坂上君なら、ぜひとも飴の力に頼って一旗揚げたくなるよね。
 でもね、飴玉ばあさんにはたった一つだけ厳しいルールがあるのよ。一度飴をあげた人間の前には、二度と姿を見せないということ。
 今はフランスでパティシエをやってる彼も、あの味が忘れられなくて飴玉ばあさんを捜したそうよ。裏門とか通用門の前なら会えるかと思って待っていても、待てど暮らせど現れない。
 諦めて立ち去ると、どこからともなく現れて他の誰かに飴をあげるんだって。
 まあ、貰えないものは仕方ないから、結局、自分であの飴の味を再現しようと思い立ち調理学校に入ったわけ。
 その結果、彼の生み出すお菓子は大評判になり、今も新たなお菓子作りに挑戦し続けているのよ。
 巷では大評判なのに、あの飴の味にはまだまだ遠く及ばないと本人は嘆いてるんだってさ」


 それからというもの、噂が噂を呼び、その飴がどれほどおいしいかだけでなく、飴を舐めると成功する、自分の夢が叶う、あの飴は幸せを呼ぶ魔法の飴だ、そんな噂が広まった。
 飴を舐めた人は、次々と成功者になった。パイロット、弁護士、カメラマン、みんな自分の夢を叶えたのだ。
 飴を舐めた人間は幸せになる、いつしか噂は真実として誠しとやかに囁かれるようになった。
 でも、飴は望んでも手に入らない。別に飴なんて望まないものの前に飴玉ばあさんは現れる。
 欲望の深い人間を、飴玉ばあさんはわかっていたのだろう。だから、飴玉ばあさんは、本物の魔法使いで弱いものの味方なんだという噂が広まった。


 「ねえ、飴玉ばあさんの飴、すごく舐めたいよね?」
 「坂上君、正直だね。そんな魔法のような飴があったら、舐めたくないって人は天邪鬼だよねぇ。
 それでさ、田所尚敬とって生徒が昔いたんだけれどね。まあ、付き合い下手っていうか、わがままでね。自分の思い通りにならないと気がすまないのよ。他人には厳しく接するのに自分には甘えん坊で、自分中心に地球が回っていると勘違いしているわけ。
 そして、卑屈で天邪鬼。思っていることとは逆のことを言ってしまう。もう、救いようがないよね。
 それで、田所君は飴玉ばあさんの話を聞いても、表面上は興味なさそうな顔をしてたわけ」


 田所は「お前ら、馬鹿じゃないの?何、飴玉一つで騒いでんの?」なんて憎まれ口を叩いていたが、内心は魔法の飴が滅茶苦茶欲しかった。
 それがみんなにもわかっているので、誰も田所を相手にしなかった。
 それで、誰もに見つからないようにして、田所はいつも学校の側で飴玉ばあさんを待っていた。
 1年生、2年生、3年生になっても彼は待ち続けた。


 そして、冬になり、高校生活のもうすぐ終わろうという日のこと。
 田所は、また明日に望みを託し帰ろうとしたら、突然、「お前さん、一人かえ?」と後ろから声を掛けられた。振り向くと、赤いフードを目深にかぶったおばあさんが立っている。飴玉ばあさんだ。
 「飴玉ばあさん!」と田所は思わず叫んだ。
 「いっひっひ、いかにもそうじゃよ。お前さん、あたしのことを待ってたんじゃろ?お前さんの前に現れるつもりはなかったんじゃが、その執念に免じて会いに来てやったよ」


 「彼はなんと答えたと思う?」
  • 待っていた
  • →「待ってたんだよ!なあ、早く飴をおくれよ」と、ひねくれ者の田所でも本音が出てしまった。「ほっほ、せっかちじゃのう。そんなに焦らんでも飴は逃げんよ。ちょっと見たところ、お前さん、かなりのひねくれ者と見たぞ。よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃのう。しかしな、決してお前さんを中心に世の中は動いているわけではない。それをきちんと理解できるかえ?」むっとした田所は、「前言撤回だぜ!何で見ず知らずの薄汚ねえババアに説教されなきゃならねえんだよ!さっさと消えちまえ!」と言ってしまった。

  • 別に待っていない
  • →田所は天邪鬼だから「別に、俺はふらっとしてただけさ」と答えると、飴玉ばあさんは「そういう子が好きなんじゃよ。ひねくれちまって、よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃの」と言った。むっとした田所は「うるせえな。お前なんか、待っちゃいねえよ。さっさと消えちまえよ!」と心では思っていないことを、つい口から出してしまった。

      
 「そんなに冷たくしないでおくれよ。あたしゃね、お前さんの前に一度しか現れないんだよ。それを自分から放棄するなんて、もったいないと思わないかね。あたしゃね、お前さんの人生を心配しているんだよ。だからそんな風に言わないで、辛抱して聞きなさいよ」と飴玉ばあさんは上目遣いで田所を見た。


 「それで、田所君はどうしたと思う?」
 「俺の人生、どう生きようが勝手じゃねぇか!見ず知らずのあんたに指図される覚えはないね!」
 「かわいい子だねえ。どうして、そう正直になれないのかねえ。そういう子は、おいしい飴を食べるといい」
 飴玉ばあさんは、手に下げたバスケットの中から大きな飴玉を一つつまみあげた。
 田所は本当は欲しいくせに、ソッポを向くと、さも面倒くさそうに、
 「どうしてももらってくれっていうんなら、もらってやってもいいけどよお。まずかったら、承知しねえぞ」と憎まれ口を叩きながら、飴玉をひったくり、包み紙をはがすと急いで口の中に放り込んだ。
 その瞬間、全身に衝撃が走った。こんな味、今まで味わったことがない。
 「うまいかえ?」
 「うまい!」
 でも、田所は、言ってしまった後でしまったと思った。それと同時に別の欲望が湧いてきた。 
 それは、もっと飴が欲しいという欲望。こんな美味しい飴、一つで満足できるわけがない。それに一粒で成功するのだから、もっと食べれば大成功するに違いない。
 そう思ったら、もう我慢できなくなって、反射的にバスケットの中に手を突っ込むと、飴玉を鷲掴みに、飴玉ばあさんを突き飛ばして逃げ出した。


 もうこれ以上は走れないと足を止めて振り返ると、飴玉ばあさんの姿はどこにもなかった。
 「なんだ、二つぽっちか」
 それでも、田所は満足だった。


 家に帰り、自分の部屋にこもると、机の上にその二つの飴玉を並べてニヤニヤした。他の連中は一つしか味わえない。それなのに、自分は3つも味わうことができる。
 だから、自分の人生は3倍楽しい人生になるはずだ。そう思うと自然と笑いが込み上げてきた。
 「今までの俺の人生は最悪だった。でも、これで変わるんだ」
 見ているだけで欲望を止めることができない。でも飴は二つしかない。
 「ちょっと、舐めるだけなら」
 ほんのひと舐めするつもりで、飴玉を口に運んだ。すると、その舌先に至高の味覚が広がり、五感は研ぎ澄まされた。
 「たまんねえよ!」
 舐めるだけのつもりが、すでに次の瞬間には口の中に放り込んだ。あんなに大きかった飴玉があっという間に溶けてなくなった。そして、一つ食べると、もう歯止めなんてきかない。
 田所は、最後の1個に手を伸ばすと、躊躇することなく口に放り込んだ。それが、彼にとって一番幸せな時だった。彼はもう死んでもいいと思った。
 いつしか最後の飴玉も胃の中に落ちて行った。
 その時、誰かが部屋のドアをノックした。
 「うるせえなあ。今、勉強中なんだよ。夕飯はいらねえよ」
 「返しておくれ、飴玉を返しておくれ」
 その声は紛れもない飴玉ばあさんの声だった。
 「返しておくれよ。ありゃあ、あたしの大事な飴玉なんだから」


 「どうすればいいと思う?」
 田所は、気味が悪くて仕方がなかった。
 部屋には鍵が掛かっているから無視することにした。
 「なあ、返しておくれよ」
 「うわっ!」
 田所は大声を上げた。なぜなら飴玉ばあさんの声が、自分のすぐ後ろで聞こえたから。振り向くと、どうやって入ったのか飴玉ばあさんが立っていた。
 田所は今更だけど改めて気づいた。飴玉ばあさんが人間じゃないって。
 「俺が悪かったよ。許してくれよ」
 「だったら返しておくれ。あたしの飴を返しておくれ」
 「全部、食べちまった。だから返せないよ。ごめんよ、許してくれよ」
 必死で謝る田所の言葉を聞いていないのか、飴玉ばあさんは次々と質問を浴びせてきた。
 「飴は好きかい?」
 「ごめんなさい、もうしません」
 「お前は飴がほしいのかい?」
 「ごめんなさい、もうしません」
 「飴は美味しかったかい?」
 「ごめんなさい、もう本当にしません」
 「飴をいくつ食べたんだい?」
 「ごめんなさい、もう本当にしませんから!」
 「ねえ、飴玉を返しておくれよ」
 「ごめんなさい。もうないんです。食べちゃったんです」
 飴玉ばあさんは震える田所の顔をものすごい力でぐっと掴むと、まじまじと見つめて笑った。
 「何言ってるんだい。ちゃんとあるじゃないか。こんなに美味しそうな目玉が二つ」
 田所の絶叫が家中に響き渡った。その声に驚いた彼の家族が、田所の部屋に行ってみると、部屋中血の海で、もう飴玉ばあさんの姿はなかった。
 ただ一人、部屋の中央で、血だらけの顔を押さえた田所が転げ回っていた。
 「目が・・・目が痛いよ!」
 びっくりした母親が田所の顔から押さえる手を引きはがすと、目があるべき場所にぽっかりと黒い穴が開いているだけだった。


 その後、田所は気が変になって、学校を辞めてしまったそうだ。
 そして数年前から、時々通用門にサングラスをかけた男が現れるようになった。
 その人は通りかかる生徒を呼び止めるとサングラスをはずして
 「僕の目玉を返しておくれよ、あれは飴玉じゃないんだよ。ねえ、返しておくれよ」ってか細い声で泣くそうだ。
 彼には目がなく、真っ黒な穴が二つ開いているだけだそうだ。


 「これで私の話は終わりです」
 「飴玉ばあさんの話は有名だからな。倉田も一応、語り部の候補に入れておこうか」


 エンディング№372:飴玉の秘密
 エンディング数 103/657 達成度15%
 キャラクター図鑑 62/122 達成度50%
 イラストギャラリー 56/283 達成度19%

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!

 イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・


 新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
 倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
 日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
 日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
 坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
 それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
 怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
 倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
 それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。


 →やります
 →あ~、やっぱりいいです


 「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
  • プール→シナリオ:呪われたロッカー
  • 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • トイレ
 シナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん

「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
 でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
 竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
 そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
 その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
 あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
 じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」


 飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
 その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
 真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
 飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
 怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
 ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。


 「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
  • 食べてみたい
  • あまり食べたくない
 「今、食べたくないって言ったの、坂上君は。
 この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
 「そうでしょ、その気持ち、よくわかる。そんなにおいしいのなら絶対に一度は食べないと。
 でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
 それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
 ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
 それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
 そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
 この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
 それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
 それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
 人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
 どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
 「そうよね、わかる、わかるよ、その気持ち。坂上君なら、ぜひとも飴の力に頼って一旗揚げたくなるよね。
 でもね、飴玉ばあさんにはたった一つだけ厳しいルールがあるのよ。一度飴をあげた人間の前には、二度と姿を見せないということ。
 今はフランスでパティシエをやってる彼も、あの味が忘れられなくて飴玉ばあさんを捜したそうよ。裏門とか通用門の前なら会えるかと思って待っていても、待てど暮らせど現れない。
 諦めて立ち去ると、どこからともなく現れて他の誰かに飴をあげるんだって。
 まあ、貰えないものは仕方ないから、結局、自分であの飴の味を再現しようと思い立ち調理学校に入ったわけ。
 その結果、彼の生み出すお菓子は大評判になり、今も新たなお菓子作りに挑戦し続けているのよ。
 巷では大評判なのに、あの飴の味にはまだまだ遠く及ばないと本人は嘆いてるんだってさ」


 それからというもの、噂が噂を呼び、その飴がどれほどおいしいかだけでなく、飴を舐めると成功する、自分の夢が叶う、あの飴は幸せを呼ぶ魔法の飴だ、そんな噂が広まった。
 飴を舐めた人は、次々と成功者になった。パイロット、弁護士、カメラマン、みんな自分の夢を叶えたのだ。
 飴を舐めた人間は幸せになる、いつしか噂は真実として誠しとやかに囁かれるようになった。
 でも、飴は望んでも手に入らない。別に飴なんて望まないものの前に飴玉ばあさんは現れる。
 欲望の深い人間を、飴玉ばあさんはわかっていたのだろう。だから、飴玉ばあさんは、本物の魔法使いで弱いものの味方なんだという噂が広まった。


 「ねえ、飴玉ばあさんの飴、すごく舐めたいよね?」
 「坂上君、正直だね。そんな魔法のような飴があったら、舐めたくないって人は天邪鬼だよねぇ。
 それでさ、田所尚敬とって生徒が昔いたんだけれどね。まあ、付き合い下手っていうか、わがままでね。自分の思い通りにならないと気がすまないのよ。他人には厳しく接するのに自分には甘えん坊で、自分中心に地球が回っていると勘違いしているわけ。
 そして、卑屈で天邪鬼。思っていることとは逆のことを言ってしまう。もう、救いようがないよね。
 それで、田所君は飴玉ばあさんの話を聞いても、表面上は興味なさそうな顔をしてたわけ」


 田所は「お前ら、馬鹿じゃないの?何、飴玉一つで騒いでんの?」なんて憎まれ口を叩いていたが、内心は魔法の飴が滅茶苦茶欲しかった。
 それがみんなにもわかっているので、誰も田所を相手にしなかった。
 それで、誰もに見つからないようにして、田所はいつも学校の側で飴玉ばあさんを待っていた。
 1年生、2年生、3年生になっても彼は待ち続けた。


 そして、冬になり、高校生活のもうすぐ終わろうという日のこと。
 田所は、また明日に望みを託し帰ろうとしたら、突然、「お前さん、一人かえ?」と後ろから声を掛けられた。振り向くと、赤いフードを目深にかぶったおばあさんが立っている。飴玉ばあさんだ。
 「飴玉ばあさん!」と田所は思わず叫んだ。
 「いっひっひ、いかにもそうじゃよ。お前さん、あたしのことを待ってたんじゃろ?お前さんの前に現れるつもりはなかったんじゃが、その執念に免じて会いに来てやったよ」


 「彼はなんと答えたと思う?」
  • 待っていた
  • →「待ってたんだよ!なあ、早く飴をおくれよ」と、ひねくれ者の田所でも本音が出てしまった。「ほっほ、せっかちじゃのう。そんなに焦らんでも飴は逃げんよ。ちょっと見たところ、お前さん、かなりのひねくれ者と見たぞ。よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃのう。しかしな、決してお前さんを中心に世の中は動いているわけではない。それをきちんと理解できるかえ?」むっとした田所は、「前言撤回だぜ!何で見ず知らずの薄汚ねえババアに説教されなきゃならねえんだよ!さっさと消えちまえ!」と言ってしまった。

  • 別に待っていない
  • →田所は天邪鬼だから「別に、俺はふらっとしてただけさ」と答えると、飴玉ばあさんは「そういう子が好きなんじゃよ。ひねくれちまって、よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃの」と言った。むっとした田所は「うるせえな。お前なんか、待っちゃいねえよ。さっさと消えちまえよ!」と心では思っていないことを、つい口から出してしまった。

      
 「そんなに冷たくしないでおくれよ。あたしゃね、お前さんの前に一度しか現れないんだよ。それを自分から放棄するなんて、もったいないと思わないかね。あたしゃね、お前さんの人生を心配しているんだよ。だからそんな風に言わないで、辛抱して聞きなさいよ」と飴玉ばあさんは上目遣いで田所を見た。


 「それで、田所君はどうしたと思う?」
 「俺の人生、どう生きようが勝手じゃねぇか!見ず知らずのあんたに指図される覚えはないね!」
 「かわいい子だねえ。どうして、そう正直になれないのかねえ。そういう子は、おいしい飴を食べるといい」
 飴玉ばあさんは、手に下げたバスケットの中から大きな飴玉を一つつまみあげた。
 田所は本当は欲しいくせに、ソッポを向くと、さも面倒くさそうに、
 「どうしてももらってくれっていうんなら、もらってやってもいいけどよお。まずかったら、承知しねえぞ」と憎まれ口を叩きながら、飴玉をひったくり、包み紙をはがすと急いで口の中に放り込んだ。
 その瞬間、全身に衝撃が走った。こんな味、今まで味わったことがない。
 「うまいかえ?」
 「うまい!」
 でも、田所は、言ってしまった後でしまったと思った。それと同時に別の欲望が湧いてきた。 
 それは、もっと飴が欲しいという欲望。こんな美味しい飴、一つで満足できるわけがない。それに一粒で成功するのだから、もっと食べれば大成功するに違いない。
 そう思ったら、もう我慢できなくなって、反射的にバスケットの中に手を突っ込むと、飴玉を鷲掴みに、飴玉ばあさんを突き飛ばして逃げ出した。


 もうこれ以上は走れないと足を止めて振り返ると、飴玉ばあさんの姿はどこにもなかった。
 「なんだ、二つぽっちか」
 それでも、田所は満足だった。


 家に帰り、自分の部屋にこもると、机の上にその二つの飴玉を並べてニヤニヤした。他の連中は一つしか味わえない。それなのに、自分は3つも味わうことができる。
 だから、自分の人生は3倍楽しい人生になるはずだ。そう思うと自然と笑いが込み上げてきた。
 「今までの俺の人生は最悪だった。でも、これで変わるんだ」
 見ているだけで欲望を止めることができない。でも飴は二つしかない。
 「ちょっと、舐めるだけなら」
 ほんのひと舐めするつもりで、飴玉を口に運んだ。すると、その舌先に至高の味覚が広がり、五感は研ぎ澄まされた。
 「たまんねえよ!」
 舐めるだけのつもりが、すでに次の瞬間には口の中に放り込んだ。あんなに大きかった飴玉があっという間に溶けてなくなった。そして、一つ食べると、もう歯止めなんてきかない。
 田所は、最後の1個に手を伸ばすと、躊躇することなく口に放り込んだ。それが、彼にとって一番幸せな時だった。彼はもう死んでもいいと思った。
 いつしか最後の飴玉も胃の中に落ちて行った。
 その時、誰かが部屋のドアをノックした。
 「うるせえなあ。今、勉強中なんだよ。夕飯はいらねえよ」
 「返しておくれ、飴玉を返しておくれ」
 その声は紛れもない飴玉ばあさんの声だった。
 「返しておくれよ。ありゃあ、あたしの大事な飴玉なんだから」


 「どうすればいいと思う?」
  • ドアを開ける
  • ドアを開けない
 田所は、言われるがままドアを開けると、飴玉ばあさんが佇んでいた。
 「ごめんなさい。飴玉全部食べちゃったんだ、許してください。なんでもします!」
 田所は土下座して一生懸命謝った。相手は人間じゃないって、この時になってやっと理解したのだ。
 「そうかい、仕方がないのう。今回だけは許してやろう。
 ただし条件がある。わしも歳じゃ。飴玉作りの手伝いをしてくれんか?」
 「わかりました。俺で良ければ手伝います。それで、何をすればいいんですか?」
 「お前さんも食べて見て思うんじゃが、とても美味しかったじゃろ?
 それもそのはず、普通の飴とは原料が違うんじゃ。なんせ、本物の人間の目玉を使っとるからのう。ひっひっひ」
 「俺は人の目玉を食っちまったのか!」
 飴玉ばあさんの言葉を聞いて、田所は胃の中から胃液が込み上げてくるのを我慢できなかった。めまいがして気が遠くなりそうだった。
 「だからの、お前さんに原料を取ってきてほしいんじゃ。これから、ずーっとな」
 「そんな・・・」
 「嫌ならいいんじゃよ。お前さんの目玉を頂くだけだから」


 それから田所の姿を見た者はいないそうだ。学校も転校したことになっている。
 でも、飴玉ばあさんの噂は今も残っている。
 飴玉婆さんは、もう原料を集められない、と言っていたから、誰が人間の目玉を集めているのだろう。


 「ねえ、坂上君、舐めてみたいって言ったよね。人間の目玉から作られる飴玉だけど、人生の成功者になれるんだもの。舐めるよね、絶対。今度一緒に飴玉ばあさんを捜しに行こうよ」
 「飴玉ばあさんの話は有名だからな。倉田も一応、語り部の候補に入れておこうか」


 エンディング№371:飴玉収集人
 エンディング数 102/657 達成度15%
 キャラクター図鑑 62/122 達成度50%
 田所尚敬
 イラストギャラリー 56/283 達成度19%

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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!

 イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・


 新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
 倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
 日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
 日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
 坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
 それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
 怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
 倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
 それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。


 →やります
 →あ~、やっぱりいいです


 「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
  • プール→シナリオ:呪われたロッカー
  • 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • トイレ
 シナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん

「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
 でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
 竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
 そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
 その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
 あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
 じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」


 飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
 その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
 真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
 飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
 怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
 ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。


 「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
  • 食べてみたい
  • あまり食べたくない
 「今、食べたくないって言ったの、坂上君は。
 この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
 「そうでしょ、その気持ち、よくわかる。そんなにおいしいのなら絶対に一度は食べないと。
 でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
 それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
 ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
 それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
 そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
 この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
 それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
 それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
 人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
 どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
 「そうよね、わかる、わかるよ、その気持ち。坂上君なら、ぜひとも飴の力に頼って一旗揚げたくなるよね。
 でもね、飴玉ばあさんにはたった一つだけ厳しいルールがあるのよ。一度飴をあげた人間の前には、二度と姿を見せないということ。
 今はフランスでパティシエをやってる彼も、あの味が忘れられなくて飴玉ばあさんを捜したそうよ。裏門とか通用門の前なら会えるかと思って待っていても、待てど暮らせど現れない。
 諦めて立ち去ると、どこからともなく現れて他の誰かに飴をあげるんだって。
 まあ、貰えないものは仕方ないから、結局、自分であの飴の味を再現しようと思い立ち調理学校に入ったわけ。
 その結果、彼の生み出すお菓子は大評判になり、今も新たなお菓子作りに挑戦し続けているのよ。
 巷では大評判なのに、あの飴の味にはまだまだ遠く及ばないと本人は嘆いてるんだってさ」


 それからというもの、噂が噂を呼び、その飴がどれほどおいしいかだけでなく、飴を舐めると成功する、自分の夢が叶う、あの飴は幸せを呼ぶ魔法の飴だ、そんな噂が広まった。
 飴を舐めた人は、次々と成功者になった。パイロット、弁護士、カメラマン、みんな自分の夢を叶えたのだ。
 飴を舐めた人間は幸せになる、いつしか噂は真実として誠しとやかに囁かれるようになった。
 でも、飴は望んでも手に入らない。別に飴なんて望まないものの前に飴玉ばあさんは現れる。
 欲望の深い人間を、飴玉ばあさんはわかっていたのだろう。だから、飴玉ばあさんは、本物の魔法使いで弱いものの味方なんだという噂が広まった。


 「ねえ、飴玉ばあさんの飴、すごく舐めたいよね?」
 「坂上君、正直だね。そんな魔法のような飴があったら、舐めたくないって人は天邪鬼だよねぇ。
 それでさ、田所尚敬とって生徒が昔いたんだけれどね。まあ、付き合い下手っていうか、わがままでね。自分の思い通りにならないと気がすまないのよ。他人には厳しく接するのに自分には甘えん坊で、自分中心に地球が回っていると勘違いしているわけ。
 そして、卑屈で天邪鬼。思っていることとは逆のことを言ってしまう。もう、救いようがないよね。
 それで、田所君は飴玉ばあさんの話を聞いても、表面上は興味なさそうな顔をしてたわけ」


 田所は「お前ら、馬鹿じゃないの?何、飴玉一つで騒いでんの?」なんて憎まれ口を叩いていたが、内心は魔法の飴が滅茶苦茶欲しかった。
 それがみんなにもわかっているので、誰も田所を相手にしなかった。
 それで、誰もに見つからないようにして、田所はいつも学校の側で飴玉ばあさんを待っていた。
 1年生、2年生、3年生になっても彼は待ち続けた。


 そして、冬になり、高校生活のもうすぐ終わろうという日のこと。
 田所は、また明日に望みを託し帰ろうとしたら、突然、「お前さん、一人かえ?」と後ろから声を掛けられた。振り向くと、赤いフードを目深にかぶったおばあさんが立っている。飴玉ばあさんだ。
 「飴玉ばあさん!」と田所は思わず叫んだ。
 「いっひっひ、いかにもそうじゃよ。お前さん、あたしのことを待ってたんじゃろ?お前さんの前に現れるつもりはなかったんじゃが、その執念に免じて会いに来てやったよ」


 「彼はなんと答えたと思う?」
      • 待っていた
      • →「待ってたんだよ!なあ、早く飴をおくれよ」と、ひねくれ者の田所でも本音が出てしまった。「ほっほ、せっかちじゃのう。そんなに焦らんでも飴は逃げんよ。ちょっと見たところ、お前さん、かなりのひねくれ者と見たぞ。よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃのう。しかしな、決してお前さんを中心に世の中は動いているわけではない。それをきちんと理解できるかえ?」むっとした田所は、「前言撤回だぜ!何で見ず知らずの薄汚ねえババアに説教されなきゃならねえんだよ!さっさと消えちまえ!」と言ってしまった。

      • 別に待っていない
      • →田所は天邪鬼だから「別に、俺はふらっとしてただけさ」と答えると、飴玉ばあさんは「そういう子が好きなんじゃよ。ひねくれちまって、よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃの」と言った。むっとした田所は「うるせえな。お前なんか、待っちゃいねえよ。さっさと消えちまえよ!」と心では思っていないことを、つい口から出してしまった。

      
 「そんなに冷たくしないでおくれよ。あたしゃね、お前さんの前に一度しか現れないんだよ。それを自分から放棄するなんて、もったいないと思わないかね。あたしゃね、お前さんの人生を心配しているんだよ。だからそんな風に言わないで、辛抱して聞きなさいよ」と飴玉ばあさんは上目遣いで田所を見た。


 「それで、田所君はどうしたと思う?」
  • 会いたかったと答える
  • 冷たくあしらう
 「ああ、会いたかったよ。これでいいんだろ」
 「ふぉっふぉふぉ、正直でよろしい。わたしゃ、素直な子が好きじゃからの」
 飴玉ばあさんは、よく見ると、ボロボロの服を着ており、目やにもたまっていて、歯には歯垢がびっしりこびりついていた。
 そして、焦点の合わない目で見られているうちに田所は我慢できなくなり思わず、
 「なんでもいいから、早く飴玉をくれよ」と叫んだ。
 「せっかちな子じゃのう。じゃあ飴玉をあげようかね。でものう・・・」
 「いいから、よこせ」
 言い終わらないうちに、田所は飴玉を奪うようにして走って逃げた。
 「せっかく注意してやろうと思ったのにのう。まあ、自分で身をもって体験するとええ。ひひひ」


 田所は、飛ぶように家に帰ると、自分の部屋に鍵をかけ、飴を包みから出すと一気に口に放り込んだ。
 「うめぇ!たまんねえよ、この味!」
 でも、舐めたのは一瞬だけで、いつものくせでガリっと噛み砕いてあっという前に全部食べてしまった。
 すると、ありとあらゆる旨味が一気に押し寄せてきて、田所の舌がそのすべてを吸収した。
 この世の味を超越したその宇宙的な味覚に、田所はまるで空を飛んでいるような感覚を覚え、意識を失った。気が付いた時、田所は自分の部屋に倒れていた。
 「すげえ衝撃だった」
 田所はあの味が忘れられなくて、何かを食べたくて仕方なかった。もちろんあの飴の味に勝るものなんて存在しないのはわかっていたが、口が寂しかったのだ。
 机の上の引き出しにあったハッカ味のキャンディーを見つけて、急いで口の中に放り込んだが、まったく味がしなかった。まったくの無味。
 不思議に思って、いくつもの飴を放り込んだが、すべて味はしなかった。
 実は飴玉ばあさんがあの時言おうとしたのは、この飴を最後まで噛み砕かず舐めることだった。もし、噛み砕こうものなら、その人は味覚障害になり、何を食べても味がしなくなってしまう。
 田所は何を食べても味覚がなくなってしまい、とうとう気が変になり、自分の舌をカッターで切ってしまった。
 田所は今どこで何をしているかはわからない。でも、時々学校の周りで舌を切り取られるという事件が発生している。言葉にならない声を発しながら、果物ナイフで無理やり舌を切り取っては、それを自分の口の中に放り込むというものだ。ちなみにそれを目撃した人物がいるが、犯人は口の中に何枚もの舌が生えていたそうだ。口の中の荒行場所に、舌が縫い付けてあったとのこと。それが、田所の成れの果てかどうかは不明だが。


 「日野先輩、語り部はぜひ私でお願いしますね」
 「まあ、候補には入れておこうか、倉田」


 エンディング№370:飴玉を噛み砕いた代償
 エンディング数 101/657 達成度15%
 キャラクター図鑑 62/122 達成度50%
 田所尚敬
 イラストギャラリー 56/283 達成度19%

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!

 イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・


 新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
 倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
 日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
 日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
 坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
 それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
 怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
 倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
 それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。


 →やります
 →あ~、やっぱりいいです


 「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
  • プール→シナリオ:呪われたロッカー
  • 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • トイレ
 シナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん

「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
 でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
 竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
 そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
 その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
 あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
 じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」


 飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
 その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
 真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
 飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
 怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
 ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。


 「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
  • 食べてみたい
  • あまり食べたくない
 「今、食べたくないって言ったの、坂上君は。
 この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
 「そうでしょ、その気持ち、よくわかる。そんなにおいしいのなら絶対に一度は食べないと。
 でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
 それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
 ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
 それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
 そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
 この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
 それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
 それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
 人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
 どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
  • 会いたい
  • 別に会いたくない
 「ここまで話を聞いて、そんなこというの?ひょっとして、坂上君のお父さんは天邪鬼なんじゃない?
 あのね、しょせん人間にできることなんて限界があるんだよ。
 無理して頑張って、叶うはずもない夢を追いかけるのもいいけどさ。それで、自分の夢が叶えられる人なんて、たった一握りなんだから。
 無理しないで、もらえるものなら手に入れた方がいいと思うけどね」


 もうかなり昔の話なるが、当時、鳴神学園に在籍していた酒井聖美は決して美人とはいえない容姿で、体型もお世辞にもスマートではなかった。そして、友達もいなくて、いつも一人で休み時間はノートに落書きしているような子だった。
 でも、おっとりしているだけで嫌な子ではなく、根はやさしく、どちらかと言えばみんなに好かれていた。
 そんな彼女のクラスに、名倉寧々という転校生がやってきた。
 彼女は目を疑うような美女だったが、誰もが美しいと思うような美人ではなく、モテルのような近寄りがたい美しさだった。
 そんな名倉は、あまりみんなとは付き合わなかった。みんなは話しづらかったのか、名倉には近づかないし、名倉もみんなに近づかなかった。
 でも、名倉は酒井にだけはよく話しかけていた。酒井は誘われれば断れないタイプで、もともとは人と話すのが好きだったので、嬉しそうに二人は話をしていた。


 ある日、下校の際、酒井が一緒に帰ろうと掃除当番の名倉を通用門で待っていたら、飴玉ばあさんに話しかけられた。
 「お前さん、誰かを待っているのかえ?」
 「はい、ちょっと友達を」
 「じゃあ、友達が来ないうちにあんたにあげたい物があるんじゃ。ほれ、これじゃ」
 包みがよれよれのゴルフボールくらいの大きな飴玉だった。
 「お前さんは、心根が優しい子だとみた。お前さんのような子は、もっと幸せにならんといかんからのう。お前さんにつきまとっているハンデを取ってあげるぞえ、ひひひ」
 それだけ言うと、お婆さんはどこかへいなくなってしまった。
 「酒井さん、お待たせ。どうしたの」
 「うん、実はね・・・」と言って、さっき起こったことの一部始終を話した。
 「それで、これを貰ったの」
 「あら、飴玉ばあさんの飴じゃないの。すごいわね、この飴は滅多にもらえないのよ」
 「名倉さんて、転校してきたばかりなのに、随分とこの学校の都市伝説に詳しいよね」
 「飴玉ばあさんの話は世界的に有名だから。この学校の都市伝説なんて、私はほとんど知らない方よ。
 それより、その飴は舐めるの?舐めれば、なんでも願いが一つ叶うみたいだけど」
 「でも、そういう話ってよく聞くけれど。願いが叶う代償に何か大事なものを失うんでしょ?しかも、それは願いが叶う以上に後悔してしまうこと」
 「あら、良く知っているわね。あなたも結構事情通じゃないの。
 でも、飴玉ばあさんの飴は大丈夫だと思うわよ。リスクがあるという話は聞いたことないもの」
 「なんでも知ってるんだ」
 「まあ、この界隈じゃ常識だもの。でも、願いを叶えるのはいいけれど、きれいになりたいっていうのだけは願わない方がいいと思うわ」
 「どうして?私、もし願うならそれを願いたい」
 「酒井さんは今のままで十分に可愛いと思うわ。だから願うなら他のにしなさい」
 「・・・参考にするよ」
 名倉は、酒井のコンプレックスを指摘して、それを可愛いと言ってしまった。
 でも、その一言で、名倉が酒井を引き立て役をして傍に置いていることがわかってしまった。
 酒井もうすうすは気づいていたが、はっきり言われてショックだった。
 酒井はカバンに飴を押し込んで二人で帰った。


 家に帰り、明日の授業に予習をしていると、
 「あれ、カバンから出したっけ?」
 見ると、机の右端にあの飴が置いてあった。
 「さっきノートを出すときに一緒に落ちちゃったのね」
 そして、飴玉の包み紙を剥いて、しげしげと見つめた。
 「なんでも願い事が叶う飴か」


 「酒井さんは、何を願ったと思う?」

 酒井は名倉の言葉を思い出した。綺麗になりたいっていうのはやめた方がいいという言葉。
 ちょっとショックだったけど、分け隔てなく話してくれたのは名倉だった。
 今までのことを思うと、名倉と一緒にいるのは楽しかった。でも、やっぱり自分は彼女の引き立て役でしかない。
 それで、酒井はこんなお願いをした。
 「お願いです。どうか私と名倉さんを本当の親友にしてください!」
 そして、飴を口いっぱいに頬張ると願った。
 そのあまりの美味しさも衝撃的だったけれど、それよりも口の中に弾けるようで刺激的な味わいが広がっていくのに驚いた。何かが体の中を広がって行くような不思議な感覚を味わい、そのまま酒井は寝てしまった。


 翌朝、酒井は何がどう変わっているのか、期待して学校へ行った。
 「おはよう」
 名倉はいつものように簡単な朝の挨拶をしただけでさっさと自分の席に着いてしまった。
 普段からベタベタしてこない名倉なので、何か変わったかを見ていると、名倉から「何かあったの?」と近寄ってきた。
 「なんでもない」と言って酒井が目線をそらすと、名倉はそれ以上深入りはしてこなかった。


 そうして放課後になり、名倉が声を掛けてきた。
 「酒井さん、今日は一緒に還れないの。先に帰るわね」
 そういうと名倉はさっさと帰ってしまった。
 一人で帰る酒井は、泣きそうになった。何が飴玉ばあさんの飴だ。名倉の態度はいつもと変わらないというより、いつもより冷たく感じた。


 次の日も名倉の態度はいつもと変わらないままだった。
 飴玉の効果がないのだから、当たり前だ。
 ところが「今日は一緒に帰りましょう」と放課後に名倉は誘ってくれた。
 通用門を出ると、突然、「お前さん」と飴玉ばあさんに呼び止められた。
 「お久しぶりね。飴玉ばあさん」
 「寧々ちゃん、こっちに来たのかえ?」
 「はい、飴玉ばあさんのお邪魔をするつもりはありませんから」
 酒井は二人のやり取りを見てびっくりした。まるで旧知のような会話。呼び止められたのは名倉だった。
 「それよりも、その子は大事にしなさい。寧々ちゃんとの仲を飴玉に願ったんじゃからね。とても良い子じゃよ」
 「はい、そのつもりです。酒井さんは私の大事な親友ですよ。こんなに心のきれいな子は、今どき珍しいですものね」
 言いたい事だけ言うと、飴玉ばあさんはまるで風のように消えてしまった。
 「酒井さん、もったいないことをしたわね。私と親友になりたいって飴にお願いしたのね。そんなことをしなくても、私はあなたは親友だと思っているわ。
 だから昨日、そのお願いは取り消してほしいって飴玉ばあさんにお願いに行ったのだけれど、駄目と言われてしまったわ。ごめんなさいね、酒井さん」
 それを聞いた酒井は目頭が熱くなった。名倉を信用していなかった自分は愚か者だ。
 名倉はポケットからとても良い香りのするハンカチを取り出すと、酒井の涙を拭いてあげた。
 「これからもよろしくね。酒井さん」
 「うん、こちらこそ」


 二人は卒業するまで仲良く過ごした。
 今は一緒にネットで開いたパフューム・ショップが大人気で、新たな良い香りを探しに年に一度は二人で海外旅行に行っているらしい。


 「結局、飴玉ばあさんの飴はやっぱり成功の基なのよ。どういう形であれ、心の清らかな人に飴は効果をもらすの。
 ねえ、坂上君、一緒に飴玉ばあさんを捕獲しない?飴玉ばあさんと契約すれば大金持ち間違いなしよ。それで世界一の大金持ちを目指すの、くふふふ」
 「倉田、お前は怖い話を語る気があるのか?今回の語り部は諦めてもらおうか」
 「ちょっと待ってくださいよ!私、怖い話たくさん知ってますってば!」


 エンディング№374:友情を確かめ合って
 エンディング数 100/657 達成度15%
 キャラクター図鑑 61/122 達成度50%
 イラストギャラリー 56/283 達成度19%

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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!

 イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・


 新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
 倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
 日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
 日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
 坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
 それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
 怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
 倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
 それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。


 →やります
 →あ~、やっぱりいいです


 「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
  • プール→シナリオ:呪われたロッカー
  • 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • トイレ
 シナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん

「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
 でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
 竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
 そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
 その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
 あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
 じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」


 飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
 その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
 真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
 飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
 怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
 ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。


 「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
  • 食べてみたい
  • あまり食べたくない
 「今、食べたくないって言ったの、坂上君は。
 この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
 「そうでしょ、その気持ち、よくわかる。そんなにおいしいのなら絶対に一度は食べないと。
 でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
 それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
 ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
 それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
 そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
 この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
 それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
 それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
 人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
 どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
  • 会いたい
  • 別に会いたくない
 「ここまで話を聞いて、そんなこというの?ひょっとして、坂上君のお父さんは天邪鬼なんじゃない?
 あのね、しょせん人間にできることなんて限界があるんだよ。
 無理して頑張って、叶うはずもない夢を追いかけるのもいいけどさ。それで、自分の夢が叶えられる人なんて、たった一握りなんだから。
 無理しないで、もらえるものなら手に入れた方がいいと思うけどね」


 もうかなり昔の話なるが、当時、鳴神学園に在籍していた酒井聖美は決して美人とはいえない容姿で、体型もお世辞にもスマートではなかった。そして、友達もいなくて、いつも一人で休み時間はノートに落書きしているような子だった。
 でも、おっとりしているだけで嫌な子ではなく、根はやさしく、どちらかと言えばみんなに好かれていた。
 そんな彼女のクラスに、名倉寧々という転校生がやってきた。
 彼女は目を疑うような美女だったが、誰もが美しいと思うような美人ではなく、モテルのような近寄りがたい美しさだった。
 そんな名倉は、あまりみんなとは付き合わなかった。みんなは話しづらかったのか、名倉には近づかないし、名倉もみんなに近づかなかった。
 でも、名倉は酒井にだけはよく話しかけていた。酒井は誘われれば断れないタイプで、もともとは人と話すのが好きだったので、嬉しそうに二人は話をしていた。


 ある日、下校の際、酒井が一緒に帰ろうと掃除当番の名倉を通用門で待っていたら、飴玉ばあさんに話しかけられた。
 「お前さん、誰かを待っているのかえ?」
 「はい、ちょっと友達を」
 「じゃあ、友達が来ないうちにあんたにあげたい物があるんじゃ。ほれ、これじゃ」
 包みがよれよれのゴルフボールくらいの大きな飴玉だった。
 「お前さんは、心根が優しい子だとみた。お前さんのような子は、もっと幸せにならんといかんからのう。お前さんにつきまとっているハンデを取ってあげるぞえ、ひひひ」
 それだけ言うと、お婆さんはどこかへいなくなってしまった。
 「酒井さん、お待たせ。どうしたの」
 「うん、実はね・・・」と言って、さっき起こったことの一部始終を話した。
 「それで、これを貰ったの」
 「あら、飴玉ばあさんの飴じゃないの。すごいわね、この飴は滅多にもらえないのよ」
 「名倉さんて、転校してきたばかりなのに、随分とこの学校の都市伝説に詳しいよね」
 「飴玉ばあさんの話は世界的に有名だから。この学校の都市伝説なんて、私はほとんど知らない方よ。
 それより、その飴は舐めるの?舐めれば、なんでも願いが一つ叶うみたいだけど」
 「でも、そういう話ってよく聞くけれど。願いが叶う代償に何か大事なものを失うんでしょ?しかも、それは願いが叶う以上に後悔してしまうこと」
 「あら、良く知っているわね。あなたも結構事情通じゃないの。
 でも、飴玉ばあさんの飴は大丈夫だと思うわよ。リスクがあるという話は聞いたことないもの」
 「なんでも知ってるんだ」
 「まあ、この界隈じゃ常識だもの。でも、願いを叶えるのはいいけれど、きれいになりたいっていうのだけは願わない方がいいと思うわ」
 「どうして?私、もし願うならそれを願いたい」
 「酒井さんは今のままで十分に可愛いと思うわ。だから願うなら他のにしなさい」
 「・・・参考にするよ」
 名倉は、酒井のコンプレックスを指摘して、それを可愛いと言ってしまった。
 でも、その一言で、名倉が酒井を引き立て役をして傍に置いていることがわかってしまった。
 酒井もうすうすは気づいていたが、はっきり言われてショックだった。
 酒井はカバンに飴を押し込んで二人で帰った。


 家に帰り、明日の授業に予習をしていると、
 「あれ、カバンから出したっけ?」
 見ると、机の右端にあの飴が置いてあった。
 「さっきノートを出すときに一緒に落ちちゃったのね」
 そして、飴玉の包み紙を剥いて、しげしげと見つめた。
 「なんでも願い事が叶う飴か」


 「酒井さんは、何を願ったと思う?」

 酒井は飴を口いっぱいに頬張ると願った。
 「私は痩せたい」
 そのあまりの美味しさも衝撃的だったが、それよりも口の中に弾けるようで茂樹廷な味わいが広がって行くのに驚いた。なにかが体の中を広がっていくような不思議な感覚を味わい、そのまま酒井は寝てしまった。


 次の日、朝起きて鏡を見て驚いた。
 「これが、私?」
 鏡の中には、まるで別の人が映っているみたいだった。
 学校へ行ったらもう大変な騒ぎ。
 「痩せたなんて表現じゃ片付かないよね。全身整形?」
 「いやいや、たった一日で整形なんてできないって。酒井さん、どんな魔法を使ったのか教えなさいよ」
 「彼氏に立候補しようかな」
 そんな感じで、酒井の周りには大変な人だかりができたが、酒井は何も言わずニコニコ笑っていた。


 放課後になって酒井は解放されて、名倉の元に駆け寄った。
 「ねえ、名倉さん。私、こんなにきれいになった」
 「私の忠告は守った?きれいになりたいって願わなかった?」
 「私は痩せたいとお願いしただけ」
 「そう、でも体に関する願いは怖いから。私がもっと細かく忠告するべきだった」
 自分がきれいなったら、引き立て役にならないから、名倉は喜んでくれないんだ。
 そう思ったら、酒井も不機嫌になった。
 「私がきれいになることは反対?私があなたの引き立て役にならないから?」
 「あら、私はそんなことを一度も思ったことはなくてよ。だって、酒井さんは本当に可愛らしかったから」
 「そんなの嘘よ!私、自分が可愛くないことなんて、小さいころからよく知っているもの。もう話したくない!」
 酒井は怒って帰ってしまった。


 酒井は家に帰って、いろいろな服を着てワンマン・ファッションショーをやったが、どれもこれもブカブカで大きすぎた。
 でも、それが嬉しくて、何時間も鏡の前でニヤついていた。
 「あら?なんか肌が荒れてる。一気に痩せちゃったから皮膚がたるんじゃったのかも。これからはお肌の手入れを入念にしないと」
 そう言って、今までつけたことのない乳液を顔中に塗りたくって寝た。


 ところが、朝起きると、まるで人間とは思えない容姿をした別人になっていた。
 げっそりと頬はこけ、目は落ちくぼみ、まるで骸骨に皮がへばりついたような姿だった。
 「痛っ!」
 突然、舌に痺れを感じて、見てみると、舌から無数の突起物が出ており、まるで一つずつ独立した生き物のようにモゾモゾと蠢いていた。
 プチプチという音がしたかと思うと、舌の上の突起物がはじけて中からイトミミズのような虫が出てきて、頬の内側の肉を食い破って皮膚の中に入り込んでいった。
 酒井は半狂乱になって、口の中を掻きむしったが、皮膚を食い破って中に入り込んだ虫を取れるわけでなく、顔中を掻きむしった。
 舌の上に生えていた突起物は虫の卵だったようだ。
 「かゆい、かゆいよ!」
 イトミミズのような虫は全身に広がっていて、皮膚の下を這いずり回ると、猛烈なかゆみを伴った。
 悲鳴を聞きつけた母親がやってきたが、酒井は頑なにドアを開けることを拒んだ。
 「来ないで!今日は学校を休むから、放っておいて!」
 諦めて母親は帰ったが、全身掻きむしって体中血塗れになった酒井はどうすればいいかわからなかった。
 とりあえず、舌の上に生えた卵を取ろうとしたが、痛くて剥がせない。それでも無理にバリバリ引っかくと、ボロボロ卵みたいなものが落ちるが、すぐに新しいものが生えてくる。
 酒井は、針を手にすると夢中で、自分の皮膚に突き刺し、虫を掬うようにして取ろうとするが、虫はするりとすり抜けて取れるわけがない。
 「まだ蠢いている。ここにも、そこにも、こんなところにまで・・・
 何で取れないの!
 私の体から出ていけ!こうしてやる!」


 その時、ドアがノックする音と同時に「私よ」と名倉の声がした。
 「入りますよ」
 「入ってきちゃだめ!
 え、鍵かけたのに!」
 「お邪魔します」
 名倉は鍵なんて何でもないようにドアを開けると、するりと部屋に入ってきて、酒井を優しく抱きしめた。
 「もう大丈夫だから、落ち着きましょうね。
 飴玉ばあさんの飴は、素晴らしい効果があるんだけれど、人体に関する願いはあまり良い影響を及ぼさないの。
 綺麗になりたいとか痩せないとかいう願いは、魔女の世界では美意識が異なるのね。その辺は改良してもらいたいんだけど、彼女もあれで偏屈で頑固なところがあるのよ。
 とりあえず、少しずつ治療していきましょうね」
 「私、元に戻れるの?」
 「ええ、時間はかかるけど、元の可愛らしい酒井さんに戻れるから。
 生き物の美しさは人それぞれだから。心の美しい人は、いつかそれが表に現れるの。酒井さんは心がきれいなんだから、その心を失わないで」
 「ありがとう。名倉さん、ごめんなさい」
 「いいのよ。謝らなくても。つらかったんだものね、酒井さん」


 それから酒井はしばらくの間自宅療養をすることになったが、毎日名倉が来てくれるから寂しくはなかった。
 やがて、学校に通えるようになった時、もうすっかり元の酒井に戻っていた。
 でも、見た目は同じなんだが、どこか可愛らしくて男子にも告白されるようになった。
 内面の美しさが表面に現れるなんて、本当かな?


 「名倉さんと酒井さんは高校を卒業尾しても無二の親友になって今も良い関係を築いているんだってさ。
 飴玉ばあさんの飴をなめた人が、全員成功者になれるってわけじゃないんだよね。
 でも、結局酒井さんは本当の親友と出会えたんだし、今は幸せになっているんだから、やぱり飴玉ばあさんのお陰なのかな?
 日野先輩、語り部がぜひ私でお願いしますね」
 「まあ、候補には入れておこうか、倉田」


 エンディング№369:痩せたい願い
 エンディング数 99/657 達成度15%
 キャラクター図鑑 61/122 達成度48%
 墨田美玖
 イラストギャラリー 56/283 達成度19%

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!

 イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・


 新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
 倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
 日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
 日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
 坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
 それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
 怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
 倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
 それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。


 →やります
 →あ~、やっぱりいいです


 「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
  • プール→シナリオ:呪われたロッカー
  • 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • トイレ
 シナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん

「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
 でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
 竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
 そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
 その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
 あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
 じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」


 飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
 その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
 真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
 飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
 怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
 ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。


 「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
  • 食べてみたい
  • あまり食べたくない
 「今、食べたくないって言ったの、坂上君は。
 この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
 「そうでしょ、その気持ち、よくわかる。そんなにおいしいのなら絶対に一度は食べないと。
 でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
 それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
 ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
 それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
 そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
 この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
 それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
 それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
 人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
 どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
  • 会いたい
  • 別に会いたくない
 「ここまで話を聞いて、そんなこというの?ひょっとして、坂上君のお父さんは天邪鬼なんじゃない?
 あのね、しょせん人間にできることなんて限界があるんだよ。
 無理して頑張って、叶うはずもない夢を追いかけるのもいいけどさ。それで、自分の夢が叶えられる人なんて、たった一握りなんだから。
 無理しないで、もらえるものなら手に入れた方がいいと思うけどね」


 もうかなり昔の話なるが、当時、鳴神学園に在籍していた酒井聖美は決して美人とはいえない容姿で、体型もお世辞にもスマートではなかった。そして、友達もいなくて、いつも一人で休み時間はノートに落書きしているような子だった。
 でも、おっとりしているだけで嫌な子ではなく、根はやさしく、どちらかと言えばみんなに好かれていた。
 そんな彼女のクラスに、名倉寧々という転校生がやってきた。
 彼女は目を疑うような美女だったが、誰もが美しいと思うような美人ではなく、モテルのような近寄りがたい美しさだった。
 そんな名倉は、あまりみんなとは付き合わなかった。みんなは話しづらかったのか、名倉には近づかないし、名倉もみんなに近づかなかった。
 でも、名倉は酒井にだけはよく話しかけていた。酒井は誘われれば断れないタイプで、もともとは人と話すのが好きだったので、嬉しそうに二人は話をしていた。


 ある日、下校の際、酒井が一緒に帰ろうと掃除当番の名倉を通用門で待っていたら、飴玉ばあさんに話しかけられた。
 「お前さん、誰かを待っているのかえ?」
 「はい、ちょっと友達を」
 「じゃあ、友達が来ないうちにあんたにあげたい物があるんじゃ。ほれ、これじゃ」
 包みがよれよれのゴルフボールくらいの大きな飴玉だった。
 「お前さんは、心根が優しい子だとみた。お前さんのような子は、もっと幸せにならんといかんからのう。お前さんにつきまとっているハンデを取ってあげるぞえ、ひひひ」
 それだけ言うと、お婆さんはどこかへいなくなってしまった。
 「酒井さん、お待たせ。どうしたの」
 「うん、実はね・・・」と言って、さっき起こったことの一部始終を話した。
 「それで、これを貰ったの」
 「あら、飴玉ばあさんの飴じゃないの。すごいわね、この飴は滅多にもらえないのよ」
 「名倉さんて、転校してきたばかりなのに、随分とこの学校の都市伝説に詳しいよね」
 「飴玉ばあさんの話は世界的に有名だから。この学校の都市伝説なんて、私はほとんど知らない方よ。
 それより、その飴は舐めるの?舐めれば、なんでも願いが一つ叶うみたいだけど」
 「でも、そういう話ってよく聞くけれど。願いが叶う代償に何か大事なものを失うんでしょ?しかも、それは願いが叶う以上に後悔してしまうこと」
 「あら、良く知っているわね。あなたも結構事情通じゃないの。
 でも、飴玉ばあさんの飴は大丈夫だと思うわよ。リスクがあるという話は聞いたことないもの」
 「なんでも知ってるんだ」
 「まあ、この界隈じゃ常識だもの。でも、願いを叶えるのはいいけれど、きれいになりたいっていうのだけは願わない方がいいと思うわ」
 「どうして?私、もし願うならそれを願いたい」
 「酒井さんは今のままで十分に可愛いと思うわ。だから願うなら他のにしなさい」
 「・・・参考にするよ」
 名倉は、酒井のコンプレックスを指摘して、それを可愛いと言ってしまった。
 でも、その一言で、名倉が酒井を引き立て役をして傍に置いていることがわかってしまった。
 酒井もうすうすは気づいていたが、はっきり言われてショックだった。
 酒井はカバンに飴を押し込んで二人で帰った。


 家に帰り、明日の授業に予習をしていると、
 「あれ、カバンから出したっけ?」
 見ると、机の右端にあの飴が置いてあった。
 「さっきノートを出すときに一緒に落ちちゃったのね」
 そして、飴玉の包み紙を剥いて、しげしげと見つめた。
 「なんでも願い事が叶う飴か」


 「酒井さんは、何を願ったと思う?」
  • 名倉さんの美貌が欲しい
  • 痩せたい
  • それ以外のことを思う

 「私、名倉さんみたいにきれいになりたい。名倉さんの美貌が欲しい!」
 飴を口いっぱいに頬張ると、そう願った。
 そのあまりの美味しさも衝撃的だったが、それよりも口の中に弾けるような刺激的な味わいが広がっていくのに驚いた。何かが体の中に広がっていくような不思議な感覚を味わい、そのまま酒井は寝てしまった。
 酒井は夢を見た。
 夢の中で酒井は病院の手術室みたいな場所にいて、ベッドに縛り付けられ、身動きが取れなかった。
 そして、見たこともない3人の女性がベッドを囲むようにして立っていた。
 シェンファ「始めるけど、本当に良いあるか?」
 マリアンナ「それがこの子の希望だからね。叶えてやるのが私たちの仕事」
 ターシャ「よりよって寧々になりたいとはねえ」
 シェンファ「私でもいいよ。私もコピー欲しかったし」
 マリアンナ「これは仕事なの。今晩中に終わらせるんだから、急いで。早く終わらせたら、ナイト・カーニバルに連れて行ってあげるから」
 シェンファ「頑張るよ、5分で終わらせる」


 目が覚めてベッドから起き上がろうとするが、体が妙に重くて、全身の関節が痛んで、思うように体が動かない。
 やっとのことをベッドから立ち上がると、目が霞んでよく見えないし、頭も痛い。
 思わず頭に手を当てて驚いた。なんだが、自分の顔じゃないみたいだった。
 慌てて鏡を覗いて酒井は言葉を失った。
 「飴玉ばあさんが、どうして鏡に映っているの?」
 鏡の中の飴玉ばあさんは自分と同じ動きをしている。
 「これ、飴玉ばあさんじゃない。私だ。どうして、こんなことになったの?」


 この日は気分が悪いと言って学校を休んだ。
 夕方になって、誰かが部屋のドアをノックした。
 一日中部屋から出てこないものだから、母親が心配して見に来たのだ。
 「聖美ちゃん」
 「絶対にドアを開けないで!」
 「お友達がお見舞いに来たのよ」
 「お友達?」
 「お邪魔します」と言って名倉が部屋に入ってきた。
 「やっぱり・・・」
 「何よ!笑えばいいじゃないの!」
 「私みたいになりたいってお願いしたんじゃないの?」
 「そうよ。そうしたら、どういうわけか飴玉ばあさんになっちゃたのよ!」
 「それは違うわ。飴玉ばあさんじゃなくて、魔女よ。酒井さん、見た目だけ魔女になっちゃったのよ」
 「魔女?」
 「魔女っていうのは職業みたいなものだから。その容姿は制服みたいなものかな。
 よく御伽噺に魔女って出てくるでしょ?それがオーソドックスな制服なのよ」
 「これが?」
 「そうよ。魔女はね。その容姿から始まるのが基本よ。それで色々と修行して経験を積み、立派な魔女になれるのよ」
 「私、名倉さんみたいになりたいって言ったのに。名倉さんの美貌が欲しいって言っただけなのに」
 「それは嬉しいことだけれど、私は魔女なの。私も、普段は今の酒井さんとほとんど同じ格好なのよ」
 「名倉さん、魔女なの?」
 「そうよ、私は魔女なのよ」
 「じゃあ、戻して。お願い、元に戻してよ」
 「できればそうしてあげたいんだけれど、私にはできないの。頑張って自力で戻るしかないわね」
 「自分の力で戻れるの?」
 「そうよ。酒井さんが魔女としての修行を積めば、自由に姿を変えることができるわ。いいお師匠様を紹介してあげるから、頑張ってね。酒井さん」


 その日を境に、酒井は行方が分からなくなってしまった。
 不思議なことにそれからというもの、飴玉ばあさんが2人現れるようになったって噂が立った。
 でもおかしなことに、そのうちの一人は、頭をぺこぺこ下げて、ホウキで掃除したり、もう一人の肩や腰を揉んでいたりするようだ。
 それに、名倉が飴玉ばあさんと楽しそうに話しのを見かけたという人もいた。
 名倉はそのまま無事に卒業したが、何をしているのだろう?魔女だし、今も学校にいるのだろうか。


 「日野先輩、どうでしたか?」
 「よし、倉田も語り部の候補に入れておくか」


 エンディング№373:二人の飴玉ばあさん
 エンディング数 98/657 達成度14%
 キャラクター図鑑 60/122 達成度48%
 酒井聖美
 イラストギャラリー 55/283 達成度19%

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!

 イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・


 新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
 倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
 日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
 日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
 坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
 それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
 怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
 倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
 それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。


 →やります
 →あ~、やっぱりいいです


 「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
  • プール→シナリオ:呪われたロッカー
  • 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
  • トイレ
 シナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん

「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
 でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
 竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
 そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
 その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
 あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
 じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」


 飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
 その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
 真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
 飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
 怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
 ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。


 「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
  • 食べてみたい
  • あまり食べたくない
 「今、食べたくないって言ったの、坂上君は。
 この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
  • 食べたい
  • 食べたくない
 「食べたくない」を6回連続で選択する。


 倉田「そんなに食べたくないんだ。
 もう飴玉ばあさんの話はしてあげない。というより、坂上君、この集会の聞き役に向いていないんじゃないの?
 語り部って言ったら、相当怖い話を仕込んでくる人たちよ。はっきり言って、集まってくるのは異常者よ。この鳴神学園で怖い話を集めているってことは異常者以外の何者でもない!そうですよね、日野先輩」
 日野「そんなことないと思うぞ。そんなこと言ったら、倉田も異常者ってことになるんだが」
 倉田「だからこその私です。異常なサイコパスが7人集まってくるのであれば、それをキレイに受け流しまとめることができるのは、この私しかいません」
 日野「いや、聞き役は坂上にやってもらうことに決まってるんだ」
 倉田「だからこその語り部です。
 このポンコツな坂上君を聞き役にするんですよ。絶対にフォローが必要じゃないですか。
 いつ人を殺してもおかしくないようなサイコパスを7人も敵に回して」
 朝比奈「倉田さん、少し落ち着いて。何も語り部はサイコパスでも殺人鬼でもないから」
 日野「おい、坂上、何をやってるんだ?」
 坂上「話が長引きそうなんで、ちょっと掃除でもしようかと思って」
 倉田「ちょっと、坂上君。そのちりとりはどこから持ってきたの?」
 坂上「最初からこの部室に置いてあったけど?」
 朝比奈「坂上君、冗談言わないでよ。新聞部にちりとりなんて置いてないよ」
 坂上「ここに置いて・・・ぎゃあーーーー!このちりとり、動いてる!!!」
 日野「生きてるちりとりだと!」


 朝比奈「びっくりしたね。ドアを開けたら、一目散に走って逃げていったよ」
 倉田「あれが鳴神学園で有名なちりとり小僧ですよ。ちりとり小僧は鳴神学園に生息する恐怖の7人小僧の一人ですよ。普段はちりとりの恰好をしていて、ちりとりだと思って掃除を始めた人を驚かせるとても悪い妖怪なんです。
 というわけで、語り部の一人は私に決定ですね」
 日野「こらこら、そんなこを勝手に決めるな」
 
 
 
 エンディング№375:ちりとり小僧
 エンディング数 97/657 達成度14%
 キャラクター図鑑 59/122 達成度48%
 飴玉ばあさん
 イラストギャラリー 55/283 達成度19%

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 森の中の三叉路にいる。
 道の脇の大岩に図体の大きなトロールが座っている。
 彼の横には大きな水瓶が置かれている。
 森の中、大きな泉のある空き地にやってきた。
 泉に突き出た松の下枝の1本に美しい金の鉢が下がり、根方には黒い長椅子ほどの大きさの岩がある。
 その岩の上に、緑色の服に身を包んだ美しいエルクの青年が腰を下ろして、ティルクを見つめている。
 空き地の東と西に道は続いている。
 「こちらに来て、岩に腰かけて休まれてはいかがです。いま泉の水を汲んで差し上げましょう。冷たくてとてもおいしいですよ」
  • 岩に腰を下ろして、水汲んでもらう
    • →岩は人食い岩でティルトは食べられて死亡
  • 青年に金の鉢を借りて、自分で水を汲む
  • 東へ行く
  • 西へ行く
    • →一つ前の選択肢に戻る

 ティルトは青年を押しとどめて金の鉢に手を掛けると、鉢にふれている指先から何かの意思が心に忍び込んできた。
 「わたしで泉の水を汲んで、黒い岩にかけてください」

  • 泉の水を汲んて、岩にかける
  • 泉の水を汲んで、飲む

 岩に水をかけた途端、泉が煮えたぎり始め、湧口から熱湯の柱が10メートル以上も吹き上げられ、あたりにはお湯の雨が降り注いでいる。
 青年は「よくも私の泉を荒らしたな」と叫ぶと襲い掛かって来た。

  • 青年に聖水を浴びせる→効果なく、青年と戦う
  • 青年と戦う

 緑服の青年と戦闘!
 攻撃ポイント:8
 体力ポイント:12
 ダメージポイント=武器ポイント



 ライオンの加護で戦力ポイント+1、武器ポイント+1、剣①(武器ポイント1)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!戦力ポイントが0のため、ダイス合計が6以上でないとこちらの攻撃が成功しない。


 1回目:ダイスが2と3で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力13。
 2回目:ダイスが2と4で、攻撃成功!
 緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は10。
 3回目:ダイスは3と4で、攻撃成功!
 緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は8。
 4回目:ダイスが1と3で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力12。
 5回目:ダイスが1と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力11。
 6回目:ダイスが5と5で、攻撃成功!
 緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は6。
 7回目:ダイスが5と6で、攻撃成功!
 緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は4。
 8回目:ダイスが4と5で、攻撃成功!
 緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は2。
 9回目:ダイスが2と6で、攻撃成功!
 緑服の青年に2ダメージを与えて、撃破!


 青年と黒岩の死骸は灰のように崩れ、やがて風化して消えた。
 いつの間にかバンシーが現れた。彼女はこの泉の精で、あの緑服の青年のために泉を奪われ、金の鉢に姿を変えられていたとのこと。
 バンシーは乳白色の鶏卵ほどの大きさの玉を差し出した。
 「これは物を透明にする魔法が封じ込められた玉です。これを割ると魔光が飛び出し、それを浴びた者は四半刻の間姿が見えなくなるのです。泉と私を救っていただいたお礼に差し上げます」
 玉にはうっすら7という数字が浮き出して見える。
 キーナンバー19の値を7にする。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17-3-3
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   3
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   蜂蜜  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
   魔光の玉  7という数字が刻まれおり、体を透明にする魔光を出す
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   19:魔光の玉  7
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?

 
 4週目開始!


 1人目は新堂誠を選択。


 「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
  1. なんとなく入りました
  2. 前から憧れてしました
  3. 何かお勧めのクラブは?
 「俺が勧められる部活は・・・」
  1. ボクシング部
  2. 空手部
  3. パフェ同好会
 シナリオ:ゴングが鳴って開始!


「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
  1. 人を殴る為→新堂エンディング№19:へそまがり新堂エンディング№22:強さ
  2. ストレス解消→新堂エンディング№22:強さ
  3. 強くなるため
 「おう、わかってるじゃねぇか。そうだ、ボクシング部にはいる奴は、強くなりてぇと思ってる。
 坂上、お前も男なら強くなりたいと思うか?」
  1. 強くなりたい
  2. 今のままでいい
 「男ならそう思うのが普通だ。でもな、本当の強さってのは、腕っぷしで決まるもんじゃない。
 生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
 これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」


 新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
 新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
 ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
 「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
 「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
 「新谷、大丈夫か?」
 「はい、ありがとうございます」
 「しかし、あいつらも懲りないな。
 お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
 「はい」
 「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
 そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
 本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」


 植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
 「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
 「はい・・・」
 「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
 「あの・・・暴力は・・・」
 「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
 さあ、新谷、がんばるんだ」


 いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
 「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
 さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
 「はい」
 「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
 新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
 さあ、立ち向かえ!」
 そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
 それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。


 ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
 思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
 その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
 「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
 「やったじゃないか、新谷。
 これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
 もともといじめらないように始めた特訓だったんだから、立ち向かっていけるなら、もう必要ないだろう?」
 「あの、僕、ボクシング続けたいです!
 確かに最初は、あいつらに立ち向かっていけるように始めました。でも、ボクシング、大変だけど楽しいし、僕、もっと強くなりたいんです!」
 生徒のやる気に応えてやるのが教師だから、植野は喜んで答えた。
 「よし!じゃあ次の練習試合を目指して特訓しよう。これからは、もっと厳しくしていくからな」
 「はい!」


 最初はやらされている感があった新谷だが、次第にボクシングに目覚めていった。
 植野のおかげで心は強くなった。
 次は本格的にボクシングを極めるために、技術を学んでいった。


 「新谷、お前は精神的にはだいぶ強くなった。次は技術だ。
 ゴングの音が鳴ったら、お前は最強の選手になる!」
 「はい!」
 植野の厳しい指導は毎日続いた。
 新谷は試合まで植野に付きっ切りでコーチしてもらった。


 そして次の練習試合の日になった。
 結果はKO負け。2週間やそこらの付け焼刃で何年もやってる奴にかなうわけない。
 でも、植野は、相手に立ち向かっていく心は評価した。
 「今日は初めての試合で緊張しただろう?」
 「はい」
 「緊張すると、普段の自分の力は出し切れないものだ。それにお前は、ボクシングを始めたばかりだから、これから努力していけばいいだけさ」
 「はい!」
 「ゴングが鳴れば、そこは試合の中なんだから、手加減しなくていいんだ。お前の力をすべて出し切り、本気で相手に立ち向かっていく。
 ボクシングはケンカじゃない。れっきとしたスポーツなんだから、ゴングの音が聞こえたら全力でぶつかっていけ!」
 「わかりました!次は全力でぶつかれるように頑張ります!」
 「よ~し、また明日から特訓だぞ」
 「はい!」


 植野はあんなに弱くて、いじめられてばかりいた新谷が成長し、変わっていってくれたことを喜んでいた。
 新谷も、自分が着実に強くなっていることに嬉しさを隠しきれなかった。


 新谷はどんどん強くなっていった。
 半年も過ぎれば、昔のいじめられていた頃の面影はすっかりなくなっていた。
 リングの上の新谷は強かった。ゴングが鳴ると、まるで人が変わったように鋭いパンチを繰り出すとてつもない集中力の持ち主だった。


 その日、いつもの練習試合を終えた植野は、帰りの方向が一緒だった新谷と帰っていた。
 今日の試合は新谷のKO勝ちで、植野はひどくご機嫌だった。
 こんな日は一杯飲みたい気分の植野は、新谷と別れて、一人居酒屋に立ち寄ることにした。
 「それじゃあ新谷。俺は今日こっちだから」
 「お疲れ様です!」


 新谷と別れ、居酒屋で一杯やっていた植野はほろ酔い気分で夜道を歩いていた。
 どこからか、消防車のサイレンの音がする。
 どこかで火事でもあったんだろうか。そんななことを考えながら、ふらふらと歩いて、家に向かっていると、公園の傍でを通りかかったときに、公園から変なうめき声が聞こえて来た。
 植野は気になって公園に入って行った。
 「助けてくれ・・・」
 植野が公園に入ると茂みの中から、男が這いずり出た。
 顔面を殴られたのか、顔中血まみれで、その口からはごふごふと赤い泡を噴出していた。
 しかし、すぐに茂みに引きずり込まれていった。
 その後すぐに人を殴る音が聞こえて来た。
 「ぎゃっ、やめろ、ぐはっ」
 「おい」
 植野は思わず声を掛けた。
 すると茂みの中から誰かがにゅっと姿を現した。
 その姿を見て、植野は驚きを隠せなかった。
 影から出て来たのは新谷だった。血だらけの手で、顔は薄ら笑いを浮かべている。
 「何をしているんだ、新谷」
 「あれ、先生・・・」
 「お前、こんなをことして、どうなるかわかっているのか?」
 「ゴングが鳴ったんです。試合が始まったから、僕は・・・」
 植野は呆然とした。
 その植野の耳にまた消防車の音が聞こえて来た。消防車の音には、半鐘の音も混じっていた。
 途端、新谷の顔つきが変わった。そして、おもむろにファイティングポーズをとった。
 「ぐわああ!」
 新谷は目の前にいる植野を何も言わず殴りつけた。
 ふいをつかれた植野はバランスを崩し、その場に倒れ込んだ。
 そこへ新谷が馬乗りになって、さらに植野にパンチを浴びせ続けた。
 新谷は一心不乱に植野を殴り続けた。植野の鼻が折れても、眼球が飛び出しても、顎の骨が砕けても。試合のゴングが鳴るまで・・・
 結局、近くの住民が気付いて、警察が来て取り押さえるまで殴るのをやめなかった。
 新谷は自分の両手の骨が折れても殴るのをやめなかった。そのせいか、指の骨がめちゃくちゃに砕け、砕けた骨が皮膚を突き破り、何本もの赤黒い骨が突き出していた。
 手はグローブみたいな大きさに腫れあがり、植野の血を浴びて真っ赤なグローブのような輝きを放っていたそうだ。


 「植野はもちろん死んだよ。
 そして、加害者である新谷は、後を追うように自殺した。手の怪我で搬送された先の病院の屋上から飛び降りたんだ。
 『強くなりたい』そんな純粋な気持ちで始めたボクシングだったのに、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
  1. なぜ植野を殴ったのか→エンディング№20:ゴングが鳴って
  2. なぜその話を知っているのか
  3. なぜ、新谷はそんなに強いのか
  4. 植野はそんなに熱心だったのか
 「あの、なぜ新堂さんは、なぜその話を知っているんでしょうか?」
 「あ?俺はボクシング部なんだよ。新谷とも同期だった。
 植野の奴、運ばれた病院でも、あんなことされたのに、死ぬまで新谷の事気にしてたな。
 『あいつがこうなったのは・・・俺のせいだ・・・すまん・・・』って顔中ぐるぐる巻きされた包帯の中から、悲しそうに呟いていたよ」


 新堂エンディング№21:贖罪
 CGギャラリー:41/124
 


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ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスター -Switch2
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  ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスターのプレイを開始!
 難易度はイージーで!


 風のクリスタルから闇が噴出したため、風の巫女アニエス・オブリージュは風の神殿から脱出する。


 記憶喪失のリングアベルは、未来のことが書かれたDの手帳を持っており、そこに書かれている運命の女性を探している。


 エタルニア公国元帥の娘のイデア・リーは師匠カミイズミから愛刀の伊勢守を託され、風の巫女の捕獲に向かう。


 ノルエンデ村の羊飼いのティズ・オーリアは、大地に開いた闇の大穴に村ごと飲み込まれて、弟のティルを失う。
 それから1週間後、一人だけ生き残ったティズはカルディスラの宿屋で目を覚ます。
 この宿屋は、ティズを助けてくれた兵士長オーウェンの父親が営んでいた。


 宿屋で、ポーション、50pqをゲット。


 宿屋を出て、アチーブメント:絶望の淵に立つものをゲットして、ポーション×3をゲット。


 宿屋前で、どくけしをゲット。
 教会で、ポーションをゲット。
 お墓で、フェニックスの尾をゲット。


 王宮へ。
 100pq、目薬をゲット。


 カルディスラ国王に謁見し、ティズは、ノルエンデ村の救援に行きたいと伝えるが、村に開いた巨大な暗黒の穴が多くの魔物を呼び寄せており、大変危険な状態だ、と言われてしまう。
 国王は、ティズに護衛を付けてやりたいが、エタルニア空挺騎士団に攻められているので、今は無理だ、と話したため、ティズは単独でノルエンデ村に向かうことになった。


 チュートリアルクエスト:隠しアイテムを探せ!をクリアして、フェニックスの尾をゲット!
 チュートリアルクエスト:ワールドマップでセーブしようをクリアして、目薬×3をゲット!
 チュートリアルクエスト:バトル操作のヘルプを見ようをクリアして、テレポストーン×3をゲット!
 チュートリアルクエスト:しらべるを使ってみようをクリアして、どくけしをゲット。
 チュートリアルクエスト:バトル再生速度を変更しようをクリアして、フェニックスの尾をゲット!


 ノルエンデ渓谷へ。
 チュートリアルクエスト:ブレイブして4回攻撃をしようをクリアして、ハイポーションをゲット!


 5合目の宝箱から、ポーション、200pqをゲット。


 8合目で、冒険者発見!


 山頂からノルエンデ村を見て、絶望するティズは、祈りを捧げているアニエスと出会う。
 そこへ、アニエスを追ってエタルニア空挺騎士団が現れたので、ティズはアニエスを連れて逃げる。


 空挺騎士団剣兵を倒して、ポーションをゲット。
 ティズ、アニエスが、てあてを習得!


 弾切れになったエタルニア空挺騎士団は、撤退する。


 パーティチャット:同じ行き先
 アニエスは自分といると、敵に追われて危ない、と言ってティズを距離を置こうとするが、ティズは同じ行き先だから、と言ってついて行く。


 アニエスは、クリスタルの精霊のエアリーを連れていた。
 風のクリスタルが闇に覆われたと同じころ、ノルエンデ村に大穴が開いた事を知ったアニエスは、何か関係があるかもしれないと思い、調べに来たとのこと。


 パーティチャット:奇跡の人
 エアリーは、今日あの丘に現れるその人こそ、アニエスにとっての奇跡の人で、それはティズのことだ、と話す。


 アニエスは、災いと取り除くには、闇に汚されたクリスタルを巫女である自分が浄化することだ、と話す。
 世界に4つあるクリスタルすべてに取り憑いた闇からの解放しかなく、歴代の巫女がクリスタルに込め続けた祈りを一気に解き放ち、クリスタルの解放で生じる光の力で、闇の大穴を消し飛ばすとのこと。
 あの大穴に自分のすべてを奪われたティズは、あの悲劇を終わらせるために、何だってするから、アニエスの力になりたい、と言うが、アニエスに拒否されてしまう。


 パーティーチャット:村の復興
 アニエスは、自分は追われる身だし、クリスタルの解放をしなければならないので、ティズには村の復興のため、この地に残るように伝えるが、ティズは、大穴を消し去るアニエスを手助けすることが復興の近道になる、と答える。


 アニエスが着けているペンダントは、さる方から頂いたお守りみたいなもの、とのこと。

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 今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?


 神楽寺は静かなところだ。


 神楽寺墓地へ。


 見る・調べる→どこ?→綾城家の墓
 墓にいたずらしていると誤解された主人公は、住職の玄信に怒鳴られるが誤解はすぐに解けた。


 聞く→キクの事
 キクの遺体には不審な点は見当たらなかったとのこと。


 聞く→伝説
 村人の間で古くから語り継がれている気味の悪い話で、内容は綾城の主が無念の死を遂げた時、主は墓の中から蘇り、恨みに思う人間を殺す、と言われているとのこと。
 その理由は、この村では遺体を土葬しているから、とのこと。


 聞く→伝説
 戦国時代の綾城家はこの辺りの領主だった。
 ある時、戦に敗れて、生き延びた者たちは明神山の砦に立てこもった。
 そこで、敵方の領主は見せしめに、綾城家の先祖代々の墓を掘り返した。
 そして、決戦となり綾城の領主は殺され、その際、呪いの言葉を残した。
 戦後、敵の殿様が村を訪れた際に、謎の死を遂げた。ある者は綾城の呪いで狂ったと言い、ある者は墓から蘇った綾城の領主が首を刎ねたと。
 それが今でもこの村に語り継がれ、伝説となったとのこと。


 移動する→明神駅

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 今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?


 熊田医院はかなり年季の入った病院だ。


 熊田医院診察室に案内される主人公。


 聞く→綾城家
 熊田は、善蔵から探偵が聞きたいことがあると連絡をもらっているとのことで、快く応対してくれている。


 聞く→キクの事
 キクの死因は心不全だが、こんな急に亡くなるほど状態は悪くなかったとのこと。


 聞く→遺言状
 熊田はキクの単なる主治医のため、遺言状に関しては何も知らないとのこと。
 キクは、遺言状を公開した晩に亡くなったとのこと。


 聞く→気づいた事
 熊田は、キクはただの病死だと断言している。


 聞く→綾城家
 熊田は、春日あずさが喉を痛めて、ここに来ている、と教えてくれる。


 呼ぶ→あずさ
 あずさは主人公は善蔵が雇った探偵だと知っていたので、快く話に応じてくれる。


 聞く→綾城家
 あずさは、この村に住んでいないので綾城家の周辺で起こった不審は出来事や気になることについては知らない、とのこと。
 遺言公開の晩、三兄妹は屋敷に泊まっていたとのこと。


 聞く→キクの事
 キクは、綾城家の当主で綾城商事の会長で、遺言公開の晩に急死した。


 聞く→遺言状
 あずさは、遺言状の内容を教えてくれず、代わりに兄たちに聞くように言った。


 聞く→気づいた事
 熊田が、あずさは喉を痛めているので長話はしないようにと口を挟んできて、キクは神楽寺に埋葬された、と言い出す。


 移動する→神楽寺

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 キクの寝室
 キクは、この寝室の布団の上で亡くなっていたとのこと。


 聞く→綾城家
 善蔵は、この屋敷には自分の他に茜というお手伝いがいる、と話す。
 茜が、キクの遺体を最初に発見したとのこと。


 聞く→死因
 熊田が、キクの死因は心不全だと診断したとのこと。


 聞く→熊田の事
 熊田は、キクのかかりつけ医。この村で唯一の医者で、熊田医院という病院を経営しているとのこと。
 善蔵は、熊田に会うよう主人公に話した。


 移動→熊田医院

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 綾城家の玄関
 きちんとした身なりの執事らしき男性が主人公が出迎えてくれて、「どこへ行っておられたのですか?心配しておりましたよ」と言った。


 綾城家の応接室
 執事らしき男性から「何か分かったことはございましたでしょうか?」と聞かれた主人公は、自分が記憶喪失になっていることを打ち明ける。
 どうやら依頼人は執事だったようだ。


 聞く→執事の依頼
 執事の依頼を受けた主人公は、調査内容を聞くために先日この屋敷を訪れた。
 調査内容は、先日亡くなった当主の綾城キクについてとのことだった。
 医師の診断は心不全だったが、執事にはただの病死とは思えなかったからだ。
 執事がちょうどここまでの説明をしたところに、主人公宛の電話がかかってきて、重要な情報が手に入るかもしれないと言って主人公は屋敷を出て行った、とのこと。


 聞く→キクの事
 キクは綾城商事の会長だが、78歳という高齢な上心臓が弱っていた。
 そこで遺言状を作成したが、遺言公開直後に寝室で亡くなったとのこと。


 思い出す
 主人公は、ここで依頼を受けたことと、執事が田辺善蔵という名前であることも思い出す。


 聞く→遺言状
 キクの遺言は親戚のみの立ち合いで行われたため、善蔵は内容を知らないとのこと。


 聞く→親戚
 立ち会った親戚は、キクの甥の綾城完治と次郎、姪の春日あずさの3人とのこと。


 聞く→親戚
 完治は三兄妹の長男で、綾城商事の社長をしている。
 次郎は一番末で、綾城商事の専務をしている。
 あずさは2番目で、春日家に嫁いだ。


 聞く→親戚
 三兄妹は、その日のために集まっただけで、ここに住んではいないとのこと。
 ただ、あずさだけはしばらくここに滞在する予定とのこと。


 聞く→親戚
 三兄妹はここにいないとのことで、紹介は後程とのこと。


 移動する→キクの寝室

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 今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?


 明神駅改札前
 主人公が事故にあった海上の崖は、この明神村と天地さんのマンションのある大里市のほぼ中間にあたる場所だ。ここに来たことがあるのだろうか。


 呼ぶ→駅員
 聞く→綾城
 駅員は、綾城と言ったら綾城家のことだろう、と答える。
 ここから見える明神山の麓の大きな屋敷とのこと。


 聞く→綾城家
 駅員は、戦国時代はこの辺りの領主だったが、今は日本有数の資産家として有名だ、と答える。


 聞く→明神村
 駅員は、ここには古くからの因習や気味の悪い言い伝えが今でも語り継がれており、詳しく知りたいのなら村の人たちに話を聞いてみてください、と答える。


 聞く→自分の事
 駅員は、あなたはこの村に来たことがある、と答えるが、主人公は何も思い出せないままだ。


 移動する→綾城家

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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 目覚めるともう東の空は白々と明けていた。
 一晩ぐっすり眠ったので体力ポイントを2回復(初期値を超えない)
  • 東へ行く
  • 西へ行く
 昨日食事をしていなかったので体力ポイントを3減らす・・・


 東→東→東→北→北→西→西へ。


 ノームの陶工が貧乏徳利を売っている空き地へ戻って来た。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
 森の中に開けた小さな空き地に出たが、空き地いっぱいにクリープがごった返して足の踏み場もない。
 数匹のクリープがティルトの足によじ登って来た。どうやら助けを求めているようです。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
  • 南へ行く
  • 北へ行く
 あいかわらず森の中だ。道は南北に続いている。
 荷物の中からぴちゃぴちゃと音がするので見てみると、青い卵からクリープの赤ちゃんが孵化してる!
 キャリドンの森にはクリープの群れがたくさんいるので、ここにクリープの赤ちゃんを放した。
 ヌーがいるなら、クリープの赤ちゃんが勝手に食料を食べないように注意していた。
  • 南に行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 北に行く
 森の中の三叉路にいる。
 道の脇の大岩に図体の大きなトロールが座っている。
 彼の横には大きな水瓶が置かれている。
  • トロールの攻撃に備えて身構える
  • 敵意のないことを説明し、水を分けてくれるよう頼む
  • 西へ行く
  • 南に行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ行く
 トロールを牙を鳴らしてうなるばかりだ。
 ダイスを振ると、4が出た。
  • ダイスを振って偶数の目が出る
  • ダイスを振って奇数の目が出る
 恐ろし気な顔のわりに気の良いトロールは、「瓶の中身は蜂蜜で、欲しければ分けてやろう。それから、この三叉路を西に辿ればおいしい水の湧く泉がある」と話す。
 空の入れ物があれば、蜂蜜をゲット。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17-3
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   3
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   蜂蜜  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 お堂を出る。
 東西に続く街道、路傍にドルイドの小さなお堂がある。
 ブランディガン川の中州と岸に東西に渡された橋の上にいる。
 東に進めばブランディガン東街道、西へ進めば中州だ。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
 少し前から日が暮れている。
 ブランディガン川の中州を東西に横切る道の中ほどにいる。
 北の方には白壁の砦が、南には小さな灌木に囲まれた小さな空き地がある。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
  • 砦に行く
  • 野宿する
 ティルトは焚火に当たりながら横になっている。
 炎をながめているうちに焚き付けの中に木簡のようなものを紛れ込んでいるのに気付いたので、火の中から拾い上げて調べてみると、ドルイドの護符だった。
 護符の表には24という数字が記されているが、これは体を10分の1に縮めることができるドルイドの呪文だった!
 この魔法を使うと、使うときと場所により減る体力ポイントが変わる。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   3
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   貧乏徳利  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?

 
 4週目開始!


 1人目は新堂誠を選択。


 「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
  1. なんとなく入りました
  2. 前から憧れてしました
  3. 何かお勧めのクラブは?
 「俺が勧められる部活は・・・」
  1. ボクシング部
  2. 空手部
  3. パフェ同好会
 シナリオ:ゴングが鳴って開始!


「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
  1. 人を殴る為→新堂エンディング№19:へそまがり新堂エンディング№22:強さ
  2. ストレス解消→新堂エンディング№22:強さ
  3. 強くなるため
 「おう、わかってるじゃねぇか。そうだ、ボクシング部にはいる奴は、強くなりてぇと思ってる。
 坂上、お前も男なら強くなりたいと思うか?」
  1. 強くなりたい
  2. 今のままでいい
 「男ならそう思うのが普通だ。でもな、本当の強さってのは、腕っぷしで決まるもんじゃない。
 生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
 これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」


 新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
 新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
 ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
 「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
 「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
 「新谷、大丈夫か?」
 「はい、ありがとうございます」
 「しかし、あいつらも懲りないな。
 お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
 「はい」
 「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
 そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
 本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」


 植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
 「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
 「はい・・・」
 「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
 「あの・・・暴力は・・・」
 「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
 さあ、新谷、がんばるんだ」


 いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
 「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
 さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
 「はい」
 「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
 新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
 さあ、立ち向かえ!」
 そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
 それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。


 ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
 思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
 その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
 「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
 「やったじゃないか、新谷。
 これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
 もともといじめらないように始めた特訓だったんだから、立ち向かっていけるなら、もう必要ないだろう?」
 「あの、僕、ボクシング続けたいです!
 確かに最初は、あいつらに立ち向かっていけるように始めました。でも、ボクシング、大変だけど楽しいし、僕、もっと強くなりたいんです!」
 生徒のやる気に応えてやるのが教師だから、植野は喜んで答えた。
 「よし!じゃあ次の練習試合を目指して特訓しよう。これからは、もっと厳しくしていくからな」
 「はい!」


 最初はやらされている感があった新谷だが、次第にボクシングに目覚めていった。
 植野のおかげで心は強くなった。
 次は本格的にボクシングを極めるために、技術を学んでいった。


 「新谷、お前は精神的にはだいぶ強くなった。次は技術だ。
 ゴングの音が鳴ったら、お前は最強の選手になる!」
 「はい!」
 植野の厳しい指導は毎日続いた。
 新谷は試合まで植野に付きっ切りでコーチしてもらった。


 そして次の練習試合の日になった。
 結果はKO負け。2週間やそこらの付け焼刃で何年もやってる奴にかなうわけない。
 でも、植野は、相手に立ち向かっていく心は評価した。
 「今日は初めての試合で緊張しただろう?」
 「はい」
 「緊張すると、普段の自分の力は出し切れないものだ。それにお前は、ボクシングを始めたばかりだから、これから努力していけばいいだけさ」
 「はい!」
 「ゴングが鳴れば、そこは試合の中なんだから、手加減しなくていいんだ。お前の力をすべて出し切り、本気で相手に立ち向かっていく。
 ボクシングはケンカじゃない。れっきとしたスポーツなんだから、ゴングの音が聞こえたら全力でぶつかっていけ!」
 「わかりました!次は全力でぶつかれるように頑張ります!」
 「よ~し、また明日から特訓だぞ」
 「はい!」


 植野はあんなに弱くて、いじめられてばかりいた新谷が成長し、変わっていってくれたことを喜んでいた。
 新谷も、自分が着実に強くなっていることに嬉しさを隠しきれなかった。


 新谷はどんどん強くなっていった。
 半年も過ぎれば、昔のいじめられていた頃の面影はすっかりなくなっていた。
 リングの上の新谷は強かった。ゴングが鳴ると、まるで人が変わったように鋭いパンチを繰り出すとてつもない集中力の持ち主だった。


 その日、いつもの練習試合を終えた植野は、帰りの方向が一緒だった新谷と帰っていた。
 今日の試合は新谷のKO勝ちで、植野はひどくご機嫌だった。
 こんな日は一杯飲みたい気分の植野は、新谷と別れて、一人居酒屋に立ち寄ることにした。
 「それじゃあ新谷。俺は今日こっちだから」
 「お疲れ様です!」


 新谷と別れ、居酒屋で一杯やっていた植野はほろ酔い気分で夜道を歩いていた。
 どこからか、消防車のサイレンの音がする。
 どこかで火事でもあったんだろうか。そんななことを考えながら、ふらふらと歩いて、家に向かっていると、公園の傍でを通りかかったときに、公園から変なうめき声が聞こえて来た。
 植野は気になって公園に入って行った。
 「助けてくれ・・・」
 植野が公園に入ると茂みの中から、男が這いずり出た。
 顔面を殴られたのか、顔中血まみれで、その口からはごふごふと赤い泡を噴出していた。
 しかし、すぐに茂みに引きずり込まれていった。
 その後すぐに人を殴る音が聞こえて来た。
 「ぎゃっ、やめろ、ぐはっ」
 「おい」
 植野は思わず声を掛けた。
 すると茂みの中から誰かがにゅっと姿を現した。
 その姿を見て、植野は驚きを隠せなかった。
 影から出て来たのは新谷だった。血だらけの手で、顔は薄ら笑いを浮かべている。
 「何をしているんだ、新谷」
 「あれ、先生・・・」
 「お前、こんなをことして、どうなるかわかっているのか?」
 「ゴングが鳴ったんです。試合が始まったから、僕は・・・」
 植野は呆然とした。
 その植野の耳にまた消防車の音が聞こえて来た。消防車の音には、半鐘の音も混じっていた。
 途端、新谷の顔つきが変わった。そして、おもむろにファイティングポーズをとった。
 「ぐわああ!」
 新谷は目の前にいる植野を何も言わず殴りつけた。
 ふいをつかれた植野はバランスを崩し、その場に倒れ込んだ。
 そこへ新谷が馬乗りになって、さらに植野にパンチを浴びせ続けた。
 新谷は一心不乱に植野を殴り続けた。植野の鼻が折れても、眼球が飛び出しても、顎の骨が砕けても。試合のゴングが鳴るまで・・・
 結局、近くの住民が気付いて、警察が来て取り押さえるまで殴るのをやめなかった。
 新谷は自分の両手の骨が折れても殴るのをやめなかった。そのせいか、指の骨がめちゃくちゃに砕け、砕けた骨が皮膚を突き破り、何本もの赤黒い骨が突き出していた。
 手はグローブみたいな大きさに腫れあがり、植野の血を浴びて真っ赤なグローブのような輝きを放っていたそうだ。


 「植野はもちろん死んだよ。
 そして、加害者である新谷は、後を追うように自殺した。手の怪我で搬送された先の病院の屋上から飛び降りたんだ。
 『強くなりたい』そんな純粋な気持ちで始めたボクシングだったのに、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
  1. なぜ植野を殴ったのか
  2. なぜその話を知っているのか
  3. なぜ、新谷はそんなに強いのか
  4. 植野はそんなに熱心だったのか
 「あの、なぜ新谷さんは植野先生のことを殴ったんでしょうか?」
 「さあな。でも、植野は常日頃から言っていた。『ゴングが鳴ったらお前は強くなる。全力でぶるかれ』ってな。
 それが一種の暗示みたいになってたんだろうな。
 消防車の鐘が鳴ったことでスイッチが入っちまって、その場にいる相手を対戦相手だと思い込んじまったかもしれねえな」


 新堂エンディング№20:ゴングが鳴って
 CGギャラリー:41/124
 2:血に染まるグローブ
 

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 今日のファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアはどうかな?


 リムサ・ロミンサへ。
 馬奉行に話しかけると、御披露道中をしたいので手助けしてほしい、と言われて、クエスト:馬の縁者の降神祭開始!
 馬与力に話しかけると、午のユニコルトの扱いに困っている様子。
 主人公を見た午のユニコルトは主人公に寄ってきたので、馬与力は自分の代わりに主人公が、午のユニコルトを連れて御披露道中の宣伝をしてきてほしい、と頼んでくる。
 午のユニコルトに話しかけて、同行させる。
 冒険者ギルドにいるカントゥナンに宣伝する。
 黒渦団本部にいるトラッハレート少甲士、調理師ギルドの食事を楽しむ市民にも宣伝する。
 馬奉行に報告して、クエストクリア。


 馬奉行に話しかけると、御披露道中を見守ってほしい、と言われて、クエスト:御披露道中の降神祭開始!
 ゼファー陸門にいる馬与力と話すと、午のユニコルトも御披露道中に参加したがっている。
 午のユニコルトに話しかけて、同行させる。
 牛のユニコルトについていき目的地まで進む。
 馬奉行に話しかけて、クエストクリアして、午のユニコルトをゲット!
 アチーブメント:元気に駆けた御披露道中をゲット!


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