今回の月舘の殺人はどうかな?
屋敷で殺人を犯した日置は、通用口から幻夜の自分の部屋の窓から、凶器などを入れたリュックを投げ入れた。
その後、自分も窓から部屋に戻ろうとしたが、新雪のせいで窓によじ登れななった。
3時24分のヤオイ信号場通過の際の汽笛が鳴る中、空海は薬のせいで夢遊状態でトイレに行く。
同時刻、窓から幻夜に戻れなかった日置は、トイレの前の乗車口から幻夜に戻ろうとしていた。
日置が扉を開けて手を入れたとき、それを見た空海がパニックを起こし、乗車口の扉に体当たりする。
扉から突き落とされ日置だが、手に持っていたナイフが偶然自分の腹に刺さってしまう。
なんとか自分の部屋の窓から部屋に戻った日置は、腕時計を踏んで壊してしまう。
自分の腹からナイフを抜いた日置だが、そこで事切れてしまう・・・
日置が殺人を始めるようになったのは、持っていたストラップから推測するに、新幹線品川駅開業の時、ホーム転落事故がきっかけだろう。
自分の父親は鉄道オタクに殺された。迷惑な鉄道オタクは殺されてもいいんだ、と思うようになったのだ。
空海は、偶然とはいえ自分が日置を殺した、と泣き出すと、一行は、あのまま日置が幻夜に戻ってたら真っ先に空海が殺されたし、さらなる殺戮を未然に防いだヒロインだ、とほめたたえる。
中在家から、十蔵が死の間際に握り締めていた木製のプラレールは、十蔵が初めての小遣いで買ったもので、空海にクリスマスプレゼントに贈ろうをしていたことと、十蔵の遺言状はできており、空海が全財産を相続することになっている、と言われる。
一行は、空海に、帰りも一緒に鉄道に乗ろう、と言って、いろいろプランを立ててくれたので、空海も、乗ってみたい、と答える。
やがて警察が到着する。
一昨日発見された身元不明死体は、日置健太郎だった、とラジオが伝えている。
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