チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 今日の9時間9人9の扉 HD Smart Sound Novel はどうかな?


 1等船室の通路には2つの扉があった。
 右の扉を開けると、短い通路になっていた。
 突き当たりのドアを淳平が開くと、部屋になっておりニルスとセブンがいた。
 二人はこの部屋にドアがあるが、わけのわからない装置が付いていてロックがかかっており開かないと話す。
 淳平が部屋を見回すと、ここはベッドルームのようだった。ということは、最初に入った部屋はリビングだろう。
 3人が部屋を調べ始めると、ニルスが奇妙な音が聞こえると言い出す。
 ニルスは、自分は人並みはずれた聴覚を持っていて、もろもろの反射音から物体の位置を把握することが可能だと話す。だから、ある程度の速さでなら走ることができるし、誰かに殴りかかられても、返り討ちにすることができるとのこと。
 リビングを調べているセブンは、めまいを起こしてよろめいている。セブンは、突然のめまいに襲われたり、記憶障害をわずらっていると話す。
 セブンは、目覚める前のことを何も思い出すことができないと言い出す。他のメンバーには、大階段へ行く前に伝えてあるとのこと。
 3人は、パズルを解いて(脱出パートはカットされてる)ロックの解除に成功して、扉を開けて先に進むことができた。
 扉の先は、長い直線通路になっていた。
 セブンは、さっき解除したドアの隙間に、譜面のプレートをかませて、ロックがかからないようにしている。
 通路を抜けると、やや開けた空間に出たが、空間を分断するように鉄格子がはまっている。
 鉄格子の向こうには2基のエレベーターが見え、奥の鉄のゲートの向こうに下り階段があった。
 奥の鉄のゲートには、金星のマークのついた鍵穴が付いている。


 鉄格子の手前の扉を開いて中に入ると、そこはカジノバーだった。
 3人が部屋の中に入ると、扉は閉まり、開かなくなってしまった。
 ニルスは目は見えないが、頭脳明晰らしく、金星の鍵をゲットし、パズルもクリア(脱出パートはカットされてる)し、新たな扉を開けて、3人で先へ進む。
 そこは、先ほどの鉄格子の向こう側だった。
 さっそくカジノバーで手に入れた金星の鍵を、鉄のゲートに付いた鍵穴に入れ、解錠する。
 鉄のゲートを開けて、下り階段を降りて、Cデッキへ。


 Cデッキを調べると、やはり下のDデッキは水没して進めない。
 Cデッキの2基のエレベーターの扉の横には、水星のマークがついたカードリーダーが付いている。
 とりあえず、Cデッキにたくさん並ぶ扉のうち、一番手前の扉を開けると、広い空間になっており、びっしりとベッドが並べられている。消毒薬のにおいがするので、ここは病室のようだ。
 病室の奥の4枚の扉のうち3枚には、それぞれ、3、7、8の数字が書かれている。
 3枚のナンアリングドアだが、横に設置されているそれぞれのREDは、3人がタッチしても何の反応も示さなかった。
 ニルスがREDを調べると、基盤が抜き取られていることがわかった。
 そのとき、背後の扉が開き、4の扉に進んだメンバーの紫、一宮、サンタ、四葉、八代が現れる。
 さっそく互いのチームの情報交換をするが、役に立ちそうな情報はなかった。
 一宮は、Cデッキの他の部屋を、4の扉のチームで一人一部屋ずつ調べたが、個室の病室で、何もなかったと話す。
 そして、通路の突き当たりに木星のマークの付いた扉があったと話す。
 セブンが、ここは病院船のギガントだろうと言い出し、説明を始める。


 ギガントは、20世紀初頭に建造されたタイタニック号の姉妹船。
 建造当初はタイタニック号と同じく客船として運用される予定であったが、第一次世界大戦が勃発したため、イギリス海軍に接収され、病院船へと改装された。
 その後、エーゲ海において、ドイツ軍の敷設した機雷に接触し、損傷した。
 そして、イギリスの大富豪のゴルダイン卿に買い取られた。
 ゴルダイン卿は、タイタニック号の生存者の一人で、事故のトラウマからか、タイタニック号に関するありとあらゆる物を蒐集しており、沈んだタイタニック号の代わりに、その姉妹船のギガント号を買い取ったらしい。


 セブンは、ここがタイタニック号と病院船の二つの特徴を兼ね備えているから、ギガント号だと推理したと話すと、12時を告げる大時計の鐘の音が聞こえてきた。
 基盤を探しに、調べていない個室病室を手分けして、調べることになった。


 集合時刻である午前1時の鐘が鳴り、再び集まるメンバーたち。
 淳平が大病室に入ると、ニルス以外のメンバーが8の扉の前に集まっていた。
 8の扉のREDを見ると、空室のサインが出ている。
 一番最初に八代が戻ってきたときには、部屋には誰もいなくて、空室のサインが出ていたとのこと。
 みんなに尋ねるが、心当たりはないとの返事。
 ニルスがいないので、四葉は一人で探しに行ってしまう。
 ニルスと四葉を探すため、他のメンバーも追いかける。
 淳平は、紫といっしょにカジノバーへ探しに行く。


 カジノバーへの扉の前で、八代から、いっしょにナンバリングドアに入らないかと誘われるが、淳平は5、紫は6、八代は8のため、5+6+8=19、1+9=10、1+0=1で、1の扉がないので無理だと答える紫。
 八代は、セブンを誘えば、5+6+8+7=26、2+6=8で、8の扉を開けられると話す。
 しかし、他のメンバーである一宮、ニルス、サンタ、四葉では、1+2+3+4=10、1+0=1で進めなくなる。
 八代は、自分達が先に脱出して、救助を呼べばいいと言い出す。
 淳平が、8のチームでは、9の扉を開けることが出来ないと答えると、八代は諦めてどこかへ行ってしまう。


 1等船室の扉の前には、四葉がいた。
 四葉は、淳平と紫に気づくと、ほっておいてと絶叫する。
 仕方がないので、淳平と紫は、四葉を置いて、Cデッキへ向かった。


 Cデッキの通路には、一宮がいて、ニルスに呼びかけをしていた。


 大病室に戻ると、サンタがREDを調べている。
 淳平が、ニルスが基盤を差し込んで一人で先に行ったのではないかと言い出すと、サンタは、一人ではREDが認証されないからムリだと答える。
 ニルスがゼロなら可能だと思われるが、なぜゼロは、抜き取った基盤をわざわざもう一度挿し込んだのだろう。この船には、ゼロも乗っているのだろうか?
 サンタは、メンバーの誰かが基盤を挿しなおしたと疑っていた。


 結局ニルスは見つからず、他のメンバーは大病室に集まってきた。
 八代は、いろいろ計算した結果、3人+3人+1人でチームを組んで、1人だけ犠牲にするのが一番いい方法だと言い出す。
 それを聞いた一宮が、自分が残ると言い出す。みんなが脱出して、タイミリミットまでに救助をつれて戻ってくるならとのこと。
 紫が、みんなで脱出する方法を考えようと言い出すと、一宮が突然倒れる。
 一宮がポケットから、注射器と空になった薬瓶を取り出して見せる。瓶には、マンドレイン・ベータと書かれたラベルが貼ってある。
 一宮は、個室病室で見つけた麻酔薬を自分に打ったと話す。
 一宮は、紫と淳平のために、自分を動けなくして、置いていくように仕向けたのだ。
 程なくして、一宮は眠りについてしまう。


 一宮を覗いて、どの扉に入るか話し合いが始まった。
 八代は8、セブンは八代といっしょに行くのがイヤだから7だと答える。


 淳平は3を選択!
 3のREDに、セブンと紫、淳平を認証させる。
 淳平は、サンタと、八代・四葉ペアに、どちらが動くのかと問いかける。
 一足先にサンタがREDを認証させると、3の扉が開いた。
 淳平たち4人は、3の扉の中に入り、DEADを見つけて認証させる。
 灯りをつけると、あたりは血の海で、破裂した肉の塊が転がり、肉片が周囲の壁に飛び散っていた・・・
 服装からするとニルスが爆死したらしい。
 紫が、錯乱して暴れだしたので、淳平がなだめにかかる。
 なんとか紫を落ち着かせて、ここシャワー室をみんなで調べ始める。
 紫が、どこからか探し出したホウキを淳平に差し出す。


 ホウキといえば、淳平と紫が小学6年生の時、二人は飼育係を担当していた。
 飼育係の仕事は、ウサギ小屋の世話で、毎朝、飼育小屋を掃除しなければならなかった。
 1学期の終業式の朝、少し寝坊し遅れてやってきた淳平は、飼育小屋の前で泣いている紫を見つける。
 飼育小屋のウサギが皆殺しにされ、大量の血で溢れていた。
 泣き止まない紫に、淳平は、犯人は必ず捕まえると宣言すると、紫はようやく泣き止み、一緒に犯人を捕まえようと、言い出した。
 学校では、ウサギ以外にもニワトリやモルモットも飼っていたので、犯人がまた現れる可能性があった。
 二人は、夏休みの間、夜の学校で、犯人を待ち伏せしたが、結局、犯人は現れなかった。二人のおかげかどうか、動物が襲われることはなくなった。
 飼育係は誰もなりたがらず、紫のみの立候補だった。淳平は、紫と組みたくて、飼育係に立候補したのだが、それは内緒の話だ。


 セブンがシャワー室の扉が閉まらないよう、ホウキを挟み、4人で先へ進む。
 突き当たりの扉を開けて、進むと、そこは大病室だった。
 淳平の姿を見つけた八代は、いきなりビンタしてくる。
 どうやらこの扉は、数字の書かれていない扉だ。
 セブンは、八代と四葉と、麻酔から醒めた一宮に中を見て来いと声を掛ける。


 戻ってきた四葉は、殺してやると絶叫しながら、部屋を飛び出してしまう。
 淳平が後を追いかけるが、見失ってしまう。
 階段まで戻ってきた淳平は、首筋に鋭い痛みを感じた。
 振り返ろうとするが、神経が麻痺している。
 体が麻痺した淳平は階段を転がり落ちて、水の中へ。
 淳平が見上げると四葉がおり、一宮が持っていた2本目の麻酔薬を注射したと言いいながら、手を差し伸べている。
 四葉は、自分達を置き去りした淳平が、ニルスを殺したと思い込んでいる。
 淳平がその手を掴もうとすると、四葉は、助けるわけないといいながら、淳平を水の中に叩き落し、淳平は沈んでいく・・・


 1回目が5→2回目が3で、バッドエンドでした・・・

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