今日のElin(エリン)2回目のプレイはどうかな?
製材機で、枝→棒を製作。
石工の机で、石×2+紐+棒×2→石の長棒、石の長剣を製作!
厚板×4+紐×2→ブーメランを製作!
石工の机で、石×3+レジン×4+骨×2→石の胸甲を製作!
クエスト:今後の目標開始!
フィアマにネフィアの探索と答えて、鉄の装飾の指輪をゲット!
旅商人の停泊地へ。
ニノから、ムーンゲート、星詠みのムーンゲートをゲットして、宅配ボックスまで投げて運んで、拠点に送る。
織機のレシピを購入。
カセットテープ№9、カセットテープ№43、カセットテープ№90をゲット。
ハンモックで寝て、石うすのレシピ(2)を強化した。
トレイナーから、演奏、鑑定を習得する!
作業台で、紐+大きな葉→頑丈なロープを製作。
設計台で、厚板×4+頑丈なロープ×2+骨の針×6→織機を製作!
便利屋の机で、バサルトの石×2+棒+紐→バサルトのつるはしを製作!
バサルトのつるはしで、銅の原石をゲット。
プチを倒して、プチの剥製、プチのカードをゲット。
車輪の祠で、通気口の作り方をゲット。
王様のベッドで寝て、張り紙のレシピ(3)を強化した。
エーテル病:生きた加湿器を発症・・・
12月25日にジュアの贈り物が届いた。
開けると、サンタの帽子、聖なるリース×3、聖なるガーランド×3、プレゼントの山×3、聖なるソックス×2、ジュア人形、聖なるブーツ、台座、スノーグローブ、デラックス雪プチケーキ×3、ブッシュドノエル×3、ジンジャーブレッドマン×3、ホーリーツリーのレシピをゲット。
木工の机で、草×30+聖なるブーツ+聖なるリース+ジュア人形+プレゼントの山→ホーリーツリーを製作!
飛び蛙を倒して、飛び蛙のカードをゲット。
設計台で、切石×12+レンガ×6+銅の原石×10→溶鉱炉を製作!
溶鉱炉で、銅の原石→銅のインゴットを製作!
便利屋の机で、スレートの石+棒+釘→スレートのクワを製作!
便利屋の机で、バサルトの石×2+棒+紐→バサルトのハンマーを製作!
便利屋の机で、スレートの石×2+紐+棒→スレートの鎌を製作!
便利屋の机で、銅のインゴット×5+釘×2→銅のじょうろを製作!
便利屋の机で、スレートの石×2+棒+紐→スレートのハサミを製作!
便利屋の机で、厚板×6+紐×4+釘×2→リュートを製作!
便利屋の机で、ローズウッドの枝×2+紐→ローズウッドの釣り竿を製作!
1月1日にお年玉をゲット。
開けて、鏡餅、酒、雪プチをゲット!
ロイテルから、壁工房のレシピを購入。
作業台で、厚板×2+切石×2+頑丈なロープ→壁工房を製作!
寝て、板の壁の作り方をゲット。
壁工房で、丸太→木のフェンスを製作!
木工の机で、丸太×2+棒×2→フェンスの扉を製作!
作業台で、厚板×2+紐×2+棒×2→立札工房を製作!
立札工房で、丸太→牧場の立札を製作!
フェンスで囲った場所に牧場の立札を建てて、牧場を作った。
疲労状態で寝て、キノコの椅子のレシピ(3)を強化した!
宝箱から、33オレン、ショーケースのレシピ、ゴミ箱のレシピ、青銅の爪をゲット!
王様ベッドで寝て、テーブルの作り方をゲット。
宝箱から、29オレン、ラウンドテーブルのレシピ、紙の小盾をゲット!
王様のベッドで寝て、テーブルのレシピ(2)を強化して、神経の矢の知識をゲット。
豚の有精卵から、豚が孵った!

今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?
ドルイドのお堂を出て森の中の空き地へ。道は南北に続き、空き地の西の隅にはドルイドのお堂がある。
- 南へ行く
- 北へ行く→街道へ
- 東へ行く
- 西へ行く
- 南に行く
道は西と南に続いている。
角っこの東の藪ががさがさと揺れている。
- 藪の中に入って調べる
- 西へ行く
- 南に行く
ティルトに気づいたノームは「早く俺様をこのいまいましい茨から自由にしてくれ」と怒鳴った。
- ノームを無視して道に戻る
- →一つ前の選択肢に戻る
- ノームを助けてやる
- 逃げ出す
- →二つ前の選択肢に戻る
- ノームと戦う
攻撃ポイント8
体力ポイント5
ダメージポイント=武器ポイント
ライオンの加護で戦力ポイント+1、武器ポイント+1、剣①(武器ポイント1)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!戦力ポイントが0のため、ダイス合計が6以上でないとこちらの攻撃が成功しない。
1回目:ダイスが4と4で攻撃成功!
ノームに2ダメージを与えて、ノームの残り体力3。
2回目:ダイスが4と6で攻撃成功!
ノームに2ダメージを与えて、ノームの残り体力1。
3回目:ダイスが1と3で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力16。
4回目:ダイスが3と4で攻撃成功!
ノームに2ダメージを与えて、ノームの残り体力0で撃破!
ノームは「命を助けてくれるなら宝物をあげる」と話す。
- 許してやる
- 許さない
- →ティルトがポカリとやると、ノームはしぼんで煤の塊のようになると地面に吸い込まれてしまった。
- 藪の手前に戻る。
ノームの言う通りの魔力があるが、この鍬で壁を破ると体力ポイントが2減る。
キーナンバー22を100にする。
| 体力ポイント | ||
| ティルト①の初期値 | 17→16 | |
| ティルト②の初期値 | 18 | |
| ティルト③の初期値 | 22 | |
| 戦力ポイント | ||
| 初期値 | 0 | |
| ライオンの加護 | +1 | |
| 武器 | 武器ポイント | |
| 剣① | 1 | |
| ライオンの爪 | +1 | |
| 経験ポイント | 7 | |
| 金貨 | 6 | |
| 所持品 | ||
| 食料なし | ||
| 青い卵 | ||
| 蚊まんじゅう2個 | ||
| 竜の鱗の楯 | ||
| 金色の鍬 | 壁を破ることができるが体力ポイントが2減る | |
| キーナンバー | ||
| 1:マーリンの祝福 | 23 | |
| 2:竜の鱗の楯 | 0 | |
| 3:ヌー | 140 | |
| 17:ガラスが丘の竜を撃破 | 44 | |
| 22:金色の鍬 | 100 | |
| 魔法 | ||
| 62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す | 呪文を詠唱しながら相手にキスをする | |
今日の星影の館殺人事件はどうかな?
調べる→血痕
頭から流れ出した血液が、緑の絨毯を赤く染め上げている。
血は黒ずみ、表面が乾燥している。出血から数時間は経過しているようだ。
血痕にはケガを負った際に飛び散ったであろう肉と頭蓋骨の一部が混じっている。
アナタ「ざっとこんなものか。
被害者は頭部に外傷を負い死亡した。
扉と窓は施錠されており現場は完全に密室。
被害者が抵抗した痕跡も、犯人と争った形跡もない。
部屋の中には凶器と思わしきものもなし。
部屋の情報だけを見れば、自殺や事故死を想定してもおかしくない。・・・が、遺体の情報だけみれば、それらの可能性は限りなくゼロに近づき、今度は事件性が高まる。
実に謎の多い事件だ」
アナタ(灯君の言うように殺人事件ならば、持ち去られた凶器を探し、密室の謎を解かなければ)
QUESTION №07
密室の謎:扉と窓は施錠されており、現場は完全に密室状態だった。犯人はどこから部屋に侵入し、どうやって立ち去ったのだろう。この謎を解き明かさなければ、事故死の線を覆すことはできない。
アナタ(そして、何より重要なのは・・・)
QUESTION №08
殺人事件の犯人は?:被害者の外傷には荒々しい殺意が見られるが、完ぺきな密室から冷静な計画性がうかがえる。現場には、無数の謎が残されており、犯人像が見えてこない。
アナタ(最後に現場の見取り図を作成しておこう)
Fileに上面図が追加!
アナタ「今得られる情報はこれくらいだろう。
遺体に毛布を掛けて灯君を呼ぶとするか」
アナタ「灯君、この現場は事件発覚当初から誰も何もいじくっていないだろうね?」
灯「はい、私が外出するまで、この部屋の前でうずくまっておりましたから。なので、ここは誰も出入りできない状況でした」
アナタ「君が僕を探しに行った後は?」
灯「信用できる使用人に部屋の前で見張ってもらっていましたので、大丈夫だと思います」
アナタ「では、こちらの扉はどこへつながっているのかな?」
灯「研究室です。聡お兄様は研究家でしたから」
アナタ「一体何の研究を?」
灯「なんと説明したらいいのか・・・
あっ!すみませんでした、探偵様。この家にお招きするのに同行もでず・・・」
アナタ「それは構わないけど、急にどうしたんだ?」
灯「ここにいらっしゃるまでの道中、何もありませんでしたか?」
アナタ「道を外れた奥から『助けて』と声を掛けられたな。いろいろと思うところがあり、返答しないでおいたが」
灯「そうですか、良かった。今後もぜひそのようにしてください」
アナタ「あの声について何やら秘密があるようだね」
灯「実はあのモノたちは、人の声を喰らうのです。
喰ったものの声を模倣して、新たな獲物を呼び寄せる生き物なのです」
アナタ「そんな生き物がいるなんて、聞いたことない」
灯「はい、やつはこの佐比山にのみ生息する・・・」
突然轟音が響き渡る。
アナタ「なんだ!」
灯「兄です。こんな非常時にどこに行ったのかと思っていましたが、憂さ晴らしに山の中に狩猟に出ていたようです」
アナタ「そういえば山守の男たちは市から狩りを命じられている、と言っていたね」
灯「はい、この山にだけ生息するコワバミドリを駆除するのが、山守の男の仕事です。
声を食む鳥と書いてコワバミドリと読みます」
アナタ「まさか、それがさっき僕に助けを求めてきて声の主だというのか」
灯「間違いありません。コワバミドリは人の腰丈ぐらいの大きさで、するどいくちばしを持っています。例の習性から、別名『子を呼ぶ親』とも呼ばれている、とてもおそろしい怪鳥なんです。
探偵様、実は兄や家の者は今回の事件はウワバミドリの仕業だと思っているんです」
アナタ「そいつがどうやって家の中にいる被害者を?」
灯「奇妙なことに私たちがこの部屋に突入した時に、くちばしを血で濡らした1羽のコワバミドリが部屋の中に立っていたのです」
アナタ「そのトリは今どこに?」
灯「扉を蹴破った音に驚いて、廊下へ逃げていきました。
上の兄が、ヤツが聡お兄様を殺したのだと激高し、猟銃を持って来て射殺したんです」
アナタ「そっちの現場もみせてもらおうか」
今日のファイナルファンタジーVIピクセルリマスターはどうかな?
サウスフィアガロの町へ。
酒場でシャドウに出会う。
お金持ちの家の外にあるタルから、フェニックスの尾をゲット。
裏部屋の時計から、エリクサーをゲット。
ここは召使の家に繋がっている。
召使の家のバケツから、ポーションをゲット。
お金持ちの家の2Fから隠し通路へ。
B2の宝箱から、ハイパーリスト、エルメスの靴をゲット!
B1の宝箱から、500G、1000G、1500Gをゲット。
実績:小金持ちをゲット!
武器屋で、グレートソードを購入!
防具屋で、ラージシールド、ヘアバンド、羽根付き帽子、木綿のローブ、拳法着を購入!
アクセサリー屋で、星のペンダントを購入!

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田友晴を選択!
僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?
- 楽しみにしていた
- 特に気にしていない
- あまり乗り気ではなかった
坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
あのう、坂上君って、友達とかいます?
- 多いほう
- あまりいない
- 早く話を進めてください
細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。
①風間と岩下の話を両方聞いている
②風間と岩下と新堂の話を全て聞いている。
③風間と岩下と新堂の話を全て聞いていない。
3つの条件をすべて満たさなかったので(簡単にしようとすると、1話目に風間・岩下・新堂を選択し、2話目に細田を選択)、シナリオ:サトリサマ開始!
「君ってトイレは好きかな?」
- 好き→エンディング№263:君も一緒に
- 嫌い
- 好きでも嫌いでもない→エンディング№262:人の噂も・・・
サトリサマが流行ったのは、今からちょうど半年前。
サトリという人の心を読む妖怪がいる。サトリサマは、その名が示す通り考えていることを見透かす神様である。
何を見透かすかと言うと人間の悪い心だ。
サトリサマは実際におり、机の中に「〇〇はお前のことを嫌っている」「〇〇と××はお前の隠れて付き合っている」というような手紙が入っており、手紙を受け取った人の友人や恋人の陰口が書かれていた。
最初は誰も信じなかったが、注意深く指摘された人物を観察していると、どうやら手紙に書かれていたことが本当だってことがわかってくる。
「坂上君はどう思う?サトリサマは神様か、それとも誰かのイタズラか」
- 神様だと思う→エンディング№262:人の噂も・・・
- 誰かのイタズラ→エンディング№263:君も一緒に
- 妖怪の仕業
- わからない→エンディング№264:サトリサマ
トイレの個室のトイレットペーパーにボールペンで懲らしめたい奴の名前を100回書くんだよ。
その時、絶対にトイレットペーパーを破ったり、書き損じたりしてはいけないんだ
見事成功すると、サトリサマがそいつの机にこっそりと内緒の弱味を書いた手紙を忍ばせてくれるんだよ。
ちなみにサトリサマは、別名かきとり小僧って言うんだよ。
トイレットペーパーに書き取るから、そう呼ばれているのかもしれないね。
トイレに出没する恐ろしいサトリサマ、別名かきとり小僧。これで鳴神学園の七不思議はバッチリだよ。うぷぷぷぷ」
エンディング№265:かきとり小僧
エンディング数 58/657 達成度8%
キャラクター図鑑 53/122 達成度43%
イラストギャラリー 36/283 達成度12%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田友晴を選択!
僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?
- 楽しみにしていた
- 特に気にしていない
- あまり乗り気ではなかった
坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
あのう、坂上君って、友達とかいます?
- 多いほう
- あまりいない
- 早く話を進めてください
細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。
①風間と岩下の話を両方聞いている
②風間と岩下と新堂の話を全て聞いている。
③風間と岩下と新堂の話を全て聞いていない。
3つの条件をすべて満たさなかったので(簡単にしようとすると、1話目に風間・岩下・新堂を選択し、2話目に細田を選択)、シナリオ:サトリサマ開始!
「君ってトイレは好きかな?」
- 好き→エンディング№263:君も一緒に
- 嫌い
- 好きでも嫌いでもない→エンディング№262:人の噂も・・・
サトリサマが流行ったのは、今からちょうど半年前。
サトリという人の心を読む妖怪がいる。サトリサマは、その名が示す通り考えていることを見透かす神様である。
何を見透かすかと言うと人間の悪い心だ。
サトリサマは実際におり、机の中に「〇〇はお前のことを嫌っている」「〇〇と××はお前の隠れて付き合っている」というような手紙が入っており、手紙を受け取った人の友人や恋人の陰口が書かれていた。
最初は誰も信じなかったが、注意深く指摘された人物を観察していると、どうやら手紙に書かれていたことが本当だってことがわかってくる。
「坂上君はどう思う?サトリサマは神様か、それとも誰かのイタズラか」
- 神様だと思う→エンディング№262:人の噂も・・・
- 誰かのイタズラ→エンディング№263:君も一緒に
- 妖怪の仕業
- わからない
サトリサマは僕だ、と細田が言い出す。
細田は暗い性格を自覚しており、入学してから去年の今頃まで友達はできなかった。
細田は自分が太っているから友達ができないと話す。
「坂上君はどう思う?」
- 太っているから→エンディング№262:人の噂も・・・
- わからない→エンディング№263:君も一緒に
- そんな事を聞かれても困る
友達がいない細田は休み時間が辛かった。誰も口をきいてくれないのだから。
そして、細田は気づいたら休み時間にトイレの個室に入り浸るようになった。
そのうち細田は、トイレに入ると皆、開放的は気分になるのか結構きわどい会話がされており、特にクラスメートの陰口なんかが聞こえることに気づいた。
サトリという妖怪のように心の声が聞こえてしまって、愉快になった細田は、ある日イタズラしたくなった。
その日、トイレには細田のクラスの4人に生徒がおり、クラスでも乱暴者で有名な吉川虎之助の話題が上がっていた。
トイレで会話している大河内雄大、高田護、川辺志道、星野元風の4人は、吉川といつもは仲良しだが、吉川のことを借りた金は返さないし、偉そうにしている割に先輩にはペコペコしていると話していた。
以前吉川にぶつかられた時に、吉川は細田に向かって「ブタ!ブタ語で謝罪しろ。四足で歩け」と言いながら蹴りを入れてきたので、従うしかなかったことがあった細田は、仕返しをすることにした。
放課後の誰もいなくなった教室で、細田は、吉川の机の中に誰が吉川の陰口を叩いていたのかを書いた手紙を入れた。
翌日、吉川は4人の前で切れ散らかしながら手紙を読み上げ、4人に殴りかかった。
それを見ていた菊崎あきなが「最低」と呟いた瞬間、みんなが吉川をののしり始め、スマホでその様子を写し出したため、吉川は大人しくなった。
その瞬間、担任の稲垣先生が入ってきた。
現場を押さえられた吉川は、2週間の停学処分を受けた。
そして、今度こそ少しでも問題を起こしたら退学にすると先生に念を押された、吉川はおとなしくなった、というより誰にも相手にされなくなり孤立した。
それ以来細田は、どこのトイレに、誰が来るのかをまとめたメモを作った。
「君はこんな僕のことを異常だと思うかい?」
- 異常だ→エンディング№262:人の噂も・・・
- おかしくない
細田はメモを頼りに次々と情報を集めた。
そして、ある程度ネタが固まったら、手紙をそっと机に忍ばせると、騒動が起こる。
細田はそれを見るのが楽しくて、これ以上の快感を得られなかった。
いつしか細田からの手紙は、神様、サトリサマからの手紙だと噂されるようになった。
ある日、細田はいつものように情報を集めようとトイレに入った。
「坂上君、その日、僕はどこのトイレに入ったと思う?」
- 1年生のトイレ→エンディング№262:人の噂も・・・
- 他学年のトイレ
数分経った頃、二人組の男性生徒が中に入ってきて会話を始めた。
「知ってるか、サトリサマの噂」
「ああ、本当に神様の仕業なのかねえ」
「誰かのイタズラに決まってるよ」
「でも、言い当てる情報は確かなもんなんだろ」
「隣の組の佐藤直之、サトリサマの手紙に自分が浮気してるって書かれて、そのせいで彼女にバレで大変なことになったって噂になってるじゃねえか」
「そうみたいだけどよ。あんな情報、心の中を読まなくても手に入れられるものばかりだぜ」
「まあな」
「案外、サトリサマって身近にいるのかもしれねえな。例えば、お前とかさ」
「何言ってんだよ、お前のほうこそ、怪しいんじゃねえの」
皆が疑心暗鬼に陥っていたが、誰も細田を疑いはしなかった。
細田は、やりすぎるとサトリサマは誰かのイタズラだと思われて、追跡の手が迫ってくるかもしれないので、サトリサマの手紙をいったん止めることにした。
皆が陰口を言わなくなったので、トイレでネタを集めるのも難しくなってきたのもあったし、サトリサマを騙るやつらも出始めていたからだ。
そして、とうとう細田にもサトリサマの手紙が届いた。
それには「お前のしてきたことを知っている」と書かれていた。
手紙の主は、細田がサトリサマだと知っているのだろうか?
それから、細田は周囲をよく観察し、誰がサトリサマの手紙を出したのか探し始めた。
細田の手紙は真実しか書いてないが、偽サトリサマの手紙はつまらない冗談ばかり書いているので、みんなはサトリサマの呪縛から解放された。
細田は、サトリサマを偽る犯人にうすうす想像がついていた。
それはやましいことをしたやつで、ありもしないデマをばらまくことで、サトリサマの持っている効力を消したのだ。そうすれば、本物のサトリサマの手紙が来ても、誤魔化すことができるからだ。
1週間後の放課後、教室で休んでいた細田の前に5人の男女が現れた。
「細田君だね?」
「あのう、どちら様でしょうか?」
「僕は、サトリサマだよ」
実は、この学校で細田が起こしたサトリサマのような騒ぎは今回が初めてではなかった。そして、それを起こしていたのは彼ら5人だった。
あくまでも彼らの身近にいる気に食わない奴に焦点を絞って、お互いに協力して秘密を探り、一番知られたくない相手にそっとその秘密を知らせる、という程度のことをしていた。
「ごめんさない。そうとは知らず大変なことをしてしまいました。このことは誰にも言いませんから、殺さないでください」
「おいおい、何を勘違いしてるんだい。君を殺したりしないよ。むしろ歓迎しているんだ」
「我々は、各学年に僕らの仲間となるべく選ばれた生徒を探して勧誘する。暗くて友達も少なく、ストレスをため込んでいる同志たちをね」
「今年の候補は、荒井君と細田君の二人を見つけたんだ」
「それで様子を見ていたら、君は我々がやり方を教える前にから、自分で気づいて実行した。素晴らしい才能だ!」
「おまけにサトリサマなんていうあだ名まで付けるなんて、この会創設以来の天才の登場だよ」
要は学校の日陰者たちが、騒動を起こすべく集まったのが、サトリサマの正体だった。
その場で勧誘された細田は、当然OKと答えた。
そして、今まで根暗の会という名前だったが、これを機会にサトリサマの会と改名した。
「僕がサトリサマだってバラしてもいいのかって?僕たちは、もはや、この学園のありとあらゆる生徒の弱味を握っているんだよ。なのにサトリサマの会が存続しているのは、わかるよね?
もちろん、君の情報だって調べはついているんだ。君は、みんなには知られたくないんじゃないかな?うふ、うふふふ。
そういえば、君はトイレが嫌いなんだよね。トイレが好きだったら、僕がサトリサマに入れるよう口利きしてあげてもよかったんだけど・・・トイレが嫌いって言うんなら仕方がないよねえ。
実は、今年はまだ大きな活動をしてなんだよね。でもいろいろ面白いネタはたまっているんだ。これから、いろいろと面白くなっていくと思うよ。坂上君の周りがきっとね、うふ。うふふふふ」
エンディング№264:サトリサマ
エンディング数 57/657 達成度8%
キャラクター図鑑 53/122 達成度43%
イラストギャラリー 36/283 達成度12%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田友晴を選択!
僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?
- 楽しみにしていた
- 特に気にしていない
- あまり乗り気ではなかった
坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
あのう、坂上君って、友達とかいます?
- 多いほう
- あまりいない
- 早く話を進めてください
細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。
①風間と岩下の話を両方聞いている
②風間と岩下と新堂の話を全て聞いている。
③風間と岩下と新堂の話を全て聞いていない。
3つの条件をすべて満たさなかったので(簡単にしようとすると、1話目に風間・岩下・新堂を選択し、2話目に細田を選択)、シナリオ:サトリサマ開始!
「君ってトイレは好きかな?」
- 好き
- 嫌い
- 好きでも嫌いでもない→再選択
サトリサマが流行ったのは、今からちょうど半年前。
サトリという人の心を読む妖怪がいる。サトリサマは、その名が示す通り考えていることを見透かす神様である。
何を見透かすかと言うと人間の悪い心だ。
サトリサマは実際におり、机の中に「〇〇はお前のことを嫌っている」「〇〇と××はお前の隠れて付き合っている」というような手紙が入っており、手紙を受け取った人の友人や恋人の陰口が書かれていた。
最初は誰も信じなかったが、注意深く指摘された人物を観察していると、どうやら手紙に書かれていたことが本当だってことがわかってくる。
「坂上君はどう思う?サトリサマは神様か、それとも誰かのイタズラか」
- 神様だと思う→エンディング№262:人の噂も・・・
- 誰かのイタズラ
- 妖怪の仕業
- わからない
サトリサマは僕だ、と細田が言い出す。
細田は暗い性格を自覚しており、入学してから去年の今頃まで友達はできなかった。
細田は自分が太っているから友達ができないと話す。
「坂上君はどう思う?」
- 太っているから→エンディング№262:人の噂も・・・
- わからない
- そんな事を聞かれても困る
友達がいない細田は休み時間が辛かった。誰も口をきいてくれないのだから。
そして、細田は気づいたら休み時間にトイレの個室に入り浸るようになった。
そのうち細田は、トイレに入ると皆、開放的は気分になるのか結構きわどい会話がされており、特にクラスメートの陰口なんかが聞こえることに気づいた。
サトリという妖怪のように心の声が聞こえてしまって、愉快になった細田は、ある日イタズラしたくなった。
その日、トイレには細田のクラスの4人に生徒がおり、クラスでも乱暴者で有名な吉川虎之助の話題が上がっていた。
トイレで会話している大河内雄大、高田護、川辺志道、星野元風の4人は、吉川といつもは仲良しだが、吉川のことを借りた金は返さないし、偉そうにしている割に先輩にはペコペコしていると話していた。
以前吉川にぶつかられた時に、吉川は細田に向かって「ブタ!ブタ語で謝罪しろ。四足で歩け」と言いながら蹴りを入れてきたので、従うしかなかったことがあった細田は、仕返しをすることにした。
放課後の誰もいなくなった教室で、細田は、吉川の机の中に誰が吉川の陰口を叩いていたのかを書いた手紙を入れた。
翌日、吉川は4人の前で切れ散らかしながら手紙を読み上げ、4人に殴りかかった。
それを見ていた菊崎あきなが「最低」と呟いた瞬間、みんなが吉川をののしり始め、スマホでその様子を写し出したため、吉川は大人しくなった。
その瞬間、担任の稲垣先生が入ってきた。
現場を押さえられた吉川は、2週間の停学処分を受けた。
そして、今度こそ少しでも問題を起こしたら退学にすると先生に念を押された、吉川はおとなしくなった、というより誰にも相手にされなくなり孤立した。
それ以来細田は、どこのトイレに、誰が来るのかをまとめたメモを作った。
「君はこんな僕のことを異常だと思うかい?」
- 異常だ→エンディング№262:人の噂も・・・
- おかしくない
細田はメモを頼りに次々と情報を集めた。
そして、ある程度ネタが固まったら、手紙をそっと机に忍ばせると、騒動が起こる。
細田はそれを見るのが楽しくて、これ以上の快感を得られなかった。
いつしか細田からの手紙は、神様、サトリサマからの手紙だと噂されるようになった。
ある日、細田はいつものように情報を集めようとトイレに入った。
「坂上君、その日、僕はどこのトイレに入ったと思う?」
- 1年生のトイレ→エンディング№262:人の噂も・・・
- 他学年のトイレ
数分経った頃、二人組の男性生徒が中に入ってきて会話を始めた。
「知ってるか、サトリサマの噂」
「ああ、本当に神様の仕業なのかねえ」
「誰かのイタズラに決まってるよ」
「でも、言い当てる情報は確かなもんなんだろ」
「隣の組の佐藤直之、サトリサマの手紙に自分が浮気してるって書かれて、そのせいで彼女にバレで大変なことになったって噂になってるじゃねえか」
「そうみたいだけどよ。あんな情報、心の中を読まなくても手に入れられるものばかりだぜ」
「まあな」
「案外、サトリサマって身近にいるのかもしれねえな。例えば、お前とかさ」
「何言ってんだよ、お前のほうこそ、怪しいんじゃねえの」
皆が疑心暗鬼に陥っていたが、誰も細田を疑いはしなかった。
細田は、やりすぎるとサトリサマは誰かのイタズラだと思われて、追跡の手が迫ってくるかもしれないので、サトリサマの手紙をいったん止めることにした。
皆が陰口を言わなくなったので、トイレでネタを集めるのも難しくなってきたのもあったし、サトリサマを騙るやつらも出始めていたからだ。
そして、とうとう細田にもサトリサマの手紙が届いた。
それには「お前のしてきたことを知っている」と書かれていた。
手紙の主は、細田がサトリサマだと知っているのだろうか?
それから、細田は周囲をよく観察し、誰がサトリサマの手紙を出したのか探し始めた。
細田の手紙は真実しか書いてないが、偽サトリサマの手紙はつまらない冗談ばかり書いているので、みんなはサトリサマの呪縛から解放された。
細田は、サトリサマを偽る犯人にうすうす想像がついていた。
それはやましいことをしたやつで、ありもしないデマをばらまくことで、サトリサマの持っている効力を消したのだ。そうすれば、本物のサトリサマの手紙が来ても、誤魔化すことができるからだ。
1週間後の放課後、教室で休んでいた細田の前に5人の男女が現れた。
「細田君だね?」
「あのう、どちら様でしょうか?」
「僕は、サトリサマだよ」
実は、この学校で細田が起こしたサトリサマのような騒ぎは今回が初めてではなかった。そして、それを起こしていたのは彼ら5人だった。
あくまでも彼らの身近にいる気に食わない奴に焦点を絞って、お互いに協力して秘密を探り、一番知られたくない相手にそっとその秘密を知らせる、という程度のことをしていた。
「ごめんさない。そうとは知らず大変なことをしてしまいました。このことは誰にも言いませんから、殺さないでください」
「おいおい、何を勘違いしてるんだい。君を殺したりしないよ。むしろ歓迎しているんだ」
「我々は、各学年に僕らの仲間となるべく選ばれた生徒を探して勧誘する。暗くて友達も少なく、ストレスをため込んでいる同志たちをね」
「今年の候補は、荒井君と細田君の二人を見つけたんだ」
「それで様子を見ていたら、君は我々がやり方を教える前にから、自分で気づいて実行した。素晴らしい才能だ!」
「おまけにサトリサマなんていうあだ名まで付けるなんて、この会創設以来の天才の登場だよ」
要は学校の日陰者たちが、騒動を起こすべく集まったのが、サトリサマの正体だった。
その場で勧誘された細田は、当然OKと答えた。
そして、今まで根暗の会という名前だったが、これを機会にサトリサマの会と改名した。
「僕がサトリサマだってバラしてもいいのかって?僕たちは、もはや、この学園のありとあらゆる生徒の弱味を握っているんだよ。なのにサトリサマの会が存続しているのは、わかるよね?
もちろん、君の情報だって調べはついているんだ。君は、みんなには知られたくないんじゃないかな?うふ、うふふふ。
そうだ、坂上君、実は、まだ1年担当のサトリサマ候補が決まってなくてね
君さえよければ、僕が口利きしてあげてもいい。
え?興味ない?うそでしょ?じゃあ、集会が終わったらゆっくり話そうか。
そういえば、最近自殺があったよね。坂上君と同じ1年生の子だっけ。確か死ぬ前に『サトリサマが見てる』なんて遺書を残していたらしいよ。
ひどいよね、まるで僕たちが何かやったみたいじゃないか。
でも、彼女は残念だった。1年生でサトリサマの会に入るのは、あの子しかいないと思っていたからね。どうして自殺しちゃたんだろう。入会を考えてくれ、なんて言ったからかな?
坂上君、この会が終わったら二人っきりで相談だ。君は立派なサトリサマになれるからね。うふ、うふふふふ」
エンディング№263:君も一緒に
エンディング数 56/657 達成度8%
キャラクター図鑑 53/122 達成度43%
イラストギャラリー 36/283 達成度12%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田友晴を選択!
僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?
- 楽しみにしていた
- 特に気にしていない
- あまり乗り気ではなかった
坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
あのう、坂上君って、友達とかいます?
- 多いほう
- あまりいない
- 早く話を進めてください
細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。
①風間と岩下の話を両方聞いている
②風間と岩下と新堂の話を全て聞いている。
③風間と岩下と新堂の話を全て聞いていない。
3つの条件をすべて満たさなかったので(簡単にしようとすると、1話目に風間・岩下・新堂を選択し、2話目に細田を選択)、シナリオ:サトリサマ開始!
「君ってトイレは好きかな?」
- 好き
- 嫌い
- 好きでも嫌いでもない
- 好き
- 嫌い
サトリサマが流行ったのは、今からちょうど半年前。
サトリという人の心を読む妖怪がいる。サトリサマは、その名が示す通り考えていることを見透かす神様である。
何を見透かすかと言うと人間の悪い心だ。
サトリサマは実際におり、机の中に「〇〇はお前のことを嫌っている」「〇〇と××はお前の隠れて付き合っている」というような手紙が入っており、手紙を受け取った人の友人や恋人の陰口が書かれていた。
最初は誰も信じなかったが、注意深く指摘された人物を観察していると、どうやら手紙に書かれていたことが本当だってことがわかってくる。
「坂上君はどう思う?サトリサマは神様か、それとも誰かのイタズラか」
- 神様だと思う
- 誰かのイタズラ
- 妖怪の仕業
- わからない
サトリサマは僕だ、と細田が言い出す。
細田は暗い性格を自覚しており、入学してから去年の今頃まで友達はできなかった。
細田は自分が太っているから友達ができないと話す。
「坂上君はどう思う?」
- 太っているから
- わからない
- そんな事を聞かれても困る
友達がいない細田は休み時間が辛かった。誰も口をきいてくれないのだから。
そして、細田は気づいたら休み時間にトイレの個室に入り浸るようになった。
そのうち細田は、トイレに入ると皆、開放的は気分になるのか結構きわどい会話がされており、特にクラスメートの陰口なんかが聞こえることに気づいた。
サトリという妖怪のように心の声が聞こえてしまって、愉快になった細田は、ある日イタズラしたくなった。
その日、トイレには細田のクラスの4人に生徒がおり、クラスでも乱暴者で有名な吉川虎之助の話題が上がっていた。
トイレで会話している大河内雄大、高田護、川辺志道、星野元風の4人は、吉川といつもは仲良しだが、吉川のことを借りた金は返さないし、偉そうにしている割に先輩にはペコペコしていると話していた。
以前吉川にぶつかられた時に、吉川は細田に向かって「ブタ!ブタ語で謝罪しろ。四足で歩け」と言いながら蹴りを入れてきたので、従うしかなかったことがあった細田は、仕返しをすることにした。
放課後の誰もいなくなった教室で、細田は、吉川の机の中に誰が吉川の陰口を叩いていたのかを書いた手紙を入れた。
翌日、吉川は4人の前で切れ散らかしながら手紙を読み上げ、4人に殴りかかった。
それを見ていた菊崎あきなが「最低」と呟いた瞬間、みんなが吉川をののしり始め、スマホでその様子を写し出したため、吉川は大人しくなった。
その瞬間、担任の稲垣先生が入ってきた。
現場を押さえられた吉川は、2週間の停学処分を受けた。
そして、今度こそ少しでも問題を起こしたら退学にすると先生に念を押された、吉川はおとなしくなった、というより誰にも相手にされなくなり孤立した。
それ以来細田は、どこのトイレに、誰が来るのかをまとめたメモを作った。
「君はこんな僕のことを異常だと思うかい?」
- 異常だ
- おかしくない
細田はメモを頼りに次々と情報を集めた。
そして、ある程度ネタが固まったら、手紙をそっと机に忍ばせると、騒動が起こる。
細田はそれを見るのが楽しくて、これ以上の快感を得られなかった。
いつしか細田からの手紙は、神様、サトリサマからの手紙だと噂されるようになった。
ある日、細田はいつものように情報を集めようとトイレに入った。
「坂上君、その日、僕はどこのトイレに入ったと思う?」
- 1年生のトイレ
- 他学年のトイレ
「ねえ」と隣の個室の奴が、声を掛けてきた。
「君のしてきたこと、知ってるよ」
細田は驚いたが、その声に思い当たる人物はいなかった。
思わず細田は自分がいた個室を出て、隣のトイレのドアを開けようとすると、鍵がかかっておらず、トイレの中には誰もいなかった。
声が聞こえてから扉を開けるまで、ほんの数秒しかなかったはずなのに、そんな短時間で音もたてずに外に出られる?
細田は背筋に冷たいものを感じながら、トイレを出た。
そして、その日を境に何かが少しずつ変わって行った。
翌日、細田が教室に入ると、菊崎がサトリサマから手紙が来たと言って騒いでいる。
細田は驚いた。昨日は情報が集まらず、サトリサマを行えなかったから、サトリサマからの手紙が来るわけがないのに。
もしかしたら、誰かがサトリサマの名を騙り出したのかもしれない。
今回のサトリサマの手紙は、細田が書いているものとはちょっと違うみたいだった。
「お前たちの担任の稲垣は、クラスの米田秋と不倫している」と言う内容の手紙だった。
そんな噂、細田やクラスの子たちも聞いたことすらなかったので、驚いていた。
稲垣先生は、中年のおじさんで結婚しており、子供もいたが、浮いた噂なんてまったくなかった。
そして米田のほうは、細田に負けず劣らず地味な子で、いつも教室の隅で本を読んでいるようなタイプだった。
この時すでに、サトリサマの手紙は絶対的なものとして学校中に広まっていたので、皆が囃し立て、あっという間にこの噂が学校内に広まってしまった。
職員会議でも、手紙の内容が議題に上がり、稲垣先生はいろいろと追及を受けたそうだ。
そして、奥さんの耳にも入ったみたいで、激しい夫婦喧嘩をしたらしく、翌日、顔中あざだらけになっていた。
一方、米田は、クラスメイト達からの質問攻めにも何一つ答えず押し黙っていたし、先生たちから二人の関係を聞かれても、何一つ答えなかった。
反対に稲垣先生は、毎日続く質問攻めや、授業中に起こるヤジやボイコット行為のせいで、精神的に疲れてしまい休職してしまった。
そして次の事件が起こった。
「お前の友達は誰々援助交際をしている」とか「何々先生は、ヤクザと付き合いがある」とか、内容がどんどんいやらしい俗っぽい手紙ばかりが増えて行った。
もちろん、細田はあの日から、聞き込み調査を止めてしまったので、手紙は出していない。サトリサマは細田の手を離れて一人歩きしてしまったのだ。
元祖?本家?家元?サトリサマの細田は、何とかしてもの状況を変えることができないかを悩み、目には目を歯には歯を、サトリサマにはサトリサマを、って思いついた。
放課後、細田は、稲垣先生と米田のあの噂は嘘だったというサトリサマの手紙を入れようと、自分の教室に入った。
すると、誰もいないはずの教室に米田がいたので、細田は思わず声を掛けてしまった。
びくっと震えてこちらを振り返った米田を見て、細田はこのまま黙っていることは危険だと感じた。
「あの、米田さんも大変だよね。稲垣先生との噂さ。僕はわかるよ。君が、稲垣先生と不倫なんかしてないって」
「なんで、私の気持ち、わかっちゃったんだろう」
米田はぼそっと呟くと教室を後にした。そして、それが米田を見た最後だった。
翌日、米田は死体で見つかった。
学校の屋上から飛び降りたのだ。
屋上には遺書が残されており、稲垣先生とは不倫の関係ではないことと、迷惑をかけたことを死んでお詫びする、といった内容だった。
きっと、細田と会ったあの後に屋上に向かったのだ。
サトリサマの手紙で、ついに死人が出てしまった。
あの手紙を送ったのは誰だろう、と細田が思ったとき、ふとトイレでの会話を思い出した。
「君のしてきたこと、知ってるよ」
あのトイレに行けばもう一度アレに会えるかもしれない、と思った細田は、授業中、先生にトイレに行くと言って、あのトイレに向かった。
細田がトイレに入ると、あのトイレ一つだけが扉が閉まっていた。
ノックしても返事がなかったので、声をかけたが、返事はなかった。
もう一度ドアのノックすると、ひとりで扉が開き、中には、首が伸びきり、だらりと舌を伸ばした首吊り死体が、細田を睨むように凝視していた。
細田が口をパクパクさせていると、死体が、「これでわかっただろう>」としゃべった。
細田が、ごめんさないと謝り続けていると、いつの間にか死体は消えていた。
あとでわかったことだが。昔、あのトイレで自殺した生徒がいたとのこと。
自殺の原因は、何気なくいった友人への一言を本人に告げ口され、それが元でいじめに発展した挙句、自殺してしまったらしい。
「あの霊は、僕がサトリサマとして行った行為を怒っていたんでしょうか。それで、その行いを諭すために、あんな手紙を出したんですかね。
けど、あれ以来、サトリサマの手紙が来ることはなくなったんです」
稲垣先生は、疑いが晴れて学校に戻って来た。
稲垣先生は米田の自殺は自分の責任だと言ってた。以前米田がカンニングをしていると疑ってしまい、強く責めたことがあり、それ以来米田は、自分の力を発揮できない生徒になってしまった、と。
そして、米田の自宅から母親に宛てた遺書が見つかり、稲垣先生は悪くない、自分は何もあれていないという潔白を証明する文言が書かれていた。
ただ、それ以来細田のせいで死んだ米田が出るようになった。教室で自分の席に座って俯いたままじっとしているとのこと。
たまに細田が誰かに見られている視線に気づくと、米田が細田を見ていることがある。もしかしたら、米田は、細田がサトリサマだったってことに気づいていたのかもしれない。
最近では、米では細田をじっと凝視したまま視線を話そうとしないようになってきており、細田は、米田が仲間だと思って連れて行こうとしているのじゃないか、と思い始めている。
エンディング№262:人の噂も・・・
エンディング数 55657 達成度8%
キャラクター図鑑 53/122 達成度43%
吉川虎之助
星野元風
稲垣優作
大河内雄大
高田護
川辺志道
米田秋
イラストギャラリー 36/283 達成度12%

今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?
ガラスが丘のふもとに降り、どんどん西に進んで、ベファーナの庵へたどり着く。
さらに西にどんどん歩いて、三叉路に辿り着いた。
南は森、北には遠浅の浜辺が続いている。
東西に続く道は街道。南に続く道は、どぎれとぎれの踏み分け道で心細く森の中に消えて行っている。
森の中の空き地で、道は南北に続き、空き地の西の隅にはドルイドのお堂がある。
- 南へ行く
- 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- 東へ行く
- 西へ行く
- 北へ行く
空き地の西の隅にはドルイドのお堂がある。
いつの間にか日はもう傾き始めている。
- お堂で一休みして食事をする
- 南へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- 北へ行く→この記事の最初の選択肢に戻る
お堂の床には魔法陣が描かれ、入り口側には小さな祭壇があり、1枚の護符を見つけた。
護符の表には62という数字が記されているだけだが、これは呪いによって姿を変えられた者を救い、元の姿に戻すドルイドの魔法の呪文だ。ティルトは呪文を覚えて、護符を祭壇に戻した。
この魔法を使っても体力を消耗しない。ただし、魔法を成就させるためには、呪文を唱えながら救おうとする相手にキスをしなければならない。
| 体力ポイント | ||
| ティルト①の初期値 | 17 | |
| ティルト②の初期値 | 18 | |
| ティルト③の初期値 | 22 | |
| 戦力ポイント | ||
| 初期値 | 0 | |
| ライオンの加護 | +1 | |
| 武器 | 武器ポイント | |
| 剣① | 1 | |
| ライオンの爪 | +1 | |
| 経験ポイント | 7 | |
| 金貨 | 6 | |
| 所持品 | ||
| 食料なし | ||
| 青い卵 | ||
| 蚊まんじゅう2個 | ||
| 竜の鱗の楯 | ||
| キーナンバー | ||
| 1:マーリンの祝福 | 23 | |
| 2:竜の鱗の楯 | 0 | |
| 3:ヌー | 140 | |
| 17:ガラスが丘の竜を撃破 | 44 | |
| 魔法 | ||
| 62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す | 呪文を詠唱しながら相手にキスをする | |
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
1週目クリア
1人目は荒井昭二を選択→シナリオ:誕生日プレゼント→荒井エンディング№03~05
2人目は風間望を選択→シナリオ:五百円硬貨→風間エンディング№10
3人目は細田友晴を選択→シナリオ:夜泣き石→細田エンディング№13・14
4人目は岩下明美を選択→シナリオ:命の値段→岩下エンディング№03~05
5人目は福沢玲子を選択→シナリオ:愛と友情のはざま→福沢エンディング№20~22
6人目は新堂誠を選択→シナリオ:呪いのマンシール→新堂エンディング№06~08
7人目はシナリオ:記憶のほころび→七話目エンディング№01~03
2週目クリア
1人目は岩下を選択→シナリオ:偽りの愛→岩下エンディング№01・02
2人目は新堂を選択→シナリオ:高木ババア→新堂エンディング№01~05
3人目は風間を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01
4人目は細田を選択→シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03
5人目は荒井を選択→シナリオ:ゲーマーの条件→荒井エンディング№01~02
6人目は福沢を選択→シナリオ:彼と彼女の秘密→福沢エンディング№23~28
1人目:岩下エンディング№02:二人だけの世界
→2人目:新堂エンディング№03:六本の右足
→3人目:風間エンディング№01:かぐわしきにおひ
→4人目:細田エンディング№01:イラつく奴
→5人目:荒井エンディング№01:ゲーマーの条件
→6人目:福沢エンディング№23:彼女は悪魔だった
→7人目のシナリオ包帯の女→特殊七話目№38・39を見る
3週目開始!
1人目は新堂誠を選択→シナリオ:痛みを感じない男→新堂エンディング№11~15
2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:呪いのヒトガタ→荒井エンディング№14・15
3人目は風間望を選択→シナリオ:呪いのコッペパン→風間エンディング№4・5
4人目は福沢玲子を選択→シナリオ:追いかけてヒトシくん→福沢エンディング№12・14・15、13→最終話エンディング№2:追いかけて修一君
5人目は岩下明美を選択→シナリオ:ポプリ→岩下エンディング№13~15
6人目は細田友晴を選択。
1回目は、2:特に気にしていない→2:面白いですよで、シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03のどれかを見る。7話目:パラレルトイレツアーで、1階のトイレ→7話目エンディング№09:パラレルワールドの坂上
2回目は、2:特に気にしていない→3:トイレ以外の話をしてくださいで、シナリオ:トイレの恋で、細田エンディング№7と9、№08:黒い赤ん坊→7話目:パラレルトイレツアーで、2階のトイレ→7話目エンディング№10:赤く彩られて
3回目は、3:あまり乗り気ではなかったで、シナリオ:トイレの友情→どれを選んでもよい→1:得体の知れない何かで、細田エンディング№15:裏切り者はどちらかを見る→7話目:パラレルトイレツアーで、3階のトイレ→7話目エンディング№11:口は災いの元
4回目は、7話目でどこかのトイレを調べる→5:探索をやめる→7話目エンディング№15:そして、繰り返す
再度6人目は細田友晴で、違う選択肢を選んでみる。
「坂上君も楽しみにしていましたか?」
- 楽しみにしていた
- 特に気にしてない
- あまり乗り気ではなかった
- 多いほう
- あまりいない
- 早く話を進めてください
「せっかくこう知り合ったのだから、僕と友達になりましょうよ。
坂上君はこの学校に使用を禁止されているトイレがあるのを知っていますか?
そのトイレは使用禁止のテープが張られたまま、この学校のどこかにあるんです。
何でもそのまま塗り潰してしまう予定だったんですけど、度々のトラブルに見舞われるせいで、ずっと放置されていたんですって。
坂上君、その使用禁止のトイレはどこにあると思いますか?」
- 1階
- 2階
- 3階
- 体育館
- 旧校舎
利用禁止のトイレは体育館にあるんですよ」
鳴神学園は一学年500人もいるマンモス校なので、タイミングが悪いとトイレが利用できないくらい溢れかえることがある。
後から来る生徒に抜かされてして、混んでいる時にトイレを利用するのはトロい細田にとって至難の技だった。
そこで細田は校舎から離れている体育館のトイレを利用することを思いつき、体育館へ向かった。
ところが体育館のトイレには使用禁止のテープが貼られて入れなくなっていた。
我慢できない細田は、テープの下をくぐって中に入っていったが、そこが使用禁止になった理由を思い知ることになった。
トイレの中は黒く焼け落ちたようにボロボロで、唯一残っていた手前の個室も小さな穴だらけだった。
そして、人の影みたいな壁の染みの周りに無数の釘が打ち込まれていた。
しかし、一刻を争う状態の細田は比較的綺麗な個室に入って、仕方なく用を足した。
しばらくすると、人の気配がし、足音が何かを探すかのようにトイレの中をぐるぐる回っている。
不覚にも細田がオナラをしてしまうと、細田が入っている個室のドアが外側から激しく叩かれた!
細田は大声を上げて、個室から飛び出したが、外には誰もいない。
「何してるの?」
いつの間にかトイレの入り口にいた人から声を掛けられた。
「何かあったのかい?」
優しい言葉を掛けられた細田は、さっきの出来事を説明すると、何もいないよ、と慰められた。
細田は、唐突に彼にお願いをした。
「すいません、突然ですが、僕と友達になってくれませんか?」
「うん、僕は松宮直樹。よろしくね」
そう言って差し出された彼の手には包帯が巻かれており、少し血がにじんでいた。
こうして、松宮と握手した細田は、友達になった。
松宮は変わっており、立ち入り禁止のトイレがお気に入りの場所だったらしく、いつもそこにいた。
細田は休み時間になるたび、松宮に会いに行っていたが、細田は日に日に痩せていき、顔色が悪くなっていった。
ある日、細田は、そのことを松宮に話すと、険しい顔になった。
「細田君、僕たち、友達だよね?」
「当り前じゃないか!」
それを聞いた松宮はゆっくりと語り始めた。
昔、この学校には加藤と杉本というとても恐れられている不良がいた。
彼らは人間標本というリンチ行為を行っていた。それは、トイレのドアに押さえつけて、手のひらに釘を打ち込んでしまうというものだった。
先生たちも、彼らの報復を恐れて見て見ぬふりをしていたのだが、ただ一人だけ立ち向かっていった先生がいた。
加藤と杉本が、例のリンチをしようとしていた時に、止めに入ったのが体育教師の小野寺だった。
二人が何かしようとすると小野寺が止めに入り、二人が逃げ出す、というのを繰り返した。
ある日の午後、加藤と杉本が、小野寺の元を訪れて、今までのことを謝った。
ところが、加藤と杉本は、嬉しくなってお茶を振舞おうと後ろを向いた小野寺の後頭部を殴りつけ、気絶させた。
そして、小野寺を縛り上げ、体育館のトイレに連れ込み、目が覚めた小野寺に対し、人間標本を行った。
その後二人は、小野寺に灯油をかけ、マッチで火をつけた。
絶叫を上げ、意識を失いかけた小野寺の脳裏に「助けてほしいか」という声が響いた。
小野寺が、助かりたい!と答えると、「ならば血を捧げ続けよ。我を深淵の眠りから解き放った者どもよ」と声が響き、燃え上がっていた炎が、手の甲の穴に吸い込まれていった。
焼けただれた小野寺の皮膚は元に戻り、その手には金づちと釘が握られていた。
小野寺の脳裏には「血を捧げ続けろ」という声が響いていた。
「先生たちはこの学校のトイレに住まう何かを呼び覚ましてしまったんだ。
最初の生贄になってしまった先生に、そのトイレに住む何かは血を要求した。
それ以降、先生たちは、釘によって穿った穴から血を吸われ続けたんだ。
そして、その行為は今も連綿と続いているんだよ」
松宮の左手は、真新しい包帯で包まれ、ちょうど手の甲の部分がうっすら血がにじんでいた。
「血を吸われ続けた先生たちは死んだよ。そして、死んだ後、魂はこのトイレに吸収されてしまうんだ。
ほら見えるだろう。あの壁にある夥しい数の釘を。
この釘の数は、このトイレに血を吸われた生贄たちなんだ。
話の先生たちも今ではこのトイレの住人さ。
そして、いつかは僕も。
このトイレの何かは血を求めている。
君の体調が悪いのは、このトイレに住む何かの影響だよ。
僕と君は友達だろ?だったら、僕のために釘を打たれてくれ!」
そういって松見が襲い掛かって来たが、体格に優れる細田が押し返すと松宮は尻餅をつき、その隙に細田は全力でトイレから逃げ出した。
「それ以来、そのトイレには行ってないんです。
そうだ、坂上君。百聞に一見にしかずだ、一度その現場を見に行ってみないかい?」
坂上は、細田の左腕に包帯が巻かれていることに気づいた。
坂上の視線に気づいた細田は
「これは違うよ!松宮君から逃げるときに、近くにあった釘で切れちゃっただけで、釘を打たれたんじゃないよ。うふふふ」
「やっぱり、やめておきます」
細田エンディング№06:血を吸うトイレ
CGギャラリー:37/124
シナリオ:パラレルトイレツアー開始!
6人目の話が終わったが、一向に7人目が来る気配がない。
坂上がこのまま解散しようと言い出すと、細田が、「これから学校のトイレを回ってみましょう」と提案する。
この学校のトイレの怪異の数は尋常ではないので、学校のトレイを巡れば何かしらの怪異に遭遇できるかもしれない、とのことだ。
他のメンバーも賛同したため、一行はトイレを巡ることになった。
「どのトイレを見て回ろうか」
- 1階のトイレ
- 2階のトイレ
- 3階のトイレ
- 体育館
- 旧校舎
体育館のトイレに入ると、想像以上に酷かった。
特に異様だったのは、人型のシミに穿たれた夥しい釘の数だった。
「この釘の数は、全部このトイレの生贄になった人たちさ。彼らは死んでからも、この場所にとどまり続けているんだ」
「釘を抜くことはできないんですか?」
「できないんだよ。試してみるかい?」
坂上は試しに刺さっている釘の一つに力を込めて引っ張ってみた。
しかし、抜けない。
その様子を見ていた新堂が、自分がやる、と言って、釘を引っ張り始めた。
すると、ボキっという音をたてて、釘が折れてしまう。
その時、室内に獣の咆哮が響き渡った。
「見て」
福沢は指さした方向を見ると、折れた釘からどくどくと真っ赤な液体が流れ落ちていた。
「なんてことをしてくれたんだ!元に戻せ!」
そう言って、細田は新堂に掴みかかると、新堂はバランスを崩して床に倒れこむ。
細田の顔を見ると、至るところから血が噴き出ている。
細田は、新堂に馬乗りになる。
その時、室内に「血が足りない。血を捧げ続けろ」と言う声が響いた。
その声が聞こえた途端、坂上の顔から血がにじみ出て来た。
体中の力が抜けた坂上がその場に倒れこむと、他の語り部たちも同じように体中から血が流れ出している。
7話目エンディング№12:血を求めるもの
CGギャラリー:38/124
121:血を捧げよ
今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?
ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、巨大なサレコウベ、ウスクムル、錬金術キット55、アクアリウム【礁】をゲット!
ダイヤルキー#SPを使って、紫石、嫉まれた篠籠手、ロンフォールマロン、特大獣肉、沖魚汁、魚油汁、剛弓の刻印、カスタムFブーツ、ルセントアクス、ウォータスタッフ、ファイアをゲット!
ガレーキッチンから、ポトフ、ダルメルシチューをゲット。
ルルデの庭にいるぐりーんに話しかけて、メイジャンの試練・№4430開始、して、ガラントルクをゲット!
おれんじの右にある木箱に、バルクルムの太陽砂を入れる。
ぐりーんにガラントルクを渡して、試練をクリアすると、HP+18に強化される!
モグガーデンへ。
畑(ランク7)で、謎の穀物の種+光のクリスタル→氷のクリスタル、風のクリスタル、土のクリスタル、水のクリスタル、光のクリスタル、闇のクリスタル、光の塊、パフボール、サンゴタケ、日輪の種子、サンドリ小麦粉、変色クリスタル、ブルーピース、ククル豆、デュラムセモリナ粉、光のフュエルをゲット。
木立(ランク7)で、氷のクリスタル、風のクリスタル、光のクリスタル、ペルシコス、妖精のリンゴ、胡桃、ウォーターメロン、アローウッド原木、ウォルナット原木、マホガニー原木、エボニー原木、御神木、ドックウッド原木、木霊の根、謎の多肉植物の子株、ラッカー原木、ウルンダイ原木、赤麻、キングローカストをゲット。
鉱脈(ランク7)で、隕石、骨くず、銅鉱、白金鉱、フリギアゴールド鉱、大羊の歯、雄羊の角、黒虎の牙、大サソリの甲殻、ウーツ鉱、龍骨、鍮石、ポータークラブ甲殻をゲット。
池(ランク7)で、堀ブナ、ザリガニ、カッパーフロッグ、エルシモニュート、ブラスローチ、ヨルシアナイフをゲット。
海(ランク7)で、ゼブライール、グリモナイト、ブラックソール、ブルーテール、シャル貝、コモンオクトパス、センローサーディンをゲット。
漂着物から、ミラテテ様言行録、金剛亀の甲羅、エリクサー、ミスラ風海の幸串焼、チェスナット原木、オーロラバス、アンブリルオイル、ハイポーション+2、パナケイア、ポーション、オルデール銅貨、バンパイアジュース、マネキンヘッド、やまびこ薬、海老灯篭船、クァールの肉、金剛亀の甲羅、ハイポーション、マネキンハンズ、アプドラフトマントをゲット。
東玉をゲット→ゴブリンの不思議箱に入れて、スペシャルダイヤルを使って、アテニエンヌをゲット。
冬石をゲット→ゴブリンの不思議箱に入れて、スペシャルダイヤルを使って、蟲穴の宝のカギをゲット。
飼育場(ランク7)へ。
エラスモス☆3から、ケルベロスの肉、オロボンの肉、ルスゾルの牙をゲット。
餌に野兎の肉を与える。
青ワイバーン☆3から、アムルタートのつる、野牛の角、大羊の肉、モルボルのつるをゲット。
餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。
パキポディウム☆1から、亜麻、マンドラゴラの双葉をゲット。
餌に蒸留水を与えて、怒ってお世話する。
餌に蒸留水を与えて、怒ってお世話する。
ジャボテンダー☆1から、カーネーション、レッドローズ、アーモンド、カルゴナルゴの粘土、森の果実の種、スイートウウィリアムをゲット。
つついて、餌に蒸留水を与える。
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下明美を選択!
岩下は3年A組とのこと。
「あなた、私のことどう思う?」
- 優しそうな人
- 厳しそうな人
- 初対面なのでわかりません
- 美しい人(1人目に選択した時のみ)
- モテそうな人
「あら、嬉しいわね。私の第一印象を美しいと言ってくれるなんて。
坂上君、女性を喜ばせる術を心得ているいるなんて、憎いわね。そんなあなたの行為に応えて、私も美しい女性の話をしましょうか。
その女性はね、この鳴神学園の卒業生。
でもね、いつの時代美女には秘密が付き物なの。
秘密は、時にそれを無理に暴こうとする者に、災いをもたらすわ。特に美女の秘密はね」
鳴神学園に女の子が転校してきた。
彼女の名前は名倉寧々。
転校生は自然とクラスになじんでいくものだが、名倉はいつまで経ってもクラスの中で特別な存在だった。
例えるなら、まるでアヒルの群れに白鳥が混じっているような、そんな感じだった。
名倉は美しかったが、際立って美人だったというわけではなかった。
あるものは絶世の美女と言い、あるものは気味が悪いという。そんな個性的で特別な美貌を兼ね備えていた。
そんな彼女だけれど、みんなは一目置いていた。
落ち着いた物腰と思慮深さを感じさせる発現。そして何よりも、彼女からはいつもとてもよい香りがしていた。
香りといっても、ブランド物の香水のように主張が激しいものではなく、彼女の動きに合わせて、ほんのりと空気に混じるような、そんな控えめな香りだった。
名倉とすれ違う時、ふわりと風に乗ったその香りにときめいて、思わず振り返ってしまう男子も多かった。
だから、名倉の香りの秘密の聞きたがる女の子は、後を絶えなかった。
でも、名倉は誰にもでも打ち明けてくれた。
ポケットから可愛らしい小袋を取り出して、匂いの元はこれよって。
その袋の中には、ポプリが入っていた。
ポプリというのは、香りのいい花やハーブ、スパイスなどを乾燥させたものだ。
数種類のドライフラワーを作り、それに何種類か混ぜ合わせてから保留剤に精油を加えて、なじませて、完成まで1カ月ほどかかる。
簡単に作れるが、何のドライフラワーを使うと、そして精油はどんな香りを使うかで完成したときの香りは変わってしまう。
絶妙なバランスがポプリ作りの最も難しいとこであり、また醍醐味でもあると言われている。
女の子たちから、「このポプリ私も欲しい」と言われた名倉は、自分で作っている、と答えた。
作り方を教えてほしい、と言われた名倉は、「特殊な作り方をしているから、みんなにはちょっと難しいと思うわ」と答えて、ポプリを分けてくれた。
あっという間にクラス中の女の子たちの間に、名倉のポプリが広まった。
そして、ポプリが入っていた可愛らしいサシュも、名倉の手作りだった。
「みんながその時点で満足していたら、何も問題は起こらなかったわ。
でも、中にはいるのよね、秘密といわれると、どうしても知りたくなる人。
あなた、名倉さんのポプリがどうやって作られているか、秘密を暴きたいと思っているじゃないかしら?」
- 秘密を暴きたい→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- そんなことはしたくない
他人のプライバシーには、踏み込まない主義なのかしら?
でも、人間は表の顔と裏の顔を使い分けることができる生き物だわ。あなたも、人前だから綺麗事を口にしただけで、本心はわかったものじゃないわ、
今から話す人みたいなことに、ならないといいのだけれど。うふふふ」
名倉のクラスに八戸安蘭という子がいた。
彼女も、名倉からポプリをもらっていたが、彼女は、他人が少しでも自分より勝っているのが気に食わないという性格だった。
自分も名倉以上にいい香りのポプリを作って、みんなを羨ましがらせないと考えた。
八戸は、名倉からもらったサシュの袋をばらして、中身を見た。中にはたくさんの種類のドライフラワーや、乾燥させたスパイスが入っていた。
それを一つ一つ調べて、同じようなものを用意した。
でも、同じように素材を用意しても、まったく同じものを作ることは難しかった。アロマオイルは香料を混ぜて、オリジナリティを出していたからだ。
八戸は、必死にポプリの匂いをかいで、どんな香料が使われているのか、突き止めようとした。
でも、どんなに同じように作っても、オリジナルには、到底及ばない出来だった。
八戸は悔しい気持ちを必死に隠して、名倉に作り方ノレシピを教えてほしい、と頼み込んだが、名倉は決して教えてくれなかった。
名倉は作り方を独り占めして、自分だけ人気者でいたいに違いない、と八戸は、次第にそんな風に思いつめるようになっていった。
そんなある日、なんとしてもポプリの秘密を知りたかった八戸は、こっそりと名倉の後をつけようと考えた。
もしかしたら材料を仕入れているお店に立ち寄るかもしれないし、家の窓をのぞいたら材料が見られるかもしれない。
名倉が学校を後にすると、八戸が後を付けていることに気づかず確かな足取りで歩いて行った。
名倉は、住宅街を抜け、田畑はあぜ道ばかりが目立つ景色も通り越し、夜の闇が空を覆い始めるころに薄暗い森の入り口に差し掛かった。
木々はうっそうと茂り、先はまったく見えない。
「それで、彼女はどうしたと思う?」
- 後を付ける
- 引き返す→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
鬱蒼とした森の中は、すっかり宵闇に包まれていた。
名倉は鞄の中から懐中電灯を取り出した。
懐中電灯は八戸にとっても救いの神だった。懐中電灯の明かりを見失わないように後をつければいい。
しばらく歩いていると、木々が開けて、月の明かりの中に一件の小さな家が浮かび上がった。それは丸太を組んで作られた山小屋のような小さな建物だった。
暗くてよくわからなかったけど、灯りは点いていなかった。ということは家には誰もいない。
名倉は、手慣れた手付きで玄関のドアを開けると中に消えていった。
しばらくして窓に明かりが灯ったことを確認すると、八戸は自分もその小屋に近づいた。
お伽噺に出てくる魔女のおばあさんが住んでそうな、無骨で陰気な木の小屋。
八戸が忍び足で窓辺に歩み寄り、中を覗こうとしたその時、突然家のドアが開いたので、八戸は手近な茂みに姿を隠した。
家から出てきた人物は、八戸の存在に気づく素振りも見せず家の裏手へと歩いていった。
家から出てきた人物は、頭からすっぽりと黒いローブを被っていた。
裾からのぞくスカートは鳴神の制服だったので、きっと名倉だろう、と八戸は思った。
そして、少し離れた木々の間から、その人物の挙動を探ることにした。
黒いローブの人物は、家の裏手にある物置ほどの大きさの小屋に入ったかと思うと、黒い何かを掴んですぐに出てきた。
バタバタを大きな音をたてて暴れ、のどから絞り出すような声を上げていたのは1羽の雄鶏だった。
そして人物はしゃがむと、躊躇うことなく雄鶏の首を両手でつかみ、その場でくびり殺した。
初めて命が奪われる瞬間を目にした八戸は、恐怖のあまり、歯の根が合わなくなるくらいに動揺して、両の目からは涙がぽろぽろとあふれてきた。
(こんなに怖い思いをするぐらいなら、もう帰ったほうがいいかもしれない)
「坂上君なら、どうする?」
- 帰る→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- 帰らない
- やっぱり帰る→エンディング№213:好奇心は猫を
- それでも帰らない
でも、目の前の光景に気をとられていたせいか、後ずさったときに、服に木の枝が引っ掛かって音を立ててしまった。
黒いローブを被った人物は鋭くあたりを見回して、八戸が潜む木陰へと近づいた。
「坂上君、あなたならどうする?」
- 逃げる
- 逃げない→エンディング№215:媚薬の香り
そう決断した八戸は、元来た道を目指して、木陰を飛び出した。
でも、黒いフードの人物が八戸の腕を掴んだ。
「離して!」
「八戸さん?」
黒いローブの下から姿を現したのは名倉だった。
「何をしているの、こんなところで?」
名倉の声は、いつものように穏やかで優しい口調だった。
「あの、道に迷って」
「大変だったわね。こんな時間に外で立ち話もなんだから、ちょっと寄ってく?ごめんなさいね、お夕飯の鳥を絞めていたところだから、びっくりしたでしょう?」
「ええ・・・」
「どう?よろしければ、一緒にお夕飯食べていかなくて?」
「私、体質でニワトリを食べると蕁麻疹が出てしまうの。ごめんなさい、せっかく誘っていただいて」
優しい笑顔の影で、名倉は八戸の服の裾をしっかりと掴んでいた。
「ようこそ、私の家へ」
「うん、綺麗なおうち、すごく綺麗」
八戸は、部屋の中央にある木のテーブルに案内された。
「お茶でもいかが?」
「あ、ありがとう」
まるで雪山のロッジのような家の中は、整頓されてはいたけれど、質素で生きていくのに必要最小限のものしか置かれていなかった。
ただ窓際には、これからポプリに材料にするのかしら、ドライフラワーになる途中の薔薇の花束がいくつも吊るされていた。
部屋の隅には、蝋燭が灯ったアロマポットがあって、そこからなんともいえない甘くていい匂いが漂ってくる。
トレーにティーカップを2つ載せて名倉がやってきた。
「名倉さん、ここに一人で住んでるの?」
「そうね、一人と言えば一人かな。そんなことより、飲んで」
「あ、ありがと」
八戸は、カップをひとつ受け取ると中を覗き込んだ。
それは、アロマポットから漂う香りに似て、甘く八戸の鼻腔をくすぐった。
「ところで、これ何のお茶?」
「ああ、これ?私が作ったハーブティーよ。どうぞ」
八戸はカップに口を近づけた。
「この先、彼女は本当に飲んだと思う?」
- 飲んだ→エンディング№214:薔薇の下で
- 飲まなかった→エンディング№215:媚薬の香り
- 名倉さんに先に飲ませる
「飲むわよ。この香り、本当に落ち着くわね」
名倉はそう言うと、優雅な仕草でカップを口に運んだ。
「八戸さんもどうぞ」
「あなただったら、本当にこのままハーブティを飲む?」
- 飲んだ→エンディング№214:薔薇の下で
- 飲まなかった
- 飲むふりをする→エンディング№216:三人の少女
(逃げなければ殺される)
お茶をかけられ悲鳴を上げている名倉を突き飛ばし、八戸はとっさに森の中に飛び出した。
(逃げなければ!)
「こっち、こっち」
突然、森の中で女の声が聞こえてきた。
見ると、森の茂みの中に一人の女の子が立って手招きしていた。
「一緒に逃げよう。ここは迷いの森だから魔女の捕まっちゃう」
「どうする?坂上君なら、その声の主を信用する?」
- 信用する→エンディング№216:三人の少女
- 信用しない
その女の声を振り払い、八戸は必死に走った。
気が付いたとき、いつの間にか白々として夜明けが近かった。そして、彼女は森の入り口の田舎道で倒れ込むようにして、ぜぇぜぇと息を吐いた。
森から出られたといっても名倉が襲ってくるかもしれない。そんなことを考えながら、彼女は残りの力を振り絞って走った。
やがて荒地の中に田畑が現れ、ちらほらと住居が見えるようになって、初めて彼女はホッと気を吐いた。
やっとの思いで家に帰った八戸は両親に物凄い剣幕で怒られたけど、そんなものはちっとも平気だった。だって、生きているから。
そして1日中死んだようにぐっすりと眠った。
「翌日学校を休んでしまったんだけど、クラスメイトから電話が掛かってきて名倉さんが転校したことを知らされたの。
もともと名倉さんの家は地方を転々と巡業する旅の一座だったらしいの。
それを聞いた八戸さんは、旅の巡業でちょっとここに立ち寄っただけだから、すぐにいなくなるのがわかっていて、あんな所に棲んでいただけかもしれない。ポプリが好きなのも、そういう理由だからかもしれない、と思った。
もし今度会うことができたら、友達になりたい、って涙を流したの。
名倉さんが抱えていた秘密、その片鱗にちょっと触れてしまった八戸さん。名倉さんの本心はいまだにわからないけど、彼女が無事助かったということだけは事実だから。
坂上君も、秘密を探ろうと思ったら気を付けることね。八戸さんのように生きて帰れるなんて、滅多にないのだから。うふふふ」
エンディング№217:生きて帰る
エンディング数 54/657 達成度8%
キャラクター図鑑 46/122 達成度37%
イラストギャラリー 35/283 達成度12%
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下明美を選択!
岩下は3年A組とのこと。
「あなた、私のことどう思う?」
- 優しそうな人
- 厳しそうな人
- 初対面なのでわかりません
- 美しい人(1人目に選択した時のみ)
- モテそうな人
「あら、嬉しいわね。私の第一印象を美しいと言ってくれるなんて。
坂上君、女性を喜ばせる術を心得ているいるなんて、憎いわね。そんなあなたの行為に応えて、私も美しい女性の話をしましょうか。
その女性はね、この鳴神学園の卒業生。
でもね、いつの時代美女には秘密が付き物なの。
秘密は、時にそれを無理に暴こうとする者に、災いをもたらすわ。特に美女の秘密はね」
鳴神学園に女の子が転校してきた。
彼女の名前は名倉寧々。
転校生は自然とクラスになじんでいくものだが、名倉はいつまで経ってもクラスの中で特別な存在だった。
例えるなら、まるでアヒルの群れに白鳥が混じっているような、そんな感じだった。
名倉は美しかったが、際立って美人だったというわけではなかった。
あるものは絶世の美女と言い、あるものは気味が悪いという。そんな個性的で特別な美貌を兼ね備えていた。
そんな彼女だけれど、みんなは一目置いていた。
落ち着いた物腰と思慮深さを感じさせる発現。そして何よりも、彼女からはいつもとてもよい香りがしていた。
香りといっても、ブランド物の香水のように主張が激しいものではなく、彼女の動きに合わせて、ほんのりと空気に混じるような、そんな控えめな香りだった。
名倉とすれ違う時、ふわりと風に乗ったその香りにときめいて、思わず振り返ってしまう男子も多かった。
だから、名倉の香りの秘密の聞きたがる女の子は、後を絶えなかった。
でも、名倉は誰にもでも打ち明けてくれた。
ポケットから可愛らしい小袋を取り出して、匂いの元はこれよって。
その袋の中には、ポプリが入っていた。
ポプリというのは、香りのいい花やハーブ、スパイスなどを乾燥させたものだ。
数種類のドライフラワーを作り、それに何種類か混ぜ合わせてから保留剤に精油を加えて、なじませて、完成まで1カ月ほどかかる。
簡単に作れるが、何のドライフラワーを使うと、そして精油はどんな香りを使うかで完成したときの香りは変わってしまう。
絶妙なバランスがポプリ作りの最も難しいとこであり、また醍醐味でもあると言われている。
女の子たちから、「このポプリ私も欲しい」と言われた名倉は、自分で作っている、と答えた。
作り方を教えてほしい、と言われた名倉は、「特殊な作り方をしているから、みんなにはちょっと難しいと思うわ」と答えて、ポプリを分けてくれた。
あっという間にクラス中の女の子たちの間に、名倉のポプリが広まった。
そして、ポプリが入っていた可愛らしいサシュも、名倉の手作りだった。
「みんながその時点で満足していたら、何も問題は起こらなかったわ。
でも、中にはいるのよね、秘密といわれると、どうしても知りたくなる人。
あなた、名倉さんのポプリがどうやって作られているか、秘密を暴きたいと思っているじゃないかしら?」
- 秘密を暴きたい→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- そんなことはしたくない
他人のプライバシーには、踏み込まない主義なのかしら?
でも、人間は表の顔と裏の顔を使い分けることができる生き物だわ。あなたも、人前だから綺麗事を口にしただけで、本心はわかったものじゃないわ、
今から話す人みたいなことに、ならないといいのだけれど。うふふふ」
名倉のクラスに八戸安蘭という子がいた。
彼女も、名倉からポプリをもらっていたが、彼女は、他人が少しでも自分より勝っているのが気に食わないという性格だった。
自分も名倉以上にいい香りのポプリを作って、みんなを羨ましがらせないと考えた。
八戸は、名倉からもらったサシュの袋をばらして、中身を見た。中にはたくさんの種類のドライフラワーや、乾燥させたスパイスが入っていた。
それを一つ一つ調べて、同じようなものを用意した。
でも、同じように素材を用意しても、まったく同じものを作ることは難しかった。アロマオイルは香料を混ぜて、オリジナリティを出していたからだ。
八戸は、必死にポプリの匂いをかいで、どんな香料が使われているのか、突き止めようとした。
でも、どんなに同じように作っても、オリジナルには、到底及ばない出来だった。
八戸は悔しい気持ちを必死に隠して、名倉に作り方ノレシピを教えてほしい、と頼み込んだが、名倉は決して教えてくれなかった。
名倉は作り方を独り占めして、自分だけ人気者でいたいに違いない、と八戸は、次第にそんな風に思いつめるようになっていった。
そんなある日、なんとしてもポプリの秘密を知りたかった八戸は、こっそりと名倉の後をつけようと考えた。
もしかしたら材料を仕入れているお店に立ち寄るかもしれないし、家の窓をのぞいたら材料が見られるかもしれない。
名倉が学校を後にすると、八戸が後を付けていることに気づかず確かな足取りで歩いて行った。
名倉は、住宅街を抜け、田畑はあぜ道ばかりが目立つ景色も通り越し、夜の闇が空を覆い始めるころに薄暗い森の入り口に差し掛かった。
木々はうっそうと茂り、先はまったく見えない。
「それで、彼女はどうしたと思う?」
- 後を付ける
- 引き返す→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
鬱蒼とした森の中は、すっかり宵闇に包まれていた。
名倉は鞄の中から懐中電灯を取り出した。
懐中電灯は八戸にとっても救いの神だった。懐中電灯の明かりを見失わないように後をつければいい。
しばらく歩いていると、木々が開けて、月の明かりの中に一件の小さな家が浮かび上がった。それは丸太を組んで作られた山小屋のような小さな建物だった。
暗くてよくわからなかったけど、灯りは点いていなかった。ということは家には誰もいない。
名倉は、手慣れた手付きで玄関のドアを開けると中に消えていった。
しばらくして窓に明かりが灯ったことを確認すると、八戸は自分もその小屋に近づいた。
お伽噺に出てくる魔女のおばあさんが住んでそうな、無骨で陰気な木の小屋。
八戸が忍び足で窓辺に歩み寄り、中を覗こうとしたその時、突然家のドアが開いたので、八戸は手近な茂みに姿を隠した。
家から出てきた人物は、八戸の存在に気づく素振りも見せず家の裏手へと歩いていった。
家から出てきた人物は、頭からすっぽりと黒いローブを被っていた。
裾からのぞくスカートは鳴神の制服だったので、きっと名倉だろう、と八戸は思った。
そして、少し離れた木々の間から、その人物の挙動を探ることにした。
黒いローブの人物は、家の裏手にある物置ほどの大きさの小屋に入ったかと思うと、黒い何かを掴んですぐに出てきた。
バタバタを大きな音をたてて暴れ、のどから絞り出すような声を上げていたのは1羽の雄鶏だった。
そして人物はしゃがむと、躊躇うことなく雄鶏の首を両手でつかみ、その場でくびり殺した。
初めて命が奪われる瞬間を目にした八戸は、恐怖のあまり、歯の根が合わなくなるくらいに動揺して、両の目からは涙がぽろぽろとあふれてきた。
(こんなに怖い思いをするぐらいなら、もう帰ったほうがいいかもしれない)
「坂上君なら、どうする?」
- 帰る→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- 帰らない
- やっぱり帰る→エンディング№213:好奇心は猫を
- それでも帰らない
でも、目の前の光景に気をとられていたせいか、後ずさったときに、服に木の枝が引っ掛かって音を立ててしまった。
黒いローブを被った人物は鋭くあたりを見回して、八戸が潜む木陰へと近づいた。
「坂上君、あなたならどうする?」
- 逃げる
- 逃げない→エンディング№215:媚薬の香り
そう決断した八戸は、元来た道を目指して、木陰を飛び出した。
でも、黒いフードの人物が八戸の腕を掴んだ。
「離して!」
「八戸さん?」
黒いローブの下から姿を現したのは名倉だった。
「何をしているの、こんなところで?」
名倉の声は、いつものように穏やかで優しい口調だった。
「あの、道に迷って」
「大変だったわね。こんな時間に外で立ち話もなんだから、ちょっと寄ってく?ごめんなさいね、お夕飯の鳥を絞めていたところだから、びっくりしたでしょう?」
「ええ・・・」
「どう?よろしければ、一緒にお夕飯食べていかなくて?」
「私、体質でニワトリを食べると蕁麻疹が出てしまうの。ごめんなさい、せっかく誘っていただいて」
優しい笑顔の影で、名倉は八戸の服の裾をしっかりと掴んでいた。
「ようこそ、私の家へ」
「うん、綺麗なおうち、すごく綺麗」
八戸は、部屋の中央にある木のテーブルに案内された。
「お茶でもいかが?」
「あ、ありがとう」
まるで雪山のロッジのような家の中は、整頓されてはいたけれど、質素で生きていくのに必要最小限のものしか置かれていなかった。
ただ窓際には、これからポプリに材料にするのかしら、ドライフラワーになる途中の薔薇の花束がいくつも吊るされていた。
部屋の隅には、蝋燭が灯ったアロマポットがあって、そこからなんともいえない甘くていい匂いが漂ってくる。
トレーにティーカップを2つ載せて名倉がやってきた。
「名倉さん、ここに一人で住んでるの?」
「そうね、一人と言えば一人かな。そんなことより、飲んで」
「あ、ありがと」
八戸は、カップをひとつ受け取ると中を覗き込んだ。
それは、アロマポットから漂う香りに似て、甘く八戸の鼻腔をくすぐった。
「ところで、これ何のお茶?」
「ああ、これ?私が作ったハーブティーよ。どうぞ」
八戸はカップに口を近づけた。
「この先、彼女は本当に飲んだと思う?」
- 飲んだ→エンディング№214:薔薇の下で
- 飲まなかった→エンディング№215:媚薬の香り
- 名倉さんに先に飲ませる
「飲むわよ。この香り、本当に落ち着くわね」
名倉はそう言うと、優雅な仕草でカップを口に運んだ。
「八戸さんもどうぞ」
「あなただったら、本当にこのままハーブティを飲む?」
- 飲んだ→エンディング№214:薔薇の下で
- 飲まなかった
- 飲むふりをする
「お味はどう?」
「おいしいわ」
「なら全部飲んでいいのよ。おかわりも用意するから」
名倉は、八戸が口をつける振りをしていることはわかっていた。
これ以上はごかませそうにない。
- 飲んだ→エンディング№214:薔薇の下で
- 飲まなかった
(逃げなければ殺される)
お茶をかけられ悲鳴を上げている名倉を突き飛ばし、八戸はとっさに森の中に飛び出した。
(逃げなければ!)
「こっち、こっち」
突然、森の中で女の声が聞こえてきた。
見ると、森の茂みの中に一人の女の子が立って手招きしていた。
「一緒に逃げよう。ここは迷いの森だから魔女の捕まっちゃう」
「どうする?坂上君なら、その声の主を信用する?」
- 信用する
- 信用しない
近くまで行くと、彼女のことがはっきりと分かった。彼女は八戸と同じくらいの年齢だけれど、日本人じゃなかった。そして全身にタトゥーを入れていた。
「あなたは?」
「私の名前はターシャよ。あなた、森の魔女から逃げてきたのね」
「ああ、彼女って森の魔女って呼ばれているのね?あなたはどうしてこんなところにいるの?」
「あなたは森の魔女から逃げてきたんでしょ?」
「そうよ、あなたも逃げてきたの?」
「違うわ、私はお客様。メキシコから魔女のポプリを引き取りにきた」
「え?」
なんとなく事の顛末を察した八戸は急いで逃げようとしたが、踵を返した瞬間、目の前には別の少女が立っていた。
「ダメ。この森からは出られない。ターシャ、遊んでいる暇はないでしょう」
「マリアンナはいつも厳しい。お父様は見ていない。だから、この子と一緒に遊ぼう?」
「ああ、もう殺してしまった。マリアンナは気が早い」
「そいつを寧々のところに運びなさい。新しいポプリの材料なのだから」
「えっ、こんな重いのをどうやって運ぶ?」
「担いで」
「一人じゃ無理よ」
また別の少女がやってきて、「私も手伝う」と言った。
「シェンファは優しい。鬼のマリアンナとは違うね」
「あっ、足、くじいた。重いの運べなくなった」
「役立たず、口だけ!」
「いきなり現れた3人の少女に八戸さんは殺されてしまったの。そして、遺体は名倉さんのもとに運ばれていった。
それきり、彼女たちが何者か、八戸さんがどうなったのかはわからないのよ。
その森には魔女が棲んでいるという噂があるそうよ。
坂上君、よければ今度一緒に行ってみる?運が良ければ、魔女に会えるかもしれないわよ。うふふふ」
エンディング№216:三人の少女
エンディング数 53/657 達成度8%
キャラクター図鑑 46/122 達成度37%
シェンファ
ターシャ
マリアンナ
イラストギャラリー 35/283 達成度12%
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下明美を選択!
岩下は3年A組とのこと。
「あなた、私のことどう思う?」
- 優しそうな人
- 厳しそうな人
- 初対面なのでわかりません
- 美しい人(1人目に選択した時のみ)
- モテそうな人
「あら、嬉しいわね。私の第一印象を美しいと言ってくれるなんて。
坂上君、女性を喜ばせる術を心得ているいるなんて、憎いわね。そんなあなたの行為に応えて、私も美しい女性の話をしましょうか。
その女性はね、この鳴神学園の卒業生。
でもね、いつの時代美女には秘密が付き物なの。
秘密は、時にそれを無理に暴こうとする者に、災いをもたらすわ。特に美女の秘密はね」
鳴神学園に女の子が転校してきた。
彼女の名前は名倉寧々。
転校生は自然とクラスになじんでいくものだが、名倉はいつまで経ってもクラスの中で特別な存在だった。
例えるなら、まるでアヒルの群れに白鳥が混じっているような、そんな感じだった。
名倉は美しかったが、際立って美人だったというわけではなかった。
あるものは絶世の美女と言い、あるものは気味が悪いという。そんな個性的で特別な美貌を兼ね備えていた。
そんな彼女だけれど、みんなは一目置いていた。
落ち着いた物腰と思慮深さを感じさせる発現。そして何よりも、彼女からはいつもとてもよい香りがしていた。
香りといっても、ブランド物の香水のように主張が激しいものではなく、彼女の動きに合わせて、ほんのりと空気に混じるような、そんな控えめな香りだった。
名倉とすれ違う時、ふわりと風に乗ったその香りにときめいて、思わず振り返ってしまう男子も多かった。
だから、名倉の香りの秘密の聞きたがる女の子は、後を絶えなかった。
でも、名倉は誰にもでも打ち明けてくれた。
ポケットから可愛らしい小袋を取り出して、匂いの元はこれよって。
その袋の中には、ポプリが入っていた。
ポプリというのは、香りのいい花やハーブ、スパイスなどを乾燥させたものだ。
数種類のドライフラワーを作り、それに何種類か混ぜ合わせてから保留剤に精油を加えて、なじませて、完成まで1カ月ほどかかる。
簡単に作れるが、何のドライフラワーを使うと、そして精油はどんな香りを使うかで完成したときの香りは変わってしまう。
絶妙なバランスがポプリ作りの最も難しいとこであり、また醍醐味でもあると言われている。
女の子たちから、「このポプリ私も欲しい」と言われた名倉は、自分で作っている、と答えた。
作り方を教えてほしい、と言われた名倉は、「特殊な作り方をしているから、みんなにはちょっと難しいと思うわ」と答えて、ポプリを分けてくれた。
あっという間にクラス中の女の子たちの間に、名倉のポプリが広まった。
そして、ポプリが入っていた可愛らしいサシュも、名倉の手作りだった。
「みんながその時点で満足していたら、何も問題は起こらなかったわ。
でも、中にはいるのよね、秘密といわれると、どうしても知りたくなる人。
あなた、名倉さんのポプリがどうやって作られているか、秘密を暴きたいと思っているじゃないかしら?」
- 秘密を暴きたい→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- そんなことはしたくない
他人のプライバシーには、踏み込まない主義なのかしら?
でも、人間は表の顔と裏の顔を使い分けることができる生き物だわ。あなたも、人前だから綺麗事を口にしただけで、本心はわかったものじゃないわ、
今から話す人みたいなことに、ならないといいのだけれど。うふふふ」
名倉のクラスに八戸安蘭という子がいた。
彼女も、名倉からポプリをもらっていたが、彼女は、他人が少しでも自分より勝っているのが気に食わないという性格だった。
自分も名倉以上にいい香りのポプリを作って、みんなを羨ましがらせないと考えた。
八戸は、名倉からもらったサシュの袋をばらして、中身を見た。中にはたくさんの種類のドライフラワーや、乾燥させたスパイスが入っていた。
それを一つ一つ調べて、同じようなものを用意した。
でも、同じように素材を用意しても、まったく同じものを作ることは難しかった。アロマオイルは香料を混ぜて、オリジナリティを出していたからだ。
八戸は、必死にポプリの匂いをかいで、どんな香料が使われているのか、突き止めようとした。
でも、どんなに同じように作っても、オリジナルには、到底及ばない出来だった。
八戸は悔しい気持ちを必死に隠して、名倉に作り方ノレシピを教えてほしい、と頼み込んだが、名倉は決して教えてくれなかった。
名倉は作り方を独り占めして、自分だけ人気者でいたいに違いない、と八戸は、次第にそんな風に思いつめるようになっていった。
そんなある日、なんとしてもポプリの秘密を知りたかった八戸は、こっそりと名倉の後をつけようと考えた。
もしかしたら材料を仕入れているお店に立ち寄るかもしれないし、家の窓をのぞいたら材料が見られるかもしれない。
名倉が学校を後にすると、八戸が後を付けていることに気づかず確かな足取りで歩いて行った。
名倉は、住宅街を抜け、田畑はあぜ道ばかりが目立つ景色も通り越し、夜の闇が空を覆い始めるころに薄暗い森の入り口に差し掛かった。
木々はうっそうと茂り、先はまったく見えない。
「それで、彼女はどうしたと思う?」
- 後を付ける
- 引き返す→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
鬱蒼とした森の中は、すっかり宵闇に包まれていた。
名倉は鞄の中から懐中電灯を取り出した。
懐中電灯は八戸にとっても救いの神だった。懐中電灯の明かりを見失わないように後をつければいい。
しばらく歩いていると、木々が開けて、月の明かりの中に一件の小さな家が浮かび上がった。それは丸太を組んで作られた山小屋のような小さな建物だった。
暗くてよくわからなかったけど、灯りは点いていなかった。ということは家には誰もいない。
名倉は、手慣れた手付きで玄関のドアを開けると中に消えていった。
しばらくして窓に明かりが灯ったことを確認すると、八戸は自分もその小屋に近づいた。
お伽噺に出てくる魔女のおばあさんが住んでそうな、無骨で陰気な木の小屋。
八戸が忍び足で窓辺に歩み寄り、中を覗こうとしたその時、突然家のドアが開いたので、八戸は手近な茂みに姿を隠した。
家から出てきた人物は、八戸の存在に気づく素振りも見せず家の裏手へと歩いていった。
家から出てきた人物は、頭からすっぽりと黒いローブを被っていた。
裾からのぞくスカートは鳴神の制服だったので、きっと名倉だろう、と八戸は思った。
そして、少し離れた木々の間から、その人物の挙動を探ることにした。
黒いローブの人物は、家の裏手にある物置ほどの大きさの小屋に入ったかと思うと、黒い何かを掴んですぐに出てきた。
バタバタを大きな音をたてて暴れ、のどから絞り出すような声を上げていたのは1羽の雄鶏だった。
そして人物はしゃがむと、躊躇うことなく雄鶏の首を両手でつかみ、その場でくびり殺した。
初めて命が奪われる瞬間を目にした八戸は、恐怖のあまり、歯の根が合わなくなるくらいに動揺して、両の目からは涙がぽろぽろとあふれてきた。
(こんなに怖い思いをするぐらいなら、もう帰ったほうがいいかもしれない)
「坂上君なら、どうする?」
- 帰る→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- 帰らない
- やっぱり帰る→エンディング№213:好奇心は猫を
- それでも帰らない
でも、目の前の光景に気をとられていたせいか、後ずさったときに、服に木の枝が引っ掛かって音を立ててしまった。
黒いローブを被った人物は鋭くあたりを見回して、八戸が潜む木陰へと近づいた。
「坂上君、あなたならどうする?」
- 逃げる→エンディング№214:薔薇の下で
- 逃げない
八戸は意を決して黒い人物の前に進み出た。
「こんばんは」
その人物は一瞬ギクッと動きを止め、ゆっくりと振り向くとローブに手をかけた。八戸は思った通り、その下から現れたのは見慣れた名倉さんの顔だった。
「あら、八戸さん。こちらには何の御用?」
「ポプリの作り方を教えてほしくって、それで名倉さんの後を付けたの。ごめんなさい」
「そう」
名倉さんは口元に手を当てて、しばらく何かを考えていたみたいだが、ふいにいつもの笑顔に戻って言った。
「いいわ、あなたにだけは教えてあげる、どうぞ、いらっしゃい」
天にも昇るような心地で八戸は、名倉の後をついて家の中に入って行った。
「ぎゃぁ!」
「心配しないで、ちゃんと約束は守るから」
後頭部に鈍い痛みを感じて、八戸はぼんやりと目を覚ました。
彼女の両手は冷たい鉄の枷に嵌められ、一糸まとまぬ姿で天井から吊るされていた。
見ると、両の足首もまとめて枷がはめられており、どんなに暴れても冷たい器具が食い込み、新たな痛みを生み出すだけだった。
「誰かー、助けてー!」
声の限りに叫んでみても、石の壁に反響するばかりで呼びかけに答えるものはなかった。
その時、扉を開けて入ってきた名倉と目が合った。
「こんなことして、ただで済むと思ってんの!」
名倉は八戸の様子など気にも留めずに、部屋の隅へ行き、大きな注射器を手にとった。
注射器の中には緑色の液体が詰まっていた。
「や、やめさないよ!」
名倉は、無表情に八戸の胸に注射器の針を押し当てた。
太い針が八戸の胸の肉に差し込まれると、緑色の液体が流し込まれた。
「人殺し!」
名倉は、恐怖に震えて涙を流す八戸には目もくれず、傍らに置かれた台の上に空になった注射器を置いた。
そして、緑色の血管が息づく八戸の身体を両の手でゆっくりと撫でまわした。
「瑞々しい肌だこと」
そして、置いた注射器の代わりに、今度はメスを手にした。
そして、空いたもう片方の手でいつも学校に持ってきているサシュのような布袋を持った。
名倉は、八戸の腹部を丁寧にさすると、そこにメスでさっくりと切り込みを入れたが、驚くほど八戸には痛みはなかった。
名倉は、切り込みを入れた傷口に、布袋から取り出した小さな黒い物体を押し込んだ。
「ぎゃー!!!痛いよ、死んじゃうよ!」
「死なないから。痛みも慣れると快感よ」
名倉は、袋の中から取り出した黒い粒を八戸の目の前に持っていき、よく見えるように動かした。
「これはね、あのポプリの材料になる特殊な薔薇の種なの。
この薔薇は、不思議なことに、動物の体内の中でないと花を咲かせないの。
しかもね、どういうわけか人間の体内で育てると特に美しい花を咲かせ、あなたも嗅いだあの芳しい香りを放つようになるのよ。
でもね、うまくいって、成功するのは五分五分かしらね。成功すればあなたもあの美しいポプリになれるわ。
失敗すると、体中穴だらけになって醜い死体になってしまう。
私、あなたには期待させていただくわ。その強い執着心で生き抜いて、立派な薔薇の花を拝ませてくださいませ」
八戸は狂ったように暴れたが、名倉は今度は右太ももにメスを走らせ、同じように黒い種子を埋め込んだ。
「お願い、やめて!絶対に誰にも言わないから!」
名倉は、懇願する八戸を余所に淡々と作業を続けた。
「それからも、名倉さんが作るポプリは大人気だったそうよ。
八戸さん、いつの間にかいなくなっていたけど、学校側からも特にこれといった発表はなかったそうよ。
もしかしたら名倉さん、学校側の関係者と特別な関係にあったのかもしれないわね。
どちらにしろ、私は名倉さんのような存在に憧れるし、彼女はとても尊敬できる人よ。
あなたは、名倉さんが怖い?だったら、あなたは八戸さんと同じね。あたなはそちら側の人間だということ。
だって、そうでしょう。人には秘密があるのだから。それに触れてはならないの。
それに触れなければ、八戸さんは今も幸せに生きていることができたでしょうに。ねえ。坂上君。うふふふ」
エンディング№215:媚薬の香り
エンディング数 52/657 達成度7%
キャラクター図鑑 43/122 達成度35%
イラストギャラリー 35/283 達成度12%
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
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1人目は岩下明美を選択!
岩下は3年A組とのこと。
「あなた、私のことどう思う?」
- 優しそうな人
- 厳しそうな人
- 初対面なのでわかりません
- 美しい人(1人目に選択した時のみ)
- モテそうな人
「あら、嬉しいわね。私の第一印象を美しいと言ってくれるなんて。
坂上君、女性を喜ばせる術を心得ているいるなんて、憎いわね。そんなあなたの行為に応えて、私も美しい女性の話をしましょうか。
その女性はね、この鳴神学園の卒業生。
でもね、いつの時代美女には秘密が付き物なの。
秘密は、時にそれを無理に暴こうとする者に、災いをもたらすわ。特に美女の秘密はね」
鳴神学園に女の子が転校してきた。
彼女の名前は名倉寧々。
転校生は自然とクラスになじんでいくものだが、名倉はいつまで経ってもクラスの中で特別な存在だった。
例えるなら、まるでアヒルの群れに白鳥が混じっているような、そんな感じだった。
名倉は美しかったが、際立って美人だったというわけではなかった。
あるものは絶世の美女と言い、あるものは気味が悪いという。そんな個性的で特別な美貌を兼ね備えていた。
そんな彼女だけれど、みんなは一目置いていた。
落ち着いた物腰と思慮深さを感じさせる発現。そして何よりも、彼女からはいつもとてもよい香りがしていた。
香りといっても、ブランド物の香水のように主張が激しいものではなく、彼女の動きに合わせて、ほんのりと空気に混じるような、そんな控えめな香りだった。
名倉とすれ違う時、ふわりと風に乗ったその香りにときめいて、思わず振り返ってしまう男子も多かった。
だから、名倉の香りの秘密の聞きたがる女の子は、後を絶えなかった。
でも、名倉は誰にもでも打ち明けてくれた。
ポケットから可愛らしい小袋を取り出して、匂いの元はこれよって。
その袋の中には、ポプリが入っていた。
ポプリというのは、香りのいい花やハーブ、スパイスなどを乾燥させたものだ。
数種類のドライフラワーを作り、それに何種類か混ぜ合わせてから保留剤に精油を加えて、なじませて、完成まで1カ月ほどかかる。
簡単に作れるが、何のドライフラワーを使うと、そして精油はどんな香りを使うかで完成したときの香りは変わってしまう。
絶妙なバランスがポプリ作りの最も難しいとこであり、また醍醐味でもあると言われている。
女の子たちから、「このポプリ私も欲しい」と言われた名倉は、自分で作っている、と答えた。
作り方を教えてほしい、と言われた名倉は、「特殊な作り方をしているから、みんなにはちょっと難しいと思うわ」と答えて、ポプリを分けてくれた。
あっという間にクラス中の女の子たちの間に、名倉のポプリが広まった。
そして、ポプリが入っていた可愛らしいサシュも、名倉の手作りだった。
「みんながその時点で満足していたら、何も問題は起こらなかったわ。
でも、中にはいるのよね、秘密といわれると、どうしても知りたくなる人。
あなた、名倉さんのポプリがどうやって作られているか、秘密を暴きたいと思っているじゃないかしら?」
- 秘密を暴きたい→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- そんなことはしたくない
他人のプライバシーには、踏み込まない主義なのかしら?
でも、人間は表の顔と裏の顔を使い分けることができる生き物だわ。あなたも、人前だから綺麗事を口にしただけで、本心はわかったものじゃないわ、
今から話す人みたいなことに、ならないといいのだけれど。うふふふ」
名倉のクラスに八戸安蘭という子がいた。
彼女も、名倉からポプリをもらっていたが、彼女は、他人が少しでも自分より勝っているのが気に食わないという性格だった。
自分も名倉以上にいい香りのポプリを作って、みんなを羨ましがらせないと考えた。
八戸は、名倉からもらったサシュの袋をばらして、中身を見た。中にはたくさんの種類のドライフラワーや、乾燥させたスパイスが入っていた。
それを一つ一つ調べて、同じようなものを用意した。
でも、同じように素材を用意しても、まったく同じものを作ることは難しかった。アロマオイルは香料を混ぜて、オリジナリティを出していたからだ。
八戸は、必死にポプリの匂いをかいで、どんな香料が使われているのか、突き止めようとした。
でも、どんなに同じように作っても、オリジナルには、到底及ばない出来だった。
八戸は悔しい気持ちを必死に隠して、名倉に作り方ノレシピを教えてほしい、と頼み込んだが、名倉は決して教えてくれなかった。
名倉は作り方を独り占めして、自分だけ人気者でいたいに違いない、と八戸は、次第にそんな風に思いつめるようになっていった。
そんなある日、なんとしてもポプリの秘密を知りたかった八戸は、こっそりと名倉の後をつけようと考えた。
もしかしたら材料を仕入れているお店に立ち寄るかもしれないし、家の窓をのぞいたら材料が見られるかもしれない。
名倉が学校を後にすると、八戸が後を付けていることに気づかず確かな足取りで歩いて行った。
名倉は、住宅街を抜け、田畑はあぜ道ばかりが目立つ景色も通り越し、夜の闇が空を覆い始めるころに薄暗い森の入り口に差し掛かった。
木々はうっそうと茂り、先はまったく見えない。
「それで、彼女はどうしたと思う?」
- 後を付ける
- 引き返す→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
鬱蒼とした森の中は、すっかり宵闇に包まれていた。
名倉は鞄の中から懐中電灯を取り出した。
懐中電灯は八戸にとっても救いの神だった。懐中電灯の明かりを見失わないように後をつければいい。
しばらく歩いていると、木々が開けて、月の明かりの中に一件の小さな家が浮かび上がった。それは丸太を組んで作られた山小屋のような小さな建物だった。
暗くてよくわからなかったけど、灯りは点いていなかった。ということは家には誰もいない。
名倉は、手慣れた手付きで玄関のドアを開けると中に消えていった。
しばらくして窓に明かりが灯ったことを確認すると、八戸は自分もその小屋に近づいた。
お伽噺に出てくる魔女のおばあさんが住んでそうな、無骨で陰気な木の小屋。
八戸が忍び足で窓辺に歩み寄り、中を覗こうとしたその時、突然家のドアが開いたので、八戸は手近な茂みに姿を隠した。
家から出てきた人物は、八戸の存在に気づく素振りも見せず家の裏手へと歩いていった。
家から出てきた人物は、頭からすっぽりと黒いローブを被っていた。
裾からのぞくスカートは鳴神の制服だったので、きっと名倉だろう、と八戸は思った。
そして、少し離れた木々の間から、その人物の挙動を探ることにした。
黒いローブの人物は、家の裏手にある物置ほどの大きさの小屋に入ったかと思うと、黒い何かを掴んですぐに出てきた。
バタバタを大きな音をたてて暴れ、のどから絞り出すような声を上げていたのは1羽の雄鶏だった。
そして人物はしゃがむと、躊躇うことなく雄鶏の首を両手でつかみ、その場でくびり殺した。
初めて命が奪われる瞬間を目にした八戸は、恐怖のあまり、歯の根が合わなくなるくらいに動揺して、両の目からは涙がぽろぽろとあふれてきた。
(こんなに怖い思いをするぐらいなら、もう帰ったほうがいいかもしれない)
「坂上君なら、どうする?」
- 帰る→エンディング№213:好奇心は猫を殺す
- 帰らない
- やっぱり帰る→エンディング№213:好奇心は猫を
- それでも帰らない
でも、目の前の光景に気をとられていたせいか、後ずさったときに、服に木の枝が引っ掛かって音を立ててしまった。
黒いローブを被った人物は鋭くあたりを見回して、八戸が潜む木陰へと近づいた。
「坂上君、あなたならどうする?」
- 逃げる
- 逃げない
そう決断した八戸は、元来た道を目指して、木陰を飛び出した。
でも、黒いフードの人物が八戸の腕を掴んだ。
「離して!」
「八戸さん?」
黒いローブの下から姿を現したのは名倉だった。
「何をしているの、こんなところで?」
名倉の声は、いつものように穏やかで優しい口調だった。
「あの、道に迷って」
「大変だったわね。こんな時間に外で立ち話もなんだから、ちょっと寄ってく?ごめんなさいね、お夕飯の鳥を絞めていたところだから、びっくりしたでしょう?」
「ええ・・・」
「どう?よろしければ、一緒にお夕飯食べていかなくて?」
「私、体質でニワトリを食べると蕁麻疹が出てしまうの。ごめんなさい、せっかく誘っていただいて」
優しい笑顔の影で、名倉は八戸の服の裾をしっかりと掴んでいた。
「ようこそ、私の家へ」
「うん、綺麗なおうち、すごく綺麗」
八戸は、部屋の中央にある木のテーブルに案内された。
「お茶でもいかが?」
「あ、ありがとう」
まるで雪山のロッジのような家の中は、整頓されてはいたけれど、質素で生きていくのに必要最小限のものしか置かれていなかった。
ただ窓際には、これからポプリに材料にするのかしら、ドライフラワーになる途中の薔薇の花束がいくつも吊るされていた。
部屋の隅には、蝋燭が灯ったアロマポットがあって、そこからなんともいえない甘くていい匂いが漂ってくる。
トレーにティーカップを2つ載せて名倉がやってきた。
「名倉さん、ここに一人で住んでるの?」
「そうね、一人と言えば一人かな。そんなことより、飲んで」
「あ、ありがと」
八戸は、カップをひとつ受け取ると中を覗き込んだ。
それは、アロマポットから漂う香りに似て、甘く八戸の鼻腔をくすぐった。
「ところで、これ何のお茶?」
「ああ、これ?私が作ったハーブティーよ。どうぞ」
八戸はカップに口を近づけた。
「この先、彼女は本当に飲んだと思う?」
- 飲んだ
- 飲まなかった
- 名倉さんに先に飲ませる
「どう?」
「すっごくおいしい!」
そのお茶は、八戸が今まで飲んだどんなお茶よりも薫り高く、幸せな気分にさせてくれた。
「すごいね、名倉さん!ポプリだけじゃなく、こんなおいしいお茶まで。これ、お店で売ってもいいんじゃない!ハーブのお店、開けるよ!」
名倉は、満足そうに微笑んだが、八戸は不意に軽いめまいを覚えた。
指先から始まった痺れが全身に回ったころには、八戸は気を失って椅子から滑り落ちてしまった。
鼻腔を満たす、むせ返るような腐臭と薔薇の香りに、八戸はぼんやりと目を覚ました。
身体を動かそうとした八戸は、首から下がまったく動かないことに気づき、愕然とした。
ようやく、はっきりと意識が戻った八戸は、自分が裸にされて、胸から下を土に埋められていることを理解した。
周りを見渡すと、同じように首から下が埋められた人たちが、目に入った。
正しくは人だった物。ある者は、薔薇の蔓に全身を包まれながら、人の形をとどめにまで腐乱していた。またある者は、眼球が腐り落ち空洞となった眼窩から、しっかりとした太い蔓が天に向かって伸びていた。
そんな死骸が、薔薇の木の根元に何体となく埋められていた。
「嫌ー!!!」
八戸は必死に身をよじり土から抜け出そうとしたが、彼女を包み込んだ土はびくとも動かなかった。
すると、その声を聞きつけて歩み寄ってきた人影がいた。
「名倉さん!!」
「おはよう」
「なんなのこれ!助けてよ!」
「私のポプリの秘密よ」
名倉は、咲き誇る大輪の花々を眺めて、うっとりと満足そうな笑みを浮かべた。
「薔薇が香り豊かな花を付けるたけにはね、たくさんの養分が必要なのよ」
「ごめんなさい、許して!秘密を知ろうとしたことはあやまるから!このことは絶対に誰にもしゃべらないから!」
「あなた、うるさいわ。早くこれを飲んで静かになってね」
名倉は八戸の顎を持ち上げると、頬に指を食い込ませて無理やりに口を開けさせ、黄色い液体が入ったペットボトルから、甘い香りのするドロドロした黄色い中身を、口の中に注ぎ込んだ。
「ー!」
周囲に八戸の声にならない悲鳴が響き渡り、やがてそれすらも聞こえなくなった。
「もう、私の娘たちがびっくりするじゃない、ねえ?」
「八戸さん、森に入る前に引き返していたらこんなことにはならなかったのにね。坂上君も人の秘密を探るときは気を付けることね」
エンディング№214:薔薇の下で
エンディング数 51/657 達成度7%
キャラクター図鑑 43/122 達成度35%
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岩下は3年A組とのこと。
「あなた、私のことどう思う?」
- 優しそうな人
- 厳しそうな人
- 初対面なのでわかりません
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- モテそうな人
「あら、嬉しいわね。私の第一印象を美しいと言ってくれるなんて。
坂上君、女性を喜ばせる術を心得ているいるなんて、憎いわね。そんなあなたの行為に応えて、私も美しい女性の話をしましょうか。
その女性はね、この鳴神学園の卒業生。
でもね、いつの時代美女には秘密が付き物なの。
秘密は、時にそれを無理に暴こうとする者に、災いをもたらすわ。特に美女の秘密はね」
鳴神学園に女の子が転校してきた。
彼女の名前は名倉寧々。
転校生は自然とクラスになじんでいくものだが、名倉はいつまで経ってもクラスの中で特別な存在だった。
例えるなら、まるでアヒルの群れに白鳥が混じっているような、そんな感じだった。
名倉は美しかったが、際立って美人だったというわけではなかった。
あるものは絶世の美女と言い、あるものは気味が悪いという。そんな個性的で特別な美貌を兼ね備えていた。
そんな彼女だけれど、みんなは一目置いていた。
落ち着いた物腰と思慮深さを感じさせる発現。そして何よりも、彼女からはいつもとてもよい香りがしていた。
香りといっても、ブランド物の香水のように主張が激しいものではなく、彼女の動きに合わせて、ほんのりと空気に混じるような、そんな控えめな香りだった。
名倉とすれ違う時、ふわりと風に乗ったその香りにときめいて、思わず振り返ってしまう男子も多かった。
だから、名倉の香りの秘密の聞きたがる女の子は、後を絶えなかった。
でも、名倉は誰にもでも打ち明けてくれた。
ポケットから可愛らしい小袋を取り出して、匂いの元はこれよって。
その袋の中には、ポプリが入っていた。
ポプリというのは、香りのいい花やハーブ、スパイスなどを乾燥させたものだ。
数種類のドライフラワーを作り、それに何種類か混ぜ合わせてから保留剤に精油を加えて、なじませて、完成まで1カ月ほどかかる。
簡単に作れるが、何のドライフラワーを使うと、そして精油はどんな香りを使うかで完成したときの香りは変わってしまう。
絶妙なバランスがポプリ作りの最も難しいとこであり、また醍醐味でもあると言われている。
女の子たちから、「このポプリ私も欲しい」と言われた名倉は、自分で作っている、と答えた。
作り方を教えてほしい、と言われた名倉は、「特殊な作り方をしているから、みんなにはちょっと難しいと思うわ」と答えて、ポプリを分けてくれた。
あっという間にクラス中の女の子たちの間に、名倉のポプリが広まった。
そして、ポプリが入っていた可愛らしいサシュも、名倉の手作りだった。
「みんながその時点で満足していたら、何も問題は起こらなかったわ。
でも、中にはいるのよね、秘密といわれると、どうしても知りたくなる人。
あなた、名倉さんのポプリがどうやって作られているか、秘密を暴きたいと思っているじゃないかしら?」
- 秘密を暴きたい
- そんなことはしたくない
でも、西洋のことわざに、好奇心はネコを殺す、というものがあるのよ。
あまりになんにでも首を突っ込もうとすると、酷い目に遭うという意味よ。うふふふ」
名倉のクラスに八戸安蘭という子がいた。
彼女も、名倉からポプリをもらっていたが、彼女は、他人が少しでも自分より勝っているのが気に食わないという性格だった。
自分も名倉以上にいい香りのポプリを作って、みんなを羨ましがらせないと考えた。
八戸は、名倉からもらったサシュの袋をばらして、中身を見た。中にはたくさんの種類のドライフラワーや、乾燥させたスパイスが入っていた。
それを一つ一つ調べて、同じようなものを用意した。
でも、同じように素材を用意しても、まったく同じものを作ることは難しかった。アロマオイルは香料を混ぜて、オリジナリティを出していたからだ。
八戸は、必死にポプリの匂いをかいで、どんな香料が使われているのか、突き止めようとした。
でも、どんなに同じように作っても、オリジナルには、到底及ばない出来だった。
八戸は悔しい気持ちを必死に隠して、名倉に作り方ノレシピを教えてほしい、と頼み込んだが、名倉は決して教えてくれなかった。
名倉は作り方を独り占めして、自分だけ人気者でいたいに違いない、と八戸は、次第にそんな風に思いつめるようになっていった。
そんなある日、なんとしてもポプリの秘密を知りたかった八戸は、こっそりと名倉の後をつけようと考えた。
もしかしたら材料を仕入れているお店に立ち寄るかもしれないし、家の窓をのぞいたら材料が見られるかもしれない。
名倉が学校を後にすると、八戸が後を付けていることに気づかず確かな足取りで歩いて行った。
名倉は、住宅街を抜け、田畑はあぜ道ばかりが目立つ景色も通り越し、夜の闇が空を覆い始めるころに薄暗い森の入り口に差し掛かった。
木々はうっそうと茂り、先はまったく見えない。
「それで、彼女はどうしたと思う?」
- 後を付ける
- 引き返す
数日後、テレビのニュースで、女子高生の他殺体が発見されたことが報じられた。場所は、八戸が隠れていた森の茂みの中だった。
被害者は鳴神学園の制服を着ており、遺体には執拗な暴行が加えられていて、体中には無数の穴が空いていた。
八戸は、一歩間違えたら自分も同じ目に遭っていたかもしれないと思い、震えが止まらかなった。
そして、それと時を同じくして名倉が学校に来なくなった。行方不明になったのだ。
「名倉さんも、殺された女子高生のような目に遭ったんだと思う?それとも、彼女は襲う側で。
いえ、憶測で人を疑うのは良くないわね。行き過ぎた好奇心で身を滅ぼさないように気を付けるのよ、うふふふ」
エンディング№213:好奇心は猫を殺す
エンディング数 50/657 達成度7%
キャラクター図鑑 43/122 達成度35%
イラストギャラリー 35/283 達成度12%
今日の未解決事件は終わらせないといけないからはどうかな?
ピンクの鍵:犀華が行方不明になった時恵がいた場所→犀華のは母親「女性が立っていたのは~」
#公園を繋ぐ。
清崎蒼
「恵さんはあの時公園に行ってないと聞きましたが。
罪悪感を持った翔太君がいくら心配だったとして、いい判断ではありませんでしたね」
槙野恵
「どうしてわかたんですか?何も言わなくていいよ、と、翔太君に、何も言わなくても大丈夫だよ、って言ったのに。
犀華ちゃんがいなくなったのは決して翔太君のせいじゃないんです。
翔太君は私と一緒にいるのを嫌がったからだと思いますけど、ちゃんと面倒を見ていなかった私のせいですから・・・
2012.2.6 10:20の会話。

今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?
キャメロットの街で冒険の準備ができたので、ドルイドの教会を出て、南へ行き、一番最初の選択肢へ。
東へどんどん歩き、キャメロットの街の東門に戻ってきた。
街道を東へ行き、蚊まんじゅうがあったところに着いた。
さらに東へ。
三叉路を東へ行き、青い卵を拾った場所に着いた。
どんどん東へ行き、ベファーナの庵の前に着いた。
西へ向かうと街道に出て、東の道は沼に没している。
沼の向こうにはガラスが丘が見える。
- 沼を渡る
- →底なし沼にはまって死亡
- 西へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- (聖者マーリンの祝福を受けている場合のみ)丘に渡る小道を探す
- 沼を渡る
- 渡るのを止める→一つ前の選択肢に戻る
- 東へ行く
- 西へ行く→二つ前の選択肢に戻る
- 丘にのぼる
- 西へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- 戦いを傍観する
- →竜が太い尾の一撃でライオンを倒してしまう。竜と戦う!撃破後、ライオンの加護はなし。
- 竜に加勢する
- →ライオンは逃げてしまう。竜と戦う!撃破後、ライオンの加護はなし。
- ライオンに加勢する
- 丘をおりる
- →一つ前の選択肢に戻る
ライオンに加勢すると同時に、竜が太い尾の一撃でライオンを倒してしまう。
- 竜と戦う
- 逃げる→ネバーランドに飛翔する竜から逃げられる生物はいない。竜と戦うことになった
竜
攻撃ポイント:9
体力ポイント:13
ダメージポイント:3
棍棒(武器ポイント4だが攻撃4回で壊れる)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!戦力ポイントが0のため、ダイス合計が9以上でないとこちらの攻撃が成功しない。
1回目:ダイスが4と3で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力16。
2回目:ダイスが2と3で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力15。
3回目:ダイスが2と6で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力14。
4回目:ダイスが1と5で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力13。
5回目:ダイスが1と4で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力12。
6回目:ダイスが5と6で攻撃成功!
竜に4ダメージを与えて竜の残り体力は9。
7回目:ダイスが3と5で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力11。
8回目:ダイスが3と6でで攻撃成功!
竜に4ダメージを与えて竜の残り体力は5。
9回目:ダイスが1と4で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力10。
10回目:ダイスが1と3で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力9。
11回目:ダイスが4と4で攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、体力ポイント-1で残り体力8。
12回目:ダイスが4と5で攻撃成功!
竜に4ダメージを与えて竜の残り体力は1。
13回目:ダイスが5と6で攻撃成功!
竜の4ダメージを与えて撃破!棍棒は壊れた・・・
竜の返り血を浴びて体力ポイントが初期値まで回復!
経験ポイント2をゲット。
ライオンは脳震盪を起こしていただけですぐに息を吹き返した。
ライオンが冒険についてきてくれるようになり、戦闘時は戦力ポイント+1、武器ポイント+1される!
キーナンバー17を44にする。
| 体力ポイント | ||
| ティルト①の初期値 | 17 | |
| ティルト②の初期値 | 18 | |
| ティルト③の初期値 | 22 | |
| 戦力ポイント | ||
| 初期値 | 0 | |
| ライオンの加護 | +1 | |
| 武器 | 武器ポイント | |
| 剣① | 1 | |
| ライオンの爪 | +1 | |
| 経験ポイント | 7 | |
| 金貨 | 6 | |
| 所持品 | ||
| 食料1個 | ||
| 青い卵 | ||
| 蚊まんじゅう2個 | ||
| 竜の鱗の楯 | ||
| キーナンバー | ||
| 1:マーリンの祝福 | 23 | |
| 2:竜の鱗の楯 | 0 | |
| 3:ヌー | 140 | |
| 17:ガラスが丘の竜を撃破 | 44 | |
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
1週目クリア
1人目は荒井昭二を選択→シナリオ:誕生日プレゼント→荒井エンディング№03~05
2人目は風間望を選択→シナリオ:五百円硬貨→風間エンディング№10
3人目は細田友晴を選択→シナリオ:夜泣き石→細田エンディング№13・14
4人目は岩下明美を選択→シナリオ:命の値段→岩下エンディング№03~05
5人目は福沢玲子を選択→シナリオ:愛と友情のはざま→福沢エンディング№20~22
6人目は新堂誠を選択→シナリオ:呪いのマンシール→新堂エンディング№06~08
7人目はシナリオ:記憶のほころび→七話目エンディング№01~03
2週目クリア
1人目は岩下を選択→シナリオ:偽りの愛→岩下エンディング№01・02
2人目は新堂を選択→シナリオ:高木ババア→新堂エンディング№01~05
3人目は風間を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01
4人目は細田を選択→シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03
5人目は荒井を選択→シナリオ:ゲーマーの条件→荒井エンディング№01~02
6人目は福沢を選択→シナリオ:彼と彼女の秘密→福沢エンディング№23~28
1人目:岩下エンディング№02:二人だけの世界
→2人目:新堂エンディング№03:六本の右足
→3人目:風間エンディング№01:かぐわしきにおひ
→4人目:細田エンディング№01:イラつく奴
→5人目:荒井エンディング№01:ゲーマーの条件
→6人目:福沢エンディング№23:彼女は悪魔だった
→7人目のシナリオ包帯の女→特殊七話目№38・39を見る
3週目開始!
1人目は新堂誠を選択→シナリオ:痛みを感じない男→新堂エンディング№11~15
2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:呪いのヒトガタ→荒井エンディング№14・15
3人目は風間望を選択→シナリオ:呪いのコッペパン→風間エンディング№4・5
4人目は福沢玲子を選択→シナリオ:追いかけてヒトシくん→福沢エンディング№12・14・15、13→最終話エンディング№2:追いかけて修一君
5人目は岩下明美を選択→シナリオ:ポプリ→岩下エンディング№13~15
6人目は細田友晴を選択。
1回目は、2:特に気にしていない→2:面白いですよで、シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03のどれかを見る。7話目:パラレルトイレツアーで、1階のトイレ→7話目エンディング№09:パラレルワールドの坂上
2回目は、2:特に気にしていない→3:トイレ以外の話をしてくださいで、シナリオ:トイレの恋で、細田エンディング№7と9、№08:黒い赤ん坊→7話目:パラレルトイレツアーで、2階のトイレ→7話目エンディング№10:赤く彩られて
再度6人目は細田友晴で、違う選択肢を選んでみる。
「坂上君も楽しみにしていましたか?」
- 楽しみにしていた
- 特に気にしていない
- あまり乗り気ではなかった
細田は、トイレが居心地が良い場所だと思っているので、休み時間になる度トイレに行っているとのこと。
「突然なんですけど、坂上君は、三階の外れにある男子トイレに行ったことはありますか?」
- ある
- ない
細田は、使用禁止になった理由を知っているとのことで、その話をする、と言い出した。
去年、細田が1年生だった時、細田は友達がいなかったが、一人だけ友達になってくれた人物がいた。それは同じクラスの佐伯邦彦だった。
二人はいつの間にか友達になって、一緒に帰ったり、お昼を一緒に食べたり、一緒にトイレツアーをする仲で、佐伯も、細田と同じくトイレが好きだった。
ある日、佐伯は、「三階の外れにある男子トイレを知ってるかい?」と聞いてきた。
当然、知っていた細田は、頷いた。
「あのトイレには一つの噂があるみたいなんだ。
何でも一番奥の個室に夜の12時に二人で入って、そのまま夜明けまで一緒に過ごすことができれば、その二人の永遠の友情が約束されるらしい。
どうだい?今日の夜、二人でそれを確かめてみないかい?」
佐伯にこう言われた細田だったが、そのトイレは、細田が唯一校内で入ったことがないトイレだった。それは、近寄るだけど寒気がするというか、本能が拒絶する感じがするからだった。
細田は霊感が強い方だったので、きっとあのトイレには良くないものがいる、と感じていたが、佐伯の方は霊感がまったくないようだった。
唯一の友達である佐伯の話を断ることができなかったので、細田は行くことになってしまった。
学校が終わると一旦家に帰った細田は、夜の11時過ぎ、両親には黙って家を出た。
待ち合わせ時間の20分ほど前に校門前に着いたが、すでに佐伯の姿があった。
細田と佐伯は校庭を進み、玄関を入って、階段を上り、目的の三階のトイレに向かった。
霊感の強い細田は、普段、校舎で幽霊を見かけることがあったが、この日は全く霊気を感じなかった。
そして、例のトイレも同じで、いつもは排他的は本能的な恐怖を呼び起こすトイレが、その日だけは温かく二人を受け入れそうな雰囲気を纏っていた。
二人でトイレに入ると、佐伯が「あそこの個室だ」と一番奥にある個室を指さした。
他と変わらない和式便器があるだけだったが、一つ違うところがあるすれば、まるで新品のように綺麗だった。
二人で個室に入ると、佐伯が、「今まで、僕には友達と呼べる人間が一人もいなかった」と言い、いじめにあって人間不信になっていたを話してくれた。
それを聞いた細田も、今までの境遇やコンプレックスを話した。
二人は時間を忘れて、ずっと話をしていた。
トレイに入って数時間ほど経ったある時、突然周囲の空気が一変した。
今までの温かさが、排他的でギスギスしたものに変わったのだ。それは、佐伯も感じ取っていた。
周囲の気温が下がっているように感じ、二人は互いに体をブルブルと震わせていた。
そして、個室の外を何かが歩く音が聞こえてきた。
「坂上君、トイレの外にいるのは一体何だと思いますか?」
- 得体のしれない何か
- トイレに入りに来た人
細田は、永遠の友情を誓った佐伯と一緒にいるので、不安は感じたが、そこまでの恐怖は感じていなかった。
しかし、佐伯の方は、時間が経つほど体の震えが大きくなっていった。
そして、不安に駆られた佐伯から、助けを求めうような声が出た。
「細田君・・・」
佐伯の声に反応して、何かが隣のトイレとの仕切りになっている壁を強く叩いた。ちょうどそこは、佐伯が背中を預けていた場所でもあった。
しかも壁の下に僅かに開いている隙間から、明らかに濃い闇が個室の中に流れ込んできた。
パニックに陥った佐伯は、大きな叫び声をあげて、個室の扉に飛びついて外に出ようとした。
ところが、佐伯がいくら力を込めても、鍵が動くことは無く、力一杯蹴っても扉は微動だにしなかった。
「くそ、早く逃げよう!こんな所にいては殺されてしまう!」
細田は、ここで佐伯が外に出てしまえば、すべてが水の泡になってしまう。これは試練で、夜明けさえ来れば何かは消え去り、自分たちは永遠の友情を得られる、と思い、佐伯を必死に説得した。
しかし、佐伯は、「永遠の友情?今はどうだっていいじゃないか!死んでしまっては、元も子とないんだ」と細田の方に振り向いて言い放った。
その時、佐伯の背後で、ぴくりとも動かなかった扉が開いたが、佐伯は気づいてはいなかった。
開いた扉の向こうは、深い闇が口を開けていた。そして、何かがいた!
何かは真っ黒の触手のようなものを伸ばして、佐伯の四肢に巻き付け、闇の中に引きずり込もうとした。
「助けて、細田君」
細田は、動くこともできずに、助けを求める佐伯が闇に飲み込まれていくのを見ているしかなかった。
佐伯の体が完全に個室の外へ引きずり出されると、扉は音もなく閉まった。
個室の外からは「やめろ、やめろ・・・」という小さい声が聞こえて来た。
やがて、佐伯の断末魔のような叫び声を聞いた後、何かが砕ける音が響き、続いて、何かをしゃぶるような音、引きちぎるような音も聞こえて来た。
そして、一番大きな叫び声の後には、佐伯の声は一切聞こえなくなった。
何かは満足したらしく、個室内に入り込んでいた濃い闇と一緒に、気配が綺麗さっぱりとなくなった。
いつの間にか夜明けが来ていたので、体を動かせるようになっていた細田は急いで個室の鍵を開けて、外に出て、逃げるように家に帰った。
トイレの床には、おびただしい量の赤黒い液体と小さな破片が広がっていた・・・
あれ以来、いくら洗っても床に広がった赤い染みが落ちることはなかったそうだ。
細田は事情を説明したが、誰にも信じてもらえなかった。
結局、佐伯は外部の侵入者に殺されたという結論になった。
これが、三階の外れのトイレが使用禁止になっている理由とのこと。
あれ以来、細田は、暗闇が怖くて、夜は外出しないし、家にいるときはカーテンを閉め切って外を見ることはしない。当然、部屋の電気はつけっぱなしで寝ているとのこと。
「結局、あのトイレは何だったんでしょうか?
個室の中に入った二人の友情を確かめて、友情を裏切った者に罰を与えるのが何かなんでしょうか?
あの時僕と一緒に脱出しようとした佐伯君と、佐伯君に助けを求められたのに助けることができなかった僕、一体どっちが友情を裏切ったんでしょうか?」
細田エンディング№15:裏切り者はどちらか
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シナリオ:パラレルトイレツアー開始!
6人目の話が終わったが、一向に7人目が来る気配がない。
坂上がこのまま解散しようと言い出すと、細田が、「これから学校のトイレを回ってみましょう」と提案する。
この学校のトイレの怪異の数は尋常ではないので、学校のトレイを巡れば何かしらの怪異に遭遇できるかもしれない、とのことだ。
他のメンバーも賛同したため、一行はトイレを巡ることになった。
「どのトイレを見て回ろうか」
- 1階のトイレ
- 2階のトイレ
- 3階のトイレ
- 体育館
- 旧校舎
- 入る→7話目エンディング№11:口は災いの元
- やめる
一行は3階南側のトイレに行ったが、何の変哲もないので、トイレを出た。
「どのトイレを見て回ろうか」
- 1階のトイレ
- 2階のトイレ
- 3階のトイレ
- 体育館
- 旧校舎
「さあ、坂上君。どのトイレを見て回りましょうか」
- 1階男子トイレ
- 1階女子トイレ
- 2階男子トイレ
- 2階女子トイレ
- 3階男子トイレ
- 3階女子トイレ
なんだか、このトイレだけ妙に寒いのだ。
寒さが気になりはしたが、それ以外は特に変わったところがなかったので、一行はトイレを出た。
「さあ、坂上君。どのトイレを見て回りましょうか」
- 1階男子トイレ
- 1階女子トイレ
- 2階男子トイレ
- 2階女子トイレ
- 3階男子トイレ
- 3階女子トイレ
- 探索をやめる
- もういいです
- 探索を続ける
「どのトイレを見て回ろうか」
- 1階のトイレ
- 2階のトイレ
- 3階のトイレ
- 体育館
- 旧校舎
- 探索をやめる
結局怪奇現象は起きなかった。
「坂上君、もうちょっと見て回ってみません?」
細田はまだ続けたいみたいだ。
しかし、坂上と細田以外の皆は二人を置いて部室へ戻ってしまった。
「細田さん、僕らももう帰りましょうよ」
「わかったよ。残念だなぁ」
坂上と細田は、部室へ向かって歩き始めた。
「坂上君、ちょっとトイレに行きたくなっちゃいました。ちょっと付き合ってくれないかな」
「え?」
「お願いだよ、坂上君。一人じゃなんだか怖くて・・・」
「はあ、わかりましたよ」
坂上は仕方なく細田のトイレに付き合うことにした。
トイレに着いた。
見ると、個室の一角が閉まっている。
そういえばさっき周っていた時も閉まっていた気がする。やけに長くないか?
「あの扉、さっき僕たちがトイレを周ってから、ずっと閉まっているんですよ」
「へえ、そんなんだ」
興味がないと言った感じで、細田が答えた。
「もしかして、中で人が倒れているかもしれません。ちょっと声を掛けてみます」
「やめておいた方がいいと思うけどなぁ」
細田がなぜかにやけた顔で坂上を見ている。
その時、閉じているドアの下側に、赤い液体が零れているのが見えた。
なぜか鍵をかかっておらず、坂上が扉を開けると、かつて人間だったものの肉塊がトイレのあちこちに散らばっていた。
「それは7人目だよ。
7人目が来たら、この会が終わっちゃうだろ。僕はこの空間が好きなんだ。
だから、この7人目を生贄にしてお願いしたんだ」
振り向いた坂上が見た細田の顔は、気味が悪いくらいの笑顔だった。
そして、そのまま坂上は意識が遠くなっていくのを感じた。
(はっ。
用を足していたトイレで、どうやらうたた寝してしまったらしい。
早く部室へ急がなきゃ)
坂上はトイレから出て、部室へ駆けだした。
まだ見ぬ7人目に会うために。
七話目エンディング№15:そして、また繰り返す
CGギャラリー 37/124
今日の探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.1 仮面幻想殺人事件はどうかな?
場所移動
伊綱「それじゃ音成さんは、今回の事件の関係者をクロッシュに呼び集めてください!」
音成「伊綱さん、ゲンマの小早志と瀬堂は不在でした」
伊綱「そうですか・・・手配してでも突き止めておいた方が良いかもしれません」
音成「わかりました。あと、尾場警部も別件で不在とのです」
砂永「白鷺洲様、犯人がわかったとは本当ですか?」
伊綱「はい、これから説明します」
聞く
伊綱「まず今回の事件の犯人ですが、今回の件で殺人を犯した人は、笠見由紀乃さんです!」
音成「なんだって!」
伊綱「そもそも、村崎さんが会社でソースを明らかにしなかったのは、実は自分自身で開発したものではないからではないか、と思ったんです」
綾城「そうなのか!」
伊綱「つまり、村崎さんと昔から懇意のあった狭川美弐こと笠見由紀乃さんが開発した新技術を、村崎さんは盗んだわけです」
音成「盗作だったのか!」
伊綱「そして盗まれたことを知った笠見さんは、村崎さんを問い詰めに行ったのです」
望美「それで、彼女が『スノーマンが盗まれた』って言ってたのね」
伊綱「逆上した笠見さんはネットなどで手に入れた青酸カリで毒入り砂糖を作り、村崎さんを殺害してしまいます。
そして彼のノートパソコンをフォーマットしてデータを隠滅し、自殺に見せかけるために彼の携帯を使って萌奈さんにメールを送ります」
生王「2通目のメールは笠見さんが送ったものだったんだ」
聞く
伊綱「その後、綾城さんより先に、メールを受け取った萌奈さんが部屋を訪れた。
小早志さんの指示でソースコードを狙っていた萌奈さんは、村崎さんが死んでいることに驚きますが、今のうちにと部屋を探します。
しかし、パソコンはすでにフォーマットされていた。仕方ないので、小早志さんの指示でメモリーカードと毒入りの砂糖を持って引き上げます。
やがて綾城さんたちが発見して警察が来ます。
その後7月2日に再び萌奈さんは村崎さんの部屋に合鍵で入ります。おそらく犯人に見当がついたのでしょう。
萌奈さんは笠見さんの存在は知っていたと思いますし、自分以外に合鍵を持っている人がいるとすればその人しかいない。きっとソースコードを盗むために殺したんだと思ったんでしょうね」
生王「それで、もしかして脅して奪い取るつもりで?」
伊綱「ええ、おそらくはそれも小早志さんの指示でしょうね。何か決定的な手掛かりがないか、探しに行ったのです。
そして、クロゼットを探すのに邪魔だったコートは、出して窓にかけた。」
音成「コートは探すのに邪魔だったから、窓にかけただけなんですか!」
伊綱「そうですよ。急いでてしまうのを忘れたんでしょうね」
聞く
伊綱「しかし、脅しに使えるような証拠は見つからなかったので、2人はカマを掛けようとしました。
村崎さんのメモリーカードを使い、ヴィオレの名前でタクリマクスにアクセスします。そして、同じくログイン中のみにさんの前に現れて、脅すようなセリフを言う。例えば『よくも殺したな』とか」
音成「もしかして、それが幽霊!」
伊綱「そうです。村崎さんが生き返ったとは思わないまでも、少なくとも自分が犯人だということが誰かにバレている分かったのです」
音成「なるほど」
伊綱「そもそも、自殺ということになったとはいえ、人を殺して平静でいられるような人はほとんどいません。
いつ後ろから警察に声を掛けられるか、とか考えると、ビクビクと夜も眠れない状態だったんじゃないでしょうか」
生王「そこに、そのセリフか」
伊綱「笠見由紀乃さんはその時のショックで心臓マヒを起こし絶命してしまいます。
しかし、死んでしまうことは小早志さんらにとっても、当然予定外でした。
そして、そのことをニュースで知って困惑した萌奈さんは、さらに私たちが調査していることを知って、もう後がないと思ったのか、村崎さんの部屋で先に持ち出していた毒を飲んで自殺します」
聞く
伊綱「コートにカギや携帯電話が入っていたのは偶然でしょう」
生王「それが事件の真相か」
音成「実行犯は亡くなっているわけですが、小早志は参考人として問い詰める必要がありそうですね」
癸生川「ちょっと待ったああああ!!!その推理には大きな間違いがある」
伊綱「どういうことですか?」
癸生川「さあ、伊綱君、交代だ」
聞く
癸生川「伊綱君、君は一つ大きな思い違いをしている」
伊綱「思い違い?」
癸生川「とても大きな思い違いだ。
さあ、入っておいで!」
女性「失礼します」
伊綱「こちらの方は?」
癸生川「狭川美弐さんだよ」
美弐「どうも。私が狭川美弐です」
望美「実在してたんですか?」
癸生川「村崎君と長い付き合いがあり、そして新技術『スノーマンシステム』を開発した人こそ、紛れもなく彼女だ」
伊綱「それじゃあ、笠見由紀乃さんはいったい・・・」
望美「私の友達って、この方なんですか?」
癸生川「いや、そこの望美さんのメール友達だった狭川美弐さんというのは、笠見由紀乃に間違いはないよ」
望美「え!」
癸生川「それと、村崎君と笠見さんの身元をもう少し洗うべきだったね、音成君」
音成「え!」
癸生川「笠見由紀乃と言う人は、村崎君の生き別れの妹だよ」
聞く
伊綱「ちょっと待ってください。こんがらがって、何が何だか・・・」
癸生川「こんがらがるのは、君達が余計なことを考えてるからだよ。真実はいたって単純なんだよ、伊綱君!」
伊綱「じゃあ、こちらの美弐さんは?」
癸生川「わざわざ来てもらったわけなんだが、実は彼女は今回の事件には一切関係ない」
望美「じゃあ、亡くなった笠見さんは、偶然、彼女と同じ名前をハンドルネームにしていた訳ですか?」
癸生川「偶然じゃない、故意だよ」
聞く
美弐「私が村崎さんと親しくしていることを、由紀乃さんは快く思っていなかったんだと思います」
癸生川「12年前の話だ。村崎家の両親が交通事故に遭って亡くなり、兄妹2人が残された。兄・洋才は高校卒業間近だったので一人働いていくことになったが、小学生の妹・由紀乃は里子に出され、笠見家に引き取られた。
そのまま何年も経ち、成長した由紀乃は兄に会いに行ったが、村崎君には取り合ってもらえなかった。どうも彼は両親を失ったという忌まわしい過去をすべて捨てたがっていたらしい」
伊綱「家族がいたことを思い出させるから、妹とは会わなかったってことですか?」
癸生川「その通りだ。しかし、それとは逆に、両親を失った由紀乃の兄への憧れは次第に強くなり、兄の関わるゲームを熱中してプレイしたりし、少しでも彼に近づこうとした」
伊綱「何だか、悲しいすれ違いですね」
癸生川「そうだ。過去に付けられた大きな心の傷を、片やすべて忘れ去ろうとして、片や遺された唯一の肉親にすがることで、癒そうとしていた」
音成「そんな・・・」
癸生川「そうして由紀乃は今年の初めに、兄を追うため家を出て、品方市で一人暮らしを始めた。村崎君に合鍵を渡しに行ったが、取り合ってもらえなかった」
聞く
癸生川「やがて由紀乃は村崎君が懇意にしている女性の存在を知ってしまう。それがこちらの狭川美弐さんだ。
さて諸君。愛しい愛しい兄と親しくしている女性がいることを知った由紀乃に、一体どんな感情が生まれたと思うかね?」
生王「それはきっと・・・」→羨望
生王「その立場を羨んで、『自分も狭川美弐になりたい』と思うようになった?」
癸生川「その通りだよ、生王君」
生王「え、本当に!」
癸生川「それ以降、彼女はネットの世界では狭川美弐を名乗るようになった。美弐さんの仮面をかぶって、少しでも兄の傍らにいる気持ちになって、心を落ち着けていたんだろう」
望美「そっか、プラグラムが趣味だとかの話は、本物の美弐さんになりきって言ってたんですね」
癸生川「そうだ。美弐さんが雪だるまグッズが好きだと知れば自分も集めた。
そして、ある日彼女は兄がタクリマクスに熱中していると知って、自分もそれを始めることにした」
生王「それも、みにという名前でか・・・」
癸生川「村崎君のキャラの名前も、どうにかして突き止めたんだろう。美弐さんの好きな雪だるまのアイテムを手に入れて、どうにか彼の気を引こうとしたわけだ」
聞く
癸生川「さて、ここで問題になってくるのが、村崎君はタクリマクスの中でのキャラクタのみにを、本物の狭川美弐だと思うようになってきたって事なんだ」
美弐「実は、彼には前から何度も一緒にタクリマクスをやろうと勧められてたんです。ですが、ソフトを買ったものの、私の時間が取れなくて全然始められなかったんです。
そこに現れたのが彼女で・・・」
癸生川「笠見由紀乃は興信所に依頼したり、ストーカーのように付け回したりして、美弐さんのことを徹底的に調べたようだね。彼氏をしてみても本人だと思わせるくらい、文章の使い方やものの考え方を研究したんだよ」
伊綱「何だかそこまで行くと怖いですね」
聞く
美弐「そのせいで、彼と話が食い違うようになってきて、不審に思うようになったんです。
それに誰かに付け回されてたりする気もしてたんで、気味が悪くなってこちらの探偵さんに調査を依頼したんです」
癸生川「それで、その様子を直接伺うために僕もタクリマクスをやっていたわけだ」
伊綱「何ですって!先生、依頼を受けたらちゃんと話してくれないと困るじゃないですか」
癸生川「来たじゃないか、君達のところにも・・・砂永さんが」
伊綱「あ!」
癸生川「どうぜ同じ事件に関わりそうだし、いいかな~って」
聞く
癸生川「やがて由紀乃さんはオンラインの村崎君から、スノーマンシステムについての話も耳にする」
美弐「もともとスノーマンシステムはアルジェに有効に使ってもらおうと思って、私が何年も前から研究していたものなんです。だから、最初から権利は村崎君に渡すつもりでし。それでアルジェにも有効になるなら、いいかな、って思ってました」
癸生川「それを知った由紀乃さんは、ある日村崎君の部屋に合鍵で忍び込んで、ノートパソコンを同じ機種の新しいものと入れ替えた。なぜなら狭川美弐は、このシステムを持ってないといけないからだ」
伊綱「それで由紀乃さんの部屋のノートパソコンに、スノーマンシステムが入ってたんですね」
癸生川「そうだ。あれは元々村崎君のノートパソコンだったんだよ」
美弐「そういえば、あの人、突然ハードがクラッシュしたような事を言ってたけど、そういう事だったんですね」
伊綱「なぜか初期状態に戻ってたから、フォーマットした訳ですね」
聞く
癸生川「しかして事件が起こる。萌奈さんと村崎君が急接近したんだ」
伊綱「それって、スノーマンシステムを盗むために?」
癸生川「きっかけや動機はこの際どうでもいいだろう。大事なのは2人が隠れて付き合うようになったって事だよ。
それと小早志って人が持っていた技術が、スノーマンシステムによく似ているという話なのだが、実は小早志システム(仮)は、ソフトのバージョンアップで最近、実装されているんだ」
生王「後からプログラムを追加変更できるというのも、オンラインゲームの特徴だからね」
癸生川「その新システムに採用された箇所こそが、スノーマンシステムなんだよ。
それで肝心の噂の真偽の程だが・・・」
美弐「先ほどタクリマクスでスノーマンを見せてもらいましたが、私が開発したシステムは使われていませんでした。私の開発したものであれば絶対に起こらない処理落ちがありましたから」
癸生川「ということだよ」
伊綱「関係、なかったんですね」
癸生川「スノーマンに特殊な技術が使われていると聞いた村崎君は、『スノーマンに会いに行く』と言って確認に向かった訳だ。萌奈さんと小早志の関係に薄々感づいていたんだろう」
生王「その名前からしても自分たちのシステムがどこからか漏れたのかもしれない、と思ったんだろうね」
伊綱「由紀乃さんの言い残した『盗まれた』ってのも、同じ理由ですね。
美弐さんに成りすましていた由紀乃さんは、タクリマクスのスノーマンを見て、そう思ったんでしょう」
癸生川「その通りだ。もし先に特許なんか取られていたら、自分たちのしていることが無駄に終わっちゃうからね。
まあ、結果は先ほど美弐さんが言った通り、別物だったので一安心する訳だ」
聞く
癸生川「そして、同じころ、由紀乃さんは村崎君と萌奈さんの浮気を知ってしまった。
それで、今度は彼女がどう思ったか」
音成「わかりました。今度は萌奈さんになろうと思ったんですね」
癸生川「違う!今の彼女は『狭川美弐』だった。したがって、彼氏に浮気をされた普通の女性の反応だよ。『私というものがありながら・・・』という感じかな。
そうして由紀乃さんは、兄であり恋人でもある村崎君に対して、強い愛情と怒りを抱えるようになった」
聞く
癸生川「さて、ここでいよいよ真犯人の登場と相成る訳だが・・・」
伊綱「え!犯人は由紀乃さんではないんですか?」
癸生川「違うんだ。『笠見さん』には違いないんだけどね」
伊綱「同じ笠見さんってことは、由紀乃さんの養父とか?」
癸生川「その通りだよ!12年前に小学生だった由紀乃さんを引き取って、以降12年間育てて来た養父、笠見伝次郎が今回の事件の犯人だ!
そして、その人物に君らもすでに会っている!」
伊綱「ええええ!」
癸生川「言ったろう、犯人は仮面を被っていると。誰か一人は偽名を名乗り、嘘の顔で君らの前に現れていた。さあ、その人物だが、生王君、君なら当然わかっているね?」→山王丸
癸生川「その通りだよ。
いいかい?シャンブリオン西河谷の大家である山王丸豪吉は、1週間前から海外旅行に行ってるんだよ」
伊綱「それじゃあ、私たちが会った人は?」
癸生川「その人こそ笠見由紀乃の養父、笠見伝次郎なんだ!」
伊綱「そんな・・・」
癸生川「今オバキューさんに行方を追ってもらってる」
聞く
癸生川「さて、養女の由紀乃の心は完全に兄・村崎の所にあった。
伝次郎に対しても心をかたく閉ざし、ロクに相手にもしてもらえなかった。
八方手をつくして心を開くよう頑張ったが、由紀乃の心は実の兄にしか向いていなかった。
特に2年前に奥さんを亡くしているらしいから、それ以降はさらにつらかっただろうね」
尾場「おう、盛り上がっているトコ失礼するぜ。
おい、探偵、連れてきたぞ!お前さんの言う通り、駅で張ってたら、まんまと現れやがった」
癸生川「おお、素晴らしい!」
伝次郎「くっ・・・」
伊綱「大家さん?・・・じゃないんですね。
あなた、由紀乃さんの養父の伝次郎さんだったんですか?」
伝次郎「・・・」
癸生川「そうして、娘を奪われた気持ちでいっぱいになったこの男は思う訳だ。『村崎が邪魔だ』と」
聞く
伝次郎「わかるんかい!心を開いてくれない娘を12年も育てて来た者の気持ちが!
わしぁあ、自分の娘だと思ってそりゃあ大事にしたでよ。実の娘のつもりで接しておったが、なのに・・・」
癸生川「この伝次郎氏は、もう定年退職しているが、以前メッキ工場に勤めていた。先月、工場に挨拶に来たと称して、こっそりと青酸カリを少量持ち帰っている」
尾場「ちょっと調べりゃ簡単に割れる事だ」
聞く
癸生川「村崎君の部屋は、廊下に台所の窓が面している。今は夏場だ。窓の鍵を閉め忘れることもあるだろう。彼の留守中にそこの窓を開けて、手に取れるものに青酸を混ぜる。今回は、たまたま紅茶の砂糖だったんだろう。
そして村崎君は6月26日にそれを入れた紅茶を飲んでしまった、ということだ。
村崎君はちょうど紅茶を飲む寸前に、タクリマクスでスノーマンに会ったんだろう。舟を持っていなかったので、そこまで3日も掛ったんだ。それで、ようやく技術的な問題がないことを知って出したメールが、数時間遅延して萌奈さんに届いた。」
伊綱「単なる遅延ですか?」
癸生川「そうだよ。文章のクセとかが本人に間違いないみたいだし。
そして、死んだことを確認するために、毒を入れた後伝次郎は本当の大家が海外旅行中だというのを良いことに、窓の開いていて山王丸家に身を隠し、留守番の振りをして、誰かが発見に来るのを待っていた」
伝次郎「ちょっと違うな。初めからあの家も調査していて、旅行に出かけるタイミングで決行したでよ」
癸生川「なるほど、成りすます準備もしていたわけか」
伝次郎「当然でよ。ああいう古い家のドアなんてピッキングでラクに開けられるしのぉ」
癸生川「長期旅行中だということは広まっているから、来客も少ない、と」
伝次郎「それにわざわざ窓から砂糖に毒を入れるなんて、面倒なことをせんでも、大家の家にゃマスターキーがあるでよ」
癸生川「なるほど、もっと用意周到だった訳か」
伊綱「そっか、たまたま同じタイミングで、タクリマクスとスノーマンの事件が起こっていたから、ややこしいことになっていたんですね」
聞く
伝次郎「でよ、毒飲んで死んだかなと思って外から部屋の様子を伺っていたら、娘っ子が一人合鍵で204号室に入ってって、わしゃ慌てて追いかけたでよ」
伊綱「萌奈さん?メールを見て、綾城さんより先に来てたんですね」
伝次郎「村崎の死体を見て、驚いて声を出さなかったのは幸いだが、わしが追いかけて部屋に入った途端、物凄い勢いで逃げてった。どうも何かを探している様子だったでよ」
癸生川「ちなみに、その時にメモリーカードを持ち去っている」
伝次郎「わし一人が死体を発見するのも怪しまれると思ぉて急いで大家の家に戻ると、今度は同じ会社の綾城とかいうヤツが来よった」
癸生川「で、一緒に入って、第一発見者のフリをした訳だ」
伊綱「萌奈さんが『自殺じゃない』って訴えてたのは、そういう目撃があったからなんですね」
聞く
癸生川「やがて、警察では無事に自殺と処理され、数日経って伝次郎氏はそのことを娘に知らせる。
これで、心は自分に向くはずだ、とね。
実は伝次郎氏もタクリマクスをやっていたんだ。娘が熱中していると聞いて自分でも一生懸命調べて覚えたんだろうね。正体を隠して一緒に冒険をしたりするようにもなっていた。
そして、ゲームを通じて伝えてしまった。彼女が他の何よりも恐れていた事。生きるための拠り所としていた人物との別れとなる、実の兄の死を。
由紀乃さんは知らなかった。村崎君の死は報道もされていないし、最近は美弐さんになりきる為、彼女ばかりに注意していたからだ」
伊綱「それでショックを受けて・・・」
癸生川「ゲームをプレイしている状態のまま、死んでしまった。
どうにか心を吊り下げて、立っていた1本の細い糸が、その瞬間にぷつんと音を立てて切れた。そして、心は命を道連れにして、落ちて、壊れた」
伝次郎「ああああー!由紀乃ー!」
伊綱「良かれと思ってしたことが、最悪の結果を呼んでしまったんですね」
癸生川「良かれと言っても、彼だけの事情だよ。鳴きたくないホトトギスを、自分の都合だけで無理やり鳴かせようとした報いだ。彼が娘に注いだという愛情表現も、どうせこんな風に歪んでいたんだろう。だから、娘に好かれることもなかったんだ」
聞く
伊綱「でも、先生、だったら萌奈さんはどうして?」
癸生川「目撃者だからね。犯行の様子も見ていたかもしれないし。実際、彼女は村崎君は他殺だと訴えていた」
伊綱「結局、村崎さんは自殺ということに落ち着いたものの、いつ証拠を掴まれたり、不利になる証言をするかわかりませんしね」
癸生川「伝次郎氏は、あらかじめ萌奈君に匿名でクギを刺していたはずだ。黙っていろ、とね。
しかし、探偵が調査を始めたことを知った。だからこそ、再び大家として伊綱君達の前に現れた。
そして、萌奈さんを生かしておくはヤバいと踏んだんだろう。その夜、こっそり呼び出して、無理やり毒入り紅茶を飲ませる。さらに自殺に見せかけるため、ゲームを立ち上げコントローラを握らせ、鍵を閉めて部屋を立ち去った。
あとは翌日、君達をいっしょに中に入って、発見するフリをする、という訳だ」
聞く
伊綱「それじゃあ、あのコートは?」
癸生川「萌奈君は探し物をしに、村崎君の死後、部屋に入った。それに関しては、伊綱君の推理通り。まあ、小早志の指示なのか萌奈君が気を利かせたのかはわからないけどね。
ノートパソコンを探してたんんだろうけど、それは警察が持ち去っていた」
伊綱「では、携帯電話とカギは?」
癸生川「カギは冬に由紀乃さんから受け取ったものを、放ったらかしてたんだろう。
携帯電話は村崎君が隠しておいたんじゃないかな」
伊綱「隠す?」
癸生川「美弐さんが部屋に来ても見つからないように」
伊綱「『みに』で登録されている番号は、使用されていない番号でした。
美弐さん、最近、電話換えました?」
美弐「いいえ」
生王「でたらめな番号を登録していたのか」
伊綱「萌奈さんの為のカムフラージュですね」
癸生川「どこまで浮気のつもりだったんだかね」
音成「それじゃあ、コートが湿ってたって、何なんでか?」
癸生川「押し入れの湿気だよ」
聞く
癸生川「さあ、以上が真相だ!
オバキューさん、ここからは警察の仕事です」
尾場「おうよ。さ、署まで来てもらおうか」
伝次郎「くっ」
尾場「音成、お前も来るんだよ」
癸生川「それでは、砂永さん、美弐さん、報酬の方はキチンと振り込んでおいてくれたまえ!
では、僕らも帰るぞ」
こうして茫然としっぱなしの関係者を余所に、我々は探偵事務所へと引き返した。
複雑な仮面と、各々の抱く幻想の世界によって生まれたこの事件は、癸生川探偵事務所の面々によって、解決へと至ったのであった。
伊綱「そういえば、タクリマクスで怪しいメッセージを送って来たアイビスってキャラ、いったい何者だったんでしょうね?」
癸生川「僕さ!」
~了~





