チラシの裏~弐位のゲーム日記
社会人ゲーマーの弐位のゲームと仕事とブログペットのことをつづった日記

 
 今日のクライシスコアファイナルファンタジー7リユニオンはどうかな?


 ソルジャーフロアで、スクワットしてるザックスは、カンセルから、ソルジャー大量脱走事件があったことを聞かされる。


 サックスはブリーフィングルームで、ソルジャー統括のラザードから、ソルジャー1stのジェネシスが任務先のウータイで先月行方不明になったことを聞かされ、ジェネシスの任務の継続を命じられる。


 カンセルに話しかけて、メールを読む。


 ミッションボードに登録する。


 セーブポイントで△:ミッションを受ける。

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 ディアブロ II リザレクテッド:獄炎エディションをHammerdinでプレイ開始!


 血の荒野へ。
 祈願を習得!


 邪悪の洞窟へ。
 勇気、盾攻撃を習得!


 コープスファイアを倒す!
 ベギンズ・ボンネットをゲット!

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 今日のダンジョンに捧ぐ墓標はどうかな?


 亡者の洞窟へ。
 B5から帰還して、イエロージェムの欠片、スライムの体液、スケルトンの骨ゴールドリングをゲット!


 力を解放して、初期最大BLOODの値+1をゲット!


 再び亡者の洞窟へ。
 B6で死亡・・・


 クエスト006:スケルトンを10匹討伐をクリアして、130Gをゲット!


 力を解放して、ボムの最大値+1をゲット!

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  •  
ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 森の中の小さな空き地にいる。空き地の中央には緋毛氈が敷かれている。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
  • 北へ行く
 さしわたし100メートルばかりの砂場にいる。温かな砂の上でクリープが日向ぼっこしている。
 森の中に開けた小さな空き地に出た。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
  • 南へ行く
  • 北へ行く
 灰色髭のノームの陶工が貧乏徳利を売っている空き地に戻って来た。
  • 東へ行く
  • 西へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 森の中の小道の曲がり角にいる。
  • 西へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 南へ行く
 森の中を南北に続く小道にいる。
  • 南へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 三叉路に出た。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 森と海岸に挟まれて街道は東西にまっすぐどこまでも続いている。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
  • 桟橋へ行く
 東西に続く続く街道で、路傍にドルイドの小さなお堂がある。
  • お堂に入る
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
 ブランディガン川の中州と岸に東西に渡された橋の上にいる。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
 ブランディガン川の中州にいる。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
 東西に続く街道に北へ通じる小道の交わった三叉路にいる。
 北へ向かう小道は森の中に続いている。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 西へ行く
  • 北へ行く
 広い街道の曲がり角にいる。
 道は北と東に続き、左右は畑に囲まれている。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ行く
 南北に続く街道にいる。
  • 南へ行く
  • 北へ行く
 広い街道の曲がり角にいる。
 道は北と東に続き、左右は畑に囲まれている。
 西に空き地があって、ブーカの飴売りが子供を集めて人形芝居を見せています。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 街道の脇の空き地で、ブーカの飴屋が子供たちに人形芝居をみせている。
  • 金貨1枚で飴を買う
  • 人形芝居を見物する
  • 空き地を出て街道へ戻る→一つ前の選択肢に戻る
 人形芝居の内容は、悪い魔導師を退治するために旅に出た英雄の話だ。
 主人公の英雄は、魔導師と対決する前にまず、彼を倒すために必要な3つの宝物を手に入れなければならない。その宝とは、姿を消す玉、気配を断つマント、姿を直接見た者は石に変じてしまう怪物から身を守る鏡の楯の、3つだ。
 芝居が終わると飴屋が声を掛けてきた。
 「えらく熱心に芝居を見ていたが、何か気になることでもあったかね」
 ティルトはなんと答えようか。
  • 「バンパーを倒してガラスが丘のリンゴを取り戻すために旅をしている者だが、何か知っていることがあれば教えてほしい」
  • 「バンパーに弟子入りして魔法を学びたいと思っているのだが、彼の居場所を知っているなら教えてほしい」
 ティルトの答えに飴屋はにこにこと笑いだし、「そういうことならいろいろ聞かせたい話がある。今日は私の家に泊まらないか」と言った。
  • 申し出を受けて彼に付いていく
  • 「先を急ぐので残念だが泊まれない。できれば情報だけ教えてほしい」と言う。
 飴屋の家に着いたのはまだ日のあるうちだった。
 「バンパーの根城はキャリドンの森の西の端にある砂の湖にある。蜃気楼城という名の地下の城で、通路は迷宮のように入り組んでいるので、うかつに入り込むと危険だ。
 バンパーには副審の部下が3人いる。千里眼のトレム、地獄耳のクリスト、プルーグの首領のフウムーンだ。前の二人はバンパーの居所に通じる道に設けられた門の番人で、姿を消す技を会得していなければならない。フウムーンはバンパーのボディガードで、彼の姿を正視した者は皆石になって死んでしまう。
 バンパーを倒してリンゴを取り戻すには、私の人形芝居に主人公にように、姿を消し、気配を断ち、怪物の姿を映す3つの宝が必要というわけだ」
 飴屋はギャラハットと名乗り、ティルトと同じようにバンパーを倒してリンゴを取り戻すために奔走しているのが、3つの力が得られないためまだ目的が果たせないのだ。
 その夜、ギャラハットの家に泊まって食事をごちそうになった。
 翌朝、別れ際に、ギャラハットはガラスの剣をくれた。ガラスの剣を「ガラスの剣を使う」という選択肢がある場合に限り使用できる。使用する際にサイコロを振って偶数が出れば、相手を即死させるが、奇数が出れば何を起きない。また一度しか使用できない。


 キーナンバー20を1にして、体力ポイントを初期値に戻す。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  1
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   0
 金貨   1
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   蜂蜜  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
   魔光の玉  7という数字が刻まれおり、体を透明にする魔光を出す
   青い岩笛  10という数字が彫られている
   ガラスの剣(使用回数1回のみ)  偶数が出たら即死させることができる
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   12:琴師を撃破  125
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   19:魔光の玉  7
   20:ギャラハットの家に泊まる  1
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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 ディアブロ II リザレクテッド:獄炎エディションをびんぼうトレハンソーサでプレイ開始!


 牢に囚われているマリウスの元にティラエルがやってくる。
 マリウスは今までのことをティラエルに話し出す。


 ローグたちの修道院で起こった悪夢から逃れるため、マリウスは各地を放浪していたが、ある日、酒場にやってきた放浪者がマリウスの目の前で悪魔たちを呼び出す。
 マリウスは放浪者の跡を追い、東へ共に旅をする。


 プレイ開始。
 ワリヴから、近況を教えてもらう。
 見えざる眼の姉妹の司祭長のアカラから、アンダリエルに襲われて館を追い出されて、ここで野営しており、この野営地を襲おうとしている邪悪の巣窟の魔物を全滅してほしい、と頼まれる。


 血の荒野へ。
 フローズンアーマーを習得!


 邪悪の洞窟へ。
 アイスボルトを習得!


 コープスファイアを倒す!
 フサルの鉄拳をゲット!


 邪悪の洞窟内にいる魔物を全滅させて、アカラに報告して、クエストクリアして、スキルポイント+1で、インナーフレイムを習得!

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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!
 倉田のシナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん→エンディング№369~375を見る


 七不思議を聞く当日、日野先輩は、忙しいらしく来られなくなってしまい、坂上一人で仕切ることになってしまった。
 集められた7人が誰なのか知らない坂上。この鳴神学園は1学年が500名いるマンモス校のため、入学しから卒業するまで一度も顔を合わせたことがない生徒がいるくらいだ。
 緊張感と今朝からの気だるさとどんより曇った天気で、気分が悪い坂上は、空気を吸おうと窓から身を乗り出す。


 新聞部の部室の扉を開けると、すでに6人が待っていたが、坂上が知っている顔はひとつもない。
 坂上は会釈すると空いている席に座るが、7人目が来ていないことに気付く。
 「あなたが7人目ですか」と隣に座った男から声を掛けられる。
 思わず立ち上がった坂上は「あ、違います。僕は新聞部の坂上修一といいます。本日は、皆さんお忙しい中お集まりいただき本当にありがごうざいました」とあいさつをし、一礼して座り直した。
 メンバーは男性4名、女性2名で、それぞれが初対面なのか会話がない。
 「いつまでこうしてればいいんだ?」と、坂上の正面に座っている、ポケットに手を突っ込んだ不良っぽい男子生徒が、坂上をにらみつける。
 「こうしていつまで顔を突き合わせていてもしょうがありませんし、あと一人もいつ来るかわからないですし、もしよければ話を始めませんか?」と、ふくよかな体格の男が人懐っこさそうな柔らかな笑顔を浮かべながら言った。
 坂上が「彼の言う通りです。皆さんさえよろしければ、そろそろ話を始めたいのですが」と切り出すと、さっきの不良っぽい男が「俺は構わないぜ」と言い、残りのみんなもうなずいた。
 「そうね、これ以上待たされるのも嫌だし、悪いのは約束の時間を守れないほうね。始めてちょうだい」
 「うんうん、私、早くしゃべりたいし、みんなの話も聞きたい」
 「レディのお二人がそう言っているんだ。気を利かしてさっさと始めたまえよ」
 「あ、はい、それでは早速始めさせて頂きます」


 1人目は細田友春を選択。
 「僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?」
  • 楽しみにしていた
  • 特に気にしていない
  • あまり乗りではなかった
 「坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
 それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
 迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
 あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
 あのう、坂上君って、友達とかいます?」
  • 多いほう
  • あまりいないor
  • 早く話を進めてください→風間と岩下の話を聞いている場合はシナリオ:トイレの恋、風間・新堂・岩下を1番目で2番目に細田を選択するとシナリオ:サトリサマ
 風間と新堂と岩下の話を全て聞いていない場合はシナリオ:機を見る男開始!


 細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。


 「あの、なんだか坂上君となら良いお友達になれそうな気がするんですよ。
 坂上君はどうですか、そんな気がしませんか?」
 「ええっ、おかしいですね、そんなはずないんですけど。もしかして照れてるんですか?
 可愛いなあ。ますます坂上君のことが好きになっちゃいましたよ。うふふふ」


 細田のクラスに大河内雄大という名前の生徒がいる。名は体を表すと言うが、大河内の場合は真逆で、彼は華奢で小さな、いかにもいじめられっ子といった感じの体格だった。
 でも、彼は不思議といじめられてなかった。自分の世界を持っているというか、近寄りがたい雰囲気を持っていた。
 だから、クラスには一人の友達がいないようで、大河内が誰か他の人と話しているのを見たことは一度もなかった。
 細田もクラスに一人も友達がいないので、一方的に大河内に仲間意識みたいものを持っていた。


 そんなある日のこと、細画は昼休みにいつものように一人でお弁当を食べていたが、トイレに行きたくなった。
 トイレの大の方に入るのを人に見られたくない細田は、数回トイレを覗きにいったが、誰か人がいて用を足すことができなかった。
 仕方なく教室の戻った細田は、次の授業を我慢したまま受けた。
 その授業が終わった後の休み時間、細田はトイレに行こうかどうか迷っていた。
 「細田君、今なら大丈夫だよ。今がトイレに行く絶好のチャンスだよ」と、小さな声が聞こえてきた。顔を上げると大河内だった。
 「ありがとう!」
 大河内へのお礼もそこそこに細田はトイレに走った。
 トイレは奇跡的に誰もいなくて、大河内の言う通り、まさに絶好に機会だった。


 その後も、細田がトイレに行くのを我慢している時、大河内が「今なら大丈夫だよ」とトイレに行くタイミングを教えてくれた。
 彼が教えてくれたときは不思議とトイレに誰もおらず、安心してトイレに行けるようになった。


 ある日の昼休みに細田は思い切って、大河内に聞いてみることにした。
 「僕に何か特別な力があるんじゃないかって?」
 細田は、いつも大河内の言う通りにトイレに行くが、その時いつも人がいないなんておかしい、と伝えた。
 「そうだよね。特に隠すつもりはないから教えるけど、僕には物事を行う絶好の機会。タイミングが見えるんだよ。
 例えばトイレで誰にも気づかれずに用を足すタイミングとか、好きな人に告白して成功するタイミングとか、いろいろあるよね」
 細田は愕然とした。物凄い力だ、と。でも、信じられない気持ちもあった。
 「あ、その顔は僕の話を信じてないな。
 例えばスーパーはコンビニで買い物をするでしょ。その時レジが混んでる時ってない?あらかじめ空いている時間帯がわかればその時に行けばいい。
 でもさ、それくらういは大抵の人がちょっと気をつければできるんだ。その上に行くためには、どのレジに並べばより効率よく時間を短縮できるかを瞬時に判断できる能力が必要になる。
 そのレジに立っている店員の慣れ、並んでいる客の持っているカゴに入っている中身、客層、客の年齢、性別、そういったものをすべて計算して判断する。
 もっともそれ以前に店の位置、人の流れ、天候や日時も関係するから事前に把握することは多い。それらをすべて見るんだよ。
 そうすればいつ何をするのがベストな選択かがわかるんだ。せっかくの人生、無駄は省かなくっちゃね」
 「そんなこと誰にもできるものなの?」
 「無理だね。ただし、人並みならぬ努力をすれば誰でもできることさ。
 誰でもできる簡単なことを誰もまねできないほど繰り返し努力することさ。だから、この能力を手に入れることは誰にもできるけど、誰にもできないのさ。
 結局は観察力さ。かの名探偵ホームズもその人を一瞬見ただけで、職業から住んでいる土地、今悩んでいることなどを的確に当てたという。
 それは、その対象者をどれだけよく観察し、また知識に長けていたかということさ。僕は、そういった人間を観察することで、彼が次に何をしたいか、今何に悩んでいるかがわかるんだよ。
 でもね、残念なことに自分に関してはその力を使えないんだ。自分のこととなると逆に不幸のカードばかり引いてしまう。
 スーパーのレジを選ぶのも要領が悪いし、レストランを選んでもまずい店ばかり引いてしまう。
 それにすべてがわかるわけじゃないからね。どの宝くじ売り場でいつ買えば当たるとか、競馬で大穴を当てて一山儲けるとか、ギャンブル系のことはとかく力を発揮しない。
 それに人との相性もあるようだ。たまたま細田君はわかりやすい人間だから、タイミングを見ることができただけさ。
 細田君は信用できるからこの能力のことを話しているけれど、もし悪い奴に知られたら悪用されてしまう。ギャンブルでは効果を発揮しないと説明したって信じてもらえないし。
 過去にそういう目にあって苦い思いをしたのも一度や二度じゃ効かないんだよ、だからみんなにはくれぐれも内緒だよ」


 次の日の朝、細田が教室入ると大河内が一人の女子生徒を話をしていた。
 細田は素知らぬ振りをして席に着くと、こっそりと彼らの会話に耳を傾けた。
 どうやらその女子生徒は、告白のタイミングについて大河内を話しているようだった。
 多分、昨日の会話をどこかで耳にしたのだろう。


 その日の昼休みに大河内に訊ねてみると、やはり昨日の会話を偶然聞いていたそうだ。
 半信半疑に思いながら告白する絶好のタイミングについて彼にきき、彼も見えた答えを彼女に教えてあげたそうだ。


 それから数日たったある日、大河内の席に逼迫した表情の男女が何人も集まっていた。
 どうやら、この前タイミングを教えてあげた女子生徒が告白して、成功したそうで、その話が瞬く間に広がって、同じような悩みを持ち人たちが彼の話を聞きに来たのだ。
 その日を境に、昼休みに大河内の席に恋の悩みに迷える子羊たちが列を作るようになり、放課後は他のクラスメイトが彼を遊びに誘うようになった。
 つい先日までクラスで孤独だった人が、たった数日間で学校中の人気者ともいえる立場になった。
 それから、細田と大河内はだんだんと疎遠になっていった。


 また数日経ったある日、大河内が細田の席にやってきた。
 「僕の力の秘密を知りたくないかい?」
 「たゆまぬ努力の賜物でしょ?」
 「いや、それはあくまでも建前だよ。だが、本質は別にある。
 最近他の人とよく話すようになったけど、細田君は特別だから。だから僕についてもっと知ってほしいんだよ。今日の放課後、僕の家に来てくれないかい?」


 「坂上君だった、この突然のお誘い、どうしますか?」
  「ごめん、せっかくだけど遠慮しておくよ」
 細田は大河内の秘密を知りたかったが、それは知ってはいけないことな気がした。


 細田が大河内の誘いを断った後も、彼は今までと同じように、細田にトイレに行くタイミングを教えてくれた。
 と言っても、その時にはクラス中の人が大河内を頼りにしており、気づいたら大河内はクラスの中心人物になっていた。大河内の言葉には皆、素直に従い、何か決め事があれば彼に決定を委ねる。
 そして、大河内も周囲の影響を受けて変わり始めていた。自信がなさそうにいつも下を向いていた彼が、堂々とまっすぐ前を向くようになり、引っ込み事案で絶対に自分から挨拶をするような性格ではなかったのに、「みんな、おはよう」と朝、教室に入ると挨拶するようになった。
 大河内が席に座ると、教室にいたクラスメイトが彼の机にわざわざ近づいていって挨拶をし、その後に教室に来た人もわざわざ彼の机に行って挨拶していくのだ。
 そして昼休みになると、大河内の席の周囲には人だかりができていて、口々に自分の悩みを言って彼にアドバイスをもらっていた。
 「細田くん、今ならトイレに行っても誰もいないよ。だから安心して行っておいで!」
 大河内は人込みの中から細田に向けて手を振ってくるから、クラスメイトも細田に注目し、蔑む表情を浮かべる。そうなったら細田は逃げるように教室から出るしかない。
 そして、「あいつは僕がいないとトイレにも行けないんだ」という笑い声が背後から聞こえてくる。
 そうして大河内はどんどんクラスの人気者になっていって、細田はどんどんクラスで孤立していった。
 でも、大河内はタイミングに関しては絶対的な力を持っているが、それ以外は普通の人間と同じなのに、皆は大河内をまるで全知全能の存在だと思っていた。


 そんなある日のこと、大河内の周囲は怒号とすすり泣く声に満ちていた。
 星野元風「お前の言った通りに勉強したのに成績が上がらなかったじゃねえかよ!」
 菊崎あきな「酷いよ、ポチの病気は良くなるって言ったのに・・・」
 皆、口々に大河内への不満を投げかけていた。
 その日を境に大河内の周りから次々と人が離れて行った。
 大河内は孤独に耐えられなくなっていた。最初は数日もすれば自分の力を認めなおして戻ってきてくれると思っていたが、数日経っても自分の周りに人だかりができることはない。
 危機感を覚えた大河内は、手段を択ばないようになり、休み時間に手あたり次第他人のタイミングを見るようになった。
 「佐藤さん、告白するなら今日の放課後だよ」
 「鈴木君、そのゲームを買うなら3日後のほうがいい」
 そう言って、クラスメイトを次々と指さしては声高に叫んだ。でも、もはや大河内の言葉に耳を貸す人はおらず、遂に彼の周囲には誰もいなくなってしまった。
 聞きもしないことや人に聞かれたくないことも勝手に大声でまくしたてるもんだから、うざがられたのだ。
 そして、大河内の言っていることが嘘か本当かは別として、まるで心を読まれているみたいに悩んでいる事を当てられるのが気味悪がっていた。
 大河内は、一気に人気と信用を失い、クラスの腫物として扱われるようになってしまい、彼は学校に来なくなった。


 それから2週間ほど経ったころ、大河内が学校へ来たが、2週間前までは黒々としていたはずの髪は白く乱れ、その肌はかさかさに乾燥しきり、見ていて痛々しいくらいにやつれているのに、その両目だけは爛々とした光を放っていた。
 細田は、大河内が能力の代償を受けたんだと思った。
 「やっと見えたんだ。自分のタイミング。今なら皆に一生忘れられずに済む」
 大河内はぶつぶと呟きながら教室の中心へと進むと、ポケットから1本のシャーペンを取り出した。
 「みんな、見てくれ」
 そう言うと、大河内は手に持ったシャーペンを自分の右目に突き刺した。
 次に大河内は、ポケットから取り出したコンパスを自分の左目へと突き刺した。
 目が見えないであろう大河内は手探りでポケットを探り、取り出した鉛筆を両方の手の平に突き刺した。
 大河内は細田の方を向くと、これ以上はないというくらいの満面の笑みを浮かべた。
 そして、仕上げとばかりにポケットから小さなナイフを取り出すと、躊躇なく自分の首元へと突き立てた。
 傷口からぼぷりと血が溢れて、そのまま大河内は床へと崩れ落ちるように倒れた。最後の寸簡まで彼は満面の笑みを浮かべたままだった。


 「大河内君が倒れると同時に掛けられた魔法が解けたように叫び声を上げて、あまりに凄惨な光景と教室の中に漂う錆び臭さに嘔吐する人も大勢いました。
 初めて見た自分の絶好の機会が自殺のタイミングだったと考えると、なんだか大河内君が不憫に思えますね。
 確かにあの時、あの場には欠けることなくすべてのクラスメイトがいたんですよ。それに加えて彼に群がっていた他クラスの生徒たちもね。
 今となっては誰も大河内君のことを話題に出しませんけど、誰も忘れてなんかいないはずです。その証拠に、僕のクラスの人たちは皆ボールペンを使っていますからね。シャーペンを見ると吐いてしまうって人が何人もいるくらいですから。
 大河内君は大勢の人に二度と消えないトラウマを植え付けることに成功したんですよ。絶妙な自殺のタイミングによって。
 僕は思うんです。彼の力は本当に物事の絶好の機会を見ることができるだけだったんでしょうか?僕は彼にはタイミングを操作する能力もあったんじゃないかって思うんです。
 彼はトイレに人がいないタイミングを見ると同時に、その時一切トイレに人が来ないようにしてたんですよ。そして、自分と相性の合う人間をクラスに集めることができた、とか。
 本当に大河内君は神に近い存在だったことに本人が気づいていたら、あの悲劇は防げたんでしょうか?」


 エンディング№293:自分のタイミング
 エンディング数 107/657 達成度16%
 キャラクター図鑑 63/122 達成度51%
 イラストギャラリー 60/283 達成度21%

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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!
 倉田のシナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん→エンディング№369~375を見る


 七不思議を聞く当日、日野先輩は、忙しいらしく来られなくなってしまい、坂上一人で仕切ることになってしまった。
 集められた7人が誰なのか知らない坂上。この鳴神学園は1学年が500名いるマンモス校のため、入学しから卒業するまで一度も顔を合わせたことがない生徒がいるくらいだ。
 緊張感と今朝からの気だるさとどんより曇った天気で、気分が悪い坂上は、空気を吸おうと窓から身を乗り出す。


 新聞部の部室の扉を開けると、すでに6人が待っていたが、坂上が知っている顔はひとつもない。
 坂上は会釈すると空いている席に座るが、7人目が来ていないことに気付く。
 「あなたが7人目ですか」と隣に座った男から声を掛けられる。
 思わず立ち上がった坂上は「あ、違います。僕は新聞部の坂上修一といいます。本日は、皆さんお忙しい中お集まりいただき本当にありがごうざいました」とあいさつをし、一礼して座り直した。
 メンバーは男性4名、女性2名で、それぞれが初対面なのか会話がない。
 「いつまでこうしてればいいんだ?」と、坂上の正面に座っている、ポケットに手を突っ込んだ不良っぽい男子生徒が、坂上をにらみつける。
 「こうしていつまで顔を突き合わせていてもしょうがありませんし、あと一人もいつ来るかわからないですし、もしよければ話を始めませんか?」と、ふくよかな体格の男が人懐っこさそうな柔らかな笑顔を浮かべながら言った。
 坂上が「彼の言う通りです。皆さんさえよろしければ、そろそろ話を始めたいのですが」と切り出すと、さっきの不良っぽい男が「俺は構わないぜ」と言い、残りのみんなもうなずいた。
 「そうね、これ以上待たされるのも嫌だし、悪いのは約束の時間を守れないほうね。始めてちょうだい」
 「うんうん、私、早くしゃべりたいし、みんなの話も聞きたい」
 「レディのお二人がそう言っているんだ。気を利かしてさっさと始めたまえよ」
 「あ、はい、それでは早速始めさせて頂きます」


 1人目は細田友春を選択。
 「僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?」
  • 楽しみにしていた
  • 特に気にしていない
  • あまり乗りではなかった
 「坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
 それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
 迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
 あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
 あのう、坂上君って、友達とかいます?」
  • 多いほう
  • あまりいないor
  • 早く話を進めてください→風間と岩下の話を聞いている場合はシナリオ:トイレの恋、風間・新堂・岩下を1番目で2番目に細田を選択するとシナリオ:サトリサマ
 風間と新堂と岩下の話を全て聞いていない場合はシナリオ:機を見る男開始!


 細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。


 「あの、なんだか坂上君となら良いお友達になれそうな気がするんですよ。
 坂上君はどうですか、そんな気がしませんか?」
 「ええっ、おかしいですね、そんなはずないんですけど。もしかして照れてるんですか?
 可愛いなあ。ますます坂上君のことが好きになっちゃいましたよ。うふふふ」


 細田のクラスに大河内雄大という名前の生徒がいる。名は体を表すと言うが、大河内の場合は真逆で、彼は華奢で小さな、いかにもいじめられっ子といった感じの体格だった。
 でも、彼は不思議といじめられてなかった。自分の世界を持っているというか、近寄りがたい雰囲気を持っていた。
 だから、クラスには一人の友達がいないようで、大河内が誰か他の人と話しているのを見たことは一度もなかった。
 細田もクラスに一人も友達がいないので、一方的に大河内に仲間意識みたいものを持っていた。


 そんなある日のこと、細画は昼休みにいつものように一人でお弁当を食べていたが、トイレに行きたくなった。
 トイレの大の方に入るのを人に見られたくない細田は、数回トイレを覗きにいったが、誰か人がいて用を足すことができなかった。
 仕方なく教室の戻った細田は、次の授業を我慢したまま受けた。
 その授業が終わった後の休み時間、細田はトイレに行こうかどうか迷っていた。
 「細田君、今なら大丈夫だよ。今がトイレに行く絶好のチャンスだよ」と、小さな声が聞こえてきた。顔を上げると大河内だった。
 「ありがとう!」
 大河内へのお礼もそこそこに細田はトイレに走った。
 トイレは奇跡的に誰もいなくて、大河内の言う通り、まさに絶好に機会だった。


 その後も、細田がトイレに行くのを我慢している時、大河内が「今なら大丈夫だよ」とトイレに行くタイミングを教えてくれた。
 彼が教えてくれたときは不思議とトイレに誰もおらず、安心してトイレに行けるようになった。


 ある日の昼休みに細田は思い切って、大河内に聞いてみることにした。
 「僕に何か特別な力があるんじゃないかって?」
 細田は、いつも大河内の言う通りにトイレに行くが、その時いつも人がいないなんておかしい、と伝えた。
 「そうだよね。特に隠すつもりはないから教えるけど、僕には物事を行う絶好の機会。タイミングが見えるんだよ。
 例えばトイレで誰にも気づかれずに用を足すタイミングとか、好きな人に告白して成功するタイミングとか、いろいろあるよね」
 細田は愕然とした。物凄い力だ、と。でも、信じられない気持ちもあった。
 「あ、その顔は僕の話を信じてないな。
 例えばスーパーはコンビニで買い物をするでしょ。その時レジが混んでる時ってない?あらかじめ空いている時間帯がわかればその時に行けばいい。
 でもさ、それくらういは大抵の人がちょっと気をつければできるんだ。その上に行くためには、どのレジに並べばより効率よく時間を短縮できるかを瞬時に判断できる能力が必要になる。
 そのレジに立っている店員の慣れ、並んでいる客の持っているカゴに入っている中身、客層、客の年齢、性別、そういったものをすべて計算して判断する。
 もっともそれ以前に店の位置、人の流れ、天候や日時も関係するから事前に把握することは多い。それらをすべて見るんだよ。
 そうすればいつ何をするのがベストな選択かがわかるんだ。せっかくの人生、無駄は省かなくっちゃね」
 「そんなこと誰にもできるものなの?」
 「無理だね。ただし、人並みならぬ努力をすれば誰でもできることさ。
 誰でもできる簡単なことを誰もまねできないほど繰り返し努力することさ。だから、この能力を手に入れることは誰にもできるけど、誰にもできないのさ。
 結局は観察力さ。かの名探偵ホームズもその人を一瞬見ただけで、職業から住んでいる土地、今悩んでいることなどを的確に当てたという。
 それは、その対象者をどれだけよく観察し、また知識に長けていたかということさ。僕は、そういった人間を観察することで、彼が次に何をしたいか、今何に悩んでいるかがわかるんだよ。
 でもね、残念なことに自分に関してはその力を使えないんだ。自分のこととなると逆に不幸のカードばかり引いてしまう。
 スーパーのレジを選ぶのも要領が悪いし、レストランを選んでもまずい店ばかり引いてしまう。
 それにすべてがわかるわけじゃないからね。どの宝くじ売り場でいつ買えば当たるとか、競馬で大穴を当てて一山儲けるとか、ギャンブル系のことはとかく力を発揮しない。
 それに人との相性もあるようだ。たまたま細田君はわかりやすい人間だから、タイミングを見ることができただけさ。
 細田君は信用できるからこの能力のことを話しているけれど、もし悪い奴に知られたら悪用されてしまう。ギャンブルでは効果を発揮しないと説明したって信じてもらえないし。
 過去にそういう目にあって苦い思いをしたのも一度や二度じゃ効かないんだよ、だからみんなにはくれぐれも内緒だよ」


 次の日の朝、細田が教室入ると大河内が一人の女子生徒を話をしていた。
 細田は素知らぬ振りをして席に着くと、こっそりと彼らの会話に耳を傾けた。
 どうやらその女子生徒は、告白のタイミングについて大河内を話しているようだった。
 多分、昨日の会話をどこかで耳にしたのだろう。


 その日の昼休みに大河内に訊ねてみると、やはり昨日の会話を偶然聞いていたそうだ。
 半信半疑に思いながら告白する絶好のタイミングについて彼にきき、彼も見えた答えを彼女に教えてあげたそうだ。


 それから数日たったある日、大河内の席に逼迫した表情の男女が何人も集まっていた。
 どうやら、この前タイミングを教えてあげた女子生徒が告白して、成功したそうで、その話が瞬く間に広がって、同じような悩みを持ち人たちが彼の話を聞きに来たのだ。
 その日を境に、昼休みに大河内の席に恋の悩みに迷える子羊たちが列を作るようになり、放課後は他のクラスメイトが彼を遊びに誘うようになった。
 つい先日までクラスで孤独だった人が、たった数日間で学校中の人気者ともいえる立場になった。
 それから、細田と大河内はだんだんと疎遠になっていった。


 また数日経ったある日、大河内が細田の席にやってきた。
 「僕の力の秘密を知りたくないかい?」
 「たゆまぬ努力の賜物でしょ?」
 「いや、それはあくまでも建前だよ。だが、本質は別にある。
 最近他の人とよく話すようになったけど、細田君は特別だから。だから僕についてもっと知ってほしいんだよ。今日の放課後、僕の家に来てくれないかい?」


 「坂上君だった、この突然のお誘い、どうしますか?」
  • 家に行くと思う
  • 断ると思う
  細田は大河内の提案に少し迷いながら、彼の秘密を見に行くことにした。
 「ここが僕の家だよ。両親は仕事でいないし、遠慮なく上がってくれ」
 そう言って大河内は細田を部屋まで案内した。
 彼の部屋は殺風景だった。あまりにも物がないのだ。部屋の中にあるのは、机とベッドくらいだった。
 「大河内君の力の秘密は何なんだい?」
 「それが自分でもよくわからないんだ。なにも話はこれで終わりな訳じゃないんだ」
 そして大河内は話し始めた。彼によれば、この能力をいつから自分が持っているのか、どうして自分が持っているかはわからない。けれど能力を使うたびに少し痛みを感じる場所があり、そこに自分の力の秘密があるんじゃないかと推測しているとのことだった。
 「その痛む場所っていうのがここなんた。見てくれないか?」
 そうして、彼が指さしたのは、首の外からは見えにくい部分にできている一つの小さなイボだった。
 直径1センチくらいのイボだが、顔が付いていた。目と口だと思われる部分があり、口は不気味な笑みを浮かべていた。人面瘡というやつだろうか。
 それをじっと見ていると底冷えがし、長い間見ていることができなかった。細田は大河内にそのイボが良くないものであることを伝えた。
 その力を使い続けるときっと不幸になる、と。
 「僕の体の事は僕が一番わかっているよ。それにこれは神様が僕にくれた力なんだ。君にとやかく言われる筋合いはない」
 そう言って細田の言葉を跳ねつけ、取り合わなかったが、細田も引き下がらなかった。友達が不幸になる目に遭うのを見たくなかったのだ。
 だが、いくら説得しても大河内は細田の言葉を受け入れてはくれず、その日はそのまま帰ることになった。


 次の日も昼休みになると、大河内のところに行列ができて悩みを相談しに行っていた。大河内はそれに一人ずつ答えてあげているようだった。
 途中小さく顔をしかめる部分があったので、その時に力を使っていたようだ。でも、その時には決まって細田は寒気を感じるようになった。
 大河内が心配になった細田は、具合の悪いところはないか聞いてみた。
 「大丈夫。やっぱりイボが少し痛むけど、他におかしなところはないよ」
 そう言って、大河内は細田に笑顔を向け、トイレに行くなら今が良いと、少し顔をしかめながら教えてくれた。


 「そういう特殊な力を使い続けて、体には何の影響もないと思いますか?」
 「いいえ、やっぱりああいう力を使えば、当然その反動が自分の体にくるんですよ」


 それから数日経った、ある日のこと。
 その日登校してきた大河内は首元に少し大きめの絆創膏を付けており、昨日怪我をしたと言った。
 その日の昼休みも、いつものように何人かのクラスメイトが大河内の周囲にいた。
 川辺志道が、「彼女に浮気がバレそうなんだけどさ、どうせバレるんだったら僕の方からゲロっちゃうのが良いかと思ってさ。どうだろうか?」と聞いてきて、大河内は、「ぜひ、そうしたほうが良い。明日の放課後、彼女を読みだして話すといいよ」と答えていた。
 「サンキュー」
 「じゃあお布施を」
 「金とんの?」
 「タダほど高いものはないって言うだろ?僕の相談は確実だからね、ちゃんとお布施は頂かないと」
 「いくら?」
 「100円?そりゃ良心的だ。ありがとうな、ほら、100円」


 相変わらず大河内の人生相談は大人気で、それからまた数日が過ぎた。
 高田護が「この前のテストなんだが思ったほど実力が出せなくてね。80点なんて答案を見せたら、うちの親は卒倒してしまうからさ。悪いが、答案用紙を見せるもっとも適したタイミングを教えてほしいんだ」と言うと、大河内は「まずはお布施を」と言った。
 「ああ、100円だったね」
 「いや、1000円だ。嫌なら別にそれでいいさ。払う価値があると思うことにだけ払えばいい。別に僕は強要しない」
 「確かに君の言う通りだ、払うよ」
 1000円となると渋る者も出てきたが、相談に乗ってほしいという生徒たちは後を絶たなかった。


 そんなある日のこと。
 吉川虎之介が「おめえ、随分と羽振りがいいみてえじゃねえか。ちょっと小遣い欲しいんだけれど、都合してくれるよな?」と言ってきたので、大河内は「どうして僕が君に小遣いを出さなければならないんだ?それより、君のことをタダで見てあげようか?」と答えた。
 「何を見るんだよ。それで小遣いでも手に入るなら、今回は見逃してやってもいいぜ」
 「今日の午後6時につごもり橋の傍にあるスーパーの駐車場へ行くといい。そこで思いもよらぬ大金が手に入るはずだ」
 「嘘だったら承知しねえからな!」


 そして翌朝、血相を開けた吉川がやってきた。
 「ひゃっはー!お前の言う通りスーパーの駐車場へ行ったらよ。高級そうな車の外に100万円入った財布が落ちていたんだ。ほらよ、礼金、10000円やるぜ、取っときな」
 「僕はいらないよ」
 「あ、そ、じゃまた頼むわ」


 その翌日のホームルームで、担任の稲垣先生が「昨日、吉川君が交通事故に遭ったそうだ。鳴神学園付属病院に入院しているが、命に別状はないそうだ。時間のある人間はお見舞いに行ってあげるように」と言ったので、吉川と仲の良かった星野がさっそくお見舞いに行った。
 それで話を聞いてきたら、交通事故というのは嘘で100万円入った財布の持ち主がヤクザで、御礼参りにあったそうだ。なんでもこの話を丸く収めたければ500万円用意するように言われたおうで、心底震えながら泣いていたそうだ。


 それから、大河内の相談料は一律で値上げこそなかったものの、相談する内容になっては10万円とか求められるようになった。
 でも支払う金額は相談に見合ったものなので、決して暴利だとは言われなかった。それこそ、難病の母親の手術日はいつがいいかとか、DVに遭っているお姉ちゃんの旦那から逃げるにはどうすればいいかとか、命に係わるような相談だった。


 そんなある日のこと、突然、細田は大河内の家に招かれた。
 家に行くと、突然大河内は切り出してきた。
 「細田君、そろそろお別れだ」
 「え?」
 「あのイボのことは憶えているかい?実はね、僕はあのイボと共存する方法を話し合ったんだよ。あれはね、宇宙から来た生命体らしいんだ。
 信じられないのも無理はない。あのイボはね、人間の生命エネルギーを主食にしているんだよ。
 安心してくれ。僕は君を食べないよ。それより、ほとんど食べ尽くした。うちのクラスをね。
 僕がみんなの相談を聞くことで彼らから発生される欲望の塊を生命エネルギーに変換してイボは栄養素にするんだ。
 しかも、その悩みが大きければおおきいほど良質な生命エネルギーが手に入るのだ。それ相応の悩みはイボの栄養素になるんだよ。
 でも、それを摂りすぎると相談した相手は死んでしまう。君は気づかないかい?最近、うりのクラスメイトたちに覇気がないことを。
 これ以上吸い続けると死人が出そうだからね。僕とイボは別の町に行くことにしたよ。それじゃあ、達者でな、細田君」
 「どうして僕にそんな話をするんですか?」
 「君だけが僕の本当の友達だったからだ。君はトイレにいつ行けるのか、そんな小さな悩みを持っていた。そして僕が自分の能力の話をするととても驚いてくれた。でも、その力を利用しようとしなかった。
 みんなが僕の力で幸せになろうとしていたのに、君だけは違った。僕を普通の人間として心配し、同じ目線で話してくれた。だから、君だけが僕の本当の友達だ」
 細田は大河内になんて言っていいかわからなかったが、ずっと泣いていた。


 学校へ行くと、大河内は両親の都合で突然転校することになったと先生から報告があった。
 吉川はやっと病院から退院してきたが、ヤクザとの関係はまだ切れていないようでいつもおどおどしていた。


 「いつも僕をイジメていた彼がおとなしくなってくれただけでも、大河内君には感謝しなければなりません。
 そんな大河内君は、今、どこでどうしているのかもわかりません。でもね、どこかの町でうまく普通の人間の振りをして暮らしているんでしょうね」


 エンディング№292:本当の友達
 エンディング数 106/657 達成度16%
 キャラクター図鑑 63/122 達成度51%
 イラストギャラリー 59/283 達成度20%

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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!
 倉田のシナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん→エンディング№369~375を見る


 七不思議を聞く当日、日野先輩は、忙しいらしく来られなくなってしまい、坂上一人で仕切ることになってしまった。
 集められた7人が誰なのか知らない坂上。この鳴神学園は1学年が500名いるマンモス校のため、入学しから卒業するまで一度も顔を合わせたことがない生徒がいるくらいだ。
 緊張感と今朝からの気だるさとどんより曇った天気で、気分が悪い坂上は、空気を吸おうと窓から身を乗り出す。


 新聞部の部室の扉を開けると、すでに6人が待っていたが、坂上が知っている顔はひとつもない。
 坂上は会釈すると空いている席に座るが、7人目が来ていないことに気付く。
 「あなたが7人目ですか」と隣に座った男から声を掛けられる。
 思わず立ち上がった坂上は「あ、違います。僕は新聞部の坂上修一といいます。本日は、皆さんお忙しい中お集まりいただき本当にありがごうざいました」とあいさつをし、一礼して座り直した。
 メンバーは男性4名、女性2名で、それぞれが初対面なのか会話がない。
 「いつまでこうしてればいいんだ?」と、坂上の正面に座っている、ポケットに手を突っ込んだ不良っぽい男子生徒が、坂上をにらみつける。
 「こうしていつまで顔を突き合わせていてもしょうがありませんし、あと一人もいつ来るかわからないですし、もしよければ話を始めませんか?」と、ふくよかな体格の男が人懐っこさそうな柔らかな笑顔を浮かべながら言った。
 坂上が「彼の言う通りです。皆さんさえよろしければ、そろそろ話を始めたいのですが」と切り出すと、さっきの不良っぽい男が「俺は構わないぜ」と言い、残りのみんなもうなずいた。
 「そうね、これ以上待たされるのも嫌だし、悪いのは約束の時間を守れないほうね。始めてちょうだい」
 「うんうん、私、早くしゃべりたいし、みんなの話も聞きたい」
 「レディのお二人がそう言っているんだ。気を利かしてさっさと始めたまえよ」
 「あ、はい、それでは早速始めさせて頂きます」


 1人目は細田友春を選択。
 「僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?」
  • 楽しみにしていた
  • 特に気にしていない
  • あまり乗りではなかった
 「坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
 それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
 迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
 あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
 あのう、坂上君って、友達とかいます?」
  • 多いほう
  • あまりいないor
  • 早く話を進めてください→風間と岩下の話を聞いている場合はシナリオ:トイレの恋、風間・新堂・岩下を1番目で2番目に細田を選択するとシナリオ:サトリサマ
 風間と新堂と岩下の話を全て聞いていない場合はシナリオ:機を見る男開始!


 細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。


 「あの、なんだか坂上君となら良いお友達になれそうな気がするんですよ。
 坂上君はどうですか、そんな気がしませんか?」
 「ええっ、おかしいですね、そんなはずないんですけど。もしかして照れてるんですか?
 可愛いなあ。ますます坂上君のことが好きになっちゃいましたよ。うふふふ」


 細田のクラスに大河内雄大という名前の生徒がいる。名は体を表すと言うが、大河内の場合は真逆で、彼は華奢で小さな、いかにもいじめられっ子といった感じの体格だった。
 でも、彼は不思議といじめられてなかった。自分の世界を持っているというか、近寄りがたい雰囲気を持っていた。
 だから、クラスには一人の友達がいないようで、大河内が誰か他の人と話しているのを見たことは一度もなかった。
 細田もクラスに一人も友達がいないので、一方的に大河内に仲間意識みたいものを持っていた。


 そんなある日のこと、細画は昼休みにいつものように一人でお弁当を食べていたが、トイレに行きたくなった。
 トイレの大の方に入るのを人に見られたくない細田は、数回トイレを覗きにいったが、誰か人がいて用を足すことができなかった。
 仕方なく教室の戻った細田は、次の授業を我慢したまま受けた。
 その授業が終わった後の休み時間、細田はトイレに行こうかどうか迷っていた。
 「細田君、今なら大丈夫だよ。今がトイレに行く絶好のチャンスだよ」と、小さな声が聞こえてきた。顔を上げると大河内だった。
 「ありがとう!」
 大河内へのお礼もそこそこに細田はトイレに走った。
 トイレは奇跡的に誰もいなくて、大河内の言う通り、まさに絶好に機会だった。


 その後も、細田がトイレに行くのを我慢している時、大河内が「今なら大丈夫だよ」とトイレに行くタイミングを教えてくれた。
 彼が教えてくれたときは不思議とトイレに誰もおらず、安心してトイレに行けるようになった。


 ある日の昼休みに細田は思い切って、大河内に聞いてみることにした。
 「僕に何か特別な力があるんじゃないかって?」
 細田は、いつも大河内の言う通りにトイレに行くが、その時いつも人がいないなんておかしい、と伝えた。
 「そうだよね。特に隠すつもりはないから教えるけど、僕には物事を行う絶好の機会。タイミングが見えるんだよ。
 例えばトイレで誰にも気づかれずに用を足すタイミングとか、好きな人に告白して成功するタイミングとか、いろいろあるよね」
 細田は愕然とした。物凄い力だ、と。でも、信じられない気持ちもあった。
 「あ、その顔は僕の話を信じてないな。
 例えばスーパーはコンビニで買い物をするでしょ。その時レジが混んでる時ってない?あらかじめ空いている時間帯がわかればその時に行けばいい。
 でもさ、それくらういは大抵の人がちょっと気をつければできるんだ。その上に行くためには、どのレジに並べばより効率よく時間を短縮できるかを瞬時に判断できる能力が必要になる。
 そのレジに立っている店員の慣れ、並んでいる客の持っているカゴに入っている中身、客層、客の年齢、性別、そういったものをすべて計算して判断する。
 もっともそれ以前に店の位置、人の流れ、天候や日時も関係するから事前に把握することは多い。それらをすべて見るんだよ。
 そうすればいつ何をするのがベストな選択かがわかるんだ。せっかくの人生、無駄は省かなくっちゃね」
 「そんなこと誰にもできるものなの?」
 「無理だね。ただし、人並みならぬ努力をすれば誰でもできることさ。
 誰でもできる簡単なことを誰もまねできないほど繰り返し努力することさ。だから、この能力を手に入れることは誰にもできるけど、誰にもできないのさ。
 結局は観察力さ。かの名探偵ホームズもその人を一瞬見ただけで、職業から住んでいる土地、今悩んでいることなどを的確に当てたという。
 それは、その対象者をどれだけよく観察し、また知識に長けていたかということさ。僕は、そういった人間を観察することで、彼が次に何をしたいか、今何に悩んでいるかがわかるんだよ。
 でもね、残念なことに自分に関してはその力を使えないんだ。自分のこととなると逆に不幸のカードばかり引いてしまう。
 スーパーのレジを選ぶのも要領が悪いし、レストランを選んでもまずい店ばかり引いてしまう。
 それにすべてがわかるわけじゃないからね。どの宝くじ売り場でいつ買えば当たるとか、競馬で大穴を当てて一山儲けるとか、ギャンブル系のことはとかく力を発揮しない。
 それに人との相性もあるようだ。たまたま細田君はわかりやすい人間だから、タイミングを見ることができただけさ。
 細田君は信用できるからこの能力のことを話しているけれど、もし悪い奴に知られたら悪用されてしまう。ギャンブルでは効果を発揮しないと説明したって信じてもらえないし。
 過去にそういう目にあって苦い思いをしたのも一度や二度じゃ効かないんだよ、だからみんなにはくれぐれも内緒だよ」


 次の日の朝、細田が教室入ると大河内が一人の女子生徒を話をしていた。
 細田は素知らぬ振りをして席に着くと、こっそりと彼らの会話に耳を傾けた。
 どうやらその女子生徒は、告白のタイミングについて大河内を話しているようだった。
 多分、昨日の会話をどこかで耳にしたのだろう。


 その日の昼休みに大河内に訊ねてみると、やはり昨日の会話を偶然聞いていたそうだ。
 半信半疑に思いながら告白する絶好のタイミングについて彼にきき、彼も見えた答えを彼女に教えてあげたそうだ。


 それから数日たったある日、大河内の席に逼迫した表情の男女が何人も集まっていた。
 どうやら、この前タイミングを教えてあげた女子生徒が告白して、成功したそうで、その話が瞬く間に広がって、同じような悩みを持ち人たちが彼の話を聞きに来たのだ。
 その日を境に、昼休みに大河内の席に恋の悩みに迷える子羊たちが列を作るようになり、放課後は他のクラスメイトが彼を遊びに誘うようになった。
 つい先日までクラスで孤独だった人が、たった数日間で学校中の人気者ともいえる立場になった。
 それから、細田と大河内はだんだんと疎遠になっていった。


 また数日経ったある日、大河内が細田の席にやってきた。
 「僕の力の秘密を知りたくないかい?」
 「たゆまぬ努力の賜物でしょ?」
 「いや、それはあくまでも建前だよ。だが、本質は別にある。
 最近他の人とよく話すようになったけど、細田君は特別だから。だから僕についてもっと知ってほしいんだよ。今日の放課後、僕の家に来てくれないかい?」


 「坂上君だった、この突然のお誘い、どうしますか?」
  • 家に行くと思う
  • 断ると思う
  細田は大河内の提案に少し迷いながら、彼の秘密を見に行くことにした。
 「ここが僕の家だよ。両親は仕事でいないし、遠慮なく上がってくれ」
 そう言って大河内は細田を部屋まで案内した。
 彼の部屋は殺風景だった。あまりにも物がないのだ。部屋の中にあるのは、机とベッドくらいだった。
 「大河内君の力の秘密は何なんだい?」
 「それが自分でもよくわからないんだ。なにも話はこれで終わりな訳じゃないんだ」
 そして大河内は話し始めた。彼によれば、この能力をいつから自分が持っているのか、どうして自分が持っているかはわからない。けれど能力を使うたびに少し痛みを感じる場所があり、そこに自分の力の秘密があるんじゃないかと推測しているとのことだった。
 「その痛む場所っていうのがここなんた。見てくれないか?」
 そうして、彼が指さしたのは、首の外からは見えにくい部分にできている一つの小さなイボだった。
 直径1センチくらいのイボだが、顔が付いていた。目と口だと思われる部分があり、口は不気味な笑みを浮かべていた。人面瘡というやつだろうか。
 それをじっと見ていると底冷えがし、長い間見ていることができなかった。細田は大河内にそのイボが良くないものであることを伝えた。
 その力を使い続けるときっと不幸になる、と。
 「僕の体の事は僕が一番わかっているよ。それにこれは神様が僕にくれた力なんだ。君にとやかく言われる筋合いはない」
 そう言って細田の言葉を跳ねつけ、取り合わなかったが、細田も引き下がらなかった。友達が不幸になる目に遭うのを見たくなかったのだ。
 だが、いくら説得しても大河内は細田の言葉を受け入れてはくれず、その日はそのまま帰ることになった。


 次の日も昼休みになると、大河内のところに行列ができて悩みを相談しに行っていた。大河内はそれに一人ずつ答えてあげているようだった。
 途中小さく顔をしかめる部分があったので、その時に力を使っていたようだ。でも、その時には決まって細田は寒気を感じるようになった。
 大河内が心配になった細田は、具合の悪いところはないか聞いてみた。
 「大丈夫。やっぱりイボが少し痛むけど、他におかしなところはないよ」
 そう言って、大河内は細田に笑顔を向け、トイレに行くなら今が良いと、少し顔をしかめながら教えてくれた。


 「そういう特殊な力を使い続けて、体には何の影響もないと思いますか?」
  • あると思う
  • ないと思う
 「やっぱり坂上君もそう思いますよね。ああいう力を使えば、当然その反動が自分の体にくるんですよ」


 それから数日経った、ある日のこと。
 その日登校してきた大河内は首元に少し大きめの絆創膏を付けており、昨日怪我をしたと言った。
 その日の昼休みも、いつものように何人かのクラスメイトが大河内の周囲にいた。
 「ごめん、ちょっと気分が悪くなっちゃったから、保健室に行ってくるね」
 突然大河内はそう言って、教室を出て行った。
 細田は教室を出ていく大河内が首に貼った絆創膏を押さえながら、顔をしかめているのを見た。
 嫌な胸騒ぎがした細田は、大河内を追って保健室に向かった。


 保健室には、お昼を食べに行ったのか保健の先生はいなかった。
 「大河内君、いるかい?」
 細田は保健室の奥に置かれたベッドに向かって声を掛けた。カーテンがかかっていて中の様子が見えないかったからだ。
 「細田君かい?ここにいるよ」
 カーテンを開けると、ベッドに横たわる大河内の姿があった。
 「あのイボに何か変化があったんだね?」
 大河内は黙って頷き、首に貼っていた絆創膏をはがした。
 イボは前よりも確実に大きくなっており、その顔はより鮮明に人の顔に近いものになっていた。しかも恐ろしいことに、そのイボの顔つきがなんとなく大河内に似てきたような気がした。
 だから細田は、もう一度大河内を説得した。これ以上力を使っちゃいけないことと、イボがなんとなく大河内に似てきていると。
 でも、大河内の返答は変わらなかった。あの力を使えなかった、また一人ぼっちになってしまう。


 あの日からも大河内は首に絆創膏をつけて学校に来て、昼休みにいつものように皆の相談に乗ってあげていたが、細田には近づいてこようとしなくなった。
 その日は何事もなく放課後になった。細田が帰り支度をしていると、大河内が近づいてきた。
 「あのさ・・・やっぱり何でもない」
 また明日、と小さく言い残して一人で帰っていった。


 細田が夕飯を食べていると、携帯がなった。
 大河内からの電話で、慌てた声だった。
 「今すぐ家に来てくれないか?今日は両親がいなくて、それで、あのイボを取ろうとしたら・・・」
 そして電話が切れてしまった。
 細田は、そのまま大河内の家に向かった。
 大河内の家は一切電気が点いていなくて、辺りは不気味な雰囲気で充ちており、細田は禍々しい霊気を感じた。
 「お邪魔します」
 扉を開けると霊気は一段と強く濃くなった。
 どうやら霊気は2階から降りてきているようで、それを辿っていくと一つの部屋に辿り着いた。この前入った大河内の部屋だった。
 「大河内君、そこにいるの?」
 すると部屋の中からくぐもったうめき声が聞こえた。
 「ありがとう、細田君。とりあえず中に入ってきてくれないか」
 部屋の中は暗くてよく見えなかったが、大河内はベッドの上に横たわっているようだった。
 大河内の顔を見た瞬間、細田は言葉を失った。人面瘡が彼の顔の半分以上を覆っていた。
 「最近、イボがどんどん顔みたいになっていって、昨日は口から膿を吐き出したんだ。
 だから我慢できなくなって、剃刀で切り落とそうとしたら、この通りだよ」
 人面瘡は大きく見開いた瞳を細田のほうにギョロリと向けると、端まで裂けた口を大きく開いてケタケタを笑い始めた。
 「ごめん、細田君。君の言う通りにしておけばよかったのかな。
 僕はもう駄目みたいだ。最後に君に会えてよかったよ」
 大河内が最後に何かを呟いたようだが、それはだんだんと大きくなる人面瘡の笑い声に塗りつぶされて、細田の耳には届かなかった。
 激しい頭痛を感じた細田の意識もだんだん遠ざかって行った・・・


 翌日、細田は自分のベッドの上で目を覚ました。
 その日はいつものように朝食を摂り、いつものように学校へ行った。
 いつもの時間に教室に入ると、大河内の姿はなかった。
 「おはよう」
 遅刻ギリギリで教室の扉を開けて、大河内が入ってきた。
 昼休みになれば、彼の机に数人の生徒が集まって悩み相談をする、いつもの光景が広がっていた。
 昼休みが終わりに近づき、大河内の周りに人がいなくなってから、細田は声をかけた。
 「大河内君、体の調子はどう?」
 「大丈夫だよ。ほら見てくれ、イボも元の大きさに戻ったんだ」
 そう言って、大河内はイボを見せた。
 でも、なんとなく違和感があった。最初イボを見たときは笑っているみたいに見えたが、今は泣いているように見えた。しかも大河内にそっくりだ。
 「次は君の番だ」
 そう言って大河内は不敵な笑みを浮かべると、首筋のイボをツンツンと叩いた。突然、細田は首筋に何やら痛みを感じ、ふと手を当ててみた。
 すると何やらと小さな突起物があり、触れるとまるで何かをしゃべりたそうにムズムズする。


 そこへ佐伯邦彦がやってきた。
 「なあ大河内、ちょっと相談なんだけど、こっちの服とこっちの服、どっちがより僕に幸運をもたらせてくれるかなあ」
 「ごめん佐伯君、僕はもうそういう力はなくなってしまったんだよ。だから相談にのることはできない、ごめんよ」
 大河内は、いつものように集まってきた相談相手を追い払ってしまった。そして、細田を何とも言えない笑みを浮かべて見ている。
 その時、細田にはいろいろなものが見えてきた。
 吉川君が欲しいものを買ってはならない。
 川辺君は今日のお笑い番組を見なければならない。
 菊崎さんはペットの犬の散歩を最低30分はしなければならない。
 中山さんは今している実験を今すぐにやめなければならない。
 そんな細田の思いを悟ったのか、大河内はそっと耳打ちしてきた。
 「うまく使えよ。じゃあ僕はトイレに行ってくるから、細田君、空いているかどうか占ってくれないか?」
 大河内の顔を見ると、トイレは空いているという思いが頭に浮かんだ。
 (言ってはいけない。もしこうやってみんなに教えたら、イボに乗っ取られてしまう。
 今の大河内君は、あのイボに乗っ取られた大河内君だ。)
 そう思った細田は思わず口を両手でふさいだ。
 「賢い選択だね。でも、友達のいない君がいつまでそうやって黙っていられるかな?」


 
 「あれ以来、大河内君は元気にやってますよ。もうすっかり今までの人と関わりを持たない、孤独な大河内君にね。
 でも、彼はそんな孤独をとても楽しんでいるようなんですよ。いや、正確に言うと孤独ではなく人間としての生活をね。
 ねえ坂上君、あのイボは何だったんでしょうか。あのイボは他人の人生のタイミングを教えてくれます。
 でも。それを教えることでイボは成長してしまんですよ。要するに、そういった特殊エネルギーを食料にしているんでしょうね。
 そして、成長したイボは寄生した人物といつか取って代わってしまう。あの大河内君のように。
 僕ね、見えるんですよ。坂上君の正体が。本当は何を考えて、本当は何をしないのか。
 でもね、それは教えてあげません。教えられません。だって、僕の命が掛かっているんですもの。
 最近はもう我慢するのも限界なんです。みんなの秘密、知りたいことを言いたくてたまらないんです。
 僕も大河内君の輝いていた最期の瞬間を味わってみたい。ああやってみんなに慕われ、尊敬され、崇めまつられたさ以降のひと時を。
 僕がいなくなるとわかっていても、それと引き換えに味わえる蜜の味。坂上君なら、我慢できますか?
 もし今度お会いする時、もしかしたらそれは僕に成り代わったイボかもしれませんよ。うふふふ」


 エンディング№291:次は僕の番
 エンディング数 105/657 達成度15%
 キャラクター図鑑 63/122 達成度51%
 佐伯邦彦
 イラストギャラリー 59/283 達成度20%

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 今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?


 1週目クリア
 倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
 1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
 2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
 3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
 4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
 5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
 6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
 7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る


 2週目クリア
 倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
 1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
 2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
 3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
 4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
 5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
 6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
 7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る


 3週目開始!
 倉田のシナリオ:倉田恵美の飴玉ばあさん→エンディング№369~375を見る


 七不思議を聞く当日、日野先輩は、忙しいらしく来られなくなってしまい、坂上一人で仕切ることになってしまった。
 集められた7人が誰なのか知らない坂上。この鳴神学園は1学年が500名いるマンモス校のため、入学しから卒業するまで一度も顔を合わせたことがない生徒がいるくらいだ。
 緊張感と今朝からの気だるさとどんより曇った天気で、気分が悪い坂上は、空気を吸おうと窓から身を乗り出す。


 新聞部の部室の扉を開けると、すでに6人が待っていたが、坂上が知っている顔はひとつもない。
 坂上は会釈すると空いている席に座るが、7人目が来ていないことに気付く。
 「あなたが7人目ですか」と隣に座った男から声を掛けられる。
 思わず立ち上がった坂上は「あ、違います。僕は新聞部の坂上修一といいます。本日は、皆さんお忙しい中お集まりいただき本当にありがごうざいました」とあいさつをし、一礼して座り直した。
 メンバーは男性4名、女性2名で、それぞれが初対面なのか会話がない。
 「いつまでこうしてればいいんだ?」と、坂上の正面に座っている、ポケットに手を突っ込んだ不良っぽい男子生徒が、坂上をにらみつける。
 「こうしていつまで顔を突き合わせていてもしょうがありませんし、あと一人もいつ来るかわからないですし、もしよければ話を始めませんか?」と、ふくよかな体格の男が人懐っこさそうな柔らかな笑顔を浮かべながら言った。
 坂上が「彼の言う通りです。皆さんさえよろしければ、そろそろ話を始めたいのですが」と切り出すと、さっきの不良っぽい男が「俺は構わないぜ」と言い、残りのみんなもうなずいた。
 「そうね、これ以上待たされるのも嫌だし、悪いのは約束の時間を守れないほうね。始めてちょうだい」
 「うんうん、私、早くしゃべりたいし、みんなの話も聞きたい」
 「レディのお二人がそう言っているんだ。気を利かしてさっさと始めたまえよ」
 「あ、はい、それでは早速始めさせて頂きます」


 1人目は細田友春を選択。
 「僕ね、今日のこの会をとっても楽しみにしてたんですよ。坂上君も楽しみにしてましたか?」
  • 楽しみにしていた
  • 特に気にしていない
  • あまり乗りではなかった
 「坂上君は立場的にみんなを盛り上げるべきだと思うけどなあ。そこまではっきり言われると、なんだかちょっと引いちゃうかも。
 それにしても、7人目はどうしちゃたんでしょうかねえ。
 迷惑するのは、坂上君なんですもんねえ。かわいそうに。
 あ、申し遅れました。僕は細田友春っていいます。2年C組です。
 あのう、坂上君って、友達とかいます?」
  • 多いほう
  • あまりいないor
  • 早く話を進めてください→風間と岩下の話を聞いている場合はシナリオ:トイレの恋、風間・新堂・岩下を1番目で2番目に細田を選択するとシナリオ:サトリサマ
 風間と新堂と岩下の話を全て聞いていない場合はシナリオ:機を見る男開始!


 細田は、自分がデブだという自覚があるが、ダイエットをしてもどうしても食べたり、汗っかきですぐに喉が渇いてしまい、お茶よりもおいしいジュースを飲んでしまうため、どうしても痩せられないとのことで、小学生の頃から太っており、細田なのにデブと言われ続けていた。


 「あの、なんだか坂上君となら良いお友達になれそうな気がするんですよ。
 坂上君はどうですか、そんな気がしませんか?」
  • そんな気がする
  • 特にそんな気はしない
 「良かった。きっと僕たちは心の深い部分で繋がっているんでしょうね」


 細田のクラスに大河内雄大という名前の生徒がいる。名は体を表すと言うが、大河内の場合は真逆で、彼は華奢で小さな、いかにもいじめられっ子といった感じの体格だった。
 でも、彼は不思議といじめられてなかった。自分の世界を持っているというか、近寄りがたい雰囲気を持っていた。
 だから、クラスには一人の友達がいないようで、大河内が誰か他の人と話しているのを見たことは一度もなかった。
 細田もクラスに一人も友達がいないので、一方的に大河内に仲間意識みたいものを持っていた。


 そんなある日のこと、細画は昼休みにいつものように一人でお弁当を食べていたが、トイレに行きたくなった。
 トイレの大の方に入るのを人に見られたくない細田は、数回トイレを覗きにいったが、誰か人がいて用を足すことができなかった。
 仕方なく教室の戻った細田は、次の授業を我慢したまま受けた。
 その授業が終わった後の休み時間、細田はトイレに行こうかどうか迷っていた。
 「細田君、今なら大丈夫だよ。今がトイレに行く絶好のチャンスだよ」と、小さな声が聞こえてきた。顔を上げると大河内だった。
 「ありがとう!」
 大河内へのお礼もそこそこに細田はトイレに走った。
 トイレは奇跡的に誰もいなくて、大河内の言う通り、まさに絶好に機会だった。


 その後も、細田がトイレに行くのを我慢している時、大河内が「今なら大丈夫だよ」とトイレに行くタイミングを教えてくれた。
 彼が教えてくれたときは不思議とトイレに誰もおらず、安心してトイレに行けるようになった。


 ある日の昼休みに細田は思い切って、大河内に聞いてみることにした。
 「僕に何か特別な力があるんじゃないかって?」
 細田は、いつも大河内の言う通りにトイレに行くが、その時いつも人がいないなんておかしい、と伝えた。
 「そうだよね。特に隠すつもりはないから教えるけど、僕には物事を行う絶好の機会。タイミングが見えるんだよ。
 例えばトイレで誰にも気づかれずに用を足すタイミングとか、好きな人に告白して成功するタイミングとか、いろいろあるよね」
 細田は愕然とした。物凄い力だ、と。でも、信じられない気持ちもあった。
 「あ、その顔は僕の話を信じてないな。
 例えばスーパーはコンビニで買い物をするでしょ。その時レジが混んでる時ってない?あらかじめ空いている時間帯がわかればその時に行けばいい。
 でもさ、それくらういは大抵の人がちょっと気をつければできるんだ。その上に行くためには、どのレジに並べばより効率よく時間を短縮できるかを瞬時に判断できる能力が必要になる。
 そのレジに立っている店員の慣れ、並んでいる客の持っているカゴに入っている中身、客層、客の年齢、性別、そういったものをすべて計算して判断する。
 もっともそれ以前に店の位置、人の流れ、天候や日時も関係するから事前に把握することは多い。それらをすべて見るんだよ。
 そうすればいつ何をするのがベストな選択かがわかるんだ。せっかくの人生、無駄は省かなくっちゃね」
 「そんなこと誰にもできるものなの?」
 「無理だね。ただし、人並みならぬ努力をすれば誰でもできることさ。
 誰でもできる簡単なことを誰もまねできないほど繰り返し努力することさ。だから、この能力を手に入れることは誰にもできるけど、誰にもできないのさ。
 結局は観察力さ。かの名探偵ホームズもその人を一瞬見ただけで、職業から住んでいる土地、今悩んでいることなどを的確に当てたという。
 それは、その対象者をどれだけよく観察し、また知識に長けていたかということさ。僕は、そういった人間を観察することで、彼が次に何をしたいか、今何に悩んでいるかがわかるんだよ。
 でもね、残念なことに自分に関してはその力を使えないんだ。自分のこととなると逆に不幸のカードばかり引いてしまう。
 スーパーのレジを選ぶのも要領が悪いし、レストランを選んでもまずい店ばかり引いてしまう。
 それにすべてがわかるわけじゃないからね。どの宝くじ売り場でいつ買えば当たるとか、競馬で大穴を当てて一山儲けるとか、ギャンブル系のことはとかく力を発揮しない。
 それに人との相性もあるようだ。たまたま細田君はわかりやすい人間だから、タイミングを見ることができただけさ。
 細田君は信用できるからこの能力のことを話しているけれど、もし悪い奴に知られたら悪用されてしまう。ギャンブルでは効果を発揮しないと説明したって信じてもらえないし。
 過去にそういう目にあって苦い思いをしたのも一度や二度じゃ効かないんだよ、だからみんなにはくれぐれも内緒だよ」


 次の日の朝、細田が教室入ると大河内が一人の女子生徒を話をしていた。
 細田は素知らぬ振りをして席に着くと、こっそりと彼らの会話に耳を傾けた。
 どうやらその女子生徒は、告白のタイミングについて大河内を話しているようだった。
 多分、昨日の会話をどこかで耳にしたのだろう。


 その日の昼休みに大河内に訊ねてみると、やはり昨日の会話を偶然聞いていたそうだ。
 半信半疑に思いながら告白する絶好のタイミングについて彼にきき、彼も見えた答えを彼女に教えてあげたそうだ。


 それから数日たったある日、大河内の席に逼迫した表情の男女が何人も集まっていた。
 どうやら、この前タイミングを教えてあげた女子生徒が告白して、成功したそうで、その話が瞬く間に広がって、同じような悩みを持ち人たちが彼の話を聞きに来たのだ。
 その日を境に、昼休みに大河内の席に恋の悩みに迷える子羊たちが列を作るようになり、放課後は他のクラスメイトが彼を遊びに誘うようになった。
 つい先日までクラスで孤独だった人が、たった数日間で学校中の人気者ともいえる立場になった。
 それから、細田と大河内はだんだんと疎遠になっていった。


 また数日経ったある日、大河内が細田の席にやってきた。
 「僕の力の秘密を知りたくないかい?」
 「たゆまぬ努力の賜物でしょ?」
 「いや、それはあくまでも建前だよ。だが、本質は別にある。
 最近他の人とよく話すようになったけど、細田君は特別だから。だから僕についてもっと知ってほしいんだよ。今日の放課後、僕の家に来てくれないかい?」


 「坂上君だった、この突然のお誘い、どうしますか?」
  • 家に行くと思う
  • 断ると思う
 細田は大河内の提案に少し迷いながら、彼の秘密を見に行くことにした。
 「ここが僕の家だよ。両親は仕事でいないし、遠慮なく上がってくれ」
 そう言って大河内は細田を部屋まで案内した。
 彼の部屋は殺風景だった。あまりにも物がないのだ。部屋の中にあるのは、机とベッドくらいだった。
 「大河内君の力の秘密は何なんだい?」
 「それが自分でもよくわからないんだ。なにも話はこれで終わりな訳じゃないんだ」
 そして大河内は話し始めた。彼によれば、この能力をいつから自分が持っているのか、どうして自分が持っているかはわからない。けれど能力を使うたびに少し痛みを感じる場所があり、そこに自分の力の秘密があるんじゃないかと推測しているとのことだった。
 「その痛む場所っていうのがここなんた。見てくれないか?」
 そうして、彼が指さしたのは、首の外からは見えにくい部分にできている一つの小さなイボだった。
 直径1センチくらいのイボだが、顔が付いていた。目と口だと思われる部分があり、口は不気味な笑みを浮かべていた。人面瘡というやつだろうか。
 それをじっと見ていると底冷えがし、長い間見ていることができなかった。細田は大河内にそのイボが良くないものであることを伝えた。
 その力を使い続けるときっと不幸になる、と。
 「僕の体の事は僕が一番わかっているよ。それにこれは神様が僕にくれた力なんだ。君にとやかく言われる筋合いはない」
 そう言って細田の言葉を跳ねつけ、取り合わなかったが、細田も引き下がらなかった。友達が不幸になる目に遭うのを見たくなかったのだ。
 だが、いくら説得しても大河内は細田の言葉を受け入れてはくれず、その日はそのまま帰ることになった。


 次の日も昼休みになると、大河内のところに行列ができて悩みを相談しに行っていた。大河内はそれに一人ずつ答えてあげているようだった。
 途中小さく顔をしかめる部分があったので、その時に力を使っていたようだ。でも、その時には決まって細田は寒気を感じるようになった。
 大河内が心配になった細田は、具合の悪いところはないか聞いてみた。
 「大丈夫。やっぱりイボが少し痛むけど、他におかしなところはないよ」
 そう言って、大河内は細田に笑顔を向け、トイレに行くなら今が良いと、少し顔をしかめながら教えてくれた。


 「そういう特殊な力を使い続けて、体には何の影響もないと思いますか?」
  • あると思う
  • ないと思う
 「やっぱり坂上君もそう思いますよね。ああいう力を使えば、当然その反動が自分の体にくるんですよ」


 それから数日経った、ある日のこと。
 その日登校してきた大河内は首元に少し大きめの絆創膏を付けており、昨日怪我をしたと言った。
 その日の昼休みも、いつものように何人かのクラスメイトが大河内の周囲にいた。
 「ごめん、ちょっと気分が悪くなっちゃったから、保健室に行ってくるね」
 突然大河内はそう言って、教室を出て行った。
 細田は教室を出ていく大河内が首に貼った絆創膏を押さえながら、顔をしかめているのを見た。
 嫌な胸騒ぎがした細田は、大河内を追って保健室に向かった。


 保健室には、お昼を食べに行ったのか保健の先生はいなかった。
 「大河内君、いるかい?」
 細田は保健室の奥に置かれたベッドに向かって声を掛けた。カーテンがかかっていて中の様子が見えないかったからだ。
 「細田君かい?ここにいるよ」
 カーテンを開けると、ベッドに横たわる大河内の姿があった。
 「あのイボに何か変化があったんだね?」
 大河内は黙って頷き、首に貼っていた絆創膏をはがした。
 イボは前よりも確実に大きくなっており、その顔はより鮮明に人の顔に近いものになっていた。しかも恐ろしいことに、そのイボの顔つきがなんとなく大河内に似てきたような気がした。
 だから細田は、もう一度大河内を説得した。これ以上力を使っちゃいけないことと、イボがなんとなく大河内に似てきていると。
 でも、大河内の返答は変わらなかった。あの力を使えなかった、また一人ぼっちになってしまう。


 あの日からも大河内は首に絆創膏をつけて学校に来て、昼休みにいつものように皆の相談に乗ってあげていたが、細田には近づいてこようとしなくなった。
 その日は何事もなく放課後になった。細田が帰り支度をしていると、大河内が近づいてきた。
 「あのさ・・・やっぱり何でもない」
 また明日、と小さく言い残して一人で帰っていった。


 細田が夕飯を食べていると、携帯がなった。
 大河内からの電話で、慌てた声だった。
 「今すぐ家に来てくれないか?今日は両親がいなくて、それで、あのイボを取ろうとしたら・・・」
 そして電話が切れてしまった。
 細田は、そのまま大河内の家に向かった。
 大河内の家は一切電気が点いていなくて、辺りは不気味な雰囲気で充ちており、細田は禍々しい霊気を感じた。
 「お邪魔します」
 扉を開けると霊気は一段と強く濃くなった。
 どうやら霊気は2階から降りてきているようで、それを辿っていくと一つの部屋に辿り着いた。この前入った大河内の部屋だった。
 「大河内君、そこにいるの?」
 すると部屋の中からくぐもったうめき声が聞こえた。
 「ありがとう、細田君。とりあえず中に入ってきてくれないか」
 部屋の中は暗くてよく見えなかったが、大河内はベッドの上に横たわっているようだった。
 大河内の顔を見た瞬間、細田は言葉を失った。人面瘡が彼の顔の半分以上を覆っていた。
 「最近、イボがどんどん顔みたいになっていって、昨日は口から膿を吐き出したんだ。
 だから我慢できなくなって、剃刀で切り落とそうとしたら、この通りだよ」
 人面瘡は大きく見開いた瞳を細田のほうにギョロリと向けると、端まで裂けた口を大きく開いてケタケタを笑い始めた。
 「ごめん、細田君。君の言う通りにしておけばよかったのかな。
 僕はもう駄目みたいだ。最後に君に会えてよかったよ」
 大河内が最後に何かを呟いたようだが、それはだんだんと大きくなる人面瘡の笑い声に塗りつぶされて、細田の耳には届かなかった。
 激しい頭痛を感じた細田の意識もだんだん遠ざかって行った・・・


 翌日、細田は自分のベッドの上で目を覚ました。
 その日はいつものように朝食を摂り、いつものように学校へ行った。
 いつもの時間に教室に入ると、大河内の姿はなかった。
 「おはよう」
 遅刻ギリギリで教室の扉を開けて、大河内が入ってきた。
 昼休みになれば、彼の机に数人の生徒が集まって悩み相談をする、いつもの光景が広がっていた。
 昼休みが終わりに近づき、大河内の周りに人がいなくなってから、細田は声をかけた。
 「大河内君、体の調子はどう?」
 「大丈夫だよ。ほら見てくれ、イボも元の大きさに戻ったんだ」
 そう言って、大河内はイボを見せた。
 でも、なんとなく違和感があった。最初イボを見たときは笑っているみたいに見えたが、今は泣いているように見えた。しかも大河内にそっくりだ。
 「今は力を使っても痛みは感じなくてね。このやっかいなイボもこのまま小さくなって消えてなくなるんじゃないかな」
 そう言って大河内は満面の笑みを浮かべた。


 
 「結局、イボはだんだん小さくなって今は綺麗になくなってますよ。そして、変わらず大河内君は皆の悩み相談を受けてます。
 僕はもうしばらく彼とは話してないですね。なんだか怖いんです。
 それに授業中、たまに大河内君が僕の方を見ていることがあるんですよ。大きく見開いた目を僕に向けていて、僕と目が合うとあの満面の笑みを浮かべるんです。そのたびに僕は嫌な寒気に全身が襲われるんですよ」


 エンディング№290:機を見る男
 エンディング数 104/657 達成度15%
 キャラクター図鑑 62/122 達成度50%
 イラストギャラリー 59/283 達成度20%

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  今日のファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアはどうかな?


 グリダニアでアストリドに話しかけると、トラブルが起きて催しものの準備がとまってしまっていると言われて、クエスト:ヴァレンティオンデーと特大ケーキ開始!
 クプカ・クップから、特大ケーキを作るため屋敷を買い取ってパティスリーに改装したのだが、マメット・パティシエが暴走し、スタッフを泥棒だと思い込んで調理場に入れてくれない。と報告される。
 ということで、暴走するマメット・パティシエの目を潜り抜けて、特大ケーキを作ることになった。


 ヴァレンティオン家のパティシエに話しかけて、ヴァレンティオンパティスリーへ。
 ソロでケーキを1個完成させて、goodをもらって、ヴァレンティオンチョコ×39をゲット。
 2回目は43個をゲット。


 アストリドに報告する。
 クプカ・クップから、マメット・パティシエを観察していたらモーグリの魔法を感じた、と言われる。
 あの場所にいたモーグリで魔法が使えるのはクポナ・クコだけとのことで、話を聞きに行く。


 クポナ・クコは、自分が手伝わなくてもケーキが作れるように、マメット・パティシエに魔法をかけた、と白状する。
 マメット・パティシエに元からかかっていた自動化の魔法に、さらにクポナ・クコの魔法をかけたものだから、命令がこんがらかって暴走した模様・・・
 クポナ・クコの魔法は自分では解くことができず、無理に解こうとすると爆発してしまうので、マメット・パティシエはこのままの状態でおいておくことになった。
 クポナ・クコも悪気があったわけではないので、今度からは自分勝手にやらずに、まずはみんなに相談するように、とお説教だけで済んだ。
 アストリドに話しかけて、クエストクリアして、ヴァレンティオン・ロランベリケーキをゲット。
 アチーブメント:甘いケーキの伝道師をゲット!


 バレンティオンチョコ×各7と、バレンティオンコージー・ベレー、バレンティオンコージー・カーディガン、バレンティオンコージー・スラックス、バレンティオンコージー・シューズ、バレンティオンカンフィー・ベレー、バレンティオンカンフィー・カーディガン、バレンティオンカンフィー・スカートを交換!
 バレンティオンチョコ×各2と、オーケストリオン譜:最高のケーキを作るクポ、オーケストリオン譜:ラヴは素敵な隠し味クポ、オーケストリオン譜:思いを込めて仕上げクポを交換!


 

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 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?

 
 4週目開始!


 1人目は新堂誠を選択。


 「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
  1. なんとなく入りました
  2. 前から憧れてしました
  3. 何かお勧めのクラブは?
 「俺が勧められる部活は・・・」
  1. ボクシング部
  2. 空手部
  3. パフェ同好会
 シナリオ:ゴングが鳴って開始!


「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
  1. 人を殴る為→新堂エンディング№19:へそまがり新堂エンディング№22:強さ
  2. ストレス解消→新堂エンディング№22:強さ
  3. 強くなるため
 「おう、わかってるじゃねぇか。そうだ、ボクシング部にはいる奴は、強くなりてぇと思ってる。
 坂上、お前も男なら強くなりたいと思うか?」
  1. 強くなりたい
  2. 今のままでいい→新堂エンディング№22:強さ
 「男ならそう思うのが普通だ。でもな、本当の強さってのは、腕っぷしで決まるもんじゃない。
 生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
 これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」


 新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
 新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
 ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
 「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
 「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
 「新谷、大丈夫か?」
 「はい、ありがとうございます」
 「しかし、あいつらも懲りないな。
 お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
 「はい」
 「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
 そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
 本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」


 植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
 「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
 「はい・・・」
 「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
 「あの・・・暴力は・・・」
 「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
 さあ、新谷、がんばるんだ」


 いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
 「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
 さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
 「はい」
 「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
 新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
 さあ、立ち向かえ!」
 そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
 それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。


 ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
 思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
 その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
 「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
 「やったじゃないか、新谷。
 これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
 もともといじめらないように始めた特訓だったんだから、立ち向かっていけるなら、もう必要ないだろう?」
 「あの、僕、ボクシング続けたいです!
 確かに最初は、あいつらに立ち向かっていけるように始めました。でも、ボクシング、大変だけど楽しいし、僕、もっと強くなりたいんです!」
 生徒のやる気に応えてやるのが教師だから、植野は喜んで答えた。
 「よし!じゃあ次の練習試合を目指して特訓しよう。これからは、もっと厳しくしていくからな」
 「はい!」


 最初はやらされている感があった新谷だが、次第にボクシングに目覚めていった。
 植野のおかげで心は強くなった。
 次は本格的にボクシングを極めるために、技術を学んでいった。


 「新谷、お前は精神的にはだいぶ強くなった。次は技術だ。
 ゴングの音が鳴ったら、お前は最強の選手になる!」
 「はい!」
 植野の厳しい指導は毎日続いた。
 新谷は試合まで植野に付きっ切りでコーチしてもらった。


 そして次の練習試合の日になった。
 結果はKO負け。2週間やそこらの付け焼刃で何年もやってる奴にかなうわけない。
 でも、植野は、相手に立ち向かっていく心は評価した。
 「今日は初めての試合で緊張しただろう?」
 「はい」
 「緊張すると、普段の自分の力は出し切れないものだ。それにお前は、ボクシングを始めたばかりだから、これから努力していけばいいだけさ」
 「はい!」
 「ゴングが鳴れば、そこは試合の中なんだから、手加減しなくていいんだ。お前の力をすべて出し切り、本気で相手に立ち向かっていく。
 ボクシングはケンカじゃない。れっきとしたスポーツなんだから、ゴングの音が聞こえたら全力でぶつかっていけ!」
 「わかりました!次は全力でぶつかれるように頑張ります!」
 「よ~し、また明日から特訓だぞ」
 「はい!」


 植野はあんなに弱くて、いじめられてばかりいた新谷が成長し、変わっていってくれたことを喜んでいた。
 新谷も、自分が着実に強くなっていることに嬉しさを隠しきれなかった。


 新谷はどんどん強くなっていった。
 半年も過ぎれば、昔のいじめられていた頃の面影はすっかりなくなっていた。
 リングの上の新谷は強かった。ゴングが鳴ると、まるで人が変わったように鋭いパンチを繰り出すとてつもない集中力の持ち主だった。


 その日、いつもの練習試合を終えた植野は、帰りの方向が一緒だった新谷と帰っていた。
 今日の試合は新谷のKO勝ちで、植野はひどくご機嫌だった。
 こんな日は一杯飲みたい気分の植野は、新谷と別れて、一人居酒屋に立ち寄ることにした。
 「それじゃあ新谷。俺は今日こっちだから」
 「お疲れ様です!」


 新谷と別れ、居酒屋で一杯やっていた植野はほろ酔い気分で夜道を歩いていた。
 どこからか、消防車のサイレンの音がする。
 どこかで火事でもあったんだろうか。そんななことを考えながら、ふらふらと歩いて、家に向かっていると、公園の傍でを通りかかったときに、公園から変なうめき声が聞こえて来た。
 植野は気になって公園に入って行った。
 「助けてくれ・・・」
 植野が公園に入ると茂みの中から、男が這いずり出た。
 顔面を殴られたのか、顔中血まみれで、その口からはごふごふと赤い泡を噴出していた。
 しかし、すぐに茂みに引きずり込まれていった。
 その後すぐに人を殴る音が聞こえて来た。
 「ぎゃっ、やめろ、ぐはっ」
 「おい」
 植野は思わず声を掛けた。
 すると茂みの中から誰かがにゅっと姿を現した。
 その姿を見て、植野は驚きを隠せなかった。
 影から出て来たのは新谷だった。血だらけの手で、顔は薄ら笑いを浮かべている。
 「何をしているんだ、新谷」
 「あれ、先生・・・」
 「お前、こんなをことして、どうなるかわかっているのか?」
 「ゴングが鳴ったんです。試合が始まったから、僕は・・・」
 植野は呆然とした。
 その植野の耳にまた消防車の音が聞こえて来た。消防車の音には、半鐘の音も混じっていた。
 途端、新谷の顔つきが変わった。そして、おもむろにファイティングポーズをとった。
 「ぐわああ!」
 新谷は目の前にいる植野を何も言わず殴りつけた。
 ふいをつかれた植野はバランスを崩し、その場に倒れ込んだ。
 そこへ新谷が馬乗りになって、さらに植野にパンチを浴びせ続けた。
 新谷は一心不乱に植野を殴り続けた。植野の鼻が折れても、眼球が飛び出しても、顎の骨が砕けても。試合のゴングが鳴るまで・・・
 結局、近くの住民が気付いて、警察が来て取り押さえるまで殴るのをやめなかった。
 新谷は自分の両手の骨が折れても殴るのをやめなかった。そのせいか、指の骨がめちゃくちゃに砕け、砕けた骨が皮膚を突き破り、何本もの赤黒い骨が突き出していた。
 手はグローブみたいな大きさに腫れあがり、植野の血を浴びて真っ赤なグローブのような輝きを放っていたそうだ。


 「植野はもちろん死んだよ。
 そして、加害者である新谷は、後を追うように自殺した。手の怪我で搬送された先の病院の屋上から飛び降りたんだ。
 『強くなりたい』そんな純粋な気持ちで始めたボクシングだったのに、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
  1. なぜ植野を殴ったのか→新堂エンディング№20:ゴングが鳴って
  2. なぜその話を知っているのか→新堂エンディング№21:贖罪
  3. なぜ、新谷はそんなに強いのか→新堂エンディング№23:強さの秘訣
  4. 植野はそんなに熱心だったのか
 「あの、植野先生は、なんでそんなに新谷さんに熱心だったんでしょうか」
 「さあな。けど、噂によると、植野は昔すごいいじめられっ子だったらしいぜ。
 毎日激しいいじめに合い、それに抵抗するためボクシングを始めたって聞いた事ある。
 だから、植野の奴は新谷に自分を重ねてたのかもしれねえ。
 それが、こんなことになっちまうなんてな」


 新堂エンディング№24:伝えたかったもの
 CGギャラリー:41/124

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 今日のロマンシング サガ2 リベンジオブザセブンはどうかな?


 レオン崩御の隙をつき、ゴブリンの群れが帝都に襲来し、皇帝となったジェラールは、迎え撃つ。


 ゴブリンを倒して、麻の布をゲット。


 ゴブリンを一掃し、ホブリンとバトル!


 ジェラールの戦いを見たヘクターが改心し、ジェラールに忠誠を誓う。


 ゴブリンの穴へ向かう


 宮殿1Fへ。
 アンドロマケーも忠誠を誓い、フリーファイターが仲間になった!
 パーティ編成解禁!


 実績:駆け出し皇帝をゲット!


 酒場で、フリーファイター♂のヘクターを仲間にした!

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 今日の未解決事件は終わらせないといけないからはどうかな?


 紫の鍵:犀華の母が退院した日→0403


 #公園を繋ぐ。
 清崎蒼
 「犀華ちゃんを理佐子さんの亡くなった娘さんと勘違いして連れて来たということですか?」
 松田貴子
 「理佐子は、どういうことかを聞かれたとき、『誰かが娘を呼ぶのを聞いて、やっと見つけた』と言いました。町中の公園を回り回って着いた所で、その子のお兄ちゃんが『待ってろ』と言いながら呼んだ名前が犀華と。
 まるで家の近所で遊んでいる子供を迎えに行った母親のように、その子を自然に連れてきました。
 その子もにこやかな顔でうちの娘に対して『おばさん、おばさん』と・・・
 本当に申し訳ございません。
 暫く経って気づいたら、孫娘の父親に電話を掛けていました。
 彼に電話で頼んだんです。理佐子が他人の子を連れて来た。この子の親を探してくれないか。
 たとえ今うちの娘が病んでいたとしても、誘拐犯にするわけにはいかないと・・・」

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 今日のサガ エメラルド ビヨンドのはどうかな?


 火術要塞へ。
 赤き賢き魔女に出会う。
 赤き賢き魔女は、魔女以外は人じゃないという態度で、御堂のことを見下している。
 魔力がなく魔女になれない人は、魔女のために働く従士となった西側の離れ小島で暮らしている、とリタが教えてくれる。


 灼熱の塔と黄昏の風車が解放!


 灼熱の塔へ。
 アルラウネとバトル!
 アルラウネ繊維X2、叫びの根X2、精霊石X4、火の結晶X2をゲット。

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 クライシスコアファイナルファンタジー7リユニオンのプレイ開始!
 難易度はノーマルで。


 ウータイ兵に乗っ取られた神羅列車の奪還作戦に投入されてたソルジャー・クラス2ndのザックスとアンジール。


 L:移動
 R:カメラ操作
 R3長押し:ロックオン/ロックオン解除
 L1+R:ターゲット変更


 □:戦う
 R1:ガード
 ×:回避


 L1+□:1番目のマテリア使用
 L1+△:2番目のマテリア使用
 L1+〇:3番目のマテリア使用
 L1+×:4番目のマテリア使用
 L1+R1:5番目のマテリア使用
 L1+R2:6番目のマテリア使用


 警備兵とバトル!


 トロフィー:いらっしゃいませー!をゲット!


 ベヒーモスとバトル!


 L2/R2:アイテムを選択→〇:アイテムを使用
 △:リミットブレイク


 トロフィー:ソルジャーの誇りを見せてみろをゲット!


 ベヒーモスを倒すが、背後から忍び寄るセフィロスに剣を折られて、ピンチに陥るザックス。
 実はこれはバーチャル訓練で、アンジールに判断で訓練中止にされてしまう。


 アンジールは、ザックスに「誇りを持て」と話す。


 トロフィー:夢を持てをゲット!

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 今日の星影の館殺人事件はどうかな?


 玄関で、こずえと学が山守家の主人を出迎えている。


 こずえ「おかえりなさい、あなた」
 学「おかえりなさい、パパ~。何羽撃った?何羽殺した?」
 ****「何だ、客が来ているのか」
 こずえ「灯さんが呼んだのよ。聡さんの事件をお調べになるんですって」
 ****「あれが件の探偵とやらか。俺の家をさっそく土足で踏み荒らすとはいい度胸だ」
 アナタ「どうも初めまして。お邪魔しております。僕は・・・」
 学「パパ~、今日の狩りのお話をしてよ~。どんな風に殺したの?」
 ***「ああ、いいだろう。教えてやる」
 学「やったぁ!」
 ****「山の何たるかも知らぬ男に何ができるというのか。行くぞ二人とも。
 昼食まで居間で休む。目障りな行動はとるなよ」
 アナタ「わかりました」
 アナタ(足の先から頭のてっぺんまで舐めるように見られた。そりゃ、山登りには相応しくない恰好だが・・・。
 長男家族は何とも扱いづらそうだ。ここはまず灯くんの元へ話を聞きに行くとしよう)

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 今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?


 空木探偵事務所に戻る。


 推理する
 依頼内容は、綾城商事会長の綾城キクの死についての調査だった。
 調査途中で事故に合った主人公は、記憶を失ってしまう。
 依頼人は、キクの突然の死に疑問を持った綾城家の執事で、キクが遺言公開の当日に死亡したため、不審に思ったからだ。
 遺言公開には、キクの甥と姪にあたる、綾城完治、二郎、春日あずさが立ち会った。
 完治の息子の綾城アキラが、公開当日に屋敷に来ていたらしい。
 キクの死因は心不全以外に考えられないとのこと。


 遺言の内容は、キクが残す遺産は権利の相続について書かれていたと思われる。
 そこで、あゆみが、綾城商事について調査してくれることになった。


 翌日、あゆみは綾城商事の調査に出かけ、主人公は綾城家へ行って、アキラや遺言書について聞く予定だ。

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 今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?


 綾城家に戻ると、善蔵から、茜が戻ってきている、と言われる。


 聞く→茜の事
 茜はキクの寝室にいるとのこと。


 移動する→キクの寝室


 聞く→キクの事
 茜は、あの日、キクがなかなか起きてこないため、ここへ様子を見に行ったが、すでに亡くなっていた、と話す。
 熊田が、遺言書の公開の日、キクは布団に入ってすぐ発作を起こしたらしい、と言っていたとのこと。
 茜はキクの死に対し、かなりの責任を感じているようだ。


 聞く→気づいた事
 遺言公開の日に、庭でアキラを見たとのこと。


 聞く→アキラの事
 アキラは完治の息子で、時々、キクの寝室に出入りしたとのこと。


 呼ぶ→善蔵→聞く→アキラの事
 善蔵は、あの日、アキラが屋敷に来ていたことは知らなかったとのこと。


 電話が掛かってきたので、善蔵は応対するため中座する。


 見る・調べる→どこ?→畳の焦げ跡
 善蔵が戻ってきて、電話はあゆみからで、一度事務所に戻るようとのことだった、と告げる。


 聞く→焦げ跡
 善蔵は今までまったく気づいていなかった。


 呼ぶ→茜→聞く→焦げ跡
 なぜか茜はひどく怯えている。


 移動する→空木探偵事務所

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 今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?


 思い出す
 お手伝いの茜がそろそろ戻ってきているはずだと思った主人公は、駅員に尋ねようと思う。


 呼ぶ→あたりの人
 村人に声を掛ける主人公。


 聞く→綾城家
 亡くなったキクの旦那は、かなり悪どい事をしていて、自殺した家族もおり、恨みに思っている人も少なくないとのこと。


 聞く→茜の事
 明るい性格だったが、キクが亡くなってからすっかり沈み込んでしまっているとのこと。


 呼ぶ→駅員→聞く→茜の事
 駅に集まっていた人たちに、伝説がどうのって絡まれて困っていたとのこと。


 聞く→茜の事
 茜はさっき駅を通って綾城家の方へ行ったとのこと。


 移動する→綾城家

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 南→キャメロットの街の南門→南→キャリドンの森のとば口→南へ。


 森の中の三叉路にいる。あたりには霧が薄く立ち込めている。
  • 西へ行く
  • 南へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 大きな泉のある空き地にいる。
 森の小道、三叉路に出た。
  • 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 南へ行く
  • 北へ行く
 森の中の小さな空き地にいる。
 空き地の中央には緋毛氈が敷かれている。
 道は東、西、北に続いている。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
  • 北へ行く→一つ前の選択肢に戻る
 さしわたし100メートルばかりの砂場にいる。温かな砂の上で無数のクリープが日向ぼっこしている。
 道は東と西に続いている。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
 一本道を西へ西へと歩き続けるうちに、急に霧が周囲に立ち込めてきた。
  • 東に戻る→一つ前の選択肢に戻る
  • このまま西へ進む
 進むうちに、だんだん霧が深くなり、とうとう足元も見えなくなってしまった。自分がどの方向に進んでいるのかの見当もつかない。
  • 黄色水晶を持っている
  • 黄色水晶をもっていない
 黄色水晶を取り出して目にあてがうと、森の景色や道が再び見えるようになった。
 道はあいかわらず東西に続いている。
  • 東へ行く→クリープが日向ぼっこしている砂場に辿り着く
  • 西へ行く
 西へ進むと、やがて霧は晴れ、小さな空き地に出た。
 空き地の中央に、緋毛氈を地面に敷いてエルクの楽人が座っている。あぐらをかいた膝の上に琴を載せ、うずくまる姿勢で引き続けている。
 彼はにこにこと笑って「1曲弾いてさしあげましょう。楽しい曲と悲しい曲、どちらがお好みですか」と言った。
  • 無視して東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 楽しい曲を弾いてもらう→霧の竜と戦闘になる
  • 悲しい曲を弾いてもらう→ガラスが丘近くの沼に飛ばされる
  • 武器をとって琴師に斬りつける
 琴師と戦闘!
 攻撃ポイント:10
 体力ポイント:12
 ダメージポイント=武器ポイント


 戦力ポイント0、ライオンの加護で戦力ポイント+1、武器ポイント+1、剣①(武器ポイント1)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!


 1回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力10。
 2回目:ダイスは4と6で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力8。
 3回目:ダイスは1と5で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は8。
 4回目:ダイスは3と4で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は7。
 5回目:ダイスは4と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力6。
 6回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力4。
 7回目:ダイスは4と5で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、残り体力2。
 8回目:ダイスは1と3で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は6。
 9回目:ダイスは2と4で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で、残り体力は5。
 10回目:ダイスは6と6で、攻撃成功。
 琴師に2ダメージを与えて、撃破!


 経験ポイント+1されて、戦力ポイントが1アップ!
 死んだ琴師は真っ黒な灰の塊みたいになると、地面に吸い込まれた。残された琴も、触れようとすると急に宙に浮いて、雷のような音を立てて西の空に飛んで行った。
 キーナンバー12を125にする。


 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17-3-3+3-5-4
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  1
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   0
 金貨   1
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   蜂蜜  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
   魔光の玉  7という数字が刻まれおり、体を透明にする魔光を出す
   青い岩笛  10という数字が彫られている
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   12:琴師を撃破  125
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   19:魔光の玉  7
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?

 
 4週目開始!


 1人目は新堂誠を選択。


 「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
  1. なんとなく入りました
  2. 前から憧れてしました
  3. 何かお勧めのクラブは?
 「俺が勧められる部活は・・・」
  1. ボクシング部
  2. 空手部
  3. パフェ同好会
 シナリオ:ゴングが鳴って開始!


「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
  1. 人を殴る為→新堂エンディング№19:へそまがり新堂エンディング№22:強さ
  2. ストレス解消→新堂エンディング№22:強さ
  3. 強くなるため
 「おう、わかってるじゃねぇか。そうだ、ボクシング部にはいる奴は、強くなりてぇと思ってる。
 坂上、お前も男なら強くなりたいと思うか?」
  1. 強くなりたい
  2. 今のままでいい
 「男ならそう思うのが普通だ。でもな、本当の強さってのは、腕っぷしで決まるもんじゃない。
 生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
 これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」


 新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
 新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
 ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
 「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
 「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
 「新谷、大丈夫か?」
 「はい、ありがとうございます」
 「しかし、あいつらも懲りないな。
 お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
 「はい」
 「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
 そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
 本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」


 植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
 「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
 「はい・・・」
 「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
 「あの・・・暴力は・・・」
 「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
 さあ、新谷、がんばるんだ」


 いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
 「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
 さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
 「はい」
 「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
 新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
 さあ、立ち向かえ!」
 そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
 それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。


 ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
 思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
 その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
 「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
 「やったじゃないか、新谷。
 これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
 もともといじめらないように始めた特訓だったんだから、立ち向かっていけるなら、もう必要ないだろう?」
 「あの、僕、ボクシング続けたいです!
 確かに最初は、あいつらに立ち向かっていけるように始めました。でも、ボクシング、大変だけど楽しいし、僕、もっと強くなりたいんです!」
 生徒のやる気に応えてやるのが教師だから、植野は喜んで答えた。
 「よし!じゃあ次の練習試合を目指して特訓しよう。これからは、もっと厳しくしていくからな」
 「はい!」


 最初はやらされている感があった新谷だが、次第にボクシングに目覚めていった。
 植野のおかげで心は強くなった。
 次は本格的にボクシングを極めるために、技術を学んでいった。


 「新谷、お前は精神的にはだいぶ強くなった。次は技術だ。
 ゴングの音が鳴ったら、お前は最強の選手になる!」
 「はい!」
 植野の厳しい指導は毎日続いた。
 新谷は試合まで植野に付きっ切りでコーチしてもらった。


 そして次の練習試合の日になった。
 結果はKO負け。2週間やそこらの付け焼刃で何年もやってる奴にかなうわけない。
 でも、植野は、相手に立ち向かっていく心は評価した。
 「今日は初めての試合で緊張しただろう?」
 「はい」
 「緊張すると、普段の自分の力は出し切れないものだ。それにお前は、ボクシングを始めたばかりだから、これから努力していけばいいだけさ」
 「はい!」
 「ゴングが鳴れば、そこは試合の中なんだから、手加減しなくていいんだ。お前の力をすべて出し切り、本気で相手に立ち向かっていく。
 ボクシングはケンカじゃない。れっきとしたスポーツなんだから、ゴングの音が聞こえたら全力でぶつかっていけ!」
 「わかりました!次は全力でぶつかれるように頑張ります!」
 「よ~し、また明日から特訓だぞ」
 「はい!」


 植野はあんなに弱くて、いじめられてばかりいた新谷が成長し、変わっていってくれたことを喜んでいた。
 新谷も、自分が着実に強くなっていることに嬉しさを隠しきれなかった。


 新谷はどんどん強くなっていった。
 半年も過ぎれば、昔のいじめられていた頃の面影はすっかりなくなっていた。
 リングの上の新谷は強かった。ゴングが鳴ると、まるで人が変わったように鋭いパンチを繰り出すとてつもない集中力の持ち主だった。


 その日、いつもの練習試合を終えた植野は、帰りの方向が一緒だった新谷と帰っていた。
 今日の試合は新谷のKO勝ちで、植野はひどくご機嫌だった。
 こんな日は一杯飲みたい気分の植野は、新谷と別れて、一人居酒屋に立ち寄ることにした。
 「それじゃあ新谷。俺は今日こっちだから」
 「お疲れ様です!」


 新谷と別れ、居酒屋で一杯やっていた植野はほろ酔い気分で夜道を歩いていた。
 どこからか、消防車のサイレンの音がする。
 どこかで火事でもあったんだろうか。そんななことを考えながら、ふらふらと歩いて、家に向かっていると、公園の傍でを通りかかったときに、公園から変なうめき声が聞こえて来た。
 植野は気になって公園に入って行った。
 「助けてくれ・・・」
 植野が公園に入ると茂みの中から、男が這いずり出た。
 顔面を殴られたのか、顔中血まみれで、その口からはごふごふと赤い泡を噴出していた。
 しかし、すぐに茂みに引きずり込まれていった。
 その後すぐに人を殴る音が聞こえて来た。
 「ぎゃっ、やめろ、ぐはっ」
 「おい」
 植野は思わず声を掛けた。
 すると茂みの中から誰かがにゅっと姿を現した。
 その姿を見て、植野は驚きを隠せなかった。
 影から出て来たのは新谷だった。血だらけの手で、顔は薄ら笑いを浮かべている。
 「何をしているんだ、新谷」
 「あれ、先生・・・」
 「お前、こんなをことして、どうなるかわかっているのか?」
 「ゴングが鳴ったんです。試合が始まったから、僕は・・・」
 植野は呆然とした。
 その植野の耳にまた消防車の音が聞こえて来た。消防車の音には、半鐘の音も混じっていた。
 途端、新谷の顔つきが変わった。そして、おもむろにファイティングポーズをとった。
 「ぐわああ!」
 新谷は目の前にいる植野を何も言わず殴りつけた。
 ふいをつかれた植野はバランスを崩し、その場に倒れ込んだ。
 そこへ新谷が馬乗りになって、さらに植野にパンチを浴びせ続けた。
 新谷は一心不乱に植野を殴り続けた。植野の鼻が折れても、眼球が飛び出しても、顎の骨が砕けても。試合のゴングが鳴るまで・・・
 結局、近くの住民が気付いて、警察が来て取り押さえるまで殴るのをやめなかった。
 新谷は自分の両手の骨が折れても殴るのをやめなかった。そのせいか、指の骨がめちゃくちゃに砕け、砕けた骨が皮膚を突き破り、何本もの赤黒い骨が突き出していた。
 手はグローブみたいな大きさに腫れあがり、植野の血を浴びて真っ赤なグローブのような輝きを放っていたそうだ。


 「植野はもちろん死んだよ。
 そして、加害者である新谷は、後を追うように自殺した。手の怪我で搬送された先の病院の屋上から飛び降りたんだ。
 『強くなりたい』そんな純粋な気持ちで始めたボクシングだったのに、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
  1. なぜ植野を殴ったのか→新堂エンディング№20:ゴングが鳴って
  2. なぜその話を知っているのか→新堂エンディング№21:贖罪
  3. なぜ、新谷はそんなに強いのか
  4. 植野はそんなに熱心だったのか
 「あの、新谷さんは、なぜそんなに強かったんでしょうか。いじめられっ子の彼が、こんなに強くなれるなんて、何だか信じられなくて・・・」
 「坂上、一つ教えといてやるよ。
 強さってのは、強くなりたいって思い続けた奴だけが強くなれるんだ。
 新谷は、いじめられっ子だった分、強いものに対する憧れも強かった。
 植野もそんな新谷の心意気に応えて熱心に指導していた。
 それが仇になるなんてな・・・」


 新堂エンディング№23:強さの秘訣
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 今日のロマンシング サガ2 リベンジオブザセブンはどうかな?


 兵士からクジンシーがヴィクトールを殺害した時の様子を聞いたレオンは、オアイーブを呼んで密談をする。
 レオンは、ヴィクトールの敵討ちにジェラールを連れて、クジンシーがいるソーモンに向かう。


 セーブポイント発見!

 ゲットーから、ラビットイヤー傷薬をゲット。
 野獣の爪をゲット。
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 宝箱から、術酒X3をゲット。


 ジェイムズが、エイミングを習得!


 傷薬をゲット。
 小さな角をゲット。
 小さな角をゲット。
 宝箱から、小さな角X3をゲット。
 小さな角をゲット。
 橋の下の宝箱から、生命力回復をゲット。
 野獣の爪をゲット。
 ゴブリンを倒して、麻の布をゲット。
 野獣の爪をゲット。


 回復ポイント、セーブポイントを発見!


 クジンシーの館へ。
 赤鉄の鉱石をゲット。
 暖炉の中の宝箱から、ソーモンの指輪をゲット!
 ジャムを倒して、術酒をゲット。
 ミミック入の宝箱から、スウェットスーツをゲット!


 ジェラールが、フェイントを習得!


 小さな角をゲット。
 宝箱から、高級傷薬X3をゲット。
 ボーンヘッドを倒して、ダブレットをゲット!
 傷薬をゲット。
 シーを倒して、術酒、傷薬をゲット。
 小さな角をゲット。
 宝箱から、小さな角X3をゲット。
 宝箱から、12万クラウンをゲット。
 赤鉄の鉱石をゲット。


 レオンが、感電衝を習得!
 ベアが、脳天割りを習得!


 ミミック入りの宝箱から、ロブオーメンをゲット!
 小さな角をゲット。
 傷薬をゲット。
 宝箱から、ライオンヘッドをゲット!
 高級傷薬をゲット。
 赤鉄の鉱石をゲット。
 白銀の鉱石をゲット。


 テレーズが、影ぬいを習得!


 ミミック入りの宝箱から、20万クラウンをゲット。


 ベアが、パリィを習得!


 飛び降りて、傷薬をゲット。


 鍵を開けて、ショートカット開通!


 回復ポイント、セーブポイント発見!


 クジンシーとバトルになるが、レオンがソウルスティールを喰らってしまう・・・
 レオンはオアイーブが伝えた伝承法を使って、ジェラールに戦いの記憶を継承させ、死亡する。


 ジェラールが、ソウルスティールの見切りを習得!

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FANTASIAN Neo Dimension -PS5
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 今日のFANTASIAN(ファンタジアン) Neo Dimensionはどうかな?


 ピラニアラから、不死鳥の羽を盗む。倒して、ポーションSをゲット。
 ブルカを倒して、プロテインをゲット。


 ホールからウズラ号動力炉へ。
 モンスターが動力炉に入り込んだせいで、動力炉が暴走しているとのこと。
 メカ・ブルカを倒して、プロテインをゲット。


 宝箱から、落雷のかけら×3をゲット。
 宝箱から、ガッツベルトをゲット!
 宝箱から、1000Gをゲット。


 セーブポイントを発見!


 宝箱から、不死鳥の羽をゲット。


 メカ・カックルから、制御チップを盗んだ。倒して、ヒールストーンをゲット。


 宝箱から、火炎のかけら×10をゲット。


 船長は必死で、アンカーを射出して船を止めようとしているが、作動しない。
 レオアたちが、船長の代わりにアンカーの収容部の様子を見に行くことになった。

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ダンジョンに捧ぐ墓標
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 ダンジョンに捧ぐ墓標のプレイ開始!
 さっそく設定で、敵の攻撃が1/2になるイージーモードに変更。


 勇者が目覚めると、なきがらの姿ではじまりの街の墓場にいた。
 勇者をゲット。


 酒場でクエストを受注してから、亡者の洞窟へ。
 B5から帰還して、スライムの体液バックラーをゲット!


 再度、亡者の洞窟へ。
 B5から帰還したらΥで、アイアンリングルビーをゲット!


 クエスト001:スライムを10匹討伐して、100Gをゲット。


 タウンポータルストーンを購入。

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ネバーランドのリンゴ (スーパーアドベンチャーゲーム)
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 今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?


 森の中、大きな泉のある空き地にいる。
 道は東西に続いている。
  • 東へ行く
  • 西へ行く
 森の中の三叉路にいる。
 道の脇の大岩に図体の大きなトロールが座っている。
 彼の横には大きな水瓶が置かれている。
 森の中の三叉路にいる。あたりには霧が薄く立ち込めている。
  • 西へ行く
  • 南へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ行く
 キャリドンの森のとば口についた。
 道は南北に続いている。北に進めばキャメロットの街、南に進めば森の中だ。
  • 北へ行く
  • 南へ行く
 キャメロットの街の南の門にいる。
  • 南へ向って、キャリドンの森へ→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ向かって、キャメロットの街の中へ
 キャメロットの街に入った。
 道は南北に続いている。道の西側には食堂、東側には質屋がある。
  • 質屋に入る
  • 食堂に入る
  • 南へ行く→一つ前の選択肢に戻る
  • 北へ行く
 食堂に入った。
  • 金貨2枚払って、食事をとる
  • 金貨2枚払って、弁当を買う
  • 食堂を出る
 食堂の親父は金貨を受け取ると、空席を指し示した。
  • カウンター席
  • テーブル席
 食堂の親父はプディングと子羊のスープを運んできた。
 食事はなかなかおいしく、体力ポイントを3回復。
 食事を終えて一服していると、隣で飲んでいる楽人たちの頭分らしいブーカが「どこまで行くの」と話しかけてきた。
 相手は赤いビロードの派手なチョッキに、小さな青い岩笛を紐をゆわえてブローチのように首に下げた一癖ありそうなやつだ。
  • 「コッドリープまで所用で出かける」
  • 「ガラスが丘のリンゴを取り戻すために蜃気楼城に行く」
 楽人の一人が「それが本当なら君にぜひ教えたいことがあるんだが、こんなに人がいっぱいいるところじゃまずいんだ」と言って、楽人3人は食堂の裏にティルトを連れ出した。


 楽人たちは、ティルトを取り囲んでめいめいに刀を抜き、「俺たちはバンパー様の命令でこの街を見張っている者だ」と言った。
  • ガラスの剣を使う
  • 聖水を使う
  • 武器を取って彼らと戦う
 ブーカの楽人3人と戦闘!
 ①攻撃ポイント:7
  体力ポイント:7
  ダメージポイント:3
 ②攻撃ポイント:8
  体力ポイント:7
  ダメージポイント:3
 ③攻撃ポイント:8
  体力ポイント:9
  ダメージポイント:3


 戦力ポイント0、ライオンの加護で戦力ポイント+1、武器ポイント+1、剣①(武器ポイント1)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!


 ①1回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は5。
 2回目:ダイスは2と3で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は3。
 3回目:ダイスは1と4で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は1。
 4回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、撃破!
 ②1回目:ダイスは3と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は5。
 2回目:ダイスは1と3で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力13。
 3回目:ダイスは2と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力12。
 4回目:ダイスは2と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は3。
 5回目:ダイスは2と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は1。
 6回目:ダイスは5と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、撃破!
 ③1回目:ダイスは1と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力11。
 2回目:ダイスは3と5で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は7。
 3回目:ダイスは2と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は5。
 4回目:ダイスは1と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力10。
 5回目:ダイスは1と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は3。
 6回目:ダイスは2と4で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、残り体力は1。
 7回目:ダイスは1と2で、攻撃失敗。
 竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力9。
 8回目:ダイスは4と6で、攻撃成功。
 ブーカの楽人に2ダメージを与えて、撃破!


 3人のブーカは倒れると同時に地面に吸い込まれた。
 残った岩笛を拾うと、笛の握りの底に10という数字が彫られているのに気付いた。





 体力ポイント  
   ティルト①の初期値  17-3-3+3-5
   ティルト②の初期値  18
   ティルト③の初期値  22
 戦力ポイント  
   初期値  0
   ライオンの加護  +1
 武器   武器ポイント
   剣①  1
   ライオンの爪  +1
 経験ポイント   7
 金貨   1
 所持品  
   食料1個  
   青い卵  
   蚊まんじゅう2個  
   竜の鱗の楯  
   金色の鍬  壁を破ることができるが体力ポイントが2減る
   黄色水晶  37の数字が刻み込まれている
   蜂蜜  
   ドルイドの聖水  異境の魔物を調伏する力がある
   ドルイドの護符  24という数字が記されている縮小の魔法の護符
   魔光の玉  7という数字が刻まれおり、体を透明にする魔光を出す
   青い岩笛  10という数字が彫られている
 キーナンバー  
   1:マーリンの祝福  23
   2:竜の鱗の楯  0
   3:ヌー  140
   5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴  19
   17:ガラスが丘の竜を撃破  44
   19:魔光の玉  7
   22:金色の鍬  100
 魔法  
   62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す  呪文を詠唱しながら相手にキスをする

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