今日の異世界の創造者はどうかな?
アビリティを覚えるため、南南東にあるアイシャ学院へ。
魔法屋で、素材8種を見せて、調合を習得!
調合セットを購入。
製法書を読んで、MPポーション150、SPポーション150、HP割合ポーション50、MP割合ポーション100、複合割合ポーション50、複合割合ポーション100、状態治療薬デルタの製法を習得!
料理屋アニータで、自作の料理(成功率10%)2種見せて、料理を習得!
輝石X8で、料理収納袋をゲット。
輝石X8で、食材収納袋をゲット。
アウトトドア調理セットを購入。
アイス、パン、うどん、失敗作を料理。
実績:料理成功をゲット!
町の人たちや収納箱から、沈黙耐性のギフト、混乱耐性のギフト、鈍足耐性のギフト、封印耐性のギフト、攻撃弱化αの宝玉、光線の宝玉、闇波の宝玉、レンコンの種、サツマイモの種、ゴーヤの種を盗んだ。
食材屋で、ピーナッツ、タマネギ、ホウレン草、イワシを購入。
| 実績数 | 全総 | 割合% | 追加分 | |
|---|---|---|---|---|
| 180 | 919 | 12% | 22 | |
| 薬 | 25 | 124 | 20% | 沈黙耐性のギフト |
| 混乱耐性のギフト | ||||
| 鈍足耐性のギフト | ||||
| 封印耐性のギフト | ||||
| 巻物 | 15 | 37 | 40% | |
| 宝玉 | 12 | 39 | 30% | 攻撃弱化αの宝玉 |
| 光線の宝玉 | ||||
| 闇波の宝玉 | ||||
| お金 | 2 | 3 | 66% | |
| 食べ物 | 54 | 141 | 38% | ピーナッツ |
| タマネギ | ||||
| ホウレン草 | ||||
| アイス | ||||
| パン | ||||
| うどん | ||||
| 失敗作 | ||||
| イワシ | ||||
| 種 | 10 | 38 | 26% | レンコンの種 |
| サツマイモの種 | ||||
| ゴーヤの種 | ||||
| 調味料 | 6 | 6 | 100% | |
| その他 | 0 | 12 | 0% | |
| リモコン | 0 | 1 | 0% | |
| 素材 | 12 | 16 | 75% | |
| 調合 | 1 | 1 | 100% | 調合セット |
| 錬成 | 8 | 204 | 3% | |
| 設置 | 0 | 1 | 0% | |
| 釣り竿 | 0 | 3 | 0% | |
| フィールド用 | 2 | 10 | 20% | |
| 栄養剤 | 0 | 6 | 0% | |
| クエスト用 | 1 | 21 | 4% | |
| 鉱石 | 6 | 9 | 66% | |
| アビリティ取得 | 0 | 4 | 0% | |
| 道具 | 4 | 20 | 20% | 料理収納袋 |
| 食材収納袋 | ||||
| アウトドア調理セット | ||||
| 道具(再使用可) | 0 | 1 | 0% | |
| 装結晶や銀影結晶 | 0 | 2 | 0% | |
| 宝石 | 3 | 75 | 0% | |
| 剣 | 1 | 12 | 8% | |
| 斧 | 1 | 7 | 14% | |
| 槌 | 0 | 8 | 0% | |
| 拳 | 1 | 8 | 12% | |
| 突剣 | 1 | 7 | 14% | |
| 槍 | 1 | 7 | 14% | |
| ロッド | 1 | 14 | 7% | |
| 弓 | 1 | 9 | 11% | |
| 銃 | 1 | 9 | 11% | |
| 投擲 | 1 | 8 | 12% | |
| 盾 | 1 | 14 | 7% | |
| 帽子 | 1 | 21 | 4% | |
| 兜 | 1 | 9 | 11% | |
| 服 | 1 | 12 | 8% | |
| 鎧 | 1 | 13 | 7% | |
| ローブ | 0 | 8 | 0% | |
| 腕 | 1 | 6 | 16% | |
| 腕鎧 | 0 | 4 | 0% | |
| 足 | 2 | 12 | 16% | |
| 足鎧 | 1 | 5 | 20% | |
| 装飾 | 1 | 23 | 4% |
今日の星影の館殺人事件はどうかな?
調べる→洋服箪笥
廊下から入って右側を見ると、観音開きの大きな洋服箪笥がある。
調べる→開ける
箪笥の中には、肌着と寝巻、冬の着物が数着仕舞われているだけだった。
大人が二人かくれんぼで遊べそうなほどその大きな体を持て余している。
目に入るものといえば、余所行きの高そうな外套と毛皮のチョッキくらいか。
箪笥の右の取っ手に小さく引っかいたようなキズがある。
キズは真新しく、最近つけられたと思われる。
QUESTION №02
内鍵と取っ手のキズ:扉の内側と箪笥の取っ手に、小さく引っかいたようなキズがあった。扉に対して垂直に細い筋が1本刻まれている。キズは真新しく、最近つけられたと推測。
今日の星影の館殺人事件はどうかな?
何度も言うようが、僕は警察でもなければ探偵ですらない。職業から考察はできても、探偵としての経験、知識、推理力はほぼゼロだと断言していい。
僕が必要とするのは情報だ。情報を隈なく集め、記録に残していけば、それらはいずれ一つの答えと形を変えてくれるだろう。
アナタ「見たところ部屋は綺麗だ。荒らされている様子もない。
どこかに情報になりそうなものはないだろうか」
調べる→部屋の中→本棚
部屋の一角が本棚で埋め尽くされている。本の分野は古今東西様々だ。
ざっと見た限り、医学と生物学の専門書が多い印象を受ける。
被害者は熱心な勉強家か、あるいはその手の専門家だったのだろうか。
調べる→机
机の上には、卓上用の電灯と数冊の本、筆記用具が置かれている。
開かれた本は鳥類の図鑑のようだ。人の腰丈ほどある大きさな鳥が描かれている。
アナタ「なんだろう?これは珍しいペンダントだな」
机の隅には、麻を捩じって作られた紐に淡い黄色の石が付いたペンダントが無造作に置かれていた。
どこかに引っ掛けてしまったようで、紐が千切れている。修理するつもりだったのだろうか。
アナタ「これと同じような物を灯君も付けていたな。お守りか何かだろうか」
調べる→窓
本棚とベッドの間にある大きな窓は、締め金具でがっちり閉じられている。どこにも目立った傷や跡はない。
開ける
窓の向こうに露台はない。
障害になるものがなく、2階のこの部屋からまっすぐ地面を見下ろすことができる。
調べる→扉
部屋には扉が2つあり、1つは僕が廊下から入って来た扉だ。
もう一つは、隣の部屋への扉のようだ。
調べる→廊下
廊下の扉は蹴破られたために、内鍵が壊れている。扉を開閉する分には問題なさそうだ。
アナタ「おや?」
内鍵に小さく引っかいたようなキズがある。扉に対して垂直に細い筋が1本刻まれていた。
キズは真新しく、最近つけられたと思われる。
QUESTION №02
内鍵のキズ:廊下の扉の内側に、小さく引っかいたようなキズがあった。扉に対して垂直に細い筋が1本刻まれている。キズは真新しく、最近つけられたと推測。
今日の星影の館殺人事件はどうかな?
アナタ「事件があっという現場を案内してもらえるかね?」
灯「現場は私たちの目の前にあるこの扉の先です」
アナタ「例の手紙には『現場を保存するように』と書いてあったね。つまりご遺体もまだ中に?」
灯「はい、私が出ている間、誰も触れずにいてくれたみたいです。
ただ、本当に亡くなったそのままの状態で・・・もしかしたら、御気分を悪くされるかも・・・」
アナタ「ご遺体の損傷が激しいみたいだね。ならば、捨てての構わない毛布を2、3枚頂けるかな。調べた後、被せておこう」
灯「今すぐ、持ってまいります!」
アナタ「・・・灯君はここにいなさい。まずは僕一人で見て来よう」
灯「わかりました。部屋の前で待っていますね」
アナタ(依頼人の前で虚勢を張ってしまったが、遺体を見るのは初めてだ)
聡の部屋に入る。
アナタ「酷い臭いだ!」
アナタ(血液の生臭い臭いが充満している。長いこと密室状態だったらしい)
アナタ「うぷ・・・おえー、げほげほ。
毛布を1枚ダメにしてしまった。
なんて有様だ。頭がぱっくり割れている。
とにかく、現場検証だ。部屋の中と遺体を調べよう」
今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?
ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、ミスリルの鎖、サイレントオイルをゲット。
今回のフィッシュランキングのお題は、もっとも重量が小さいグリモナイトということで、617ポンズのもので出場。
結果は、最下位でした・・・
ウィンダス森の区手の院にいるコプロポプロに話しかけると、新しくできたガーディアンにモンスターのにおいを覚えさせるを手伝うことになって、クエスト:NEWカーディアンくんの誕生開始!
野兎の毛皮、虫の翅、マンドラゴラの双葉を渡してクエストクリアして、200Gをゲット。
モグガーデンへ。
畑(ランク7)で、アムルタートのつる+光のクリスタル→土のクリスタル、光の塊、ハイポーション、マヨイタケ、謎の果物の種、謎の穀物の種、ダリア、変色クリスタル、金の葉、スナッピングモール、スイートウィリアムをゲット。
木立(ランク7)で、森の挿木を使って、炎のクリスタル、氷のクリスタル、妖精のリンゴ、胡桃、ウルプカパームの実、エルム原木、メープル原木、ウォルナット原木、チェスナット原木、アッシュ原木、ホワイトオーク原木、エボニー原木、ドックウッド原木、謎の樹木の挿木、ウルンダイ原木、どんぐりをゲット。
鉱脈(ランク7)で、水のクリスタル、隕石、ミスリル鉱、クロマ鉄鉱、白金鉱、骨くず、甲虫のアゴ、雄羊の角、大サソリの甲殻、大サソリの爪、上質な陸ガニの甲殻、龍骨、鎧竜の槌、愚金鉱、ヴェルクマスク、ダークナゲット、ヴォエイソード-1をゲット!
野兎の毛皮、虫の翅、マンドラゴラの双葉を渡してクエストクリアして、200Gをゲット。
モグガーデンへ。
畑(ランク7)で、アムルタートのつる+光のクリスタル→土のクリスタル、光の塊、ハイポーション、マヨイタケ、謎の果物の種、謎の穀物の種、ダリア、変色クリスタル、金の葉、スナッピングモール、スイートウィリアムをゲット。
木立(ランク7)で、森の挿木を使って、炎のクリスタル、氷のクリスタル、妖精のリンゴ、胡桃、ウルプカパームの実、エルム原木、メープル原木、ウォルナット原木、チェスナット原木、アッシュ原木、ホワイトオーク原木、エボニー原木、ドックウッド原木、謎の樹木の挿木、ウルンダイ原木、どんぐりをゲット。
鉱脈(ランク7)で、水のクリスタル、隕石、ミスリル鉱、クロマ鉄鉱、白金鉱、骨くず、甲虫のアゴ、雄羊の角、大サソリの甲殻、大サソリの爪、上質な陸ガニの甲殻、龍骨、鎧竜の槌、愚金鉱、ヴェルクマスク、ダークナゲット、ヴォエイソード-1をゲット!
池(ランク7)で、堀ブナ、ゴールドカープ、ブラックイール、エルシモニュート、リク、錆びたバケツをゲット!
海(ランク7)で、ゼブライール、グリモナイト、ブルーテール、コバルトジェリー、バストアプリーム、ギガントスキッド、ムーリシュアイドル、コーンカラマリ、バーナクル、レッドスポット、龍魚、センローサーディン、ワカメをゲット。
漂着物から、やまびこ薬、森のソテー、メロンジュース、ストーンⅣをゲット。
ペイストペレットをゲット→ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、ラミアの牙のカギをゲット。
飼育場(ランク7)へ。
エラスモス☆3から、ケルベロスの肉をゲット。
餌に野兎の肉を与える。
青ワイバーン☆3から、野牛の角をゲット。
餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。
コリガン☆3に成長して、亜麻をゲット。
餌に蒸留水を与えて、怒ってお世話する。
サボテンダー☆2に成長して、謎の果物の種をゲット。
餌に蒸留水を与えて、つついてお世話する。
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
1週目クリア
1人目は荒井昭二を選択→シナリオ:誕生日プレゼント→荒井エンディング№03~05
2人目は風間望を選択→シナリオ:五百円硬貨→風間エンディング№10
3人目は細田友晴を選択→シナリオ:夜泣き石→細田エンディング№13・14
4人目は岩下明美を選択→シナリオ:命の値段→岩下エンディング№03~05
5人目は福沢玲子を選択→シナリオ:愛と友情のはざま→福沢エンディング№20~22
6人目は新堂誠を選択→シナリオ:呪いのマンシール→新堂エンディング№06~08
7人目はシナリオ:記憶のほころび→七話目エンディング№01~03
2週目プレイ開始!
1人目は岩下を選択→シナリオ:偽りの愛→岩下エンディング№01・02
2人目は新堂を選択→シナリオ:高木ババア→新堂エンディング№01~05
3人目は風間を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01
4人目は細田を選択→シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03
5人目は荒井を選択→シナリオ:ゲーマーの条件→荒井エンディング№01~02
6人目は福沢を選択→シナリオ:彼と彼女の秘密→福沢エンディング№23~28
1人目:岩下エンディング№02:二人だけの世界
→2人目:新堂エンディング№03:六本の右足
→3人目:風間エンディング№01:かぐわしきにおひ
→4人目:細田エンディング№01:イラつく奴
→5人目:荒井エンディング№01:ゲーマーの条件
→6人目:福沢エンディング№23:彼女は悪魔だった
→7人目のシナリオ包帯の女→特殊七話目№38・39を見る
3週目開始!
1人目は新堂誠を選択→シナリオ:痛みを感じない男→新堂エンディング№11~15
2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:呪いのヒトガタ→荒井エンディング№14・15
3人目は風間望を選択→シナリオ:呪いのコッペパン→風間エンディング№4・5
4人目は福沢玲子を選択→シナリオ:追いかけてヒトシくん→福沢エンディング№12・14・15、13→最終話エンディング№2:追いかけて修一君
5人目は岩下明美を選択→シナリオ:ポプリ→岩下エンディング№13~15
6人目は細田友晴を選択。
「坂上君も楽しみにしていましたか?」
- 楽しみにしていた
- 特に気にしていない
- あまり乗り気ではなかった
- 正直、退屈です
- 面白いですよ
- トイレ以外の話をしてください
シナリオ:パラレルトイレツアー開始!
6人目の話が終わったが、一向に7人目が来る気配がない。
坂上がこのまま解散しようと言い出すと、細田が、「これから学校のトイレを回ってみましょう」と提案する。
この学校のトイレの怪異の数は尋常ではないので、学校のトレイを巡れば何かしらの怪異に遭遇できるかもしれない、とのことだ。
他のメンバーも賛同したため、一行はトイレを巡ることになった。
「どのトイレを見て回ろうか」
- 1階のトイレ
- 2階のトイレ
- 3階のトイレ
- 体育館
- 旧校舎
次に1階南側のトイレへ向かう。ここは細田が別の世界へ行ける不思議なトイレで、お気に入りの場所だと言っていたところだ。
「そうだ、坂上君。せっかくだから、僕のお気に入りのトイレに入ってみませんか」
細田にそう勧められた坂上は、「わかりました、入ってみます」と答えた。
細田は邪魔しちゃ悪いからと言って、皆を連れて外に出て行った。
一人残された坂上は、細田のお気に入りのトイレに入ったが、普通のトイレだった。坂上は、しばらくそこでじっとしていたが、不思議な感覚は起こらなかった。
1年生で司会という大役を任されていた坂上は、そこで緊張の糸が途切れ、トイレの中で居眠りをしてしまう。
どれくらいの時間が経ったかわからないが、目を覚ました坂上は急いでトイレを飛び出した。
外にはみんなが待っており、「修子ちゃん、遅いよ」「坂上さん、遅いぞ」と言われてしまう。
みんなに女の子扱いされている気づいた坂上は、「どうしたんですか、みなさん。まるで僕が女の子みたいな言い方をして」と言い出す。
それを聞いた風間に、「どうしたんだい、修子ちゃん。まさか、トイレで本当に入れ替わっちゃったのかい?トイレの鏡で確認してきたら?」と言われてしまう。
坂上が慌ててトレイに入り、鏡で自身の姿を確認すると、そこにはどことなく坂上に似た見たこともない女の子が映っていた。
どうやら坂上は、自分が女の子である世界の坂上と入れ替わってしまったようだ。
自分と入れ替わって別の世界へ行ってしまった修子のことも案じながら、これからの自分のことも心配な坂上。
7話目エンディング№09:パラレルワールドの坂上
CGギャラリー 34/124
今日の未解決事件は終わらせないといけないからはどうかな?
ピンクの鍵:翔太がいつも手に持っているもの→イラストの傘をクリック。
#病院を繋げる。
清崎蒼
「傘ですよね?」
宮城哲郎
「はい、そうです。
息子は学校へ行くときも、散歩でも、とにかく出かけるときは、いつも傘を手に持って歩きます。
妻が亡くなってからは。
妻が病床にいた時、息子に話していたことがあったんですよ。
『ママが先に天国に行って、翔太と犀華を守ってあげる』と約束していました。
妻に先立たれた後、かなり時間が経ってから、息子が出かけるたびに手に傘を持っていることにようやく気付きまして、妻が息子にした約束も具体的に思い出しました。
『これからは雨の日にママがお迎えに行けなくなるから、翔ちゃんが傘を持っていくのを忘れた日は、雨を降らせないでくださいってお願いするからね』
2012.2.4 16:47の会話
実績:約束をゲット!
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂誠を選択。
シナリオ:高木ババア開始!
新堂誠は3年D組の生徒。
「お前がどうして新聞部に入ったか教えてくれないか?」
- なんとなく入りました
- 前から憧れていました
- ゲーム実況者になりたかったので
それより俺みたいな奴が、こんな女子供が喜びそうな集会にいるのは場違いだって感じてんじゃねえか?」
- そんなこと思っていません→エンディング№001:吉田の執念
- はい、正直に言うと感じてます→エンディング№002:高木ババアなんて怖くない
- 何に興味を持つのかは人それぞれです
何せ、俺が自らそう言ったんだもんな。俺が何に興味を持つかなんて俺の勝手だ。
それじゃあ、さっそく話を始めるとするか。ところで、この部屋、なんか怪しくねえか?
霊ってのはよ、人間の気を敏感に察知するっていうからな。それでな、霊は恐怖心を持った奴の周りに集まるっていうじゃねえか。
怖い話をしているとき、突然背筋にゾクって寒気が走る。あれはま、そいつの背中を霊が撫でてるんだぜ。
坂上、お前、まさか怖がったりしてねえよな」
- 怖いです→エンディング№001:吉田の執念
- 別に怖くありません
それとも、この霊たちは、誰も怖がっていないのに集まって来たのか?
この霊たちは。これから起きる何かを予測して集まってきたことになる。わかるか?この集会で何かが起こるってことさ。
それじゃあ、話を始めてやろう。噂話って知ってるか?口裂け女とか、人面犬、トイレの花子さんや、メリーさん。そういう噂、お前は馬鹿にしているか?」
- している→エンディング№002:高木ババアなんて怖くない
- している→エンディング№001:吉田の執念
- 何とも言えない
でもよ、もし少しでも信じているなら、その心に従ったほうが身のためだぜ。」
新堂のクラスメートに吉田達夫という男がいた。
現実主義というか、アンチ・ロマンチストというのか、どにかく嫌な男だ。
勉強はできたけど、それだけの男で、いつも気取っていて、殴ってやりたいタイプだった。
吉田は、どんなに殴られようが絶対に抵抗しないが、きちんとそれを先生に報告していたので、いじめようとしてもいじめられない男だった。
先生の間では、成績抜群で品行方正、先生には従順でなんでも従い、問題があるとすぐに報告するため、評判が良かった。
吉田はそんな男だから、誰にも相手にされず、無視されていた。
ところが吉田は、それを喜んでいるようだった。自分が選ばれた人間にでもなったつもりで、周りを見下しているのは見え見えだった。
「お前はそんな奴には何かガツンと一発かましてやりたいと思うだろ?」
- はい→エンディング№001:吉田の執念
- いいえ
だとしたら、よほどの優等生か、逆に冷たい人間なんだな」
そんな時、新堂はちょっとおもしろい話を聞いた。高木っていう名前のババアの話だった。
そのババは、ませたガキが好きそうなフリルのついた真っ赤なロングスカートをはいている。
足が隠れて地面を引きずるほどのロングスカートのため、高木ババアのスカートの裾はボロボロだった。
そのババアは腰まである伸ばし放題の髪の毛をいつも垂らしていて、顔を隠している。
その顔を見た人の話では、すげえ厚化粧をしており、あの顔を見たら、二度と忘れらないとのこと。
そして、上は白のブラウスを着ているのだが、お姫様が着てるようなヒラヒラのついたかわいらしいブラウスなのだが、ずっと着続けているせいか、元の色がわからないぐらい薄茶色に変色していた。
ところどころ穴もあいているし、ツギハギだらで、すんげえ臭い。
そして、ものすごいスピードでピョンピョン飛びながら歩いていた。
「時速100キロで、ピョコピョコ飛び跳ねながら走る厚化粧をした薄汚ねえババア。そんな奴に追いかけられたら、お前どうする?
お前、笑ったか?今、笑ったんじゃねえのか?」
- 笑った→エンディング№002:高木ババアなんて怖くない
- 笑っていない
高木ババアが何でピョコピョコ飛び跳ねるのかは、片足がないからだ。
なんでも、交通事故でトラックのタイヤに足を巻き込まれたらしいんだけど、そのとき家族も一緒にいて、息子夫婦に3人の孫、全員、即死だった。
死体は原形をとどめておらず、ミンチみたいにグチャグチャになったらしい。
トラックの運転手は酔っぱらっていたらしく、事故に気づかず、子供をタイヤに挟んだまま、10キロ以上走ったそうだ。
それで高木ババアは発狂してしまい、その後、家族みんな死んだショックから立ち直れず、自宅の布団で、誰にも看取られずに死んだらしい。
死後1カ月以上経って発見されたそうで、今現れる高木ババアは幽霊だ。
幽霊だからこそ、時速100キロで走ることができるのだ。
高木ババアが臭いのは死後1カ月以上経っているからで、あの服装は事故にあったときの服装とのこと。
そして、高木ババアは、ある目的があって狙った奴の前に現れ、高木ババアに狙われると絶対に逃げられないため最後らしい。
高木ババアは、最初は何気なく声をかけてくる。
「身寄りのない年寄りの思い出話を聞いてくだされ」
ついうっかり情けをかけて相手をしたら、もう最後だ。いきなり、あの時の事故の話を始めるのだ。
「私には、人様のうらやむのうな家族がいましての。よくできた息子に、よくできた嫁。目に入れても痛くないほどのかわいい孫が3人。
そりゃあもう、とても幸せな家族でした。仏様には毎日お礼を言いました。
でも、ひどいもんです。仏様なんて、いやぁしません。私の家族はみんな死んでしまいました。
交通事故でした。私を残して家族全員、トラックに轢かれちまったんでごぜえます」
そんなこと言われたら、聞いているほうは、慰めないわけにはいかない。
「その分、おばあさんが頑張って生きなきゃ」
「ありがとうごぜえます。こんなババアに気を遣ってくださって。
あんた様は、死んでいった家族たちのことがかわいそうだと思いますかのう?」
「ええ」
誰だって、反射的にそう答えるだろう。
すると、高木ババアは、薄汚れたスカートをめくって、こう言う。
「私しゃあ、そん時の事故で片足をなくしちまいました。私のなくなった片足、不憫だとは思いませんかのう?」
(さあ、どうだ。お前の心は恐怖心でいっぱいだろう。さあ、おとなしく私に食われてしまうがいいよ)
まるでそんなことを言っているように、醜く化粧されたシワだらけの顔をこっちに向けてニタニタと笑う。
もう、走り出すしかない。
走って走って、心臓が口からこぼれるほど走りまくって逃げる。
そして、もうだめだ、走れない、と思って、ふらふらの足を休め、全身で息をして、ふっと顔を上げると、高木ババアがニタニタ笑いながら、目の前に立っている。
「よくできた息子は、腹の上を裂かれて真っ二つ。内臓が飛び出て、どこにいったかわからなくなりましてのう。かわいそうだと思うなら、あんたの内臓をくださいな」
また逃げる。逃げて、逃げて、逃げまくる。
足が痙攣して転ぶ。
後ろからゆっくりと足音が聞こえてきて、真後ろで止まる。
「よくできた嫁は、両腕を轢き潰されてしにました。かわいそうだと思うなら、あんたの両腕くださいな。
目に入れても痛くないほどかわいい3人の孫。
一人は両足を潰されました。
一人は首を潰されてしにました。
そして、最後の一人は、タイヤに巻き込まれて体中の皮膚をひっぺがされて真っ赤になって死にました。
家族はみんな、挽き肉みたいにグジャグジャになって、死んだんでごぜえます。
かわいそうだと思うでしょう?
だったら、あんたの体をくださいな」
そして、首を絞め上げられ、ジ・エンド。
死んだあと、死体は見つからない。全身は死んでいった家族に分け与えられるから。
「この話を聞いた奴はよ、1週間以内に必ず高木ババアに会うっていうぜ。
俺は、お前に話したんだからな。ここに集まっている残りの5人は関係ねえぜ。
お前、笑っているのか?それとも、震えているのかよ。
そう心配すんなよ。実は助かる方法もあるんだぜ」
「助かる方法を知りたいか?」
- 知りたい
- 別に知りたくない→エンディング№001:吉田の執念
1週間以内に誰でもいいから10人以上に高木ババアの話をするんだ。
それも高木ババアの話を知らない奴にだぞ。知っている奴に話しても、だめだからな。
それを守れなかったら、お前は死ぬぜ。
それでな、吉田にもこの話をしてやったんだよ」
「なあ、吉田、ちょっとおもしろい話があるんだけど、聞いてくれねえか?」
吉田は気のない素振りで聞いていたが、話が進むにつれ、新堂の話に耳を方群れるのがわかった。
新堂が話し終えると、吉田は馬鹿にしたようにせせら笑った。
「君って子供。もし信じてたら、かわいそうだなあ」
「お前が信じるも信じないのも勝手だけでよお。高木ババアを見たからって、俺のせいにするんじゃねえぞ」
吉田は吹き出した。
「ぷぷっ!もし本当に会えたら、すぐに君に知らせてあげるからさ。
じゃあね、僕、君と違って塾があるから」
そういって吉田は荷物を片付けると帰ってしまった。
「悪いが俺はよ、こういう噂は信じてるもんでな。
俺が高木ババアに話を聞いたときは、急いで10人に話だぜ。
それで、吉田はどうなったと思う?俺の話を信じて、ちゃんと10人に話したと思うか?」
- 話をした→エンディング№004:高木ババア
- 期限が間に合わなかった
- 話さなかった→エンディング№004:高木ババア
次の日、吉田は別に何気なくふるまっており、別に誰かに話をする風もなかった。
日曜日には新堂は、吉田があせっていると思って電話した。
「君、馬鹿じゃないの?悪いけど、僕は高木なんてババアの話は忘れてたよ。君、頭が変なんじゃないの?一度、病院行ったら?
あのさ、君が何を思おうが僕には関係ないけどね、大切な僕の休養日に邪魔だけはしないでくれる?」
言うだけ言って、吉田は一方的に電話を切った。
新堂は、吉田の慌てるところを見てみたかったが、吉田が死ぬかどうか見極めることにした。
そして、いよいよ明日で約束の1週間が終わるという日になった。
いつも他人を見下した態度をとっている吉田が、その日に限って妙にしおらしい。
愛想笑いなんか浮かべて、すれ違う奴らにペコペコあいさつしている。
今までが今までだから、誰も吉田なんか相手にしない。
吉田は、何か話したそうにしているが、誰も聞かない。
吉田が、高木ババアの話を気にしており、誰かに話したくて仕方ないのに、誰も聞いてくれないのが、新堂にとっておかしくてしかたがなかった。
吉田は頭を下げながら何人かに話し始めるが、すぐに逃げられてしまう。
新堂のクラスメートは、もうみんな高木バアアの話を知っているのだ。
新堂がニヤニヤしながら吉田を見ていると、それに気づいた吉田が、今にも泣きそうな顔で新堂の側に駆け寄ってきた。
「なあ、新堂君」
吉田は、泣き出しそうな声を出し、新堂の手を握り締めてきた。
「あの話は冗談だよね?」
「何の話だよ、お前、俺と口聞きたくなかったんじゃなかったっけ?俺、お前の大事な時間を邪魔しちゃ悪いからよぉ」
突然、吉田は土下座して新堂に謝った。
「ごめんよ。僕が悪かったよ。だから許しておくれよ。
僕のこと助けて!!」
新堂は、これ以上しらばっくれるのもかわいそうになり、土下座する吉田を助け起こした。
「そんな高木ババアが怖いんだったら、話せばいいじゃねえか」
それを聞いた吉田は大声で泣き始めた。
「うわあああん!!みんな知ってるんだもの。みんな高木ババアの話を知ってるんだよ!
まだ3人しか話せてないんだよ。お願いだよ!死ぬのはいやだよ!」
「3人って誰に話したんだよ?」
「お父さんとお母さん、それから親戚のおばさん。
学校のみんなも、塾のみんなも、誰も聞いてくれないんだ。聞いてくれそうになった連中も、みんな知ってるんだよ。高木ババアの話をさ」
「先公は?お前、ずいぶんと気に入られてたじゃねえか」
「馬鹿にして、僕の話をまじめに聞いてくれない。
それでも無理に話そうとすると、怒鳴るんだよ。お前はいつから、そんな馬鹿な事を言う生徒になったんだって、まじめに心配そうな顔をするのさ。
もう、だめだ。もう、僕は死んでしまう。お願いだ。助けてくれよ」
「あんなの冗談さ。高木ババアなんているわけねえだろう」
新堂は、吉田がかわいそうに見えたので、心にもないことを言ってしまった。
「本当に、あれは嘘だったんだね!」
「ああ、冗談だよ、気にすんな」
「ありがとう!その一言で僕は救われるよ。本当にありがとう」
吉田は、落ち着いて帰っていった。
しかし、新堂は、吉田が早めに10人に話しておけばこんなことにならなかったんだ、と思っていた。
そして約束の1週間目がやってきたが、吉田は学校に来なかった。
恐ろしくなった新堂は、話をした責任を感じ始めた。
そして、放課後、新堂は吉田の家に電話したら、吉田は家にいた。
「なんだ君か。どうしたの?」
「お前、今日学校休んだじゃねえか。何かあったのかと思ってよ」
「あっははは、何言ってんの、君?あれは冗談だんだろう?いやあ、僕としたことがちょっと取り乱しちゃったよ。君みたいな下等な人間に騙されるところだった。
今日は、ちょっと疲れたから休んだだけさ。別に君に心配してもらう必要はない。
あ、そうそう、前にもう僕の家に電話しないでくれって言ったよね?もう電話、しないでくれる?
それから、君がした高木ババアに話、明日になったら先生に報告しておくつもりだから、覚悟しておくんだね。
君のような奴を愉快犯っていうん・・・」
そこまで聞いた新堂は、受話器を叩きつけた。
腹が立った新堂は、そこら辺のもののい当たり散らしたが、怒りは収まらない。
仕方がないので、新堂は寝ることにした。
電話のベルの音で、新堂は目覚めた。
受話器を取ると、金切り声が聞こえてきた。
「助けてくれよ、新堂君!!」
電話の主は吉田だった。
「ウソツキ、どうして嘘なんかつくんだよ。新堂君の責任だよ。僕が死んだら、新堂君の責任なんだ。どうしてくれるんだよ!
高木ババアが出てきちゃったじゃないか!高木ババアが、あと6時間でお前を殺すっていうんだよ!殺されるよ!」
「馬鹿言ってんじゃねえよ。俺はお前の時間を邪魔するつもりはないからよ」
「お前の責任だ!あと6時間のうちに7人に話さないと俺は殺されるんだぞ!」
「うるせえ!」
そう言って新堂は、受話器を置いた。
新堂が時計を見ると6時を回っていた。
ちょうどその日、新堂の両親は法事で田舎に言っており、明日の朝まで家には、新堂一人きりだった。
新堂は、念入りに戸締りをし、作り置きの夕食を食べた。
8時を回ったころ、また吉田から電話があった。
「見つからないよ!まだあと5人にも話なさきゃならないんだ!」
「いい加減にしろ!」
「いるんだよ!高木ババアが僕のことを見ているんだよ!どこに行っても追いかけてくるんだ」
「死んじまえよ、クソ野郎!」
新堂は、電話が壊れるかと思うほど、受話器を乱暴に叩きつけた。
嘘をついているとは思えない雰囲気の吉田から恐怖を感じた新堂は、テレビのボリュームをいっぱいに上げた。
何かほかのことを考えようとしても、吉田のことが浮かんで消えない新堂は、風呂に入ることにした。
風呂に入っているときに、また電話のベルが鳴ったが、新堂は怖くて電話に出れなかった。
ベルは20回ほどなってようやく切れたが、すぐにまたかかってきた。
新堂は風呂を飛び出し、受話器をとってすぐに切った。
それでも電話がかかってくるので、新堂は電話線を外した。
そして、新堂はリビングのソファの上で足を抱えて、時計を見つめ、12時になるのをじっと待った。
12時まであと5分ほどになったとき、「新堂」という声をともに、家のドアをぶち壊すような勢いでたたく音が聞こえた、
吉田が、家にやって来たのだ。
「新堂、もう時間がないんだ。俺は死ぬ!だから、お前も死ね!死んで責任をとりやがれ!」
新堂は、急いで玄関に行き、中からドアを押さえつけた。
「俺はなあ、道行く奴を呼び止めてまで、無理やり話を聞かせたんだよ!まるで狂人扱いさ!
殴られもしなけどよぉ、話したよ!後ろには高木ババアがいるからよお!
でも足りないんだよ!あと一人!もう時間がない。だから、お前を殺すんだ!」
突然、ドアが激しく揺れて隙間に刃物の切っ先が垣間見えた。
「新堂、お前を殺す!お前を生贄にして俺は助かるのさ!ひゃっはははは!」
そして、吉田は諦めたのか、すぐに物音はしなくなった。
その時、鼓膜が破れるようなものすごい音が鳴り響いた。リビンクからだった。
新堂が目を向けると、リビングの一面を壁を覆っていた窓ガラスが粉々に砕け散っていた。
「新堂!!」
絨毯にまき散らされたガラスの破片の上に、土足の吉田が仁王立ちになっていた。手には包丁を持ち、体中から血を滴らせながら。
顔は青く腫れあがって歪んでいた。無理やり見知らぬ通行人に高木ババアの話をしようとして殴られたのだろう。
新堂は、吉田に殺される、と覚悟を決めた。
その時、いきなり吉田が包丁を振り回しながら、見えない何かを必死に追い払うように、暴れ出した。
吉田には高木ババアが見えているのだ。
「やめろよ!もう少し時間をくれよ!こいつを殺してからにしてくれよ!ぎゃあ!!!」
突然、吉田の腹が真一文字にパックリと割れた。
吉田は苦しそうに目を細めると、ぱくぱくと口を開いた。
「うわああ!」
新堂は叫んで、階段を上がり、自分の部屋に逃げ込もうとした。
「逃げるな」
吉田は、新堂を追いかけてきた。
足が震えてうまく階段を上がれず、つんのめった新堂の足首を、吉田の血まみれの手が掴んだ。
新堂が慌てて振り返ると、吉田は新堂の足首を握りしめたまま、嬉しそうに包丁を振り上げていた。
吉田の腹からは、腸がベロンとはみ出ており、ほかほかと湯気を立てていた。
吉田は新堂めがけて包丁を振り下ろしたが、必死だった新堂は渾身の力を込めて足をけり出すと、見事吉田の腹に命中した。
吉田はそのままもんどり打って、階段を真っ逆さまに転げ落ちて行った。
腸が階段にぺちゃりと張り付いていたが、吉田は動いていた。
「し・・・ん・・・どう・・・」
ものすごい目で新堂を睨みつけるが、新堂は四つん這いになって這いずりながら階段を上がり、なんとか自分の部屋に逃げ込んだ。
ドアの向こうから、ズルズルビチャビチャ階段を何かが這い上がってくる音が聞こえてくる。
新堂は、鍵のないドアのノブに手をかけ、ドアが開かないように必死に体を踏ん張らせた。
「新堂、開けろ。お前を殺してやんだからよぉ」
そして、がりがりとドアを爪で引っかく音が聞こえる。
「開けろ」
突然、ドアを破って包丁を握った手を突き出てきた。
包丁は、新堂の左腕の肉をそいだ。
「新堂、見ぃつけた」
その時、ドアに空いた穴から、汚れた白いブラウスを着た手が伸びてきた。
高木ババアの手が、吉田の手を掴んだ。
「やめてくれよ。もう少しであいつをのこと殺せるんだよ、うぎゃああ!」
ドアの向こう側から吉田の悲鳴が聞こえてくるのと、穴に手が引きずり込まれるのはほとんど同時だった。
そのあと一切の物音は聞こえなくなり、床には包丁だけが落ちていた。
新堂が時計を見ると、針は12時を指していた。
10分ほどして、新堂は慎重にゆっくりとあたりに気を配りながらドアを押し開いた。
ドアの向こうに何もなかった。吉田の死体も、腹から引きずり出された腸も、血の跡さえも。
痕跡といったら、ドアに空いた穴と、床に落ちた包丁だけ。
新堂が1階に降りると、リビングの窓ガラスは割れたままで、カーテンが風にたなびいていた。
そして、玄関に目をやると、そこにも包丁を立てた跡がくっきりと残っていた。
確かに吉田は来たが、12時を過ぎると同時に忽然と姿を消してしまった。
次の日、新堂はこっぴどく親に叱られた。
本当のことを言っても信じてもらえないため、友達がきて大騒ぎしたって嘘をついて謝った。
そして、必死に頼み込んで部屋に鍵をつけてもらった。
学校にも吉田は来なかった。
突然家でしてしまったそうで、行方不明になった。
「そういえばお前、さっき吉田は期限に間に合わなかったって言ったよな。ご名答だ。なかなか鋭い勘をしてるじゃねえか。
お前、俺の話、信じようが信じまいが勝手だけどよ。なんで、お前だけに話をしたのかわかるか?
ここに集まった残りの連中は、もう高木ババアの話を知っているから、お前に話してんだ。
どうして、わざわざこんな話をしたのか不思議なのか?悪く思わないでくれ、俺も必死なんだ。
毎晩、吉田の野郎が俺の夢の中に現れんだよ。手足をちぎられ、内臓をそっくり抜かれた血まみれの吉田がよ。
そんで、毎週10人に高木ババアの話しろって脅かすんだ。俺がその約束を守り続けなければ、俺のことを殺しにやってくるんだってよ
俺、死ぬのは怖いからよ。たとえ誰にどう思われようと、俺はこの約束を守らなきゃなんねえ」
「ヒヒヒ、面白い話でしたね。あの、せっかくですので少し付け加えさせてもらえますか」
突然そう言って口をはさんだのは、さっき話をしてくれた荒井だった。
「高木ババアの話は僕も知ってますし、1週間以内に10人以上に話しましたから、話さなかったときに何が起こるかは知りません。
ただ僕は知っているんですよ。新堂さんが吉田さんに借金があったことを。50万円という多額の借金がね。
ああ、借金というより恐喝って言うんでしたっけ?吉田さんは返さなければ学校や親にばらすって、ずいぶんと新堂さんに詰めよっていたそうですね。
そんな吉田さんが、突然行方不明になって学校に来なくなった。偶然って怖いですね、ヒヒヒヒヒ」
エンディング№005:吉田の真実
エンディング数 34/657 達成度5%
キャラクター図鑑 38/122 達成度31%
イラストギャラリー 26/283 達成度9%
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂誠を選択。
シナリオ:高木ババア開始!
新堂誠は3年D組の生徒。
「お前がどうして新聞部に入ったか教えてくれないか?」
- なんとなく入りました
- 前から憧れていました
- ゲーム実況者になりたかったので
それより俺みたいな奴が、こんな女子供が喜びそうな集会にいるのは場違いだって感じてんじゃねえか?」
- そんなこと思っていません→エンディング№001:吉田の執念
- はい、正直に言うと感じてます→エンディング№002:高木ババアなんて怖くない
- 何に興味を持つのかは人それぞれです
何せ、俺が自らそう言ったんだもんな。俺が何に興味を持つかなんて俺の勝手だ。
それじゃあ、さっそく話を始めるとするか。ところで、この部屋、なんか怪しくねえか?
霊ってのはよ、人間の気を敏感に察知するっていうからな。それでな、霊は恐怖心を持った奴の周りに集まるっていうじゃねえか。
怖い話をしているとき、突然背筋にゾクって寒気が走る。あれはま、そいつの背中を霊が撫でてるんだぜ。
坂上、お前、まさか怖がったりしてねえよな」
- 怖いです→エンディング№001:吉田の執念
- 別に怖くありません
それとも、この霊たちは、誰も怖がっていないのに集まって来たのか?
この霊たちは。これから起きる何かを予測して集まってきたことになる。わかるか?この集会で何かが起こるってことさ。
それじゃあ、話を始めてやろう。噂話って知ってるか?口裂け女とか、人面犬、トイレの花子さんや、メリーさん。そういう噂、お前は馬鹿にしているか?」
- している→エンディング№002:高木ババアなんて怖くない
- している→エンディング№001:吉田の執念
- 何とも言えない
でもよ、もし少しでも信じているなら、その心に従ったほうが身のためだぜ。」
新堂のクラスメートに吉田達夫という男がいた。
現実主義というか、アンチ・ロマンチストというのか、どにかく嫌な男だ。
勉強はできたけど、それだけの男で、いつも気取っていて、殴ってやりたいタイプだった。
吉田は、どんなに殴られようが絶対に抵抗しないが、きちんとそれを先生に報告していたので、いじめようとしてもいじめられない男だった。
先生の間では、成績抜群で品行方正、先生には従順でなんでも従い、問題があるとすぐに報告するため、評判が良かった。
吉田はそんな男だから、誰にも相手にされず、無視されていた。
ところが吉田は、それを喜んでいるようだった。自分が選ばれた人間にでもなったつもりで、周りを見下しているのは見え見えだった。
「お前はそんな奴には何かガツンと一発かましてやりたいと思うだろ?」
- はい→エンディング№001:吉田の執念
- いいえ
だとしたら、よほどの優等生か、逆に冷たい人間なんだな」
そんな時、新堂はちょっとおもしろい話を聞いた。高木っていう名前のババアの話だった。
そのババは、ませたガキが好きそうなフリルのついた真っ赤なロングスカートをはいている。
足が隠れて地面を引きずるほどのロングスカートのため、高木ババアのスカートの裾はボロボロだった。
そのババアは腰まである伸ばし放題の髪の毛をいつも垂らしていて、顔を隠している。
その顔を見た人の話では、すげえ厚化粧をしており、あの顔を見たら、二度と忘れらないとのこと。
そして、上は白のブラウスを着ているのだが、お姫様が着てるようなヒラヒラのついたかわいらしいブラウスなのだが、ずっと着続けているせいか、元の色がわからないぐらい薄茶色に変色していた。
ところどころ穴もあいているし、ツギハギだらで、すんげえ臭い。
そして、ものすごいスピードでピョンピョン飛びながら歩いていた。
「時速100キロで、ピョコピョコ飛び跳ねながら走る厚化粧をした薄汚ねえババア。そんな奴に追いかけられたら、お前どうする?
お前、笑ったか?今、笑ったんじゃねえのか?」
- 笑った→エンディング№002:高木ババアなんて怖くない
- 笑っていない
高木ババアが何でピョコピョコ飛び跳ねるのかは、片足がないからだ。
なんでも、交通事故でトラックのタイヤに足を巻き込まれたらしいんだけど、そのとき家族も一緒にいて、息子夫婦に3人の孫、全員、即死だった。
死体は原形をとどめておらず、ミンチみたいにグチャグチャになったらしい。
トラックの運転手は酔っぱらっていたらしく、事故に気づかず、子供をタイヤに挟んだまま、10キロ以上走ったそうだ。
それで高木ババアは発狂してしまい、その後、家族みんな死んだショックから立ち直れず、自宅の布団で、誰にも看取られずに死んだらしい。
死後1カ月以上経って発見されたそうで、今現れる高木ババアは幽霊だ。
幽霊だからこそ、時速100キロで走ることができるのだ。
高木ババアが臭いのは死後1カ月以上経っているからで、あの服装は事故にあったときの服装とのこと。
そして、高木ババアは、ある目的があって狙った奴の前に現れ、高木ババアに狙われると絶対に逃げられないため最後らしい。
高木ババアは、最初は何気なく声をかけてくる。
「身寄りのない年寄りの思い出話を聞いてくだされ」
ついうっかり情けをかけて相手をしたら、もう最後だ。いきなり、あの時の事故の話を始めるのだ。
「私には、人様のうらやむのうな家族がいましての。よくできた息子に、よくできた嫁。目に入れても痛くないほどのかわいい孫が3人。
そりゃあもう、とても幸せな家族でした。仏様には毎日お礼を言いました。
でも、ひどいもんです。仏様なんて、いやぁしません。私の家族はみんな死んでしまいました。
交通事故でした。私を残して家族全員、トラックに轢かれちまったんでごぜえます」
そんなこと言われたら、聞いているほうは、慰めないわけにはいかない。
「その分、おばあさんが頑張って生きなきゃ」
「ありがとうごぜえます。こんなババアに気を遣ってくださって。
あんた様は、死んでいった家族たちのことがかわいそうだと思いますかのう?」
「ええ」
誰だって、反射的にそう答えるだろう。
すると、高木ババアは、薄汚れたスカートをめくって、こう言う。
「私しゃあ、そん時の事故で片足をなくしちまいました。私のなくなった片足、不憫だとは思いませんかのう?」
(さあ、どうだ。お前の心は恐怖心でいっぱいだろう。さあ、おとなしく私に食われてしまうがいいよ)
まるでそんなことを言っているように、醜く化粧されたシワだらけの顔をこっちに向けてニタニタと笑う。
もう、走り出すしかない。
走って走って、心臓が口からこぼれるほど走りまくって逃げる。
そして、もうだめだ、走れない、と思って、ふらふらの足を休め、全身で息をして、ふっと顔を上げると、高木ババアがニタニタ笑いながら、目の前に立っている。
「よくできた息子は、腹の上を裂かれて真っ二つ。内臓が飛び出て、どこにいったかわからなくなりましてのう。かわいそうだと思うなら、あんたの内臓をくださいな」
また逃げる。逃げて、逃げて、逃げまくる。
足が痙攣して転ぶ。
後ろからゆっくりと足音が聞こえてきて、真後ろで止まる。
「よくできた嫁は、両腕を轢き潰されてしにました。かわいそうだと思うなら、あんたの両腕くださいな。
目に入れても痛くないほどかわいい3人の孫。
一人は両足を潰されました。
一人は首を潰されてしにました。
そして、最後の一人は、タイヤに巻き込まれて体中の皮膚をひっぺがされて真っ赤になって死にました。
家族はみんな、挽き肉みたいにグジャグジャになって、死んだんでごぜえます。
かわいそうだと思うでしょう?
だったら、あんたの体をくださいな」
そして、首を絞め上げられ、ジ・エンド。
死んだあと、死体は見つからない。全身は死んでいった家族に分け与えられるから。
「この話を聞いた奴はよ、1週間以内に必ず高木ババアに会うっていうぜ。
俺は、お前に話したんだからな。ここに集まっている残りの5人は関係ねえぜ。
お前、笑っているのか?それとも、震えているのかよ。
そう心配すんなよ。実は助かる方法もあるんだぜ」
「助かる方法を知りたいか?」
- 知りたい
- 別に知りたくない→エンディング№001:吉田の執念
1週間以内に誰でもいいから10人以上に高木ババアの話をするんだ。
それも高木ババアの話を知らない奴にだぞ。知っている奴に話しても、だめだからな。
それを守れなかったら、お前は死ぬぜ。
それでな、吉田にもこの話をしてやったんだよ」
「なあ、吉田、ちょっとおもしろい話があるんだけど、聞いてくれねえか?」
吉田は気のない素振りで聞いていたが、話が進むにつれ、新堂の話に耳を方群れるのがわかった。
新堂が話し終えると、吉田は馬鹿にしたようにせせら笑った。
「君って子供。もし信じてたら、かわいそうだなあ」
「お前が信じるも信じないのも勝手だけでよお。高木ババアを見たからって、俺のせいにするんじゃねえぞ」
吉田は吹き出した。
「ぷぷっ!もし本当に会えたら、すぐに君に知らせてあげるからさ。
じゃあね、僕、君と違って塾があるから」
そういって吉田は荷物を片付けると帰ってしまった。
「悪いが俺はよ、こういう噂は信じてるもんでな。
俺が高木ババアに話を聞いたときは、急いで10人に話だぜ。
それで、吉田はどうなったと思う?俺の話を信じて、ちゃんと10人に話したと思うか?」
- 話をした
- 期限が間に合わなかった
- 話さなかった
次の日、吉田は別に何気なくふるまっており、別に誰かに話をする風もなかった。
日曜日には新堂は、吉田があせっていると思って電話した。
「君、馬鹿じゃないの?悪いけど、僕は高木なんてババアの話は忘れてたよ。君、頭が変なんじゃないの?一度、病院行ったら?
あのさ、君が何を思おうが僕には関係ないけどね、大切な僕の休養日に邪魔だけはしないでくれる?」
言うだけ言って、吉田は一方的に電話を切った。
新堂は、吉田の慌てるところを見てみたかったが、吉田が死ぬかどうか見極めることにした。
そして、いよいよ明日で約束の1週間が終わるという日になった。
いつも他人を見下した態度をとっている吉田が、その日に限って妙にしおらしい。
愛想笑いなんか浮かべて、すれ違う奴らにペコペコあいさつしている。
今までが今までだから、誰も吉田なんか相手にしない。
吉田は、何か話したそうにしているが、誰も聞かない。
吉田が、高木ババアの話を気にしており、誰かに話したくて仕方ないのに、誰も聞いてくれないのが、新堂にとっておかしくてしかたがなかった。
吉田は頭を下げながら何人かに話し始めるが、すぐに逃げられてしまう。
新堂のクラスメートは、もうみんな高木バアアの話を知っているのだ。
新堂がニヤニヤしながら吉田を見ていると、それに気づいた吉田が、今にも泣きそうな顔で新堂の側に駆け寄ってきた。
「なあ、新堂君」
吉田は、泣き出しそうな声を出し、新堂の手を握り締めてきた。
「あの話は冗談だよね?」
「何の話だよ、お前、俺と口聞きたくなかったんじゃなかったっけ?俺、お前の大事な時間を邪魔しちゃ悪いからよぉ」
突然、吉田は土下座して新堂に謝った。
「ごめんよ。僕が悪かったよ。だから許しておくれよ。
僕のこと助けて!!」
新堂は、これ以上しらばっくれるのもかわいそうになり、土下座する吉田を助け起こした。
「そんな高木ババアが怖いんだったら、話せばいいじゃねえか」
それを聞いた吉田は大声で泣き始めた。
「うわあああん!!みんな知ってるんだもの。みんな高木ババアの話を知ってるんだよ!
まだ3人しか話せてないんだよ。お願いだよ!死ぬのはいやだよ!」
「3人って誰に話したんだよ?」
「お父さんとお母さん、それから親戚のおばさん。
学校のみんなも、塾のみんなも、誰も聞いてくれないんだ。聞いてくれそうになった連中も、みんな知ってるんだよ。高木ババアの話をさ」
「先公は?お前、ずいぶんと気に入られてたじゃねえか」
「馬鹿にして、僕の話をまじめに聞いてくれない。
それでも無理に話そうとすると、怒鳴るんだよ。お前はいつから、そんな馬鹿な事を言う生徒になったんだって、まじめに心配そうな顔をするのさ。
もう、だめだ。もう、僕は死んでしまう。お願いだ。助けてくれよ」
「あんなの冗談さ。高木ババアなんているわけねえだろう」
新堂は、吉田がかわいそうに見えたので、心にもないことを言ってしまった。
「本当に、あれは嘘だったんだね!」
「ああ、冗談だよ、気にすんな」
「ありがとう!その一言で僕は救われるよ。本当にありがとう」
吉田は、落ち着いて帰っていった。
しかし、新堂は、吉田が早めに10人に話しておけばこんなことにならなかったんだ、と思っていた。
そして約束の1週間目がやってきたが、吉田は学校に来なかった。
恐ろしくなった新堂は、話をした責任を感じ始めた。
そして、放課後、新堂は吉田の家に電話したら、吉田は家にいた。
「なんだ君か。どうしたの?」
「お前、今日学校休んだじゃねえか。何かあったのかと思ってよ」
「あっははは、何言ってんの、君?あれは冗談だんだろう?いやあ、僕としたことがちょっと取り乱しちゃったよ。君みたいな下等な人間に騙されるところだった。
今日は、ちょっと疲れたから休んだだけさ。別に君に心配してもらう必要はない。
あ、そうそう、前にもう僕の家に電話しないでくれって言ったよね?もう電話、しないでくれる?
それから、君がした高木ババアに話、明日になったら先生に報告しておくつもりだから、覚悟しておくんだね。
君のような奴を愉快犯っていうん・・・」
そこまで聞いた新堂は、受話器を叩きつけた。
腹が立った新堂は、そこら辺のもののい当たり散らしたが、怒りは収まらない。
仕方がないので、新堂は寝ることにした。
電話のベルの音で、新堂は目覚めた。
受話器を取ると、金切り声が聞こえてきた。
「助けてくれよ、新堂君!!」
電話の主は吉田だった。
「ウソツキ、どうして嘘なんかつくんだよ。新堂君の責任だよ。僕が死んだら、新堂君の責任なんだ。どうしてくれるんだよ!
高木ババアが出てきちゃったじゃないか!高木ババアが、あと6時間でお前を殺すっていうんだよ!殺されるよ!」
「馬鹿言ってんじゃねえよ。俺はお前の時間を邪魔するつもりはないからよ」
「お前の責任だ!あと6時間のうちに7人に話さないと俺は殺されるんだぞ!」
「うるせえ!」
そう言って新堂は、受話器を置いた。
新堂が時計を見ると6時を回っていた。
ちょうどその日、新堂の両親は法事で田舎に言っており、明日の朝まで家には、新堂一人きりだった。
新堂は、念入りに戸締りをし、作り置きの夕食を食べた。
8時を回ったころ、また吉田から電話があった。
「見つからないよ!まだあと5人にも話なさきゃならないんだ!」
「いい加減にしろ!」
「いるんだよ!高木ババアが僕のことを見ているんだよ!どこに行っても追いかけてくるんだ」
「死んじまえよ、クソ野郎!」
新堂は、電話が壊れるかと思うほど、受話器を乱暴に叩きつけた。
嘘をついているとは思えない雰囲気の吉田から恐怖を感じた新堂は、テレビのボリュームをいっぱいに上げた。
何かほかのことを考えようとしても、吉田のことが浮かんで消えない新堂は、風呂に入ることにした。
風呂に入っているときに、また電話のベルが鳴ったが、新堂は怖くて電話に出れなかった。
ベルは20回ほどなってようやく切れたが、すぐにまたかかってきた。
新堂は風呂を飛び出し、受話器をとってすぐに切った。
それでも電話がかかってくるので、新堂は電話線を外した。
そして、新堂はリビングのソファの上で足を抱えて、時計を見つめ、12時になるのをじっと待った。
12時まであと5分ほどになったとき、「新堂」という声をともに、家のドアをぶち壊すような勢いでたたく音が聞こえた、
吉田が、家にやって来たのだ。
「新堂、もう時間がないんだ。俺は死ぬ!だから、お前も死ね!死んで責任をとりやがれ!」
新堂は、急いで玄関に行き、中からドアを押さえつけた。
「俺はなあ、道行く奴を呼び止めてまで、無理やり話を聞かせたんだよ!まるで狂人扱いさ!
殴られもしなけどよぉ、話したよ!後ろには高木ババアがいるからよお!
でも足りないんだよ!あと一人!もう時間がない。だから、お前を殺すんだ!」
突然、ドアが激しく揺れて隙間に刃物の切っ先が垣間見えた。
「新堂、お前を殺す!お前を生贄にして俺は助かるのさ!ひゃっはははは!」
そして、吉田は諦めたのか、すぐに物音はしなくなった。
その時、鼓膜が破れるようなものすごい音が鳴り響いた。リビンクからだった。
新堂が目を向けると、リビングの一面を壁を覆っていた窓ガラスが粉々に砕け散っていた。
「新堂!!」
絨毯にまき散らされたガラスの破片の上に、土足の吉田が仁王立ちになっていた。手には包丁を持ち、体中から血を滴らせながら。
顔は青く腫れあがって歪んでいた。無理やり見知らぬ通行人に高木ババアの話をしようとして殴られたのだろう。
新堂は、吉田に殺される、と覚悟を決めた。
その時、いきなり吉田が包丁を振り回しながら、見えない何かを必死に追い払うように、暴れ出した。
吉田には高木ババアが見えているのだ。
「やめろよ!もう少し時間をくれよ!こいつを殺してからにしてくれよ!ぎゃあ!!!」
突然、吉田の腹が真一文字にパックリと割れた。
吉田は苦しそうに目を細めると、ぱくぱくと口を開いた。
「うわああ!」
新堂は叫んで、階段を上がり、自分の部屋に逃げ込もうとした。
「逃げるな」
吉田は、新堂を追いかけてきた。
足が震えてうまく階段を上がれず、つんのめった新堂の足首を、吉田の血まみれの手が掴んだ。
新堂が慌てて振り返ると、吉田は新堂の足首を握りしめたまま、嬉しそうに包丁を振り上げていた。
吉田の腹からは、腸がベロンとはみ出ており、ほかほかと湯気を立てていた。
吉田は新堂めがけて包丁を振り下ろしたが、必死だった新堂は渾身の力を込めて足をけり出すと、見事吉田の腹に命中した。
吉田はそのままもんどり打って、階段を真っ逆さまに転げ落ちて行った。
腸が階段にぺちゃりと張り付いていたが、吉田は動いていた。
「し・・・ん・・・どう・・・」
ものすごい目で新堂を睨みつけるが、新堂は四つん這いになって這いずりながら階段を上がり、なんとか自分の部屋に逃げ込んだ。
ドアの向こうから、ズルズルビチャビチャ階段を何かが這い上がってくる音が聞こえてくる。
新堂は、鍵のないドアのノブに手をかけ、ドアが開かないように必死に体を踏ん張らせた。
「新堂、開けろ。お前を殺してやんだからよぉ」
そして、がりがりとドアを爪で引っかく音が聞こえる。
「開けろ」
突然、ドアを破って包丁を握った手を突き出てきた。
包丁は、新堂の左腕の肉をそいだ。
「新堂、見ぃつけた」
その時、ドアに空いた穴から、汚れた白いブラウスを着た手が伸びてきた。
高木ババアの手が、吉田の手を掴んだ。
「やめてくれよ。もう少しであいつをのこと殺せるんだよ、うぎゃああ!」
ドアの向こう側から吉田の悲鳴が聞こえてくるのと、穴に手が引きずり込まれるのはほとんど同時だった。
そのあと一切の物音は聞こえなくなり、床には包丁だけが落ちていた。
新堂が時計を見ると、針は12時を指していた。
10分ほどして、新堂は慎重にゆっくりとあたりに気を配りながらドアを押し開いた。
ドアの向こうに何もなかった。吉田の死体も、腹から引きずり出された腸も、血の跡さえも。
痕跡といったら、ドアに空いた穴と、床に落ちた包丁だけ。
新堂が1階に降りると、リビングの窓ガラスは割れたままで、カーテンが風にたなびいていた。
そして、玄関に目をやると、そこにも包丁を立てた跡がくっきりと残っていた。
確かに吉田は来たが、12時を過ぎると同時に忽然と姿を消してしまった。
次の日、新堂はこっぴどく親に叱られた。
本当のことを言っても信じてもらえないため、友達がきて大騒ぎしたって嘘をついて謝った。
そして、必死に頼み込んで部屋に鍵をつけてもらった。
学校にも吉田は来なかった。
突然家でしてしまったそうで、行方不明になった。
「ここに集まった残りの連中は、もう高木ババアの話を知っているから、お前に話してんだ。
どうして、わざわざこんな話をしたのか不思議なのか?悪く思わないでくれ、俺も必死なんだ。
毎晩、吉田の野郎が俺の夢の中に現れんだよ。手足をちぎられ、内臓をそっくり抜かれた血まみれの吉田がよ。
そんで、毎週10人に高木ババアの話しろって脅かすんだ。俺がその約束を守り続けなければ、俺のことを殺しにやってくるんだってよ
俺、死にのは怖いからよ。たとえ誰にどう思われようと、俺はこの約束を守らなきゃなんねえ」」
エンディング№004:高木ババア
エンディング数 33/657 達成度5%
キャラクター図鑑 38/122 達成度31%
イラストギャラリー 26/283 達成度9%
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂誠を選択。
シナリオ:高木ババア開始!
新堂誠は3年D組の生徒。
「お前がどうして新聞部に入ったか教えてくれないか?」
- なんとなく入りました
- 前から憧れていました
- ゲーム実況者になりたかったので
それより俺みたいな奴が、こんな女子供が喜びそうな集会にいるのは場違いだって感じてんじゃねえか?」
- そんなこと思っていません→エンディング№001:吉田の執念
- はい、正直に言うと感じてます
- 何に興味を持つのかは人それぞれです
俺に面と向かってそんなこと言う奴は、久方ぶりたしなあ。
はっきり言って俺は、こんな会に興味はなし。だが、新聞部の日野には、ちっとした借りがあってな。受けた恩を仇でかえすわけにはいかねえ。
だから、義理を立てて奴の頼みを引き受けたんだ。
それじゃあ、さっそく話を始めるとするか。ところで、この部屋、なんか怪しくねえか?
霊ってのはよ、人間の気を敏感に察知するっていうからな。それでな、霊は恐怖心を持った奴の周りに集まるっていうじゃねえか。
怖い話をしているとき、突然背筋にゾクって寒気が走る。あれはま、そいつの背中を霊が撫でてるんだぜ。
坂上、お前、まさか怖がったりしてねえよな」
- 怖いです→エンディング№001:吉田の執念
- 別に怖くありません
それとも、この霊たちは、誰も怖がっていないのに集まって来たのか?
この霊たちは。これから起きる何かを予測して集まってきたことになる。わかるか?この集会で何かが起こるってことさ。
それじゃあ、話を始めてやろう。噂話って知ってるか?口裂け女とか、人面犬、トイレの花子さんや、メリーさん。そういう噂、お前は馬鹿にしているか?」
- している
- していない→エンディング№001:吉田の執念
- 何とも言えない
新堂のクラスメートに吉田達夫という男がいた。
現実主義というか、アンチ・ロマンチストというのか、どにかく嫌な男だ。
勉強はできたけど、それだけの男で、いつも気取っていて、殴ってやりたいタイプだった。
吉田は、どんなに殴られようが絶対に抵抗しないが、きちんとそれを先生に報告していたので、いじめようとしてもいじめられない男だった。
先生の間では、成績抜群で品行方正、先生には従順でなんでも従い、問題があるとすぐに報告するため、評判が良かった。
吉田はそんな男だから、誰にも相手にされず、無視されていた。
ところが吉田は、それを喜んでいるようだった。自分が選ばれた人間にでもなったつもりで、周りを見下しているのは見え見えだった。
「お前はそんな奴には何かガツンと一発かましてやりたいと思うだろ?」
- はい→エンディング№001:吉田の執念
- いいえ
だとしたら、よほどの優等生か、逆に冷たい人間なんだな」
そんな時、新堂はちょっとおもしろい話を聞いた。高木っていう名前のババアの話だった。
そのババは、ませたガキが好きそうなフリルのついた真っ赤なロングスカートをはいている。
足が隠れて地面を引きずるほどのロングスカートのため、高木ババアのスカートの裾はボロボロだった。
そのババアは腰まである伸ばし放題の髪の毛をいつも垂らしていて、顔を隠している。
その顔を見た人の話では、すげえ厚化粧をしており、あの顔を見たら、二度と忘れらないとのこと。
そして、上は白のブラウスを着ているのだが、お姫様が着てるようなヒラヒラのついたかわいらしいブラウスなのだが、ずっと着続けているせいか、元の色がわからないぐらい薄茶色に変色していた。
ところどころ穴もあいているし、ツギハギだらで、すんげえ臭い。
そして、ものすごいスピードでピョンピョン飛びながら歩いていた。
「時速100キロで、ピョコピョコ飛び跳ねながら走る厚化粧をした薄汚ねえババア。そんな奴に追いかけられたら、お前どうする?
お前、笑ったか?今、笑ったんじゃねえのか?」
- 笑った
- 笑っていない
高木ババアが何でピョコピョコ飛び跳ねるのかは、片足がないからだ。
なんでも、交通事故でトラックのタイヤに足を巻き込まれたらしいんだけど、そのとき家族も一緒にいて、息子夫婦に3人の孫、全員、即死だった。
死体は原形をとどめておらず、ミンチみたいにグチャグチャになったらしい。
トラックの運転手は酔っぱらっていたらしく、事故に気づかず、子供をタイヤに挟んだまま、10キロ以上走ったそうだ。
それで高木ババアは発狂してしまい、その後、家族みんな死んだショックから立ち直れず、自宅の布団で、誰にも看取られずに死んだらしい。
死後1カ月以上経って発見されたそうで、今現れる高木ババアは幽霊だ。
幽霊だからこそ、時速100キロで走ることができるのだ。
高木ババアが臭いのは死後1カ月以上経っているからで、あの服装は事故にあったときの服装とのこと。
そして、高木ババアは、ある目的があって狙った奴の前に現れ、高木ババアに狙われると絶対に逃げられないため最後らしい。
高木ババアは、最初は何気なく声をかけてくる。
「身寄りのない年寄りの思い出話を聞いてくだされ」
ついうっかり情けをかけて相手をしたら、もう最後だ。いきなり、あの時の事故の話を始めるのだ。
「私には、人様のうらやむのうな家族がいましての。よくできた息子に、よくできた嫁。目に入れても痛くないほどのかわいい孫が3人。
そりゃあもう、とても幸せな家族でした。仏様には毎日お礼を言いました。
でも、ひどいもんです。仏様なんて、いやぁしません。私の家族はみんな死んでしまいました。
交通事故でした。私を残して家族全員、トラックに轢かれちまったんでごぜえます」
そんなこと言われたら、聞いているほうは、慰めないわけにはいかない。
「その分、おばあさんが頑張って生きなきゃ」
「ありがとうごぜえます。こんなババアに気を遣ってくださって。
あんた様は、死んでいった家族たちのことがかわいそうだと思いますかのう?」
「ええ」
誰だって、反射的にそう答えるだろう。
すると、高木ババアは、薄汚れたスカートをめくって、こう言う。
「私しゃあ、そん時の事故で片足をなくしちまいました。私のなくなった片足、不憫だとは思いませんかのう?」
(さあ、どうだ。お前の心は恐怖心でいっぱいだろう。さあ、おとなしく私に食われてしまうがいいよ)
まるでそんなことを言っているように、醜く化粧されたシワだらけの顔をこっちに向けてニタニタと笑う。
もう、走り出すしかない。
走って走って、心臓が口からこぼれるほど走りまくって逃げる。
そして、もうだめだ、走れない、と思って、ふらふらの足を休め、全身で息をして、ふっと顔を上げると、高木ババアがニタニタ笑いながら、目の前に立っている。
「よくできた息子は、腹の上を裂かれて真っ二つ。内臓が飛び出て、どこにいったかわからなくなりましてのう。かわいそうだと思うなら、あんたの内臓をくださいな」
また逃げる。逃げて、逃げて、逃げまくる。
足が痙攣して転ぶ。
後ろからゆっくりと足音が聞こえてきて、真後ろで止まる。
「よくできた嫁は、両腕を轢き潰されてしにました。かわいそうだと思うなら、あんたの両腕くださいな。
目に入れても痛くないほどかわいい3人の孫。
一人は両足を潰されました。
一人は首を潰されてしにました。
そして、最後の一人は、タイヤに巻き込まれて体中の皮膚をひっぺがされて真っ赤になって死にました。
家族はみんな、挽き肉みたいにグジャグジャになって、死んだんでごぜえます。
かわいそうだと思うでしょう?
だったら、あんたの体をくださいな」
そして、首を絞め上げられ、ジ・エンド。
死んだあと、死体は見つからない。全身は死んでいった家族に分け与えられるから。
「この話を聞いた奴はよ、1週間以内に必ず高木ババアに会うっていうぜ。
俺は、お前に話したんだからな。ここに集まっている残りの5人は関係ねえぜ。
お前、笑っているのか?それとも、震えているのかよ。
そう心配すんなよ。実は助かる方法もあるんだぜ」
「助かる方法を知りたいか?」
- 知りたい
- 別に知りたくない→エンディング№001:吉田の執念
1週間以内に誰でもいいから5人以上の右足を集めるんだ。お前が高木ババアの代わりをやればいいんだよ」
(高木ババアは、本当にいるのか?)
- いるわけない
- きっといる
新堂さんは、僕を驚かそうとしてこんな作り話をしているんだ。)
エンディング№002:高木ババアなんて怖くない
エンディング数 32/657 達成度4%
キャラクター図鑑 38/122 達成度31%
イラストギャラリー 23/283 達成度8%
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂誠を選択。
シナリオ:高木ババア開始!
新堂誠は3年D組の生徒。
「お前がどうして新聞部に入ったか教えてくれないか?」
- なんとなく入りました
- 前から憧れていました
- ゲーム実況者になりたかったので
それより俺みたいな奴が、こんな女子供が喜びそうな集会にいるのは場違いだって感じてんじゃねえか?」
- そんなこと思っていません
- はい、正直に言うと感じてます
- 何に興味を持つのかは人それぞれです
それじゃあ、さっそく話を始めるとするか。ところで、この部屋、なんか怪しくねえか?
霊ってのはよ、人間の気を敏感に察知するっていうからな。それでな、霊は恐怖心を持った奴の周りに集まるっていうじゃねえか。
怖い話をしているとき、突然背筋にゾクって寒気が走る。あれはま、そいつの背中を霊が撫でてるんだぜ。
坂上、お前、まさか怖がったりしてねえよな」
- 怖いです
- 別に怖くありません
噂話って知ってるか?口裂け女とか、人面犬、トイレの花子さんや、メリーさん。そういう噂、お前は馬鹿にしているか?」
- している
- していない
- 何とも言えない
新堂のクラスメートに吉田達夫という男がいた。
現実主義というか、アンチ・ロマンチストというのか、どにかく嫌な男だ。
勉強はできたけど、それだけの男で、いつも気取っていて、殴ってやりたいタイプだった。
吉田は、どんなに殴られようが絶対に抵抗しないが、きちんとそれを先生に報告していたので、いじめようとしてもいじめられない男だった。
先生の間では、成績抜群で品行方正、先生には従順でなんでも従い、問題があるとすぐに報告するため、評判が良かった。
吉田はそんな男だから、誰にも相手にされず、無視されていた。
ところが吉田は、それを喜んでいるようだった。自分が選ばれた人間にでもなったつもりで、周りを見下しているのは見え見えだった。
「お前はそんな奴には何かガツンと一発かましてやりたいと思うだろ?」
- はい
- いいえ
そんな時、新堂はちょっとおもしろい話を聞いた。高木っていう名前のババアの話だった。
そのババは、ませたガキが好きそうなフリルのついた真っ赤なロングスカートをはいている。
足が隠れて地面を引きずるほどのロングスカートのため、高木ババアのスカートの裾はボロボロだった。
そのババアは腰まである伸ばし放題の髪の毛をいつも垂らしていて、顔を隠している。
その顔を見た人の話では、すげえ厚化粧をしており、あの顔を見たら、二度と忘れらないとのこと。
そして、上は白のブラウスを着ているのだが、お姫様が着てるようなヒラヒラのついたかわいらしいブラウスなのだが、ずっと着続けているせいか、元の色がわからないぐらい薄茶色に変色していた。
ところどころ穴もあいているし、ツギハギだらで、すんげえ臭い。
そして、ものすごいスピードでピョンピョン飛びながら歩いていた。
「時速100キロで、ピョコピョコ飛び跳ねながら走る厚化粧をした薄汚ねえババア。そんな奴に追いかけられたら、お前どうする?
お前、笑ったか?今、笑ったんじゃねえのか?」
- 笑った
- 笑っていない
お前も吉田と同類だ。
さっきの話、覚えているか?この部屋には、無数の霊が集まっているって話をだよ。
吉田もいるぜ。そう、吉田はすでにこの世の人間じゃないからな。
さあ、目を凝らしてみろよ。見えんだろ?大きく見開いた目玉をぎらつかせている、血まみれになった吉田の顔がよ。
どうだ?見えたか?
この集会が終わった後、吉田はお前に憑いていくみたいだぜ。
お前が鳴神学園の七不思議に加わる日も、そう遅くなさそうだ」
エンディング№001:吉田の執念
エンディング数 31/657 達成度4%
キャラクター図鑑 38/122 達成度31%
イラストギャラリー 22/283 達成度7%
今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?
ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、ゾミト器官をゲット。
ガレーキッチンから、ギサールスープをゲット。
ノーグにいるジョクリベに話しかけると、刀の材料である聖地の木の枝とボムの卸し鉄を集めてきてほしい、と頼まれて、クエスト:ある刀鍛冶の依頼開始!
Ranemaudから、聖地の新芽をゲット。
Aekaから、東方の古鉄をゲット。
ジュノ港→ソムログ原野→メリファト山地→聖地ジ・タへ。
L‐9の巨木にまさかりをトレードして、出現したGuardian Treantを倒す。
聖地の新芽をトレードして、聖地の木の枝をゲット。
コンシュタット高地へ。
D‐8の洞窟で、東方の古鉄をトレードして、出現したForgerを倒して、ボムの卸し鉄をゲット。
ジョクリベに、聖地の木の枝、ボムの卸し鉄を渡す。
ヴァナ時間で3日後、再度ジョクリベに話しかけて、ジョブエモーション:侍、無銘刀をゲットして、クエストクリア!
モグガーデンへ。
畑(ランク7)で、謎の野菜の種+闇のクリスタル→風のクリスタル、水のクリスタル、光のクリスタル、闇のクリスタル、ラテーヌキャベツ、ワイルドオニオン、チョイ、ジンジャー、ポポトイモ、サルタ綿花をゲット。
木立(ランク7)で、土のクリスタル、エルシモパキラの実、エボニー原木、パインナッツ、モコ草、スカルローカスト、レッサーチゴーをゲット。
森の挿木を使って、炎のクリスタル、ペルシコス、パママ、胡桃、ウルプカパームの実、アローウッド原木、メープル原木、エルム原木、ウォルナット原木、チェスナット原木、ホワイトオーク原木、御神木、ドックウッド原木、パインナッツ、ウルンダイ原木、森の挿木をゲット。
鉱脈(ランク7)で、闇のクリスタル、隕石、鉄鉱、銀鉱、陸ガニの甲殻、海亀の甲羅、コウモリの牙、大サソリの甲殻、賢者の石、上質な陸ガニの甲殻、ウーツ鉱、アントリオンの大顎、火成岩、上質なサソリの甲殻、龍骨、鍮石、チタン鉱をゲット。
池(ランク7)で、堀ブナ、オオナマズ、レッドテラピン、カッパーフロッグ、リク、ヤユンパルウ、ドワーフプギルをゲット。
海(ランク7)で、ブラックソール、ティタニクティス、ググリュートゥーナ、シャル貝、ムーリシュアイドル、バーナクル、コモンオクトパスをゲット。
漂着物から、海賊の海図、エリクサー、火打石をゲット。
北玉をゲット→ゴブリンの不思議箱に入れて、スペシャルダイヤルを使って、紺碧の欠片Ⅲをゲット。
飼育場(ランク7)へ。
エラスモス☆3から、ルスゾルの肉をゲット。
餌に野兎の肉を与える。
青ワイバーン☆3から、妖精のリンゴをゲット。
餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。
コリガン☆3に成長して、モコ草をゲット。
餌に蒸留水を与えて、怒ってお世話する。
サボテンダー☆2に成長して、謎の穀物の種をゲット。
餌に蒸留水を与えて、つついてお世話する。
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
1週目クリア
1人目は荒井昭二を選択→シナリオ:誕生日プレゼント→荒井エンディング№03~05
2人目は風間望を選択→シナリオ:五百円硬貨→風間エンディング№10
3人目は細田友晴を選択→シナリオ:夜泣き石→細田エンディング№13・14
4人目は岩下明美を選択→シナリオ:命の値段→岩下エンディング№03~05
5人目は福沢玲子を選択→シナリオ:愛と友情のはざま→福沢エンディング№20~22
6人目は新堂誠を選択→シナリオ:呪いのマンシール→新堂エンディング№06~08
7人目はシナリオ:記憶のほころび→七話目エンディング№01~03
2週目プレイ開始!
1人目は岩下を選択→シナリオ:偽りの愛→岩下エンディング№01・02
2人目は新堂を選択→シナリオ:高木ババア→新堂エンディング№01~05
3人目は風間を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01
4人目は細田を選択→シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03
5人目は荒井を選択→シナリオ:ゲーマーの条件→荒井エンディング№01~02
6人目は福沢を選択→シナリオ:彼と彼女の秘密→福沢エンディング№23~28
1人目:岩下エンディング№02:二人だけの世界
→2人目:新堂エンディング№03:六本の右足
→3人目:風間エンディング№01:かぐわしきにおひ
→4人目:細田エンディング№01:イラつく奴
→5人目:荒井エンディング№01:ゲーマーの条件
→6人目:福沢エンディング№23:彼女は悪魔だった
→7人目のシナリオ包帯の女→特殊七話目№38・39を見る
3週目開始!
1人目は新堂誠を選択→シナリオ:痛みを感じない男→新堂エンディング№11~15
2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:呪いのヒトガタ→荒井エンディング№14・15
3人目は風間望を選択→シナリオ:呪いのコッペパン→風間エンディング№4・5
4人目は福沢玲子を選択→シナリオ:追いかけてヒトシくん→福沢エンディング№12・14・15、13→最終話エンディング№2:追いかけて修一君
5人目は岩下明美を選択!
岩下明美は3年A組の生徒。
「坂上君は、人に裏切られたことあるの?」
- あります
- ありません
- 答えたくないです
逆にあなたは、今までに人を裏切ったことがあったと思うのかしら?」
- あります→シナリオ:偽りの愛
- ありません→シナリオ:命の値段
- 答えたくないです
秘密主義者なのか、それとも心に何か深い傷を負っているのかしら。良ければ教えてもらえないかしら?」
- 秘密主義
- 過去、心に深い傷を負った
- 答えたくないです
シナリオ:ポプリ
鳴神学園に女の子が転校してきた。
彼女の名前は高瀬美香。
転校生は自然とクラスになじんでいくものだが、高瀬はいつまで経ってもクラスの中で特別な存在だった。
例えるなら、まるでアヒルの群れに白鳥が混じっているような、そんな感じだった。
高瀬は美しかったが、際立って美人だったというわけではなかった。
それでも、みんなは一目置いていた。
落ち着いた物腰と思慮深さを感じさせる発言。そして何よりも、彼女からはいつもとてもよい香りがしていた。
香りといっても、ブランド物の香水のように主張が激しいものではなく、彼女の動きに合わせて、ほんのりと空気に混じるような、そんな控えめな香りだった。
高瀬とすれ違う時、ふわりと風に乗ったその香りにときめいて、思わず振り返ってしまう男子も多かった。
だから、高瀬の香りの秘密の聞きたがる女の子は、後を絶えなかった。
でも、高瀬は誰にもでも打ち明けてくれた。
ポケットから可愛らしい小袋を取り出して、匂いの元はこれよって。
その袋の中には、ポプリが入っていた。
ポプリというのは、香りのいい花やハーブ、スパイスなどを乾燥させたものだ。
数種類のドライフラワーを作り、それに何種類か混ぜ合わせてから精油を加え、なじませてから、サシェという小さな袋に詰めて、バッグの中に入れて持ち歩いたり、タンスに忍ばせたりして、香りを楽しむものだ。
女の子たちから、「このポプリ私も欲しい」と言われた高瀬は、自分で作っている、と答えた。
作り方を教えてほしい、と言われた高瀬は、「特殊な作り方をしているから、みんなにはちょっと難しいと思うわ」と答えて、ポプリを分けてくれた。
あっという間にクラス中の女の子たちの間に、高瀬のポプリが広まった。
そして、ポプリが入っていた可愛らしいサシェも、高瀬の手作りだった。
「みんながその時点で満足していたら、何も問題は起こらなかったわ。
でも、中にはいるのよね、秘密といわれると、どうしても知りたくなる人。
坂上君、あなたもそんな人たちの一人なのではなくて?」
- 1:そうかもしれない
- → 「ふふふ、報道にかける情熱は強いみたい。
でも、西洋のことわざに、好奇心はネコを殺す、というものがあるのよ。
あまりになんにでも首を突っ込もうとすると、酷い目に遭うという意味よ。うふふふ」
- → 「ふふふ、報道にかける情熱は強いみたい。
- 2:そんなことはない
- → 「あなた新聞部でしょ、それならもっと探求心を持たないとダメね」
高瀬のクラスに弘前歩美という子がいた。
彼女も、高瀬からポプリをもらっていたが、彼女は、他人が少しでも自分より勝っているのが気に食わないという性格だった。
自分も高瀬以上にいい香りのポプリを作って、みんなを羨ましがらせないと考えた。
弘前は、高瀬からもらったサシュの袋をばらして、中身を見た。中にはたくさんの種類のドライフラワーや、乾燥させたスパイスが入っていた。
それを一つ一つ調べて、同じようなものを用意した。
でも、同じように素材を用意しても、まったく同じものを作ることは難しかった。アロマオイルは香料を混ぜて、オリジナリティを出していたからだ。
弘前は、必死にポプリの匂いをかいで、どんな香料が使われているのか、突き止めようとした。
でも、どんなに同じように作っても、オリジナルには、到底及ばない出来だった。
弘前は悔しい気持ちを必死に隠して、高瀬に作り方ノレシピを教えてほしい、と頼み込んだが、高瀬は決して教えてくれなかった。
高瀬は作り方を独り占めして、自分だけ人気者でいたいに違いない、と弘前は、次第にそんな風に思いつめるようになっていった。
そんなある日、なんとしてもポプリの秘密を知りたかった弘前は、こっそりと高瀬の後をつけようと考えた。
もしかしたら材料を仕入れているお店に立ち寄るかもしれないし、家の窓をのぞいたら材料が見られるかもしれない。
高瀬が学校を後にすると、弘前が後を付けていることに気づかず確かな足取りで歩いて行った。
高瀬は、住宅街を抜け、田畑はあぜ道ばかりが目立つ景色も通り越し、夜の闇が空を覆い始めるころに薄暗い森の入り口に差し掛かった。
木々はうっそうと茂り、先はまったく見えない。
「ねぇ、彼女はどうしたと思う?」
- 後をつける
- 引き返す
鬱蒼とした森の中は、すっかり宵闇に包まれていた。
高瀬は鞄の中から懐中電灯を取り出した。
弘前は、高瀬が懐中電灯を持っていることに驚きつつ、懐中電灯の明かりを見失わないように後をつけ続けた。
しばらく歩いていると、木々が開けて、月の明かりの中に一件の小さな家が浮かび上がった。それは丸太を組んで作られた山小屋のような小さな建物だった。
高瀬は、手慣れた手付きで玄関のドアを開けると中に消えていった。
しばらくして窓に明かりが灯ったことを確認すると、弘前は自分もその小屋に近づいた。
お伽噺に出てくる魔女のおばあさんが住んでそうな、無骨で陰気な木の小屋。
弘前が忍び足で窓辺に歩み寄り、中を覗こうとしたその時、突然家のドアが開いたので、弘前は手近な茂みに姿を隠した。
家から出てきた人物は、弘前の存在に気づく素振りも見せず家の裏手へと歩いていった。
家から出てきた人物は、頭からすっぽりと黒いローブを被っていた。
裾からのぞくスカートは鳴神の制服だったので、きっと高瀬だろう、と弘前は思った。
そして、少し離れた木々の間から、その人物の挙動を探ることにした。
黒いローブの人物は、家の裏手にある物置ほどの大きさの小屋に入ったかと思うと、黒い何かを掴んですぐに出てきた。
バタバタを大きな音をたてて暴れ、のどから絞り出すような声を上げていたのは1羽の雄鶏だった。
そして人物はしゃがむと、躊躇うことなく雄鶏の首を両手でつかみ、その場でくびり殺した。
弘前は喉元まで出かけた悲鳴を必死に押し殺した。
初めて命が奪われる瞬間を目にした弘前は、恐怖のあまり、歯の根が合わなくなるくらいに動揺して、両の目からは涙がぽろぽろとあふれてきた。
(こんなに怖い思いをするぐらいなら、もう帰ったほうがいいかもしれない)
「今なら、まだ引き返すことができる」
- 帰る
- 帰らない
- やっぱり帰る
- それでも帰らない
でも、目の前の光景に気をとられていたせいか、後ずさったときに、服に木の枝が引っ掛かって音を立ててしまった。
黒いローブを被った人物は鋭くあたりを見回して、弘前が潜む木陰へと近づいた。
「ど、どうしよう・・・」
- 逃げる
- 逃げない→弘前は高瀬の前に出て、ポプリの作り方を教えてほしい、と言ったが、後頭部を殴られ気絶してしまう→(逃げなかった場合はここからへ飛ぶ)
そう決断した弘前は、元来た道を目指して、木陰を飛び出した。
でも、黒いフードの人物が弘前の腕を掴んだ。
「離して!」
「弘前さん?」
黒いローブの下から姿を現したのは高瀬だった。
「何をしているの、こんなところで?」
高瀬の声は、いつものように穏やかで優しい口調だった。
「あの、道に迷って」
「大変だったわね。こんな時間に外で立ち話もなんだから、ちょっと寄ってく?」
「ええ・・・」
優しい笑顔の影で、高瀬は弘前の服の裾をしっかりと掴んでいた。
「ようこそ、私の家へ」
弘前は、部屋の中央にある木のテーブルに案内された。
「お茶でもいかが?」
「あ、ありがとう」
まるで雪山のロッジのような家の中は、整頓されてはいたけれど、質素で生きていくのに必要最小限のものしか置かれていなかった。
ただ窓際には、これからポプリに材料にするのかしら、ドライフラワーになる途中の薔薇の花束がいくつも吊るされていた。
部屋の隅には、蝋燭が灯ったアロマポットがあって、そこからなんともいえない甘くていい匂いが漂ってくる。
トレーにティーカップを2つ載せて高瀬がやってきた。
「高瀬さん、ここに一人で住んでるの?」
「ええ、まあね。そんなことより、飲んで」
「あ、ありがと」
弘前は、カップをひとつ受け取ると中を覗き込んだ。
それは、アロマポットから漂う香りに似て、甘く弘前の鼻腔をくすぐった。
「ところで、これ何のお茶?」
「ああ、これ?私が作ったハーブティーよ。どうぞ」
弘前はカップに口を近づけた。
「この先、彼女は本当に飲んだと思う?」
- 飲んだ
- 飲まなかった
- 高瀬さんに先に飲ませる
「どう?」
「うん、おいしいね!」
「ふうん・・・」
二人はお茶を囲みながらしばらくハーブの話をしていた。
そのうち不意に高瀬が立ち上がり、奥の部屋に続く扉の向こうに姿を消した。
「弘前さん、ちょっと来てくださる?」
弘前は隣の部屋を覗いた。
その瞬間、弘前は後頭部に鈍い痛みを感じて、その場にうずくまった。
意識が暗闇に飲み込まれる前、弘前の目に写ったのは棒状のものを握り、凍り付くような眼差しで見下ろす高瀬の姿だった。
(逃げなかった場合はここから)
後頭部にぼんやりとした痛みを感じて、弘前は目を覚ました。
体を動かそうとした弘前は、裸のままで、自分の両手と両足首に鉄の枷が嵌められ、天井から吊るされていることを知り、愕然とした。
「助けてー!」
声の限りに叫んでも、呼びかけに応えるものはいない。
やがて、寒さと空腹で立つ気力もなくなった頃、扉を開けて高瀬が入って来て、大きなナイフを手に取った。
「何するつもり・・・」
「それを知って、どうしようというのかしら?」
高瀬は無表情に弘前の胸にナイフの刃先を押し当てた。
そして、背後に回り、背筋に沿って、そっと手を這わせた。
「瑞々しい肌だこと」
高瀬は、弘前の背中の皮膚にコの字型の切込みを入れると、切り口に無理やり指を差し込み、力任せに剥がした。
窓のない密閉された部屋に弘前の悲鳴が響き渡った。
でも、そんな声は耳に入らないとでも言うように、高瀬は剥ぎ取った皮膚をうっとりと眺めていた。
「お願い!やめて!」
高瀬は懇願する弘前を、まるで汚いものを見るような顔で見返した。
「うるさいわね」
そう言って、高瀬は弘前の鳩尾に肘をめり込ませた。
胃の内容物を吐き出しながらぐったりとしている弘前に向かって、高瀬が言った。
「そんなに知りたいのなら、教えてあげる。若い女の皮膚から取れる脂はね、最高の香料の材料なのよ。媚薬として使うと、特に効き目があるわ」
高瀬は黒魔術を得意とする魔女だったのだ。
それから半年ほど経った後、高瀬の住んでいた森の近くで、女の子の遺体が見つかった。
発見された時には、体の末端を野犬に食い荒らされ、すでの元の形を留めていなかったが、その死体は全身の皮膚が剥ぎ取られていた。
岩下エンディング№15:媚薬の香り
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9:媚薬製造現場
今日の探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.1 仮面幻想殺人事件はどうかな?
2002年7月5日(金)
癸生川探偵事務所
伊綱「おはようございます。早速ですが、これまでの捜査をまとめておきましょう」
癸生川「やあ、調子はどうだい!」
伊綱「先生、ドコ行ってたんですか、今まで」
癸生川「まあ、ともかくこれまでのことを聞かせてくれたまえ」
伊綱「時系列にまとめてみます」
まとめ
6月23日(日)
・ヴィオレ(村崎)が『スノーマンに会いに行く』と言い残して失踪
6月24日(月)
・村崎、会社を無断欠勤
・萌奈宛にメールが来る
6月25日(火)
・再び萌奈にメール『スノーマンに会った、思い残すことはない』
6月26日(水)
・村崎、自宅で死体となって発見。死因は紅茶の砂糖に盛られた青酸。
7月2日(火)
・笠見由紀乃が自宅でゲームプレイ中にショック死
7月3日(水)
・砂永氏が癸生川探偵事務所に捜査を依頼
・村崎氏の部屋に以前は無かったコートがあり、中には携帯とカギ
⇒その携帯とカギには笠見の指紋
⇒携帯の電話帳には「もえな」と「みに」
・村崎氏は画期的は新技術を開発中だった
7月4日(木)
・唐島萌奈、村崎の自室にて青酸中毒により死亡
・唐島萌奈はゲンマ社の小早志と関係があった
⇒萌奈は、小早志がソースコードを盗むために村崎が送ったスパイ?
・村崎氏も、萌奈以外に懇意にしている女性がいた
⇒それが「みに」?
・「みに」は笠見由紀乃のキャラクタの名前であった
・みには雪ダルマのぬいぐるみを着ていたらしい
・村崎が『スノーマンに会いに行く』というのは雪ダルマのみに(笠見由紀乃?)に会いに行くという意味だったのではないか?
伊綱「ざっとこんなものになります」
癸生川「伊綱君、僕のコートはどこに行ったっけ?」
伊綱「邪魔だったからクロゼットにしまってありますけど、どうして?」
癸生川「コートは寒い時に着るものだよ!そしてスノーマンのいるアイスバーグという国は、とても寒い地方なのだ!
それじゃあ、僕も行ってくるよ!」
伊綱「ちょっと、先生!」
話す
伊綱「あ、誰か来たみたいです。
は~い!
どうぞ、こちらへ。紅茶をどうぞ」
望美「失礼します。あたし、飛鳥望美(あすかのぞみ)といいます」
伊綱「私は探偵助手の白鷺州伊綱といいます」
生王「生王正生です」
話す
望美「実は、行方不明の友人を探しているんです。知り合いに相談したら、ここに行けばいいんじゃないか、と紹介されたので・・・」
伊綱「どなたですか?」
望美「ゲンマっていうゲームの会社の逢井っていう人で・・・あの、実はあたしの彼氏なんですけど」
伊綱「ああ、確かに昨日お会いしましたよ」
望美「彼から、こちらでタクリマクスの事件を調べていると聞いたもので・・・」
伊綱「え、その行方不明の友人もタクリマクスに関係が?」
望美「はい」
話す
望美「その友達、狭川美弐(さがわみに)ってコなんですが・・・」
伊綱「みに!」
望美「何か?」
伊綱「あ、いえ、続けてください」
望美「ネットで知り合った友達なんですけど、その子とってもゲームが好きで、しかも頭も良くて、学生の頃から自分でゲームのプログラムを作ってたりしたそうです」
伊綱「女性でプログラムって珍しいですね」
望美「しかもとても優秀みたいなんです。コンクールで賞を取ったり、特許も持ってたりしてて。
でも仕事にしようとは思っていないらしく、あくまでも趣味らしいです。仕事は普通のOLみたいで」
伊綱「なるほど」
話す
伊綱「さっきから、曖昧な言葉が多いですね」
望美「あの・・・実は実際には会ったことが無くて・・・メールや電話でのやり取りが主だったものですから」
伊綱「なるほどメル友ってやつですね」
望美「そういう感じに近かったです。
実は彼女、アルジェがすごく好きで、ホームページ作ってサークル活動とかしてたりしてて・・・あたしもそこのサイトで知り合ったんです」
伊綱「アルジェ好きなんですか!」
望美「はい!!あたしゲームはあまりやらないけど、アルジェだけは別なんですよ!」
伊綱「ですよね!特に・・・」
生王「話を進めようよ」
伊綱「あ、はい・・・」
話す
望美「で、彼女、最近タクリマクスというネットゲームに夢中で。
あたしも彼が作ったゲームだから一緒にやったりしてたんですけど、ある日・・・確か先々週の日曜日だったんで23日でしょうか。突然、『スノーマンが盗まれた』って言って、それっきりオンラインに姿を見せなくなって・・・」
伊綱「盗まれた?」
望美「それ以来メールも返事がないし、携帯も繋がらないし・・・
そしたら最近ワイドショーとかで、タクリマクスが呪われているとか言ったりしてるじゃないですか。もうあの子に何かあったんじゃないかと心配で心配で・・・」
伊綱「自宅の住所はご存じないんですか?」
望美「はい」
伊綱「あ!望美さん、狭川美弐っていうのは彼女の本名ですか?」
望美「そうだと思ってましたが・・・普段ハンドルネームに使っていたのが、『みに』だったんで、疑ってもいませんでした」
話す
伊綱「生王さん、狭川美弐という名前が本名かどうか確認するには、どうすればいいと思いますか?」
生王「あれを確認すればいいんじゃないかな」→タクリマクス
生王「望美さん、美弐さんのタクリマクスでのキャラクタ名は何でしたか?」
伊綱「なるほど!」
望美「ええと・・・そのまま『みに』でした」
伊綱「間違いなさそうですね。すぐに品方市まで行きましょう!
生王さん、警察署に行って尾場警部か音成さんに・・・」
生王「カギか!」
伊綱「はい」
望美「どういうことなんですか」
伊綱「彼女の名乗っていた狭川美弐という名前は、おそらく架空のハンドルネームでしょう」
望美「え!」
伊綱「言いにくいんですけど、美弐さんはもうこの世にいないと思います」
伊綱「品方市です。由紀乃さんのマンションはこの辺りみたいですね」
音成「カギを持ってきましたよ。これがどこのカギかわかったんですか?」
伊綱「私の考えが正しければ、笠見由紀乃さんの部屋のカギでしょうね」
望美「あの、笠見由紀乃さんて確かタクマクをやって死んだ人ですよね。まさか、その人が・・・」
伊綱「そうです。美弐さんの仮面の下の素顔ではないかと」
音成「そうそう、昨日の唐島萌奈と小早志の件ですけど・・・」
伊綱「何かわかりました?」
音成「小早志を問い詰めましたが、のらりくらりとかわされて、証拠になりそうな物は出てきませんでしたね」
今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?
ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、ヘクトアイズの赤眼をゲット。
バストゥーク作業区にいるゲルバウムに話しかけて、クエスト:ツェールン鉱山の大掃除を開始!
ツェールンの煤X3を渡して、クエストクリアして、150Gをゲット。
モグガーデンへ。
畑(ランク7)で、謎の野菜の種+光のクリスタル→風のクリスタル、水のクリスタル、闇のクリスタル、ラテーヌキャベツ、シモカブ、ワイルドオニオン、ナパ、バードック、グロウベルグレタス、チョイ、ジンジャー、ポポトイモ、ライラックをゲット。
木立(ランク7)で、土のクリスタル、水のクリスタル、闇のクリスタル、たまごナス、パママ、胡桃、フィクリカ、ノパル、チョイ、ウィンダス茶葉、タルタルライス、メープル原木、マホガニー原木、ヘンルーダ、謎の樹木の挿木、キングローカスト、森の挿木、どんぐりをゲット。
鉱脈(ランク7)で、水のクリスタル、隕石、黒鉄鉱、銀鉱、金鉱、オリハルコン鉱、陸魚の鱗、プガードの牙、大羊の歯、雄羊の角、大サソリの甲殻、大サソリの爪、上質な陸ガニの甲殻、上質なサソリの甲殻、鍮石、鎧竜の槌、バナジウム鉱、ヴェルクマスク、マタマタの甲羅、ビスマス鉱、ヴォエイソード-1をゲット!
池(ランク7)で、堀ブナ、ガビアルフィッシュ、エルシモニュート、ヤユンパルウ、レッドシーマ、錆びたバケツをゲット!
海(ランク7)で、コバルトジェリー、ティタニクティス、ベッフェルマリーン、ムーリシュアイドル、コーンカラマリ、ヴェーダルラス、コモンオクトパス、ブラックプローンをゲット。
漂着物から、ラビットパイ、ドラムマガジン、トルネドをゲット。
ペイストペレットをゲット→ゴブリンの不思議箱に入れて、スペシャルダイヤルを使って、ミケのガードメモをゲット。
飼育場(ランク7)へ。
エラスモス☆3から、ケルベロスの爪、陸ガニの肉、ケルベロスの肉、ルスゾルの牙をゲット。
餌に野兎の肉を与える。
青ワイバーン☆3から、大羊の肉、アムルタートのつる、サンドリアグレープ、マンドラゴラの双葉をゲット。
餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。
コリガン☆2に成長して、サルタ綿花、マンドラゴラの双葉、亜麻をゲット。
餌に蒸留水を与えて、怒ってお世話する。
サボテンダー☆1から、黄石、赤玉土、謎の穀物の種、サボテンダーの思い出をゲット。
餌に蒸留水を与えて、つついてお世話する。
今日の星影の館殺人事件はどうかな?
アナタ「これはまた立派な邸宅で」
***「灯お嬢様は2階にいらっしゃいます。足元にお気をつけて」
2階へ。
灯「探偵様、来てくださったのですね」
アナタ「遅くなって申し訳ない。ここに来るまでにいろいろあってね」
アナタ(今の灯君、駅前であった時とどこか雰囲気が違うな」
***「それでは私はこれで失礼いたします」
灯「おがもさんもいっしょにいてくれませんか?私一人だとちゃんと説明できるかどうか」
おがも「申し訳ございませんが、どうやらまたつぶきがどこかで怠けているようですので、探してまいります。
来客の応対は本来私の仕事ではないのです。お客様、先ほどはお待たせして申し訳ありません」
アナタ「お気になさらず」
灯「ユミさんなら、さっきまでここにいました。そう遠くには行っていないと思います」
おがも「そうですか、わかりました。ありがとうございます。
それではどうぞごゆっくり」
アナタ「灯君、この家のご主人はどちらに?調査の前にご挨拶をしておかねば」
灯「兄は今外出しているので、後からでも」
アナタ「そうはいかん。そうだ、奥さんがいらっしゃるのだったね」
灯「いいえ、いいんです、本当に。『勝手にしろ』と言われてますから」
アナタ「ならばありがたく好きにさせてもらおう。
まずは確認させてもらいたい。今回亡くなったのは君のお兄さんで間違いないね?」
灯「はい、山守の次男で、山守聡(やまもり さとる)と言います」
アナタ「死亡推定時刻は?」
灯「私たちが部屋に入った時にはもう亡くなっていたので、はっきりはわかりません」
アナタ「発見は何時くらいだった?
当時の状況も詳しく教えてもらいたい」
灯「今朝の8時を過ぎたころです。
朝食に現れないので、様子を見に行ったら、部屋に鍵がかかっていました。
問いかけても返事がなかったので、何かあったのかと思い、おがもさんと上の兄が扉を蹴破ってみると・・・」
アナタ「すでに冷たくなった聡さんがいたと」
人物
山守聡:山守家の次男で今回の被害者。自室で亡くなっているのを朝の8時過ぎに発見された。
今日の星影の館殺人事件はどうかな?
ドアをノックする。
アナタ「・・・誰も出てこない。
少なくとも灯君は在宅のはずだが・・・」
再度ノックする。
***「どちら様でしょうか?」
アナタ(こんな田舎の山奥にスーツ姿の使用人?)
アナタ「やあ、こんにちは」
***「恐れ入りますが、この山は山守家の関係者以外立ち入り禁止になっております。現在緊急事態のため、直ちにお引き取りを願います」
アナタ「僕は山守のお嬢さんに招待されて来たのです。
今おっしゃった緊急事態というのは、人が亡くなった事件のことですかな?」
***「失礼いたしました。灯お嬢様のお客様でいらっしゃったとは。
このような山奥までわざわざご足労いただき恐れ入ります。どうぞ中へ」
アナタ「ええ、お邪魔します」
アナタ(灯君はいるようだな)
今日のファイナルファンタジー3 ピクセルリマスターはどうかな?
サスーン城3Fの隠し通路の先の宝箱から、トンファーをゲット!
カズスの村に戻ると、シドがやってきて、カナーンにいるばあさんのところへ連れて行ってほしい、と言って仲間になった!
カナーンへ行くためには、ネルブの大岩を砕かなければならないので、タカに話しかけて、飛空艇にミスリルの船首を取り付けてもらう。
ミスリルナイフ、ミスリルロッド、ミスリルの楯、ミスリルアーマー、ミスリルの腕輪、ミスリルの小手、ファイアを購入!
ミスリル鉱山へ。
壁のスイッチを押して、B2へ。
宝箱から、ミスリルソードをゲット!
宝箱から、ミスリルソードをゲット!
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
1週目クリア
1人目は荒井昭二を選択→シナリオ:誕生日プレゼント→荒井エンディング№03~05
2人目は風間望を選択→シナリオ:五百円硬貨→風間エンディング№10
3人目は細田友晴を選択→シナリオ:夜泣き石→細田エンディング№13・14
4人目は岩下明美を選択→シナリオ:命の値段→岩下エンディング№03~05
5人目は福沢玲子を選択→シナリオ:愛と友情のはざま→福沢エンディング№20~22
6人目は新堂誠を選択→シナリオ:呪いのマンシール→新堂エンディング№06~08
7人目はシナリオ:記憶のほころび→七話目エンディング№01~03
2週目プレイ開始!
1人目は岩下を選択→シナリオ:偽りの愛→岩下エンディング№01・02
2人目は新堂を選択→シナリオ:高木ババア→新堂エンディング№01~05
3人目は風間を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01
4人目は細田を選択→シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03
5人目は荒井を選択→シナリオ:ゲーマーの条件→荒井エンディング№01~02
6人目は福沢を選択→シナリオ:彼と彼女の秘密→福沢エンディング№23~28
1人目:岩下エンディング№02:二人だけの世界
→2人目:新堂エンディング№03:六本の右足
→3人目:風間エンディング№01:かぐわしきにおひ
→4人目:細田エンディング№01:イラつく奴
→5人目:荒井エンディング№01:ゲーマーの条件
→6人目:福沢エンディング№23:彼女は悪魔だった
→7人目のシナリオ包帯の女→特殊七話目№38・39を見る
3週目開始!
1人目は新堂誠を選択→シナリオ:痛みを感じない男→新堂エンディング№11~15
2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:呪いのヒトガタ→荒井エンディング№14・15
3人目は風間望を選択→シナリオ:呪いのコッペパン→風間エンディング№4・5
4人目は福沢玲子を選択→シナリオ:追いかけてヒトシくん→福沢エンディング№12・14・15、13→最終話エンディング№2:追いかけて修一君
5人目は岩下明美を選択!
岩下明美は3年A組の生徒。
「坂上君は、人に裏切られたことあるの?」
- あります
- ありません
- 答えたくないです
逆にあなたは、今までに人を裏切ったことがあったと思うのかしら?」
- あります→シナリオ:偽りの愛
- ありません→シナリオ:命の値段
- 答えたくないです
秘密主義者なのか、それとも心に何か深い傷を負っているのかしら。良ければ教えてもらえないかしら?」
- 秘密主義
- 過去、心に深い傷を負った
- 答えたくないです
シナリオ:ポプリ
鳴神学園に女の子が転校してきた。
彼女の名前は高瀬美香。
転校生は自然とクラスになじんでいくものだが、高瀬はいつまで経ってもクラスの中で特別な存在だった。
例えるなら、まるでアヒルの群れに白鳥が混じっているような、そんな感じだった。
高瀬は美しかったが、際立って美人だったというわけではなかった。
それでも、みんなは一目置いていた。
落ち着いた物腰と思慮深さを感じさせる発言。そして何よりも、彼女からはいつもとてもよい香りがしていた。
香りといっても、ブランド物の香水のように主張が激しいものではなく、彼女の動きに合わせて、ほんのりと空気に混じるような、そんな控えめな香りだった。
高瀬とすれ違う時、ふわりと風に乗ったその香りにときめいて、思わず振り返ってしまう男子も多かった。
だから、高瀬の香りの秘密の聞きたがる女の子は、後を絶えなかった。
でも、高瀬は誰にもでも打ち明けてくれた。
ポケットから可愛らしい小袋を取り出して、匂いの元はこれよって。
その袋の中には、ポプリが入っていた。
ポプリというのは、香りのいい花やハーブ、スパイスなどを乾燥させたものだ。
数種類のドライフラワーを作り、それに何種類か混ぜ合わせてから精油を加え、なじませてから、サシェという小さな袋に詰めて、バッグの中に入れて持ち歩いたり、タンスに忍ばせたりして、香りを楽しむものだ。
女の子たちから、「このポプリ私も欲しい」と言われた高瀬は、自分で作っている、と答えた。
作り方を教えてほしい、と言われた高瀬は、「特殊な作り方をしているから、みんなにはちょっと難しいと思うわ」と答えて、ポプリを分けてくれた。
あっという間にクラス中の女の子たちの間に、高瀬のポプリが広まった。
そして、ポプリが入っていた可愛らしいサシェも、高瀬の手作りだった。
「みんながその時点で満足していたら、何も問題は起こらなかったわ。
でも、中にはいるのよね、秘密といわれると、どうしても知りたくなる人。
坂上君、あなたもそんな人たちの一人なのではなくて?」
- そうかもしれない
- そんなことはない
でも、西洋のことわざに、好奇心はネコを殺す、というものがあるのよ。
あまりになんにでも首を突っ込もうとすると、酷い目に遭うという意味よ。うふふふ」
高瀬のクラスに弘前歩美という子がいた。
彼女も、高瀬からポプリをもらっていたが、彼女は、他人が少しでも自分より勝っているのが気に食わないという性格だった。
自分も高瀬以上にいい香りのポプリを作って、みんなを羨ましがらせないと考えた。
弘前は、高瀬からもらったサシュの袋をばらして、中身を見た。中にはたくさんの種類のドライフラワーや、乾燥させたスパイスが入っていた。
それを一つ一つ調べて、同じようなものを用意した。
でも、同じように素材を用意しても、まったく同じものを作ることは難しかった。アロマオイルは香料を混ぜて、オリジナリティを出していたからだ。
弘前は、必死にポプリの匂いをかいで、どんな香料が使われているのか、突き止めようとした。
でも、どんなに同じように作っても、オリジナルには、到底及ばない出来だった。
弘前は悔しい気持ちを必死に隠して、高瀬に作り方ノレシピを教えてほしい、と頼み込んだが、高瀬は決して教えてくれなかった。
高瀬は作り方を独り占めして、自分だけ人気者でいたいに違いない、と弘前は、次第にそんな風に思いつめるようになっていった。
そんなある日、なんとしてもポプリの秘密を知りたかった弘前は、こっそりと高瀬の後をつけようと考えた。
もしかしたら材料を仕入れているお店に立ち寄るかもしれないし、家の窓をのぞいたら材料が見られるかもしれない。
高瀬が学校を後にすると、弘前が後を付けていることに気づかず確かな足取りで歩いて行った。
高瀬は、住宅街を抜け、田畑はあぜ道ばかりが目立つ景色も通り越し、夜の闇が空を覆い始めるころに薄暗い森の入り口に差し掛かった。
木々はうっそうと茂り、先はまったく見えない。
「ねぇ、彼女はどうしたと思う?」
- 後をつける
- 引き返す
鬱蒼とした森の中は、すっかり宵闇に包まれていた。
高瀬は鞄の中から懐中電灯を取り出した。
弘前は、高瀬が懐中電灯を持っていることに驚きつつ、懐中電灯の明かりを見失わないように後をつけ続けた。
しばらく歩いていると、木々が開けて、月の明かりの中に一件の小さな家が浮かび上がった。それは丸太を組んで作られた山小屋のような小さな建物だった。
高瀬は、手慣れた手付きで玄関のドアを開けると中に消えていった。
しばらくして窓に明かりが灯ったことを確認すると、弘前は自分もその小屋に近づいた。
お伽噺に出てくる魔女のおばあさんが住んでそうな、無骨で陰気な木の小屋。
弘前が忍び足で窓辺に歩み寄り、中を覗こうとしたその時、突然家のドアが開いたので、弘前は手近な茂みに姿を隠した。
家から出てきた人物は、弘前の存在に気づく素振りも見せず家の裏手へと歩いていった。
家から出てきた人物は、頭からすっぽりと黒いローブを被っていた。
裾からのぞくスカートは鳴神の制服だったので、きっと高瀬だろう、と弘前は思った。
そして、少し離れた木々の間から、その人物の挙動を探ることにした。
黒いローブの人物は、家の裏手にある物置ほどの大きさの小屋に入ったかと思うと、黒い何かを掴んですぐに出てきた。
バタバタを大きな音をたてて暴れ、のどから絞り出すような声を上げていたのは1羽の雄鶏だった。
そして人物はしゃがむと、躊躇うことなく雄鶏の首を両手でつかみ、その場でくびり殺した。
弘前は喉元まで出かけた悲鳴を必死に押し殺した。
初めて命が奪われる瞬間を目にした弘前は、恐怖のあまり、歯の根が合わなくなるくらいに動揺して、両の目からは涙がぽろぽろとあふれてきた。
(こんなに怖い思いをするぐらいなら、もう帰ったほうがいいかもしれない)
「今なら、まだ引き返すことができる」
- 帰る
- 帰らない
- やっぱり帰る
- それでも帰らない
でも、目の前の光景に気をとられていたせいか、後ずさったときに、服に木の枝が引っ掛かって音を立ててしまった。
黒いローブを被った人物は鋭くあたりを見回して、弘前が潜む木陰へと近づいた。
「ど、どうしよう・・・」
- 逃げる
- 逃げない
そう決断した弘前は、元来た道を目指して、木陰を飛び出した。
でも、黒いフードの人物が弘前の腕を掴んだ。
「離して!」
「弘前さん?」
黒いローブの下から姿を現したのは高瀬だった。
「何をしているの、こんなところで?」
高瀬の声は、いつものように穏やかで優しい口調だった。
「あの、道に迷って」
「大変だったわね。こんな時間に外で立ち話もなんだから、ちょっと寄ってく?」
「ええ・・・」
優しい笑顔の影で、高瀬は弘前の服の裾をしっかりと掴んでいた。
「ようこそ、私の家へ」
弘前は、部屋の中央にある木のテーブルに案内された。
「お茶でもいかが?」
「あ、ありがとう」
まるで雪山のロッジのような家の中は、整頓されてはいたけれど、質素で生きていくのに必要最小限のものしか置かれていなかった。
ただ窓際には、これからポプリに材料にするのかしら、ドライフラワーになる途中の薔薇の花束がいくつも吊るされていた。
部屋の隅には、蝋燭が灯ったアロマポットがあって、そこからなんともいえない甘くていい匂いが漂ってくる。
トレーにティーカップを2つ載せて高瀬がやってきた。
「高瀬さん、ここに一人で住んでるの?」
「ええ、まあね。そんなことより、飲んで」
「あ、ありがと」
弘前は、カップをひとつ受け取ると中を覗き込んだ。
それは、アロマポットから漂う香りに似て、甘く弘前の鼻腔をくすぐった。
「ところで、これ何のお茶?」
「ああ、これ?私が作ったハーブティーよ。どうぞ」
弘前はカップに口を近づけた。
「この先、彼女は本当に飲んだと思う?」
- 飲んだ
- 飲まなかった
- 高瀬さんに先に飲ませる→高瀬は優雅な仕草でカップを口に運び、「美味しいわよ、弘前さんもどうぞ」と言った。だが、高瀬は飲んだ振りをしていただけだった。
「どう?」
「すっごくおいしい!」
そのお茶は、弘前が今まで飲んだどんなお茶よりも薫り高く、幸せな気分にさせてくれた。
「すごいね、高瀬さん!ポプリだけじゃなく、こんなおいしいお茶まで。これ、お店で売ってもいいんじゃない!ハーブのお店、開けるよ!」
高瀬は、満足そうに微笑んだが、弘前は不意に軽いめまいを覚えた。
指先から始まった痺れが全身に回ったころには、弘前は気を失って椅子から滑り落ちてしまった。
鼻腔を満たす、むせ返るような腐臭と薔薇の香りに、弘前はぼんやりと目を覚ました。
身体を動かそうとした弘前は、首から下がまったく動かないことに気づき、愕然とした。
ようやく、はっきりと意識が戻った弘前は、自分が裸にされて、胸から下を土に埋められていることを理解した。
周りを見渡すと、同じように首から下が埋められた人たちが、目に入った。
正しくは人だった物。ある者は、薔薇の蔓に全身を包まれながら、人の形をとどめにまで腐乱していた。またある者は、眼球が腐り落ち空洞となった眼窩から、しっかりとした太い蔓が天に向かって伸びていた。
そんな死骸が、薔薇の木の根元に何体となく埋められていた。
「嫌ー!!!」
弘前は必死に身をよじり土から抜け出そうとしたが、彼女を包み込んだ土はびくとも動かなかった。
すると、その声を聞きつけて歩み寄ってきた人影がいた。
「高瀬さん!!」
「おはよう」
「なんなのこれ!助けてよ!」
「私のポプリの秘密よ」
高瀬は、咲き誇る大輪の花々を眺めて、うっとりと満足そうな笑みを浮かべた。
「薔薇が香り豊かな花を付けるたけにはね、たくさんの養分が必要なのよ」
「ごめんなさい、許して!秘密を知ろうとしたことはあやまるから!」
「あなた、うるさいわ。早くこれを飲んで静かになってね」
高瀬は弘前の顎を持ち上げると、頬に指を食い込ませて無理やりに口を開けさせ、持っていたガラス瓶から甘い香りのする液体を口の中に注ぎ込んだ。
「ー!」
周囲に弘前の声にならない悲鳴が響き渡り、やがてそれすらも聞こえなくなった。
「もう、私の花たちがびっくりするじゃない、ねえ?」
そう言って、一輪の花に顔をうずめた。
岩下エンディング№14:薔薇の下で
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今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?
ここは三叉路になっている。
南は森、北には遠浅の浜辺が続いている。
東西に続く道は街道。南に続く道は、どぎれとぎれの踏み分け道で心細く森の中に消えて行っている。
広い街道が東西に続いている。
南にはキャリドンの森、北には海岸線が続いている。
何か柔らかなものを踏みつけたような気がして、見下ろすとノームの作る蚊まんじゅうだった。妖精の食用にはならないが、ネバーランドの獣には好まれる食べ物だ。2個まで持って行っても構いません。
- 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- 西へ行く
| 体力ポイント | ||
| ティルト①の初期値 | 17 | |
| ティルト②の初期値 | 18 | |
| ティルト③の初期値 | 22 | |
| 戦力ポイント | ||
| 初期値 | 0 | |
| 武器 | 武器ポイント | |
| 剣① | 1 | |
| 経験ポイント | 5 | |
| 金貨 | 23 | |
| 所持品 | ||
| 食料1食分 | ||
| 青い卵 | ||
| 蚊まんじゅう2個 | ||
| キーナンバー | ||
| 3 | 140 | |

今日のサガ スカーレット グレイス 緋色の野望はどうかな?
グレートアーチに近づくと、不死鳥が飛んでくる。
グレートアーチにさらに近づくと飛び去ってしまう。
グレートアーチで、火の精とバトルして、火の結晶X24をゲット。
ボーナス報酬の倒して敵の行動を阻止、誰も戦闘不能にならないで、灰X3、輝く油をゲット。
行き倒れを調べると、マンドラゴラを抜いて死んだようだ。
持ち物の片割れを探すことになった!
何の変哲もない樹を調べると、矢文が撃ち込まれる。
読んでみると、「片割れが山小屋で一つになりますように」と書かれている。
山小屋へ→行ってみる
レッドウィングとバトルして、水の結晶X21をゲット。
ボーナス報酬の、防御ダウン中の敵に技ダメージを2回与える、スタン/マヒ/眠りで味方の行動が阻止されないで、水の結晶X3、鱗X3、氷晶をゲット。
ナングーンのギャングに、アーサーの使いではなかったことで戦闘になって、金の結晶X10をゲット。
エリザベートが、骨砕きランク1を習得!
ボーナス報酬の、カウンター技を発動で、金の結晶、虹の結晶X6をゲット。
ナングーンのギャングは、アーサーの女を捕まえて、アーサーからコハン城の縄張りを奪うともりだったと白状する。
ギャングから片割れをゲット。
人質だったマリオンが加入して、陣形:ノルムアックスをゲット!
火の結晶X30、金の結晶X10、水の結晶X10をゲット。
キャスパーが帰還して、HP+27、HP+7、土の結晶X36、土の結晶X36をゲット。
今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?
ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、廃城の箱のカギ、ヘリアンアプタントをゲット。
ガレーキッチンから、真白身魚のシチューをゲット。
東アドゥリンにあるアドゥリン城に近づいて、ミッション:遺剣の在り処開始!
侍女のフレミラから、アシェラが「シルダスのエルゴンの様子が気になる」と言っていたので、森へ行ってしまったらしい、と言われて、ミッションクリア。
モグガーデンへ。
畑(ランク7)で、謎の樹木の挿木+水のクリスタル→土のクリスタル、雷のクリスタル、光のクリスタル、闇のクリスタル、大鳥の羽根、ミスリルナゲット、プラチナナゲット、ダークナゲット、シルバーナゲット、アイアンナゲット、スチールナゲットをゲット。
木立(ランク7)で、氷のクリスタル、風のクリスタル、闇のクリスタル、ロランベリー、パママ、ウォーターメロン、ナパ、チョイ、ウォルナット原木、エボニー原木、レッドローズ、蜘蛛の糸、マグワート、赤モコ草、キングローカスト、レッサーチゴー、パインナッツ、ガタンプ原木をゲット。
鉱脈(ランク7)で、氷のクリスタル、隕石、黒鉄鉱、アダマン鉱、金鉱、フリギアゴールド鉱、骨くず、甲虫のアゴ、大サソリの甲殻、大サソリの爪、魚の骨、上質な陸ガニの甲殻、上質なサソリの甲殻、鍮石、鎧竜の槌、沼鉄鉱、ヴェルクの首飾りをゲット。
池(ランク7)で、堀ブナ、レッドテラピン、ゴールドカープ、ピピラ、更紗コメット、錆びたバケツをゲット!
海(ランク7)で、ゼブライール、ブルーテール、キュス、コーンカラマリ、ヴェーダルラス、レッドスポット、センローサーディンをゲット。
漂着物から、ダルメルシチュー、アローウッド原木、やまびこ薬、スモークスクリーン、ハイポーション+2、アブゾーストをゲット。
青煙のフラスコをゲット→ゴブリンの不思議箱に入れて、スペシャルダイヤルを使って、デオドライザーをゲット。
飼育場(ランク7)へ。
エラスモス☆3から、ルスゾルの牙、ケルベロスの皮、ケルベロスの爪をゲット。
餌に野兎の肉を与える。
青ワイバーン☆3から、サンドリアグレープ、パママをゲット。
餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。
コリガン☆2に成長して、モコ草、サルタ綿花、マンドラゴラの双葉をゲット。
餌に蒸留水を与えて、怒ってお世話する。
サボテンダー☆1から、謎の果物の種、砂鉄、黄石をゲット。
餌に蒸留水を与えて、つついてお世話する。
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