今日のかまいたちの夜 輪廻彩声はどうかな?
どんどんバッドエンディング見ていくよ。
ミステリー編 選択:田中の部屋の調査・・・俊夫と?
A:俊夫さん、いっしょに行きましょう
B:すいませんけど、ほかの人にしてください
透、真理、俊夫さんの3人で田中さんの部屋へ。
あまりの寒さのため、とりあえずバスルームを調べることになった。
ミステリー編 選択:ユニットバス
A:セッケンを使ったかどうか、調べることにし
B:バスタブを使ったあとがあるかどうか、調べることにした
C:バスタオルが湿っているかどうか、調べることにした
バスタブを調べると、濡れた跡もなく、使った形跡がなかった。
洗面台の下、洋式便器の中をのぞくが、何もなかった。
天井を見上げると、四角い切れ目があった。天井裏があるのだ。
透は真理を肩車して立ち上がった。
真理は頭上の板をはずして、天井裏に首を突き出したが、何にもない、と言った。
俊夫さんが、早くしてくれ、と言い出したので、バスルームを出て、クロゼットを調べ出す。
ハンガーには、グレーのコートがかけられているだけで、その下には、スキー用の大きなキャスター付きバッグが置いてあった。
バッグを開けるが、中には何も入っていなかった。ポケットにも何も入っていない。
真理が、犯人が盗んだのね、と言い出す。
ミステリー編 選択:空のスキーバッグ
A:「たぶんね」
B:「いや違う、犯人が盗んだんじゃない」
何を盗んだんだろう?と、透が言うと、真理が、二億円かな?と答えた。
俊夫さんが、着替えは?と聞いてきたので、逃亡犯なら、用意するヒマがなかったのかも、と透は答えた。
真理が、コートのポケットを調べたが、財布なんかもない、と話す。
次は部屋の中を調べる。
さっと見渡し、ベッドの下も調べたが何もない。
最後にベッドを回り込んで、死体の周りを覗こうとすると、雪が覆っていて何も見えなかったので、透が雪を払うと、バラバラの死体が姿を現す。
触った様子がないことから、みどりさんは死体を調べたわけではなさそうだった。
寒さに耐えられなくなり、談話室へ戻った。
真理が、「何もなかった。どうやら犯人は、田中さんの持ち物をあらいざらい取っていったみたい」と報告する。
その時、窓の外から大きな音がしたが、屋根の雪がずり落ちる音だと気付く。
ミステリー編 ひとつの推理
透の頭の中では、ある考えが形を取り始めていた。
ミステリー編 選択:・・・を殺した犯人
A:田中さんを殺した犯人は分かったよ!
B:みどりさんを殺した犯人は分かったよ!
C:すべての事件の犯人が分かったよ!
D:・・・いや、やっぱり、今の時点では犯人は限定できない
透は話し始める。
窓が割れた音がしたとき、俊夫さん以外の全員が談話室にいたので、最初は俊夫さんが一番怪しいと思った。
でも、トリックを使えば、あの時、談話室にいた人間にも犯行が可能だった、と気づいた。
窓が割れる音を聞いて、二階へ駆けつけたが、あの時に本当に窓が割れたかどうかはわからない。
犯人は就職後、田中さんの部屋を訪れて殺し、死体をバラバラにし、音を立てずに窓を割った。
それから犯人は、あらかじめ用意したテープレコーダーをあの部屋ではないどこかにおいて鳴らした。
真理が、あんな大きな音がを出そうとしたら、相当大きなテープレコーダーがいるし、あれは録音の音じゃないと思う、と言い出した。
小林さんも、あらかじめガラスの割れる音を録音したテープを持ってきたのも、妙だ、と言い出す。
そう言われた透は、あの窓が割れる音は、犯人の用意した別のガラスの割れる音だった、と推理を訂正した。
すると、真理は、ガラスをどうやってどこで割った?それと、どうやってガラスを持ち込んだ?と指摘してきた。
透は、この推理でなければ、俊夫さんが犯人になってしまうが、俊夫さんがみどりさんを殺したとは思えない、と話す。
透は、ガラスの割れる音を出す方法があれば、談話室にいた人間でも犯行が可能だから、二階へ行かなかった人を消去しよう、と言い出す。
まず、真理と透は、夕食後から最後まで食堂にいて二階へは行かず、それを裏付けてくれる人間は何人もいる。
小林さんは、夕食後フロントにいて、その後、透たちと一緒にいた。
今日子さんは、しばらく見かけなかったがキッチンで後片付けをしていただろう。
美樹本さんは、ここへ来たのは夕食が終わってからだいぶたってからだった。二階へ上がったのも、ほんのちょっとで、荷物を置いてくるのが精いっぱいだった。
三人組は、二階へ上がったが、脅迫状の件ですぐに一階へ降りてきた。
つまり残ったのは、香山さん夫妻だけだ。
香山さんは、犯人扱いされて怒り出す。
そして、ずっと春子といっしょにいた、と言い出し、春子さんも、うなづく。
透は、第二の事件について話し出す。
美樹本さんが襲われた時、外にいたのは、透、小林さん、俊夫さんで、それ以外は一人を除いて談話室にいた。
その一人は、香山さんだった。
香山さんは、携帯電話を試すため、二階へ行っていたのだ。
美樹本さんが襲われたのは、田中さんの部屋の真下だった。
田中さんの部屋は、廊下を挟んで香山さんの部屋の前にある。
ロープの先に重くて硬い石か何かを結びつけて、下に犠牲者が来るのを待って、投げ落とすなり、振り回してぶつけるだけだ。
だから、すぐ近くにいた俊夫さんや小林さんが、誰も見てなかったのだ。
突然、俊夫さんが、香山さんに襲いかかった。
俊夫さんは狂ったように叫びながら、香山さんの首を絞める。
香山さんの苦しそうなうめき声を聞いて、小林さんが止めに入った。
それを見て美樹本さんも我に返り、あわてて俊夫さんを抑えにかかった。
狂犬のように暴れる俊夫さんを二人がかりで、引き離した。
俊夫さんは、羽交い絞めにされながら、絶対に殺してやる!と叫んでいる。
俊夫さんの頬を、小林さんが平手打ちする、俊夫さんは驚く。
小林さんは、「確かな証拠もないのに、香山さんを犯人だと決めつけるわけにはいかない!透君、根拠のない当て推量はやめたまえ!みんな混乱するだけだ。」と言い出す。
真理が、透の推理が間違いなら反論してみせて、と言ったが、小林さんは何も答えなかった。
突然、亜希ちゃんが、香山さんと一緒にいたくないから部屋に戻る、と言い出し、可奈子ちゃんと啓子ちゃんも立ち上がった。
小林さんが、みんなと一緒にいるほうが安全だ、と説得したが、亜希ちゃんは、香山さんをどこかに縛り付けてよ、と怒鳴る。
三人組は、今夜は絶対に部屋から出ない、と宣言し、二階へ上がってしまう。
香山さんと俊夫さんが罵り合っていると、今日子さんが泣き崩れた。
今日子さんは、こんなのは嘘、全部夢なんだわ、つぶやく。
ミステリー編 選択:犯人は香山。その推理に自信は?
俊夫さんに、自分の推理に自信はあるのか?と聞かれる透。
A:「あります」
B:「自信ないです」
俊夫さんが、どうしたらいいと思う?と尋ねたが、透は、考え込んでいて答えることができなかった。
ミステリー編:地下室への監禁
恐る恐る美樹本さんが、香山さんが犯人だと言い切る自信はないし、何の関係もなかったら申し訳ないが、香山さんには地下室かどこかに入ってもらうしかない、と提案する。
香山さんは、首を振りながら、地下室なんてめちゃめちゃ寒いんとちゃうか!絶対に入れへん、と言ったが、俊夫さんは、ワイン蔵だから、適温の保たれている、と冷たく言い放った。
透も、鍵を小林さんに持ってもらえば、夜中に俊夫さんや、あなた以外の真犯人に襲われることもない、と香山さんを説得する。
香山さんは、しぶしぶうなづいた。
俊夫さんは、フロントから鍵を一つ取る。
真理は、小林さんから毛布、香山さんから雑誌を持ってきて、と頼まれたので、二階へ上がり、目的のものを持ってすぐに降りてくる。
頼んだものを渡された香山さんは、おやすみ、と言って、地下室の扉をくぐった。
香山さんの背中が見えなくなると、俊夫さんは扉を閉めて、鍵をかけ、その鍵を小林さんに押し付けた。
小林さんは、まだ泣きづつけている今日子さんの肩に手を回し、立ち上がらせた。
残っているのは、透、真理、俊夫さん、美樹本さん、春子さんになった。
春子さんは、本当に主人が犯人なんでしょうか?と聞いてきた。
透は、状況から推理しただけです、と答えると、俊夫さんは、あいつ以外犯人は考えられない、と言い切って、部屋へ戻る。
春子さんは、自分は後妻だ、と打ち明ける。
春子さんは、「あの人は自分や子供たちにはやさしいが、仕事では鬼社長とか人でなしと言われている。仕事のことは何も言わないから、実際どんなことをしたのかは知りません。私、あの人のほんの一面しか知らないんです。」と言った。
透は、香山さんがあくどいことをしたとしても、恨まれる理由にはなっても、殺す理由にはならない、と思わず香山さんをかばってしまう。
美樹本さんは、殺されそうになったら、逆にころしてしまうこともある、と言い出す。
真理ができるだけ明るい声で、これ以上考えても何もわからないから、休みませんか?と提案すると、春子さんは立ち上がり、ゆっくりと階段を上がっていった。
美樹本さんも、部屋に戻る、と言い出した。
ミステリー編 長い夜の始まり
透は部屋に戻ると、真理と離れ離れになってしまうのが不安だった。
ミステリー編 選択:真理と一緒に過ごすか?
A:一晩をどちらかの部屋で過ごそうと声をかけるのも何だかためらわれた
B:「真理、ぼくの部屋に来ないか」
灯をつけたまま、透、真理、美樹本さんと階段を上がるが、途中で、美樹本さんがふらついて、透のほうへ倒れ掛かってきた。
何とか、美樹本さんは、自分の足で部屋までたどり着き、気を付けて、と言って、自分の部屋に入った。
真理が突然、一人にするつもりじゃないよね、と言い出したので、透は、自分の部屋に来るように言った。
真理を自分の部屋に入れて、ベッドに座らせ、透はその向かいのベッドに座った。
真理は、朝まで一緒に起きててくれる?と言い、透は、うなづいた。
ミステリー編 選択:真理の隣に座って
A:ぼくは黙って手を伸ばすと、彼女の手を軽く握った
B:ぼくは彼女の隣に座ると、肩に腕を回した
真理は、一瞬体をこわばらせたが、何も言わなかった。
ミステリー編 選択:真理の方に腕を回して
A:真理の体を引き寄せ、キスしようとした
B:こんな状況では、とてもいちゃつく気になどなれなかった
ほんの少し触れ合い、安心したことで、二人とも寄り添ったまま、いつしか眠ってしまったようだった。
ふと透が目を覚ますと、一人ベッドに倒れ込んでいた。
部屋の中を見回すが、真理の姿がない。
腕時計を見ると、3:50だ。
透は立ち上がってドアに近づくと、開いている。
真理が自発的に部屋から出て行ったのだ。
透を起こさないよう気を使って、自分の部屋へ、何かを取りにかシャワーを浴びへ戻ったらしい。
透は、真理の部屋の前までやってきて、ドアをノックして、呼びかけたが、返事がない。
耳をドアに押し当てて、中の音に耳を澄ますが、風の音しか聞こえない。
バスルームはドアのすぐ近くにあるから、シャワーを使っていたとしても、何も聞こえないはずはない。
透は、ノブをつかんでひねると、あっさりとドアが開いた。
ミステリー編 真理の悲鳴
透が、真理、と呼び掛けた瞬間、階下から悲鳴が聞こえてきた。
ミステリー編 選択:助けに行くか?助けを呼ぶか?
A:一刻も早く真理の元へ行こうと思った
B:ドアをたたきまわって助けを呼ぼうと思った
透は、廊下を走りながらほとんどのドアをノックして回った。
背後から階段のきしむ音が聞こえた。
ミステリー編 選択:誰かが二階へ上がってくる!
A:真理に違いない
B:犯人に違いない
透は、あと一歩で足跡が階段を上りきる、というところですばやく飛び出し、そこに立っている人影に向けて両手を思い切り突き出した。
人影は悲鳴を上げながら階段を転げ落ちて行った。
階段の下で、手足と首を妙な角度に折り曲げ、ヒエロのような恰好をしたまま動かなくなったのは、真理だった・・・
透の呼びかけにも、真理は何の反応を示さない。
透が真理の体を抱き起すと、真理の首はがくんと後ろへ折れ曲がった。
透は、靴も履かずに玄関から外へ飛び出した。
何も見えない吹雪の中を透は走り続け、いつの間にかふわふわとクッションのような雪の中に倒れたまま、起き上がることもできなくなっていた。
ミステリー編 終:彼女を階段から・・・
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