チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 今日のパラノマサイト FILE23 本所七不思議はどうかな?


 彰吾の時と同じように、足を洗えが聞こえないように、オプションを開いて「ボイス音量」を0にして反映させてから、やりなおす。


 「ぼくは別にどっちが呪主でもよかった。ふたりともまとめて滓魂すればいいだけだから」
 「まて並垣」
 「この『足洗い屋敷』は特別に強い呪い!条件は極めて容易だ!この足の声から逃れる方法はない!」


 呪詛行使が出るが、無視する。


 「エリオ、そっちに全速力で逃げろ!」
 「遅い!この呪影の声を聞くがいい!」
 「呪影の声だと!」
 「?なに!呪影の効果が出ない!」
 「どうした?声なんかしねえが?エリオ、コイツを取り押さえろ!」


 呪詛珠『足洗い屋敷』をゲット。


 「くそっ、なぜだ!直接手は出してないぞ!」
 「ああ、呪詛珠さえ回収できればいい、離してやれ」
 「ぼくの蘇りの日秘術が!」
 「残念だが諦めろ。事情は知らねえが、そんなものは忘れて正しい方法で弔ってやるんだな、わかったらもう行け」
 「くそ!」


 「いやあ、ボス、危なかったですね」
 「なぜか知らんが、あいつの呪詛が聞かない状態になっていたような」
 「ボス、大丈夫ですか?呪詛珠をふたつ持ってて、また呪われたりします?」
 「うむ、実はこっちの呪いも来てる。『足洗い屋敷』の呪いの条件や恨みの記憶も見えた」
 「え、どういう内容なんですか?」
 「あとで確認しとけ。ひときわ呪いが強い。先に回収できて助かったかもしれん」


 本所七不思議:足洗い屋敷
 呪いの力:呪影の発する「足を洗え!」という声を聞いた者を踏みつぶし圧死させる。
 呪いの記憶:女は優れた陰陽師であったが、その才は己が美貌を磨き上げることに向けられていた。
 火花散る戦いの後、女は町を彷徨っていた。
 必要な物は手に入れたが、自慢の足が穢れ醜くはれ上がっている。
 「この足の穢れさえ」女は何事かを譫言のように繰り返し、終に息絶えた。


 「で、これからどこ行きましょうか」
 「夜のうちに七不思議のゆかりの地を回って、同じように呪主探しだな」
 「今みたのをまた繰り返すわけですか」
 「大切な人を蘇らせられるとあっちゃ、無茶もするか。どうもこの呪詛珠を持つと、恨みの念に染まって人を呪い殺すことに躊躇いがなくなるようだ」
 「え、ボスは大丈夫なんですか?」
 「俺は霊感はないが、こういう耐性だけはなぜか強いらしくてな。それだけは心霊対策室でも重宝されてたよ」
 「なんだやっぱり持ってる人じゃないですか!」

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