チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 

アパシー 鳴神学園七不思議 通常版
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る


 2人目は細田友晴を選択!


 僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?
  • 楽しみにしていた
  • 特に気にしていない
  • あまり乗り気ではなかった


 坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
 それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
 迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
 あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
 あのう、坂上君って、友達とかいます?
  • 多いほう
  • あまりいない
  • 早く話を進めてください


 細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。


 ①風間と岩下の話を両方聞いている
 ②風間と岩下と新堂の話を全て聞いている。
 ③風間と岩下と新堂の話を全て聞いていない。
 3つの条件をすべて満たさなかったので(簡単にしようとすると、1話目に風間・岩下・新堂を選択し、2話目に細田を選択)、シナリオ:サトリサマ開始!


 「君ってトイレは好きかな?」
 「ええっ、君だってトイレに行くだろ?トイレは、人間にとっても必要不可欠なものなんだよ」


 サトリサマが流行ったのは、今からちょうど半年前。
 サトリという人の心を読む妖怪がいる。サトリサマは、その名が示す通り考えていることを見透かす神様である。
 何を見透かすかと言うと人間の悪い心だ。
 サトリサマは実際におり、机の中に「〇〇はお前のことを嫌っている」「〇〇と××はお前の隠れて付き合っている」というような手紙が入っており、手紙を受け取った人の友人や恋人の陰口が書かれていた。
 最初は誰も信じなかったが、注意深く指摘された人物を観察していると、どうやら手紙に書かれていたことが本当だってことがわかってくる。


 「坂上君はどう思う?サトリサマは神様か、それとも誰かのイタズラか」
 「わからない?ちょっとは考える努力をしなきゃ」


 サトリサマは僕だ、と細田が言い出す。
 細田は暗い性格を自覚しており、入学してから去年の今頃まで友達はできなかった。
 細田は自分が太っているから友達ができないと話す。


 「坂上君はどう思う?」
 「君を困らせるつもりで言ったんじゃなかったんだ。何となく、君なら僕の気持ちをわかってくれるんじゃないかと思ってね」


 友達がいない細田は休み時間が辛かった。誰も口をきいてくれないのだから。
 そして、細田は気づいたら休み時間にトイレの個室に入り浸るようになった。
 そのうち細田は、トイレに入ると皆、開放的は気分になるのか結構きわどい会話がされており、特にクラスメートの陰口なんかが聞こえることに気づいた。


 サトリという妖怪のように心の声が聞こえてしまって、愉快になった細田は、ある日イタズラしたくなった。
 その日、トイレには細田のクラスの4人に生徒がおり、クラスでも乱暴者で有名な吉川虎之助の話題が上がっていた。
 トイレで会話している大河内雄大、高田護、川辺志道、星野元風の4人は、吉川といつもは仲良しだが、吉川のことを借りた金は返さないし、偉そうにしている割に先輩にはペコペコしていると話していた。
 以前吉川にぶつかられた時に、吉川は細田に向かって「ブタ!ブタ語で謝罪しろ。四足で歩け」と言いながら蹴りを入れてきたので、従うしかなかったことがあった細田は、仕返しをすることにした。
 放課後の誰もいなくなった教室で、細田は、吉川の机の中に誰が吉川の陰口を叩いていたのかを書いた手紙を入れた。


 翌日、吉川は4人の前で切れ散らかしながら手紙を読み上げ、4人に殴りかかった。
 それを見ていた菊崎あきなが「最低」と呟いた瞬間、みんなが吉川をののしり始め、スマホでその様子を写し出したため、吉川は大人しくなった。
 その瞬間、担任の稲垣先生が入ってきた。
 現場を押さえられた吉川は、2週間の停学処分を受けた。
 そして、今度こそ少しでも問題を起こしたら退学にすると先生に念を押された、吉川はおとなしくなった、というより誰にも相手にされなくなり孤立した。


 それ以来細田は、どこのトイレに、誰が来るのかをまとめたメモを作った。


 「君はこんな僕のことを異常だと思うかい?」
 「ありがとう、坂上君、君ならそう言ってくれると信じて疑わなかったよ」


 細田はメモを頼りに次々と情報を集めた。
 そして、ある程度ネタが固まったら、手紙をそっと机に忍ばせると、騒動が起こる。
 細田はそれを見るのが楽しくて、これ以上の快感を得られなかった。
 いつしか細田からの手紙は、神様、サトリサマからの手紙だと噂されるようになった。


 ある日、細田はいつものように情報を集めようとトイレに入った。


 「坂上君、その日、僕はどこのトイレに入ったと思う?」
 その日は細田は休み時間が始まると、いつもの1年生のトイレではなく、他の学年のトイレで張り込むことにした。
 数分経った頃、二人組の男性生徒が中に入ってきて会話を始めた。
 「知ってるか、サトリサマの噂」
 「ああ、本当に神様の仕業なのかねえ」
 「誰かのイタズラに決まってるよ」
 「でも、言い当てる情報は確かなもんなんだろ」
 「隣の組の佐藤直之、サトリサマの手紙に自分が浮気してるって書かれて、そのせいで彼女にバレで大変なことになったって噂になってるじゃねえか」
 「そうみたいだけどよ。あんな情報、心の中を読まなくても手に入れられるものばかりだぜ」
 「まあな」
 「案外、サトリサマって身近にいるのかもしれねえな。例えば、お前とかさ」
 「何言ってんだよ、お前のほうこそ、怪しいんじゃねえの」
 皆が疑心暗鬼に陥っていたが、誰も細田を疑いはしなかった。
 細田は、やりすぎるとサトリサマは誰かのイタズラだと思われて、追跡の手が迫ってくるかもしれないので、サトリサマの手紙をいったん止めることにした。
 皆が陰口を言わなくなったので、トイレでネタを集めるのも難しくなってきたのもあったし、サトリサマを騙るやつらも出始めていたからだ。


 そして、とうとう細田にもサトリサマの手紙が届いた。
 それには「お前のしてきたことを知っている」と書かれていた。
 手紙の主は、細田がサトリサマだと知っているのだろうか?
 それから、細田は周囲をよく観察し、誰がサトリサマの手紙を出したのか探し始めた。
 細田の手紙は真実しか書いてないが、偽サトリサマの手紙はつまらない冗談ばかり書いているので、みんなはサトリサマの呪縛から解放された。
 細田は、サトリサマを偽る犯人にうすうす想像がついていた。
 それはやましいことをしたやつで、ありもしないデマをばらまくことで、サトリサマの持っている効力を消したのだ。そうすれば、本物のサトリサマの手紙が来ても、誤魔化すことができるからだ。


 1週間後の放課後、教室で休んでいた細田の前に5人の男女が現れた。
 「細田君だね?」
 「あのう、どちら様でしょうか?」
 「僕は、サトリサマだよ」


 実は、この学校で細田が起こしたサトリサマのような騒ぎは今回が初めてではなかった。そして、それを起こしていたのは彼ら5人だった。
 あくまでも彼らの身近にいる気に食わない奴に焦点を絞って、お互いに協力して秘密を探り、一番知られたくない相手にそっとその秘密を知らせる、という程度のことをしていた。


 「ごめんさない。そうとは知らず大変なことをしてしまいました。このことは誰にも言いませんから、殺さないでください」
 「おいおい、何を勘違いしてるんだい。君を殺したりしないよ。むしろ歓迎しているんだ」
 「我々は、各学年に僕らの仲間となるべく選ばれた生徒を探して勧誘する。暗くて友達も少なく、ストレスをため込んでいる同志たちをね」
 「今年の候補は、荒井君と細田君の二人を見つけたんだ」
 「それで様子を見ていたら、君は我々がやり方を教える前にから、自分で気づいて実行した。素晴らしい才能だ!」
 「おまけにサトリサマなんていうあだ名まで付けるなんて、この会創設以来の天才の登場だよ」


 要は学校の日陰者たちが、騒動を起こすべく集まったのが、サトリサマの正体だった。
 その場で勧誘された細田は、当然OKと答えた。
 そして、今まで根暗の会という名前だったが、これを機会にサトリサマの会と改名した。


 「僕がサトリサマだってバラしてもいいのかって?僕たちは、もはや、この学園のありとあらゆる生徒の弱味を握っているんだよ。なのにサトリサマの会が存続しているのは、わかるよね?
 もちろん、君の情報だって調べはついているんだ。君は、みんなには知られたくないんじゃないかな?うふ、うふふふ。
 そういえば、君はトイレが嫌いなんだよね。トイレが好きだったら、僕がサトリサマに入れるよう口利きしてあげてもよかったんだけど・・・トイレが嫌いって言うんなら仕方がないよねえ。
 実は、今年はまだ大きな活動をしてなんだよね。でもいろいろ面白いネタはたまっているんだ。これから、いろいろと面白くなっていくと思うよ。坂上君の周りがきっとね、うふ。うふふふふ」


 エンディング№264:サトリサマ
 エンディング数 57/657 達成度8%
 キャラクター図鑑 53/122 達成度43%
 イラストギャラリー 36/283 達成度12%

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