序章：アルムとセリカ

　ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王のプレイ開始！


　バレンシア歴394年


　アルムは幼馴染たちを放っておいて、最近村に来たばかりのいとこのセリカと遊んでいる。
　アルムはマイセンの孫だが、セリカはどこからもらわれた子とのこと。
　近くの森にお城からやってきた騎士がいるとのことで、村の子供たちは珍しいもの見たさに森へ出かけていく。


　アルムとセリカはお花畑で遊んでいる。
　村に来た頃のセリカは気難しい子供だったが、アルムがいろいろ気にかけていっしょに遊んでくれたおかげて明るい笑顔を見せるようになっていた。
　アルムの左手の甲と、セリカの右手の手のひらには同じあざがあり、二人はそれを仲良しの印だと信じており、ずっといっしょにいよう、と約束する。


　森のほうから子供の悲鳴が聞こえてきたので、アルムとセリカは森へ向かう。
　森にきていたのは国王リマ4世付きの騎士スレイダー一行で、子供たちに、村に案内して自分たちに女と食料を差し出せ、と要求してきた。
　子供たちが案内を断ると、スレイダーは、子供たちの首を刎ねると言い出す。
　そこへ、アルムとセリカがやってくるが、スレイダーはセリカのことを知っているようで、セリカを連れ去ろうとする。
 　アルムがセリカをかばいスレイダーを殴ったので、スレイダーは剣を抜く。
　そこへスレイダーと何やら因縁があるマイセンがやってきて、自分が指示するから騎士たちを戦え、と言い出す。


　子供たちは森に隠れ、マイセンが墓に乗って、マイセン無双で勝利！
　スレイダーは、王女を見つけたことをドゼーに報告する、と言って逃げていく。


　勲章：はじめての勝利をゲット！


　セリカが騎士たちに見つかってしまったので、セリカは村を出ていくことになった。
　セリカはいつも身につけている母親の形見のお守りをアルムに渡し、いつか会える日を待っていると言って村から出ていく。


　北の邪神ドーマと南の大地母神ミラの2人の神の戦いにより、バレンシア大陸は2つに分かれた。北は騎士の国リゲル帝国、南は文化の国ソフィア王国となり、均衡を保ち続けていく。