チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記
アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~61・63(62は後で見る予定)


 語り部6人の話が終わったが、7人目はまだ姿を見せない。
 「全員の話が終わったぜ。どうするんだ?」
 新堂に促された。どうしよう。
  • もうしばらく待ちましょう
  • 荒井さんの意見を聞きたい
  • 帰りましょう
 シナリオ:交換日記の怖い話開始!


 最後に話をしてくれた荒井の意見を聞いてみよう。
 「あのう、荒井さん、何か意見はありますか?」
 「意見?僕にこの状況でどんな意見を言えというのですか?」
 お開きにした方がいいな、と坂上が思って、立ち上がろうとした時だった。
 「こんにちは」
 突然ドアが開き、まだ幼い印象の残る女の子が立っていた。元木早苗だった。
 「あっれ~、早苗ちゃんじゃない!」と福沢が驚いて声を上げた。
 「あ、玲子ちゃん、こんにちは~。他の皆さんも初めましてです~。どうぞ、よしなに~」
 「あ、もしかして7人目って、早苗ちゃんのことだったの?」
 「えっと、私は・・・」
  • 黙って聞いている
  • 7人目なんですよね?
  • 7人目ではないですよね?
 坂上は黙って元木の次の言葉に注目した。
 「7人目というわけじゃないんだけど。おばあちゃんが、行きなさいって言うので~」
 (七不思議の集会のことは、僕と、新聞部との人たちと、日野先輩に声をかけられた7人の人以外は知らないはずなのに)と坂上が思っていると、福沢が、
 「気にしないでね。早苗ちゃんは時々、ヘンなことを言い出すことがあるから。でも。とってもいい子だよ」とフォローする。
 ずっと居眠りをしていた風間がいつの間にか目を覚まして、
 「そうとも、こんん可愛い女の子が、悪い子であるわけがないさ。早く入っておいで。なんだったらボクの膝の上に座ってもいいんだよ」と声を掛けた。
 「それでは、おじゃまします~」
 遠慮がちに入室してきた元木を、坂上は空いている席に案内した。
 「皆さん、改めまして、よろしくお願いします~。私、1年の元木早苗といいます。玲子ちゃんのクラスメイトです~」
 「元木さん、日野先輩にここを教えてもらったわけじゃないんだよね?」
 「はい。あ。ところで、あなたが坂上修一君?」
 「そうだけど」
 (どうして、この子は僕の名前を知っているのだろう)
 元木は可愛らしく微笑むと、不思議なことを口走った。
 「そう、良かった。まだ生きてるので~」
 「え・・・」
 「おばあちゃんがね、ここで坂上君が困っているだろうから、助けに行ってあげなさいって言ってたの」
 「は?」
 福沢が必死にフォローするかのように、目の前で手をひらひらとさせて、その場の空気を変えようとした。
 「あ~細かいことは聞かなかったことにして!運が良ければ、その目で超常現象を確認できると思うから。
 それよりさ、怖い話をさせるんだったら、早苗ちゃんはピッタリだと思うよ。7人目はいつまで待っても来ないみたいだし。
 ね、早苗ちゃんもいい?」
 「はい~、私でよろしければ」
 「さっさと話してもらって、お開きにしようぜ」と新堂が口を開いた。
 「では、元木さん、よろしくお願いします」と坂上は言った。


 これはまだ携帯が一般的になる前の時代の話。
 この学校のあるクラスで、交換日記が流行った。
 はじめは数人の女の子のグループが始めたのだが、その様子があまりにも楽しそうなので、あっという間に、他のクラスメイトにも広まった。
 みんなそれぞれ、仲良しのグループに分かれて、好きな人の名を書き合ったり、自分がおすすめしたいものなんかを書いたり、先生の悪口で盛り上がったりしていた。
 その流行の陰で交換日記のグループに入り損ねた女の子がいた。名前は、大本真美。
 彼女はあまり人付き合いがうまい方ではなく、人の輪に入ることが苦手で、誘われても断ってしまうような自ら壁を作ってしまうような人だった。
 それに、学校は勉強をしに来るところだからという生真面目な一面が強くて、勉強そっちのけで学園生活を楽しんでいるクラスメイトたちを毛嫌いしている部分もありました。
 別に孤立するほどの嫌われ者ではないが、付き合い下手な彼女には、交換日記で互いの秘密を見せ合いっこするほど心を許してくれるような友達もいなかった。
 休み時間にきゃあきゃあと交換日記の話題で騒いでいる子たちを横目で眺めながら、大本は胸の中に湧き上がる敗北感と孤独を、必死に押し隠していた。
 表面上は『そんなものにうつつを抜かすより先に、学生としてやらなければならないことがあるんじゃないの?』と涼しい顔をしていたが、内面では、交換日記に激しい憧れを抱いていた。


 そんなある日のこと。
 大本がいつものように家路を歩いていると、塀の向こうの見慣れた木の洞に、何かがねじ込まれているのが見えた。
 どうやら、それは丸められたノートのようだった。
 大本は木の洞に手を伸ばして、そのノートを引き抜くと、風雨に晒されたように古びていたが、表紙には交換日記と書かれていた。
 彼女はボロボロのノートを開いたが、前半部分は、長い間放置されているうちに水が染みこんだせいか、紙が癒着していた。
 そこで比較的損傷の少ない後ろの方のページを選んでめくると、こんなことが書かれていた。
 『僕と交換日記をしませんか?』
 開いたページの左上に、ぽつんとそれだけが書いてあり、そこから後は何も記されてはなかった。


 大本は誰のものかわからないそのノートを、こっそり持ち帰った。
 『僕と交換日記をしませんか?』
 それは、几帳面そうな性格がうかがえる、読みやすい字だった。
 大本は、字の綺麗な少年と交換日記をしているんだ、という少しロマンチックな想像をしてその書き込みの下に続けて書いた。
 『あなたは誰?うちの学校の生徒なの?いつから交換日記の相手を待ち続けているの?』


 そして、翌日の朝、登校するついでに、同じ木の洞へノートを押し込んだ。
 しかし、数日たっても、ノートに何の変化のないことに落胆しているうちに、大本は、一度希望を持って裏切られた分、さらに暗い感情は強まって行った。


 次の週のある日、大本はいつものようにあの木の側を通りかかった。
 気のせいか、いつもとは少し違う形でノートが突っ込まれていたので、大本は、急いでノートを抜き取り、その場で開いた。
 すると、大本の書き込みの下に、例の几帳面そうな文字で返答が書かれていた。
 『こんにちは。書き込みありがとうございます。僕は他校の生徒です。この学校に通う人と、ずっと交換日記をしていました。でも、ある日突然、相手から返事がこなくなったんです。
 僕は相手の名前しか知らなかったから、何があったのか調べる手段もなくて、つい、新しい交換日記の相手を募るようなことを書いてしまったんです。
 それが2年前のことです。まさか、今になって書き込んでくれる人が現れるとは、思ってもみなせんでした。よろしければ、本当に僕と交換日記をしていただけないでしょうか?』


 大本は家に持って帰ると、ペンを執った。
 『いいわよ。私は大本真美。まずはあなたのことを知りたいわ。あなたはどこの高校に通っているの?
 2年前にいつの生徒と交換日記をしていたということは、今は3年生ぐらいかしら?以前の交換日記の相手とも、こうして顔も知らない状態でやりとりしていたの?
 突然音信不通だなんて、可愛そうね。私、その人について調べてあげましょうか?』


 大本は次の日の朝、木の洞の中にノートを戻した。
 そして、数日後、ようやく待ち望んでいた変化があった。
 『お返事ありがとうございます。よろしくお願いします。前の交換日記の相手とも、やはりこんな風に偶然やりとりがはじまったんです。
 2年前の突然の音信不通にショックを受けましたが、こうして新しいご縁が見つかったので、すっかり未練も晴れました。調査の件は、気持ちだけいただいておきます。
 それよりも、僕はもっと大本さんのことが知りたいです。差支えのない範囲で、いろいろと書いていただければ嬉しいです。僕は、桂雅彦といいます』
 彼は必要以上に自分のことを書いていませんでしたが、この落ち着いた文体と丁寧な口調は、大本の胸をときめかせた。
 (こんな素敵な文章が書ける人なんですもの、きっと頭が良くて知的な感じの文学青年ね)
 彼女の中で、勝手に妄想が膨らんだ。
 まるで彼女は、桂さんのことを不遇な自分を助け出すために現れた、白馬の王子様であるかのように感じた。
 桂の日記は、こんな一文で締めくくられていた。
 『一つお願いがあります。このノートの前半部分は読まないでいただきたいのです。前の相手とのやりとりが残っていて、読むことも読まれることも心苦しいのです。どうかお願いします』
 大本はあくまでも強気な返事を書いた。
 『わかったわ。私は余計な詮索は嫌いだし、読もうにも、すっかりページがくっついちゃってるから、読めないの。安心してね』
 そして、彼のリクエストに応えて、自分のことを書き始めた。
 自分が2年生であること、進路の希望はある程度固まっていて、それに向けて努力をしていること・・・そんな、相手に都合よく見えることだけを書いた。
 最後に、クラスで交換日記が流行っていることを記し、ついでに小耳に挟んだルールを書いた。
 当時彼女のクラスで流行っていた交換日記にはあるルールがった。それは他人の日記の文章に、赤いペンと青いペンで下線を引くことで、読み手の意思を伝えるというものだった。


 他人の日記の文章全体に赤いペンで線を引くと、同意、好意、喜びなどの前向きな感情を表し、文章の一部に青いペンで線を引くと、否定、反感、悲しみなど、後ろ向きなニュアンスを現した。
 そして、そこから余白に矢印を引っ張って、コメントを書き込む。
 大本は、クラスの女の子たちが、そんな秘密めいたやり取りをしているのを盗み見て、交換日記をするときには、そのルールを試してみたいなって思っていた。
 『結構便利システムなのよ。せっかくだから、あなたも私の分に線を引いてみてね。じゃあ、末永くよろしくね』


 いつものように木の洞にノートを入れて数日後、大本の書き込みのあちこちには、赤い線がいっぱい引かれて、コメントが添えられていた。
 ノートの前半は見ないという約束や、大本さんの進路や努力に対しての部分、ルールを採用したいという意見や、『末永くよろしくね』の箇所にも、賛同の赤線が引かれていた。
 そして、心待ちにしていた桂からの返信に目を通した。
 『こんにちは、桂です。僕のお願いを聞いてくれてありがとう。君は2年生のうちから将来を見据えていて、えらいと思うな。
 僕はその時に努力しなかったことを、遅まきながら悔やんでいます。赤い線と青い線のルール?面白いものがあるんだね。僕もさっそくやってみました。
 交換日記なのに、話し合っている感じがして、けっこう楽しいね。こちらこそよろしく』
 桂の新しい書き込みに対しても、彼女は賛同や喜びの赤線を、どんどん引いて行った。
 しかし、桂の書いたこんな一文が、大本の手を止めた。
 『大本さんのクラスでは交換日記が流行っているそうだけど、今、誰かと交換日記をしているの?』
 大本は、いつか桂と直接会うことがあった時、嘘つきだと思われたくなかったので、みじめさを押し殺して真実を記した。
 『交換日記は、あなた以外の誰ともしてないわ。誰にも誘われなかったからなの。
 学生は勉強をしに学校へ通うべきだと思ってるし、将来を見据えて、今から努力を積み重ねていくべきだと考えているの。
 だから、そういう人間を軽蔑し、避けている。それに私は、あまり人付き合いがうまい方じゃないの。
 やっぱり、心のどこかでそういう連中を見下しているのかもしれない。でも、こういう意見は煙たいんでしょうね。あなたにも嫌われてしまうかもしれない。
 でも、あなたの顔が見えないから、こんなことも素直に書けてしまう。私がバカなんだわ。こんなこと書いても、ネガティブだし嫌われるだけだよね』
 そこには、寂しさ、誇り、反省、後悔・・・クラスメイトの前では出すことのない、大本の本当の気持ちがつづられていた。


 あんなことを書いてしまっては、もう返事は来ないかもれいない。
 そんな心配をよそに、桂から帰って来たノートにや、いたるところに赤線が引いたあったが、『私がバカなんだわ』という一文には青線が引かれ、『そんなことない!』というコメントがついていた。
 『大本さんはしっかりした魅力的は人だと思う。学生の本文について、将来を見据えた勉強の必要性について、きちんと理解している高校生は珍しいよ。
 たしかに、考え方が正しければ高圧的な態度に出ていい、ということはないけれど、でも僕はこう思う。あの時、僕の側に君のような人がいてくれたなら・・・
 僕の不真面目で怠惰な生活に警鐘を鳴らしてくれる人がいたなら、僕はもっと早く目を覚まして、進路について考えていただろう。
 誰もが切羽詰まってから、きっと君の正しさを理解し、尊敬し、ありがたく思うはずだよ。
 なによりも、自分の態度を反省しているのが偉いね。自分のことを客観的に見て反省することは、難しい。
 君は自分が孤独だと思っているようだけど、その誠実さは、クラスの誰かには伝わっていると、僕は思うよ』
 大本は、感動のあまり涙を流した。そしてノートに向かって、何度も、ありがとう、と呟いた。
 桂に認められたことで、大本は失いかけた自信を取り戻すことができた。
 (そうよ、やっぱり私は正しいんだわ。受験に備えることの大切さを理解しているのは、私だけなんだから、私は別にそんな人たちを群れる必要はない。
 一人でも大丈夫。いつか私のことを理解してくれる人たちに囲まれて生きる日がやって来るはず)


 次の日から、大本は、一人でいることに寂しさを感じることはなくなった。
 だから、二人の交換日記は順調に続いた。
 むしろ、学校でため込んでいる孤独や反発を慰めてくれる桂の言葉は、大本にとって、なくてはならないものになっていった。
 それに自分の発言が、自信を失いがちな桂の支えになっていることを確信し、彼から頼られる喜びすら感じていた。
 桂が大本に好意を持っていることは密かに感じていたが、それ以上の進展は全くなかった。


 実は大本は同じクラスの畑中亨が好きだった。
 畑中は、クラスで孤立している大本に話しかけてくれる数少ない人だった。
 畑中は、宿題を忘れた、と言ってノートを借りに来て、
 「頭がいいだけじゃなくて、マジメだし、努力家だよな」なんて、声を掛けてくれていたので、大本は密かに、畑中は自分のことが好きなんじゃないか、と思っていた。
 そんなわけで、大本は桂をキープしつつ、畑中からの求愛を待っていた。
 ところがある日、畑中がある女の子に告白し、相手もそれを受け入れたのだ。
 その一部始終は、休み時間の教室で、クラスメイトたちの前で堂々と行われて、当然大本を目撃していた。もともと畑中は、ボクシング部で強くてかっこよくて、クラスの人気者だったから。


 その日の放課後、忘れ物を取りに大本が教室に戻った時、帰らずに残っていた女の子たちが、大本についてウワサしているのを聞いてしまった。
 「大本さんさ、畑中が告白したとき、すごい顔してたよね」
 「あの人、鬼みたいな顔してたよ」
 「へー、やっぱり大本さん、畑中のことが好きだったんだ」
 「でもさ、畑中ってずっとアユミちゃん狙いじゃん。見ててもわかんないのかな?」
 「畑中がよくノートを借りにいったから・・・」
 「あー、誤解しちゃったのね。自分のことが好きなんだって」
 「なんかかわいそー。畑中、影ではかなり大本の悪口言ってたのにさ」
 「そうそう、『大本にはノート書く以外の取柄はない』なんてきっぱり言っちゃってね~」
 「畑中も卑怯だよね。ノート借りるときは調子いいくせに。まあ、大本さんの態度もさ、調子乗ってるというか」
 「学級委員でもないのにいつも偉そうにしているし、ムカつくのもわかるかなって」
 「いい気味かもね」
 「きゃははは」


 大本は気づかれないよう、その場を去り、走って走って交換日記の隠し場所のある木ののころまで来たが、汗と涙で顔がグチャグチャになっていた。
 大本はノートを取り出し、その場で書き込むと、またすぐ元に戻した。
 『今日学校でひどいことがあった。もう明日から学校行けない。死にたいよ。助けて』


 翌日大本は学校を休んだ。頭まで布団をかぶって、泣きながら一日を過ごしたが、夕方になって、あの日記の返事が気になって仕方がなくなくなり、あの木の下へ向かった。
 ノートを開くと、まったく予想をしていなかったことが書かれていた。
 『じゃあ、会おうか。
 君が本当に僕の助けを必要としているのなら、会おう。夜中の2時にこの木の下に来て欲しい。僕は君と会えるまで、毎日待っているから』


 夜の2時なると、大本はこっそり家を抜け出し、いつもの木の元に向かったが、途中で、桂と会えなかったらどうしよう、という考えた頭をよぎった。
 なんらかの事情で、桂がこちらに向かえないこともあるでしょうし、もし会えなかったら、待ち合わせ場所に来たということと、彼への感謝の気持ちを日記に書き残しておいたほうがいいだろう、と大木は考えた。


 手ぶらだった彼女は、文房具を取りに家に戻ったと思いますか?
  • 戻った
  • 戻らなかった
 彼女は一度文房具を取りに戻って改めて出発したが、最初から早めに家を出ていたので、木の下には約束の時間の5分前に着くことができた。
 木の下には誰もいなかったので、大本はその場で桂を待つことにした。
 ところが、決められた時間を過ぎても、桂は現れない。
 時間を持て余した大本は、ノートを開いた。すると、昼間の書き込みに新しい文章が付け加えられていた。
 『君が本当に僕の助けを必要としているのなら、会おう。夜中の2時にこの木の下に来て欲しい。
 僕には君を連れて行くことしかできない。
 僕が手伝ってあげるから、気を楽にして』
 大本がなんとなく嫌な予感を覚えながら首をかしげた寸簡、大本の喉に何かが食い込んできた。
 何者かに襲われて、背後から紐で絞められている!大本はそう思い、慌てて喉に手を当てたが、そこには何もなかった。それなのに、喉の肉が何かが食い込んでいるかのように凹んでいる。
 大本はパニックに陥りつつ、息苦しさから逃れるため、顔を上に向けた。
 すると、木の枝から首を吊っている男の子が、大本を見つめていた。
 見えない力に、大本の意識はどんどんと遠ざかっていった。
 (このままじゃ、いや!いやよ!)
 大本はもだえ苦しみながら、鞄の中から筆記具を取り出し、『君が本当に僕の助けを必要としているのなら』の部分に青線を引くと、首の締め付けが少しだけ楽になった。
 『僕には君を連れて行くことしかできない、僕が手伝ってあげるから』
 大本は、桂からの返事に否定の意味の青い線を引いた。
 『死にたいよ。助けて』という発作的に書き込んでしまった自分の後ろ向きな言葉も青いペンで否定した。気が付くと喉を締め付ける圧力は完全に失われており、木の上を見上げても、そこにはもう何もなかった。


 大本は恐怖にもつれる足を引きずりながら、自分の部屋に駆け込み、布団が被って震えていたが、なぜかあの交換日記を持っていた。
 朝が来ても、自分が助かったことに確信が持てず、大本は机の上に投げ出したままにしておいたノートから逃げるようににして、学校に行った。
 もちろん、通学する時も、あの木の近くを通る気にはなれないので、普段は通らない回り道を選んだ。
 畑中の件に関する決まりの悪さも、女の子たちの嘲りも、昨夜の恐ろしい出来事に比べたら大したことではなかった。


 重い足取りで家に帰って、自分の部屋に入った大本は、机の上にノートを見て声にならない悲鳴をあげた。閉じたまま置いていたはずなのに、勝手にページが開いていたのだ。
 『どうしても、こちらに来るのはいやなのかい?』
 そこには、新たな書き込みがあり、大本はちゃんと返事をしなければならないと思った。
 (私が中途半端な気持ちで死にたいなんて書いたからいけなかったのよ。ちゃんと書いて、わかってもらわなきゃ)
 『ごめんなさい。どうしてもそっちには行きたくない。私は死にたくない。あなたの気持ちは嬉しいけど、私はまだ生きていたいのよ。こっちにいたいの。
 あなたのことは、きちんと供養させてもらいます。今までありがとう』


 その夜、不意にある疑問が大本の脳裏をよぎった。それはノートの前半部分には何が書かれていたのだろうか、ということだった。
 ノートを手にとってみると、紙と紙とがくっついてはいますが、へりの部分から剥がれてきていて、うまくやれば閉ざされていたページを読むことができそうだった。
 加湿器のスチームを当ててみたり、定規をすべりこませてみたり、慎重に長い時間をかけて作業を行い、ようやくページを開くことに成功した。


 一番最初のページには、こう書かれていた。
 『私と交換日記しませんか?』
 それは見慣れた桂の文字とは違うものだった。最初に交換日記をしようと誘ったのは、相手の方だった。
 その次は桂の書き込みがあり、桂と大本の時と同じようなやりとりで日記は進んでいった。
 日記の文章から察すると、桂の最初の交換日記の相手は女の子だった。
 大本たちと同じように、お互いに自分の愚痴を書いたり、それを励まし合ったり慰めあったりして、信頼や結束を強くしていったようです。
 そして、恋心を育んでいく過程がひしひしと伝わって来た。
 ある日、受験勉強に苦しんでいた桂が、深刻な書き込みをしていた。
 準備を怠った後悔、勉強しても成績が上がらない苦しみ、模試の結果、ライバルたちの成長ぶり、両親の期待・・・そこには桂の苦悩が書き連ねられていた。
 『いっそのこと死んでしまいたい』
 日記はそう結ばれており、それに対する彼女の返信は、
 『会おうか。今夜2時、例の木の下で待ってるよ』
 そう、桂と自分のやりとりとまったく同じだった。


 そのページを最後に、しばらく空白が続き、そして再開された書き込みは、大本が最初に目にした『僕と交換日記をしませんか?』という桂の誘いだった。
 「約束を破ったね」
 耳元で、背筋が凍りつくような冷たい男の声がした。
 大本は、それは桂の声なのだと思った。そして、恐怖で硬直した大本の前で、ノートのページが勝手にめくられていった。
 ページは、大本の最後の書き込みのところで止まり、途切れ途切れの赤線が引かれていった。


 ごめんなさい。『どうしてもそっちに』は『行きた』くな『い』。『私は死にた』くな『い』。
 『こ』っちにいたいの。あなたのことは供養し『ろ』というならどこかに頼む『し』、任せて『ちょうだい』。今まで『ありがとう』


 どうしてもそっちに行きたい。私は死にたい。ころしてちょうだい。ありがとう。


 大本は次の日、例の木で首を吊っている状態で発見された。
 畑中の一件は、クラス内でもともと孤立していたことを苦にしての自殺だと片付けら、それ以上調べられることはありませんでした。


 「その交換日記や、次々と人が首を吊る木なんですけど、実は、この学校の裏地にまだあるんですよ。皆さんも気を付けてくださいね」


 もし木の洞にノートを見つけても決して触れないでください。
 あ、実は私、うっかり触ってしまって、危ない目にあったことがあるんです。
 例によって前半部分はくっついていて読めず、かろうじて読める最初のページには、
 『私と交換日記をしない?』
 と書いてありました。後になって思えば、あれは大本さんの筆跡だったのでしょうね。その瞬間、私の全身は金縛りにあって、動けなくなったんです。
 それもで少しだけ体の自由が利くようになっていたので、鞄の中なら青いペンを取り出して、ノートの表紙に線を引いたんです。
 『学校に伝えられている、交換日記のルールを思い出しなさい』っておばあちゃんが教えてくれたら、私は力を振り絞って、交換日記という文字の交換の下に青い線を引きました。すると、ふっと呪縛が解けたんです。
 交換を否定したことで、交換日記を続けさせる呪いの効力は減ったようですが、それでもやっぱりたくさんの人の怨念が詰まった危険なものですから・・・
 皆さん、くれぐれも気を付けてくださいね。


 後味が悪いのか、皆一様に下を向き、黙り込んでいる。
 「元木さん、ありがとうございました。今のお話、新聞に載せても、大丈夫ですよね」
 「はい、もちろんです。おばあちゃんは、そのために行けって言っていたんですもの」
 「ところで、ひとつ気になることがあるのですが」と荒井が沈黙を破って口を開いた。
 「僕の元木早苗さんの噂は聞いたことがあります。この鳴神学園に大変能力の高い霊能者が入学してきた、と。
 できれば、一度その能力を後学のためにも一度拝見させていただきたいのですが」
  • 僕も見たいです
  • 見せないでください
 「ええ、僕もぜひ見たいです」
 「あ、でもこれは見世物あじゃないですから~」
 「もったいぶるのは・・・」と荒井が言うと
 「ゴルァ!この若造が早苗を愚弄するか!」
 「早苗ちゃん、ダメ!」
 福沢が慌てて止めようとしたが、元木の身体がブルブルと震えだし、突然彼女の眼球がぐるりと裏返った。
 意識を失っているのか、ガクリと首を落とした元木の口から、白い糸のようなものが伸びてきた。白い何物かは、煙のように立ち上がり、空中でモヤモヤと何かの形を取っていった。
 それは、おじいさんの顔だ!
 首だけのおじいさんは、ギョロリと目を見開いて坂上を睨んだ。
 「あーあ、始まっちゃったね。こうなると後片付けが大変だから。私、先帰るね。早苗ちゃん、さようなら~」
 福沢はこの変化に慣れっこになっているのか、さっさと帰ってしまった。そして、他の語り部もみんな悲鳴を上げて部室から逃げて行ってしまった。
 「ほう、この男が坂上修一か。こやつが早苗の婿になるのか。ずいぶんと腑抜けた顔をしておるなあ。よし、わしがちぃと鍛えてやろうかのう」
 坂上の前に元木が歩み寄って来た。物凄い風圧が彼女の周りに渦巻いているのがよく分かった。
 新聞部の備品が宙に浮かび、無重力状態のように空中を漂っている。もしかしてポルターガイスト減少ってヤツ?
 「かぁ!」
 元木が酷くしゃがれた声を発すると、浮かんだ備品たちは一斉に坂上めがけて襲い掛かって来た。


 エンディング№453:早苗ちゃんの娘婿
 エンディング数 78/657 達成度11%
 キャラクター図鑑 57/122 達成度46%
 畑中亨
 大本真美
 イラストギャラリー 51/283 達成度18%

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 森の中の小道にいる。
 南→南→西へ。


 森と海岸にはさまれて、街道は東西に続いている。
 真南には小さな桟橋がありボートが1艘もやってある。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
  • 桟橋へ行く
 東西に続く街道で、路傍にドルイドの小さなお堂がある。
  • お堂に入る
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
 お堂の中には大きな青磁の瓶がひとつ置かれているきりで、瓶の中には澄んだ水がたたえられている。
  • 水を汲む
  • 食事をする→体力ポイントを5回復する(初期値を超えない)
  • お堂を出る
 この水はドルイドの聖水で、異境の魔物を調伏する力を持っている。
 容器1杯分で1回使用できるが、容器の数より多く持つことはできない。

 ドルイドの聖水を汲む。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   3
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   貧乏徳利  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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 今日の星影の館殺人事件はどうかな?


 アナタ「回収してきたよ。星影のペンダントとやらはこれだね?」
 灯「はい、ありがとうございます。
 あれ?紐が切れてる・・・」
 アナタ「ペンダントは机の上に置かれていたよ。近いうちに修理するつもりだったのだろう。
 どうやら君のお兄さんは亡くなった瞬間、これをつけていなかったらしい。
 加えて、彼の喉には3センチほどの穴があった。ひょっとしてコワバミドリに声を喰われていたかもしれない」
 灯「そんな・・・あの手紙には事故ではないって・・・」
 アナタ「誰かがコワバミドリをけしかけたということもありうる。殺人の線が完全に消えたわけではないよ。
 情報を集めるために、他の部屋も見て回りたい。事情聴取もぼちぼち始めさせてもらわねば」
 灯「お願いします。
 あの、ペンダントの紐を取り換えてきますので、お預かりしてもいいですか?」
 アナタ「もちろんだ」


 星影のペンダントを灯に渡した。


 灯「では一度失礼しますね。
 私の部屋はここの隣です。用があればいらしてください」
 アナタ「わかった、それでは館内を散策がてら他のご家族にご挨拶するとしよう」


 灯が退場する。


 アナタ「家の主人が不在となると、あと顔を合わせていないのは彼のご子息と使用人の・・・
 何やらどこかから視線を感じる」


 視線の方へ頭を向けると、階段へ続く廊下の角から子供ほどの黒く小さな頭が覗いていた。
 こちらを気にしてちらりと顔を出してはもじもじしながら引っ込める。


 アナタ「おおい、君。良ければこの館を案内してくれないかい?」
 ****「・・・た す け て お く れ」
 アナタ「へ?」
 ****「助けておくれよぉ~、このままじゃ死んじゃうよ~!痛い、苦しい、誰か助けてよ~」
 アナタ「!」
 ****「キヒヒ、びっくりした?
 ヒトの声を喰ったコワバミドリのモノマネ。そっくりだったでしょ?」
 アナタ「そういう遊びは好きじゃないな」
 ****「おじさん、冗談通じないの。つまんない人~」
 アナタ「君の名前は?」
 ****「キヒヒヒ、つまんない、つまんない、アヒャヒャヒャ」
 アナタ「楽しそうで良かったね。ところで、君のお名前は?」
 ****「学くんって呼んでもいいよ、おじさん」
 アナタ「ありがとう、学くん。よろしくね」
 学「やーなこった」
 アナタ「気難しい子だ。お母さんとよく似ている」
 学「おじさんのこまだま汚そう。わぁ、ばっちい!コワバミドリだって願い下げだよ!」
 アナタ「そのコワバミドリについて詳しく知りたいんだけど、誰か手が空いている人はいないかな」
 学「アヒャヒャヒャ、ばっちぃ、ばっちぃ、おじさんのこわだまはゲロの味!」
 アナタ「だめだ、こりゃ」


 1発の銃声が響く!


 学「あ、パパが帰って来た。
 パパ、お帰りなさい!」
 アナタ「昨今のパパとやらは銃声で帰宅を知らせるのか。心臓に悪いな」
 (とにかくこれでやっと主に挨拶できるな)


 File:人物
 山守学:山守長男の第一子。いたずら好きで、変わった性格をしている。

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 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?

 
 4週目開始!


 1人目は新堂誠を選択。


 「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
  1. なんとなく入りました
  2. 前から憧れてしました
  3. 何かお勧めのクラブは?
 「俺が勧められる部活は・・・」
  1. ボクシング部
  2. 空手部
  3. パフェ同好会
 シナリオ:ゴングが鳴って開始!


「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
  1. 人を殴る為
  2. ストレス解消
  3. 強くなるため
 「てめぇ、本気で言ってんのか」
 「ボクシングって、人を殴るだけのスポーツじゃないですか。だから、普通に考えるとそうかなって・・・」
 「ふん、坂上、てめぇには正直がっかりだぜ。ボクシングはそんなもんじゃねぇよ。
 気分が削がれちまったぜ。この話はやめだ、やめだ」



 (新堂さんの機嫌を損ねてしまったようだ)
  1. 話してもらうようお願いする
  2. 次の人、お願いします
 「すみません、僕の失言でした。どうか、話を続けてもらえないでしょうか?」
 「いいか、坂上、ボクシングは男のスポーツだ。二度と殴り合いの喧嘩だ、みてえなこと言うんじゃねえぞ」
 「はい、肝に銘じます」
 「しょうがねえな。じゃあ、話を続けてやるよ。
 いいか、坂上。ボクシングは強くなるためにやるんだよ。
 でもな、本当の強さってのは、腕っぷしで決まるもんじゃない。
 生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
 これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」


 新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
 新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
 ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
 「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
 「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
 「新谷、大丈夫か?」
 「はい、ありがとうございます」
 「しかし、あいつらも懲りないな。
 お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
 「はい」
 「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
 そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
 本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」


 植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
 「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
 「はい・・・」
 「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
 「あの・・・暴力は・・・」
 「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
 さあ、新谷、がんばるんだ」


 いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
 「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
 さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
 「はい」
 「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
 新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
 さあ、立ち向かえ!」
 そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
 それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。


 ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
 思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
 その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
 「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
 「やったじゃないか、新谷。
 これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
 新谷、お前はもう大丈夫だ。お前が反撃できたことであいつらも大人しくなるだろう。
 お前はもう弱い奴じゃないよな?」
 「はい」
 「いい返事だ。それじゃあ、俺はもう行くからな」
 まだ何か言いたげな新谷を残して植野は、その場を後にした。
 責任感の強い植野とはいえ、いじめられるたびに仲裁に入ったりするのに、少し疲れていたのだ。
 それにボクシング部での特訓も、他の部員を差し置き、新谷にばかりつきっきりで特訓をしていたもんだから、当然他の部員から不満の声が上がっていた。
 そういうこともあって、植野も少し新谷のことは重荷に感じ始めていた。
 でも、こうして信谷は反撃することができた。もうあいつは俺がいなくても大丈夫。
 そう思って、今後は極力、新谷のことを構うのはやめようと、植野は思った。


 あの一件以来、いじめっ子たちは新谷にちょっかいを出すのはやめたようだった。
 しかし、新谷の気持ちは複雑だった。
 確かにいじめはなくなったが、いじめっ子たちは新谷の顔を見ると無視するようになった。
 いつも助けてくれた植野も、いじめられない限り、新谷に構わない。
 いじめはなくなったが、新谷は一人になってしまった。
 新谷はもともと内向的な性格だから、自分から友達を作ることはできなかった。


 昼休み、教室から出た新谷は、廊下で大勢の生徒に取り囲まれた植野と鉢合わせた。
 植野は生徒たちからの人気も高く、生徒たちは植野に、いっしょにお昼を食べようと誘っていた。
 植野は、取り巻きの生徒を黙らせてから、思い出したように口を開いて、「そうだ、新谷。お前の一緒に学食で食うか?」と言った。
 しかし、取り巻きの生徒たちは、新谷に対し氷のような視線を投げかけた。
 自分を拒絶する視線だと、新谷は感じた。
 「い、いえ・・・」
 新谷は、そういうのが精一杯だった。
 「そうか、じゃあな、新谷」
 新谷は、生徒たちに囲まれて去っていく植野の背中をいつまでも見ていた。
 身近に感じていた植野の存在を、今は遥か遠くにいるように感じていた。


 放課後、新谷は、自分からいじめっ子に声を掛けたが、いじめっ子たちはいつものように新谷を無視した。
 すると、新谷は、「待ってよ。前みたいに僕のことをいじめてほしいんだ」と言い出したが、いじめっ子たちは「わけわかんないこと言ってんじゃねえぞ」と言いながら、新谷を振り払って去って行った。


 夜、宿直の当番だった植野は、宿直室で日誌を書いていた。
 するとドアが叩かれ、「新谷です」と声が聞こえて来た。
 植野がドアを開けると、全身血まみれになり、うつろな目をした新谷が立っていた。
 「誰にやられたんだ!」
 しかし、新谷は答えない。
 「とにかく、服を脱いで傷口を見せるんだ」
 植野はそう言って新谷の服に手をかけたが、違和感に気づいた。
 新谷の顔や服には傷がないのだ。
 「新谷、これはお前の血じゃないだろう。
 一体これは誰の血だ?」
 「みんな、酷いんですよ。嫌だって言った時はいじめるくせに、いじめてくれって頼んだ時はいじめてくれないんです」
 (まさか新谷があいつらを手にかけたのか?)
 「新谷、お前、どうしてこんなことをしたんだ?」
 「だって、いじめられないと誰も僕のこと、見向きもしてくれない。誰も僕のこと、守ってくれないんだ」
 「新谷、そんなことはない。それよりもこの返り血の奴のところに早く連れて行くんだ」
 「先生は、僕よりもあいつらのことを助けるんですか?」
 「今はそんなこと言っている場合じゃないだろう!早くしないと死んでしまうかもしれないんだぞ!」
 「だめだ!先生は僕を助けてくれなきゃだめなんだ。いつも僕のことを守ってくれなきゃだめなんだ!」
 そういうと、新谷は、植野の首を締めあげた。
 遠くなる意識の中で見た新谷の顔は、目が血走り、まるで鬼が乗り移ったような表情をしていた。
 もう駄目だ、と植野が思った瞬間、何かが千切れたような嫌な音がして、途端に首を絞める力が弱まった。
 新谷は地獄の底から湧き上がるような呻き声を上げながら、腕を抑えて地面を這いずり周っていた。
 腕の筋肉が切れたんだ、と思いながら、植野の意識はそのまま遠くなっていった。


 再び意識を取り戻した時、植野は病院のベッドにいた。
 結局、あの返り血は、植野が察した通り、新谷をいじめていた奴らのものだった。
 いじめっ子は、学校近くの公園の茂みで発見された。
 何とか一命をとりとめたようだが、あちこち殴られ、ボロ雑巾みたにな状態だったそうだ。
 結局あの事件があってから、責任を感じた植野は学校を去った。


 「なんで、弱っちい新谷はそんな力を出せたかって?
 ほら、火事場の馬鹿力って言葉があるだろ。
 人間ってのは、普段は使える力の数パーセントしか使えないよう脳みそが制御しているらしい。
 火事場とか自分がピンチの時にリミッターが外れて、普段の力とはくらべものにならないくらいの力を発揮できるようになる。
 だが、それは自分の体を犠牲にする諸刃の剣だ。加減を知らず、肉体に負担をかけすぎるととんでもないことになる。
 あの時新谷の腕の筋肉が引きちぎられたのも、許容量以上に体を酷使した結果だろうな。
 あいつは弱いままでいたかった。誰かに守られたままでいたかった。
 強かったら誰にも守られる必要はないもんな。
 事件のあと、新谷は入院したよ。もう一生、出てこれることはないがな」


 新堂エンディング№22:強さ
 CGギャラリー:40/124
 




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 今日の未解決事件は終わらせないといけないからはどうかな?


 紫の鍵:犀華の母親の誕生日→1225


 #ヘルパーを繋ぐ。
 清崎蒼
 「槙野恵さんは犀華ちゃんが何歳の時から面倒を見てくださっているのでしょうか?」
 宮城哲郎
 「数年前、犀華が4歳だった時からです。
 子供たちの母親が病気で亡くなった時、これから子供たちの面倒をどう見ればいいか途方に暮れていましたが、その時、家族の力になってくれたのが恵さんです。
 最近は育児ヘルパーと言いますよね?
 恵さんは、うちの子たちの育児ヘルパーです。
 妻の病院生活が始まって以来、毎日のように子供たちの世話をしてくれました。
 特に娘はママと呼んで、恵さんに懐いています。
 本当にありがたいことですが、こうしてみると私は恵さんに頼りすぎたんじゃないかと思います。
 家族ではないのに」


 2012.2.4 16:32の発言。


 6本目の黄色の鍵をゲット。

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ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女 -PS5
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 ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女のプレイ開始!


 アバターを作って、ファンタジールでの冒険を開始!
 ドラゴンの化石から出る光を追って、考古学者のエドワードと船に乗り冒険をしている主人公。


 L:移動
 L+RT:ダッシュ
 A:ジャンプ
 R:カメラ移動
 B:調べる/会話する


 みんなと話そう
 エドワード、クック、コロン、ボイラ、ポーロ、マールと会話する。


 化石を調べよう
 ドラゴンの化石を調べていると、化石にヒビが入る。
 ドラゴンの出す光の先に無人島を発見する。
 エドワードによると、地図にも載っていない島で、古代へとつながる未知の島とのこと。


 島の名前を命名する。


 突然ダークドラゴンが襲来し、一行が乗る船を攻撃し始め、船は沈んでしまう。
 その時、化石が割れ、中から骨ドラゴンを出現する。
 ダークドラゴンの猛攻にあい、骨ドラゴンは主人公とエドワードのペットの鳥のトリップだけを背中に載せて、ゲートを開けて別の空間へ移動する。
 ゲートの先の空間には島があるが、骨ドラゴンは墜落し、主人公とトリップは骨ドラゴンの背中から放り出されてしまう。
 トリップは、墜落した時に偶然翻訳機を頭にかぶったことで、人間の言葉がしゃべれるようになった!
 傍らに、エドワードが持っていたヘンテコPadが落ちていたので、持っていくことにして、セーブ、ミニマップ解禁!


 実績:Hello, past world!をゲット!


 エドワードを探そう
 魔物に襲われている女の子を見つけたので、落ちていた棒きれを拾って、バトル開始!


 X:攻撃(3回まで連続攻撃できる)
 Y:強攻撃
 RB:ユニークアクション
 B:回避
 RT:武器をしまう
 RS:ダーゲット選択→⇄でターゲット変更→再度RSでターゲット解除


 ナツココトカゲx3を倒して、実績:ルーキーハンターをゲット!


 助けた少女はレムと名乗り、いっしょにいるのはミニドラゴンのグルムとのこと。
 レムにこれまでのことを話すと、レムの愛読書である『異世界英雄ものがたり(別の世界からやってきた人間が、さまざまな苦難の末に英雄になる物語)』と同じようなもので、元の世界に戻るには、またゲートを開かなければならない、と言われてしまう。
 ゲートを開くためには、はぐれてしまった骨ドラゴンを見つけないといけないが、レムは、自分を探している王国兵士の姿を見て、いっしょには行けないと言って、去っていく。


 かばん登録解禁!
 LTでかばんを開く、または、R:かばん登録したアイテムを選択→B:使う


 骨ドラゴンを探そう


 草糸、とりの卵をゲット。
 箱を壊して、エナフラワー、ちいさなかいがら、あやしい物体をゲット。
 宝箱から、キュアエイドx3をゲット。


 連続ジャンプ:崖登り


 ウラフラワー、たんぽぽわた、かつりょく草、いやし草をゲット。


 ミステニア王国の王国兵士のシタッパーに掴まった骨ドラゴンを発見する。
 シタッパーに骨ドラゴンの返還を求めるも、王様の許可がいると言われてしまう。


 王様と話そう


 帝都でミステニア王国の国王ラノアと謁見する。
 ラノアは得体のしれないドラゴンの危険性を考えて、主人公に返すことを渋っている。
 そこへ、レムがやって来て、自分を助けてくれた主人公が元の世界へ帰れるよう協力してほしい、とラノアに頼んでくれる。
 レムはラノアの妹だったのだ!
 シスコンのラノアは、レムの頼みを聞き入れてくれる。
 ラノアから、骨ドラゴンは元気をなくしており、空を飛ぶことができなくなっている、と聞かされる。
 主人公がぐうたらモンスターだと気づいたラノアは、この島ではライフに就いていない半人前はモンスター一歩手前と見なされ、誰も頼み事を引き受けない、と言い出す。
 そして、主人公の頼み事を聞くために、早急にライフに就いてかけだしになるように、と話す。


 ライフギルドへ行こう


 トキノネ村のライフギルドへ。
 駆け出しボックスから、駆け出し冒険者セットをゲット。


 アンおばちゃんからライフの説明を受ける。
 狩人のライセンス、狩人の初期装備をゲット!
 実績:もうひとつのライフはじめましたをゲット!


 狩人のアルシュにあいさつ


 宝箱から、スタミナンx3をゲット。


 狩人のライフマスターのアルシェに話しかけると、入門試験を受けることになった!

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 今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?


 ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、ターコイズ、山賊おにぎりをゲット。


 アドゥリンダイヤルを使って、袋【鋭い黒石+1】、袋【細い緑石+1】、袋【細い黒石+1】をゲット。


 ガレーキッチンから、ダルメルシチューをゲット。


 ルルデの庭にいるぐりーんに話しかけて、メイジャンの試練・№4435開始、して、明珍首鎖をゲット!


 バルクルム砂丘で、Snipperを倒して、陸ガニのふんどしをゲット。


 おれんじの右にある木箱に、陸ガニのふんどしを入れる。
 ぐりーんに明珍首鎖を渡して、試練をクリアすると、攻+3、ストアTP+1に強化される!

 

 モグガーデンへ。
 畑(ランク7)で、謎の香草の種+光のクリスタル→氷のクリスタル、風のクリスタル、土のクリスタル、水のクリスタル、光のクリスタル、光の塊、デスボール、カザムガラシ、変色クリスタル、マウラのにんにく、ローレル、ブラックペッパー、バニラ、ホーリーバジル、光のフュエルをゲット。


 木立(ランク7)で、フィクリカ、パママ、ウルプカパームの実、ナパ、タルタルライス、マホガニー原木、レッサーチゴー、パインナッツをゲット。


 森の挿木を使って、光のクリスタル、ペルシコス、パママ、メープル原木、チェスナット原木、ホワイトオーク原木、マホガニー原木、エボニー原木、ウルンダイ原木、ガタンプ原木をゲット。


 鉱脈(ランク7)で、雷のクリスタル、隕石、スズ石、黒鉄鉱、銀鉱、陸魚の鱗、陸ガニの甲殻、黒虎の牙、雄羊の角、上質な陸ガニの甲殻、ダークナゲット、バナジウム鉱、ポータークラブ甲殻をゲット。


 池(ランク7)で、堀ブナ、カッパーフロッグ、レッドテラピン、ブラックゴースト、ヤユンパルウ、カークォン、レッドシーマをゲット。


 海(ランク7)で、バストアプリーム、三眼魚、ムーリシュアイドル、コーンカラマリ、ブラックプローン錆びたバケツをゲット!


 漂着物から、黒虎の牙、アムリタをゲット。


 夏石をゲット→ゴブリンの不思議箱に入れて、スペシャルダイヤルを使って、トライジャルシーをゲット!


 飼育場(ランク7)へ。
 スコーモス☆1から、飛竜の鱗、飛竜の翼をゲット。
 餌に野兎の肉を与える。


 青ワイバーン☆3から、アムルタートのつるをゲット。
 餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。


 キトトルス☆1から、謎の果物の種をゲット。
 餌に妖精のリンゴを与えて、叩いてお世話する。
 
 
 ドラゴンパピー☆3になって、ミリオンコーンをゲット。
 餌に蒸留水を与えて、なでてお世話する。

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 泳いで、島から一番近い湖の西の岸へ向かった。
 岸についたティルトは、焚火を起こして一休みする。
 食料を調べると、すべて水を吸って駄目になっている・・・(食料を0にする)
 昨日、何も食べていないので、体力ポイントを4減らして、12になった・・・
  • 西へ行く
  • 南に行く
  • 北へ行く
 すすきをかき分けて2キロばかり歩くと、見覚えのある景色の草原に出た。
 自宅に近くに戻ってきていたのだ。
 自宅に寄り、食料を一つ加える。


 西→西→南→南へ。


 森の中の踏み分け道の三叉路に出た。
  • (貧乏徳利を買って)東へ行く
  • (最初は)西へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 森の中の小さな空き地に出た。
 灰色髭のノームの陶工が貧乏徳利を売っている。
 徳利の中身は空で、購入する場合は1本につき金貨1枚を支払う。


 貧乏徳利X2を購入。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   3
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   貧乏徳利2本  
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る


 6人目は荒井を選択!


 荒井昭二は2年B組の生徒。


 「よくある七不思議の話をしても面白くないでしょう?そうは思いませんか?」
  • よくある七不思議で結構です
  • そうですね→シナリオ:いみぐい村
  • 友達の話はどうですか?
 シナリオ:時田君の自主製作映画


「よくある、という意味で趣味の話でもしましょうか。僕ね、映画が大好きなんですよ。極はね、フランス映画が好きなんです。
  坂上君はフランス映画はお好きですか?」
 「フランス映画はお嫌いですか。
 わざわざこんな会に出向くほどですからホラー映画もお好きなんでしょうね。
 食べ物でも甘いものも辛いものも好きっていう両刀使いは少数派ではありません。それは映画も同じこと。
 僕がこれから話すのは、そんな映画の話なんですよ」


 荒井のクラスに時田安男という男がいたが、無類の映画好きだった。
 映画愛好者のことは敬意をこめてシネマディクトと呼ばれており、荒井は自身のことをシネマディトだと思っていたが、時田には負けていた。
 映画に関しては、時田は生き字引だった。
 将来の夢が映画監督だった時田は、学校に映画関係のクラブがないことをとても残念に思っており、1年生の時に、自分で映画同好会を作ってしまった。
 映画好きな人間は結構いるもので、20人ほどが集まった。
 撮影用の機材にほとんどは時田が持ってきて、集まったみんなで、役割を決めることになった。


 「あなたなら、何をやりたいですか?」
 「映画の出来は監督次第と言われますが、集客力は役者次第と言われてます」


 実は時田は監督志望だが、役者になりたくて仕方がなかった。そして、どちらでも大成するのが将来の夢だ、と荒井に語っていた。
 なんでも役者としてはスタントマンを使わないアクションもできる役者に憧れていた。
 また時田の父親は武術の心得があるらしく、その手ほどきで格闘武術を習っていた。
 それで、時田は監督と主役を兼任することになったが、会の創設者であり、機材を持って来たのは彼だったので、みんなしぶしぶ承知した。


 そして、去年の今頃、記念すべき同好会の第一回作品の撮影が開始された。
 時田が撮ろうとした映画のジャンルはもちろんアクションで、タイトルは『燃えよ正義の鉄拳』だった。
 時田は格闘武術の心があったが、他の人はまったく素人だったので、時田は映画に出演する生徒に格闘技の手ほどきをした。
 シナリオも時田が書いた。
 映画の内容は、主人公の父は有名な武術家で、表向きは優良企業の顔をしながらその実態は如何わしい組織の用心棒として雇われた。そして組織の秘密を知ってしまった彼は消されてしまい、息子が父の仇をとるべく組織に戦いを挑む、という設定だった。


 それでも、どうにかこうにか撮影は終了し、時田は自室のパソコンで編集作業を行っていた。
 時田は、ふと一つのカットを見て首を傾げた。
 それは、主人公が道場の若手に武術の型を教えているところだったのだが、時田の撮影時と記憶とも絵コンテとも違うものになっていた。
 「僕が撮ったシーンは、こんなにみんながしっかり演技をしていなかったはずだけど」
 それが普段から鍛えられているような体格で、みんな本当の役者のようにうまく演じていた。
 (撮影中は我を忘れて撮影することが多い。だから、きっと撮影したに違いない)
 そう自分に言い聞かせて、そのカットを使用した。
 しかし次の日、ほかのシーンを見ていると、また自分が撮った覚えのないカットを発見した。
 それは、主人公の父親が組織の秘密を知って殺されるシーンだった。
 組織の雇った殺し屋に追われて父親が逃げる。その背後にに迫る殺し屋。そして彼の叫び声。
 それなのに、そのフィルムにははっきりと父親が死んでいくシーンがリアルに映っていた。
 しかし、父親役の役者は演技が下手で出番を削られたのにもかかわらず、画面では迫真の演技。
 殺し屋の鉄拳が彼の腹部に炸裂し、口から一筋の血が。そして地面に倒れ、父親は動かなくなる。
 撮った覚えはないが、時田はためらくことなくそのシーンも編集し本編に取り込んだ。


 その次の日、ちゅじん行の父親役をやった生徒が殺された。
 荒井や時田と同学年の袖山で、腹を何度も殴られて、内臓破裂を起こしていた。
 その時の状況を聞いた時田は耳を疑った。まるで、あのシーンにそっくりだった。
 犯人はわからなかった。殺害時に被害者は自分の部屋で寝ていたが、誰も忍び込んだ形跡はないし、部屋が荒らされた様子もなかった。
 時田は恐ろしくなってしまった。これがあのフィルムの呪いだったとしたら・・・


 「その映画の編集作業を続けたいと思いますか?」
  • 続ける
  • やめる
 「そんな性格だと、どうなっても知りませんよ」


 時田も同じで、死ぬほど映画が好きだったので、歴史に残る傑作を自分が撮らなければならないと思い、編集を続けた。
 その日見たフィルムにはもっと変なものが映っていた。それは、組織のボスを倒すために、主人公が何人もの刺客を倒していくというシーンだった。
 かっこよく次々と刺客を殴り殺していく主人公。主人公の動きに合わせて、よりリアルに死んでいく刺客たち。
 そして、主人公が最後のボスを倒すシーンで、主人公の決め手のこぶしが、ボスの腹部に炸裂しようとした瞬間、相手は主人公のこぶしを避け、パンチを繰り出した。
 時田は、慌てて映像を止めた。
 「これは違う!ボスは、僕のパンチを受けて激しく吹っ飛ぶはずだ」
 時田は見間違いかもしれないと自分に言い聞かせ、もう一度見直そうとした。


 「あなたなら見直しますか?」
 「このまま見直したら大変はことになる」
 そう思った時田は、編集ソフトを閉じようとしたが、マウスが思うように動かない。
 そして、勝手にソフトが動き始め、さっきのシーンをもう一度、画面に映し出された。
 主人公のパンチが炸裂し、ボスの顔面にヒットするかのように見えた瞬間、主人公のパンチは宙をかすめ、ボスのパンチが主人公に炸裂した。
 突然、時田は見えない拳に殴られたかのような衝撃を受けた。
 さらに続けて、見えない素早いパンチが彼の顔や上半身に何発もヒットした。
 彼の骨は折れて歪み、歯も折れて唇が避け、口から血がごぼごぼと噴き出した。
 時田は確かに見た。パソコンのモニターから身を乗り出して笑っている袖山を。
 モニターに映っていたのは、ボス役の生徒の顔ではなく袖山だった。
 時田は、殴られたショックと内臓破裂で亡くなった。もちろん、袖山が殺された時と同じくこの事件も解決の糸口は見つからず、迷宮入りとなった。


 「僕がどうして、これを知っているかって?
 ある日、僕の学校の机の中に1枚のCDが入っていたんですよ。家のパソコンで起動したら、動画が入っていたのです。
 動画の主人公は時田君でした。そこには、彼が殺されるまでの記録がしっかりと映っていたんですよ。そして、その動画は彼が殺されたところで終わっていました。
 これは凄いものを手に入れたと思い、すぐにその動画を新しいフォルダに移動しました。しかし、なぜか立ち上げたソフトにカーソルが乗らないのですよ。
 不思議に思ってディスクを取り出そうとしたら、ないんですよ。
 驚いて再びモニターに目を向けると、そこにはもう時田君の動画も消えてました。データごと、なくなってしまったんです」


 エンディング№060:消えた同級生
 エンディング数 77/657 達成度11%
 キャラクター図鑑 55/122 達成度45%
 イラストギャラリー 48/283 達成度16%

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る


 6人目は荒井を選択!


 荒井昭二は2年B組の生徒。


 「よくある七不思議の話をしても面白くないでしょう?そうは思いませんか?」
  • よくある七不思議で結構です
  • そうですね→シナリオ:いみぐい村
  • 友達の話はどうですか?
 シナリオ:時田君の自主製作映画


「よくある、という意味で趣味の話でもしましょうか。僕ね、映画が大好きなんですよ。極はね、フランス映画が好きなんです。
  坂上君はフランス映画はお好きですか?」
 「フランス映画はお嫌いですか。
 わざわざこんな会に出向くほどですからホラー映画もお好きなんでしょうね。
 食べ物でも甘いものも辛いものも好きっていう両刀使いは少数派ではありません。それは映画も同じこと。
 僕がこれから話すのは、そんな映画の話なんですよ」


 荒井のクラスに時田安男という男がいたが、無類の映画好きだった。
 映画愛好者のことは敬意をこめてシネマディクトと呼ばれており、荒井は自身のことをシネマディトだと思っていたが、時田には負けていた。
 映画に関しては、時田は生き字引だった。
 将来の夢が映画監督だった時田は、学校に映画関係のクラブがないことをとても残念に思っており、1年生の時に、自分で映画同好会を作ってしまった。
 映画好きな人間は結構いるもので、20人ほどが集まった。
 撮影用の機材にほとんどは時田が持ってきて、集まったみんなで、役割を決めることになった。


 「あなたなら、何をやりたいですか?」
 「映画の出来は監督次第と言われますが、集客力は役者次第と言われてます」


 実は時田は監督志望だが、役者になりたくて仕方がなかった。そして、どちらでも大成するのが将来の夢だ、と荒井に語っていた。
 なんでも役者としてはスタントマンを使わないアクションもできる役者に憧れていた。
 また時田の父親は武術の心得があるらしく、その手ほどきで格闘武術を習っていた。
 それで、時田は監督と主役を兼任することになったが、会の創設者であり、機材を持って来たのは彼だったので、みんなしぶしぶ承知した。


 そして、去年の今頃、記念すべき同好会の第一回作品の撮影が開始された。
 時田が撮ろうとした映画のジャンルはもちろんアクションで、タイトルは『燃えよ正義の鉄拳』だった。
 時田は格闘武術の心があったが、他の人はまったく素人だったので、時田は映画に出演する生徒に格闘技の手ほどきをした。
 シナリオも時田が書いた。
 映画の内容は、主人公の父は有名な武術家で、表向きは優良企業の顔をしながらその実態は如何わしい組織の用心棒として雇われた。そして組織の秘密を知ってしまった彼は消されてしまい、息子が父の仇をとるべく組織に戦いを挑む、という設定だった。


 それでも、どうにかこうにか撮影は終了し、時田は自室のパソコンで編集作業を行っていた。
 時田は、ふと一つのカットを見て首を傾げた。
 それは、主人公が道場の若手に武術の型を教えているところだったのだが、時田の撮影時と記憶とも絵コンテとも違うものになっていた。
 「僕が撮ったシーンは、こんなにみんながしっかり演技をしていなかったはずだけど」
 それが普段から鍛えられているような体格で、みんな本当の役者のようにうまく演じていた。
 (撮影中は我を忘れて撮影することが多い。だから、きっと撮影したに違いない)
 そう自分に言い聞かせて、そのカットを使用した。
 しかし次の日、ほかのシーンを見ていると、また自分が撮った覚えのないカットを発見した。
 それは、主人公の父親が組織の秘密を知って殺されるシーンだった。
 組織の雇った殺し屋に追われて父親が逃げる。その背後にに迫る殺し屋。そして彼の叫び声。
 それなのに、そのフィルムにははっきりと父親が死んでいくシーンがリアルに映っていた。
 しかし、父親役の役者は演技が下手で出番を削られたのにもかかわらず、画面では迫真の演技。
 殺し屋の鉄拳が彼の腹部に炸裂し、口から一筋の血が。そして地面に倒れ、父親は動かなくなる。
 撮った覚えはないが、時田はためらくことなくそのシーンも編集し本編に取り込んだ。


 その次の日、ちゅじん行の父親役をやった生徒が殺された。
 荒井や時田と同学年の袖山で、腹を何度も殴られて、内臓破裂を起こしていた。
 その時の状況を聞いた時田は耳を疑った。まるで、あのシーンにそっくりだった。
 犯人はわからなかった。殺害時に被害者は自分の部屋で寝ていたが、誰も忍び込んだ形跡はないし、部屋が荒らされた様子もなかった。
 時田は恐ろしくなってしまった。これがあのフィルムの呪いだったとしたら・・・


 「その映画の編集作業を続けたいと思いますか?」
  • 続ける
  • やめる
 「そんな性格だと、どうなっても知りませんよ」


 時田も同じで、死ぬほど映画が好きだったので、歴史に残る傑作を自分が撮らなければならないと思い、編集を続けた。
 その日見たフィルムにはもっと変なものが映っていた。それは、組織のボスを倒すために、主人公が何人もの刺客を倒していくというシーンだった。
 かっこよく次々と刺客を殴り殺していく主人公。主人公の動きに合わせて、よりリアルに死んでいく刺客たち。
 そして、主人公が最後のボスを倒すシーンで、主人公の決め手のこぶしが、ボスの腹部に炸裂しようとした瞬間、相手は主人公のこぶしを避け、パンチを繰り出した。
 時田は、慌てて映像を止めた。
 「これは違う!ボスは、僕のパンチを受けて激しく吹っ飛ぶはずだ」
 時田は見間違いかもしれないと自分に言い聞かせ、もう一度見直そうとした。


 「あなたなら見直しますか?」
  • 見直す
  • 見直さない
 「命知らずですね、あなた。好奇心は猫を殺すということわざをご存じですか?そうならないといいのですが」


 時田も確認せずにはいられなかった。
 モニターに映し出されたのは、主人公の自分ではなく、父親役を演じて殺された袖山で、必死にしゃべっていた。
 「やられるもんか。俺は強い、強いんだ。
 吠えろ、拳。燃えよ、正義の鉄拳!」
 そして、襲い掛かる刺客をバッタバッタを薙ぎ倒していった。
 ついにすべての刺客を倒して袖山は、ボスのところに辿り着いた。
 そのボスの顔を見て時田は唖然とした。そのボスは自分自身だった。
 そして袖山と時田の死闘が始まった。
 「さあ、覚悟しろ。吠えろ、拳。燃えよ、正義の鉄拳!」
 そして袖山から繰り出された必死の一撃が時田の顔面を捉えた。
 しかし、時田はその場に踏ん張った。鼻は折れ、口から血を滴らせていたが、踏み留まった。
 「ほう、俺の拳を受けてまだ立っていられるか、大したものだ、時田」
 「当り前だ。俺は負けない。俺は映画を完成させ、監督としてもアクションスターとしても、その一歩を踏み出すんだからな」
 「死ね」
 「吠えろ、拳。燃えよ、正義の鉄拳!」
 袖山は現実世界の時田に向かって、時田はモニターの中の袖山に向かって、二人は同時に最後の一撃を繰り出した。
 まるで爆弾でも落ちたかのようなけたたましい音が響き、母親が慌てて駆け付けた時、時田は立ったまま動かなくなっていた。
 パソコンは粉々に粉砕され、その前で鼻が顔面にめり込んだ時田は、パソコンに向かって正拳突きの姿勢を取ったまま固まっていた。


 「時田君は何とか一命を取り留め、現代の整形医療により、顔面もきれいに復元されました。今は元気に学校に通ってますよ。
 あの映画ですか?パソコンは粉々に壊れてしまったし、データを復元することはできませんでした。だからお蔵入りです。
 ただ不思議なことに誰が上げたかわからない動画が時々Yチューブで流れるそうですよ。二人の高校生が素手で殺し合いを繰り広げる映像で、とにかくリアルだと評判なんです。
 二人が叫ぶセリフから、『燃えよ、正義の鉄拳』と呼ばれているそうですが、いかんせん幻の動画ですから。あなたも運が良ければ見ることができるかもしれませんね」


 エンディング№061:燃えよ、正義の鉄拳
 エンディング数 76/657 達成度11%
 キャラクター図鑑 55/122 達成度45%
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る


 6人目は荒井を選択!


 荒井昭二は2年B組の生徒。


 「よくある七不思議の話をしても面白くないでしょう?そうは思いませんか?」
  • よくある七不思議で結構です
  • そうですね→シナリオ:いみぐい村
  • 友達の話はどうですか?
 シナリオ:時田君の自主製作映画


「よくある、という意味で趣味の話でもしましょうか。僕ね、映画が大好きなんですよ。極はね、フランス映画が好きなんです。
  坂上君はフランス映画はお好きですか?」
  • 好きです
  • 嫌いです
 「実にいい趣味ですね、今度ゆっくり映画の話でもしましょう。
 銀幕の中に人は住んでいる。そんな絵空事のような話、信じてみたいと思いますか?」
 「僕もね、あながち嘘だとは思えないんですよ。銀幕の中に何者かが潜んでいる。そうおもうことがあるんです」


 荒井のクラスに時田安男という男がいたが、無類の映画好きだった。
 映画愛好者のことは敬意をこめてシネマディクトと呼ばれており、荒井は自身のことをシネマディトだと思っていたが、時田には負けていた。
 映画に関しては、時田は生き字引だった。
 将来の夢が映画監督だった時田は、学校に映画関係のクラブがないことをとても残念に思っており、1年生の時に、自分で映画同好会を作ってしまった。
 映画好きな人間は結構いるもので、20人ほどが集まった。
 撮影用の機材にほとんどは時田が持ってきて、集まったみんなで、役割を決めることになった。


 「あなたなら、何をやりたいですか?」
 学生の自主映画において、通常は脚本と監督は兼業が多いのだがが、どうしても脚本をやりたいと時田と同じクラスの中村晃久が名乗り出た。
 正直、素人目にも中村に脚本家の才能がないのがわかったので、時田は一蹴した。
 荒井は、時田の書いた読書感想文を読んだことがあるが、それはあらすじをまとめただけで、しかもあらすじになっておらず、まるで別の作品を読まされているかのような内容だった。
 時田に断られた中村は、同好会を辞めてしまった。



 もちろん時田は、監督に手をあげ、誰も反対せずこころよく了承した。
 人気がないのは照明や録音などの裏方で、それは空いている役者が兼任するという形でみんなを納得させた。
 それぞれの役割が決まり、記念すべき第一回作品の撮影が開始された。
 時田が撮ろうとしたのは、『ミイラ人間と美女』というタイトルのホラー映画だった。
 時田は一生懸命だったが、最初は面白がってやる気を見せていた連中は次第に飽きてきて、興味のないことや荷が重い作業はしたがらなくなっていった。
 シナリオも時田が書き、内容はエジプトから運ばれてきたミイラが復活して、昔自分が使えていた王女の生まれ変わりが捜す、というものだった。
 それでも、どうにかこうにか撮影は終了し、時田は自室のパソコンで編集作業を行っていた。
 時田は、ふと一つのカットを見て首を傾げた。
 それはミイラ男が初めて登場するシーンの端に、中村が変顔をして映り込んでいたのだ。
 嫌な予感がして他のカットを急いで確認すると、ミイラ男が登場するすべてのカットに、変顔をした中村が写り込んでいた。
 今更撮影の撮り直しはできない。なんとか編集作業で中村を消すことはできるが、それにしても膨大な量で根気のいる作業だ。
 しかし、中村があの場にいた記憶がない。
 それで時田は、いくつかのシーンを撮りなおすことにし、現場に中村がやってきたら、とっちめてやろうとした。


 ミイラ男の追加シーンを撮るといって、スタッフを集め、中村の耳にも入るようにした。
 撮影当日、時田は辺りに目を配るが、中村の姿は見当たらない。
 至る所で丸一日ミイラ男を撮影し、その日を終えた。


 帰宅して編集作業を始めると、すぐに中村の姿が見つかった。
 中村は撮影したすべたの場所に変顔で映っていた。
 突然、パソコンの画面が激しくフラッシングを始めた。
 「うきゃきゃきゃきゃ、あれを切ってこちらにペッタン。こっちを切ってはそっちにペッタン。おいらの名前はきりとり小僧。うきゃきゃきゃきゃ」
 時田は恐ろしくなり、そのままパソコンの電源を落とすためコードごと引き抜くと、あっという間にモニターから、気味の悪い映像は消えた。


 「荒井君、君はパソコンに詳しかったよね」
 翌日、時田はそう言って、その話をしてくれた。
 その日の放課後、荒井は時田の家のパソコンを見に行った。
 まず、パソコンの電源を入れたみたら、通常に起動したが、動作がかなり重くて遅く感じた。
 「ウイルス対策はしてますか?」
 「無料のセキュリティソフトをインストールしているよ」
 「まあ、大体事情はわかりましたから、メールを見せてもらえますか。時田君のパソコンはウイルスに汚染されている可能性が高いです。それを確認するためにメールを見たいんですよ」
 荒井が時田のメールを確認すると、怪しいものを1通見つけた。
 それは中村からで、同好会を退会したことを謝罪するメールだった。
 「この中村君からのメールですが、返信しましたか?」
 「もちろん、彼も反省しているようだから、気にするなって送ってあげたよ」
 「わかりました。赤川君を呼びましょう。それで解決しますから」


 時田が連絡すると、すぐに赤川がやってきた。
 「このメールを送ったのは赤川君ですよね」と荒井が尋ねた。
 「ちょっと違うな。送ったのは中村君だよ。彼に言われて僕は手伝っただけだから」
 「でも、返信用のアドレスは赤川君のものですよね。悪質なウイルスに感染させて、時田君のパソコンを遠隔操作していたわけですよね」
 「あははは、ちょっとしたイタズラだったんだよ。中村君が、時田君に映画同好会を追い出されて泣いていたからさ。
 それで、時田君の映画に中村君を出してあげようと思って、ちょっと細工をね」
 誰よりもゲーム好きの赤川は、パソコンに執着する過程でどうでもいいような知識を必要以上に身に着けていた。特に裏技ちかハッキングとか闇サイトとか、その手のものには人一倍詳しいのだ。
 「責任もって、時田君のパソコンを直してくださいね」
 「はい、すいませんでした」
 「それで中村君はどうします?」
 時田は、中村の逆恨みが原因だから、同じ目にあわせてほしい、と言うと、赤川は、「彼、怪しいバイトを斡旋しているって噂があるんだ。そういうことをしている学生がいますって闇サイトを運営している怖いお兄さんに話しておくよ」と答えた。


 それから数日後、突然、中村の様子がおかしくなった。挙動不審になり、何もないのに突然みんなに謝り始めるのだ。
 「お願いします。お金は用意しますから腎臓は取らないでください。お願いします、お願いします!」


 「もちろん事情を知っている僕たちは無視を決め込み、成り行きを見守っています。時田君の映画も無事完成し、今度は逆に中村君のドキュメンタリーでも撮ろうかなと話していましたよ。
 まあ時田君のことですから、おそらく、もう隠し撮りを始めているんでしょうね」
 

 エンディング№059:素敵な被写体
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 キャラクター図鑑 55/122 達成度45%
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 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る


 6人目は荒井を選択!


 荒井昭二は2年B組の生徒。


 「よくある七不思議の話をしても面白くないでしょう?そうは思いませんか?」
  • よくある七不思議で結構です
  • そうですね→シナリオ:いみぐい村
  • 友達の話はどうですか?
 シナリオ:時田君の自主製作映画


「よくある、という意味で趣味の話でもしましょうか。僕ね、映画が大好きなんですよ。極はね、フランス映画が好きなんです。
  坂上君はフランス映画はお好きですか?」
  • 好きです
  • 嫌いです
 「実にいい趣味ですね、今度ゆっくり映画の話でもしましょう。
 銀幕の中に人は住んでいる。そんな絵空事のような話、信じてみたいと思いますか?」
  • 信じられない
  • 信じてみたい
 「今どきそんなこと、サンタクロースが実在するとしんじているような子供だって信じませんよね。
 映画は人間が撮った動く写真であり、その面白さはそれを撮った人間の才能に比例する。語句がこれから話すのは、そんな映画の話なんですよ」


 荒井のクラスに時田安男という男がいたが、無類の映画好きだった。
 映画愛好者のことは敬意をこめてシネマディクトと呼ばれており、荒井は自身のことをシネマディトだと思っていたが、時田には負けていた。
 映画に関しては、時田は生き字引だった。
 将来の夢が映画監督だった時田は、学校に映画関係のクラブがないことをとても残念に思っており、1年生の時に、自分で映画同好会を作ってしまった。
 映画好きな人間は結構いるもので、20人ほどが集まった。
 撮影用の機材にほとんどは時田が持ってきて、集まったみんなで、役割を決めることになった。


 「あなたなら、何をやりたいですか?」
 学生の自主映画において、通常は脚本と監督は兼業が多いのだがが、どうしても脚本をやりたいと時田と同じクラスの中村晃久が名乗り出た。
 正直、素人目にも中村に脚本家の才能がないのがわかったので、時田は一蹴した。
 荒井は、時田の書いた読書感想文を読んだことがあるが、それはあらすじをまとめただけで、しかもあらすじになっておらず、まるで別の作品を読まされているかのような内容だった。
 時田に断られた中村は、同好会を辞めてしまった。



 もちろん時田は、監督に手をあげ、誰も反対せずこころよく了承した。
 人気がないのは照明や録音などの裏方で、それは空いている役者が兼任するという形でみんなを納得させた。
 それぞれの役割が決まり、記念すべき第一回作品の撮影が開始された。
 時田が撮ろうとしたのは、『ミイラ人間と美女』というタイトルのホラー映画だった。
 時田は一生懸命だったが、最初は面白がってやる気を見せていた連中は次第に飽きてきて、興味のないことや荷が重い作業はしたがらなくなっていった。
 シナリオも時田が書き、内容はエジプトから運ばれてきたミイラが復活して、昔自分が使えていた王女の生まれ変わりが捜す、というものだった。
 それでも、どうにかこうにか撮影は終了し、時田は自室のパソコンで編集作業を行っていた。
 時田は、ふと一つのカットを見て首を傾げた。
 それはミイラ男が初めて登場するシーンの端に、中村が変顔をして映り込んでいたのだ。
 嫌な予感がして他のカットを急いで確認すると、ミイラ男が登場するすべてのカットに、変顔をした中村が写り込んでいた。
 今更撮影の撮り直しはできない。なんとか編集作業で中村を消すことはできるが、それにしても膨大な量で根気のいる作業だ。
 しかし、中村があの場にいた記憶がない。
 それで時田は、いくつかのシーンを撮りなおすことにし、現場に中村がやってきたら、とっちめてやろうとした。


 ミイラ男の追加シーンを撮るといって、スタッフを集め、中村の耳にも入るようにした。
 撮影当日、時田は辺りに目を配るが、中村の姿は見当たらない。
 至る所で丸一日ミイラ男を撮影し、その日を終えた。


 帰宅して編集作業を始めると、すぐに中村の姿が見つかった。
 中村は撮影したすべたの場所に変顔で映っていた。
 突然、パソコンの画面が激しくフラッシングを始めた。
 「うきゃきゃきゃきゃ、あれを切ってこちらにペッタン。こっちを切ってはそっちにペッタン。おいらの名前はきりとり小僧。
 これはいらない。このコードも切ってやる。あっちも切って、こっちも切って、うきゃきゃきゃきゃ」
 突然モニターに売鍵挙がったきりとり小僧と名乗るものは両手がハサミのようになっているらしく、それで画面をがしゃがしゃと切り始めた。
 すると、パソコンから黒い煙が立ち上がり、嫌な機械音を立ててそのまま壊れてしまった。
 「嘘だろ!俺の映画!」
 新作映画のデータはすべて破壊されてしまった。


 何が起こったのか全く分からない時田は、それ以来もう映画を撮る気力も失ってしまい、いつも虚ろな目でため息をつきながら、呟いている。
 「この世には妖精さんがいるんだよ。パソコンの中にはね、きりとり小僧っている小さな妖精さんが棲んでいるのさ。だから彼らを怒らせちゃいけない。あははは・・・はぁ」


 「彼曰く、きりとり小僧という妖精に、新作映画のデータをメチャクチャにされたそうです。映画に登場するはずもない中村君の画像を貼り付けられ、そのままデータを壊されたと言ってました。
 彼は妖精とかそういうものには一切信じないタイプの人間だったのですよ。君と同じようにね。
 でもね、そういう人間にこそ、この世ならぬモノが見えてしまう。何とも皮肉な話じゃないですか。ヒヒヒヒ」


 エンディング№063:きりとり小僧
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 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
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 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る


 6人目は荒井を選択!


 荒井昭二は2年B組の生徒。


 「よくある七不思議の話をしても面白くないでしょう?そうは思いませんか?」
  • よくある七不思議で結構です
  • そうですね→シナリオ:いみぐい村
  • 友達の話はどうですか?
 シナリオ:時田君の自主製作映画


「よくある、という意味で趣味の話でもしましょうか。僕ね、映画が大好きなんですよ。極はね、フランス映画が好きなんです。
  坂上君はフランス映画はお好きですか?」
  • 好きです
  • 嫌いです
 「実にいい趣味ですね、今度ゆっくり映画の話でもしましょう。
 銀幕の中に人は住んでいる。そんな絵空事のような話、信じてみたいと思いますか?」
  • 信じられない
  • 信じてみたい
 「今どきそんなこと、サンタクロースが実在するとしんじているような子供だって信じませんよね。
 映画は人間が撮った動く写真であり、その面白さはそれを撮った人間の才能に比例する。語句がこれから話すのは、そんな映画の話なんですよ」


 荒井のクラスに時田安男という男がいたが、無類の映画好きだった。
 映画愛好者のことは敬意をこめてシネマディクトと呼ばれており、荒井は自身のことをシネマディトだと思っていたが、時田には負けていた。
 映画に関しては、時田は生き字引だった。
 将来の夢が映画監督だった時田は、学校に映画関係のクラブがないことをとても残念に思っており、1年生の時に、自分で映画同好会を作ってしまった。
 映画好きな人間は結構いるもので、20人ほどが集まった。
 撮影用の機材にほとんどは時田が持ってきて、集まったみんなで、役割を決めることになった。


 「あなたなら、何をやりたいですか?」
  • 役者
  • 監督
  • 脚本
  • なんでもいい
 「映画の出来は監督次第と言われますが、集客力は役者次第と言われてます」


 集まった連中は、皆役者をやりたった。学園祭で自主製作映画を上映しても騒がれるのは役者で、映画の出来は二の次だ。
 もちろん時田は、監督に手をあげ、誰も反対せずこころよく了承した。
 人気がないのは照明や録音などの裏方で、それは空いている役者が兼任するという形でみんなを納得させた。
 それぞれの役割が決まり、記念すべき第一回作品の撮影が開始された。
 時田が撮ろうとしたのは、『ミイラ人間と美女』というタイトルのホラー映画だった。
 時田は一生懸命だったが、最初は面白がってやる気を見せていた連中は次第に飽きてきて、興味のないことや荷が重い作業はしたがらなくなっていった。
 シナリオも時田が書き、内容はエジプトから運ばれてきたミイラが復活して、昔自分が使えていた王女の生まれ変わりが捜す、というものだった。
 それでも、どうにかこうにか撮影は終了し、時田は自室のパソコンで編集作業を行っていた。
 時田は、ふと一つのカットを見て首を傾げた。
 ミイラ男が暗闇の中で、王女の生まれ変わりを探して、のそのそと歩き回るシーンだったのだが、時田の撮影時と記憶とも絵コンテとも違うものになっていた。
 「確か遠くからの遠景でミイラを撮ったのに、ミイラがアップで映ってる」
 そこには、ミイラの顔がはっきりと映っていたが、自分が施したメイクアップよりもずっとグロテスクでリアルなものだった。
 (撮影中は我を忘れて撮影することが多い。だから、きっと撮影したに違いない)
 そう自分に言い聞かせて、そのカットを使用した。
 しかし次の日、ほかのシーンを見ていると、また自分が撮った覚えのないカットを発見した。
 そのシーンは、謎の連続殺人事件を調べていた刑事がミイラ男に殺されるシーンだった。
 実際のシーンは簡単なもので、ミイラに襲われて刑事が逃げる。その刑事の首にミイラの手が伸びて画面が真っ暗になす。そして、刑事の叫び声。あとはミイラ男の血まみれの手のアップ、というものだった。
 それなのに、そのフィルムには、はっきりと刑事がミイラに殺されていくシーンが映っていた。両手をねじ切られ、首がぐるりと180度回転し、苦悶の表情を浮かべて絶命する、というリアルな描写だった。
 しかも、刑事役の役者は演技が下手で出番を削られたのにもかかわらず、画面では迫真の演技。
 撮った覚えはないが、時田はためらくことなくそのシーンも編集し本編に取り込んだ。


 その次の日、刑事役をやった生徒が、首をねじ切られて殺された。
 その時の状況を聞いた時田は耳を疑った。まるで、あのシーンにそっくりだった。
 犯人はわからなかった。殺害時に被害者は自分の部屋で寝ていたが、誰も忍び込んだ形跡はないし、部屋が荒らされた様子もなかった。
 時田は恐ろしくなってしまった。これがミイラの呪いだったとしたら・・・
 でも、時田は死ぬほど映画が好きだったので、歴史に残る傑作を自分が撮らなければならないと思い、編集を続けた。
 その日見たフィルムは、王女の生まれ変わりのヒロインが柩の中に閉じ込められるシーンだった。
 シナリオでは、ミイラに襲われて気を失ったヒロインを、ミイラが抱いて柩に入れるとい簡単なものだったが、フィルムでは、ミイラがヒロインの内臓が潰れるほどの強さで抱きしめ、ヒロインは泣き叫び、血を吐いたが、ミイラはそのまま抱きしめて潰し、肉塊と化したヒロインとともに柩に眠るものになっていた。
 「僕は最高のホラーと撮ってしまった」
 時田は自己満足の頂点を極め、感嘆のため息をもらした。


 その次の日、王女を演じたヒロインの惨殺死体が発見された。
 侵入者に形跡が全くない自室で、死体は巨大な重機で押しつぶされたよう肉団子と化し、頭だけが転がっていた。


 その日の放課後、時田がこの映画がどれほどリアルな作品かと話してくれたので、期待した荒井は時田の家に行った。
 時田は、編集ソフトを操作し、数あるカットの中からワンシーンを選んだ。
 「まだ、これは編集してないな。今日はこれを見てみようか」
 何度もNGが出されて、同じシーンが次々と繰り返されていた。
 突然、時田が叫んだ。
 「あ!僕が映っている。止めなきゃ!」
 焦った時田は必死に編集ソフトを止めようと何度もマウスをクリックしているが、指が震えているのかうまく操作ができないように見えた。
 「止まらないよ!」
 画面には、時田とミイラ男が映っていた。
 「殺されちゃう!早く止めないと僕はミイラに殺されてしまうんだ!この映画で襲われた奴らは、みんな本当に死んでしまうんだよ!」
 この映画の秘密を打ち明けてくれた時田は、パソコンのコンセントを引き抜いたが、パソコンは動いている。
 突然、何もない空間から包帯を巻かれた手が付き出され、時田の首を絞め上げた。そして、ミイラ男の全身が現れた。
 時田の断末魔が部屋中に響き渡った。
 時田の頭は、ミイラの手に鷲掴みにされ握りつぶされた。
 荒井がふと我に返ったとき、もうミイラの姿はなく、頭を潰された時田の死体だけが残されていた。
 そして、コンセントは抜けているのに編集用のモンターには同じ状態で死んでいる時田が映し出され、その画像で停止していた。
 間もなくしてモニターは停止し、荒井は逃げるように、家から飛び出した。


 その後、時田の死体が呆気んされるとすぐ警察が立ち入り、一連の殺人事件と絡めて捜査が始まった。
 荒井も事情聴取を受けたが、時田の家に行ったことは知られていなかったので、簡単な事情聴取で済んだ。
 現場にあったフィルムは、編集済みのものも未編集のものもすべて警察が持って行った。


 それから数カ月後、映画同好会は解散することになり、解散式の日の時田が撮影した『ミイラ人間の美女』を視聴覚教室で一部の関係者にだけ公開することになった。
 証拠として警察に持って行かれたフィルムだったが、事件とは関係なしということで返却されており、同好会の有志が時田の供養ということで完成させたのだ。
 その会に荒井も呼ばれた。
 映画はわずか10分程度のショートムービーだったが、時田の最初にして最後の最高傑作だった。しかし、それはあくまでも高校生が家庭用ビデオカメラで初めて撮った自主製作映画として。
 時田が話してくれた残虐シーンはなかった。


 「もちろん、時田君が実際に殺されたあのシーンもありませんでした。
 映画といおうものは、時に撮影していないシーンが挿入されることもあるそうです。それは芸術の神からの贈り物なのか、それとも悪魔のいたずらなのか。あなたはどっちだと思います。ヒヒヒヒ」


 エンディング№058:ミイラ男と美女
 エンディング数 73/657 達成度11%
 キャラクター図鑑 55/122 達成度45%
 時田安男
 イラストギャラリー 46/283 達成度16%

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 今日のElin(エリン)2回目のプレイはどうかな?


 ダルフィへ。
 トレイナーから、探索、鍵開け、罠解体を習得!


 フィート:廃品回収を習得!


 アナスタジヤに話しかけて、クエスト:盗賊ギルドの一員に開始!


 王様ベッドで寝て、キノコの椅子のレシピ(4)を強化、炎の手の知識をゲット。


 クエスト:開拓の心構え開始!
 クワとショベルを製作して、ロイテルに見せて、クエストクリアして、牧草の種×5、トマトの種×5、キノコの種×5をゲット。


 仔犬の洞窟へ。
 B2でポピーを発見し、連れて帰る。
 ポピーが仲間になった!
 フィアマから、クーラーボックスをゲット。


 寝て、お絵かき用紙のレシピ、神経の矢の知識をゲット。


 木工の机で、厚板×4+インゴット×2+釘×2→頑丈な木箱を製作!


 フィアマから、訓練用宝箱のレシピを購入。


 寝て、床工房の作り方、神経の矢の知識をゲット。


 機械遺跡へ。
 車輪の祠で、藁人の作り方を習得。
 神経の矢の魔法書をゲット。

 ボスを倒して、かたつむりの剥製、かたつむりのカードをゲット。宝箱から、410オレン、プラチナ硬貨、テーブルランプのレシピ、盾の技術書、骨くず紙の靴、草の履物をゲット!


 王様ベッドで寝て、小窓のレシピ(2)を強化、死の光線の知識をゲット。

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 今日のファイナルファンタジーIX(FF9)PS4版はどうかな?


 宝箱から、ポーションをゲット。
 宝箱から、47Gをゲット。


 ロウソクに火をともすと、謎の仮面男とバトル!
 リストメイジマッシャーポーションを盗んだ!


 謎の仮面男の正体は、盗賊タンタラスのボスのバクーだった。
 彼らの目的は、アレクサンドリア城で王女のガーネットを誘拐することだった。
 彼らは、飛空艇プリマビスタでアレクサンドリアに到着後、芝居:君の小鳥になりたいを演じ、その幕間でブリ虫を使って場を混乱させ、ジタンがその隙にガーネット姫を誘拐するのだ。


 アレクサンドリア城下町で、ビビが迷子になっていた。
 ポーション、ポーション、サハギンのカード、リザードマンのカードをゲット。
 マデリーン像から、ポーションをゲット。
 おばあちゃんの家で、へそくりの9G、ポーション、ファングのカードをゲット。
 33G、ゴブリンのカードをゲット。
 酒場で、ポーション、プリンのカード、27Gをゲット。
 道具屋で、38Gをゲット。
 フェニックスの羽をゲット。
 武器屋で、万能薬をゲット。
 合成屋で、エーテルをゲット。


 チケットブースでチケットを見せると、ニセモノだと言われて、ゴブリンのカード、ファングのカード、スケルトンのカードをゲット。


 カバオから、大切なカードを3枚隠した、という話を聞く。


 ナワトビで、10回成功して、10Gをゲット。
 50回成功して、サボテンダーのカードをゲット。


 イリアの家で、目薬、3Gをゲット。


 トムに、猫のミャウ探しを頼まれる。


 尖塔で、ポーション、テントをゲット。
 ロープを引っ張って、カバオの隠したアイロネートのカード、ゴブリンのカード、ファングのカードをゲット。


 ミャウを発見!
 トムから、お礼にボムのカードをゲット。


 裏通りで、ネズミの子から、家来になれ、と言われて、承諾する。


 裏通りのジャックに話しかけて、カードゲームのルールを教えてもらう。


 尖塔で、クポに出会う。
 スティルツキンの旅立ちを見送る。


 クポから、モグネットをお願いされて、モンティへの手紙をゲット。


 酒場で裏通りのジャックとカードゲームをして、勝ってゾンビのカード、イエティのカード、ザクナルのカードをゲット。
 トロフィー:初めての勝利をゲット!

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 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?


 1週目クリア
 1人目は荒井昭二を選択→シナリオ:誕生日プレゼント→荒井エンディング№03~05
 2人目は風間望を選択→シナリオ:五百円硬貨→風間エンディング№10
 3人目は細田友晴を選択→シナリオ:夜泣き石→細田エンディング№13・14
 4人目は岩下明美を選択→シナリオ:命の値段→岩下エンディング№03~05
 5人目は福沢玲子を選択→シナリオ:愛と友情のはざま→福沢エンディング№20~22
 6人目は新堂誠を選択→シナリオ:呪いのマンシール→新堂エンディング№06~08
 7人目はシナリオ:記憶のほころび→七話目エンディング№01~03


 2週目クリア
 1人目は岩下を選択→シナリオ:偽りの愛→岩下エンディング№01・02
 2人目は新堂を選択→シナリオ:高木ババア→新堂エンディング№01~05
 3人目は風間を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01
 4人目は細田を選択→シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03
 5人目は荒井を選択→シナリオ:ゲーマーの条件→荒井エンディング№01~02
 6人目は福沢を選択→シナリオ:彼と彼女の秘密→福沢エンディング№23~28


 1人目:岩下エンディング№02:二人だけの世界
→2人目:新堂エンディング№03:六本の右足
→3人目:風間エンディング№01:かぐわしきにおひ
→4人目:細田エンディング№01:イラつく奴
→5人目:荒井エンディング№01:ゲーマーの条件
→6人目:福沢エンディング№23:彼女は悪魔だった
→7人目のシナリオ包帯の女→特殊七話目№38・39を見る


 3週目開始!
 1人目は新堂誠を選択→シナリオ:痛みを感じない男→新堂エンディング№11~15
 2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:呪いのヒトガタ→荒井エンディング№14・15
 3人目は風間望を選択→シナリオ:呪いのコッペパン→風間エンディング№4・5
 4人目は福沢玲子を選択→シナリオ:追いかけてヒトシくん→福沢エンディング№12・14・15、13→最終話エンディング№2:追いかけて修一君
 5人目は岩下明美を選択→シナリオ:ポプリ→岩下エンディング№13~15


 6人目は細田友晴を選択。
 1回目は、2:特に気にしていない→2:面白いですよで、シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03のどれかを見る。7話目:パラレルトイレツアーで、1階のトイレ→7話目エンディング№09:パラレルワールドの坂上
 2回目は、2:特に気にしていない→3:トイレ以外の話をしてくださいで、シナリオ:トイレの恋で、細田エンディング№7と9、№08:黒い赤ん坊→7話目:パラレルトイレツアーで、2階のトイレ→7話目エンディング№10:赤く彩られて
 3回目は、3:あまり乗り気ではなかったで、シナリオ:トイレの友情→どれを選んでもよい→1:得体の知れない何かで、細田エンディング№15:裏切り者はどちらかを見る→7話目:パラレルトイレツアーで、3階のトイレ→7話目エンディング№11:口は災いの元
 4回目は、7話目でどこかのトイレを調べる→5:探索をやめる→7話目エンディング№15:そして、繰り返す
 5回目は、1:楽しみにしていた→1:多いほうor2:あまりいないで、シナリオ:禁じられたトイレ→1:1階or2:2階or3:3回で細田エンディング№06:血を吸うトイレを見る→7話目:パラレルトイレツアーで、体育館のトイレ→7話目エンディング№12:血を求めるもの
 6回目は、1:楽しみにしていた→1:多いほうor2:あまりいないで、シナリオ:禁じられたトイレ→5:旧校舎で細田エンディング№04:救いようのない男を見る→7話目:パラレルトイレツアーで、5:旧校舎→4:2階女子トイレで、7話目エンディング№13:身を焼かれて
 7回目は、2:特に気にしていない→2:面白いですよで、シナリオ:魅惑のトイレ→1:そう思うで、エンディング№03:魅惑のトイレを見る。ここまでで、7話目エンディング№9~13、15を見て、7話目で旧校舎3階女子トイレを選択したことがあるの条件を成立している。→7話目:パラレルトイレツアーで、5:旧校舎→6:3階女子トイレ→6:3階女子トイレで、7話目エンディング№14:ある少女の幻影


 再度6人目は細田友晴で、違う選択肢を選んでみる。


 「坂上君も楽しみにしていましたか?」
  1. 楽しみにしていた
  2. 特に気にしていない
  3. あまり乗り気ではなかった
 シナリオ:トイレの友情


 細田は、トイレが居心地が良い場所だと思っているので、休み時間になる度トイレに行っているとのこと。


 「突然なんですけど、坂上君は、三階の外れにある男子トイレに行ったことはありますか?」
  1. ある
  2. ない
 そのトイレは、使用禁止の張り紙がされており、鍵がかけられているが、使用禁止になったのは去年からとのこと。
 細田は、使用禁止になった理由を知っているとのことで、その話をする、と言い出した。


 去年、細田が1年生だった時、細田は友達がいなかったが、一人だけ友達になってくれた人物がいた。それは同じクラスの佐伯邦彦だった。
 二人はいつの間にか友達になって、一緒に帰ったり、お昼を一緒に食べたり、一緒にトイレツアーをする仲で、佐伯も、細田と同じくトイレが好きだった。


 ある日、佐伯は、「三階の外れにある男子トイレを知ってるかい?」と聞いてきた。
 当然、知っていた細田は、頷いた。
 「あのトイレには一つの噂があるみたいなんだ。
 何でも一番奥の個室に夜の12時に二人で入って、そのまま夜明けまで一緒に過ごすことができれば、その二人の永遠の友情が約束されるらしい。
 どうだい?今日の夜、二人でそれを確かめてみないかい?」
 佐伯にこう言われた細田だったが、そのトイレは、細田が唯一校内で入ったことがないトイレだった。それは、近寄るだけど寒気がするというか、本能が拒絶する感じがするからだった。
 細田は霊感が強い方だったので、きっとあのトイレには良くないものがいる、と感じていたが、佐伯の方は霊感がまったくないようだった。
 唯一の友達である佐伯の話を断ることができなかったので、細田は行くことになってしまった。


 学校が終わると一旦家に帰った細田は、夜の11時過ぎ、両親には黙って家を出た。
 待ち合わせ時間の20分ほど前に校門前に着いたが、すでに佐伯の姿があった。
 細田と佐伯は校庭を進み、玄関を入って、階段を上り、目的の三階のトイレに向かった。
 霊感の強い細田は、普段、校舎で幽霊を見かけることがあったが、この日は全く霊気を感じなかった。
 そして、例のトイレも同じで、いつもは排他的は本能的な恐怖を呼び起こすトイレが、その日だけは温かく二人を受け入れそうな雰囲気を纏っていた。


 二人でトイレに入ると、佐伯が「あそこの個室だ」と一番奥にある個室を指さした。
 他と変わらない和式便器があるだけだったが、一つ違うところがあるすれば、まるで新品のように綺麗だった。
 二人で個室に入ると、佐伯が、「今まで、僕には友達と呼べる人間が一人もいなかった」と言い、いじめにあって人間不信になっていたを話してくれた。
 それを聞いた細田も、今までの境遇やコンプレックスを話した。
 二人は時間を忘れて、ずっと話をしていた。


 トレイに入って数時間ほど経ったある時、突然周囲の空気が一変した。
 今までの温かさが、排他的でギスギスしたものに変わったのだ。それは、佐伯も感じ取っていた。
 周囲の気温が下がっているように感じ、二人は互いに体をブルブルと震わせていた。
 そして、個室の外を何かが歩く音が聞こえてきた。


 「坂上君、トイレの外にいるのは一体何だと思いますか?」
  1. 得体のしれない何か→細田エンディング№15:裏切り者はどちらか→7話目エンディング№11:口は災いの元
  2. トイレに入りに来た人
 こんな時間にトイレに来る人なんているわけない。
 佐伯の目は細田にトイレの外を確認するよう訴えていた。
 外には得体の知れない何かがいるのがわかっているので、細田は大きく首を振った。
 けれど、佐伯は泣き出しそうな顔で細田を見ている。
 そして、「僕たち友達だろ」と震える声で呟いた。
 それを聞いた細田は、友達なら命を張ってでも守ろうと思い、トイレの鍵を外した。
 細田は恐怖に目をつぶり、ゆっくりとドアを開けたが、怖くてなかなか足が動かない。
 「まどろっこしいやつだな!」
 細田は背中に予期せぬ衝撃を受けて、そのまま個室の外へ倒れこむ様に転がり出てしまった。
 背後から聞こえるドアの音で慌てて振り向くと、個室の扉は閉められてしまった。
 細田は、さっきの声の主と背中を押した人物が佐伯であることを理解した。
 「どうしてだよ、佐伯君!僕たち友達じゃないか!どうしてこんなことするんだよ!」
 細田はそう言いながら、何度も個室の扉を叩いた。
 「まだ気づかないのかい?つくづく馬鹿なやつだな。
 うるせぇんだよ、デブ!何が親友だ、馬鹿馬鹿しい。
 そんな噂、嘘に決まっているだろ?
 全部お前をこのトイレに誘い込むための作り話だったんだよ」
 細田はあまりのショックに床にしゃがみこむことしかできなかった。
 「このトイレにまつわる本当の噂を教えてやるよ。
 ここは昔から、裏切りのトイレと呼ばれてるんだ。深夜に誰かと二人で入り、その一方をトイレに棲む魔物の生贄に捧げる。そうすれば、魔物は残った一方の願い事を叶えてくれるんだよ!」
 「何でこんなことを・・・」
 「そんなの決まってるじゃないか。単純に君が嫌いだからだよ。
 いつもウジウジしているトイレ好きの陰気で小汚いデブ。君みたいなやつを好く人間がいると思うか?
 僕がトイレ好きって言ったのだって、お前に近づくための嘘さ。こうして最後に魔物の生贄にするためのね。
 さ、もういいだろう?友達ごっこに付き合ったんだ。最後は僕の役に立ってくれよ。親友の、さ。ははははは」
 佐伯の心底楽しそうな笑い声がトイレの中で響いていた。
 その時、細田は視界の端で何かが動くのが見えた。
 そこには周りの薄暗闇よりもさらに濃い闇があり、人の形をしているように見えた。
 細田は金縛りにあったみたいで、指一本動かせない。
 何かが細田に近づいてくる。何かが発する鋭い冷気が細田の肌を刺す。
 細田は恐怖のあまり、漏らしてしまった。
 匂いに気づいた佐伯が声を掛けて来た。
 「君、漏らしたのかい?さすが薄汚い豚のすることは違うな。
 さぁ、ほら、生贄だ!魔物よ、早くそいつを喰って僕の願いを叶えてくれよ!
 僕は、僕をいじめた奴らに復讐してやるんだ!」
 すると、細田に近づく刺すような霊気が消えて、今度は個室の中から感じた。そこから、時々激しい物音も聞こえて来た。
 どうやら、佐伯が暴れているようだ。
 「やめろ、やめ・・・ぎゃああああ!」
 佐伯の耳をつんざくような叫び声が聞こえた後、何か液体がボタボタと垂れるような音がして、鉄さびのような匂いが鼻をついた。
 その瞬間、細田は、佐伯が生贄になったことを悟った。
 細田が目を開けると、個室の扉が少しだけ開いており、暗闇の中に不気味に浮かぶ目が細田を見下ろしていた。しかも、隙間から手のような真っ黒な影が出ていて、手招きしている。


 「一体、こいつは何者だと思います?」
  1. 物の怪の類→細田エンディング№16:願いを叶えるモノ
  2. 細田さんの幻覚
 あれは幻覚ではない。
 細田は尻餅をついた体勢のまま、腰が抜けて動くことができなかった。
 隙間から出ている手は、手招きする以上のことはしてこなかったので、細田は自分は殺されることはない、と確信した。
 あの手は何を訴えかけているのだろうか、と細田が思っていると、佐伯の言っていた言葉を思い出した。あの何かは生贄を捧げると願い事を一つ叶えるということを。
 佐伯が細田の代わりに食べられてしまったので、願いを叶えてくれるのは自分になるはずだ。
 細田は、何かは自分と友達になりたそうにしていると思っていると、床にへたり込んでいる細田に優しく手を伸ばしてきた。
 だから、細田も手を伸ばして、ぎゅっと握手した。すると周りの霊気が、ふっと温かいものに変わった。


 結局、佐伯は行方不明のままで、未だに見つかっていない。
 翌日、あのトイレに行った生徒が誰かの腕を見つけて、それ以来封鎖されてしまった。
 細田は、「ト」レイに棲む「魔」物に、トーマ君と名付けて友達になった。そして、今度、坂上にも紹介する、と言い出す。


 「何でそんな嫌そうな顔をするんですか?」
  1. そんな顔はしていません→細田エンディング№17:トーマ君
  2. 別に会いたくないから
 「嫌だなぁ、トーマ君は本当にいい子なんですから。
 あ、もしかして封鎖されたトイレに入るのが嫌なんですか?
 大丈夫ですよ。こんな日にこんな狭い場所にこんなに人数が集まっているから、ひどくジメジメしてます。だんだん日も落ちてきました。だから、トーマ君はここに来てくれると思いますよ。
 ほら天井の隅とか、このテーブルの下とか、あの本棚の影とか。
 どうしちゃったんですか、そんなに震えちゃって。もしかして、トーマ君を見たんですか?
 えぇ、安心してください。この七不思議の集会が終わったら、すぐに紹介してあげますよ。ここにいる皆さんにもね。」


 細田エンディング№18:トモダチ
 CGギャラリー:40/124
 57:新たなトモダチ

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
Amazon(アマゾン)
 

 


 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 三叉路に出た。
 北には森、南には海岸線が続いている。東西に続く道は街道、北に続く小道は細い踏み分け道で、森の中に消えています。  森と海岸にはさまれて、街道は東西にまっすぐどこまでも続いている。
 真南には小さな桟橋があり、ボートが一艘もやってあるのが見える。
  • 東へ行く
    • →一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
  • 桟橋へ行く
 桟橋には年取ったラッコが煙草をふかしながら座っている。
 彼は、船はキャメロットまでの定期便で船賃は金貨1枚だと言った。
  • 金貨1枚減らして船に乗る
  • 街道に戻る
    • →一つ前の選択肢に戻る

 船賃を払って船に乗り込む。
 船は岸に沿ってゆっくり西へ滑るように進んでいく。
 ブランディガン川の河口を過ぎた頃、日が暮れた。
 ラッコは、夜明けまでここで停泊する、と宣言した
  • 食料を一つ減らして、寝る前の食事をする
    • →今日初めての食事なら体力ポイントを6、2度目以降なら4増やす(初期値を超えないこと)
  • 食事はとらないで寝る
 夜半に何かの衝撃で目が覚めた。
 見回すと停泊していたはずの船はぐらぐら揺れながらすごい速さで流されている。
 200メートルほどの先の暗い海面に巨大な渦が口をあけてごうごうと音を立てている。
 ラッコはあわてて海に飛び込んだ。
  • ラッコに続いて泳いで逃げる
    • →ダイスが偶数:ラッコに助けられて街道に泳ぎ着く(ここの一番最初の選択肢に戻る)
    • →ダイスが奇数:渦に巻き込まれて死亡・・・
  • 船にしがみついて天運に祈る
 船が渦に巻き込まれた瞬間、ティルトは気を失ってしまった。
 気づいた時はすでに朝日が昇っている。
 船は壊れもせず波に漂っている。
 周囲の景色は海ではなく湖のようだ。湖の中ほどには小さな島があり、船は湖の岸からも中の島からも100メートルは離れている。
  • 岸に向かった泳ぐ
  • 中の島へ向かって泳ぐ
 小さな島にいる。
 島のあちこちに朝日を反射してきらきら金色に輝くものがある。拾ってみると、バンシーが霧を見通すのに使う黄色水晶だ。
 拾った水晶には37の数字が刻み込まれている。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17→16
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   5
 所持品  
   食料なし  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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 今日のElin(エリン)2回目のプレイはどうかな?


 木工の机で、厚板×8+頑丈なロープ→肥料箱を製作!


 ヨウィンへ。
 トレーナーから、穴掘り、調教、釣り、農業を習得!


 パルミアへ。
 ベッドで寝て、牛乳の作り方をゲット。


 トレーナーから、鍛冶、錬金、彫刻、宝石細工、裁縫、料理を習得!


 地の祭壇へ。
 地のオパートスの信者になる!
 オパートスに銅の原石×15ずつを捧げる。


 模範信者1・2、眠り上手、覚醒夢1・2、美食家1・2を習得!


 寝て、窓の作り方、炎の手の知識をゲット。


 墓所へ。
 シルクのパンティーをゲット!


 ルミエストへ。
 レクサスに話しかけて、クエスト:魔術師ギルドの一員に開始!


 寝て、テーブルのレシピ(3)に強化、死の手の知識をゲット。


 寝て、張り紙の作り方、神経の矢の知識をゲット。


 王様ベッドで寝て、変な椅子の作り方、神経の矢の知識をゲット。


 石うすで、死体+樹皮→キブルを製作。


 エーテル病:頭部の肥大化を発症・・・


 エーテル抗体のポーションを飲んで、エーテル病完治!


 チキンを倒して、チキンの剥製、チキンのカードをゲット。


 カニを倒して、カニの剥製、カニのカードをゲット。


 寝て、石の椅子の作り方、神経の矢の知識をゲット。


 拠点の土を掘って、深い茂みの床の作り方、深い茂みの床(プラットフォーム)の作り方、洞窟の床(プラットフォーム)の作り方、洞窟の床の作り方をゲット。


 寝て、丸太の椅子の作り方、炎の手の知識をゲット。


 立札工房で、丸太→畑の立札を製作!


 フェンスで囲って、畑の立札を建てる。
 ポリシー:おまかせ農業にする。


 畑を耕して、キノコの種を植えて、キノコ農場開始!


 寝て、草の小窓のレシピ(2)を強化して、神経の矢の知識をゲット。


 幸運の祭壇をゲットして、拠点に持って帰る。
 銅の原石を捧げて、乗っ取りに成功して、地の祭壇になった!


 寝て、丸太のテーブルの作り方、氷の矢の知識をゲット。

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 今日の星影の館殺人事件はどうかな?


 アナタ(星影のペンダントは怪異を退ける聖なるアイテムのようだ)


 被害者の首の後ろを弄るが、ペンダントらしきものはなかった。


 アナタ(事件当時、彼はペンダントを身に着けていなかったのか?)


 この部屋のどこかでそれらしきものを見た気がする。


 調べる→部屋の中→机
 机の隅には麻を捩じって作られた紐に淡い黄色の石が付いたペンダントが無造作に置かれていた。
 どこかに引っ掛けてしまったようで、紐が千切れている。修理するつもりだったのだろうか。
 アナタ(事件発生前に被害者はペンダントを外していた。となれば彼がコワバミドリに襲われてしまった可能性もあり得てしまうな)
 アナタ「灯君の主張はあえなく崩れさってしまった。なんと報告したものか・・・」
 星影のペンダントを手に入れた!


 調べる→遺体→体
 さっきは首から下ばかりに意識していて気づかなかったが、被害者の喉元に3センチほどの穴が開いている。
 アナタ(これがコワバミドリによって開けられたものならば、被害者は奴に声を喰われたということだ)

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 今日の未解決事件は終わらせないといけないからはどうかな?


 黄色の鍵を使用して、#泣いたりを繋ぐ。
 清崎蒼
 「その後、なぜ何の届も出さなかったんですか?」
 原島公正
 「ちょうど108日でした。
 娘が私の側で息をしていた期間です。
 泣き声だけでも聞くことができていたら、少しは受け入れやすかったんでしょうか?
 犀華の母親の胸には、飲ませる相手のない母乳が流れてました。
 思えば、やっぱり名前が問題だったんですよ。
 サイのように強靭になってほしくてつけた名前だったのに、結果はただ犀の角のように一人歩んで行ってしまいました」


 2012.2.5 22:13の発言。

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 今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?


 ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、つるはしスポリアドルーズをゲット!
 
 
 アドゥリンダイヤルを使って、エアリキッド、黒霊石+1、袋【薄い白石+1】をゲット。


 ガレーキッチンから、ゴブリン風キノコ鍋をゲット。


 バストゥーク港の蒸気の羊亭にいるポワタンに話しかけると、飛行旅行社に来ているドミアンを、目印でモールを装備して迎えに行ってほしい、と頼まれて、クエスト:待ち人来たらず開始!
 白魔導師にジョブチェンジしてモールを装備。
 バストゥーク港にいるSteel Bonesに話しかけると、ドミアンがやってくるが、ポワタンが代理人を寄越したことに怒ってしまう。
 ドミアンから、ドミアンからの手紙をゲット。
 ポワタンに渡して、クエストクリアして、タージェをゲット!
 

 モグガーデンへ。
 畑(ランク7)で、謎の香草の種+闇のクリスタル→炎のクリスタル、氷のクリスタル、風のクリスタル、水のクリスタル、光のクリスタル、闇のクリスタル、デスボール、カザムがらし、ナットペイン、変色クリスタル、マウラのにんにく、ブラックペッパーをゲット。


 木立(ランク7)で、森の挿木を使って、光のクリスタル、ペルシコス、パママ、メープル原木、エルム原木、チェスナット原木、ホワイトオーク原木、マホガニー原木、謎の多肉植物の子株、謎の樹木の挿木、ラッカー原木、パインナッツをゲット。


 ロランベリー、ノパル、ウォルナット原木、マホガニー原木、虫の翅、レッサーチゴー、マグワート、森の挿木、ガタンプ原木をゲット。


 鉱脈(ランク7)で、光のクリスタル、闇のクリスタル、隕石、黒鉄鉱、銀鉱、白金鉱、フリギアゴールド鉱、甲虫のアゴ、大サソリの甲殻、魚の骨、上質な陸ガニの甲殻、アントリオンの大顎、プガードの牙、スナッピングモール、ダークナゲット、鍮石、沼鉄鉱、愚金鉱をゲット。


 池(ランク7)で、ゴールドカープ、ブラックイール、オオナマズ、三日月魚、ブラックゴースト、カークォン、ウルプカザリガニ錆びたバケツをゲット!


 海(ランク7)で、グリモナイト、バストアプリーム、三眼魚、シャル貝、ブラックプローン、コモンオクトパスをゲット。


 漂着物から、エリクサー、クァールのソテー、キノコの塩焼き、アムリタ、ダルメルシチュー、ポーション+2をゲット。


 夏石をゲット→ゴブリンの不思議箱で、スペシャルダイヤルを使って、マナバレルをゲット。


 飼育場(ランク7)へ。
 エラスモス☆3から、オロボンの肉、ケルベロスの肉、エラスモスの思い出をゲット。
 餌に野兎の肉を与える。


 ギャブラスの肉を与えると、体を激しくゆすって、スコーモス☆1に進化した。
 餌に野兎の肉を与える。


 青ワイバーン☆3から、サンドリアグレープ、カザムパインをゲット。
 餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。


 キトトルス☆1から、謎の果物の種、謎の穀物の種、謎の樹木の苗をゲット。
 餌に妖精のリンゴを与えて、叩いてお世話する。
 
 
 ドラゴンパピー☆2から、ロランベリー、妖精のリンゴ、野兎の肉、カザムがらしをゲット。
 餌に蒸留水を与えて、なでてお世話する。

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る


 5人目は新堂誠を選択!


 新堂誠は3年D組の生徒。


 新堂誠は3年D組の生徒。
「お前がどうして新聞部に入ったか教えてくれないか?」
  • なんとなく入りました
  • 前から憧れていました→シナリオ:高木ババア
  • ゲーム実況者になりたかったので



 シナリオ:ゲーム実況怪談


「ゲーム実況者ってのはあれだろう?ゲームをして、その様子を配信するんだよな。それが新聞部とどう関係あるんだよ」
 「僕はあまりうまくしゃべることができなくて。それでゲーム実況者になるにはしゃべりがうまくならないとダメですし。
 そもそもYチューバーになるためには、取材スキルが高くならなければならないと思いまして。それで新聞部でまずは勉強しようと」
 「ははん、お前は流行りのYチューバーになりたいってわけか?
 でもよ、一見楽に見えたって、何事も楽に稼げるものはねえんだぜ。楽に稼ぐ方法はたった二つだけ。
 一つは犯罪に手を染めること。そしてもう一つは命を懸けることさ。
 その二つの選択肢を付きつけられたら、怖くて選べねえよな。
 ところが、選んだ奴がいるんだよ。これから、そいつの話をしてやろう」


 あるところにマジルという名前のゲーム実況者がいた。
 そいつは、別名、『呪いのゲーム実況者』なんて呼ばれていた。
 マジルの名前は聞いたところによると、マサルっていう本名と「まじない」と混ぜたものだった。
 マジルは、もともとは割とメジャーで人気の高いゲーム実況を的に絞った、よくいるタイプのゲーム実況者だったが、能力が人より優れていたわけじゃなかったので、チャンネル登録者数十人、視聴回数100以下の実況者だった。
 そんなマジルだったが、あるホラーゲームをしたとき、視聴者の反応が良かったのだ。
 それは巷では呪われたゲームと言われて、プレイ中におかしな現象が起こると噂のゲームだった。
 それをプレイしたところ、謎のラップ音や画面の乱れが相次いだのに、文句を言いながらもプレイするマジルの反応が面白いと評判になり、再生数はけた違いに増え、登録者も一気に100人以上増えた。
 そこで、マジルは、ゲーム実況者から呪いのゲーム実況者に方向転換を決めた。
 マジルは、ゲームの腕前はそこそこだが恐怖耐性は人一倍で、霊的なものは一切信じていなくて、『怖い目に遭えるなら逢ってみたい』が口癖だった。
 そして、世間で言われる呪われたゲームを平然とプレイする姿勢に、ファンも定着していった。


 「なぁ、お前はどうだ?『プレイすると呪われるゲーム』なんてものがあったとしたら」
  • 自分でプレイした
  • 動画なら見てみたい
  • 興味がない
 →どれを選択しても同じ


 マジルは、とにかく様々な呪いのゲームを見つけてきてはプレイした。
 たいていはバグが原因で、グラフィックがトラウマ級のものになったり、住人が消えてイベントが進まなくなったり、プレイするとPCのハードディスクが壊れるなどのゲームであったが、『プレイすると呪われる』という噂のゲームもプレイしていた。
 ずっと2桁どまりの再生数が500を超えたので、マジルは、この路線を突き詰めていくことにし、自分の動画に寄せられたコメントを読んでみた。
 すると、呪いのゲームの視聴者は、ゲームそのものを楽しみたいわけじゃなく、実際にプレイしたらどんな現象が起こるのか、他人の不幸が見たいという好奇心を満たしたいだけであることがわかった。
 そして、誰も取り扱っていない『呪いのゲーム』を発掘して実況すれば自分自身が先駆者になれる、という結論に至った。
 それまでマジルは、ネット上の掲示板やSNSから『呪いのゲーム』の情報を入手していたのだが、他の実況者たちも当然同じことをしている。彼らの上を行くには、自分だけが得られる情報に活路を見出すしかない。
 そこで、マジルが思いついたのは、友達の友達を辿るというリアルな人脈に頼ることだった。
 マジルはツイていることに、ゲーム会社で働いた叔父の遺品を整理していたら、故人が曰く付きのゲームのコレクターだったことが判明して、どう処分したものか悩んでいる、という情報がもたらされた。
 マジルは貯めていた小遣いのほとんどを切り崩して、そのコレクションを一切合切買い取って、片っ端から実況動画に上げていった。
 ゲーム本体を手に入れることはもちろん、情報を得ることだって、他の奴らが真似できものではなかったので、マジルは一躍人気者になり、再生数はうなぎのぼりだった。


 そうして、ある日、マジルは初めて生放送に手を出した。
 新堂はたまたま動画サイトにアクセスしたときに、ちょうどマジルの初の生放送をやっていたので、なんとなく見ることにした。
 今回マジルが実況するゲームは、ある人のコレクションで缶に入れられて、缶ごとガムテープでぐるぐる巻きにされて厳重に封印された状態で発見されたものだった。
 マジルは、これまではあるコレクターから譲り受けたコレクションをプレイさせてもらったいたが、それにはコレクターさんのメモが付いていて、どう曰くがあるのか書かれていたが、このゲームに関しては、メモも何もついていなかった。
 ゲームタイトルは、クリミナル・キッズで、ドット絵の横スクロールアクションだった。
 マジルは、この実況の前に少しプレイしたと前置きし、このゲームが序盤から結構な難易度で死にまくったが、主人公の死にざまがやたら凝っているのが気になった、と話した。
 早速マジルはプレイを開始したが、説明通り、主人公が敵を倒しながら進んでいくアクションゲームで、言われた通り、主人公の死にざまはグロかった。
 今回は、どこに異常があるのか自分で探す必要があるが、ノーヒントだった。
 マジルは必死に盛り上げようとしてたが、ゲームの腕前はたいしたことなく、何度も死ぬものだから、視聴者は飽きてきてすごい勢いで減って行った。
 新堂は、友達からの電話があり、動画を流しっぱなしにして、電話で話し込んでいた。
 2時間ほどしゃべって電話を切った新堂が画面を見ると、マジルが「マジでこの壁壊れそう!隠しルート見つけたかも」と興奮しきった声で言っていた。
 ゲームの主人公が行き止まりの壁にビームを撃つと、壁のヒビが広がっていった。
 30回ほど続けると、ついに壁が壊れて真っ黒な穴が広がり、主人公は吸い込まれるように穴へ入っていき、画面が暗転した。
 次の瞬間、画面が真っ赤になり、マジルは大きな声を上げた。
 目が慣れると、真っ赤な画面に白い文字が次々と表示されていった。
 39.****140.****クビキリ
 37.****140.****ハラサキ
 34.****135.****ヒダルマ
 わけのわからない長い数字と、物騒なことが書いてあるカタカナだった。
 コメントでは、カタカナは主人公の死因で、数字はゲームの処理に必要なものって指摘があった。
 「ああ、確かにそうっすね。これ、主人公も死に方だ。うん、一通り見たかな。
 つまりここって開発中に使ってたシステム部屋なのかな?語彙はグロいけど、ま、普通のことっすね。
 というわけで、クリミナル・キッズは、グロい死にグラと物々しいシステム部屋があるというだけの、ただの未完成作品でした!」
 生放送を締めくくろうとしていたその時、コメントで、「いどとけいど」、「どすうひょうき」と流れていた。
 「緯度と経度?度数表記?」とマジルが不思議そうに言うと、コメントで、数字を緯度と経度として捉えた場合の住所が流れてきた。
 マジルは半信半疑の様子でコメントの裏をとった。
 「あ、これ、マジですね。全部、日本のどっかに当てはまります。しかも結構全国に近場っているような・・・」
 すると、この場所すべてで殺人があった、というコメントが流れてきた。
 しばらくすると、殺人はカタカナと同じ死因だった、といコメントも流れてきて、最初にいどけいどとコメントした人間が殺害犯かも?というコメントが流れた。
 マジルが口を挟んだ。
 「みんな落ち着こう。ね?たぶんこれは偶然だから。このゲームは殺人事件があった時よりも前に作られている」
 再度、マジルが実況を終えようとしていると、画面に33.****130.****シュジュツという1行が増えた。
 「なんだ、これ」と言いながら、マジルは緯度と経度を調べ始めた。
 しばらくして、小声である住所を口にした途端、「嘘だろ?なんだよ、これ!」とマジルの裏返った声が聞こえてきた。
 「いやいやいや、これ、なんかすっごい近いんですけど」
 その時、「これからいきます」「わたしたちみんなでいきます」「おもいっきりいたくするね」「いただきます」というコメントが流れてきた。
 その瞬間、画面から何かが潰れる音がし、喉に詰まった悲鳴と水っぽいものが噴き出したような音が聞こえた。
 画面全体にノイズが走り、ゲーム画面ではなくマンションの一室のような風景が映し出された。
 そこに一人の男が座っていた。間違いなくマジルだ。
 マジルの口からは赤黒いものが滴っていた。同時に頭部がぱっくりと割れたように見えた。
 「これでおしまい」「つぎはだれにしよう」「だれでもいい」「あなたでも」というコメントが流れてきたので、新堂はブラウザを閉じた。
 マジルが口にした住所は、この鳴神学園のある場所だった。
 マジルは、鳴神学園の生徒であるという噂があった。


 そして、あれ以来マジルはYチューブに現れなくなった。
 マジルは本物の呪いのゲームをプレイしたせいで、ゲームの主人公の死にざまのひとつを味わることになった。
 『クリミナル・キッズ』が缶の中に封じられていたのは、ゲームの中のあいつらを外に出さないためだったのだろう。
 そして不思議なことに、あのマジルの生放送の話がネットで出回らないことだ。
 マジルの惨殺事件はマスコミに発表されていないが、マジルのアカウントが消えてしまった。
 結局、マジルは何も見つけられずに、皆に飽きられてYチューバーを辞めて行った、という結論に落ち着いた。


 「なあ、お前は今の話を聞いてどう思った。俺の話を信じられるか?」
 「ああ、そうかよ。お前はゲーム実況者になりたいんだもんな。こんな話、信用できねえよな。だがよ、人気を得るために命を懸ける奴ってのは、どんな世界にもいるんだぜ」


 「もうにがさない」「あなたを」というコメントが流れていく・・・
 

 エンディング№054:つぎはあなた
 エンディング数 72/657 達成度10%
 キャラクター図鑑 54/122 達成度44%
 イラストギャラリー 44/283 達成度15%

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アパシー鳴神学園七不思議+危険な転校生
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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目開始!
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る


 5人目は新堂誠を選択!


 新堂誠は3年D組の生徒。


 新堂誠は3年D組の生徒。
「お前がどうして新聞部に入ったか教えてくれないか?」
  • なんとなく入りました
  • 前から憧れていました→シナリオ:高木ババア
  • ゲーム実況者になりたかったので



 シナリオ:ゲーム実況怪談


「ゲーム実況者ってのはあれだろう?ゲームをして、その様子を配信するんだよな。それが新聞部とどう関係あるんだよ」
 「僕はあまりうまくしゃべることができなくて。それでゲーム実況者になるにはしゃべりがうまくならないとダメですし。
 そもそもYチューバーになるためには、取材スキルが高くならなければならないと思いまして。それで新聞部でまずは勉強しようと」
 「ははん、お前は流行りのYチューバーになりたいってわけか?
 でもよ、一見楽に見えたって、何事も楽に稼げるものはねえんだぜ。楽に稼ぐ方法はたった二つだけ。
 一つは犯罪に手を染めること。そしてもう一つは命を懸けることさ。
 その二つの選択肢を付きつけられたら、怖くて選べねえよな。
 ところが、選んだ奴がいるんだよ。これから、そいつの話をしてやろう」


 あるところにマジルという名前のゲーム実況者がいた。
 そいつは、別名、『呪いのゲーム実況者』なんて呼ばれていた。
 マジルの名前は聞いたところによると、マサルっていう本名と「まじない」と混ぜたものだった。
 マジルは、もともとは割とメジャーで人気の高いゲーム実況を的に絞った、よくいるタイプのゲーム実況者だったが、能力が人より優れていたわけじゃなかったので、チャンネル登録者数十人、視聴回数100以下の実況者だった。
 そんなマジルだったが、あるホラーゲームをしたとき、視聴者の反応が良かったのだ。
 それは巷では呪われたゲームと言われて、プレイ中におかしな現象が起こると噂のゲームだった。
 それをプレイしたところ、謎のラップ音や画面の乱れが相次いだのに、文句を言いながらもプレイするマジルの反応が面白いと評判になり、再生数はけた違いに増え、登録者も一気に100人以上増えた。
 そこで、マジルは、ゲーム実況者から呪いのゲーム実況者に方向転換を決めた。
 マジルは、ゲームの腕前はそこそこだが恐怖耐性は人一倍で、霊的なものは一切信じていなくて、『怖い目に遭えるなら逢ってみたい』が口癖だった。
 そして、世間で言われる呪われたゲームを平然とプレイする姿勢に、ファンも定着していった。


 「なぁ、お前はどうだ?『プレイすると呪われるゲーム』なんてものがあったとしたら」
  • 自分でプレイした
  • 動画なら見てみたい
  • 興味がない
 →どれを選択しても同じ


 マジルは、とにかく様々な呪いのゲームを見つけてきてはプレイした。
 たいていはバグが原因で、グラフィックがトラウマ級のものになったり、住人が消えてイベントが進まなくなったり、プレイするとPCのハードディスクが壊れるなどのゲームであったが、『プレイすると呪われる』という噂のゲームもプレイしていた。
 ずっと2桁どまりの再生数が500を超えたので、マジルは、この路線を突き詰めていくことにし、自分の動画に寄せられたコメントを読んでみた。
 すると、呪いのゲームの視聴者は、ゲームそのものを楽しみたいわけじゃなく、実際にプレイしたらどんな現象が起こるのか、他人の不幸が見たいという好奇心を満たしたいだけであることがわかった。
 そして、誰も取り扱っていない『呪いのゲーム』を発掘して実況すれば自分自身が先駆者になれる、という結論に至った。
 それまでマジルは、ネット上の掲示板やSNSから『呪いのゲーム』の情報を入手していたのだが、他の実況者たちも当然同じことをしている。彼らの上を行くには、自分だけが得られる情報に活路を見出すしかない。
 そこで、マジルが思いついたのは、友達の友達を辿るというリアルな人脈に頼ることだった。
 マジルはツイていることに、ゲーム会社で働いた叔父の遺品を整理していたら、故人が曰く付きのゲームのコレクターだったことが判明して、どう処分したものか悩んでいる、という情報がもたらされた。
 マジルは貯めていた小遣いのほとんどを切り崩して、そのコレクションを一切合切買い取って、片っ端から実況動画に上げていった。
 ゲーム本体を手に入れることはもちろん、情報を得ることだって、他の奴らが真似できものではなかったので、マジルは一躍人気者になり、再生数はうなぎのぼりだった。


 そうして、ある日、マジルは初めて生放送に手を出した。
 新堂はたまたま動画サイトにアクセスしたときに、ちょうどマジルの初の生放送をやっていたので、なんとなく見ることにした。
 今回マジルが実況するゲームは、ある人のコレクションで缶に入れられて、缶ごとガムテープでぐるぐる巻きにされて厳重に封印された状態で発見されたものだった。
 マジルは、これまではあるコレクターから譲り受けたコレクションをプレイさせてもらったいたが、それにはコレクターさんのメモが付いていて、どう曰くがあるのか書かれていたが、このゲームに関しては、メモも何もついていなかった。
 ゲームタイトルは、クリミナル・キッズで、ドット絵の横スクロールアクションだった。
 マジルは、この実況の前に少しプレイしたと前置きし、このゲームが序盤から結構な難易度で死にまくったが、主人公の死にざまがやたら凝っているのが気になった、と話した。
 早速マジルはプレイを開始したが、説明通り、主人公が敵を倒しながら進んでいくアクションゲームで、言われた通り、主人公の死にざまはグロかった。
 今回は、どこに異常があるのか自分で探す必要があるが、ノーヒントだった。
 マジルは必死に盛り上げようとしてたが、ゲームの腕前はたいしたことなく、何度も死ぬものだから、視聴者は飽きてきてすごい勢いで減って行った。
 新堂は、友達からの電話があり、動画を流しっぱなしにして、電話で話し込んでいた。
 2時間ほどしゃべって電話を切った新堂が画面を見ると、マジルが「マジでこの壁壊れそう!隠しルート見つけたかも」と興奮しきった声で言っていた。
 ゲームの主人公が行き止まりの壁にビームを撃つと、壁のヒビが広がっていった。
 30回ほど続けると、ついに壁が壊れて真っ黒な穴が広がり、主人公は吸い込まれるように穴へ入っていき、画面が暗転した。
 次の瞬間、画面が真っ赤になり、マジルは大きな声を上げた。
 目が慣れると、真っ赤な画面に白い文字が次々と表示されていった。
 39.****140.****クビキリ
 37.****140.****ハラサキ
 34.****135.****ヒダルマ
 わけのわからない長い数字と、物騒なことが書いてあるカタカナだった。
 コメントでは、カタカナは主人公の死因で、数字はゲームの処理に必要なものって指摘があった。
 「ああ、確かにそうっすね。これ、主人公も死に方だ。うん、一通り見たかな。
 つまりここって開発中に使ってたシステム部屋なのかな?語彙はグロいけど、ま、普通のことっすね。
 というわけで、クリミナル・キッズは、グロい死にグラと物々しいシステム部屋があるというだけの、ただの未完成作品でした!」
 生放送を締めくくろうとしていたその時、コメントで、「いどとけいど」、「どすうひょうき」と流れていた。
 「緯度と経度?度数表記?」とマジルが不思議そうに言うと、コメントで、数字を緯度と経度として捉えた場合の住所が流れてきた。
 マジルは半信半疑の様子でコメントの裏をとった。
 「あ、これ、マジですね。全部、日本のどっかに当てはまります。しかも結構全国に近場っているような・・・」
 すると、この場所すべてで殺人があった、というコメントが流れてきた。
 しばらくすると、殺人はカタカナと同じ死因だった、といコメントも流れてきて、最初にいどけいどとコメントした人間が殺害犯かも?というコメントが流れた。
 マジルが口を挟んだ。
 「みんな落ち着こう。ね?たぶんこれは偶然だから。このゲームは殺人事件があった時よりも前に作られている」
 再度、マジルが実況を終えようとしていると、画面に33.****130.****シュジュツという1行が増えた。
 「なんだ、これ」と言いながら、マジルは緯度と経度を調べ始めた。
 しばらくして、小声である住所を口にした途端、「嘘だろ?なんだよ、これ!」とマジルの裏返った声が聞こえてきた。
 「いやいやいや、これ、なんかすっごい近いんですけど」
 その時、「これからいきます」「わたしたちみんなでいきます」「おもいっきりいたくするね」「いただきます」というコメントが流れてきた。
 その瞬間、画面から何かが潰れる音がし、喉に詰まった悲鳴と水っぽいものが噴き出したような音が聞こえた。
 画面全体にノイズが走り、ゲーム画面ではなくマンションの一室のような風景が映し出された。
 そこに一人の男が座っていた。間違いなくマジルだ。
 マジルの口からは赤黒いものが滴っていた。同時に頭部がぱっくりと割れたように見えた。
 「これでおしまい」「つぎはだれにしよう」「だれでもいい」「あなたでも」というコメントが流れてきたので、新堂はブラウザを閉じた。
 マジルが口にした住所は、この鳴神学園のある場所だった。
 マジルは、鳴神学園の生徒であるという噂があった。


 そして、あれ以来マジルはYチューブに現れなくなった。
 マジルは本物の呪いのゲームをプレイしたせいで、ゲームの主人公の死にざまのひとつを味わることになった。
 『クリミナル・キッズ』が缶の中に封じられていたのは、ゲームの中のあいつらを外に出さないためだったのだろう。
 そして不思議なことに、あのマジルの生放送の話がネットで出回らないことだ。
 マジルの惨殺事件はマスコミに発表されていないが、マジルのアカウントが消えてしまった。
 結局、マジルは何も見つけられずに、皆に飽きられてYチューバーを辞めて行った、という結論に落ち着いた。


 「なあ、お前は今の話を聞いてどう思った。俺の話を信じられるか?」
  • 信じられる
  • 信じられない
 「そうか、正直、信じてもらったところで何の救いにもならねえが、信じられねえよりはましだ。ありがとよ」
 

 エンディング№053:呪いのゲーム
 エンディング数 71/657 達成度10%
 キャラクター図鑑 54/122 達成度44%
 イラストギャラリー 44/283 達成度15%

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 FINAL FANTASY VIII Remasteredのプレイ開始!
 あれ、error : 1257528903 : 2114 glfwCreateWindow failed"が出てゲームが始められない・・・
 コミュニティのスレッドの英語をがんばって翻訳した読んだら、フルスクリーン→ウィンドウに変更したらいける、と書いてた。
 早速やってみたら、ゲーム開始できたよ!


 サイファーとの訓練中にケガをしたスコールは保健室で目を覚ます。
 保健のカドワキ先生が、指導教官のキスティスに連絡を入れてくれる。
 ベッドに横たわるスコールを見て、謎の女性が「また会えたね」と声を掛けられる。
 スコールを引き取りに来たキスティスから、今日実地試験を行うことになった、と言われる。


 教室に入ると、キスティスから、今日の夕方からSeeD選考の実地試験が行われる、と発表がある。
 試験参加者は16時まで自由時間とのことで、スコールは自分の机を調べて、予習・復習を押すと、G.F.ケツァクウァトル、G.F.シヴァをゲット!
 実績:ケツァクウァトル、シヴァをゲット!


 キスティスから、炎の洞窟へ行ってないので、今日のSeeD試験の受験資格がない、と言われてしまう。
 スコールは、本当は今朝行こうと思っていたのだが、サイファーとの一件で行けずじまいだったのだ。
 キスティスは今から行くから、正門で集合、と言って去っていく。


 スコールは、廊下で女子生徒とぶつかってしまう。
 女子生徒は、自分は転校したばかりのなので、ガーデンを案内してほしい、と頼んでくる→ああ、わかった


 2Fエレベーター前にいる男に話しかけて、ハウリザード、フンゴオンゴ、レッドマウス、ゲイラ、ゲスパー、フォカロルフェイク、ケダチクのカードをゲット。


 図書室で、三つ編みの図書委員に話しかけて、マナーの説明、わかるかなを見る。


 ドローポイントで、エスナ×15をゲット。


 オカルトファンⅠをゲット。


 校庭で、さっきの転校生に会う→気になる


 学園祭実行委員になろう→なってもいい


 学食で、サイファー、風神、雷神を見かける。


 ドローポイントで、グラビデ×4をゲット。


 ボヤキ3人組のSeeD試験のボヤキを聞く。


 正門のドローポイントで、ケアル×3をゲット。


 キスティスと合流して、ガーデンを出る。

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ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション |オンラインコード版
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 今日のゼノブレイドクロス ディフィニティブエディションはどうかな?




 ランドマーク:鉤爪岩の第二断層部を発見!


 ハイアクセラレータをゲットして、コレペディアに登録。


 哨戒ヘリの残骸から、経験値30、3000Gをゲット。


 白鯨の残骸から、経験値50、6000G、採掘プローブG2をゲットして、エグメントトピック解決!


 座禅パウダー、サネラク真珠をゲットして、コレペディアに登録!


 レベル30代のウッド・シルネアに出会って全滅・・・


 プレイアワード:バトル 
 次は負けない


 コアレトリ、ダジリングボトル、フィルエロの翼をゲットして、コレペディアに登録!


 白鯨の残骸から、経験値20、2000Gをゲット。


 サネラク真珠X4をゲットして、シンプルクエスト:サネラク真珠の同志をクリアして、インナー経験値10、報酬金1500、安売りTトップ紺をゲット!


 第116区FNスポットのデータプローブを採掘プローブG1に変更して、カースティと話して、リサーチプローブG1をゲット。


 プレイアワード:ワールド
 フロンティアネット初級


 ランドマーク:ノースモウストの入江を発見!


 どんぐりソロバン、スペーススーツUS-X、ギザギザすり鉢をゲットして、コレペディアに登録!


 トレーラーの残骸から、経験値20、報酬金2000をゲット。


 どんぐりソロバンX3をゲットして、シンプルクエスト:どんぐり?ソロバン?をクリアして、経験値10、報酬金1500、射撃力アップⅡをゲット!


 ランドマーク:第115区FNスポットを発見し、採掘プローブG1を設置して、セグメントトピック解決!
 調査率10%で、エネルギーストレージをゲット。


 白鯨の残骸の残骸から、経験値100、報酬金10000、採掘プローブG2をゲットして、セグメントトピック解決!


 ランドマーク:ジャンパス湖の西平原を発見!


 ランドマーク:第117区FNスポットを発見し、採掘プローブG1 を設置して、セグメントトピック解決!


 プレイアワード:ワールド
 フロンティアネット中級


 第117区FNスポットで、リサーチプローブG1に交換する。


 サトリスイセンをゲットして、コレペディアに登録!


 ランドマーク:静寂の沼を発見!


 ソナーレモン、モサキャベツをゲットして、コレペディアに登録!
 ラインがそろって、ドスシリーズ、ナイフシリーズをゲット!


 プレイアワード:ワールド
 初ラインコンプ


 異星文明の残骸から、経験値30、報酬金1500、BP2をゲット。


 秘境:岩洞窟を発見!


 プレイアワード:ワールド
 岩洞窟探検


 ガルドサンショウソウをゲットして、コレペディアに登録!


 カースティに報告して、クエストクリアして、経験値100、報酬金4000、採掘プローブG2、リサーチプローブG2、貯蔵プローブをゲット。
 セグメントトピック解決!


 エルマとのキズナが2になった!


 プレイアワード:ストーリー
 フロンティアの第一歩、ちょっとした知り合い


 ホロフィギュアを設置した。
 プレイアワード:ワールド
 ホロフィギュア初設置


 ランドマーク:アームズ性能試験場を発見!
 アクセナ、ティカ、アリシャ、ブレナ、アラン、クレマン、イソベ、フーゴと知り合いになった!
 アランの噂を聞く。

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 大人になりきれない社会人ゲーマー。
 現在の夢:ゲームする時間の確保、サービス残業時間減少、年棒アップ
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