チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) はどうかな?

 ミステリー編第4章 白髪の熟年紳士

 ラウンジで・・・→ポスターを調べる

 異次元少女ポポリン小説版が出てきた!

 異次元少女ポポリン編へ。

 

 第1章 異次元少女ポポリン

 中学1年のポポと親友のツバメは、入学式の日に、新しくクラスメートになったクニエと妖怪談義に花を咲かせているところ、「それ」違うわ」と言われてしまう。

 トロフィー:異次元少女ポポリン編見つけたをゲット!

 原稿はここで、終わっており、どこかに続きがありそうだ。

 快人は、自分の部屋に入り、ベッドに横になる。

 

 ミステリー編第5章 みゆきと沙都美

 夕食までどうする?→D:何か面白いものはないかな

 ベッドを調べて、異次元少女ポポリン小説版をゲット!

 声の主は、クニエの横にふわふわと浮かんでいる座敷わらしのボッコちゃんだった!

 しかし、妖怪のため、ポポ以外の人間には認識できていない・・・

 ポポがボッコちゃんを無視したため、ポッコちゃんは泣きながら教室を出て行ってしまう。

 トイレに行くと言って教室を出たポポは、嘘泣きをしているボッコちゃんに追いつく。

 ポポとボッコちゃんとの出会いは1週間前。

 小学校の卒業式で、旧校舎で肝試しをしたポポは、ボッコちゃんに出会ったのだ。(ツバメは、途中で逃げた・・・)

 ボッコちゃんは、妖怪が視えるポポのような霊能力が強い人間を探していると言い、もうじき宇宙人が地球に攻めてくるので、その宇宙人を倒してほしいと頼んできた。

 ポポは、申し出を断って家に帰ったのだが、ボッコちゃんはポポについてきたのだ。

 そこへ、隕石が校庭に落ちてきた!

 隕石から、赤い目の女の人が出てきた。

 

 ミステリー編第10章 食堂へ

 食堂で→A:何かつまめるものはないかな

 食器棚を調べて、異次元少女ポポリン小説版をゲット!

 ボッコちゃんは、レディクル座人だと叫ぶ。全宇宙の中で、もっとも凶悪と言われている宇宙人とのこと。

 周囲を見回すと誰も驚いていない。どうやら、宇宙人のパワーで、ポポとボッコちゃん以外の時間が止まっているようだ。

 宇宙人がツバメを襲おうとしたので、ボッコちゃんが止めにはいるが、殴られて吹っ飛ばされてしまう。

 ポポは、変身して宇宙人と闘うとする。

 

 ミステリー編第13章 女湯へ

 女湯で・・・→A:よく観察しておこう

 手桶を調べて、異次元少女ポポリン小説版をゲット!

 ポポは、異次元少女ポポリンに変身し、「デロデロにしてあげるわ!」と決めポーズをとる!

 宇宙人は、レティクル座人の女王フォクスと名乗り、配下の宇宙人を送りこんでやると捨て台詞を吐いて、逃げて行った。

 ポポリンがステッキを回しながら魔法の言葉を唱えると、隕石や、隕石の落下跡は消え、ポポリンもポポに戻り、世界は元に戻った。

 ボッコちゃんは、仲間を集めて、フォクスと闘えと言うので、ポポは河童を探しに行くことになった。

 

 ミステリー編第17章 201号室へ

 201号室の調査で、ゴミ箱を調べて、異次元少女ポポリン小説版をゲット!

 フォクス直属の配下のフォクス九柱を打ち破ったポポリン。

 その闘いの最中、フォクスは街を凍りつかせていく。

 ポポリンは、ツバメとクニエを助け出すが、変身が解けてしまう・・・

 ツバメとクニエは、ポポがポポリンだとわかっても友情は変わらないと言ってくれる。

 そこへフォクスが現れ、ポポは変身しようとするができない・・・

 妖力を使いすぎたとボッコちゃんが言う。

 異次元と現実世界の境界がなくなり始めているらしく、クニエとツバメも、ボッコちゃんが見えるようになっている!

 変身できないポポを見て、自分の勝利を宣言するフォクス。

 

 ミステリー編第21章 犯人探し

 男湯の調査で、浴槽を調べて、異次元少女ポポリン小説版をゲット!

 本来ならステッキの力で呼び出される河童の三兵太が、異次元と現実世界の境界が薄れているため、勝手に出てきた。

 ポポリンの仲間の、おしらさま、ユキメ、卯子酉様、山男、山女、天狗も現れる!

 その姿を見たフォクスは泣き出し、自分の正体は妲己だと明かす。

 

 ミステリー編第22章 外を探索

 テラスの調査→スイッチ

 雪乃が見たものは?→C:怪しいものは見当たらない

 疲れた→B:もう一度風呂に入る

 風呂に入りたい→A:服を着たまま

 雪乃の様子→B:雪乃は風呂に入るために風呂場に行ったのではない

 遺体の移動→B:女湯に遺体はなかった

 どうして男湯に?→B:男湯に用事があった

 雪乃はどこを見ていた?→A:食堂の中

 雪乃は誰を見たのか?→ボッコちゃんで、異次元少女ポポリン小説版をゲット!

 フォクスが妲己ということは、九尾の狐の玉藻前だ。世界中で悪行の限りをつくして、殺生石に封じられ、砕かれたという伝説がある。

 フォクスは砕かれた殺生石から生まれた妖怪を集めて、自分の妖力を取り戻そうとしていたのだ!

 つまり、ボッコちゃんたち遠野の妖怪は、九尾の狐の一部だったのだ・・・

 真実を知ったボッコちゃんは赤くなり、フォクスに逆らった!

 

 ミステリー編第22章 外を探索

 雪乃は誰を見たのか?→烏飼

 雪乃の正体→B:宿泊客ではない

 烏飼のミス→C:筆跡が2種類

 金庫の暗証番号入力→9071(くれない)で、異次元少女ポポリン小説版をゲット!

 トロフィー:異次元少女ポポリン編コンプリートをゲット!

 ボッコちゃんをはじめ遠野の妖怪たちは、自分は九尾の狐から生まれたかもしれないが、自分は自分だと言って、フォクスに立ち向かうが、フォクスは、妖怪たちから殺生石を奪うことに成功。

 石を取られた妖怪たちは、この世に存在できなくなり、姿が消えてしまう・・・

 フォクスは本来を姿を取り戻し、ポポたちに炎を吐く。

 しかし、ポポの怒りの炎の方が強く、ポポはポポリンへと変身し、フォクスに立ち向かう。

 その時、ポポリンの周囲に、過去ポポリンが知りあった妖怪たちが現れ、いっしょにフォクスと闘ってくれる。

 フォクスは石になり、海底深くに沈められた。

 ポポは、変身できなくなったが、ボッコちゃんがいると思えは、いつでもボッコちゃんに会えるようになった。

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 第5章 沙都美の事情

 翌朝、朝寝坊したみゆきは、先に食堂で食事をしていたサトミの姿を見つけたが無視してしまう・・・

 それを見たサトミはみゆきに近づく。

 思いつめた表情の沙都美:A→「何か用!」

 みゆきには誤解されたくないと泣きそうな顔でサトミが、みゆきが迫ってきた。

 サトミは、友達のみゆきだからこそ、本当の自分を見てほしいから、カズオに会ってほしいと言い出す。

 友達なんてクサイ台詞:B→つい口に出してしまった

 私たち別に友達じゃないでしょとみゆきと言うと、サトミは離れて行った・・・

 それから、サトミはみゆきと目を合わせようともしない。

 みゆきは、永遠に友達を失ってしまったのだ・・・

 

 終 エンディング17:失った友達


 

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 第2章 留年の危機

 怒鳴る沙都美:C→逃げ出した

 こんな面倒に巻き込まれるのはゴメンだと思ったみゆきは、さっさと荷物をまとめて、実家に帰ってしまう。

 夏休みの後、サトミは追試の結果が悪かったらしく、学校を辞めた・・・

 

 終 エンディング16:泣き顔

 

 


 

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 第5章 みゆきと沙都美

 みゆきとサトミ:A→「遠野ははじめて?」

 みゆきとサトミ編へ。しかも、フルボイス!

 

 第1章 ルームメイト

 看護師の専門学校の入学式で、サトミは先生から注意されるほどの派手な外見と態度の悪さで目立っていた。

 そんなサトミを見たみゆきは、お近づきになりたくないと思ってたが、なんと、寮で同室になってしまった(出席番号が前後だったため)。

 沙都美に向かって:A→「梅園みゆきです」

 自己紹介とあいさつをしたみゆきに対し、新貝沙都美と彼女は名乗った。

 その夜、サトミは一方的に誰かと会話していた。みゆきは聞かないにしていたが、サトミが「カズオが好きなコスプレじゃない本物のナースになるために、勉強だけはがんばる」だの「あんたは、おっぱいだけあればいいか」など話すのを聞いてしまい、みゆきはサトミにはますます関わらないようにしようと思った。

 

 第2章 留年の危機

 入学後数か月、サトミは授業中は派手な格好は辞めてマジメに勉強はがんばっていたが、週末はその反動かハデな格好で寮を出て遊びにいっていた。そして、学校の誰とも仲良くならず、相変わらず毎晩カレシに電話していた。サトミはナースになることと、カレシと遊ぶことにしか興味がないらしい・・・

 7月の前期試験の直後、みゆきが帰省の準備をしてる横で、サトミが落ち込んでいた。

 みゆきが声をかけると、サトミはこんな点数では単位はやれないから、休み明けに追試だと言われたと泣き出す。

 泣いている沙都美;A→「ああ」

 こんなチャラい子がナースになるのは無理だろうと日頃思っていたみゆきだったが、さすがに泣いているサトミに同情してしまい、追試でがんばれがいいだけだから、今から勉強すればと言ってしまう。

 しかし、サトミは、成績が悪すぎて無理だと答える。

 それを聞いたみゆきは、サトミはナースになるのは向いていないと言ってしまう・・・

 それを聞いたサトミは、自分は絶対にナースにならないといけないから、成績が良いみゆきが自分を特訓してくれと、頼んできた!

 怒鳴る沙都美;A→黙り込んだ

 サトミは、一生懸命やってるつもりだが、自分は頭が悪いし、ナースに向いていないのはわかっているが、ナースにならないといけないからと、追試まで勉強を見てほしいとみゆきに頼み込む。

 勉強を教える?:A→「しょうがないですね・・・」

 結局、サトミからバイト代をもらい、みゆきは帰省を1週間遅らせてサトミの勉強をみてやることになった。

 

 第3章 帰省

 サトミは、高校3年生になってからナースになることを決めたため、基礎分野がまったくできておらず、特に英語は壊滅的で、付け焼刃の勉強で入試もギリギリ合格だった。なんと追試を受けるのは6教科もあり、合格点の半分にも満たない教科もあるとのこと・・・

 みゆきが1日1000円で、1週間サトミの勉強を朝から晩まで見て上げた結果、3教科は何とか合格ラインに達したようだが、まだ合格点に達しない教科もある・・・そんな状態だったが、ミユキは毎晩カレシに会いに行っているようだった。

 追試に自信のないサトミは、みゆきにもう1週間勉強を見てほしいと頼んできた。

 もう1週間勉強教える?:A→付き合ってあげよう

 あと1週間だけということで、みゆきはサトミに勉強を教えてあげた。

 1週間後、前と同じように、サトミはみゆきに、もう1週間勉強を教えてほしいと頼んできた。

 しかし、みゆきは、故郷に一人残した母親が心配だからとこれ以上は無理だと言うと、サトミは素直に引き下がった。

 みゆきの母親は、慢性腎不全で透析を受けている。みゆきは、そんな母親の面倒を見るため、それなりに収入があり、地元で就職しやすいナースの道を選んだのだ。

 実家に戻ったみゆきが母親にサトミの話をすると、友達なんだから何とかしてあげないと諭される。

 

 第4章 ケンカ

 夏休みを10日ほど残して、みゆきは寮に戻った。

 部屋に入ったみゆきの姿を見て、勉強中のサトミは、帰ってきてくれてうれしいと言いながら飛びついて来た!

 さっそくみゆきはサトミの勉強を見るが、サトミは勉強範囲が広すぎるせいで、前に教えたところをきれいサッパリ忘れている状態・・・

 その夜、相変わらずサトミはカズオに電話しているが、「最近忙しくて会いにいけなかったが、明日は会いに行く」だの「おっぱいがうずく」など聞くにたえない内容だった。

 ブチ切れたみゆきは、サトミに

 聞くにたえない:A→「いい加減にしてよ!」

 勉強よりもカレシでガッカリと、怒りをぶつけてしまう・・・

 続けて、留年の瀬戸際にいるんだから、カレシに会ったり電話する時間を、少しでも勉強に当てればと、みゆきは大声を出してしまう・・・

 みゆきが良く見ると、サトミが持っていたのはケータイではなく、MDレコーダーだった。ミユキはケータイを持ってるのに、毎晩、電話せず録音しているのかを、さとみは不思議に思ったが、そのまま布団をかぶって寝てしまう。

 

 第5章 沙都美の事情

 翌朝、朝寝坊したみゆきは、先に食堂で食事をしていたサトミの姿を見つけたが無視してしまう・・・

 それを見たサトミはみゆきに近づく。

 思いつめた表情の沙都美:A→「何か用!」

 みゆきには誤解されたくないと泣きそうな顔でサトミが、みゆきが迫ってきた。

 サトミは、友達のみゆきだからこそ、本当の自分を見てほしいから、カズオに会ってほしいと言い出す。

 友達なんてクサイ台詞:A→心が揺れた

 サトミに対してここまで腹が立つのは、信頼しようとしているからだと気付いたみゆきは、カズオに会いに行くことにする。

 寮から30分ほど離れた住宅街の中の団地の一室へ入っていくサトミ。それに引きずられるみゆき。

 表札を見ると新貝・・・ここは、サトミの実家のようだ。

 部屋に入ると、サトミの母親が出てきた。

 そして、部屋の奥にはカズオがいた。なんとカズオは、サトミの赤ん坊(生後10カ月)だった!

 サトミがナースを目指したのは、病気のカズオの負担を減らしたかったことがわかる。

 カズオの父親は、サトミが生むと決心した時に逃げたとのこと。

 サトミは、自分のことを忘れないよう会えないカズオに聞かせるために、毎晩MDレコーダーに録音していたのだった。

 それから2年、サトミが実家に帰るたびにみゆきもついて行くようになったため、今では、すっかり一男は、みゆきになついている。

 そんなある日、サトミの母は、旅費を出してあげるから、二人でゆっくり旅行に行ってきなと言ってくれる。

 

 完 エンディング70:友達

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 第4章 温泉へ

 夕食後、快人は温泉へ。

 脱衣所には、オーモリがいた。

 オーモリ君のもち肌→C:「うん」

 オーモリの触ってもいいよと言われた快人は、触ってみるが、そのもち肌具合に驚く。

 そこへ池谷が入っていくる。

 オーモリのもち肌は、快人の手を離さなかった。

 何かに目覚めた快人は、茶化す池谷を追い出し、オーモリと二人っきりに。

 そして、二人で部屋のベッドに行き、翌朝を迎える。

 

 終 エンディング13:バラが咲いた

 

 

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 第5章 脱衣所のみゆきと沙都美

 奥から、みゆきとサトミの声が聞こえてきた。どの男がかっこいいかを話している。

 みゆきとサトミは、間違えて男湯ののれんをくぐってしまったらしい。

 サトミは、快人は時に苦手だと話している。ムッツリスケベそうだだからとのこと。

 間違えた二人→A:急いで収納棚の奥へと身を隠した

 快人は何とか収納棚の奥へ身を隠した。

 間一髪、みゆきと沙都美が脱衣所へやってくる。

 二人は、快人がいるとは思っていないので、服を脱ぐ。

 やがて、サトミに胸を触りまくられて声を上げるみゆき。(ボイス付きで、みょ~にエロい・・・)

 部屋からタオルを持ってくるのを忘れたサトミは、収納棚にタオルがないかと言い始める。

 やばいぞ、快人!

 どうする?→B:廊下に出る

 快人は収納棚からコッソリ抜け出て、廊下へ出、そのまま2階へ。

 自分の部屋の前で、カギがないことに気付く快人・・・しかも便意まで襲ってきた!!!

 その時、部屋から出てきた雪乃が、快人を見て悲鳴を上げる。

 なぜか持っていた生卵を快人に投げつける雪乃。

 雪乃を落ちつかせようと近づいた快人だったが、廊下に散らばる潰れた生卵で脚を滑らせ、雪乃の上にのしかかってしまう・・・

 そこへローズが現れ、英語で助けを呼ぶ。

 その声でみんなが集まってきた。

 必死に弁明しようとした快人は、気張りすぎて脱糞・・・

 京香に、サイテーと言われてしまう・・・

 

 終 エンディング14:ゲーム・オーバー

 

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 第8章 沙都美と背中の流し合い

 やがてサトミも内風呂へ入っていくる。

 沙都美ちゃん登場→C:逃げ出した

 快人が立ち上がった瞬間、サトミの目線が股間に。

 そして、その時風が吹き、あたりの湯気も泡も吹き飛ばす!

 悲鳴をあげるみゆきとサトミ、それに応答して隣から神林の声も聞えた。

 って、ことは、こっちは女湯?

 やがて快人は警察に痴漢の現行犯として逮捕される・・・

 結局、オーモリが男であることはなぜか問題にならず、全身真っ白の防寒着を着てデジカメを持った神林は間違って女湯に入っていたことが判明するがこれも不問。

 よっぱど神林のほうが盗撮犯のようだが、ヒーロ扱いで、男湯に入っていた快人はヘンタイ扱い・・・

 

 終 エンディング15:僕は変態

 

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 第7章 部屋割り

 快人と京香は、ペンションの周りを散策中に、赤い人影を見かける。

 赤い人影→A:「なんだろう~」

 幽霊?→B:座敷わらしだ

 混浴編へ。

 

 第1章 人影の正体

 あの人影は座敷わらしだと思った快人だが、赤い上着を着ていたことに違和感を感じ、人影に近づく。

 人影は、薄桃色の浴衣を着たおかっぱ頭の女の子だった。

 女の子に声をかけようとしたら、突然の猛吹雪で、女の子の姿を見失う。

 

 第2章 二種類の座敷わらし

 6時40分になり、快人は京香と夕食をとりに食堂へ向かう。

 先にテーブルについていた神林が、座敷わらしは二種類あると他の客に話している。

 白い座敷わらしを目撃すると吉事、赤い座敷わらしを目撃すると凶事が起こると神林が話していて、みゆきを興味深そうに聞いているが、サトミは露骨に無視している。

 みゆきは、他にピンクの座敷わらしもいて、目撃すると吉事と凶事がいっぱんにやってくると話す。

 ピンクの座敷わらし→A:「いるかもしれない」

 快人は、サトミにピンクのざしきわらしはいるかもしれないと反論すると、サトミはそっぱをむいて携帯をいじり始める。

 神林とみゆきは、その後も座敷わらし談議に花を咲かせている。

 

 第3章 夕食

 7時の時計の鐘が鳴り、全員がテーブルにつき、烏飼の手料理がテーブルに並べられる。

 どのメニューからもオーナーの深い愛情が感じられた。

 

 第4章 温泉へ

 夕食後、快人は温泉へ。

 脱衣所には、オーモリがいた。

 オーモリ君のもち肌→A:聞こえないふりをした

 オーモリは、自分の肌がもち肌なのは全国の温泉を巡っているからだと、快人に話しかけてきたが、快人は聞えないふりをして、衣服を脱いで全裸になる。

 オーモリは独り言をいいながたリュックを背負って浴室へ。

 快人は、このあと京香とどう過ごすかの妄想を始め、興奮しすぎて大声を上げる・・・

 壁をひっかくような音が聞こえてきた。

 収納棚の扉の内側からのようなので、扉を開ける快人。

 ピンク色をした小さな物体が、棚の中を横切って行った。

 正体を知ろうと、収納棚の中に頭を突っ込む快人。

 奥は暗くて何も見えないが、音は聞こえる。

 体ごと、中へ入り込む快人。

 

 第5章 脱衣所のみゆきと沙都美

 奥から、みゆきとサトミの声が聞こえてきた。どの男がかっこいいかを話している。

 みゆきとサトミは、間違えて男湯ののれんをくぐってしまったらしい。

 サトミは、快人は時に苦手だと話している。ムッツリスケベそうだだからとのこと。

 間違えた二人→A:急いで収納棚の奥へと身を隠した

 快人は何とか収納棚の奥へ身を隠した。

 間一髪、みゆきと沙都美が脱衣所へやってくる。

 二人は、快人がいるとは思っていないので、服を脱ぐ。

 やがて、サトミに胸を触りまくられて声を上げるみゆき。(ボイス付きで、みょ~にエロい・・・)

 部屋からタオルを持ってくるのを忘れたサトミは、収納棚にタオルがないかと言い始める。

 やばいぞ、快人!

 どうする?→A:風呂場に逃げ込む

 風呂場まで数メートル、二人の動きを注意深く観察し、わずかな隙をついてい収納棚から飛び出した快人は、そのまま内風呂へヘッドスライディング!

 快人は、二人に気付かれることはなかった。

 いそいで外の露天風呂へ向かった快人は、先に入っていたオーモリの女の子が入ってきたと告げるが、3次元に興味のないオーモリは動じない。

 

 第6章 秘策

 オーモリはリュックの中を探り始める。

 秘策→A:脚立

 脚立で塀を乗り越えられると期待する快人だったが、オーモリが取り出しのは、巨大な赤いリボンだった・・・

 プリティーンの装備らしい。

 他にないかないかとリュックを探る快人は、シリコーン製の豊胸パットを見つける・・・(プリティーンは変身すると、胸が大きくなるのだ)

 

 第7章 みゆきが露天風呂へ

 みゆきが浴室へ入ろうとしている!

 快人はいそいで内風呂へ行き、シャワーの前に座ると、大量のシャンプーで素早く頭を泡立たせる。

 みゆきちゃん登場→A:ダメだ

 快人はダメだと思ったが、みゆきはまったく気付いていないようで、平気で露天風呂へ向かう。

 みゆきはメガネがないから、見えてないのだ。

 露天風呂でオーモリが女声(はっきりいってオカマ声だが)でみゆきに話しかける。

 みゆきは、食堂で見かけてないと話しかけると、オーモリはさっき着いたばかりだと答える。

 

 第8章 沙都美と背中の流し合い

 やがてサトミも内風呂へ入っていくる。

 沙都美ちゃん登場→A:慌てて蛇口をひねった

 快人は慌てて蛇口をひねり、湯気を立ち込めさせる。

 サトミは何の疑いもなく快人の隣のシャワーで、体を洗い始める。

 サトミは色々と快人に話しかけてくるが、裏声を出すことのできない快人は黙っているしかない。

 具合が悪いと勘違いしたサトミは、快人を診察し始める。

 そこへオーモリが現れ、快人の代わりにきれいなお姉さんを見ると緊張してしゃべれなくなると答える。

 サトミは、快人の背中を流してあげると言い、スポンジを持つ。

 そこへシリコン製おっぱいが、快人の目の前に落ちてきた。オーモリが投げてくれたのだ。

 さっそく胸にセットする快人。

 快人のおっぱいに触り、意外な大きさに驚くサトミ。

 サトミは、今度はサトミの体を洗うよう快人にうながす。

 快人は言われるまま、サトミの背中を流し始める。

 

 第9章 みんなで背中の流し合い

 そこへ京香、ローズ、雪乃も浴室へ入ってくる。

 さうがにマズいと思ったオーモリは風呂を出ようとするが、みゆきに引きとめられる。

 京香、ローズ、雪乃、みゆき、サトミは輪になって、背中の流し合いっこを始める。

 その光景に困惑するオーモリ。

 オーモリを助けようと、露天風呂に向かった快人だったが、突風が吹き、疑似おっぱいが落ちてしまう・・・

 京香に快人だとバレてしまい、女性陣にボコボコにされる快人・・・最期はオーモリの胸に包まれ、意識を失う快人。

 自分は男湯に入ってたのに、女湯と間違えてはいってきた女性陣にボコボコにされるなんてと思う快人の耳に、女の子の笑い声が聞こえてきた。

 座敷わらしを信じなかったバツだと、ピンクの浴衣の女の子が、快人に話しかける。そして、のれんをかけかえておいたと告げる。

 

 エンディング69:完 ピンクの座敷わらし

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 バッドエンド回収のため、適当に犯人の名前を入れることにする。

 

 第24章 快人を殺害した犯人は?

 みゆき、池谷以外

 

 第25章 真相

 池谷が烏飼に、マスターキーで自分の204号室を開けて調べてみろと言い出す。

 池谷の部屋を調べに行き、しばらくしてたってから戻ってきた烏飼が、快人の免許証、保険証、キャッシュカードを差し出し、池谷の部屋のゴミ箱から見つけたと言った。

 殺害理由を聞かれた池谷は、快人が女に汚いクズの分際で京香をもてあそんだからと答える。

 その時、パトカーのサイレンが聞こえて来た。それを聞いた池谷はペンションを飛び出す。

 追いかけようとする京香に、ローズはあなたは負けたから諦めろと声を掛ける。そして、ローズは、京香に本当にわからないのかと尋ねるが、京香はさっぱりわけがわからない・・・

 数時間後、池谷が車ごと谷底へ墜落してるのが発見される・・・池谷は、免許を持ってないのに、運転したからだ。

 快人のカードに池谷の指紋が付いていたことから、犯人は池谷と断定された。

 月刊らんらんとらえるは不祥事により廃刊になったが、京香は何とか会社に残ることができた。

 今になって、京香は、池谷が自分のためにカードを持ち出したことに気付くが、快人殺害の理由は不明のまま。

 女性誌のテレビ番組欄を担当している京香は、海外ドラマ特集でとあるDVDを見て、真実を知るが、証明する方法がないことに気付く。(おそらくDVDの内容は、おそらくルミノール反応は鉄分を検出するものだから、あの温泉では役に立たないということ)

 

 終

 エンディング11:京香の敗北

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 魔女編の推理は面白く解けたし、犯人が見つかってからのゴネ方もおもしろかったし、ラストの魔女の行動も不気味でいい雰囲気で、本編よりもおもしろかった!

 さて、バッドエンディング回収をしますか。まずは偽装工作に引っかかった場合。

 

 第24章 快人を殺害した犯人は?

 池谷

 

 第25章 真相

 快人と知り合いだということで京香に疑いの眼がそそがれる中、雪乃がさっきみんなの部屋とゴミ箱を調べてきたと言い、快人の免許証、保険証、キャッシュカードを差し出す。

 続けて、雪乃は池谷の部屋のゴミ箱の中で見つけたと話す。

 すると池谷は、自分が快人を殺して、泥棒がやったと見せかけるために財布からカード類をうばったと答える。池谷は、京香との仲を誤解したらしい快人がわけのわからないことを言って包丁で襲いかかってきたので、包丁を奪い取り、揉み合ううちに刺したと話す。

 なんで快人が旅行に包丁を持ってきてるのかと疑問が湧いたが、池谷はそんなのどうでもいいと話を続ける。

 池谷は、包丁を持った快人に襲われ、揉み合ううちに刺してしまった。泥棒の仕業に見せかけるため、快人の財布からカード類をうばった。その時警報が鳴り、雪乃が部屋にやってきたので、内側から鍵をかけてやりすごした。そして、窓から包丁を投げ捨てたと告白する。

 (ここまでは完エンディングと同じ)

 烏飼はロープを持ってきて池谷を後ろ手に縛り上げ、神林といっしょにワインセラーに池谷を閉じ込める。

 ローズに引きずられるように自室へ連れていかれた京香は、ローズに池谷が犯人ではないと話し始める。

 京香は、包丁の汚れ具合から包丁はかなり深く快人に刺さっていたと思われる。当然犯人の手は血まみれになり、包丁の柄も血で汚れるはず。しかし、包丁の柄には血がついていなかったから、包丁の柄を何かで覆っていたのだろう。池谷はハンカチを持ってるが、京香が快人の窓を開けた時にきれいなハンカチを出した。

 ローズは、池谷が快人のカード類を持ってたと言うが、京香は、誰が捨てたがわからないようなところに捨てればいいだけなのに、自分の部屋のゴミ箱に捨てたるのはおかしいと答える。

 するとローズは、池谷の部屋にカードがあったことは、快人の知り合いということで一番疑わしい京香が犯人じゃない証拠になる。池谷の部屋に快人のカードを捨てることができたには、部屋の主の池谷、池谷の知り合いの京香、ペンション関係者の雪乃と烏飼の4人だけ。しかも、罠にかけられた池谷は一切反論してない。と話す。

 それを聞いた京香は、池谷が京香をかばうため自分で自分に罠にかけたことに気付き、ローズに現場を調べたいと訴えるが、警察が来て調べればわかることなら警察に任せた方がいいと言って却下されてしまう。

 そして、ローズは神林愛用の睡眠薬の錠剤を取り出し、ぐっすり眠れるようにと京香に手渡す。

 翌朝警察がやってきた。

 薬の副作用で朦朧としている京香の耳に、死亡2名でワインセラーに鑑識入りますという声が聞こえてきた。さらに、ワインセラーの遺体は池谷雅也で、首つり自殺だと言っている・・・

 

 終

 エンディング12:迷宮入り

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 自分の推理はこうだ!

 オーモリはイヤホンをしていたので聞こえなかったが、18時30分にお風呂から出て部屋に戻ったみゆき、18時40分に部屋に戻った池谷、18時45分に2階へ行った雪乃の3人も、快人の悲鳴や物音をきいていない。

 快人殺害時間は、居酒屋の電話が終わったあとの18時35分以降なのは確実。そして、凶器が捨てられた18時50分には殺害されていたと考えられるが、警報がなった18時45分に2階にいた人間誰もが快人の悲鳴を聞いていないことから、快人殺害は、警報がなる前だったと考えられる。

 18時35分から警報がなる18時45分までは、京香・サトミ・神林・ローズ・黒井・雪乃はラウンジにいたから絶対に犯人ではない!

 みんなのいたラウンジから部屋に戻った池谷は、18時40分から警報がなる前までは快人の殺害可能だが、みゆきが物音を聞いていないので、犯人ではない!

 同じく警報が鳴る前のアリバイがはっきりしない烏飼とオーモリも、18時35分から警報が鳴る前に快人殺害が可能だが、みゆきが物音を聞いていないので、犯人ではない!

 そして、みゆきは、18時30分に風呂から上がってからのアリバイがなく、18時40分に部屋に戻った池谷が物音を聞いていないことことから、快人が電話を終えた18時35分から池谷が自室に戻る18時40分の間に、みゆきが快人を殺害したと考えられる。

 

  一方、凶器が捨てられた時間は、黒井の証言から18時50分だと考えられるが、この時間アリバイがあるのは、雪乃と話したみゆきとオーモリのみ。

 おそらく、凶器を捨てたのは、殺害犯のみゆきではない!そして、作者からの共犯者はいないとのメッセージから、凶器を捨てた人物はみゆきに頼まれたワケでなく自分の意思で凶器を捨てたと考えられる。

 つまり凶器を捨てた人間は、快人殺害犯だ誰だかすぐにわかり、その殺害犯をかばう理由がある人間だと考えられる。

 神林夫妻は、相方が犯人だと気付いたらかばうかもしれないが、お互いに完璧なアリバイがあり、そのアリバイをくずすには、どちらかが嘘をついていないといけない。つまり共犯が成立するから、凶器を捨てたのは神林夫妻ではない。

 他のメンバーは、快人を殺した犯人に心当たりはないし、かばう理由もない。

 唯一当てはまるのは、快人を殺した犯人を京香だと勘違いした池谷だけだ。

 18時40分にラウンジから部屋に戻った池谷は、鍵が開いていた快人の部屋に入り死体を発見し、京香が殺したと勘違いする。雪乃が誤報を知らせに来るが鍵をかけてやりすごし、18時50分に黒井が下にいるのに気付かず凶器を窓から投げ捨てた。

 

 第24章 快人を殺害した犯人は?

 みゆき

 

 第25章 真相

 快人と知り合いだということで京香に疑いの眼がそそがれる中、雪乃がさっきみんなの部屋とゴミ箱を調べてきたと言い、快人の免許証、保険証、キャッシュカードを差し出す。

 続けて、雪乃は池谷の部屋のゴミ箱の中で見つけたと話す。

 すると池谷は、自分が快人を殺して、泥棒がやったと見せかけるために財布からカード類をうばったと答える。池谷は、京香との仲を誤解したらしい快人がわけのわからないことを言って包丁で襲いかかってきたので、包丁を奪い取り、揉み合ううちに刺したと話す。

 なんで快人が旅行に包丁を持ってきてるのかと疑問が湧いたが、池谷はそんなのどうでもいいと話を続ける。

 池谷は、包丁を持った快人に襲われ、揉み合ううちに刺してしまった。泥棒の仕業に見せかけるため、快人の財布からカード類をうばった。その時警報が鳴り、雪乃が部屋にやってきたので、内側から鍵をかけてやりすごした。そして、窓から包丁を投げ捨てたと告白する。

 辻褄が合わないことに気付いた京香は、雪乃に何か頼みごとをし、それを聞いた雪乃は食堂を出ていく。

 京香は、池谷に快人が池谷を襲うわけがないときっぱり言う。そして、池谷が犯人なら知っていなきゃいけないことがあると詰め寄る。

 京香は、包丁の汚れ具合から包丁はかなり深く快人に刺さっていたと思われる。当然犯人の手は血まみれになり、包丁の柄も血で汚れるはず。しかし、包丁の柄には血がついていなかったから、包丁の柄を何かで覆っていたのだろう。池谷が犯人なら、当然それが何かは知ってるはずだが、それは何?と質問する。

 池谷は、ハンカチだと答えるが、京香はポケットのハンカチは綺麗だと指摘する。

 そして、京香は、池谷は犯人じゃない!と断言する。

 その時、食堂に雪乃が戻ってきて、京香の言う通りタオルの枚数を数えてきた、結果は男湯に黄色が4枚、女湯にピンクが3枚と黄色が1枚あったと話す。

 それを聞いた京香は、犯人はみゆきだと発言する。

 京香は、池谷は6時40分までラウンジでビールを飲んでいて、目撃者は複数いる。池谷は快人を殺すことができないが、快人を殺した凶器を捨てたのは警報がなってから、黒井がタバコを吸いに外に出た6時50分。

 京香が7時45分に死体を発見した時に、窓に凶器を捨てた時吹き込んだ雪によるシミがあった。その時、京香が窓をあけたので、窓はもっとぬれてしまったのに、8時45分にもう一度見た時はシミはきれいに乾いていた。つまり快人の窓のシミは1時間以内に消えるから、凶器を捨てたには6時50分で間違いないだろう。

 京香は池谷が返り血を避けるために使ったものを持ってないから、犯人ではないと話す。

 みゆきは凶器といっしょに外へ投げ捨てのだろうと言うが、京香は包丁の近くに何もなかったし、返り血のついたタオルは赤いから、黒井は気付くはずだと言い返す。

 そして、他の部屋から証拠を投げ捨てたなら、快人の部屋の窓が濡れてるのはおかしいと、京香は話す。

 京香は、自分が快人を殺したと思って、かばうために凶器を捨てのかと、池谷に尋ねるが、返事はない。

 そこで、なぜ快人の部屋にいったのかを尋ねると、池谷は、サトミや京香に自分だけいじられるのが癪だったので快人をラウンジに誘おうと思ったと答えた。

 たぶん、池谷は、京香の気にしている体重や男関係を、快人に吹き込もうとして快人の部屋に行き、死体を発見する。どうしようかと思っていると、火災報知機が鳴りだし、雪乃が部屋にやってきたので、内側から鍵をかけてやりすごし、凶器を窓から投げ捨てる。そして、財布からカード類を抜き取り、自分の部屋のゴミ箱に捨てたと、推理する京香。

 オーモリの右手のサインは消えてないし、爪の真っ黒で、しばらく手を洗った様子がないから、返り血をあびてないオーモリも犯人ではないと、京香は断言する。

 京香は、犯人は返り血を浴びないようにしても、やっぱり気になるから手はかならず綺麗にあらったハズだと話す。

 オーモリが手を洗わなかったのがわかるが、犯行時に手袋をしてのでは?と池谷が聞くと、手袋をはめると蒸れて汗と皮脂が出て、油性ペンで書いたイラストを消えると答える京香。

 犯行時刻にアリバイがない烏飼は、厨房にいたらしいが、それは違うと京香は話す。落雷時にお風呂で京香たちに話しかけたのは神林と黒井だと思っていがた、よく考えたら会話の内容がペンション関係者ぽいし、本物の黒井は声が小さいからあんなに離れては会話できないので、あれは烏飼だった。それに、池谷はシャワーが壊れて使えなかったが、神林は使ったと話していたことから、神林と黒井が入浴中に烏飼がシャワーの修理をしてたはずだと京香が言うと、神林、黒井、烏飼の3人はそうだとうなずく。

 そして、警報がなった時、烏飼がバケツを手に眼鏡が曇った状態でラウンジに現れたことを烏飼本人に確認すると、池谷にシャワーが壊れていると言われて配管をいじっていたと答える。雪乃に、ラウンジで注文された飲み物を雪乃が注い堕の化を確認すると、うなずく。雪乃は烏飼が厨房にいないと言えば、犯人にされてしまうかも思い、言いだせなかったのだ。

 京香は、みゆきなら犯行後に入浴してるから返り血は洗い流せるし、犯行時の騒ぎを聞いていないのもおかしいと話す。

 誰も犯行時の物音を聞いていないことか、快人の殺害時刻は、2階に快人、みゆき、オーモリしかいなかった時間帯だと断言する京香。オーモリは大音量で音楽を聞いていたから、物音には気付かないかもしれないが、みゆきは音楽を流さすに読書をしていたから聞こえていたはす。つまり、みゆきは嘘をついている。万が一、池谷が犯人でも、みゆきが何も聴こえなかったとウソをつく必要はない。

 そう池谷が2階に上がった時は、すでに犯行を終わって静かになっていたのだ。

 そう言われたみゆきは、まともな証拠は一つもないと言って笑っている。

 快人は悲鳴を上げずに殺されたかもしれないし、メールやボイスメモも誰かが細工して本当の殺害時刻を狂わそうとしている。ちょっと知識があればPCにつないでタイムスタンプは書き換え可能だと反論するみゆき。

 このペンションには烏飼のPCが事務室にあるきりだが、快人のケータイは古くてPCの接続する端子はないことを思い出した京香は、みゆきの反論を論破する。

 しかし、みゆきも黙っておらず、ケータイそのものの時刻をいじればいいと言い返すが、雷の音が入ってるから時刻は正しかったはずと京香も言い返す。

 みゆきは、雷の音なんで別の音源から録音すればいいだけだし、あのボイスメモ自体が京香が持ち込んだ学生時代の快人の声を録音してものじゃないかと言い出す。

 すかさずオーモリが、ケーブル接続ではなく、マイクから録音すればあきらかに音質は劣化すると話す。

 京香も、雷がなることは誰にもわからないと言い返すが、みゆきはアリバイ用の音源をいくつか用意すればいいだけと答える。

 さらに京香は、快人は雷の音にびっくりしてると言うと、みゆきは快人が何におどろいているかハッキリとは言ってないと反論する。

 さらにみゆきは、凶器を捨てる共犯者もいるし、窓のシミは京香しか見てないし、居酒屋への電話だって嘘の証言かもしれないと、屁理屈を重ねる。

 みゆきは、自分が犯人だという完全証明は不可能だと笑う。

 証拠はすべてみゆきが隠滅してしまいお手上げの京香だが、返り血を防いだのはみゆきが頭に巻いてるタオルだと話す。このタオルを包丁の柄に巻いて、返り血を防いだのだ。

 それと犯人はわざわざ包丁を自分で持ってきているということは、見つかっても問題ないものに違いない。わざわざ池谷が隠す必要はなかったのだ。

 さらにみゆきは雪乃にシャンパンをひっかけられた時、黄色のタオルを持ってお風呂に行ったはずだが、今頭に巻いてるのはピンク。これは、落雷の時使っていたタオル。タオルの枚数は雪乃が確認して、男湯に5枚、女湯にはピンク3枚、黄色1枚があることを確認済み。

 ルミノール反応は本来鉄イオンを検出するものだが、ここの温泉のお湯は鉄分が含まれているため、温泉のお湯がついたものは血液の付着にかかわらずルミノール反応が出てしまう・・・

 みゆきは、自分でグラスをひっくり返すなりして、もう一度入浴するつもりだったのだ。

 雪乃がペンションのゴミ箱を探したが返り血を防ぐようなものを見つけられなかったので、返り血を防いだのはタオルしか考えられないと話す京香に、燃やしてしまえばわからないと反論するみゆき。

 ここの火災報知機は敏感すぎて燃やすのは絶対に無理だし、吹雪がヒドイから外で燃やすのも無理と答える京香。

 ペンション関係者なら、火災報知機を一時的に切って証拠を燃やすことが可能だと、みゆきは反論を続けると、烏飼は火災報知機は警備会社の管理だから、警備会社に連絡しないと解除できないし、当然記録も残る。今日は、黒井が煙草を吸おうとした18時45分の記録が報知機本体と警備会社の両方に残っていると答える。

 さらに、みゆきはルミノール反応を消すために、温泉水を容器に汲んでおけが自分以外の人間にもできると反論する。

 それを聞いた京香は、ルミノール反応は消せても、血のシミが見つかっては元も子もないから、犯人は血の後を消すために洗ったハズだと答える。洗面とトイレは共用で、誰かに見られうかもしれないから、そこでは洗わないが、お湯が赤い風呂で血の付いたタオルを洗ってても、あやしいと思われない。

 警報がなった後で風呂に入って黒井もあやしいと言い出すみゆきに、黒井には犯行時刻に完璧なアリバイがあると答える京香。

 オーモリにはアリバイがないと言い出すみゆき。しかし、手も洗ってないオーモリは風呂なんか入ってるはずないし、確認すると3日前に入ったきりとの返事だった。

 自分で右手のイラストを書きなおしたのでは?とみゆきが言いだすが、右利きのオーモリが右手の甲にイラストを書くのは無理だし、自分で書いたら、頭は指先側になるはずだと答える京香。

 ローズが、烏飼に内側から開けられないようにみゆきを閉じ込める場所を尋ねると、ドアに釘を打ち込んで固定させれば客室でも可能だと答える。

 

 犯人はみゆきだった。合コンで快人と知り合って付き合っていたらしい。快人のブログを読んで、ここに来ることを知り、サトミを強引に誘って来たとのこと。

 京香は、捜査が終わったら快人のノートPCを引き取って小説が残ってたら発表したいと思っている。

 快人が最後に書いていた小説は、恋に狂う魔女の話。

 京香の頭の中にイメージが浮かぶ。

 たった1つだけ願いを叶える魔法を手にした女がいたが、彼女の願いは、恋と、もう一つは不治の病とこどうしようもないもの。どちらか片方しか叶わない。彼女の前に、恋に苦しんだことのある女神の卯子酉様が現れ、恋の願いを引き受けることで、女は2つの願いをかなえる。犠牲なんてないほうがいいと思う京香。

 

 みゆきが観念したあと、ローズは二人きりでみゆきと話したいと言い出す。京香に言われたい放題にされたみゆきの話も聞いてあげるというのだ。

 危険だと神林は反対するが、ローズを殺しても何もならないし、ここから逃げ出せるわけないから大丈夫とだと、ローズに押し切られてしまう。

 ヒステリックに自分が犯人じゃないとわめいているみゆきの話をじっと聞くローズ。

 そしてみゆきが落ちついた頃、ローズはみゆきに向かって、証拠なんて何もないし、今日会ったばかりの京香の話だけ信じるのも不公平なので、同じく今日会ったばかりみゆきの話しも信じたいと言い出す。

 続けてローズは、これが魔女狩りならみゆきの味方をすることはできない。それは、京香の攻めの推理は、みゆき一人だけ悪者にしており、みゆきさえ閉じ込めれば安心だとみんな思っている。その一方、みゆきの理屈は守りで、自分ひとりだけ守ろうとするあまり、推理が散漫で誰か一人に集中しない。だから、みゆきの推理では、容疑者が固まらない。

 ローズからすると、神林夫婦以外全員がつるんでいて、お互いをかばう嘘をついていてもおかしくないが、それを証明するためには、ローズは神林も危険にさらすことになる。

 ローズは、真相がどうであれ、何も知らないフリをして、みゆきが犯人ということにしておかなければならない。それは、他のメンバーも同じことで、みゆきを犯人にしておくのが一番都合がいい。

 そう、みゆきが犯人である場合のみ、共犯者は発生しないから。

 そして、ローズは、閉じ込められてるみゆきは今夜は生きていられるが、ローズたちは、真犯人の襲撃におびえながら恐怖の一晩明かすことになると言い、京香と池谷が真犯人かもしれないと話す。

 10分後、ローズは食堂から出てきた。

 部屋に戻ったローズは神林にみゆきにどんな魔法を使ったかを尋ねると、みゆきに犯人だとみんなで責め立てると暴れるかもしれないので、自分だけは味方だと言ってあげたとローズは答える。

 本当の犯人はわからないし、証拠もない。みゆきが全員の証言を封じて証拠を消してしまうという恐ろしいことをしないよう、ローズはみゆきを手なずけたのだ。

 ローズを名探偵だとほめる神林に、魔女と言って欲しいと言うローズ。

 

 完

 エンディング68 笑う魔女

拍手[3回]

 今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) はどうかな?

 第2章 再会

 再会→B:私は~を選択して、魔女審問編へ。

 ここから、京香視点に変更。

 

 第1章 ペンション前にて

 立花京香は母の弟である池谷雅也といっしょにペンションに訪れ、偶然に大学時代少し付き合っていた坂巻快人と出会う。

 小説家を目指す快人は、デートよりも新人賞の締め切りを優先したため、京香が切れて別れたのだった・・・

 

 第2章 ようこそブラウニーへ

 京香と雅也がペンションに入ると、オーナーの烏飼が出迎えてくれ、池谷は204号室、京香は205号室だと教えてくれる。

 宿帳に名前を記入する時に、206号室の下に快人の名前が書いてることに気付く京香。

 烏飼は、22時までラウンジでドリンクを無料サービスをしていると教えてくれる。それと、風呂掃除が終わったところなので、夕食の7時まで時間があるので、先にどうぞと話す。

 腕時計を見ると5時少し前だ。

 明日の取材までは自由時間ということで、それぞれ部屋に向かう。

 

 第3章 宿泊室

 205号室はベッドが2つあるツインルーム。というか、このペンションはツインルームしかない。

 205号室の隣は、池谷のいる204号室、快人がいる206号室はろうあkを隔てたはす向かい。

 京香が206号室の部屋のノックすると、中から快人の驚いた声がする。京香だと言うと、快人は慌ているようで、中で大きな音がしている。

 ラウンジでコーヒーを飲もうと京香は快人を誘うが、快人は上の空。小説で頭がいっぱいらしい・・・

 

 第4章 ラウンジと快人と

 ラウンジで、おかっぱ頭の中学生くらいの女の子の注文を聞かれた。彼女は、白河雪乃と名乗り、ここの従業員だと言う。雪乃は人見知りらしく、もじもじしている。

 ソフトドリンク→A:カフェラテで

 京香はカフェラテ、快人はブレンドを注文したが、雪乃がミルクポットを忘れたので、快人はブラックのまま飲むはめに・・・

 京香は、快人にまだ小説を書いているのかと尋ねると、京香がなぜそれを知っているのか驚く。

 京香はは、快人が書いた新宿おネエ物語を読んだことがあり、快人の小説が好きだと話す。

 すると、快人は、小説を書き終わった途端トラブルが起こるので、自分の覚悟が足りないのではと話す。そして、今、魔女の話を書いていると話す。

 快人によると、日本で魔女の話が少ないのは、日本では恋に狂った女=魔女は鬼になるからとのこと。そして、卯子酉様も魔女の血を引いていると話す。

 快人は、今までの自分の小説は地に足がついていない作品だったので、今度「魔女審判」はちゃんとした作品にしたい。そのためには、自分の身を切るようなことをしないと、命は宿らないと話す。

 京香は、叔父である編集長と取材に来ていると話す。

 近況についてお互い話すと、快人はコンパに結構行ってるとのこと。

 そこへ、雪乃がコーヒーサーバを持って、お代わりを聞きに来た。時計を見ると6時10分。

 京香はお風呂に入ろうと思い席を立ち、快人は雪乃の申し出を断ることができずコーヒーのお代わりを飲むことになった。

 

 第5章 入浴

 風呂場に向かった京香。脱衣所には、スリッパが何足があるので、先客がいるらしい。

 風呂場は、なんとなく鉄の匂いがしており、浴槽には赤茶けたお湯がたたえられている。

 風呂場には、女の子2人と、外国人らしい老婦人がいた。会話から、赤毛がサトミ、頭にピンクのタオルを巻いているのがみゆき、老婦人がローズらしい。

 「ここのお風呂は赤いお湯なんですね」と京香は3人に声をかけると、ローズが、含鉄泉といって、鉄分がサビて赤くなっていると教えてくれる。

 おっぱいで心理戦を繰り広げる4人・・・

 外は吹雪のため露天風呂に入るのは無理そうだ。

 

 第6章 落雷

 その時、近くに雷が落ちて、みんなビックリ!

 男湯のほうから、ローズを気遣う声と、もう一人別の男の声が聞こえた。

 そして、再度、近くに雷が落ちて、びびったサトミとみゆきは風呂からあがる。

 京香は、ローズに手相を見てもらう。

 手相占い→A:恋愛運

 京香とローズは手相談機を10分ほどして、6時40分ごろ一緒に風呂から出る。

 そして、京香は、快人に温泉の感想をメールで送る。

 ローズに誘われて、いっしょにラウンジへ向かう京香。

 

 第7章 ラウンジで歓談

 ラウンジでは、サトミはビールを飲んで、もう出来上がっている・・・

 そのサトミの相手をしているのは、池谷。

 雪乃は、サトミのためにビールのグラスを運んでいる。

 みゆきの姿がないので、サトミに聞くと、化粧直しに部屋に戻っているとの返事。

 京香に不倫はさせないと言われて憤慨する池谷は、自分のほうがサトミより先にラウンジに来てたと言い訳する。

 サトミにも池谷はタイプじゃないと言われて、気を悪くした池谷は部屋に戻る。

 池谷と入れ違いにラウンジに入ってきたのは、壮年男性と室内なのにコートを着こんだイケメン。

 壮年男性はローズの夫の神林と名乗り、コートのイケメンは黒井だと話す。

 神林はシャワーが気持ちよくて長風呂になってしまったと話す。

 黒井はシャイな性格で、一言も話さない。

 雪乃はお客がいっぱいになってパニくっている。

 さっき男湯に神林といっしょに入っていたのが誰だか気になった京香は、神林に聞いてみると、雑誌記者が先に上がったと答えたので、京香は自分の叔父の池谷だと話す。

 そして、京香は、池谷といっしょに月刊らんらんとらべるの仕事で来たと神林夫妻に話す。

 そこへ雪乃が、神林夫妻が注文したアイスコーヒーを異様に慎重に運んで来たので、みんなで見守る。

 

 第8章 火災報知機

 途端、大きな電子音が響き渡る!

 音はしばらくしたら止んだが、バケツを手にした烏飼がラウンジにすっ飛んで来る。烏飼のメガネはなぜか曇っている。

 烏飼は、タバコとライターを手にした黒井に向かって全館禁煙だと声をかけると、黒井は素直にタバコの火を消す。

 烏飼は、新しいセンサーが敏感すぎて魚も焼けないとラウンジにいる人たちに謝る。

 烏飼は、雪乃に部屋にいるお客に誤報だと伝えるように促すと、雪乃は走ってラウンジから出て行く。

 烏飼にビールを勧められた黒井は、黙ってラウンジを出ていく。外へタバコを吸いにいったようだ。

 京香は化粧水を塗りに、サトミも一眠りするために部屋に戻る。

 神林とローズは、ラウンジに残る。

 

 第9章 食堂へ

 京香は10分ほどかけて部屋で化粧水を塗り込む。夕食まであと5分。

 食堂に向かおうと部屋を出た京香は、快人の部屋をノックするが返事がない。

 食堂に行くと、汗臭いデブがケータイをいじっている。左手だけ黒い指抜きグローブをはめており、素手の右手の甲には、手首の方に頭を向けた女の子のイラストが描かれている。

 快人の姿は食堂にない。

 デブと二人きりで気まずい京香は、快人に再度メールを送るが、さっきのメールの返事もない・・・

 そこへ池谷がやってきて、京香の向かいに座る。

 タバコを取り出した池谷に、全館禁煙で警報がなることを説明する京香。

 池谷がさっきの音がそうかと答えたため、京香は池谷が雪乃からちゃんと話を聞いてないことに気付く。

 快人の姿がないのをいいことに池谷は、かわいい姪を泣かせたらブン殴ると、マジメに京香に話す。

 京香は、池谷に温泉について尋ねると、シャワーが水しか出なかったから6時から15分くらい入ってすぐに出てきたとの返事だが、どことなく様子がおかしい池谷・・・

 

 第10章 午後7時の夕食

 柱時計が7時を告げ、雪乃がアベリティフの注文を取りに来た。

 アペリティフ→B:キール

 京香と池谷はキールを注文するが、池谷が白ワイン苦手なことを思い出した京香は池谷にキールは白ワインベースだと教えると、池谷はシャンパンに注文しなおす。

 京香はキール、池谷はシャンパン、雪乃からオーモリと呼ばれたデブはバナナジューズを注文するが、雪乃が間違ってシャンパン2つとバナナジュースと注文を伝えてしまう。雪乃の様子から注文間違いを言い出せず黙ってシャンパンを飲む京香。

 厨房から3人分のグラスを運ぶ雪乃と、ラウンジに入ってきたみゆきが、タイミング悪くぶつかり、グラスはコナゴナ、みゆきはシャンパンまみれに・・・

 厨房から飛び出してきた烏飼と雪乃は、クリーニング代はこちらで持つと平謝り。

 その時、オーモリが再放送を見落としたと大声をあげながら食堂から出ていく。

 烏飼が持ってきた黄色のタオルを手に、みゆきも食堂から出て行き女湯へ。

 それを見届けてから、烏飼は再び夕食を作り始め、雪乃は、かなり落ち込んだ様子で割れたグラスの後片付けをはじめる。

 雪乃の様子があまりにも気の毒だたので、思わず励まし言葉をかける京香。それを聞いて、少し笑う雪乃。

 そこへ、神林夫妻が食堂へやってくる。

 

 第11章 夕食が終わって

 京香は、食事を写メして、快人に送るがあいかわらず返事はない・・・

 そして雪乃の姿も見えない。まぁ雪乃じゃ、料理を運ぶのはムリそうだ。

 京香と神林夫妻は料理をおいしく食べているが、池谷はあまり食が進んでいない。

 そういえば他のお客の姿が見えない。外は吹雪。時刻は7時40分。

 京香は、また快人が小説を書くのに夢中になってて食事をすることを忘れていると思い、快人を呼んでくると言って立ちあがるが、なぜか池谷が京香といっしょに行くと言い出す。

 雅也さんがついてくる?→A:来てもらう理由はない

 一人で大丈夫だと言う京香に、そんなにあいつと二人っきりになりたいのかと詰め寄る池谷。

 結局、断り切れず京香は池谷といっしょに快人の部屋へ向かう。

 

 第12章 快人の部屋へ

 206号室のドアをノックするが返事はない。ケータイで時間を確認すると、7時45分。

 ノブを回すとドアが開いた、カギもかけないなんて、不用心な。

 部屋に入ると、血だまりの中に胸から血を流した快人が倒れている。

 快人が死んだフリをしていると思った京香は、快人の体に近づいて体を触るが、快人が息をしていないことに気付く・・・

 池谷も快人の首筋を触るが、脈がない・・・

 驚いて立ちあがった京香は、窓の下に濡れたようなシミを見つけて窓を開けるが、外から吹き込む雪で何も見えないは、窓の下はビショビショに濡れてしまう。

 現場をあらすなと声を荒げる池谷は、ポケットからハンカチを取り出し、それを使って窓を閉める。

 

 第13章 食堂に集合

 腰を抜かした京香は、池谷におぶわれて食堂に戻り、烏飼と神林夫妻に報告する。

 烏飼と神林と池谷は206号室を確かめに行き、5分ほどして神林だけが戻ってきて、快人が本当に死んでるとローズに告げる。

 烏飼は警察に連絡し、池谷は他の客を呼び集めている。

 神林は、快人は胸を刺されて殺されたようだが、部屋に凶器が見つからなかったと話す。そして、殺人犯はこの近くにいるかもしれないから、みんなで固まっていたほうが良いとも話す。

 5分もたたないうちに、オーモリ、サトミ、洗い髪にピンクのタオルをまいたみゆき、黒井、雪乃、池谷がラウンジに現れる。

 さらに5分ほどしてから烏飼もラウンジに戻って来るが、警察は雪がひどくて来られないと伝える。

 状況がよくわらかないオーモリたちに、池谷は206号室の快人が刺し殺されたと説明する。

 サトミは犯人が近くにいるかもしれないからヤバいと言い出し、烏飼はさっき見回ったがペンションの周りには不審人物はいなかったと話す。

 それを聞いたオーモリは、犯人はこの10人の中にいると言い出す。そして、吹雪の山荘状態だと喜ぶ。

 犯人がこの中にいる?→A:そんなはずない

  

 第14章 アリバイ確認

 烏飼と雪乃が軽食を運んで来たが、手をつけたのはオーモリ、サトミ、黒井だけだった。

 見ず知らずの人間を殺す理由はないだろうから、快人の知り合いの京香が真っ先に疑われる!

 動機がある?→A:恨んでなんかない

 京香は快人に恨みなどないと話すが、サトミに犯人は正直に話すわけないし、計画的に快人が泊る日に予約したのだろうと言われてしまう。

 池谷は、この取材を計画したのは自分なので、京香が快人に会ったのは偶然だと話すが、偶然快人に会って昔の恨みを思い出してやったのかもとサトミに言い返される。

 雪乃は、ラウンジでお茶してた快人と京香は仲良くて、とても殺すとかの雰囲気でなかったと話すが、見た目だけじゃわからないとオーモリに言い返される。

 池谷は、ワケのわからない理由で人を殺す奴はいくらでもいると反論する。

 みんなのアリバイを確認することに。

 

 オーモリ→6時半に到着。18時48分にケータイから友達のブログにカキコ。火災報知機がなって雪乃が故障だと伝えに来た。黒井のタバコが原因で火災報知機がなったのは6時45分で、火災報知機の履歴で確認ずみ。カキコが済んだので、食堂へ降り、7時ごろ京香と池谷に会う。みゆきの騒動のあと、アニメの再放送を見に部屋に戻る。オーモリの右手のイラストは、おととい声優の水上ヤエのサイン会で、手にサインしてもらったものとのこと。

 サトミ→風呂上がりにラウンジでビールを飲んで、警報のあと部屋で寝てた。サトミのいびきがうるさいので、みゆきとは別室。

 みゆき→お風呂以外は部屋で読書。警報を謝りに来た雪乃には会っている。7時ごろ、食堂に降りたら雪乃とぶつかって、再度お風呂に入ったが、誰にも会わなかった。

 池谷→6時から15分ほど風呂に入ってから、ラウンジでビールを飲んでた。しばらくしてサトミがやってきて、その後やってきた京香にいじめられ6時40分に部屋に戻って横になってた。雪乃が来た時は、面倒だったのでそのまま寝てた。7時なったので食堂に降りたら、京香とオーモリがいた。

 烏飼→警報が鳴る前は厨房で夕食の支度をしていた。警報のあとは雪乃と厨房にいた。

 神林→6時前から風呂に入り、池谷が出るところを見たし、黒井に出会う。7時前にラウンジを出て、ローズといっしょに部屋に戻り、明日の天気が気になるのでTVで確認していた。ラウンジにいる間、雪乃もいた。

 ローズ→6時前から風呂に入り、サトミ、みゆき、京香に出会う。入浴後、ラウンジへ行き、雪乃に夫といっしょにアイスコーヒーを頼んだ。黒井が警報を鳴らしたのを目撃。

 

 しかし、部屋で一人でいるのはアリバイはないも同然だし、烏飼の料理もレトルトならたいして時間はかからないだろうし、神林夫妻も証言もお互いをかばってウソをついているかもしれない・・・と言われ、ローズはまるで魔女狩りのようだとこぼす。

 ローズの魔女狩りという言葉に、自分たちが安心するためにそれらしい犯人という生け贄を選んでるだけと感じた京香は、快人の仇打ちとして、快人がなぜ殺されなければならなかったのか自分が犯人を突き止めると決意する!

 

 京香→6時15分まで快人とラウンジでお茶。その後、お風呂に入り、サトミ、みゆき、ローズに出会う。その後、警報がなるまでラウンジにいた。一度部屋に戻り、7時ごろ食堂に降り、オーモリ、池谷、雪乃、みゆき、烏飼、神林夫妻に会う。7時45分に、池谷といっしょに206号室で快人の死体を発見。

 雪乃→6時からラウンジで注文を取っていた。6時に快人と京香、6時20分に池谷、6時30分にサトミ、6時40分に神林夫妻の注文を受け、6時45分に警報が鳴り客室へ知らせに行った。客室で声をかけたのは、オーモリ、みゆきだけで、池谷と快人はノックしたが返事がなかった。そのあと事務室で探し物をして、7時なったので食堂へ注文を取りにいき、みゆきにシャンペンをかけてしまう。その後、厨房で洗い物をしていた。

 黒井→警報直後から、外でタバコを吸っていた。7時20分に寒くなったので、また風呂も入ったが誰にいなかった。吸いがらは、玄関のドリンクケースで缶コーヒーを買って、その空き缶に捨てた。

 

 第15章 玄関先で

 黒井の証言が正しいかどうか、玄関先に出たオーモリ、黒井、京香、池谷だが、外は吹雪でクソ寒いし、足跡は見つからない。

 黒井の証言通り、玄関ポーチの横に吸い殻がいっぱい詰まった空き缶が置いてある。

 黒井の煙草→A:ここで吸っていたんですか?

 館内では吸う場所がないと答える黒井。

 さらに、吸い殻は来る途中で吸った分も入っているのではと聞くと、そんなことする理由はないし、それはないと答える。

 ふと外を見た京香は、玄関ポーチから数メートル離れたところの雪が少し盛り上がっていることに気付き、雪の中に手を突っ込むと、切っ先が折れて少し欠けた血まみれの家庭用の包丁が出てきた!

 

 第16章 凶器発見

 池谷に、素手で掴むと指紋が崩れると言われた京香は、いそいでハンカチで柄をくるみ、凶器を眺める。

 包丁の刃は根元のほうまで血で染まっている。

 この場所は、快人の部屋の窓の真下だ。

 黒井に犯人を見たかどうか聞くと、煙草を1本吸い終わるかどうかの頃に、何か落ちる音がしたが、大して気にはしなかったと答える。

 京香は、包丁を掘り出した時、柄が上で、切っ先を下に地面に突き刺さっていたみたいだった。もし埋めて隠すなら、横向きに埋めるのでは?と話す。

 凶器発見→C:推理してみない?

 包丁が落ちてきたのは、黒井の話から6時50分ごろ。この時間にアリバイが無い人間は?と考えると、警報以降、神林夫妻以外は単独行動で、誰でも可能だ。

 証拠が足りないので、現場を調べることになった。

 

 第17章 再び206号室へ

 京香の提案に頑強に反対する池谷だが、結局206号室へ行くことになった。

 指紋を崩さないように京香は、ドアノブにハンカチを巻いてから開ける。

 時間は8時45分。死体は発見した時と同じ状況だ。

 窓枠のシミはすっかり消えている。

 電気も暖房もつけっぱなしだが、池谷は環境を変えない方が警察が死亡時間を出すのに都合をいいだろと答える。

 現場の調査→A:遺体を調べる

 快人は胸を正面から刺されて、この場所に倒れているということから、犯人はこの部屋の中で刺した。つまり部屋の中に入れるほど親しい間柄らしい。

 続いて快人のバックの中を調べる。

 財布が入っているが、中身はからっぽ・・・現金もカードの類もない。泥棒の仕業かと思ったが、快人はフリーターで貧乏だ。金目の物狙いなら、神林か烏飼の方を狙ったほうがいいだろう。

 快人のズボンの尻ポケットに入っているケータイを、京香はハンカチにくるんでから、引っ張り出す。快人のケータイは大学時代のままだった。

 履歴を調べると、昨日の午後5時にブラウニーにかけてるが、予約の確認だろう。

 メールのほうは、京香が送った5通(風呂上がりの1通+食事中の4通)とも未読。

 オーモリもティッシュで指をくるんでから快人のケータイを調べると、ボイスメモが1件残っていたので、すかさず再生。

 

 第18章 ボイスメモ

 「久しぶりに会った彼女は、以前とは少し違った雰囲気だった」と快人の声が聞こえる。

 「髪型や服装が違うからそう思うのか、変わったのが僕のほうだったのだろうか。そういえば彼女はフランス語の授業で-」と、ここで大きなノイズが入って、快人の声が途切れた。

 「び、びっくりした!やり直し」と叫んだところで録音が途切れ、「11月22日 18時30分です」と機械音声のメッセージが入る。

 快人は小説をボイスメモに残していたらしい、そして大きなノイズは落雷のようだ。つまりケータイのタイムスタンプは正確なようだ。

 

 第19章 リダイヤル

 その時、黒井が快人の部屋の電話のリダイヤルボタンを押すと、スピーカーモードになっていたせいで、みんなに、居酒屋に電話がかかったことがわかる。

 オーモリが電話の相手を話し始める。

 電話を切ったオーモリは、電話の相手は快人のバイト先の居酒屋で、快人はシフトを確認する電話を6時35分にかけていたと話す。

 快人がケータイを使わなかったのはなぜだろう?電池を温存したかった、通話料をケチりたかった、電話がかかってくる予定があった、ケータイが嫌い、圏外になってた、履歴を残したくないなど、いろんな理由が考えられる。

 わかったことは、快人は6時30分から35分の間は生きていたことだ!

 

 第20章 全員のアリバイ

 オーモリ→18時30分に到着して、自室へ。18時45分に雪乃から誤報だと聞き、18時48分にカキコ。18時50分ごろ食堂へ降りたが、19時ごろアニメを見に自室へ戻る。

 サトミ→18時30分まで風呂に入り、その後ラウンジへ。警報の後は自室で寝ていた。

 みゆき→18時30分まで風呂に入り、その後自室で読書。18時45分過ぎ雪乃から誤報だと聞いた。19時に食堂へ降りたが雪乃にシャンパンをかけられ風呂に入り、その後自室で読書。

 池谷→18時から15分ほど入浴。その後ラウンジに18時40分までいた。自室で眠り、19時に食堂へ。

 烏飼→ずっと厨房にいた。警報がなった時、ラウンジに顔を見せる。

 神林→18時前から黒井と風呂に入っていた。18時40分にラウンジに来て、19時前に自室の戻りローズとTVを見ていた。

 ローズ→18時から18時40分まで風呂に入っていた。その後ラウンジで神林といっしょにいた。

 雪乃→18時45分の警報が鳴る前はラウンジと厨房を行ったり来たりしていた。警報のあと、誤報を知らせるために2階へ。その後事務室で探し物をし、19時からは食堂と厨房を行ったり来たりしてた。

 黒井→18時40分まで神林と風呂に入っていた。その後ラウンジでタバコを吸おうとして警報を鳴らす。その後、外でタバコを吸い、19時20分から風呂に入った。

 京香→18時15分まで快人とラウンジでお茶して、その後18時40分までお風呂。すぐラウンジに行き、警報のあと自室へ。19時前に食堂へ行き、19時45分に快人の死体発見。

 

 第21章 死亡推定時刻と凶器の謎

 快人の死亡時刻は、18時35分以降。

 凶器が落ちたのは、18時50分。

 京香が18時40分に送ったメールは未読。しかし既読メールも未読に戻すことは可能。

 快人は18時30分のボイスメモのあとやり直しをするつもりだったが、その前に殺されたか、やり直したボイスメモの内容が犯人にとって都合の悪い内容だったため犯人に消去された。オーモリによると、快人のボイスメモは5分しか録音できない、それと早送り機能がないので、犯人ガボイスメモを全部聞いて、いちいち都合の悪いデータを消したとは考えにくく、最新のデータか、全消しするしかなかったはずとのこと。

 そういえば、2階にいたメンバーは、誰も快人の悲鳴は誰も聞いていない。

 オーモリ→イヤホンで大音量のアニメのサントラを聞いていたが、警報が聴こえた後、プレイヤーを止めた。その時、雪乃がノックした。その後、また大音量でサントラを聞いていた。

 みゆき→音楽プレイヤーは持ってない。静かに読書してた。

 快人の殺害時間は素直に考えると、18時35分から40分までの間と思われるが、凶器を捨てたと思われる時間は18時50分・・・刺さった包丁を引き抜くのに時間がかかったのだろうか?

 問題は?→B:凶器を捨てた理由

 なぜ犯人は10分も現場にとどまって凶器を捨てたのだろうか?しかも、捨て方はずさんだし。

 

 第22章 死亡推定時刻のアリバイ

 快人の殺害時刻にアリバイがないのは、烏飼、雪乃、みゆき、オーモリの4人。

 疑われたオーモリは、雪乃が部屋に来てたし、自分は18時50分に凶器は捨てられないと話す。

 オーモリの推理に疑問を持ち始めるメンバーは、殺害時刻は18時45分ごろだったのでは?と言い出す。

 でもその時刻に2階にいた雪乃は何も聞いていない。

 雪乃にもう一度尋ねると、ノックして返事がなかったので、ドアを開けようとしたが開かなかったと話す。

 しかし、京香が死体を発見した時は、ドアの鍵はかかってなかった。

 犯人は居酒屋の電話が終わった直後快人を殺害し、部屋を出た。そして、警報が鳴った頃、もう一度快人の部屋に戻り、鍵をかけて凶器を捨てたのではと、黒井が話す。

 都合の悪い忘れ物があったのではと、みゆきが補足する。

 犯人は現場に戻った?→A:凶器には犯人を示す証拠があったのか?

 あの包丁はありふれたものだった。

 オーモリとみゆきは雪乃の呼びかけに応対しており、烏飼もずっと1階にいたということは、犯行時間が6時35分から40分なら、誰も凶器を捨てられない。

 サトミが、殺害犯と凶器を捨てた犯人は別にいると言い出す。

 黒井が無実で、嘘をついていないことが大前提になっているが、本当に黒井は犯人じゃないのか?と言い出すみゆき。

 結局は誰が犯人か結論はでないまま。

 

 第23章 作者からの挑戦状

 快人殺害犯は一人。共犯者はいない。

 現代科学で証明できない要素は一切なし。

 動機は飾り。

 さて、犯人は誰?

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 第13章 神林を殺害した犯人は?

 池谷

 

 第14章 真相

 神林が殺されたのは、午後10時から11時までの間で、みんなのアリバイはあるが、時限殺人装置を使えば、アリバイはなくなる。

 今は小窓から鼬火を見えるが、快人は午後10時前に小窓から鼬火を見ることはできなかなった。

 それと腰にタオルを巻いた神林の近くに、もう1枚タオルを落ちていた。

 快人が、湯船で神林を見た時は、1枚だけしかタオルを持っていなかったと話す。

 神林の近くの落ちていたタオルは半分凍っていた。

 つまり、鎌に濡れタオルをの橋をからませて、外気にさらして凍らせ、小窓に立てかける。そして、シャワーの熱気で根元が解けると、鎌は落下する!

 この仕掛けのせいで、快人は鼬火を見ることができなかったのだ。

 おそらく犯人は、殺す気は無かったのでは?と話す快人。脅かすつもりで仕掛けたら、偶然刺さりどころ悪くて神林は死んでしまったのだ。

 ちなみに照明を壊したのも犯人。仕掛けを見えなくするためだ。

 犯人は神林を確実に狙っている。神林は絶対に体を洗うハズだが、他の人はこの寒さの中でシャワーを浴びようと思わない・・・

 そして、犯人は仕掛けの真下の一番鏡が見やすい「の」の鏡の前に神林を誘導。

 神林は背中の入れ墨を誰にも見せたくないと思ってるから、誰もいない時にしか湯船から出ないので、目撃者はまずいないと犯人は思って仕掛けた。

 風呂場に鎌を仕掛けた時間は、盗まれた午後6時50分から、夕食が始まる7時半までの間。つまり、雪乃、池谷、黒井のうちの誰かだ。

 この時間は、快人は京香とおり、烏飼とオーモリはいっしょにいたので、アリバイは成立!

 そして、誰が入って来るかわからない状況下では、男湯に従業員の雪乃以外の女性がいるのは無理なので、ローズ、サトミ、みゆきも犯人ではない!

 黒井も、右肩脱臼で腕が上がらないので、仕掛けるのはムリ!

 雪乃は、黒井に気付かれずからラウンジの鎌を盗み出すことはムリ!

 残ったのは池谷!!!

 大柄の池谷なら、テーブルの上に乗るだけで、鎌に手が届く。(鎌は本当に盗み出される直前まで厳重に梁にくくりつけられてた)

 

 観念した池谷は、殺害を認める。

 池谷の両親は、借金苦で自殺したが、その時、乱暴に取り立てを行っていたのが神林だった。

 池谷は、前にもこのペンションを訪れており、内部構造を知っていた。それで、露天風呂の扉が壊れたことを知り、とっさに殺害計画を思いついたのだ。

 

 完 エンディング№65:鎌鼬の夜

 

 

 ゲームのあの内容だと、池谷単独犯にするには、突っ込みどころ満載。雪乃犯人説のほうがごく自然だと思うんだが・・・

 

 池谷単独犯確定のため、ムリヤリ脳内補完してみた!

 ラウンジの鎌の針金を外すのって、かなり時間かかりそうだけが?→万が一黒井に見つかっても、「鎌を手にとって見たかった」と、ごまかすつもりだった。

 池谷は一番風呂に入った時に風呂場に鎌を仕掛けたが、その最中に他の人も男湯に入って来る危険性が十分あるが?→すでに風呂場の電球を壊しており、真っ暗な状態だったので、万が一他の人に見られても何してるかわからない。

 神林の風呂に入らないと眠れない習慣を、なぜ池谷は知ってるのか?→機会があれば神林に復讐してやろうと思っており、神林の身辺調査済みだった。

 

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 第13章 神林を殺害した犯人は?

 雪乃

 

 第14章 真相

 終 エンディングリスト№10:いったい誰が……

 

 え゛!雪乃ぢゃないのかよ・・・

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 第3章ブラウニー:鼬火→Aを選択し、鎌鼬の夜編へ。

 

 第1章 鼬火

 鼬火:A→ねずみび

 フロントに飾ってある「鼬火」の写真を見て、「ねずみび」と読んでしまった快人は、烏飼に「いたちび」だと教えられる。

 烏飼から、鼬火の写ってる場所には小さな祠があり、百年前からずっと松明が焚かれており、今まで一度も火が絶えたことは無いと聞かされる。

 なぜそんなことをしているのかと快人が尋ねると、烏飼は、昔、妖怪かまいたちに困っていた村人が、妖怪の通り道に祠を立て、かまいたちの苦手とするお香を焚くことで、追い払うことに成功した、と答えてくれた。

 そして、このペンションからでも、男湯の小窓から一望できると教えてくれる。

 うさんくさい話だと思いながら聞いている快人の態度に気付いた烏飼は、快人をラウンジに連れて行き、床から3メートル程の位置に飾られている、「し」の形に折れ曲がった刃渡り30センチ程の鉄の鎌を見せる。鎌は、落下せぬように梁に打ちつけられた釘に太い針金を巻きつけられ、頑丈に固定されている。手入れは行き届いているのか、刃先は十分に鋭い!

 烏飼は、このペンションを建てるときに土の中から発見されたもので、かまいたちが落として行った鎌だと話す。

 ただの草刈り鎌の柄が取れたものだと思った快人は、これ以上烏飼の話を長引かせてはいけないと思い、適当に相槌をうって、その場を退散し、自分の部屋で一眠り。

 

 第2章 叫び声

 しばらくして、快人は、男性の叫び声と激しい物音で、目を覚ます。

 野太い叫び声:A→部屋を飛び出した

 部屋を飛び出した快人は、廊下で同じく部屋から出てきた京香に会う。

 1階に降りると、真っ黒なトレンチコートを着こんだ男がうつぶせで倒れていた。

 メガネの女の子と、赤毛の女の子が、男の容体を確かめている。

 足を滑らせただけと言って男は立ち上がるが、すぐに右肩を押さえてうずくまってしまう。

 女の子たちは、看護婦のタマゴだといって、応急処置をしようとする。

 カウンターの方から池谷も現れ、男をラウンジに運ぶ。

 京香の前でいいところを見せようと思った快人は、男の肩を冷やすための氷を、烏飼にもらってこようと事務室へ向かうが、足を滑らせてしまう。

 腰を強打した快人は、自分の代わりに京香に氷をもらってくるよう頼むハメに・・・

 

 第3章 不幸な出来事

 自室で休んでいる快人のもとを京香が訪れる。

 トレンチコートの男=黒井の容態は、右肩を脱臼したらしいが、看護学生の応急処置で痛いは引いたとのこと。

 外は猛吹雪のため、病院に連れて行くことはできない。

 京香は、ペンションに着いてから、イヤなことが続いていると話す。

 あの後、赤毛の女の子=サトミが高熱を出して倒れて、メガネの女の子=みゆきが付き添って看病している。オーナーは、調理中に包丁で指を切り、アルバイトの女の子は、男湯清掃中に凍りついた扉を無理に閉めようとして手首をひねり、神林は、神経痛がひどくなり、オーモリは、寒さで痔が悪化し、京香はシモヤケがかゆいと話す。

 

 第4章 食堂へ

 時計を見ると午後6時58分。

 夕食の時間になったので、快人と京香は食堂へ向かうが、ラウンジが何やら騒がしいので、覗いてみる。

 烏飼が、かまいたちの落し物がなくなったと話している。

 全員の話を総合した結果、午後6時50分までは、ラウンジに鉄の鎌が存在していtことが明らかになった。

 ラウンジには、黒井がいたが、痛みどめを飲んで転寝した隙に鎌は持ち出されたようだ。

 オーモリは、今まですっと厨房で烏飼とアニメ話で盛り上がっていたので、自分は犯人じゃないと話す。烏飼も、うなずく。

 7時の鐘がなったが、夕食はまだできていないと話す烏飼。

 そこへ、お風呂の準備ができたと、150センチに満たない小柄な女の子が伝えに来た。アルバイトの雪乃だと、烏飼が紹介する。右手首の包帯が痛々しい。

 雪乃は、男湯の露天風呂の扉が壊れたので、寒いかもとしれないと謝っている。

 烏飼は、夕食ができるまで、先にお風呂へどうぞと勧める。

 池谷は、せっかくだから一番風呂を楽しんでくると言って、風呂の支度に部屋に戻る。

 黒井も入浴すると言うが、怪我しているからダメだとみゆきに止められる。温まって血行が良くなると、痛みがぶり返すからだとのこと。

 

 第5章 消えた鎌

 烏飼と雪乃は、食事の準備に厨房へ。烏飼とアニメ話をするためにオーモリも厨房へ。

 神林は、ワインを楽しむと言って食堂へ。

 神林の妻のローズは、女湯へ。

 みゆきは、サトミの様子を見に、サトミの部屋へ。

 ラウンジには、快人、京香、黒井が残っているが、黒井はすぐに寝てしまったようだ。

 鎌を持ちだした人物:A→犯人の仕業だよ

 何の犯人?と京香に聞かれて、快人は、妙なことが続いている全部の犯人だと答えるが、京香は、自分のシモヤケは違うだろうと呆れ返ってしまう・・・

 京香は、鎌が十分に使えそうなので、振り回されたら心配だと話す。

 そこへ、池谷が震えながら飛び込んでくる。池谷は、露天風呂の温度計は零下20度を示し、湯船をつかっても髪の毛が凍るほどでちっとも温まらないから、すぐに出てきたと話す。

 露天風呂へ通じる扉が壊れて開けっぱなしのため、内風呂も外同様に冷凍庫状態とのこと。しかも、照明が壊れていてあたりは真っ暗・・・

 それを聞いた黒井は、温まらない風呂ならケガにも影響しないだろうと喜ぶ。そして、絶対みゆきには内緒にするよう頼んで、風呂へ向かう。

 

 第6章 温泉の効能

 結局、夕食は午後7時半にスタート。

 烏飼の料理を楽しみつつ、温泉の効能について盛り上がる。

 ローズは、お肌ツルツルになったと喜んでいる。

 熱の下がったサトミは、汗で気持ち悪いからお風呂に入りたいと言い出し、みゆきは、絶対に湯冷めしないようにと言って許可してくれる。

 しきりにくしゃみをする渋い顔を池谷とは対照的に、サングラスとマスクをったイケメンの黒井はホクホク顔。

 黒井は、人見知りのため顔を隠していたが、温泉に入ったら勇気が湧いてきたと話す。

 みゆきにケガのことを聞かれた黒井は、あっためたせいか少し痛むと答える。

 黒井を見て、頬を赤らめる雪乃や、「素敵な人」とつぶやく京香。

 その様子を見て、ここの温泉はモテモテになる効果があるのでは?と思った快人は、いそいで食事を終わらせて温泉へ。

 

 第7章 男湯へ

 快人は8時の時報を聞きながら、男湯へ。

 内風呂への扉を開けると、中は真っ暗で、露天風呂へと続く扉は全開で、そこからものすごい勢いで雪が降り込んでおり、洗い場は5センチほどの雪が積もっている・・・

 さっそく湯船につかる快人。温泉の湯は、気持ちがいい熱さだ。

 洗い場には鏡とシャワーが3つづつ取り付けられており、一番右の鏡の真上に小窓がある。

 快人は烏飼の話を思い出し小窓から外を見るが、猛吹雪のせいか、鼬火は見えなかった。

 暗闇の目が慣れた快人は、洗い場の鏡に文字が落書きされていることに気付く。

 脱衣所に近い場所の鏡には「鎌」、真ん中の鏡には「鼬」、露天風呂に近い鏡には「の」、そしてその横の壁には「夜」と、真っ赤なインクを使って書かれている・・・

 快人は「の」と書かれた鏡の上の小窓をよく見るが、やはり鼬火は見えない・・・

 君が悪くなった快人は、男湯を飛び出す。

 

 第8章 ラウンジ

 ラウンジからは楽しそうな声が聞こえる。

 やけに馴れ馴れしい池谷と京香、黒井のシップを取り替えるサトミもなんかいい感じだし、神林夫妻も二人で話しこんでおり、誰も快人には気付かない。

 みゆきの姿がないことに気づいて尋ねると、オーモリが、夕食の後片付けを手伝っていると答える。

 神林が、快人に温泉に様子を尋ねてきたので、風呂場は寒いが、湯船の中は気持ち良かったと答える。

 それを聞いた神林は、風呂場に向かうが、風呂場の尋常でない寒さを知っている快人は、神林の体を心配する。

 ローズは、神林は神経質で、毎日お風呂に入ってきちんと体を洗わないとぐっすりと眠ることができないと話し、止めてもムダだと言う。

 そして、神林はヒゲの手入れもこだわっていると話すローズ。まず湯船に15分ほど使ってヒゲを柔らかくしてから、3種類の専用ハサミとカミソリで細かく整えるのだと。

 そこへ、雪乃がハーブティーを持ってくる。

 快人はやっと風呂場の落書きのことを思い出し、雪乃に伝える。

 雪乃は自分が掃除した時にはなかったと答える。

 池谷も気付かなかったが、真っ暗だし、寒くて周りを見る余裕がなかったからと話す。

 黒井は、露天風呂に入っていたので気付かなかったと話す。

 洗い場の落書き:A→いつからあったのだろう?

 池谷と黒井が入浴した時に本当に落書きがなかったなら、快人が入る直前に書かれたのだろうか?

 オーモリは、かまいたちが本当に現れたと喜び、快人にいっしょに見に行こうと誘ってきた。

 オーモリの誘いを断ろうとする快人に、京香が温泉の効果かさっきよりイケメンに見えると声をかけてきた。

 もっとイケメンになるべく快人は、オーモリを風呂へ誘う。

 

 第9章 再び風呂へ

 風呂場に入った快人とオーモリを、神林が出迎える。

 天候が変わったようで、露天風呂のほうから雪が降り込んでくることもない。

 小窓から外を見ると、空には星が瞬き、山のシルエットもはっきと見えるが、鼬火はどこにも見当たらない・・・

 落書きは相変わらずそのまま・・・

 やはり気味が悪くなった快人は、湯船からさっさと出る。それを見て、オーモリも湯船を出る。

 神林さんに:A→「お先に失礼します」

 まだ湯船にいる神林に声をかけると、「ああ」と返事が返ってくる。

 脱衣所で腕時計を見ると、午後10時を少し回ったところ。

 

 第10章 真っ赤な龍

 ラウンジに向かったオーモリと快人と入れ違いに、京香とサトミが女湯に向かう。ローズももう1度入って来ると言って、二人を追いかける。

 ラウンジには、快人、オーモリ、池谷、黒井の4人が残った。

 10時半過ぎに、食堂の後片付けが済んだ烏飼、雪乃、みゆきがラウンジに集まり、11時を回ると、女湯から京香、サトミ、ローズが戻って来る。

 11時半近くになっても、神林が戻ってこない・・・

 さすがに心配になり、烏飼と快人は、様子を見に行く。

 脱衣所には、神林の浴衣が丁寧に折りたたまれたままになってる。

 風呂場から、シャワーの音が聞こえてる。

 腰にタオルを巻いた神林が、「の」の落書きがされた鏡の前で倒れている!神林の近くには、もう1枚タオルが落ちており、半分凍っていた。

 神林の背中一面には昇り龍の刺青が彫られたおり、その龍をしとめるかのごとく背中の中央には、ラウンジから消えた鎌が突き刺さっている・・・

 神林が倒れている場所のシャワーからは大量のお湯が噴き出しており、真っ白な湯気が立ち昇っている。

 

 第11章 犯人はかまいたち?

 柱時計が12時の鐘を鳴らす。

 神林の遺体を発見してすぐに110番通報したが、雪崩があり、警察の到着は明日の朝になるとのことだった・・・

 ローズの様子を見ていた京香とみゆきが、ラウンジに戻って来て、薬を飲んでぐっすりと眠っていると伝える。

 ローズから色々と話を聞かされたと京香は言って、神林は昔暴力団と関係があって、その暴力団行きつけのお店で働いていたローズと知り合い、結婚を機に神林は足を洗ったとみんなに話す。

 かまいたちの仕業だと、異常におびえながらつぶやく烏飼。

 かまいたちの仕業?:A→本当にかまいたちの仕業?

 鼬火が消えたからかまいたちが暴れて、鎌を持ち出し、神林を襲ったのか?

 かまいたちなんて本当に存在するわけない!何者かが鎌を盗み出し、それで神林を殺しただけと、黒井が話す。

 黒井は、ペンションの周りを調べたが、足跡はなかったので、犯人はまだペンションの中にいるだろうと話す。

 遺体が見つかった直後、手分けしてペンションを捜査したが、怪しい人影は見つからなかった。ということは、犯人はこの中にいる?

 烏飼は、妖怪かまいたちの仕業だから、姿を消すことができると話す。洗い場には、外から振り込んだ雪が5センチ近く積もっていたが、神林の周りには足跡がなかった・・・

 オーモリは、湯船から神林の背中に向けて鎌を投げつけたのでは?と話すが、京香はなんでそんなややこしいことをする必要があるのかと言われてしまう・・・

 京香は、鎌をお風呂に持ち込ん段階で、神林に警戒されるのでは?とも話す。

 鎌の持ち込み:A→神林が気付かなかった

 神林は、ヒゲの手入れに集中して気付かなかったのか?

 神林を最後に目撃したのは午後10時で、遺体発見は午後11時半。

 烏飼、雪乃、みゆきは、いっしょに10時半まで食堂の後片付けをして、そのラウンジにいた。

 京香、サトミ、ローズは、いっしょに10時過ぎから女湯に入っていた。

 快人、オーモリ、池谷、黒井は、10時過ぎからラウンジにいた。途中でトイレに行ったりしたが、1分ほどで戻ってきている。

 サトミは、ラウンジの窓から見える鼬火を指差し、消えてないから妖怪の仕業じゃないと話す。

 快人は、風呂場の小窓から鼬火が見えなかったことに気付き、男湯へ。

 湯船から小窓を見ると、鼬火は見える!

 

 第12章 作者からの挑戦状

 犯人は一人で、鎌を盗み出した人物は、神林を殺した犯人と同一である。

 

 自分の推理

 「の」の落書きをした鏡の真上の鼬火が見える小窓に、濡れタオルでくるんだ鎌をセット。露天風呂からの寒風でタオルは凍りつき、小窓に張り付く。

 神林はヒゲの手入れをするため鏡の前へ行くが、鏡は落書きされていて使い物にならない・・・一番、見やすい「の」に鏡に前に必然的に座る。

 洗い場は零下20度のため、シャワーの湯を出しっぱなしにして、神林はヒゲの手入れを始める。

 やがて洗い場の温度が上がり、タオルの氷がゆるんで、鎌が落下し、真下にいた神林の背中を直撃し、死亡させる!

 誰にも見られず時間をかけて安全に準備仕掛けができたのは、雪乃しかいない!雪乃は、風呂掃除の時に、風呂場の扉を壊して男湯を冷凍庫状態にし、脚立に乗って鎌をセットし、最後に電球を壊した。

 風呂場を冷凍庫状態にしたのは、鎌をセットするためと、神林以外の人間が洗い場に行かないようにするため。(おそらく、犯人はあらかじめ神林の身辺調査をして、毎日必ず入浴しヒゲの手入れに時間をかけることを知ってる。)

 自分も身長は145cmしかないが、いろんな道具(脚立、マジックハンドなど)を使えば高いところの物でも十分取れるから、雪乃でもラウンジの鎌は盗めると思う。神林が予約を入れた時点から犯行を練り、犯行当日以前に鎌は梁から外し、見た目だけ梁に括りつけられいるように見せかけていた状態にしておき、犯行当日に黒井が寝てる隙に長~い棒でさっと盗った。(自分事だが、使い慣れた道具なら、第3の手のように扱えるもん!)

 

 疑問

 そんなにうまく背中に刺さるもん?

 

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 第1章 卯子酉神社

 運転手の呪文→C以外

 1枚100円→→B:タダでいいだろう

 布を結ぶ→B:ふざけて右手を伸ばした

 賽銭箱→A:もう一度あたりを見回した

 卯子酉神社で、お金を払わず赤い布を取り、右手で布を結び、そして賽銭泥棒を働らこうとする快人の前に、小さな女の子が立ちはだかる。

 女の子は、おかっぱ頭で、透き通るような白い肌、真っ白な浴衣を身に着け、快人を見つめている。

 女の子の口がうごいているが言葉は聞こえない。その口は、立ち去れと言っているようだ。

 恐ろしくなった快人は、いそいでタクシーに戻る。

 タクシーの前には白い球が浮かんでいる。そして、移動し始めた。

 快人は、追いかけることにした。

 球を見失ったのタクシーの外に出てみると、そこは快人が予約していたペンションの前だった。

 快人の耳に、女の子の笑い声が聞えた。

 女の子がペンションの入口の前に立っていて、快人を手招きする。神社で見た女の子のようだが、空を飛んできたのか?つまり、さっきの球?

 女の子はペンションの中に入り、男湯へ入っていく。

 快人が露天風呂の扉を開けると、女の子の姿はなく、男と掃除中の女が立っていた。

 二人は会話に夢中で、快人には気付かない。

 女に手渡した封筒をたたき落とされた男は、女を突き飛ばした!

 快人は飛び出して、女を後ろから支えた。

 第三者の登場に、二人とも冷静なり、礼を述べる。

 立ち去ろうとした快人は足を滑らせ、浴槽の中に落ちた・・・快人の耳の女の子の笑い声が聞えた。

 夕食の席で、みんなが集まっている。

 露天風呂で会った女性は、烏飼芳江でペンションのオーナー。姪と二人で切り盛りしている。

 オーナーを手伝っているのは、立花京香。快人の学生時代の友人で、偶然に再会した!

 露天風呂であった男は、佐々木。オーナーと旧知の仲らしい。

 柱時計が7時を告げると、食堂の明りが消えた!と、佐々木にスポットライトが当たり、おめでとうとオーナーの声が聞こえて、再び食堂に明りがともる。

 佐々木の頭上のくす玉が割れ、祝!ノベル大賞受賞と記された垂れ幕が下りてきた。

 ノベル大賞受賞ってことは、佐々木さんは白銅の作者の夢野未来!!!

 興奮する池谷雅也。京香の叔父で、有名旅行雑誌の編集長。

 京香は、白銅を持ってきてるので、サインを頼んでいる。

 アニメおたくのオーモリは、佐々木優が、美少女戦隊プリティーンの脚本家だという事を思い出し、佐々木に話しかけると、作家デビュー前にやっていたと答える佐々木。

 おもいがけないゲストの出現に、みんなはしゃいでいた。まさに、サプライズ・パーティー!

 サングラスにマスクの男だけ、黙々と食事をしている。

 佐々木は、今日の料理が自分の大好物であることに気付いた。あなたを祝うパーティーだものと言いながら、オーナーが薔薇の花束を佐々木に手渡す。

 君には感謝しないとなと、佐々木が快人に感謝の言葉をかける。あの時、君が駆けつけてくれたから、こうやって笑っていられると、佐々木は丁寧に頭を下げた。

 京香に、早くペンションについた訳を聞かれて、神社で白い女の子に会い、白い球を追いかけてるうちにペンションに辿り着いたと話す快人。

 白い座敷わらしだと女子学生の一人が教えてくれた。

 オーナーは、自分がケガしなかったのは、座敷わらしのおかげだと喜んでいる。

 佐々木まで、座敷わらしに感謝している。

 女子学生二人組も、このペンションは座敷わらしに守られていると話し、幸せにあやかりたちと話す。

 オタクも、座敷わらし、万歳!と言い始める。

 みんなが座敷わらしをほめたたえるのがおもしろくない快人は、座敷わらしは存在しないと言い切ったが、座敷わらしをバカにしたら仕返しに会うよと京香に言われる。

 東京に戻った快人が旅行鞄を開けると、お土産に買ったワインの瓶が割れ、中身がずぶぬれ・・・

 夢野にもらったサインはにじんで何が何だかわからず、京香の連絡先を入力した携帯電話はメモリーがいかれて使い物にならない、新作のプロットも取材のデータも、すべて消えてしまった・・・

 お土産にもらった座敷わらしのキーホルダーが、長い舌をペロリと出したような気がした。

 完

 エンディング61:座敷わらし

 赤いしおりをゲット!

 トロフィー:赤いしおりをゲット!

 ミステリー編の全エンディングを見て、鎌鼬編、ビンゴ編、ポポリン編、みゆきとサトミ編の入口を発見したところで、読了率38%。

 

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 今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) はどうかな?

 第1章 卯子酉神社

 運転手の呪文→C:呪文で対抗

 タクシーの運転手にまかせたら、薬で眠らされ、気が付いたら知らない国に売られていた快人・・・

 今は、光のない地下深くで働かされている。

 終

 エンディング01:地下深くの労働者

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 第1章 卯子酉神社

 かじかむ左手→C:もう諦めよう

 おまじないや、小説の原稿、京香への想いなど、困難なことはすぐに諦める自分の性格に気付き、自分はダメ人間だと思った快人は、「死のう」と思い、タクシーのハンドルをドライバーから乱暴に奪い取った・・・

 終

 エンディング02:死のう

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 第19章 アリバイ

 緊張感→B

 ギャグ→C:犯人は僕でーす!

 

 快人は場をなごませようとして、発言したところに、警察がやってき!

 快人はその場で逮捕・・・

 終

 エンディング03;犯人hあ僕でーす!

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 皆殺しルートに進む。

 第28章 11時半

 犯人はこの中に?→A

 犯人の思われる人物→さとみ

 さとみちゃんが犯人→B:サトミが男、雪乃が倒れた後、湯と女湯ののれんをかけかえた

 快人よりもサトミの方が先に風呂場に辿り着けるのだろうかと思いながら、快人は風呂場へ向かう。

 しかし、のれんには不審な点は見つからない・

 快人はサトミに直接話を聞こうと思い206号室へ。

 ノックするが返事はない。ドアノブをまわすと、あっさりと開いた。その時、電気が消えた!

 ベッドの上でサトミは頭を割られていた・・・

 そして、1階から悲鳴が聞こえてきた!

 バタバタと階段を上げる足音がして、懐中電灯を持った京香が部屋に入ってきたが、ベッドの上のサトミの死体に気付く。

 人殺しと叫びながら、火かき棒を快人に振り下ろす京香・・・

 お互いに「どうして・・・」とつぶやく二人。

 終

 エンディング04:どうして・・・


 

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 皆殺しルートに進む。

 第28章 11時半

 犯人はこの中に?→A

 犯人の思われる人物→ゆきの

 雪乃ちゃんが犯人→AでもBでもいい

 A:快人は雪乃が嘘ついていたと推理。雪乃はサプライズ・パーティの計画をたて、パーティの間に死体を何とかするつもりだったが、気絶してすべてがおじゃんになったと考える快人。

 B:快人は雪乃が熱のため男湯と女湯を間違えたと推理。雪乃は風呂場ののれんの棒で赤城を殴り殺した。しかし、殺害後、のれんを掛け直した時に、男湯と女湯を逆さに掛けてしまったと考える快人。

 

 その時、フロントの電話が鳴りだした。烏飼は寝ているらしくとる気配がない。

 快人は警察からの電話と思い、フロントへ。

 しかし、サトミも烏飼も起き出す気配はない。

 電話をとると電気が消えた・・・

 物が落ちる音がしたので、床を見ると、血まみれのボッコちゃん人形がころがっていた。

 風を切る音がして、快人の首筋から、おびだたしい量の死が飛び散った・・・

 終

 エンディング05:笑うボッコちゃん


 

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 皆殺しルートに進む。

 第28章 11時半

 犯人はこの中に?→A

 犯人の思われる人物→くろい

 黒井さんが犯人→A:のれんをかけかえたんだ

 快人はのれんを調べにいくが、何もない・・・

 その時、サトミの悲鳴が!

 206号室へ行くと、ドアが開いているが、サトミの姿は無い・・・

 近くの部屋のドアが開く音が聞こえた!犯人だ。

 快人は206号室で息を殺して身をひそめる。

 犯人の足音は遠ざかったので、快人は廊下に出て走り出すが、待ち伏せしてた犯人の斧が快人に振りおろされる・・・

 終

 エンディングリスト06:振り降ろされた斧

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 ミステリー編の読了率を増やしつつ、エンディングを埋めよう!

 ミステリー編で皆殺しルートへ進む。

 第28章 11時半

 犯人はこの中に?→A

 犯人だと思われる人物→うかい

 烏飼さんが犯人?→A:死体を移動できる抜け道を知っていた

 快人は、一人ラウンジを出て、風呂場に向かう。死体移動のトリックを見つけるため、浴槽のお湯を抜いて調べてみるが何もない・・・

 ラウンジに戻ろうとして、妙に静かななことに気付く。柱時計の秒針の音がしていない。

 玄関に置いてある柱時計を見に行くと、振り子が動かないようにキッチンナイフが突き刺さっている!

 快人は、ナイフをそのままにしておくのが危険だと思い、厨房にいくが、包丁やナイフが1本もない。烏飼も快人と同じことを思い、片付けたのだろうか?

 その時、柱時計の鐘の音が響き渡り、ラウンジのほうから悲鳴が聞こえてきた!

 ラウンジで快人が見たものは、全身に何本ものナイフを突き立てられた京香・・・

 そして、快人の意識もなくなっていく・・・

 終

 エンディングリスト07:遠ざかる鐘の音

 読了率32%

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 皆殺しルートの犯人は烏飼単独だと推理してみた!

 

 

<確定事項>

 烏飼の正体は人気作家の夢野未来。ブラウニーの本当のオーナー(赤城恵美と思われる女性)が、烏飼の盗作の証拠を持っていることを知り、金で解決しようとするが、結果的に烏飼は赤城の命を奪ってしまう。烏飼は、金庫の中にある盗作の証拠を盗み出そうとするも暗証番号がわからず、金庫を開けることができなかった。そのうち神林夫妻が到着してため、オーナーのフリをするハメに。

 

 雪乃はブラウニーのバイトで、風呂掃除をしていて赤城の遺体を発見。窓ガラスに映った厨房で料理をしている見知らぬ男を見て、烏飼が赤城を殺したことに気付いてパニックを起こし、神林に1服盛られる。

 

 

<推理>

 烏飼は、雪乃の言葉から、自分がオーナーの偽物であることが雪乃にバレたことを確信。そして、雪乃が、施錠したはずの風呂場に出入りし遺体を発見=マスターキーを持ち出せたことと、本物のオーナーを知っていることから、雪乃がペンションの関係者だということにも気付く。

 

 烏飼は、雪乃を病院に運ぶふりをして始末しようとしたが、大雪のため断念。

 

 烏飼はお茶か食事に何かを仕込んで、喉が渇くようにて、宿泊客がジュースを買いに玄関に来るよう仕向けた。

 

 烏飼は、ジュースを買いに玄関に来たみゆきを注射で眠らせてから殺害?→<疑問>烏飼がみゆきの背後を簡単にとれるのか???

 

 ラウンジのカギを奪い、ラウンジで眠っている雪乃を拉致して、暗証番号を聞くために烏飼の部屋に監禁。

 

 拾った便せんを読み、オーナーが夢野未来の正体を知っており、今日、ペンションに招待していることを知ってる池谷は、ラウンジで烏飼に夢野の正体を尋ねる。スキャンダルを恐れる烏飼は、殺人事件に夢野が巻き込まれていることを知っている池谷を殺害。→<疑問>池谷が悲鳴一つ上げなかったのはナゼ???


 黒井はオーナーの部屋で寝ている雪乃を発見し、犯人が烏飼だと気付く。黒井はコミュ障なので、誰にも言えず黙って寝ている雪乃をかかえて、ペンションを脱出しようとする。雪乃をかかえては2つのドアのカギを開けることないので、まず雪乃を玄関において、2つのドアのカギをあけた時に1回目のカウベルがなり、雪乃をかかえてペンション脱出する時に2回目のカウベルがなった。(黒井のクツだけがなくなっており、足跡も1つだけだった)

 

 結局二人とも、ペンションを閉めだされたまま凍死。

 

 オーモリに50万でボッコちゃんフィギュアを売るが、烏飼は暗証番号がわからず金庫をあけて現金をしまうことができなかった。オーモリに怪しまれた思った烏飼は、オーモリを殺害。

 

 サトミの言葉で暗証番号がわかった烏飼は、金庫を開けることに成功!しかし、金庫の中身を見て、赤城が烏飼に感謝と大賞受賞の祝辞をつたえかっただけなのに、烏飼が勝手に誤解して赤城を殺してしまったことを知り、発狂しジェノサイドモード発動。

 

 廊下でのやりとりが聴こえていた烏飼は、まずは一人でいる2Fのサトミを殺害(頭をちゃんと狙って殺されているので、ブレイカーが落ちる前の犯行)→<疑問>悲鳴がなかったから寝ている隙に殺されてるようだけど、どうやって烏飼がサトミの部屋に入ったのかがわからない???

 

 烏飼は悲鳴を上げて、おびき寄せた神林を殺害し、快人の前で死んだフリをする(ローズと京香は、神林の遺体は見つけたが、烏飼の遺体については何も言ってない)。

 

 快人を2Fに誘導することに成功した烏飼は、2Fで快人を襲うが失敗。

 

 烏飼は事務室でローズを殺害し、外で京香と快人を殺害。

 

 

 


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  今日の真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) はどうかな?

 

 

 ミステリー編3回目スタート!とりあえず推理はおいといて、選んでない選択肢を選んでみる。

 第2章 再会

 どうして、こんなところに?→B:どう行ったらいいかな

 恋のライバル?→B:思い切り手を握る

 第3章 ブラウニー

 フロントにて→A:チェックインする

 写真を見て→A:座敷わらしに見える

 第4章 白髪の熟年紳士

 熟年紳士への返事→B:あいまいに返事

 ラウンジの調査

 ポスターにも反応あり

 面倒回避→B:大丈夫

 第5章 みゆきと沙都美

 夕食までどうする?→B:少し眠っておこう

 オーモリ突進→B:黙って見ていた

 京香に質問→B:関係について聞きたいんだ

 第6章 白河雪乃

 池谷と二人きり→B:京香とはどういう関係?

 第7章 部屋割り

 サプライズ・パーティー→→A:無邪気になれない

 赤い人影→B:どうでもいいんじゃない?

 第8章 黒ずくめの男

 部屋が足りない→B:僕の部屋へ来れば?

 第9章 部屋で京香と

 卯子酉様知ってる?→A:嘘をついた

 今でも小説→B:まあ、ちょっとね

 小説を書く力→B:運がないんだよな

 白銅→B:読まなくていい

 第10章 食堂へ

 妖怪→B:赤い人影を見ましたよ

 いい夫婦の日→B:こじつけじゃないか

 第11章 食堂に集まる客

 黒井に→A:爽やかに挨拶してみた

 池谷の席→A:ひとつ右隣に移動

 第12章 7時

 手相→A:どうすればなくさずにすみますか?

 気を失った雪乃→B:救急車を呼びましょう

 窓の外に見たものは→A:何を見たのかな?

 第13章 女湯へ

 第14章 眠り続ける雪乃

 雪乃ちゃん危うし→B:あえて何もしない

 第15章 男湯で

 風呂に誘う→B:オーモリを誘う

 まさか、湯の中に!?→A:赤城さんかもしれない

 第16章 赤城恵美

 第17章 201号室へ

 赤城さんの家族へ→B:池谷さんの言うことはもっともだ

 201号室の調査→ウェルカムカード

 第18章 犯人はどこに?

 午後8時半→A:パトカーの到着を待った

 犯人がとどまる理由→B:わかるよ

 第19章 アリバイ

 作家なのお?→A:僕は黙っていた

 黒井が犯人か?→A:確かに、彼は怪しい

 第20章 マスターキー

 雪乃とマスターキー→A:雪乃ちゃんが盗んだ?

 なぜマスターキーを?→B:カギマニアなのかもしれない

 赤い座敷わらし→B:紅白まんじゅうも実は

 第21章 犯人探し

 触れられたくない過去→A:中学時代に

 男湯の調査→木

 殺人の痕跡→B:やっぱり事故

 第22章 外を探索

 テラスの調査→窓、外灯

 雪乃が見たものは?→A:木々を人間と見間違えたのかも風呂に

 疲れた・・・→A:部屋に戻って

 信頼の言葉→B:僕が犯人かもしれないのに

 第23章 ラウンジへ

 9時45分→A:このままじっとしている

 第24章 2人目の犠牲者

 お茶のおかわり→B:もう結構です

 僕がみゆきちゃんを?→B:本気で言ってるんですか?

 第25章 雪乃を探して

 205号室の調査→ベッド、クローゼット、ゴミ箱。小さな絵、窓、テレビ台、天井、電気スタンド、床は問題なし。カバンだけに反応。

 第26章 3人目の犠牲者

 第27章 悲鳴

 なぐさめ→B:取材どころじゃなくなったね

 沙都美を説得→B:遺体が見えないところへ動かすよ

 第28章 11時半

 ローズの言葉→B:素直に納得できなかった

 犯人はこの中に?→B:僕たち以外に殺人犯が隠れているはず

 いきなり停電になり、神林は烏飼のところへブレーカーの場所を聞き行き、快人は一人で怖がってるかもしれないサトミの様子を見に行く。

 快人が階段のところまでいくと烏飼の悲鳴が聞こえてきた!

 急いで事務室に入ると血のにおいがする・・・

 落ちていた懐中電灯で辺りを照らすと、大量の血だまりの中、床につっぷした烏飼と、その上に覆いかぶさる神林の姿が・・・

 金庫の扉は開いており、中はからっぽ・・・そのそばに、ウェルカムカードと同じ筆跡の「みなごろし」と書かれた紙切れが落ちてる。

 まだ息のあった烏飼は、右手の人差し指を天井に向けた。そして、ぱたりと腕が落ち、動かなくなってしまった・・・

 

 第29章 みなごろし

 殺人鬼は2階にいるのか?

 サトミの部屋をノックするが返事がない・・・ノブに手をかけると、ドアが開いた。

 ベッドの上にいたサトミは、オノで殴られたかのように頭がぱっくりと割れている・・・

 廊下に出て何者かに襲われた快人は、懐中電灯を落としてしまう・・・

 ここから逃げなくては!と快人は、窓を破って、雪の上に飛び降りるが、右足首を痛めてしまう。

 外から窓越しに、事務室の神林の遺体にすがりついて泣き叫ぶローズの姿と、その隣に京香がいるのが見える。

 階段から懐中電灯らしき明かりがもれており、何者かが1階へ移動している!

 快人は事務室の窓ガラスをたたき、早く逃げろと叫ぶ。

 しかし、ローズはその場を動こうとはいない。

 快人は素手で窓ガラスを割り、京香を外へ引っ張りだす。

 事務室からは、ローズの断末魔が聞こえた。

 殺人鬼から逃れるため、快人は京香を連れて、闇の中を走る。

 駐車場の近くで京香が何かにつまづいて倒れる。雪の中を見ると、雪乃と黒井の遺体だった・・・

 京香の方を見ると、首がヘンな方向にねじ曲がっている・・・その瞬間、快人の眼の前が赤くなる。大量の帰り途を浴びた殺人者は、まるで赤い座敷わらしのようだと思いながら、快人の意識がなくなっていく・・・

 終 エンディングリスト09 赤い座敷わらし

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 将来の夢:がんばってお金を稼いで、ニートでゲーム三昧の日々を送ること
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