
今日のFANTASIAN(ファンタジアン) Neo Dimensionはどうかな?
スイートルームに興味を持ったキーナだが、船員から、シャルル王女が中にいるので立ち入り禁止だと言われてしまう。
階段下でキーナと話す。
レオアは、題名は憶えていないが、いつも誰かが側で弾いていた曲を、ピアノで演奏する。
シャルル王女に「また会えた」と言われたが、思い出せないレオア。
それを知ったシャルルは、スイートルームに引っ込んでしまう。
船員に話しかけると、シャルルが入室を許可してくれる。
レオアは、シャルルに自分のことを教えてほしい、と頼むが、レオアはビブラ王国の時期女王であるシャルルに恥をかかせた大罪人だ、とじいやが怒鳴りつける。
シャルルは、レオアにいきさつを語り始める。
待ちぼうけの王女
護衛もつけずに城を飛び出たシャルルは、生まれて初めて、自分に正直に自由に生きている男に出会った。
シャルルの周りにいたのは、はこびへつらう笑顔の仮面をつけた人間ばかりだったのだ。
あれは、シャルルにとって一目ぼれだった。
ある舞踏会の夜、男がシャルルのつま先を踏んづけたが、謝りもせず立ち去ろうとした。
「お待ちなさい」
「何だよ」
「わたくしが誰かを知って、そのような口をきくのですか?」
「知ってるよ、シャルル王女だろ。だから?
あんたも庶民と同じ格好で町におりてみな。誰も気づきはしない。裸になっちまえば、お受けも貧乏人もみんな同じだ」
そこへ、シャルルのじいやが割って入った。
「姫様に何たる無礼な!そのほう、何者か」
「誰でもねえよ」
「無礼者めが!」
「じいや、控えなさい。この者とはわたくしが話します」
「さすが、王女様だな」
「本当に、何者ですか?」
「今宵は仮面舞踏会。この仮面を外すのは無粋ってもんだろ」
「では、わたくしが外しましょう」
仮面を取ったシャルルには表情はない。
「お姫様はオレのいる場所までおりてきてくださったわけだ。じゃあ、こっちもその礼儀には応えなきゃな」
男は仮面を外した。
「わたくしはシャルル。あなたの名は」
「さあな。今夜は別の名前で入った。だから、あんたの好きに呼べばいい」
「不思議な方。でも、王女には本名を名乗るのが礼儀です」
「レオアだよ」
「覚えました。今宵はどなたといらしたのですか」
「もちろん一人だ。
なあ、それよりももし、オレがここに何かを盗みに来たのだとしたら?」
「大胆ですね、自分のことを泥棒だと名乗る方は初めてです」
「じゃ、そろそろ帰らせてもらう。
それでは王女様、ご機嫌麗しゅう」
レオアは道化のほうにおどけた仕草で一礼すると、あっけにとられているシャルルに背を向けた。
「待ちなさい!もう一度、わたくしに会いなさい!」
レオアは振り返って言った。
「おいおい、人にものを頼む態度を誰かに教わらなかったのか?」
「では、会ってください、もう一度」
シャルルは心の底から、この男を知りたい、と思った。
「どうしようかな。まあ、いいか。
けど、王宮はごめんだ。1週間後の昼、国民広場でなら。王女様自ら、お越しいただけるのならば、会ってやるよ」
「では、わたくしはランチを用意します。
この国を眺めながら、ともにひと時を過ごしましょう」
レオアはそれを背中で聞きながら、去って行った。
約束の日、シャルルは国民広場に赴き、レオアを持った。
押し問答の末、じいやはシャルルの視界に入らないところで見守ることになっている。
庶民的な装いにしたシャルルは、両手で抱えるように昼食の入った籠を持っていた。
あちこちで「似てる」という声は聞こえて来たものの、シャルルを王女だと見咎めた者はいなかった。
レオアが言った通り、王宮という巨大な化粧がなければ自分を王女だと敬い讃える声は響かないことを実感するシャルル。
「同じ人間ですね」
王宮の取り巻きたちの中にいるだけでは、決してわからなかった感覚だった。
どんなに待ってもレオアは現れなかった。
すでに日は暮れている。
何か事故にでも遭ったのだろうか、と不安がよぎる。
やがて、大粒の雨が降り始めた。
シャルルは心細くなりながら、表情だけは気丈にしっかりと前を向き続けた。
シャルルを5時間待たせたことに怒っているじいやとバトル!
ヒールストーンを盗んだ。
シャルルが止めに入ってくれて、バトル中断。
いつの間にか、ウズラ号は砂嵐に巻き込まれている。
シャルルが様子を見に行くと言い出したので、いっしょについていくことする。
シャルルが仲間になった!
乗客から、砂海のモンスターが入り込んできている、と言われて、エーテルSX3をゲット。