チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 今日の極限脱出ADV 善人シボウデスはどうかな?


 エレベータ
倉庫
ルナと組んで紫色の扉へ
ABゲーム:第1ラウンド
協力
Kと組んで青色の扉へ
ABゲーム:第2ラウンド
→Kに[協力]したら裏切られたので、今度は[裏切り]を選択!


   PAIR   SOLO  PAIR   SOLO  PAIR   SOLO
  ファイ ディオ 四葉 クォーク 天明寺 ルナ シグマ アリス K
 現BP 5 6 6 6 1 5 5 1 6
 選択 裏切り 裏切り 裏切り 協力 裏切り 裏切り
 増減値 +0 +0 +3 -2 +0 +0
 結果 5 6 6 9 4 3 5 1 6




 Kは裏切りを選んでいた。
 Kは自分がBP9点になってからといって、一人で脱出するわけはない、と言ったが、協力を出し合おうと約束して、どちらも裏切りを選択したのだから、お互い様だし、どちらも信用されていないことがわかった、と言った。
 天明寺は、ルナは死んでいるのでBPが減っても問題ないから、自分は裏切りを選択した、と話す。
 しかし、BPが9になったクォークがいない。クォーク一人が脱出したら、みんなが閉じ込められしまう。
 ABゲートの閉鎖と、ABゲーム第3ラウンド星の回の開始を告げるアナウンスが流れだす。
 今度のABゲートは、星のマークのカードキーによって開錠され、このカードキーには使用回数に制限はないので、無限にABゲートを開放することができるとのこと。
 つまり何度もABゲームができるのだ。
 星のカードキーは、次のCDの先にあるはずだ。
 B階倉庫に白の扉が3つあることをシグマがみんなに伝えた。
 残り時間を確認すると1:21だった。
 ということで、各自のバングルを確認する。


 シグマは、青のソロ。
 ファイとKは、紫のペア。
 ディオは、緑のソロ。
 天明寺と四葉は、水色のペア。
 アリスとルナのバングルは、黄色のペア。
 ということは、クォークは、おそらく赤のソロ。


 白の扉は、赤・青・緑で入ることになるのだが、水色は赤と青の合成色、黄色は赤と緑の合成色、水色は青と緑の合成色だ。
 ということで、紫色と緑の組み合わせだと知ったディオは、時間になったらB階倉庫へ行くから、それまでは一人で行動すると言い出したため、みんなに殺人犯扱いされてしまう。
 シグマは、ゼロボスがこのメンバーの中にいるのは間違いないが、アリスとルナをあのタイミングで殺す理由がわからない。もしかして、別に殺人犯がいるかもしれないので、時間があることだし、ここで殺人犯を探してみよう、と言い出す。
 そこで、危険だから二人組にてるよう提案したら、みんながディオと行動するのを嫌がったので、ファイが一緒に行動することになった。
 Kが、シグマと組むと言い出したので、天明寺は四葉と行動することになった。


 ファイとディオは、A階の水色の扉から、B階の青の扉の先を調べる。
 天明寺と四葉は、紫色の扉から、赤の扉を調べる。
 シグマとKは、黄色の扉から、緑の扉の先まで調べることになった。
 そして、最終的にB階の倉庫に集まることになった。


 医務室にはクォークも殺人犯と思わしき人物もいなかった。
 ベッドの上に置かれている老婆を死体をよく見ると、手首の一部分がやけにきれいであることに気付いた。
 手首に腕時計をはめていて、殺された後に奪われてしまったが、腕時計をはめていた部分だけ、血が付いていない、とKが言い出した。
 腕時計にしては幅広すぎる、とシグマと答えると、Kは、腕輪?と言う。
 それを聞いたシグマは、バングルをはめていた跡であることに気付く。
 老婆はゲームの参加者だったのだ。
 奪われたバングルはどこへ行ったのだろう?みんなで探索したが、誰もバングルを発見していないことから、犯人が老婆のバングルを持ち続けているのだ。
 しかも犯人は、老婆のバングルを持っていてもCDに正式に認証にされていることから、それを今でもはめ続けていることがわかった。
 心臓が止まればバングルははずれるので、犯人は、老婆殺害後、自動的にはずれたバングルを自分の手首にはめ、ノナリーゲームに参加したのだ。つまり、犯人は、もともとゲームの参加者として予定されていた人物ではないことになる。
 しかし、ゲームに参加する理由がわからない。
 シグマは、老婆の手首がきれいということは、老婆のバングルには、血がついているはずだと気付き、ルミノール試薬を使って、血液を検知しよう、と思いつく。
 Kは、ルミノール試薬のあった娯楽室へ、みんなに集まってもらおう、と提案する。
 でもその前に、自分たちの担当箇所を調べて、クォークを見つけないと。


 先に進むと白の扉が3枚あったが、そのうちの正面と右側の扉のロックが解除されている。
 右側の扉の先に進むと、作業台のようなものがあるゴーレムルームにたどり着いた。
 Kは作業台の下にある金庫のようなものの中を覗き込んでいてが、中には何も入っていなかった。
 確か、ディオ、ファイ、四葉は緑の扉を開けて治療室へ行った、と話していたから、あの3人が金庫を開けたのではなさそうだ。


 3枚の白の扉まで戻り、今度は真ん中の扉を開けると、治療室だった。
 霜が降りていて中が良く見えない治療用ポッドを開けてみると、クォークがいた!
 クォークはバングルがはずれているが、脈をとると振動が伝わった。
 クォークは生きていた!しかし、なぜバングルがはずれているのだろう?そして、どうしてこんなところにいたのだろう?
 治療用ポッドの中にいるということは、クォークは何かの病気にかかっている可能性があるので、ポッドの外に出すのは危険という判断をして、再度カバーを閉じた。
 ポッドの内側にもカバーを開閉するレバーが付いているので、外側からロックを掛けない限り、クォークは目を覚ましたら、自分で出てくるはずだ。
 ロックがかかっていないことを確認して、B倉庫へ向かう。


 B倉庫へシグマとKがたどり着いたとき、ディオとファイが待っていた。
 そこで、治療室でクォークを見つけたが、クォークは何かの病気にかかっている可能性があると報告した。
 ついでに、緑の扉の先を調べたかどうかと確認したら、やっぱり治療室しか行かなかったとの返事だった。
 ゴーレムルームを開けたのは、ゼロボスなのか?
 それにしても、天明寺と四葉が来ない。


 その前にシグマは、B倉庫にいる4人で娯楽室へ移動した。
 シグマは棚にあるルミノール試薬を取り出し、明かりを消した。
 シグマは、バングルを内側を向けてこっちへ差し出すように言った。
 Kのバングルはみんなのものと違うため、K以外の3人で左手首を出して、手首の内側を向ける。
 そして、ルミノール試薬を噴きつけたが、あまりの冷たさにディオが手首を引っ込めてしまう。
 ファイとシグマのバングルは光らなかった。
 ディオは、みんなに見せる必要はない、と叫んで、出口へ駆け出したが、Kが出口の前で待ち構えていた。
 ディオを取り押さえると、ディオのバングルは光っていた。
 老婆殺しの犯人はディオだ、と指摘すると、ディオは否定した。
 シグマは、ファイに老婆の左手首について伝えた。
 ディオは、観念したように、自分が老婆を殺してバングルを奪った、と告白した。


 ディオは、自分はゼロボスではなく、ある目的のために、そうしろと命令されてやったが、命令した相手のことは死んでもしゃべらない。そして、老婆殺しは認めるが、アリスとルナの件は俺じゃない、と話す。


 ディオが殺人犯なので、白の扉を開けるまでの時間、外側からロックをかけた治療用ポッドに閉じ込めた。
 そして、天明寺と四葉に合流するため、B倉庫に戻るが、二人はいない。
 白の扉が開くまで、あと50分。
 行き違いになってはいけないので、しばらくここで二人を待つことにした。
 突然ファイが、さっきクォークを見たときに、バングルがはまってなかったのはどうしてか?と聞いてきたので、シグマとKは、わからない、と答える。
 ファイは、クォークのバングルがないと、CDの第2扉を開けることができない、と言った。
 クォークは赤のソロだから、水色のペアの四葉と天明寺が進めなくなってしまう。
 そういえば、四葉と天明寺が来ない。まさか、シグマたちよりも先にクォークを見つけ、バングルを奪って、白の扉の先へ行ってしまったのだろうか?
 あの二人のうちのどちからがゼロボスなら、ルールに縛られず、あの3枚の白の扉の右側のように開けることができたのでは?
 結局、もう一度、シグマとKで四葉と天明寺を探すことになり、行き違いにならないようファイがこの場所にとどまることになった。
 それと、CDドアが開く5分前までに、ディオを連れて戻ってくることになった。


 シグマとKは、四葉と天明寺がクォーク捜索の担当箇所だった食糧庫へたどり着いたが、四葉も天明寺もいない。


 ラウンジを調べたが、二人はいない。
 Kが、徐々に記憶が戻ってきている、と言い出す。
 父親のことを思い出して、母親がいなかったことも思い出したとのこと。


 Kは、父親が働く研究施設の中で育てられた。
 その施設で働いているのは、父親一人だけだったので、Kは成長するまで、父親以外の人間を見たことがなかった。
 父が仕事をしている間は、Kが近づくことを許さなかったので、Kの話し相手は、父から唯一与えられた教育ソフトだけだった。
 Kが字を覚え書物が読めるようになると、自分を取り巻く環境が異常であることに気付いた。
 いつしかKは、書物の中に出てくる母親像にあこがれをもつようになっていった。
 いつも自分と一緒にいてくれて、時々しかりつけながらで、夜には優しく本を読み聞かせてくれるそんな母親が、そばにいてくれたらいいな、と思うようになった。
 ある日、Kは、父に、母親が欲しい、とねだると、父は、わかった、と答えて、Kはたいへん喜んだ。
 数か月後、Kは仕事中の父から研究室へ呼ばれて行ってみると、父の横には、若い女性が立っていた。
 父は、母親代わりのロボットをKに与えたのだった。
 Kは、欲しかったのは人間に忠実なロボットの母親ではない、と父に訴えると、父は、ひどく驚いた顔した後、わがままを言うな、としかりつけた。
 そして、父は、ロボットに、Kの世話を命じて、二人を研究室から追い出した。
 ロボットは人間のようにKに微笑みかけてきたが、Kは無視して自室へこもってしまった。
 ロボットの受け答えは、教育ソフトと同じように空々しいものだったで、Kはロボットを無視していた。
 そして、その一件以来、Kは、父に期待することを辞めた。
 Kが18歳になった頃、一人の女性が、Kの部屋の前に立っていた。
 女性は、父の研究を助けるためにこの施設へやってきた、と話した。
 女性は、自分よりはるかに年上なのに少女のようで、自分の知らない世界の話をしてくれた。
 結局、女性は父の研究を手伝うことがなかったので、Kは一日のほとんど女性と一緒に過ごした。
 そして、女性は、父の若いころを知っており、父の昔の恋人の話をしてくれたりしたので、いつしか、Kは、女性が父の恋人で、自分の母親だったとしたら、と夢想するようになった。
 女性が来てから、3人で食事をとるようになったが、それはKにとって生まれて初めての経験だった。
 Kは、女性からマナーが悪い、と叱れた。
 そして、食事のあと、部屋のソファに座って、3人でくつろぐのが、Kは大好きだった。Kが子供のころから憧れていた家族の形そのものだったから。
 やがて、女性の勧めで、Kは父親の研究を手伝うことになった。
 父の専門は、遺伝子工学だったが、Kは研究を助けるための名目の勉強にのめり込むようになった。
 父は、研究や学問のことになると饒舌になったので、Kと父は、学問を通して、普通の親子のような会話をするようになった。
 4年後のある日、女性と父が研究室で話をしているのを、Kは偶然聞いてしまった。
 女性は、研究のため命をささげる、と言っているので、Kは、研究をやめるよう、父に訴えたが、聞き入れてはくれなかったし、女性も、研究の中止に反対した。
 二人は最初から、それを知っていたのだった。
 Kは、自分がかかわっていた研究について、女性が死なずに済む方法がないか、と調べ始めたが、この研究があらゆる犠牲の上に成り立っている事実を知ってしまった。
 そもそもK自身も研究の一部に過ぎなかったのだ。
 Kは父のスペアとしての役割を持って生まれてきたのだった。父が志半ばで死亡したとき、代わりに研究を進めるために。
 もはや研究を止めるには、施設自体を破壊するしかなかったので、Kは、施設の動力部を破壊しようと考えたが、彼女にばれてしまい、父に怒られ、研究が完成するまで自室に閉じ込められてしまった。
 Kは、女性に施設を離れてほしい、と懇願すると、女性は、昔話を始めた。
 自分にはとても大切な人がいて、その人に命を救われたがある。だから、その人のために死にたい。
 その人と結婚して普通の幸せを手に入れたかったが、できなかったので、代わりに、この夢だけはかなえたい、と。
 もしかしたら、これが原因で、記憶を失ったのかも?


 Kは、記憶は全部戻っておらず、特にここ最近のことは何も思い出せない、と話した。
 そして、急に記憶が戻ったせいか、頭が割れるように痛むので、横になりたい、と言い出したので、Kをソファに横たわらせた。


 シグマ一人で、捜索を続けようとラウンジを出ると、誰も来ないから様子を見に来た、と話すファイに会った。
 シグマはファイと話し合ううちに、ゲーム参加者についてほとんど知らないことに気付き、ファイにいろいろ尋ねてみると、ファイは12月25日にさらわれた、と答えた。
 その時、通路のほうから物音が聞こえてきたので、確認しに行くことになった。


 通路に行くと誰もいない。
 エレベーターを操作すると、しばらくしてから扉があいたので、誰かがエレベーターに乗って舌へ移動したようだ。
 シグマとファイもエレベーターに乗って下へ降りた。
 赤と緑の扉があるが、どっちへ行ったのかがわからない。
 とりあえず、クォークとディオのいる治療室へ通じる緑の扉の方へ進むことになった。


 治療室へ着いた。
 ポッドのカバーを開けると、クォークは寝息を立てて寝ていたが、ディオは中で死んでいた。
 脈をとると、ディオが死んだことを確認できた。
 モニターを見ると、ディオのポッドの酸素濃度が0%になっていた。
 誰かが装置をいじって、酸素濃度を下げたのだ。


 急いで、シグマとファイはラウンジへ戻り、Kを叩き起こして、誰かがポッドの装置をいじってディオが窒息死したことを伝えた。
 ディオを殺したと考えられるのは、四葉、天明寺、クォーク、そしてファイもだ。
 ファイは、自分じゃない、と答える。


 CDが開くまであと7分であることに気付いたので、B倉庫へ戻ることになった。
 そのとき、ディオのバングルを回収していないことに気付いた。
 ディオは緑のソロバンだから、ディオのバングルがないと、紫のペアバンのファイとKが、CDの第2扉を開けることができなくなってしまう。
 するとKが、自分が治療室へ戻ってディオのバングルを回収するから、シグマとファイは先にB倉庫へ向かうように、と言って、アリスとルナのものだった黄色のペアバンをシグマに渡した。


 シグマとファイはB倉庫へ戻ったが、四葉も天明寺もまだ来ていなかった。
 しばらくして、KがB倉庫へ戻ってきて、回収してきたバングルを二人に見せたが、ディオのバングルは破壊されていた。


 そしてCDが開放され、閉鎖まであと5分のアナウンスが流れる。
 ディオのバングルが壊れているため、ファイとKはこれ以上先へは進めない。
 ゼロ兎は、CDが閉鎖された時に倉庫に残っている人は、ペネルティが科せられる、と話していた。
 シグマは、どうやったらファイとKが助かるかを必死で考える。


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