今日のかまいたちの夜 輪廻彩声はどうかな?
序章 ゲレンデにて
透と真理はスキーを楽しんでいるが、雪国育ちの真理とは違い、初心者の透は転んでばかり。
選択:ぼくは雪だるま
A:どうせぼくは滑るよりは転がる方が似合ってますよ
B:そ、そんなに太ったかな?
真理は、もう一回滑ろう、と言ってきた。
選択:もう一回だけ滑ろ?
A:もう、帰ろうよ
B:じゃああと一回だけだよ
リフトでゲレンデに上がってから真理は、最後だからもうちょっと上まで登ろう、と言い出す。
選択:「もっと上まで」
A:「ぼくはやめとくよ」
B:「わかった。行こう。」
上に上がるころには、日も陰り、ゲレンデの人影もまばらになってきた。
真理に背中を押されて、滑り出した透だが、曲がり切れず、斜面を転げ落ち、雪まみれになって止まった。
大丈夫、と真理の声がしたので、透は立ち上がろうとしたが、左足首に激痛が走った。
どうやら、ひどくひねったようだ。
すぐに救護員がかけつけて、救護室で見てもらうとただの捻挫で、応急処置で湿布をしてもらい、透と真理はゲレンデを出た。
駐車場に着くころにはすっかり暗くなっていて、おまけに雪も降り始めていた。
透は運転が無理そうだったので、真理に運転を代わってもらった。
真理は運転に自信がないのか、緊張でガチガチになっていた。
ゲレンデから離れるに従って、雪はひどくなり、街灯もなくなってきた。
両脇はうずたかく積もった雪と奥深い木立で、真っ暗だ。
突然、ヘッドライトの中を何かが横切り、真理が急ブレーキを踏みながら急ハンドルを切ると、車は道を外れ雪の塊に突っ込んだ。
雪の迷路編 車が動かない!
真理は透に謝る。
二人ともケガはないようだ。
真理はエンジンをかけようとしたが、かからない・・・
透は真理を心配させまいと、できるだけ明るい声で、「歩いて行こう。途中に家があるかもしれないし、誰かが車で通りかかるかもしれない。」と言った。
車に積んでいた強力なハンドライトを手にして、二人は車を降りて猛吹雪の中を歩き出す。
雪の迷路編 迷路
A:東
B:北
C:西
A:北
B:西
C:引き返す
小屋のようなものが見えてきた。バスの待合所らしい。
が、当然バスは走っていない。
A:北
B:東
真理が動けなくなってきている。
A:北
B:南
透は、車に戻ろうかどうか考え始める。
A:先に進む
B:引き返す
トロフィー:選択肢50%をゲット!
確かに建物の灯りが見える!
雪の迷路編 シュプールへの帰還
やっとシュプールにたどり着いた二人だが、玄関の前に誰かが倒れているのに気付く。
近づくと、頭から血を流している俊夫さんだった。
どうみても俊夫さんは死んでいた。
シュプールに入ろうとした透は、ドアのガラスが割れていることに気付く。
扉の鍵がかかったままなことから、俊夫さんがガラスを割って外から鍵を開けようとしていたらしい。
玄関脇のインターフォンを鳴らしてみたが、誰も出てこない。
仕方がないので、割れたガラスに手を突っ込んで、外から玄関の鍵を開けて、シュプールに入った。
声をかけたが、誰も出てこず、返事もなかった。
2階へ上がると、廊下に女性が倒れていた。
頭から血を流した春子さんだった。
透が春子さんはさわると、体はもう冷え切っており、死んでいるのは明らかだった。
「誰か」と大声で透は叫んだが、誰も出てこなかったので、下に降りて、小林夫妻の部屋に向かった。
真理が部屋に入りたくない、と言い出したので、透だけで部屋に入ると、血の海の中で小林さんが腹に包丁を突き立てたまま床に座り込んでいた。
吐き気を催した透がバスルームに入ると、裸のままの今日子さんが頭から血を流して倒れていた。
悲鳴を上げながら透が部屋から飛び出すと、真理は事情を察したようだ。
真理をつれてフロントに戻り、透は警察に電話しようとしたが、電話が不通になっていることに気付く。
真理を連れて2階へ上がり、透は自分の部屋に入った。
ざっと部屋を点検するが誰もいないようだ。
部屋のドアの鍵をかけた途端、女性の悲鳴が2度聞こえて、静かになった。と、床のきしむ音が聞こえてきた。
誰かが、乱暴にノブをがちゃがちゃ言わせて、ドアを開けようとしている。
終:遭難して・・・
トロフィー:遭難して・・・をゲット!
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