
今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目クリア
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る
3週目開始!
イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・
新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。
→やります
→あ~、やっぱりいいです
「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
- プール→シナリオ:呪われたロッカー
- 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- トイレ
「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」
飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。
「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
- 食べてみたい
- あまり食べたくない
この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
- 食べたい
- 食べたくない(6回連続で選択)→エンディング№375:ちりとり小僧
でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
- 会いたい
- 別に会いたくない→エンディング№369:痩せたい願い、エンディング№373:二人の飴玉ばあさん、エンディング№374:友情を確かめ合って
でもね、飴玉ばあさんにはたった一つだけ厳しいルールがあるのよ。一度飴をあげた人間の前には、二度と姿を見せないということ。
今はフランスでパティシエをやってる彼も、あの味が忘れられなくて飴玉ばあさんを捜したそうよ。裏門とか通用門の前なら会えるかと思って待っていても、待てど暮らせど現れない。
諦めて立ち去ると、どこからともなく現れて他の誰かに飴をあげるんだって。
まあ、貰えないものは仕方ないから、結局、自分であの飴の味を再現しようと思い立ち調理学校に入ったわけ。
その結果、彼の生み出すお菓子は大評判になり、今も新たなお菓子作りに挑戦し続けているのよ。
巷では大評判なのに、あの飴の味にはまだまだ遠く及ばないと本人は嘆いてるんだってさ」
それからというもの、噂が噂を呼び、その飴がどれほどおいしいかだけでなく、飴を舐めると成功する、自分の夢が叶う、あの飴は幸せを呼ぶ魔法の飴だ、そんな噂が広まった。
飴を舐めた人は、次々と成功者になった。パイロット、弁護士、カメラマン、みんな自分の夢を叶えたのだ。
飴を舐めた人間は幸せになる、いつしか噂は真実として誠しとやかに囁かれるようになった。
でも、飴は望んでも手に入らない。別に飴なんて望まないものの前に飴玉ばあさんは現れる。
欲望の深い人間を、飴玉ばあさんはわかっていたのだろう。だから、飴玉ばあさんは、本物の魔法使いで弱いものの味方なんだという噂が広まった。
「ねえ、飴玉ばあさんの飴、すごく舐めたいよね?」
「坂上君、正直だね。そんな魔法のような飴があったら、舐めたくないって人は天邪鬼だよねぇ。
それでさ、田所尚敬とって生徒が昔いたんだけれどね。まあ、付き合い下手っていうか、わがままでね。自分の思い通りにならないと気がすまないのよ。他人には厳しく接するのに自分には甘えん坊で、自分中心に地球が回っていると勘違いしているわけ。
そして、卑屈で天邪鬼。思っていることとは逆のことを言ってしまう。もう、救いようがないよね。
それで、田所君は飴玉ばあさんの話を聞いても、表面上は興味なさそうな顔をしてたわけ」
田所は「お前ら、馬鹿じゃないの?何、飴玉一つで騒いでんの?」なんて憎まれ口を叩いていたが、内心は魔法の飴が滅茶苦茶欲しかった。
それがみんなにもわかっているので、誰も田所を相手にしなかった。
それで、誰もに見つからないようにして、田所はいつも学校の側で飴玉ばあさんを待っていた。
1年生、2年生、3年生になっても彼は待ち続けた。
そして、冬になり、高校生活のもうすぐ終わろうという日のこと。
田所は、また明日に望みを託し帰ろうとしたら、突然、「お前さん、一人かえ?」と後ろから声を掛けられた。振り向くと、赤いフードを目深にかぶったおばあさんが立っている。飴玉ばあさんだ。
「飴玉ばあさん!」と田所は思わず叫んだ。
「いっひっひ、いかにもそうじゃよ。お前さん、あたしのことを待ってたんじゃろ?お前さんの前に現れるつもりはなかったんじゃが、その執念に免じて会いに来てやったよ」
「彼はなんと答えたと思う?」
- 待っていた →「待ってたんだよ!なあ、早く飴をおくれよ」と、ひねくれ者の田所でも本音が出てしまった。「ほっほ、せっかちじゃのう。そんなに焦らんでも飴は逃げんよ。ちょっと見たところ、お前さん、かなりのひねくれ者と見たぞ。よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃのう。しかしな、決してお前さんを中心に世の中は動いているわけではない。それをきちんと理解できるかえ?」むっとした田所は、「前言撤回だぜ!何で見ず知らずの薄汚ねえババアに説教されなきゃならねえんだよ!さっさと消えちまえ!」と言ってしまった。
- 別に待っていない →田所は天邪鬼だから「別に、俺はふらっとしてただけさ」と答えると、飴玉ばあさんは「そういう子が好きなんじゃよ。ひねくれちまって、よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃの」と言った。むっとした田所は「うるせえな。お前なんか、待っちゃいねえよ。さっさと消えちまえよ!」と心では思っていないことを、つい口から出してしまった。
「それで、田所君はどうしたと思う?」
- 会いたかったと答える→エンディング№370:飴玉を噛み砕いた代償
- 冷たくあしらう
「かわいい子だねえ。どうして、そう正直になれないのかねえ。そういう子は、おいしい飴を食べるといい」
飴玉ばあさんは、手に下げたバスケットの中から大きな飴玉を一つつまみあげた。
田所は本当は欲しいくせに、ソッポを向くと、さも面倒くさそうに、
「どうしてももらってくれっていうんなら、もらってやってもいいけどよお。まずかったら、承知しねえぞ」と憎まれ口を叩きながら、飴玉をひったくり、包み紙をはがすと急いで口の中に放り込んだ。
その瞬間、全身に衝撃が走った。こんな味、今まで味わったことがない。
「うまいかえ?」
「うまい!」
でも、田所は、言ってしまった後でしまったと思った。それと同時に別の欲望が湧いてきた。
それは、もっと飴が欲しいという欲望。こんな美味しい飴、一つで満足できるわけがない。それに一粒で成功するのだから、もっと食べれば大成功するに違いない。
そう思ったら、もう我慢できなくなって、反射的にバスケットの中に手を突っ込むと、飴玉を鷲掴みに、飴玉ばあさんを突き飛ばして逃げ出した。
もうこれ以上は走れないと足を止めて振り返ると、飴玉ばあさんの姿はどこにもなかった。
「なんだ、二つぽっちか」
それでも、田所は満足だった。
家に帰り、自分の部屋にこもると、机の上にその二つの飴玉を並べてニヤニヤした。他の連中は一つしか味わえない。それなのに、自分は3つも味わうことができる。
だから、自分の人生は3倍楽しい人生になるはずだ。そう思うと自然と笑いが込み上げてきた。
「今までの俺の人生は最悪だった。でも、これで変わるんだ」
見ているだけで欲望を止めることができない。でも飴は二つしかない。
「ちょっと、舐めるだけなら」
ほんのひと舐めするつもりで、飴玉を口に運んだ。すると、その舌先に至高の味覚が広がり、五感は研ぎ澄まされた。
「たまんねえよ!」
舐めるだけのつもりが、すでに次の瞬間には口の中に放り込んだ。あんなに大きかった飴玉があっという間に溶けてなくなった。そして、一つ食べると、もう歯止めなんてきかない。
田所は、最後の1個に手を伸ばすと、躊躇することなく口に放り込んだ。それが、彼にとって一番幸せな時だった。彼はもう死んでもいいと思った。
いつしか最後の飴玉も胃の中に落ちて行った。
その時、誰かが部屋のドアをノックした。
「うるせえなあ。今、勉強中なんだよ。夕飯はいらねえよ」
「返しておくれ、飴玉を返しておくれ」
その声は紛れもない飴玉ばあさんの声だった。
「返しておくれよ。ありゃあ、あたしの大事な飴玉なんだから」
「どうすればいいと思う?」
- ドアを開ける→エンディング№371:飴玉収集人
- ドアを開けない
部屋には鍵が掛かっているから無視することにした。
「なあ、返しておくれよ」
「うわっ!」
田所は大声を上げた。なぜなら飴玉ばあさんの声が、自分のすぐ後ろで聞こえたから。振り向くと、どうやって入ったのか飴玉ばあさんが立っていた。
田所は今更だけど改めて気づいた。飴玉ばあさんが人間じゃないって。
「俺が悪かったよ。許してくれよ」
「だったら返しておくれ。あたしの飴を返しておくれ」
「全部、食べちまった。だから返せないよ。ごめんよ、許してくれよ」
必死で謝る田所の言葉を聞いていないのか、飴玉ばあさんは次々と質問を浴びせてきた。
「飴は好きかい?」
「ごめんなさい、もうしません」
「お前は飴がほしいのかい?」
「ごめんなさい、もうしません」
「飴は美味しかったかい?」
「ごめんなさい、もう本当にしません」
「飴をいくつ食べたんだい?」
「ごめんなさい、もう本当にしませんから!」
「ねえ、飴玉を返しておくれよ」
「ごめんなさい。もうないんです。食べちゃったんです」
飴玉ばあさんは震える田所の顔をものすごい力でぐっと掴むと、まじまじと見つめて笑った。
「何言ってるんだい。ちゃんとあるじゃないか。こんなに美味しそうな目玉が二つ」
田所の絶叫が家中に響き渡った。その声に驚いた彼の家族が、田所の部屋に行ってみると、部屋中血の海で、もう飴玉ばあさんの姿はなかった。
ただ一人、部屋の中央で、血だらけの顔を押さえた田所が転げ回っていた。
「目が・・・目が痛いよ!」
びっくりした母親が田所の顔から押さえる手を引きはがすと、目があるべき場所にぽっかりと黒い穴が開いているだけだった。
その後、田所は気が変になって、学校を辞めてしまったそうだ。
そして数年前から、時々通用門にサングラスをかけた男が現れるようになった。
その人は通りかかる生徒を呼び止めるとサングラスをはずして
「僕の目玉を返しておくれよ、あれは飴玉じゃないんだよ。ねえ、返しておくれよ」ってか細い声で泣くそうだ。
彼には目がなく、真っ黒な穴が二つ開いているだけだそうだ。
「これで私の話は終わりです」
「飴玉ばあさんの話は有名だからな。倉田も一応、語り部の候補に入れておこうか」
エンディング№372:飴玉の秘密
エンディング数 103/657 達成度15%
キャラクター図鑑 62/122 達成度50%
イラストギャラリー 56/283 達成度19%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目クリア
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る
3週目開始!
イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・
新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。
→やります
→あ~、やっぱりいいです
「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
- プール→シナリオ:呪われたロッカー
- 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- トイレ
「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」
飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。
「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
- 食べてみたい
- あまり食べたくない
この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
- 食べたい
- 食べたくない(6回連続で選択)→エンディング№375:ちりとり小僧
でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
- 会いたい
- 別に会いたくない→エンディング№369:痩せたい願い、エンディング№373:二人の飴玉ばあさん、エンディング№374:友情を確かめ合って
でもね、飴玉ばあさんにはたった一つだけ厳しいルールがあるのよ。一度飴をあげた人間の前には、二度と姿を見せないということ。
今はフランスでパティシエをやってる彼も、あの味が忘れられなくて飴玉ばあさんを捜したそうよ。裏門とか通用門の前なら会えるかと思って待っていても、待てど暮らせど現れない。
諦めて立ち去ると、どこからともなく現れて他の誰かに飴をあげるんだって。
まあ、貰えないものは仕方ないから、結局、自分であの飴の味を再現しようと思い立ち調理学校に入ったわけ。
その結果、彼の生み出すお菓子は大評判になり、今も新たなお菓子作りに挑戦し続けているのよ。
巷では大評判なのに、あの飴の味にはまだまだ遠く及ばないと本人は嘆いてるんだってさ」
それからというもの、噂が噂を呼び、その飴がどれほどおいしいかだけでなく、飴を舐めると成功する、自分の夢が叶う、あの飴は幸せを呼ぶ魔法の飴だ、そんな噂が広まった。
飴を舐めた人は、次々と成功者になった。パイロット、弁護士、カメラマン、みんな自分の夢を叶えたのだ。
飴を舐めた人間は幸せになる、いつしか噂は真実として誠しとやかに囁かれるようになった。
でも、飴は望んでも手に入らない。別に飴なんて望まないものの前に飴玉ばあさんは現れる。
欲望の深い人間を、飴玉ばあさんはわかっていたのだろう。だから、飴玉ばあさんは、本物の魔法使いで弱いものの味方なんだという噂が広まった。
「ねえ、飴玉ばあさんの飴、すごく舐めたいよね?」
「坂上君、正直だね。そんな魔法のような飴があったら、舐めたくないって人は天邪鬼だよねぇ。
それでさ、田所尚敬とって生徒が昔いたんだけれどね。まあ、付き合い下手っていうか、わがままでね。自分の思い通りにならないと気がすまないのよ。他人には厳しく接するのに自分には甘えん坊で、自分中心に地球が回っていると勘違いしているわけ。
そして、卑屈で天邪鬼。思っていることとは逆のことを言ってしまう。もう、救いようがないよね。
それで、田所君は飴玉ばあさんの話を聞いても、表面上は興味なさそうな顔をしてたわけ」
田所は「お前ら、馬鹿じゃないの?何、飴玉一つで騒いでんの?」なんて憎まれ口を叩いていたが、内心は魔法の飴が滅茶苦茶欲しかった。
それがみんなにもわかっているので、誰も田所を相手にしなかった。
それで、誰もに見つからないようにして、田所はいつも学校の側で飴玉ばあさんを待っていた。
1年生、2年生、3年生になっても彼は待ち続けた。
そして、冬になり、高校生活のもうすぐ終わろうという日のこと。
田所は、また明日に望みを託し帰ろうとしたら、突然、「お前さん、一人かえ?」と後ろから声を掛けられた。振り向くと、赤いフードを目深にかぶったおばあさんが立っている。飴玉ばあさんだ。
「飴玉ばあさん!」と田所は思わず叫んだ。
「いっひっひ、いかにもそうじゃよ。お前さん、あたしのことを待ってたんじゃろ?お前さんの前に現れるつもりはなかったんじゃが、その執念に免じて会いに来てやったよ」
「彼はなんと答えたと思う?」
- 待っていた →「待ってたんだよ!なあ、早く飴をおくれよ」と、ひねくれ者の田所でも本音が出てしまった。「ほっほ、せっかちじゃのう。そんなに焦らんでも飴は逃げんよ。ちょっと見たところ、お前さん、かなりのひねくれ者と見たぞ。よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃのう。しかしな、決してお前さんを中心に世の中は動いているわけではない。それをきちんと理解できるかえ?」むっとした田所は、「前言撤回だぜ!何で見ず知らずの薄汚ねえババアに説教されなきゃならねえんだよ!さっさと消えちまえ!」と言ってしまった。
- 別に待っていない →田所は天邪鬼だから「別に、俺はふらっとしてただけさ」と答えると、飴玉ばあさんは「そういう子が好きなんじゃよ。ひねくれちまって、よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃの」と言った。むっとした田所は「うるせえな。お前なんか、待っちゃいねえよ。さっさと消えちまえよ!」と心では思っていないことを、つい口から出してしまった。
「それで、田所君はどうしたと思う?」
- 会いたかったと答える→エンディング№370:飴玉を噛み砕いた代償
- 冷たくあしらう
「かわいい子だねえ。どうして、そう正直になれないのかねえ。そういう子は、おいしい飴を食べるといい」
飴玉ばあさんは、手に下げたバスケットの中から大きな飴玉を一つつまみあげた。
田所は本当は欲しいくせに、ソッポを向くと、さも面倒くさそうに、
「どうしてももらってくれっていうんなら、もらってやってもいいけどよお。まずかったら、承知しねえぞ」と憎まれ口を叩きながら、飴玉をひったくり、包み紙をはがすと急いで口の中に放り込んだ。
その瞬間、全身に衝撃が走った。こんな味、今まで味わったことがない。
「うまいかえ?」
「うまい!」
でも、田所は、言ってしまった後でしまったと思った。それと同時に別の欲望が湧いてきた。
それは、もっと飴が欲しいという欲望。こんな美味しい飴、一つで満足できるわけがない。それに一粒で成功するのだから、もっと食べれば大成功するに違いない。
そう思ったら、もう我慢できなくなって、反射的にバスケットの中に手を突っ込むと、飴玉を鷲掴みに、飴玉ばあさんを突き飛ばして逃げ出した。
もうこれ以上は走れないと足を止めて振り返ると、飴玉ばあさんの姿はどこにもなかった。
「なんだ、二つぽっちか」
それでも、田所は満足だった。
家に帰り、自分の部屋にこもると、机の上にその二つの飴玉を並べてニヤニヤした。他の連中は一つしか味わえない。それなのに、自分は3つも味わうことができる。
だから、自分の人生は3倍楽しい人生になるはずだ。そう思うと自然と笑いが込み上げてきた。
「今までの俺の人生は最悪だった。でも、これで変わるんだ」
見ているだけで欲望を止めることができない。でも飴は二つしかない。
「ちょっと、舐めるだけなら」
ほんのひと舐めするつもりで、飴玉を口に運んだ。すると、その舌先に至高の味覚が広がり、五感は研ぎ澄まされた。
「たまんねえよ!」
舐めるだけのつもりが、すでに次の瞬間には口の中に放り込んだ。あんなに大きかった飴玉があっという間に溶けてなくなった。そして、一つ食べると、もう歯止めなんてきかない。
田所は、最後の1個に手を伸ばすと、躊躇することなく口に放り込んだ。それが、彼にとって一番幸せな時だった。彼はもう死んでもいいと思った。
いつしか最後の飴玉も胃の中に落ちて行った。
その時、誰かが部屋のドアをノックした。
「うるせえなあ。今、勉強中なんだよ。夕飯はいらねえよ」
「返しておくれ、飴玉を返しておくれ」
その声は紛れもない飴玉ばあさんの声だった。
「返しておくれよ。ありゃあ、あたしの大事な飴玉なんだから」
「どうすればいいと思う?」
- ドアを開ける
- ドアを開けない
「ごめんなさい。飴玉全部食べちゃったんだ、許してください。なんでもします!」
田所は土下座して一生懸命謝った。相手は人間じゃないって、この時になってやっと理解したのだ。
「そうかい、仕方がないのう。今回だけは許してやろう。
ただし条件がある。わしも歳じゃ。飴玉作りの手伝いをしてくれんか?」
「わかりました。俺で良ければ手伝います。それで、何をすればいいんですか?」
「お前さんも食べて見て思うんじゃが、とても美味しかったじゃろ?
それもそのはず、普通の飴とは原料が違うんじゃ。なんせ、本物の人間の目玉を使っとるからのう。ひっひっひ」
「俺は人の目玉を食っちまったのか!」
飴玉ばあさんの言葉を聞いて、田所は胃の中から胃液が込み上げてくるのを我慢できなかった。めまいがして気が遠くなりそうだった。
「だからの、お前さんに原料を取ってきてほしいんじゃ。これから、ずーっとな」
「そんな・・・」
「嫌ならいいんじゃよ。お前さんの目玉を頂くだけだから」
それから田所の姿を見た者はいないそうだ。学校も転校したことになっている。
でも、飴玉ばあさんの噂は今も残っている。
飴玉婆さんは、もう原料を集められない、と言っていたから、誰が人間の目玉を集めているのだろう。
「ねえ、坂上君、舐めてみたいって言ったよね。人間の目玉から作られる飴玉だけど、人生の成功者になれるんだもの。舐めるよね、絶対。今度一緒に飴玉ばあさんを捜しに行こうよ」
「飴玉ばあさんの話は有名だからな。倉田も一応、語り部の候補に入れておこうか」
エンディング№371:飴玉収集人
エンディング数 102/657 達成度15%
キャラクター図鑑 62/122 達成度50%
田所尚敬
イラストギャラリー 56/283 達成度19%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目クリア
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る
3週目開始!
イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・
新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。
→やります
→あ~、やっぱりいいです
「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
- プール→シナリオ:呪われたロッカー
- 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- トイレ
「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」
飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。
「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
- 食べてみたい
- あまり食べたくない
この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
- 食べたい
- 食べたくない(6回連続で選択)→エンディング№375:ちりとり小僧
でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
- 会いたい
- 別に会いたくない→エンディング№369:痩せたい願い、エンディング№373:二人の飴玉ばあさん、エンディング№374:友情を確かめ合って
でもね、飴玉ばあさんにはたった一つだけ厳しいルールがあるのよ。一度飴をあげた人間の前には、二度と姿を見せないということ。
今はフランスでパティシエをやってる彼も、あの味が忘れられなくて飴玉ばあさんを捜したそうよ。裏門とか通用門の前なら会えるかと思って待っていても、待てど暮らせど現れない。
諦めて立ち去ると、どこからともなく現れて他の誰かに飴をあげるんだって。
まあ、貰えないものは仕方ないから、結局、自分であの飴の味を再現しようと思い立ち調理学校に入ったわけ。
その結果、彼の生み出すお菓子は大評判になり、今も新たなお菓子作りに挑戦し続けているのよ。
巷では大評判なのに、あの飴の味にはまだまだ遠く及ばないと本人は嘆いてるんだってさ」
それからというもの、噂が噂を呼び、その飴がどれほどおいしいかだけでなく、飴を舐めると成功する、自分の夢が叶う、あの飴は幸せを呼ぶ魔法の飴だ、そんな噂が広まった。
飴を舐めた人は、次々と成功者になった。パイロット、弁護士、カメラマン、みんな自分の夢を叶えたのだ。
飴を舐めた人間は幸せになる、いつしか噂は真実として誠しとやかに囁かれるようになった。
でも、飴は望んでも手に入らない。別に飴なんて望まないものの前に飴玉ばあさんは現れる。
欲望の深い人間を、飴玉ばあさんはわかっていたのだろう。だから、飴玉ばあさんは、本物の魔法使いで弱いものの味方なんだという噂が広まった。
「ねえ、飴玉ばあさんの飴、すごく舐めたいよね?」
「坂上君、正直だね。そんな魔法のような飴があったら、舐めたくないって人は天邪鬼だよねぇ。
それでさ、田所尚敬とって生徒が昔いたんだけれどね。まあ、付き合い下手っていうか、わがままでね。自分の思い通りにならないと気がすまないのよ。他人には厳しく接するのに自分には甘えん坊で、自分中心に地球が回っていると勘違いしているわけ。
そして、卑屈で天邪鬼。思っていることとは逆のことを言ってしまう。もう、救いようがないよね。
それで、田所君は飴玉ばあさんの話を聞いても、表面上は興味なさそうな顔をしてたわけ」
田所は「お前ら、馬鹿じゃないの?何、飴玉一つで騒いでんの?」なんて憎まれ口を叩いていたが、内心は魔法の飴が滅茶苦茶欲しかった。
それがみんなにもわかっているので、誰も田所を相手にしなかった。
それで、誰もに見つからないようにして、田所はいつも学校の側で飴玉ばあさんを待っていた。
1年生、2年生、3年生になっても彼は待ち続けた。
そして、冬になり、高校生活のもうすぐ終わろうという日のこと。
田所は、また明日に望みを託し帰ろうとしたら、突然、「お前さん、一人かえ?」と後ろから声を掛けられた。振り向くと、赤いフードを目深にかぶったおばあさんが立っている。飴玉ばあさんだ。
「飴玉ばあさん!」と田所は思わず叫んだ。
「いっひっひ、いかにもそうじゃよ。お前さん、あたしのことを待ってたんじゃろ?お前さんの前に現れるつもりはなかったんじゃが、その執念に免じて会いに来てやったよ」
「彼はなんと答えたと思う?」
- 待っていた →「待ってたんだよ!なあ、早く飴をおくれよ」と、ひねくれ者の田所でも本音が出てしまった。「ほっほ、せっかちじゃのう。そんなに焦らんでも飴は逃げんよ。ちょっと見たところ、お前さん、かなりのひねくれ者と見たぞ。よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃのう。しかしな、決してお前さんを中心に世の中は動いているわけではない。それをきちんと理解できるかえ?」むっとした田所は、「前言撤回だぜ!何で見ず知らずの薄汚ねえババアに説教されなきゃならねえんだよ!さっさと消えちまえ!」と言ってしまった。
- 別に待っていない →田所は天邪鬼だから「別に、俺はふらっとしてただけさ」と答えると、飴玉ばあさんは「そういう子が好きなんじゃよ。ひねくれちまって、よっぽど嫌な人生を送ってきたんじゃの」と言った。むっとした田所は「うるせえな。お前なんか、待っちゃいねえよ。さっさと消えちまえよ!」と心では思っていないことを、つい口から出してしまった。
「それで、田所君はどうしたと思う?」
- 会いたかったと答える
- 冷たくあしらう
「ふぉっふぉふぉ、正直でよろしい。わたしゃ、素直な子が好きじゃからの」
飴玉ばあさんは、よく見ると、ボロボロの服を着ており、目やにもたまっていて、歯には歯垢がびっしりこびりついていた。
そして、焦点の合わない目で見られているうちに田所は我慢できなくなり思わず、
「なんでもいいから、早く飴玉をくれよ」と叫んだ。
「せっかちな子じゃのう。じゃあ飴玉をあげようかね。でものう・・・」
「いいから、よこせ」
言い終わらないうちに、田所は飴玉を奪うようにして走って逃げた。
「せっかく注意してやろうと思ったのにのう。まあ、自分で身をもって体験するとええ。ひひひ」
田所は、飛ぶように家に帰ると、自分の部屋に鍵をかけ、飴を包みから出すと一気に口に放り込んだ。
「うめぇ!たまんねえよ、この味!」
でも、舐めたのは一瞬だけで、いつものくせでガリっと噛み砕いてあっという前に全部食べてしまった。
すると、ありとあらゆる旨味が一気に押し寄せてきて、田所の舌がそのすべてを吸収した。
この世の味を超越したその宇宙的な味覚に、田所はまるで空を飛んでいるような感覚を覚え、意識を失った。気が付いた時、田所は自分の部屋に倒れていた。
「すげえ衝撃だった」
田所はあの味が忘れられなくて、何かを食べたくて仕方なかった。もちろんあの飴の味に勝るものなんて存在しないのはわかっていたが、口が寂しかったのだ。
机の上の引き出しにあったハッカ味のキャンディーを見つけて、急いで口の中に放り込んだが、まったく味がしなかった。まったくの無味。
不思議に思って、いくつもの飴を放り込んだが、すべて味はしなかった。
実は飴玉ばあさんがあの時言おうとしたのは、この飴を最後まで噛み砕かず舐めることだった。もし、噛み砕こうものなら、その人は味覚障害になり、何を食べても味がしなくなってしまう。
田所は何を食べても味覚がなくなってしまい、とうとう気が変になり、自分の舌をカッターで切ってしまった。
田所は今どこで何をしているかはわからない。でも、時々学校の周りで舌を切り取られるという事件が発生している。言葉にならない声を発しながら、果物ナイフで無理やり舌を切り取っては、それを自分の口の中に放り込むというものだ。ちなみにそれを目撃した人物がいるが、犯人は口の中に何枚もの舌が生えていたそうだ。口の中の荒行場所に、舌が縫い付けてあったとのこと。それが、田所の成れの果てかどうかは不明だが。
「日野先輩、語り部はぜひ私でお願いしますね」
「まあ、候補には入れておこうか、倉田」
エンディング№370:飴玉を噛み砕いた代償
エンディング数 101/657 達成度15%
キャラクター図鑑 62/122 達成度50%
田所尚敬
イラストギャラリー 56/283 達成度19%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目クリア
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る
3週目開始!
イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・
新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。
→やります
→あ~、やっぱりいいです
「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
- プール→シナリオ:呪われたロッカー
- 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- トイレ
「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」
飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。
「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
- 食べてみたい
- あまり食べたくない
この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
- 食べたい
- 食べたくない(6回連続で選択)→エンディング№375:ちりとり小僧
でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
- 会いたい
- 別に会いたくない
あのね、しょせん人間にできることなんて限界があるんだよ。
無理して頑張って、叶うはずもない夢を追いかけるのもいいけどさ。それで、自分の夢が叶えられる人なんて、たった一握りなんだから。
無理しないで、もらえるものなら手に入れた方がいいと思うけどね」
もうかなり昔の話なるが、当時、鳴神学園に在籍していた酒井聖美は決して美人とはいえない容姿で、体型もお世辞にもスマートではなかった。そして、友達もいなくて、いつも一人で休み時間はノートに落書きしているような子だった。
でも、おっとりしているだけで嫌な子ではなく、根はやさしく、どちらかと言えばみんなに好かれていた。
そんな彼女のクラスに、名倉寧々という転校生がやってきた。
彼女は目を疑うような美女だったが、誰もが美しいと思うような美人ではなく、モテルのような近寄りがたい美しさだった。
そんな名倉は、あまりみんなとは付き合わなかった。みんなは話しづらかったのか、名倉には近づかないし、名倉もみんなに近づかなかった。
でも、名倉は酒井にだけはよく話しかけていた。酒井は誘われれば断れないタイプで、もともとは人と話すのが好きだったので、嬉しそうに二人は話をしていた。
ある日、下校の際、酒井が一緒に帰ろうと掃除当番の名倉を通用門で待っていたら、飴玉ばあさんに話しかけられた。
「お前さん、誰かを待っているのかえ?」
「はい、ちょっと友達を」
「じゃあ、友達が来ないうちにあんたにあげたい物があるんじゃ。ほれ、これじゃ」
包みがよれよれのゴルフボールくらいの大きな飴玉だった。
「お前さんは、心根が優しい子だとみた。お前さんのような子は、もっと幸せにならんといかんからのう。お前さんにつきまとっているハンデを取ってあげるぞえ、ひひひ」
それだけ言うと、お婆さんはどこかへいなくなってしまった。
「酒井さん、お待たせ。どうしたの」
「うん、実はね・・・」と言って、さっき起こったことの一部始終を話した。
「それで、これを貰ったの」
「あら、飴玉ばあさんの飴じゃないの。すごいわね、この飴は滅多にもらえないのよ」
「名倉さんて、転校してきたばかりなのに、随分とこの学校の都市伝説に詳しいよね」
「飴玉ばあさんの話は世界的に有名だから。この学校の都市伝説なんて、私はほとんど知らない方よ。
それより、その飴は舐めるの?舐めれば、なんでも願いが一つ叶うみたいだけど」
「でも、そういう話ってよく聞くけれど。願いが叶う代償に何か大事なものを失うんでしょ?しかも、それは願いが叶う以上に後悔してしまうこと」
「あら、良く知っているわね。あなたも結構事情通じゃないの。
でも、飴玉ばあさんの飴は大丈夫だと思うわよ。リスクがあるという話は聞いたことないもの」
「なんでも知ってるんだ」
「まあ、この界隈じゃ常識だもの。でも、願いを叶えるのはいいけれど、きれいになりたいっていうのだけは願わない方がいいと思うわ」
「どうして?私、もし願うならそれを願いたい」
「酒井さんは今のままで十分に可愛いと思うわ。だから願うなら他のにしなさい」
「・・・参考にするよ」
名倉は、酒井のコンプレックスを指摘して、それを可愛いと言ってしまった。
でも、その一言で、名倉が酒井を引き立て役をして傍に置いていることがわかってしまった。
酒井もうすうすは気づいていたが、はっきり言われてショックだった。
酒井はカバンに飴を押し込んで二人で帰った。
家に帰り、明日の授業に予習をしていると、
「あれ、カバンから出したっけ?」
見ると、机の右端にあの飴が置いてあった。
「さっきノートを出すときに一緒に落ちちゃったのね」
そして、飴玉の包み紙を剥いて、しげしげと見つめた。
「なんでも願い事が叶う飴か」
「酒井さんは、何を願ったと思う?」
- 名倉さんの美貌が欲しい→エンディング№373:二人の飴玉ばあさん
- 痩せたい→エンディング№369:痩せたい願い
- それ以外のことを思う
酒井は名倉の言葉を思い出した。綺麗になりたいっていうのはやめた方がいいという言葉。
ちょっとショックだったけど、分け隔てなく話してくれたのは名倉だった。
今までのことを思うと、名倉と一緒にいるのは楽しかった。でも、やっぱり自分は彼女の引き立て役でしかない。
それで、酒井はこんなお願いをした。
「お願いです。どうか私と名倉さんを本当の親友にしてください!」
そして、飴を口いっぱいに頬張ると願った。
そのあまりの美味しさも衝撃的だったけれど、それよりも口の中に弾けるようで刺激的な味わいが広がっていくのに驚いた。何かが体の中を広がって行くような不思議な感覚を味わい、そのまま酒井は寝てしまった。
翌朝、酒井は何がどう変わっているのか、期待して学校へ行った。
「おはよう」
名倉はいつものように簡単な朝の挨拶をしただけでさっさと自分の席に着いてしまった。
普段からベタベタしてこない名倉なので、何か変わったかを見ていると、名倉から「何かあったの?」と近寄ってきた。
「なんでもない」と言って酒井が目線をそらすと、名倉はそれ以上深入りはしてこなかった。
そうして放課後になり、名倉が声を掛けてきた。
「酒井さん、今日は一緒に還れないの。先に帰るわね」
そういうと名倉はさっさと帰ってしまった。
一人で帰る酒井は、泣きそうになった。何が飴玉ばあさんの飴だ。名倉の態度はいつもと変わらないというより、いつもより冷たく感じた。
次の日も名倉の態度はいつもと変わらないままだった。
飴玉の効果がないのだから、当たり前だ。
ところが「今日は一緒に帰りましょう」と放課後に名倉は誘ってくれた。
通用門を出ると、突然、「お前さん」と飴玉ばあさんに呼び止められた。
「お久しぶりね。飴玉ばあさん」
「寧々ちゃん、こっちに来たのかえ?」
「はい、飴玉ばあさんのお邪魔をするつもりはありませんから」
酒井は二人のやり取りを見てびっくりした。まるで旧知のような会話。呼び止められたのは名倉だった。
「それよりも、その子は大事にしなさい。寧々ちゃんとの仲を飴玉に願ったんじゃからね。とても良い子じゃよ」
「はい、そのつもりです。酒井さんは私の大事な親友ですよ。こんなに心のきれいな子は、今どき珍しいですものね」
言いたい事だけ言うと、飴玉ばあさんはまるで風のように消えてしまった。
「酒井さん、もったいないことをしたわね。私と親友になりたいって飴にお願いしたのね。そんなことをしなくても、私はあなたは親友だと思っているわ。
だから昨日、そのお願いは取り消してほしいって飴玉ばあさんにお願いに行ったのだけれど、駄目と言われてしまったわ。ごめんなさいね、酒井さん」
それを聞いた酒井は目頭が熱くなった。名倉を信用していなかった自分は愚か者だ。
名倉はポケットからとても良い香りのするハンカチを取り出すと、酒井の涙を拭いてあげた。
「これからもよろしくね。酒井さん」
「うん、こちらこそ」
二人は卒業するまで仲良く過ごした。
今は一緒にネットで開いたパフューム・ショップが大人気で、新たな良い香りを探しに年に一度は二人で海外旅行に行っているらしい。
「結局、飴玉ばあさんの飴はやっぱり成功の基なのよ。どういう形であれ、心の清らかな人に飴は効果をもらすの。
ねえ、坂上君、一緒に飴玉ばあさんを捕獲しない?飴玉ばあさんと契約すれば大金持ち間違いなしよ。それで世界一の大金持ちを目指すの、くふふふ」
「倉田、お前は怖い話を語る気があるのか?今回の語り部は諦めてもらおうか」
「ちょっと待ってくださいよ!私、怖い話たくさん知ってますってば!」
エンディング№374:友情を確かめ合って
エンディング数 100/657 達成度15%
キャラクター図鑑 61/122 達成度50%
イラストギャラリー 56/283 達成度19%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
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2週目クリア
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5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
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3週目開始!
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新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。
→やります
→あ~、やっぱりいいです
「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
- プール→シナリオ:呪われたロッカー
- 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- トイレ
「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」
飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。
「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
- 食べてみたい
- あまり食べたくない
この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
- 食べたい
- 食べたくない(6回連続で選択)→エンディング№375:ちりとり小僧
でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
- 会いたい
- 別に会いたくない
あのね、しょせん人間にできることなんて限界があるんだよ。
無理して頑張って、叶うはずもない夢を追いかけるのもいいけどさ。それで、自分の夢が叶えられる人なんて、たった一握りなんだから。
無理しないで、もらえるものなら手に入れた方がいいと思うけどね」
もうかなり昔の話なるが、当時、鳴神学園に在籍していた酒井聖美は決して美人とはいえない容姿で、体型もお世辞にもスマートではなかった。そして、友達もいなくて、いつも一人で休み時間はノートに落書きしているような子だった。
でも、おっとりしているだけで嫌な子ではなく、根はやさしく、どちらかと言えばみんなに好かれていた。
そんな彼女のクラスに、名倉寧々という転校生がやってきた。
彼女は目を疑うような美女だったが、誰もが美しいと思うような美人ではなく、モテルのような近寄りがたい美しさだった。
そんな名倉は、あまりみんなとは付き合わなかった。みんなは話しづらかったのか、名倉には近づかないし、名倉もみんなに近づかなかった。
でも、名倉は酒井にだけはよく話しかけていた。酒井は誘われれば断れないタイプで、もともとは人と話すのが好きだったので、嬉しそうに二人は話をしていた。
ある日、下校の際、酒井が一緒に帰ろうと掃除当番の名倉を通用門で待っていたら、飴玉ばあさんに話しかけられた。
「お前さん、誰かを待っているのかえ?」
「はい、ちょっと友達を」
「じゃあ、友達が来ないうちにあんたにあげたい物があるんじゃ。ほれ、これじゃ」
包みがよれよれのゴルフボールくらいの大きな飴玉だった。
「お前さんは、心根が優しい子だとみた。お前さんのような子は、もっと幸せにならんといかんからのう。お前さんにつきまとっているハンデを取ってあげるぞえ、ひひひ」
それだけ言うと、お婆さんはどこかへいなくなってしまった。
「酒井さん、お待たせ。どうしたの」
「うん、実はね・・・」と言って、さっき起こったことの一部始終を話した。
「それで、これを貰ったの」
「あら、飴玉ばあさんの飴じゃないの。すごいわね、この飴は滅多にもらえないのよ」
「名倉さんて、転校してきたばかりなのに、随分とこの学校の都市伝説に詳しいよね」
「飴玉ばあさんの話は世界的に有名だから。この学校の都市伝説なんて、私はほとんど知らない方よ。
それより、その飴は舐めるの?舐めれば、なんでも願いが一つ叶うみたいだけど」
「でも、そういう話ってよく聞くけれど。願いが叶う代償に何か大事なものを失うんでしょ?しかも、それは願いが叶う以上に後悔してしまうこと」
「あら、良く知っているわね。あなたも結構事情通じゃないの。
でも、飴玉ばあさんの飴は大丈夫だと思うわよ。リスクがあるという話は聞いたことないもの」
「なんでも知ってるんだ」
「まあ、この界隈じゃ常識だもの。でも、願いを叶えるのはいいけれど、きれいになりたいっていうのだけは願わない方がいいと思うわ」
「どうして?私、もし願うならそれを願いたい」
「酒井さんは今のままで十分に可愛いと思うわ。だから願うなら他のにしなさい」
「・・・参考にするよ」
名倉は、酒井のコンプレックスを指摘して、それを可愛いと言ってしまった。
でも、その一言で、名倉が酒井を引き立て役をして傍に置いていることがわかってしまった。
酒井もうすうすは気づいていたが、はっきり言われてショックだった。
酒井はカバンに飴を押し込んで二人で帰った。
家に帰り、明日の授業に予習をしていると、
「あれ、カバンから出したっけ?」
見ると、机の右端にあの飴が置いてあった。
「さっきノートを出すときに一緒に落ちちゃったのね」
そして、飴玉の包み紙を剥いて、しげしげと見つめた。
「なんでも願い事が叶う飴か」
「酒井さんは、何を願ったと思う?」
- 名倉さんの美貌が欲しい→エンディング№373:二人の飴玉ばあさん
- 痩せたい
- それ以外のことを思う
酒井は飴を口いっぱいに頬張ると願った。
「私は痩せたい」
そのあまりの美味しさも衝撃的だったが、それよりも口の中に弾けるようで茂樹廷な味わいが広がって行くのに驚いた。なにかが体の中を広がっていくような不思議な感覚を味わい、そのまま酒井は寝てしまった。
次の日、朝起きて鏡を見て驚いた。
「これが、私?」
鏡の中には、まるで別の人が映っているみたいだった。
学校へ行ったらもう大変な騒ぎ。
「痩せたなんて表現じゃ片付かないよね。全身整形?」
「いやいや、たった一日で整形なんてできないって。酒井さん、どんな魔法を使ったのか教えなさいよ」
「彼氏に立候補しようかな」
そんな感じで、酒井の周りには大変な人だかりができたが、酒井は何も言わずニコニコ笑っていた。
放課後になって酒井は解放されて、名倉の元に駆け寄った。
「ねえ、名倉さん。私、こんなにきれいになった」
「私の忠告は守った?きれいになりたいって願わなかった?」
「私は痩せたいとお願いしただけ」
「そう、でも体に関する願いは怖いから。私がもっと細かく忠告するべきだった」
自分がきれいなったら、引き立て役にならないから、名倉は喜んでくれないんだ。
そう思ったら、酒井も不機嫌になった。
「私がきれいになることは反対?私があなたの引き立て役にならないから?」
「あら、私はそんなことを一度も思ったことはなくてよ。だって、酒井さんは本当に可愛らしかったから」
「そんなの嘘よ!私、自分が可愛くないことなんて、小さいころからよく知っているもの。もう話したくない!」
酒井は怒って帰ってしまった。
酒井は家に帰って、いろいろな服を着てワンマン・ファッションショーをやったが、どれもこれもブカブカで大きすぎた。
でも、それが嬉しくて、何時間も鏡の前でニヤついていた。
「あら?なんか肌が荒れてる。一気に痩せちゃったから皮膚がたるんじゃったのかも。これからはお肌の手入れを入念にしないと」
そう言って、今までつけたことのない乳液を顔中に塗りたくって寝た。
ところが、朝起きると、まるで人間とは思えない容姿をした別人になっていた。
げっそりと頬はこけ、目は落ちくぼみ、まるで骸骨に皮がへばりついたような姿だった。
「痛っ!」
突然、舌に痺れを感じて、見てみると、舌から無数の突起物が出ており、まるで一つずつ独立した生き物のようにモゾモゾと蠢いていた。
プチプチという音がしたかと思うと、舌の上の突起物がはじけて中からイトミミズのような虫が出てきて、頬の内側の肉を食い破って皮膚の中に入り込んでいった。
酒井は半狂乱になって、口の中を掻きむしったが、皮膚を食い破って中に入り込んだ虫を取れるわけでなく、顔中を掻きむしった。
舌の上に生えていた突起物は虫の卵だったようだ。
「かゆい、かゆいよ!」
イトミミズのような虫は全身に広がっていて、皮膚の下を這いずり回ると、猛烈なかゆみを伴った。
悲鳴を聞きつけた母親がやってきたが、酒井は頑なにドアを開けることを拒んだ。
「来ないで!今日は学校を休むから、放っておいて!」
諦めて母親は帰ったが、全身掻きむしって体中血塗れになった酒井はどうすればいいかわからなかった。
とりあえず、舌の上に生えた卵を取ろうとしたが、痛くて剥がせない。それでも無理にバリバリ引っかくと、ボロボロ卵みたいなものが落ちるが、すぐに新しいものが生えてくる。
酒井は、針を手にすると夢中で、自分の皮膚に突き刺し、虫を掬うようにして取ろうとするが、虫はするりとすり抜けて取れるわけがない。
「まだ蠢いている。ここにも、そこにも、こんなところにまで・・・
何で取れないの!
私の体から出ていけ!こうしてやる!」
その時、ドアがノックする音と同時に「私よ」と名倉の声がした。
「入りますよ」
「入ってきちゃだめ!
え、鍵かけたのに!」
「お邪魔します」
名倉は鍵なんて何でもないようにドアを開けると、するりと部屋に入ってきて、酒井を優しく抱きしめた。
「もう大丈夫だから、落ち着きましょうね。
飴玉ばあさんの飴は、素晴らしい効果があるんだけれど、人体に関する願いはあまり良い影響を及ぼさないの。
綺麗になりたいとか痩せないとかいう願いは、魔女の世界では美意識が異なるのね。その辺は改良してもらいたいんだけど、彼女もあれで偏屈で頑固なところがあるのよ。
とりあえず、少しずつ治療していきましょうね」
「私、元に戻れるの?」
「ええ、時間はかかるけど、元の可愛らしい酒井さんに戻れるから。
生き物の美しさは人それぞれだから。心の美しい人は、いつかそれが表に現れるの。酒井さんは心がきれいなんだから、その心を失わないで」
「ありがとう。名倉さん、ごめんなさい」
「いいのよ。謝らなくても。つらかったんだものね、酒井さん」
それから酒井はしばらくの間自宅療養をすることになったが、毎日名倉が来てくれるから寂しくはなかった。
やがて、学校に通えるようになった時、もうすっかり元の酒井に戻っていた。
でも、見た目は同じなんだが、どこか可愛らしくて男子にも告白されるようになった。
内面の美しさが表面に現れるなんて、本当かな?
「名倉さんと酒井さんは高校を卒業尾しても無二の親友になって今も良い関係を築いているんだってさ。
飴玉ばあさんの飴をなめた人が、全員成功者になれるってわけじゃないんだよね。
でも、結局酒井さんは本当の親友と出会えたんだし、今は幸せになっているんだから、やぱり飴玉ばあさんのお陰なのかな?
日野先輩、語り部がぜひ私でお願いしますね」
「まあ、候補には入れておこうか、倉田」
エンディング№369:痩せたい願い
エンディング数 99/657 達成度15%
キャラクター図鑑 61/122 達成度48%
墨田美玖
イラストギャラリー 56/283 達成度19%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目クリア
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る
3週目開始!
イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・
新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。
→やります
→あ~、やっぱりいいです
「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
- プール→シナリオ:呪われたロッカー
- 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- トイレ
「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」
飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。
「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
- 食べてみたい
- あまり食べたくない
この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
- 食べたい
- 食べたくない(6回連続で選択)→エンディング№375:ちりとり小僧
でもね、商品名も何も書いていない、よれよれのビニールに包まれた飴だから、初めは胡散臭がる人のほうが多かった。せっかくもらっても、ほとんどの人が捨てちゃうんだよ。
それでも、意地汚い人もいるわけですよ。食べちゃう人がいるわけです。
ちなみに鳴神学園の勇者がその飴玉を食べた時なんだけれど、その勇者は酷いいじめを受けていて、ずっと自殺を考えていたんだって。
それでお婆さんから飴をもらった時、自暴自棄になって死ぬ気でその飴を食べたそうだよ。
そしてら、もう大変。その飴のおいしいこと、おいしいこと。まるでこの世のものとは思えぬおいしさ。
この世に、こんなおいしいものがあったのか、と感動して生きる勇気が湧いてきてらしいから。
それからは、いじめられても抵抗するようになり、その上、見違えるほど明るくなりました。
それで高校を卒業すると調理学校に入り、今ではフランスにある四つ星レストランのパティシエになったそうですよ。
人間の人生は180度変えてしまう、魔法の飴。
どう、坂上君、飴玉ばあさんに会ってみたくなったでしょ」
- 会いたい
- 別に会いたくない
あのね、しょせん人間にできることなんて限界があるんだよ。
無理して頑張って、叶うはずもない夢を追いかけるのもいいけどさ。それで、自分の夢が叶えられる人なんて、たった一握りなんだから。
無理しないで、もらえるものなら手に入れた方がいいと思うけどね」
もうかなり昔の話なるが、当時、鳴神学園に在籍していた酒井聖美は決して美人とはいえない容姿で、体型もお世辞にもスマートではなかった。そして、友達もいなくて、いつも一人で休み時間はノートに落書きしているような子だった。
でも、おっとりしているだけで嫌な子ではなく、根はやさしく、どちらかと言えばみんなに好かれていた。
そんな彼女のクラスに、名倉寧々という転校生がやってきた。
彼女は目を疑うような美女だったが、誰もが美しいと思うような美人ではなく、モテルのような近寄りがたい美しさだった。
そんな名倉は、あまりみんなとは付き合わなかった。みんなは話しづらかったのか、名倉には近づかないし、名倉もみんなに近づかなかった。
でも、名倉は酒井にだけはよく話しかけていた。酒井は誘われれば断れないタイプで、もともとは人と話すのが好きだったので、嬉しそうに二人は話をしていた。
ある日、下校の際、酒井が一緒に帰ろうと掃除当番の名倉を通用門で待っていたら、飴玉ばあさんに話しかけられた。
「お前さん、誰かを待っているのかえ?」
「はい、ちょっと友達を」
「じゃあ、友達が来ないうちにあんたにあげたい物があるんじゃ。ほれ、これじゃ」
包みがよれよれのゴルフボールくらいの大きな飴玉だった。
「お前さんは、心根が優しい子だとみた。お前さんのような子は、もっと幸せにならんといかんからのう。お前さんにつきまとっているハンデを取ってあげるぞえ、ひひひ」
それだけ言うと、お婆さんはどこかへいなくなってしまった。
「酒井さん、お待たせ。どうしたの」
「うん、実はね・・・」と言って、さっき起こったことの一部始終を話した。
「それで、これを貰ったの」
「あら、飴玉ばあさんの飴じゃないの。すごいわね、この飴は滅多にもらえないのよ」
「名倉さんて、転校してきたばかりなのに、随分とこの学校の都市伝説に詳しいよね」
「飴玉ばあさんの話は世界的に有名だから。この学校の都市伝説なんて、私はほとんど知らない方よ。
それより、その飴は舐めるの?舐めれば、なんでも願いが一つ叶うみたいだけど」
「でも、そういう話ってよく聞くけれど。願いが叶う代償に何か大事なものを失うんでしょ?しかも、それは願いが叶う以上に後悔してしまうこと」
「あら、良く知っているわね。あなたも結構事情通じゃないの。
でも、飴玉ばあさんの飴は大丈夫だと思うわよ。リスクがあるという話は聞いたことないもの」
「なんでも知ってるんだ」
「まあ、この界隈じゃ常識だもの。でも、願いを叶えるのはいいけれど、きれいになりたいっていうのだけは願わない方がいいと思うわ」
「どうして?私、もし願うならそれを願いたい」
「酒井さんは今のままで十分に可愛いと思うわ。だから願うなら他のにしなさい」
「・・・参考にするよ」
名倉は、酒井のコンプレックスを指摘して、それを可愛いと言ってしまった。
でも、その一言で、名倉が酒井を引き立て役をして傍に置いていることがわかってしまった。
酒井もうすうすは気づいていたが、はっきり言われてショックだった。
酒井はカバンに飴を押し込んで二人で帰った。
家に帰り、明日の授業に予習をしていると、
「あれ、カバンから出したっけ?」
見ると、机の右端にあの飴が置いてあった。
「さっきノートを出すときに一緒に落ちちゃったのね」
そして、飴玉の包み紙を剥いて、しげしげと見つめた。
「なんでも願い事が叶う飴か」
「酒井さんは、何を願ったと思う?」
- 名倉さんの美貌が欲しい
- 痩せたい
- それ以外のことを思う
「私、名倉さんみたいにきれいになりたい。名倉さんの美貌が欲しい!」
飴を口いっぱいに頬張ると、そう願った。
そのあまりの美味しさも衝撃的だったが、それよりも口の中に弾けるような刺激的な味わいが広がっていくのに驚いた。何かが体の中に広がっていくような不思議な感覚を味わい、そのまま酒井は寝てしまった。
酒井は夢を見た。
夢の中で酒井は病院の手術室みたいな場所にいて、ベッドに縛り付けられ、身動きが取れなかった。
そして、見たこともない3人の女性がベッドを囲むようにして立っていた。
シェンファ「始めるけど、本当に良いあるか?」
マリアンナ「それがこの子の希望だからね。叶えてやるのが私たちの仕事」
ターシャ「よりよって寧々になりたいとはねえ」
シェンファ「私でもいいよ。私もコピー欲しかったし」
マリアンナ「これは仕事なの。今晩中に終わらせるんだから、急いで。早く終わらせたら、ナイト・カーニバルに連れて行ってあげるから」
シェンファ「頑張るよ、5分で終わらせる」
目が覚めてベッドから起き上がろうとするが、体が妙に重くて、全身の関節が痛んで、思うように体が動かない。
やっとのことをベッドから立ち上がると、目が霞んでよく見えないし、頭も痛い。
思わず頭に手を当てて驚いた。なんだが、自分の顔じゃないみたいだった。
慌てて鏡を覗いて酒井は言葉を失った。
「飴玉ばあさんが、どうして鏡に映っているの?」
鏡の中の飴玉ばあさんは自分と同じ動きをしている。
「これ、飴玉ばあさんじゃない。私だ。どうして、こんなことになったの?」
この日は気分が悪いと言って学校を休んだ。
夕方になって、誰かが部屋のドアをノックした。
一日中部屋から出てこないものだから、母親が心配して見に来たのだ。
「聖美ちゃん」
「絶対にドアを開けないで!」
「お友達がお見舞いに来たのよ」
「お友達?」
「お邪魔します」と言って名倉が部屋に入ってきた。
「やっぱり・・・」
「何よ!笑えばいいじゃないの!」
「私みたいになりたいってお願いしたんじゃないの?」
「そうよ。そうしたら、どういうわけか飴玉ばあさんになっちゃたのよ!」
「それは違うわ。飴玉ばあさんじゃなくて、魔女よ。酒井さん、見た目だけ魔女になっちゃったのよ」
「魔女?」
「魔女っていうのは職業みたいなものだから。その容姿は制服みたいなものかな。
よく御伽噺に魔女って出てくるでしょ?それがオーソドックスな制服なのよ」
「これが?」
「そうよ。魔女はね。その容姿から始まるのが基本よ。それで色々と修行して経験を積み、立派な魔女になれるのよ」
「私、名倉さんみたいになりたいって言ったのに。名倉さんの美貌が欲しいって言っただけなのに」
「それは嬉しいことだけれど、私は魔女なの。私も、普段は今の酒井さんとほとんど同じ格好なのよ」
「名倉さん、魔女なの?」
「そうよ、私は魔女なのよ」
「じゃあ、戻して。お願い、元に戻してよ」
「できればそうしてあげたいんだけれど、私にはできないの。頑張って自力で戻るしかないわね」
「自分の力で戻れるの?」
「そうよ。酒井さんが魔女としての修行を積めば、自由に姿を変えることができるわ。いいお師匠様を紹介してあげるから、頑張ってね。酒井さん」
その日を境に、酒井は行方が分からなくなってしまった。
不思議なことにそれからというもの、飴玉ばあさんが2人現れるようになったって噂が立った。
でもおかしなことに、そのうちの一人は、頭をぺこぺこ下げて、ホウキで掃除したり、もう一人の肩や腰を揉んでいたりするようだ。
それに、名倉が飴玉ばあさんと楽しそうに話しのを見かけたという人もいた。
名倉はそのまま無事に卒業したが、何をしているのだろう?魔女だし、今も学校にいるのだろうか。
「日野先輩、どうでしたか?」
「よし、倉田も語り部の候補に入れておくか」
エンディング№373:二人の飴玉ばあさん
エンディング数 98/657 達成度14%
キャラクター図鑑 60/122 達成度48%
酒井聖美
イラストギャラリー 55/283 達成度19%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目クリア
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453~470を見る
3週目開始!
イジめで死んだ真美の人形を、イジメてた良江が拾うが、人形の方が、真美をマミちゃん人形と認識しており、良江もヨシエちゃん人形と認識している・・・
新聞部では、日野貞夫が、一学期最後の学校新聞は七不思議の特集をやろう、と言い出す。
倉田恵美も、長年使われていない旧校舎が夏休み中に取り壊されるし、季節的にも受ける、といって賛成する。
日野が学校の怪談好きの七名を集めるとのことで、今度の金曜日の放課後に、新聞部の部室で行うことになった。
日野から、七不思議の記事を書くように言われたのは、主人公の坂上修一だった。
坂上が嫌がっているのに気づいた倉田が、怖い話が好きだから自分がやります、と言い出したので、坂上は、実は怖い話が苦手だ、と打ち明ける。
それを聞いた日野は、新聞部一番の怖がりの坂上だから指名した、と答える。
怖い話を聞いて思いっきり怖がって、その恐怖を記事にしてほしい、という理由からだった。
倉田は、なら自分は語り部をやりたい、と日野に訴えると、日野は、今ここで怖い話をしてみろ、と言い出す。
それくらいできないようじゃ、語り部は務まらないとのこと。
→やります
→あ~、やっぱりいいです
「学校で、実は卒業するまで一度も行かないような場所があるのって知っている?」
- プール→シナリオ:呪われたロッカー
- 放送室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- 保健室→シナリオ:カエルですか?ネズミですか?
- トイレ
「ちょっと、ふざけないでよ、坂上君。
でみ、トイレに行かない人っているんだよね。しかも日野先輩のクラスじゃないですか。竹内渚さん。
竹内先輩って、とってもカッコいいですよね。でも、彼ってどうしてトイレに行かないか知っていますか?
そう、その秘密は誰も知らない。それで私は思ったんです、彼はきっと飴玉ばあさんの飴をなめたんだろうって。
その飴を舐めればどんな願いも叶うって言われているじゃないですか。きっと竹内さんは、一生トイレに行かなくていい体が欲しいってお願いしたんですよ。
あれ?坂上君は飴玉ばあさんの噂、聞いたことないの?
じゃあ、飴玉ばあさんの話をしてあげよっか」
飴玉ばあさんっていうのは、生徒通用門の前に立ってるおばあさんで、昔はよくいたって噂だが、今は滅多に現れないそうだ。
その飴玉ばあさんは、まるでホウキにまたがった魔法使いのような出で立ちだそうだ。
真っ赤なフード付きローブを一年中被っていて、御伽噺に出てくる悪い魔女みたいな感じで、大きな鷲鼻には豆のような巨大なイボが付いていて、顎は三日月のようにとんがって、顔中皺だらけ。片手にゴツゴツとした木の杖をついていて、もう片手には大きなバスケットを下げている。
飴玉ばあさんは、門の前に立ってて気に入った子は寂しそうな一人ぼっちの子を見つけると近寄ってきて、ぼろぼろのバスケットいっぱいに詰まった飴玉を一つ、あげるのだ。
怪しいお婆さんが薄汚いバスケットから取る、見るからに手作り感満載の飴だが、滅茶苦茶おいしいそうだ。
ゴルフボールくらいの大きさで頬張ったら口いっぱいふさがるほど大きいのだが、美味しいことと言ったら、とても言葉で表現できない味なのだ。脳みそまでとろけてしまうとか、魂が幽体離脱してしまうというか、完ぺきに計算された美味しさのハーモニーだそうだ。
「坂上君も、食べてみたいと思うよねぇ?」
- 食べてみたい
- あまり食べたくない
この世にあるどんな食べ物よりも美味しいんだって。それでも食べたくないの?」
- 食べたい
- 食べたくない
倉田「そんなに食べたくないんだ。
もう飴玉ばあさんの話はしてあげない。というより、坂上君、この集会の聞き役に向いていないんじゃないの?
語り部って言ったら、相当怖い話を仕込んでくる人たちよ。はっきり言って、集まってくるのは異常者よ。この鳴神学園で怖い話を集めているってことは異常者以外の何者でもない!そうですよね、日野先輩」
日野「そんなことないと思うぞ。そんなこと言ったら、倉田も異常者ってことになるんだが」
倉田「だからこその私です。異常なサイコパスが7人集まってくるのであれば、それをキレイに受け流しまとめることができるのは、この私しかいません」
日野「いや、聞き役は坂上にやってもらうことに決まってるんだ」
倉田「だからこその語り部です。
このポンコツな坂上君を聞き役にするんですよ。絶対にフォローが必要じゃないですか。
いつ人を殺してもおかしくないようなサイコパスを7人も敵に回して」
朝比奈「倉田さん、少し落ち着いて。何も語り部はサイコパスでも殺人鬼でもないから」
日野「おい、坂上、何をやってるんだ?」
坂上「話が長引きそうなんで、ちょっと掃除でもしようかと思って」
倉田「ちょっと、坂上君。そのちりとりはどこから持ってきたの?」
坂上「最初からこの部室に置いてあったけど?」
朝比奈「坂上君、冗談言わないでよ。新聞部にちりとりなんて置いてないよ」
坂上「ここに置いて・・・ぎゃあーーーー!このちりとり、動いてる!!!」
日野「生きてるちりとりだと!」
朝比奈「びっくりしたね。ドアを開けたら、一目散に走って逃げていったよ」
倉田「あれが鳴神学園で有名なちりとり小僧ですよ。ちりとり小僧は鳴神学園に生息する恐怖の7人小僧の一人ですよ。普段はちりとりの恰好をしていて、ちりとりだと思って掃除を始めた人を驚かせるとても悪い妖怪なんです。
というわけで、語り部の一人は私に決定ですね」
日野「こらこら、そんなこを勝手に決めるな」
エンディング№375:ちりとり小僧
エンディング数 97/657 達成度14%
キャラクター図鑑 59/122 達成度48%
飴玉ばあさん
イラストギャラリー 55/283 達成度19%

今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?
道の脇の大岩に図体の大きなトロールが座っている。
彼の横には大きな水瓶が置かれている。
- トロールの攻撃に備えて身構える
- 敵意のないことを説明し、水を分けてくれるよう頼む
- 西へ行く
- 南に行く→一つ前の選択肢に戻る
- 北へ行く
泉に突き出た松の下枝の1本に美しい金の鉢が下がり、根方には黒い長椅子ほどの大きさの岩がある。
その岩の上に、緑色の服に身を包んだ美しいエルクの青年が腰を下ろして、ティルクを見つめている。
空き地の東と西に道は続いている。
「こちらに来て、岩に腰かけて休まれてはいかがです。いま泉の水を汲んで差し上げましょう。冷たくてとてもおいしいですよ」
- 岩に腰を下ろして、水汲んでもらう
- →岩は人食い岩でティルトは食べられて死亡
- 青年に金の鉢を借りて、自分で水を汲む
- 東へ行く
- 西へ行く
- →一つ前の選択肢に戻る
ティルトは青年を押しとどめて金の鉢に手を掛けると、鉢にふれている指先から何かの意思が心に忍び込んできた。
「わたしで泉の水を汲んで、黒い岩にかけてください」
- 泉の水を汲んて、岩にかける
- 泉の水を汲んで、飲む
岩に水をかけた途端、泉が煮えたぎり始め、湧口から熱湯の柱が10メートル以上も吹き上げられ、あたりにはお湯の雨が降り注いでいる。
青年は「よくも私の泉を荒らしたな」と叫ぶと襲い掛かって来た。
- 青年に聖水を浴びせる→効果なく、青年と戦う
- 青年と戦う
緑服の青年と戦闘!
攻撃ポイント:8
体力ポイント:12
ダメージポイント=武器ポイント
ライオンの加護で戦力ポイント+1、武器ポイント+1、剣①(武器ポイント1)と竜の鱗の楯(すべてのダメージを1にする)で戦闘開始!戦力ポイントが0のため、ダイス合計が6以上でないとこちらの攻撃が成功しない。
1回目:ダイスが2と3で、攻撃失敗。
2回目:ダイスが2と4で、攻撃成功!
緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は10。
3回目:ダイスは3と4で、攻撃成功!
緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は8。
4回目:ダイスが1と3で、攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力12。
5回目:ダイスが1と2で、攻撃失敗。
竜の鱗の楯のおかげで、ティルトの体力ポイント-1で残り体力11。
6回目:ダイスが5と5で、攻撃成功!
緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は6。
7回目:ダイスが5と6で、攻撃成功!
緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は4。
8回目:ダイスが4と5で、攻撃成功!
緑服の青年に2ダメージを与えて、残り体力は2。
9回目:ダイスが2と6で、攻撃成功!
緑服の青年に2ダメージを与えて、撃破!
青年と黒岩の死骸は灰のように崩れ、やがて風化して消えた。
いつの間にかバンシーが現れた。彼女はこの泉の精で、あの緑服の青年のために泉を奪われ、金の鉢に姿を変えられていたとのこと。
バンシーは乳白色の鶏卵ほどの大きさの玉を差し出した。
「これは物を透明にする魔法が封じ込められた玉です。これを割ると魔光が飛び出し、それを浴びた者は四半刻の間姿が見えなくなるのです。泉と私を救っていただいたお礼に差し上げます」
玉にはうっすら7という数字が浮き出して見える。
キーナンバー19の値を7にする。
| 体力ポイント | ||
| ティルト①の初期値 | 17-3-3 | |
| ティルト②の初期値 | 18 | |
| ティルト③の初期値 | 22 | |
| 戦力ポイント | ||
| 初期値 | 0 | |
| ライオンの加護 | +1 | |
| 武器 | 武器ポイント | |
| 剣① | 1 | |
| ライオンの爪 | +1 | |
| 経験ポイント | 7 | |
| 金貨 | 3 | |
| 所持品 | ||
| 食料1個 | ||
| |
||
| 蚊まんじゅう2個 | ||
| 竜の鱗の楯 | ||
| 金色の鍬 | 壁を破ることができるが体力ポイントが2減る | |
| 黄色水晶 | 37の数字が刻み込まれている | |
| 蜂蜜 | ||
| ドルイドの聖水 | 異境の魔物を調伏する力がある | |
| ドルイドの護符 | 24という数字が記されている縮小の魔法の護符 | |
| 魔光の玉 | 7という数字が刻まれおり、体を透明にする魔光を出す | |
| キーナンバー | ||
| 1:マーリンの祝福 | 23 | |
| 2:竜の鱗の楯 | 0 | |
| 3:ヌー | 140 | |
| 5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴 | 19 | |
| 17:ガラスが丘の竜を撃破 | 44 | |
| 19:魔光の玉 | 7 | |
| 22:金色の鍬 | 100 | |
| 魔法 | ||
| 62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す | 呪文を詠唱しながら相手にキスをする | |
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
4週目開始!
1人目は新堂誠を選択。
「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
- なんとなく入りました
- 前から憧れてしました
- 何かお勧めのクラブは?
- ボクシング部
- 空手部
- パフェ同好会
「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
- 人を殴る為→新堂エンディング№19:へそまがり、新堂エンディング№22:強さ
- ストレス解消→新堂エンディング№22:強さ
- 強くなるため
坂上、お前も男なら強くなりたいと思うか?」
- 強くなりたい
- 今のままでいい
生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」
新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
「新谷、大丈夫か?」
「はい、ありがとうございます」
「しかし、あいつらも懲りないな。
お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
「はい」
「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」
植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
「はい・・・」
「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
「あの・・・暴力は・・・」
「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
さあ、新谷、がんばるんだ」
いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
「はい」
「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
さあ、立ち向かえ!」
そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。
ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
「やったじゃないか、新谷。
これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
もともといじめらないように始めた特訓だったんだから、立ち向かっていけるなら、もう必要ないだろう?」
「あの、僕、ボクシング続けたいです!
確かに最初は、あいつらに立ち向かっていけるように始めました。でも、ボクシング、大変だけど楽しいし、僕、もっと強くなりたいんです!」
生徒のやる気に応えてやるのが教師だから、植野は喜んで答えた。
「よし!じゃあ次の練習試合を目指して特訓しよう。これからは、もっと厳しくしていくからな」
「はい!」
最初はやらされている感があった新谷だが、次第にボクシングに目覚めていった。
植野のおかげで心は強くなった。
次は本格的にボクシングを極めるために、技術を学んでいった。
「新谷、お前は精神的にはだいぶ強くなった。次は技術だ。
ゴングの音が鳴ったら、お前は最強の選手になる!」
「はい!」
植野の厳しい指導は毎日続いた。
新谷は試合まで植野に付きっ切りでコーチしてもらった。
そして次の練習試合の日になった。
結果はKO負け。2週間やそこらの付け焼刃で何年もやってる奴にかなうわけない。
でも、植野は、相手に立ち向かっていく心は評価した。
「今日は初めての試合で緊張しただろう?」
「はい」
「緊張すると、普段の自分の力は出し切れないものだ。それにお前は、ボクシングを始めたばかりだから、これから努力していけばいいだけさ」
「はい!」
「ゴングが鳴れば、そこは試合の中なんだから、手加減しなくていいんだ。お前の力をすべて出し切り、本気で相手に立ち向かっていく。
ボクシングはケンカじゃない。れっきとしたスポーツなんだから、ゴングの音が聞こえたら全力でぶつかっていけ!」
「わかりました!次は全力でぶつかれるように頑張ります!」
「よ~し、また明日から特訓だぞ」
「はい!」
植野はあんなに弱くて、いじめられてばかりいた新谷が成長し、変わっていってくれたことを喜んでいた。
新谷も、自分が着実に強くなっていることに嬉しさを隠しきれなかった。
新谷はどんどん強くなっていった。
半年も過ぎれば、昔のいじめられていた頃の面影はすっかりなくなっていた。
リングの上の新谷は強かった。ゴングが鳴ると、まるで人が変わったように鋭いパンチを繰り出すとてつもない集中力の持ち主だった。
その日、いつもの練習試合を終えた植野は、帰りの方向が一緒だった新谷と帰っていた。
今日の試合は新谷のKO勝ちで、植野はひどくご機嫌だった。
こんな日は一杯飲みたい気分の植野は、新谷と別れて、一人居酒屋に立ち寄ることにした。
「それじゃあ新谷。俺は今日こっちだから」
「お疲れ様です!」
新谷と別れ、居酒屋で一杯やっていた植野はほろ酔い気分で夜道を歩いていた。
どこからか、消防車のサイレンの音がする。
どこかで火事でもあったんだろうか。そんななことを考えながら、ふらふらと歩いて、家に向かっていると、公園の傍でを通りかかったときに、公園から変なうめき声が聞こえて来た。
植野は気になって公園に入って行った。
「助けてくれ・・・」
植野が公園に入ると茂みの中から、男が這いずり出た。
顔面を殴られたのか、顔中血まみれで、その口からはごふごふと赤い泡を噴出していた。
しかし、すぐに茂みに引きずり込まれていった。
その後すぐに人を殴る音が聞こえて来た。
「ぎゃっ、やめろ、ぐはっ」
「おい」
植野は思わず声を掛けた。
すると茂みの中から誰かがにゅっと姿を現した。
その姿を見て、植野は驚きを隠せなかった。
影から出て来たのは新谷だった。血だらけの手で、顔は薄ら笑いを浮かべている。
「何をしているんだ、新谷」
「あれ、先生・・・」
「お前、こんなをことして、どうなるかわかっているのか?」
「ゴングが鳴ったんです。試合が始まったから、僕は・・・」
植野は呆然とした。
その植野の耳にまた消防車の音が聞こえて来た。消防車の音には、半鐘の音も混じっていた。
途端、新谷の顔つきが変わった。そして、おもむろにファイティングポーズをとった。
「ぐわああ!」
新谷は目の前にいる植野を何も言わず殴りつけた。
ふいをつかれた植野はバランスを崩し、その場に倒れ込んだ。
そこへ新谷が馬乗りになって、さらに植野にパンチを浴びせ続けた。
新谷は一心不乱に植野を殴り続けた。植野の鼻が折れても、眼球が飛び出しても、顎の骨が砕けても。試合のゴングが鳴るまで・・・
結局、近くの住民が気付いて、警察が来て取り押さえるまで殴るのをやめなかった。
新谷は自分の両手の骨が折れても殴るのをやめなかった。そのせいか、指の骨がめちゃくちゃに砕け、砕けた骨が皮膚を突き破り、何本もの赤黒い骨が突き出していた。
手はグローブみたいな大きさに腫れあがり、植野の血を浴びて真っ赤なグローブのような輝きを放っていたそうだ。
「植野はもちろん死んだよ。
そして、加害者である新谷は、後を追うように自殺した。手の怪我で搬送された先の病院の屋上から飛び降りたんだ。
『強くなりたい』そんな純粋な気持ちで始めたボクシングだったのに、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
- なぜ植野を殴ったのか→エンディング№20:ゴングが鳴って
- なぜその話を知っているのか
- なぜ、新谷はそんなに強いのか
- 植野はそんなに熱心だったのか
「あ?俺はボクシング部なんだよ。新谷とも同期だった。
植野の奴、運ばれた病院でも、あんなことされたのに、死ぬまで新谷の事気にしてたな。
『あいつがこうなったのは・・・俺のせいだ・・・すまん・・・』って顔中ぐるぐる巻きされた包帯の中から、悲しそうに呟いていたよ」
新堂エンディング№21:贖罪
CGギャラリー:41/124

ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスターのプレイを開始!
難易度はイージーで!
風のクリスタルから闇が噴出したため、風の巫女アニエス・オブリージュは風の神殿から脱出する。
記憶喪失のリングアベルは、未来のことが書かれたDの手帳を持っており、そこに書かれている運命の女性を探している。
エタルニア公国元帥の娘のイデア・リーは師匠カミイズミから愛刀の伊勢守を託され、風の巫女の捕獲に向かう。
ノルエンデ村の羊飼いのティズ・オーリアは、大地に開いた闇の大穴に村ごと飲み込まれて、弟のティルを失う。
それから1週間後、一人だけ生き残ったティズはカルディスラの宿屋で目を覚ます。
この宿屋は、ティズを助けてくれた兵士長オーウェンの父親が営んでいた。
宿屋で、ポーション、50pqをゲット。
宿屋を出て、アチーブメント:絶望の淵に立つものをゲットして、ポーション×3をゲット。
宿屋前で、どくけしをゲット。
教会で、ポーションをゲット。
お墓で、フェニックスの尾をゲット。
王宮へ。
100pq、目薬をゲット。
カルディスラ国王に謁見し、ティズは、ノルエンデ村の救援に行きたいと伝えるが、村に開いた巨大な暗黒の穴が多くの魔物を呼び寄せており、大変危険な状態だ、と言われてしまう。
国王は、ティズに護衛を付けてやりたいが、エタルニア空挺騎士団に攻められているので、今は無理だ、と話したため、ティズは単独でノルエンデ村に向かうことになった。
チュートリアルクエスト:隠しアイテムを探せ!をクリアして、フェニックスの尾をゲット!
チュートリアルクエスト:ワールドマップでセーブしようをクリアして、目薬×3をゲット!
チュートリアルクエスト:バトル操作のヘルプを見ようをクリアして、テレポストーン×3をゲット!
チュートリアルクエスト:しらべるを使ってみようをクリアして、どくけしをゲット。
チュートリアルクエスト:バトル再生速度を変更しようをクリアして、フェニックスの尾をゲット!
ノルエンデ渓谷へ。
チュートリアルクエスト:ブレイブして4回攻撃をしようをクリアして、ハイポーションをゲット!
5合目の宝箱から、ポーション、200pqをゲット。
8合目で、冒険者発見!
山頂からノルエンデ村を見て、絶望するティズは、祈りを捧げているアニエスと出会う。
そこへ、アニエスを追ってエタルニア空挺騎士団が現れたので、ティズはアニエスを連れて逃げる。
空挺騎士団剣兵を倒して、ポーションをゲット。
ティズ、アニエスが、てあてを習得!
弾切れになったエタルニア空挺騎士団は、撤退する。
パーティチャット:同じ行き先
アニエスは自分といると、敵に追われて危ない、と言ってティズを距離を置こうとするが、ティズは同じ行き先だから、と言ってついて行く。
アニエスは、クリスタルの精霊のエアリーを連れていた。
風のクリスタルが闇に覆われたと同じころ、ノルエンデ村に大穴が開いた事を知ったアニエスは、何か関係があるかもしれないと思い、調べに来たとのこと。
パーティチャット:奇跡の人
エアリーは、今日あの丘に現れるその人こそ、アニエスにとっての奇跡の人で、それはティズのことだ、と話す。
アニエスは、災いと取り除くには、闇に汚されたクリスタルを巫女である自分が浄化することだ、と話す。
世界に4つあるクリスタルすべてに取り憑いた闇からの解放しかなく、歴代の巫女がクリスタルに込め続けた祈りを一気に解き放ち、クリスタルの解放で生じる光の力で、闇の大穴を消し飛ばすとのこと。
あの大穴に自分のすべてを奪われたティズは、あの悲劇を終わらせるために、何だってするから、アニエスの力になりたい、と言うが、アニエスに拒否されてしまう。
パーティーチャット:村の復興
アニエスは、自分は追われる身だし、クリスタルの解放をしなければならないので、ティズには村の復興のため、この地に残るように伝えるが、ティズは、大穴を消し去るアニエスを手助けすることが復興の近道になる、と答える。
アニエスが着けているペンダントは、さる方から頂いたお守りみたいなもの、とのこと。

今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?
神楽寺は静かなところだ。
神楽寺墓地へ。
見る・調べる→どこ?→綾城家の墓
墓にいたずらしていると誤解された主人公は、住職の玄信に怒鳴られるが誤解はすぐに解けた。
聞く→キクの事
キクの遺体には不審な点は見当たらなかったとのこと。
聞く→伝説
村人の間で古くから語り継がれている気味の悪い話で、内容は綾城の主が無念の死を遂げた時、主は墓の中から蘇り、恨みに思う人間を殺す、と言われているとのこと。
その理由は、この村では遺体を土葬しているから、とのこと。
聞く→伝説
戦国時代の綾城家はこの辺りの領主だった。
ある時、戦に敗れて、生き延びた者たちは明神山の砦に立てこもった。
そこで、敵方の領主は見せしめに、綾城家の先祖代々の墓を掘り返した。
そして、決戦となり綾城の領主は殺され、その際、呪いの言葉を残した。
戦後、敵の殿様が村を訪れた際に、謎の死を遂げた。ある者は綾城の呪いで狂ったと言い、ある者は墓から蘇った綾城の領主が首を刎ねたと。
それが今でもこの村に語り継がれ、伝説となったとのこと。
移動する→明神駅

今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?
熊田医院はかなり年季の入った病院だ。
熊田医院診察室に案内される主人公。
聞く→綾城家
熊田は、善蔵から探偵が聞きたいことがあると連絡をもらっているとのことで、快く応対してくれている。
聞く→キクの事
キクの死因は心不全だが、こんな急に亡くなるほど状態は悪くなかったとのこと。
聞く→遺言状
熊田はキクの単なる主治医のため、遺言状に関しては何も知らないとのこと。
キクは、遺言状を公開した晩に亡くなったとのこと。
聞く→気づいた事
熊田は、キクはただの病死だと断言している。
聞く→綾城家
熊田は、春日あずさが喉を痛めて、ここに来ている、と教えてくれる。
呼ぶ→あずさ
あずさは主人公は善蔵が雇った探偵だと知っていたので、快く話に応じてくれる。
聞く→綾城家
あずさは、この村に住んでいないので綾城家の周辺で起こった不審は出来事や気になることについては知らない、とのこと。
遺言公開の晩、三兄妹は屋敷に泊まっていたとのこと。
聞く→キクの事
キクは、綾城家の当主で綾城商事の会長で、遺言公開の晩に急死した。
聞く→遺言状
あずさは、遺言状の内容を教えてくれず、代わりに兄たちに聞くように言った。
聞く→気づいた事
熊田が、あずさは喉を痛めているので長話はしないようにと口を挟んできて、キクは神楽寺に埋葬された、と言い出す。
移動する→神楽寺

今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?
キクの寝室
キクは、この寝室の布団の上で亡くなっていたとのこと。
聞く→綾城家
善蔵は、この屋敷には自分の他に茜というお手伝いがいる、と話す。
茜が、キクの遺体を最初に発見したとのこと。
聞く→死因
熊田が、キクの死因は心不全だと診断したとのこと。
聞く→熊田の事
熊田は、キクのかかりつけ医。この村で唯一の医者で、熊田医院という病院を経営しているとのこと。
善蔵は、熊田に会うよう主人公に話した。
移動→熊田医院

今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?
綾城家の玄関
きちんとした身なりの執事らしき男性が主人公が出迎えてくれて、「どこへ行っておられたのですか?心配しておりましたよ」と言った。
綾城家の応接室
執事らしき男性から「何か分かったことはございましたでしょうか?」と聞かれた主人公は、自分が記憶喪失になっていることを打ち明ける。
どうやら依頼人は執事だったようだ。
聞く→執事の依頼
執事の依頼を受けた主人公は、調査内容を聞くために先日この屋敷を訪れた。
調査内容は、先日亡くなった当主の綾城キクについてとのことだった。
医師の診断は心不全だったが、執事にはただの病死とは思えなかったからだ。
執事がちょうどここまでの説明をしたところに、主人公宛の電話がかかってきて、重要な情報が手に入るかもしれないと言って主人公は屋敷を出て行った、とのこと。
聞く→キクの事
キクは綾城商事の会長だが、78歳という高齢な上心臓が弱っていた。
そこで遺言状を作成したが、遺言公開直後に寝室で亡くなったとのこと。
思い出す
主人公は、ここで依頼を受けたことと、執事が田辺善蔵という名前であることも思い出す。
聞く→遺言状
キクの遺言は親戚のみの立ち合いで行われたため、善蔵は内容を知らないとのこと。
聞く→親戚
立ち会った親戚は、キクの甥の綾城完治と次郎、姪の春日あずさの3人とのこと。
聞く→親戚
完治は三兄妹の長男で、綾城商事の社長をしている。
次郎は一番末で、綾城商事の専務をしている。
あずさは2番目で、春日家に嫁いだ。
聞く→親戚
三兄妹は、その日のために集まっただけで、ここに住んではいないとのこと。
ただ、あずさだけはしばらくここに滞在する予定とのこと。
聞く→親戚
三兄妹はここにいないとのことで、紹介は後程とのこと。
移動する→キクの寝室

今日のファミコン探偵倶楽部 消えた後継者はどうかな?
明神駅改札前
主人公が事故にあった海上の崖は、この明神村と天地さんのマンションのある大里市のほぼ中間にあたる場所だ。ここに来たことがあるのだろうか。
呼ぶ→駅員
聞く→綾城
駅員は、綾城と言ったら綾城家のことだろう、と答える。
ここから見える明神山の麓の大きな屋敷とのこと。
聞く→綾城家
駅員は、戦国時代はこの辺りの領主だったが、今は日本有数の資産家として有名だ、と答える。
聞く→明神村
駅員は、ここには古くからの因習や気味の悪い言い伝えが今でも語り継がれており、詳しく知りたいのなら村の人たちに話を聞いてみてください、と答える。
聞く→自分の事
駅員は、あなたはこの村に来たことがある、と答えるが、主人公は何も思い出せないままだ。
移動する→綾城家

今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?
目覚めるともう東の空は白々と明けていた。
一晩ぐっすり眠ったので体力ポイントを2回復(初期値を超えない)
- 東へ行く
- 西へ行く
東→東→東→北→北→西→西へ。
ノームの陶工が貧乏徳利を売っている空き地へ戻って来た。
- 東へ行く
- 西へ行く
数匹のクリープがティルトの足によじ登って来た。どうやら助けを求めているようです。
- 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- 西へ行く
- 南へ行く
- 北へ行く
荷物の中からぴちゃぴちゃと音がするので見てみると、青い卵からクリープの赤ちゃんが孵化してる!
キャリドンの森にはクリープの群れがたくさんいるので、ここにクリープの赤ちゃんを放した。
ヌーがいるなら、クリープの赤ちゃんが勝手に食料を食べないように注意していた。
- 南に行く→一つ前の選択肢に戻る
- 北に行く
道の脇の大岩に図体の大きなトロールが座っている。
彼の横には大きな水瓶が置かれている。
- トロールの攻撃に備えて身構える
- 敵意のないことを説明し、水を分けてくれるよう頼む
- 西へ行く
- 南に行く→一つ前の選択肢に戻る
- 北へ行く
ダイスを振ると、4が出た。
- ダイスを振って偶数の目が出る
- ダイスを振って奇数の目が出る
空の入れ物があれば、蜂蜜をゲット。
| 体力ポイント | ||
| ティルト①の初期値 | 17-3 | |
| ティルト②の初期値 | 18 | |
| ティルト③の初期値 | 22 | |
| 戦力ポイント | ||
| 初期値 | 0 | |
| ライオンの加護 | +1 | |
| 武器 | 武器ポイント | |
| 剣① | 1 | |
| ライオンの爪 | +1 | |
| 経験ポイント | 7 | |
| 金貨 | 3 | |
| 所持品 | ||
| 食料1個 | ||
| |
||
| 蚊まんじゅう2個 | ||
| 竜の鱗の楯 | ||
| 金色の鍬 | 壁を破ることができるが体力ポイントが2減る | |
| 黄色水晶 | 37の数字が刻み込まれている | |
| 蜂蜜 | ||
| ドルイドの聖水 | 異境の魔物を調伏する力がある | |
| ドルイドの護符 | 24という数字が記されている縮小の魔法の護符 | |
| キーナンバー | ||
| 1:マーリンの祝福 | 23 | |
| 2:竜の鱗の楯 | 0 | |
| 3:ヌー | 140 | |
| 5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴 | 19 | |
| 17:ガラスが丘の竜を撃破 | 44 | |
| 22:金色の鍬 | 100 | |
| 魔法 | ||
| 62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す | 呪文を詠唱しながら相手にキスをする | |

今日ののゲームブックのネバーランンドのリンゴはどうかな?
お堂を出る。
東西に続く街道、路傍にドルイドの小さなお堂がある。
ブランディガン川の中州と岸に東西に渡された橋の上にいる。
東に進めばブランディガン東街道、西へ進めば中州だ。
- 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- 西へ行く
ブランディガン川の中州を東西に横切る道の中ほどにいる。
北の方には白壁の砦が、南には小さな灌木に囲まれた小さな空き地がある。
- 東へ行く→一つ前の選択肢に戻る
- 西へ行く
- 砦に行く
- 野宿する
炎をながめているうちに焚き付けの中に木簡のようなものを紛れ込んでいるのに気付いたので、火の中から拾い上げて調べてみると、ドルイドの護符だった。
護符の表には24という数字が記されているが、これは体を10分の1に縮めることができるドルイドの呪文だった!
この魔法を使うと、使うときと場所により減る体力ポイントが変わる。
| 体力ポイント | ||
| ティルト①の初期値 | 17 | |
| ティルト②の初期値 | 18 | |
| ティルト③の初期値 | 22 | |
| 戦力ポイント | ||
| 初期値 | 0 | |
| ライオンの加護 | +1 | |
| 武器 | 武器ポイント | |
| 剣① | 1 | |
| ライオンの爪 | +1 | |
| 経験ポイント | 7 | |
| 金貨 | 3 | |
| 所持品 | ||
| 食料1個 | ||
| 青い卵 | ||
| 蚊まんじゅう2個 | ||
| 竜の鱗の楯 | ||
| 金色の鍬 | 壁を破ることができるが体力ポイントが2減る | |
| 黄色水晶 | 37の数字が刻み込まれている | |
| 貧乏徳利 | ||
| ドルイドの聖水 | 異境の魔物を調伏する力がある | |
| ドルイドの護符 | 24という数字が記されている縮小の魔法の護符 | |
| キーナンバー | ||
| 1:マーリンの祝福 | 23 | |
| 2:竜の鱗の楯 | 0 | |
| 3:ヌー | 140 | |
| 5:靴底にゴムの吸盤が付いた長靴 | 19 | |
| 17:ガラスが丘の竜を撃破 | 44 | |
| 22:金色の鍬 | 100 | |
| 魔法 | ||
| 62:呪いで姿を変えられた者を元に姿に戻す | 呪文を詠唱しながら相手にキスをする | |
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
4週目開始!
1人目は新堂誠を選択。
「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
- なんとなく入りました
- 前から憧れてしました
- 何かお勧めのクラブは?
- ボクシング部
- 空手部
- パフェ同好会
「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
- 人を殴る為→新堂エンディング№19:へそまがり、新堂エンディング№22:強さ
- ストレス解消→新堂エンディング№22:強さ
- 強くなるため
坂上、お前も男なら強くなりたいと思うか?」
- 強くなりたい
- 今のままでいい
生きていることへの感謝からくるやさしさと、自信。この精神的な強さから本当の強さが生まれるんだ。
これを履き違えると、とんでもねえ事態を引き起こすことになる」
新堂が1年生の時、同じ学年に新谷健也という生徒がいた。
新谷は、同じクラスの粋がっている連中にしょっちゅういじめられていた。
ここの学校の教師は、そういうのを見て見ぬ振りをするのがほとんどだったが、担任の植野裕樹だけは、この学校には珍しく、いじめを見逃さない、許さない、心に芯のある男だった。だから、新谷はよく植野に助けられていた。
「またお前らか!やめろって言ってるのがわからんのか!」
「やべ、植野が来た。逃げっぞ!」
「新谷、大丈夫か?」
「はい、ありがとうございます」
「しかし、あいつらも懲りないな。
お前に非があるとは言わないが、やはりいじめられた時に対抗できるようにならないとな」
「はい」
「そうだ、俺が顧問をやっている部活に入れ。
そこで鍛えて、あいつらがいじめてきても、やり返せるようにするんだ!
本来、腕っぷしに訴えかけるのは、気が引けるが・・・」
植野が顧問をしていたのはボクシング部だったので、新谷は植野に言われるまま、ボクシング部に入部し、植野の指導が始まった。
「さあ、練習を始めるぞ!ゴングが鳴ったら試合開始だ!」
「はい・・・」
「どうした?相手に向かって行かないと練習にならないぞ」
「あの・・・暴力は・・・」
「暴力じゃない、スポーツだ。そして、自分を鍛える鍛錬でもある。
さあ、新谷、がんばるんだ」
いじめられている人間に、相手に立ち向かっていくという精神を植え付けるのは大変なことだったが、植野はそれを根気よく新谷に教え込んだ。
「別に相手に怪我を負わせるのが目的じゃないんだ。お前の場合、いじめられないように防衛できればいいんだからな。
さらにそういうことに怯えない強い心を作らないとな。そして、立ち向かっていく精神を・・・」
「はい」
「さあ、頑張るんだ。ゴングが鳴ったら、お前は変わる!
新谷、お前は強い。いじめっ子なんかには負けないくらい強いんだ!
さあ、立ち向かえ!」
そうやって、植野は毎日新谷に、お前は強いんだ、と言って聞かせていた。
それを繰り返していると、少しずつ新谷の心に変化が訪れた。
ある日、いじめっ子たちが新谷のズボンを無理やりに脱がそうとした時、新谷は「やめろよ!」と言って、両手でいじめっ子を押しのけた。
思わぬ反撃を受けたいじめっ子たちは、新谷に向かって拳を振り上げたが、新谷は植野との練習で体が覚えていたので、とっさにそれをよけて、いじめっ子に右ストレートを叩きこんだ。
その時、騒ぎを聞きつけた植野が現れたので、いじめっ子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
「先生、僕、逆らえました。立ち向かっていけました!」
「やったじゃないか、新谷。
これでもう、俺がいなくても大丈夫だな。特訓もしなくてもいいだろう。
もともといじめらないように始めた特訓だったんだから、立ち向かっていけるなら、もう必要ないだろう?」
「あの、僕、ボクシング続けたいです!
確かに最初は、あいつらに立ち向かっていけるように始めました。でも、ボクシング、大変だけど楽しいし、僕、もっと強くなりたいんです!」
生徒のやる気に応えてやるのが教師だから、植野は喜んで答えた。
「よし!じゃあ次の練習試合を目指して特訓しよう。これからは、もっと厳しくしていくからな」
「はい!」
最初はやらされている感があった新谷だが、次第にボクシングに目覚めていった。
植野のおかげで心は強くなった。
次は本格的にボクシングを極めるために、技術を学んでいった。
「新谷、お前は精神的にはだいぶ強くなった。次は技術だ。
ゴングの音が鳴ったら、お前は最強の選手になる!」
「はい!」
植野の厳しい指導は毎日続いた。
新谷は試合まで植野に付きっ切りでコーチしてもらった。
そして次の練習試合の日になった。
結果はKO負け。2週間やそこらの付け焼刃で何年もやってる奴にかなうわけない。
でも、植野は、相手に立ち向かっていく心は評価した。
「今日は初めての試合で緊張しただろう?」
「はい」
「緊張すると、普段の自分の力は出し切れないものだ。それにお前は、ボクシングを始めたばかりだから、これから努力していけばいいだけさ」
「はい!」
「ゴングが鳴れば、そこは試合の中なんだから、手加減しなくていいんだ。お前の力をすべて出し切り、本気で相手に立ち向かっていく。
ボクシングはケンカじゃない。れっきとしたスポーツなんだから、ゴングの音が聞こえたら全力でぶつかっていけ!」
「わかりました!次は全力でぶつかれるように頑張ります!」
「よ~し、また明日から特訓だぞ」
「はい!」
植野はあんなに弱くて、いじめられてばかりいた新谷が成長し、変わっていってくれたことを喜んでいた。
新谷も、自分が着実に強くなっていることに嬉しさを隠しきれなかった。
新谷はどんどん強くなっていった。
半年も過ぎれば、昔のいじめられていた頃の面影はすっかりなくなっていた。
リングの上の新谷は強かった。ゴングが鳴ると、まるで人が変わったように鋭いパンチを繰り出すとてつもない集中力の持ち主だった。
その日、いつもの練習試合を終えた植野は、帰りの方向が一緒だった新谷と帰っていた。
今日の試合は新谷のKO勝ちで、植野はひどくご機嫌だった。
こんな日は一杯飲みたい気分の植野は、新谷と別れて、一人居酒屋に立ち寄ることにした。
「それじゃあ新谷。俺は今日こっちだから」
「お疲れ様です!」
新谷と別れ、居酒屋で一杯やっていた植野はほろ酔い気分で夜道を歩いていた。
どこからか、消防車のサイレンの音がする。
どこかで火事でもあったんだろうか。そんななことを考えながら、ふらふらと歩いて、家に向かっていると、公園の傍でを通りかかったときに、公園から変なうめき声が聞こえて来た。
植野は気になって公園に入って行った。
「助けてくれ・・・」
植野が公園に入ると茂みの中から、男が這いずり出た。
顔面を殴られたのか、顔中血まみれで、その口からはごふごふと赤い泡を噴出していた。
しかし、すぐに茂みに引きずり込まれていった。
その後すぐに人を殴る音が聞こえて来た。
「ぎゃっ、やめろ、ぐはっ」
「おい」
植野は思わず声を掛けた。
すると茂みの中から誰かがにゅっと姿を現した。
その姿を見て、植野は驚きを隠せなかった。
影から出て来たのは新谷だった。血だらけの手で、顔は薄ら笑いを浮かべている。
「何をしているんだ、新谷」
「あれ、先生・・・」
「お前、こんなをことして、どうなるかわかっているのか?」
「ゴングが鳴ったんです。試合が始まったから、僕は・・・」
植野は呆然とした。
その植野の耳にまた消防車の音が聞こえて来た。消防車の音には、半鐘の音も混じっていた。
途端、新谷の顔つきが変わった。そして、おもむろにファイティングポーズをとった。
「ぐわああ!」
新谷は目の前にいる植野を何も言わず殴りつけた。
ふいをつかれた植野はバランスを崩し、その場に倒れ込んだ。
そこへ新谷が馬乗りになって、さらに植野にパンチを浴びせ続けた。
新谷は一心不乱に植野を殴り続けた。植野の鼻が折れても、眼球が飛び出しても、顎の骨が砕けても。試合のゴングが鳴るまで・・・
結局、近くの住民が気付いて、警察が来て取り押さえるまで殴るのをやめなかった。
新谷は自分の両手の骨が折れても殴るのをやめなかった。そのせいか、指の骨がめちゃくちゃに砕け、砕けた骨が皮膚を突き破り、何本もの赤黒い骨が突き出していた。
手はグローブみたいな大きさに腫れあがり、植野の血を浴びて真っ赤なグローブのような輝きを放っていたそうだ。
「植野はもちろん死んだよ。
そして、加害者である新谷は、後を追うように自殺した。手の怪我で搬送された先の病院の屋上から飛び降りたんだ。
『強くなりたい』そんな純粋な気持ちで始めたボクシングだったのに、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
- なぜ植野を殴ったのか
- なぜその話を知っているのか
- なぜ、新谷はそんなに強いのか
- 植野はそんなに熱心だったのか
「さあな。でも、植野は常日頃から言っていた。『ゴングが鳴ったらお前は強くなる。全力でぶるかれ』ってな。
それが一種の暗示みたいになってたんだろうな。
消防車の鐘が鳴ったことでスイッチが入っちまって、その場にいる相手を対戦相手だと思い込んじまったかもしれねえな」
新堂エンディング№20:ゴングが鳴って
CGギャラリー:41/124
2:血に染まるグローブ

今日のファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアはどうかな?
リムサ・ロミンサへ。
馬奉行に話しかけると、御披露道中をしたいので手助けしてほしい、と言われて、クエスト:馬の縁者の降神祭開始!
馬与力に話しかけると、午のユニコルトの扱いに困っている様子。
主人公を見た午のユニコルトは主人公に寄ってきたので、馬与力は自分の代わりに主人公が、午のユニコルトを連れて御披露道中の宣伝をしてきてほしい、と頼んでくる。
午のユニコルトに話しかけて、同行させる。
冒険者ギルドにいるカントゥナンに宣伝する。
黒渦団本部にいるトラッハレート少甲士、調理師ギルドの食事を楽しむ市民にも宣伝する。
馬奉行に報告して、クエストクリア。
馬奉行に話しかけると、御披露道中を見守ってほしい、と言われて、クエスト:御披露道中の降神祭開始!
ゼファー陸門にいる馬与力と話すと、午のユニコルトも御披露道中に参加したがっている。
午のユニコルトに話しかけて、同行させる。
牛のユニコルトについていき目的地まで進む。
馬奉行に話しかけて、クエストクリアして、午のユニコルトをゲット!
アチーブメント:元気に駆けた御披露道中をゲット!
今日の未解決事件は終わらせないといけないからはどうかな?
紫の鍵:犀華が死んだ日付→0720
#期間を繋ぐ。
清崎蒼
「自首をした理由は何ですか?
被害者の親はまだ原島公正さんのことを通報していません。
単に理佐子さんの代わりに処罰を受けようとしたわけではなさそうですね」
原島公正
「妻が娘の失踪捜査を頼んだと聞きました。
義母からそれを聞いた時、また悪化した理佐子の状態が心配ながらも、一方では良かったと思いました。
離婚した後彼女は、長い時間治療を続けていたことはご存じですよね?
妻が退院したその日は娘の誕生日で。
理佐子の人生は娘が亡くなったあの日に足止めされ、その場で果てしなく回る時計の針のようでした。
妻がまた犀華を探し始めたと聞いて、ほっとしました。
これからはもう一度生きようとするだろう、と思って・・・
もしかして理佐子も同じような気持ちで失踪届を出したんじゃないかな。
娘の出生届がそうだったように、失踪届がまた娘を生き返らせると思ったんだろうか。
だからバカなお願いを一つします。
娘の失踪届を未解決事件にしていただけませんか?
どうかうちの娘がどこかで永遠に生きていられるように」
2012.2.5 22:43の発言。
@理佐子をクリック→犀華の母親=松田理佐子
えっと、つまりこういうこと?
原島公正と松田理佐子の娘である原島犀華は生後108日で死亡したが、両親がその死を受け入れられなかったため、死亡届は出さかった。
精神を病んでいる松田理佐子は、原島犀華の小学校の入学案内が届いたことがきっかけで、自分の娘探しを始め、自分の娘だと思い込んで宮城犀華を誘拐してしまう。
理佐子の犯行に気づいた理佐子の母親の松田貴子は、原田公正に連絡し、火災報知器を作動させ、松田理佐子には内緒で宮城犀華を父親の宮城哲郎の元に送り届けさせた。
宮城犀華が自分の家に帰されたことで、松田理佐子は原島犀華が誘拐されたと思い、原島犀華の失踪届を出す。
それを知った原島公正は、清崎蒼に、松田理佐子のために原島犀華が永遠にどこかで生きていられるように未解決事件のままにしてほしい、と頼む。

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面:エンディング№426~431を見る
2週目開始!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~63を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№062:憧れのミューズ様を見て、7話目に入る。
「全員の話が終わったぜ。どうするんだ?」
新堂に促された。どうしよう。
- もうしばらく待ちましょう
- 荒井さんの意見を聞きたい
- 帰りましょう
最後に話をしてくれた荒井の意見を聞いてみよう。
「あのう、荒井さん、何か意見はありますか?」
「意見?僕にこの状況でどんな意見を言えというのですか?」
お開きにした方がいいな、と坂上が思って、立ち上がろうとした時だった。
「こんにちは」
突然ドアが開き、まだ幼い印象の残る女の子が立っていた。元木早苗だった。
「あっれ~、早苗ちゃんじゃない!」と福沢が驚いて声を上げた。
「あ、玲子ちゃん、こんにちは~」
「元木さん、お久しぶりです。映画製作は順調に進んでしますか?」と荒井が声を掛けた。
「荒井さん、こんなところで。あれ、私は出たくないんですぅ」
「あの映画、僕も楽しみにしていただけに残念です」
「そういえば、さっき荒井さんも早苗ちゃんの話をしてたもんねぇ。これはもう偶然を通り越して運命だね」と福沢が言った。
「他の皆さんも初めましてです~。どうぞ、よしなに~」
「あ、もしかして7人目って、早苗ちゃんのことだったの?」
「えっと、私は・・・」
- 黙って聞いている
- 7人目なんですよね?→エンディング№469:座敷童の家、エンディング№460:ケーキバイキングに行こう!
- 7人目ではないですよね?→エンディング№457:夫婦エクトプラズム、エンディング№458:サイコパス日野貞夫、エンディング№459:運命の人、エンディング№460:そして一人が生贄になる、エンディング№461:背負った十字架の重さ、エンディング№462:増える風間さん、エンディング№463:新堂さんを生贄に願ったもの、エンディング№464:親友になった細田さん、エンディング№465:日野貞夫の復讐、エンディング№466:線路が僕を呼んでいる、エンディング№467:誰が駒鳥を殺したの、エンディング№468:霊媒師vs黒魔術
「7人目というわけじゃないんだけど。おばあちゃんが、行きなさいって言うので~」
(七不思議の集会のことは、僕と、新聞部との人たちと、日野先輩に声をかけられた7人の人以外は知らないはずなのに)と坂上が思っていると、福沢が、
「気にしないでね。早苗ちゃんは時々、ヘンなことを言い出すことがあるから。でも。とってもいい子だよ」とフォローする。
ずっと居眠りをしていた風間がいつの間にか目を覚まして、
「そうとも、こんん可愛い女の子が、悪い子であるわけがないさ。早く入っておいで。なんだったらボクの膝の上に座ってもいいんだよ」と声を掛けた。
「それでは、おじゃまします~」
遠慮がちに入室してきた元木を、坂上は空いている席に案内した。
「皆さん、改めまして、よろしくお願いします~。私、1年の元木早苗といいます。玲子ちゃんのクラスメイトです~」
「元木さん、日野先輩にここを教えてもらったわけじゃないんだよね?」
「はい。あ。ところで、あなたが坂上修一君?」
「そうだけど」
(どうして、この子は僕の名前を知っているのだろう)
元木は可愛らしく微笑むと、不思議なことを口走った。
「そう、良かった。まだ生きてるので~」
「え・・・」
「おばあちゃんがね、ここで坂上君が困っているだろうから、助けに行ってあげなさいって言ってたの」
「は?」
福沢が必死にフォローするかのように、目の前で手をひらひらとさせて、その場の空気を変えようとした。
「あ~細かいことは聞かなかったことにして!運が良ければ、その目で超常現象を確認できると思うから。
それよりさ、怖い話をさせるんだったら、早苗ちゃんはピッタリだと思うよ。7人目はいつまで待っても来ないみたいだし。
ね、早苗ちゃんもいい?」
「はい~、私でよろしければ」
「さっさと話してもらって、お開きにしようぜ」と新堂が口を開いた。
「では、元木さん、よろしくお願いします」と坂上は言った。
これはまだ携帯が一般的になる前の時代の話。
この学校のあるクラスで、交換日記が流行った。
はじめは数人の女の子のグループが始めたのだが、その様子があまりにも楽しそうなので、あっという間に、他のクラスメイトにも広まった。
みんなそれぞれ、仲良しのグループに分かれて、好きな人の名を書き合ったり、自分がおすすめしたいものなんかを書いたり、先生の悪口で盛り上がったりしていた。
その流行の陰で交換日記のグループに入り損ねた女の子がいた。名前は、大本真美。
彼女はあまり人付き合いがうまい方ではなく、人の輪に入ることが苦手で、誘われても断ってしまうような自ら壁を作ってしまうような人だった。
それに、学校は勉強をしに来るところだからという生真面目な一面が強くて、勉強そっちのけで学園生活を楽しんでいるクラスメイトたちを毛嫌いしている部分もありました。
別に孤立するほどの嫌われ者ではないが、付き合い下手な彼女には、交換日記で互いの秘密を見せ合いっこするほど心を許してくれるような友達もいなかった。
休み時間にきゃあきゃあと交換日記の話題で騒いでいる子たちを横目で眺めながら、大本は胸の中に湧き上がる敗北感と孤独を、必死に押し隠していた。
表面上は『そんなものにうつつを抜かすより先に、学生としてやらなければならないことがあるんじゃないの?』と涼しい顔をしていたが、内面では、交換日記に激しい憧れを抱いていた。
そんなある日のこと。
大本がいつものように家路を歩いていると、塀の向こうの見慣れた木の洞に、何かがねじ込まれているのが見えた。
どうやら、それは丸められたノートのようだった。
大本は木の洞に手を伸ばして、そのノートを引き抜くと、風雨に晒されたように古びていたが、表紙には交換日記と書かれていた。
彼女はボロボロのノートを開いたが、前半部分は、長い間放置されているうちに水が染みこんだせいか、紙が癒着していた。
そこで比較的損傷の少ない後ろの方のページを選んでめくると、こんなことが書かれていた。
『僕と交換日記をしませんか?』
開いたページの左上に、ぽつんとそれだけが書いてあり、そこから後は何も記されてはなかった。
大本は誰のものかわからないそのノートを、こっそり持ち帰った。
『僕と交換日記をしませんか?』
それは、几帳面そうな性格がうかがえる、読みやすい字だった。
大本は、字の綺麗な少年と交換日記をしているんだ、という少しロマンチックな想像をしてその書き込みの下に続けて書いた。
『あなたは誰?うちの学校の生徒なの?いつから交換日記の相手を待ち続けているの?』
そして、翌日の朝、登校するついでに、同じ木の洞へノートを押し込んだ。
しかし、数日たっても、ノートに何の変化のないことに落胆しているうちに、大本は、一度希望を持って裏切られた分、さらに暗い感情は強まって行った。
次の週のある日、大本はいつものようにあの木の側を通りかかった。
気のせいか、いつもとは少し違う形でノートが突っ込まれていたので、大本は、急いでノートを抜き取り、その場で開いた。
すると、大本の書き込みの下に、例の几帳面そうな文字で返答が書かれていた。
『こんにちは。書き込みありがとうございます。僕は他校の生徒です。この学校に通う人と、ずっと交換日記をしていました。でも、ある日突然、相手から返事がこなくなったんです。
僕は相手の名前しか知らなかったから、何があったのか調べる手段もなくて、つい、新しい交換日記の相手を募るようなことを書いてしまったんです。
それが2年前のことです。まさか、今になって書き込んでくれる人が現れるとは、思ってもみなせんでした。よろしければ、本当に僕と交換日記をしていただけないでしょうか?』
大本は家に持って帰ると、ペンを執った。
『いいわよ。私は大本真美。まずはあなたのことを知りたいわ。あなたはどこの高校に通っているの?
2年前にいつの生徒と交換日記をしていたということは、今は3年生ぐらいかしら?以前の交換日記の相手とも、こうして顔も知らない状態でやりとりしていたの?
突然音信不通だなんて、可愛そうね。私、その人について調べてあげましょうか?』
大本は次の日の朝、木の洞の中にノートを戻した。
そして、数日後、ようやく待ち望んでいた変化があった。
『お返事ありがとうございます。よろしくお願いします。前の交換日記の相手とも、やはりこんな風に偶然やりとりがはじまったんです。
2年前の突然の音信不通にショックを受けましたが、こうして新しいご縁が見つかったので、すっかり未練も晴れました。調査の件は、気持ちだけいただいておきます。
それよりも、僕はもっと大本さんのことが知りたいです。差支えのない範囲で、いろいろと書いていただければ嬉しいです。僕は、桂雅彦といいます』
彼は必要以上に自分のことを書いていませんでしたが、この落ち着いた文体と丁寧な口調は、大本の胸をときめかせた。
(こんな素敵な文章が書ける人なんですもの、きっと頭が良くて知的な感じの文学青年ね)
彼女の中で、勝手に妄想が膨らんだ。
まるで彼女は、桂さんのことを不遇な自分を助け出すために現れた、白馬の王子様であるかのように感じた。
桂の日記は、こんな一文で締めくくられていた。
『一つお願いがあります。このノートの前半部分は読まないでいただきたいのです。前の相手とのやりとりが残っていて、読むことも読まれることも心苦しいのです。どうかお願いします』
大本はあくまでも強気な返事を書いた。
『わかったわ。私は余計な詮索は嫌いだし、読もうにも、すっかりページがくっついちゃってるから、読めないの。安心してね』
そして、彼のリクエストに応えて、自分のことを書き始めた。
自分が2年生であること、進路の希望はある程度固まっていて、それに向けて努力をしていること・・・そんな、相手に都合よく見えることだけを書いた。
最後に、クラスで交換日記が流行っていることを記し、ついでに小耳に挟んだルールを書いた。
当時彼女のクラスで流行っていた交換日記にはあるルールがった。それは他人の日記の文章に、赤いペンと青いペンで下線を引くことで、読み手の意思を伝えるというものだった。
他人の日記の文章全体に赤いペンで線を引くと、同意、好意、喜びなどの前向きな感情を表し、文章の一部に青いペンで線を引くと、否定、反感、悲しみなど、後ろ向きなニュアンスを現した。
そして、そこから余白に矢印を引っ張って、コメントを書き込む。
大本は、クラスの女の子たちが、そんな秘密めいたやり取りをしているのを盗み見て、交換日記をするときには、そのルールを試してみたいなって思っていた。
『結構便利システムなのよ。せっかくだから、あなたも私の分に線を引いてみてね。じゃあ、末永くよろしくね』
いつものように木の洞にノートを入れて数日後、大本の書き込みのあちこちには、赤い線がいっぱい引かれて、コメントが添えられていた。
ノートの前半は見ないという約束や、大本さんの進路や努力に対しての部分、ルールを採用したいという意見や、『末永くよろしくね』の箇所にも、賛同の赤線が引かれていた。
そして、心待ちにしていた桂からの返信に目を通した。
『こんにちは、桂です。僕のお願いを聞いてくれてありがとう。君は2年生のうちから将来を見据えていて、えらいと思うな。
僕はその時に努力しなかったことを、遅まきながら悔やんでいます。赤い線と青い線のルール?面白いものがあるんだね。僕もさっそくやってみました。
交換日記なのに、話し合っている感じがして、けっこう楽しいね。こちらこそよろしく』
桂の新しい書き込みに対しても、彼女は賛同や喜びの赤線を、どんどん引いて行った。
しかし、桂の書いたこんな一文が、大本の手を止めた。
『大本さんのクラスでは交換日記が流行っているそうだけど、今、誰かと交換日記をしているの?』
大本は、いつか桂と直接会うことがあった時、嘘つきだと思われたくなかったので、みじめさを押し殺して真実を記した。
『交換日記は、あなた以外の誰ともしてないわ。誰にも誘われなかったからなの。
学生は勉強をしに学校へ通うべきだと思ってるし、将来を見据えて、今から努力を積み重ねていくべきだと考えているの。
だから、そういう人間を軽蔑し、避けている。それに私は、あまり人付き合いがうまい方じゃないの。
やっぱり、心のどこかでそういう連中を見下しているのかもしれない。でも、こういう意見は煙たいんでしょうね。あなたにも嫌われてしまうかもしれない。
でも、あなたの顔が見えないから、こんなことも素直に書けてしまう。私がバカなんだわ。こんなこと書いても、ネガティブだし嫌われるだけだよね』
そこには、寂しさ、誇り、反省、後悔・・・クラスメイトの前では出すことのない、大本の本当の気持ちがつづられていた。
あんなことを書いてしまっては、もう返事は来ないかもれいない。
そんな心配をよそに、桂から帰って来たノートにや、いたるところに赤線が引いたあったが、『私がバカなんだわ』という一文には青線が引かれ、『そんなことない!』というコメントがついていた。
『大本さんはしっかりした魅力的は人だと思う。学生の本文について、将来を見据えた勉強の必要性について、きちんと理解している高校生は珍しいよ。
たしかに、考え方が正しければ高圧的な態度に出ていい、ということはないけれど、でも僕はこう思う。あの時、僕の側に君のような人がいてくれたなら・・・
僕の不真面目で怠惰な生活に警鐘を鳴らしてくれる人がいたなら、僕はもっと早く目を覚まして、進路について考えていただろう。
誰もが切羽詰まってから、きっと君の正しさを理解し、尊敬し、ありがたく思うはずだよ。
なによりも、自分の態度を反省しているのが偉いね。自分のことを客観的に見て反省することは、難しい。
君は自分が孤独だと思っているようだけど、その誠実さは、クラスの誰かには伝わっていると、僕は思うよ』
大本は、感動のあまり涙を流した。そしてノートに向かって、何度も、ありがとう、と呟いた。
桂に認められたことで、大本は失いかけた自信を取り戻すことができた。
(そうよ、やっぱり私は正しいんだわ。受験に備えることの大切さを理解しているのは、私だけなんだから、私は別にそんな人たちを群れる必要はない。
一人でも大丈夫。いつか私のことを理解してくれる人たちに囲まれて生きる日がやって来るはず)
次の日から、大本は、一人でいることに寂しさを感じることはなくなった。
だから、二人の交換日記は順調に続いた。
むしろ、学校でため込んでいる孤独や反発を慰めてくれる桂の言葉は、大本にとって、なくてはならないものになっていった。
それに自分の発言が、自信を失いがちな桂の支えになっていることを確信し、彼から頼られる喜びすら感じていた。
桂が大本に好意を持っていることは密かに感じていたが、それ以上の進展は全くなかった。
実は大本は同じクラスの畑中亨が好きだった。
畑中は、クラスで孤立している大本に話しかけてくれる数少ない人だった。
畑中は、宿題を忘れた、と言ってノートを借りに来て、
「頭がいいだけじゃなくて、マジメだし、努力家だよな」なんて、声を掛けてくれていたので、大本は密かに、畑中は自分のことが好きなんじゃないか、と思っていた。
そんなわけで、大本は桂をキープしつつ、畑中からの求愛を待っていた。
ところがある日、畑中がある女の子に告白し、相手もそれを受け入れたのだ。
その一部始終は、休み時間の教室で、クラスメイトたちの前で堂々と行われて、当然大本を目撃していた。もともと畑中は、ボクシング部で強くてかっこよくて、クラスの人気者だったから。
その日の放課後、忘れ物を取りに大本が教室に戻った時、帰らずに残っていた女の子たちが、大本についてウワサしているのを聞いてしまった。
「大本さんさ、畑中が告白したとき、すごい顔してたよね」
「あの人、鬼みたいな顔してたよ」
「へー、やっぱり大本さん、畑中のことが好きだったんだ」
「でもさ、畑中ってずっとアユミちゃん狙いじゃん。見ててもわかんないのかな?」
「畑中がよくノートを借りにいったから・・・」
「あー、誤解しちゃったのね。自分のことが好きなんだって」
「なんかかわいそー。畑中、影ではかなり大本の悪口言ってたのにさ」
「そうそう、『大本にはノート書く以外の取柄はない』なんてきっぱり言っちゃってね~」
「畑中も卑怯だよね。ノート借りるときは調子いいくせに。まあ、大本さんの態度もさ、調子乗ってるというか」
「学級委員でもないのにいつも偉そうにしているし、ムカつくのもわかるかなって」
「いい気味かもね」
「きゃははは」
大本は気づかれないよう、その場を去り、走って走って交換日記の隠し場所のある木ののころまで来たが、汗と涙で顔がグチャグチャになっていた。
大本はノートを取り出し、その場で書き込むと、またすぐ元に戻した。
『今日学校でひどいことがあった。もう明日から学校行けない。死にたいよ。助けて』
翌日大本は学校を休んだ。頭まで布団をかぶって、泣きながら一日を過ごしたが、夕方になって、あの日記の返事が気になって仕方がなくなくなり、あの木の下へ向かった。
ノートを開くと、まったく予想をしていなかったことが書かれていた。
『じゃあ、会おうか。
君が本当に僕の助けを必要としているのなら、会おう。夜中の2時にこの木の下に来て欲しい。僕は君と会えるまで、毎日待っているから』
夜の2時なると、大本はこっそり家を抜け出し、いつもの木の元に向かったが、途中で、桂と会えなかったらどうしよう、という考えた頭をよぎった。
なんらかの事情で、桂がこちらに向かえないこともあるでしょうし、もし会えなかったら、待ち合わせ場所に来たということと、彼への感謝の気持ちを日記に書き残しておいたほうがいいだろう、と大木は考えた。
手ぶらだった彼女は、文房具を取りに家に戻ったと思いますか?
- 戻った→通常はエンディング№453:早苗ちゃんの娘婿、エンディング№454:交換日記の怖い話
- 戻らなかった→エンディング№456:首吊りの樹の下で
彼女は一度文房具を取りに戻って改めて出発したが、最初から早めに家を出ていたので、木の下には約束の時間の5分前に着くことができた。
木の下には誰もいなかったので、大本はその場で桂を待つことにした。
ところが、決められた時間を過ぎても、桂は現れない。
時間を持て余した大本は、ノートを開いた。すると、昼間の書き込みに新しい文章が付け加えられていた。
『君が本当に僕の助けを必要としているのなら、会おう。夜中の2時にこの木の下に来て欲しい。
僕には君を連れて行くことしかできない。
僕が手伝ってあげるから、気を楽にして』
大本がなんとなく嫌な予感を覚えながら首をかしげた寸簡、大本の喉に何かが食い込んできた。
何者かに襲われて、背後から紐で絞められている!大本はそう思い、慌てて喉に手を当てたが、そこには何もなかった。それなのに、喉の肉が何かが食い込んでいるかのように凹んでいる。
大本はパニックに陥りつつ、息苦しさから逃れるため、顔を上に向けた。
すると、木の枝から首を吊っている男の子が、大本を見つめていた。
見えない力に、大本の意識はどんどんと遠ざかっていった。
(このままじゃ、いや!いやよ!)
大本はもだえ苦しみながら、鞄の中から筆記具を取り出し、『君が本当に僕の助けを必要としているのなら』の部分に青線を引くと、首の締め付けが少しだけ楽になった。
『僕には君を連れて行くことしかできない、僕が手伝ってあげるから』
大本は、桂からの返事に否定の意味の青い線を引いた。
『死にたいよ。助けて』という発作的に書き込んでしまった自分の後ろ向きな言葉も青いペンで否定した。気が付くと喉を締め付ける圧力は完全に失われており、木の上を見上げても、そこにはもう何もなかった。
大本は恐怖にもつれる足を引きずりながら、自分の部屋に駆け込み、布団が被って震えていたが、なぜかあの交換日記を持っていた。
朝が来ても、自分が助かったことに確信が持てず、大本は机の上に投げ出したままにしておいたノートから逃げるようににして、学校に行った。
もちろん、通学する時も、あの木の近くを通る気にはなれないので、普段は通らない回り道を選んだ。
畑中の件に関する決まりの悪さも、女の子たちの嘲りも、昨夜の恐ろしい出来事に比べたら大したことではなかった。
重い足取りで家に帰って、自分の部屋に入った大本は、机の上にノートを見て声にならない悲鳴をあげた。閉じたまま置いていたはずなのに、勝手にページが開いていたのだ。
『どうしても、こちらに来るのはいやなのかい?』
そこには、新たな書き込みがあり、大本はちゃんと返事をしなければならないと思った。
(私が中途半端な気持ちで死にたいなんて書いたからいけなかったのよ。ちゃんと書いて、わかってもらわなきゃ)
『ごめんなさい。どうしてもそっちには行きたくない。私は死にたくない。あなたの気持ちは嬉しいけど、私はまだ生きていたいのよ。こっちにいたいの。
あなたのことは、きちんと供養させてもらいます。今までありがとう』
その夜、不意にある疑問が大本の脳裏をよぎった。それはノートの前半部分には何が書かれていたのだろうか、ということだった。
ノートを手にとってみると、紙と紙とがくっついてはいますが、へりの部分から剥がれてきていて、うまくやれば閉ざされていたページを読むことができそうだった。
加湿器のスチームを当ててみたり、定規をすべりこませてみたり、慎重に長い時間をかけて作業を行い、ようやくページを開くことに成功した。
一番最初のページには、こう書かれていた。
『私と交換日記しませんか?』
それは見慣れた桂の文字とは違うものだった。最初に交換日記をしようと誘ったのは、相手の方だった。
その次は桂の書き込みがあり、桂と大本の時と同じようなやりとりで日記は進んでいった。
日記の文章から察すると、桂の最初の交換日記の相手は女の子だった。
大本たちと同じように、お互いに自分の愚痴を書いたり、それを励まし合ったり慰めあったりして、信頼や結束を強くしていったようです。
そして、恋心を育んでいく過程がひしひしと伝わって来た。
ある日、受験勉強に苦しんでいた桂が、深刻な書き込みをしていた。
準備を怠った後悔、勉強しても成績が上がらない苦しみ、模試の結果、ライバルたちの成長ぶり、両親の期待・・・そこには桂の苦悩が書き連ねられていた。
『いっそのこと死んでしまいたい』
日記はそう結ばれており、それに対する彼女の返信は、
『会おうか。今夜2時、例の木の下で待ってるよ』
そう、桂と自分のやりとりとまったく同じだった。
そのページを最後に、しばらく空白が続き、そして再開された書き込みは、大本が最初に目にした『僕と交換日記をしませんか?』という桂の誘いだった。
「約束を破ったね」
耳元で、背筋が凍りつくような冷たい男の声がした。
大本は、それは桂の声なのだと思った。そして、恐怖で硬直した大本の前で、ノートのページが勝手にめくられていった。
ページは、大本の最後の書き込みのところで止まり、途切れ途切れの赤線が引かれていった。
ごめんなさい。『どうしてもそっちに』は『行きた』くな『い』。『私は死にた』くな『い』。
『こ』っちにいたいの。あなたのことは供養し『ろ』というならどこかに頼む『し』、任せて『ちょうだい』。今まで『ありがとう』
どうしてもそっちに行きたい。私は死にたい。ころしてちょうだい。ありがとう。
大本は次の日、例の木で首を吊っている状態で発見された。
畑中の一件は、クラス内でもともと孤立していたことを苦にしての自殺だと片付けら、それ以上調べられることはありませんでした。
「その交換日記や、次々と人が首を吊る木なんですけど、実は、この学校の裏地にまだあるんですよ。皆さんも気を付けてくださいね」
もし木の洞にノートを見つけても決して触れないでください。
あ、実は私、うっかり触ってしまって、危ない目にあったことがあるんです。
例によって前半部分はくっついていて読めず、かろうじて読める最初のページには、
『私と交換日記をしない?』
と書いてありました。後になって思えば、あれは大本さんの筆跡だったのでしょうね。その瞬間、私の全身は金縛りにあって、動けなくなったんです。
それもで少しだけ体の自由が利くようになっていたので、鞄の中なら青いペンを取り出して、ノートの表紙に線を引いたんです。
『学校に伝えられている、交換日記のルールを思い出しなさい』っておばあちゃんが教えてくれたら、私は力を振り絞って、交換日記という文字の交換の下に青い線を引きました。すると、ふっと呪縛が解けたんです。
交換を否定したことで、交換日記を続けさせる呪いの効力は減ったようですが、それでもやっぱりたくさんの人の怨念が詰まった危険なものですから・・・
皆さん、くれぐれも気を付けてくださいね。
後味が悪いのか、皆一様に下を向き、黙り込んでいる。
「元木さん、ありがとうございました。今のお話、新聞に載せても、大丈夫ですよね」
「はい、もちろんです。おばあちゃんは、そのために行けって言っていたんですもの」
その時、突然ドアが開き、一人の男性が乱入してきた。
「もう逃がしません!」
その男性は手にはビデオカメラを持ち、元木を追い回している。
「彼が元木さんに取り憑かれてしまった時田安男君です」と荒井が言った。
「君は僕のミューズなんだ!お願いだから、僕の新作映画に出演してほしい!」
「その話は何度もお断りしているじゃないですか。私は、そういうのには出たくないんです」
「君のご先祖様も出演したほうがいいと言っているじゃないか。君は100年に一度、いや1000年に一度の天才、1000年女優だよ!
なんだ、荒井君。君もいたのか。さあ、一緒に彼女を説得してくれよ。君だって、彼女の新作映画が見たいだろ?」
「いえ、僕は彼女の迫力はナマで見られますから。それにまだ死にたくありません」
「貴様、いい加減にせぬか」
突然、元木の口から白い煙がもうもうと吐き出されていった。
「おばあちゃん、この前は賛成してくれたじゃないですか!ええい、京都の宇治茶に栗饅頭もお付けしましょう!」
「これ早苗や、やっぱり映画に出演するのも悪くないと思うんじゃが。
・・・おばあさま、成仏させますよ!
・・・やはり早苗は出たくないと言っておる。貴様が死ねぃ!」
あの日新聞部を襲った謎の大爆発は警察や消防隊まで出勤する大騒ぎとなったが、不思議なことに怪我人は一人も出なかった。
あの日の記録は、近いうちに新作映画としてネットで公開されるそうだ。『プリティ霊媒師サナエちゃん』というらしい。無事に公開されるといいが。
エンディング№455:プリティ霊媒師サナエちゃん
エンディング数 96/657 達成度14%
キャラクター図鑑 58/122 達成度47%
イラストギャラリー 55/283 達成度19%

今日のアパシー鳴神学園七不思議はどうかな?
1週目クリア
倉田のシナリオ:カエルですか?ネズミですか?→エンディング№363~368を見る
1人目の福沢のシナリオ:恋愛教→エンディング№127~139を見る
2人目の岩下のシナリオ:窓枠の中で→エンディング№310~313を見る
3人目は風間のシナリオ:下半身ババア→エンディング№168・169を見る
4人目は荒井のシナリオ:いみぐい村→エンディング№74・75を見る
5人目は細田のシナリオ:トイレの恋→エンディング№270~272見る
6人目は新堂のシナリオ:吉田ババア→エンディング№001~005を見る
7話目はシナリオ:うしろの正面→エンディング№426~431を見る
2週目クリア!
倉田のシナリオ:呪われたロッカー→エンディング№376~383を見る
1人目は岩下のシナリオ:ポプリ→エンディング№213~217を見る
2人目は細田のシナリオ:サトリサマ→エンディング№262~265を見る
3人目は福沢のシナリオ:彼と彼女の秘密→エンディング№140~142、144・145を見る(143は後で見る予定)
4人目は風間のシナリオ:ひとり七不思議→エンディング№181~187を見る
5人目は新堂のシナリオ:ゲーム実況怪談→エンディング№53・54を見る
6人目は荒井のシナリオ:時田君の自主製作映画→エンディング№58~61・63(62はこの記事で見る)
7話目はシナリオ:交換日記の怖い話→エンディング№453・454・456~470(455はこのエンディング№62を見てからなので、次回)
2週目の6人目に荒井を選択するところに戻る。
荒井昭二は2年B組の生徒。
「よくある七不思議の話をしても面白くないでしょう?そうは思いませんか?」
- よくある七不思議で結構です
- そうですね→シナリオ:いみぐい村
- 友達の話はどうですか?
「よくある、という意味で趣味の話でもしましょうか。僕ね、映画が大好きなんですよ。極はね、フランス映画が好きなんです。
坂上君はフランス映画はお好きですか?」
「フランス映画はお嫌いですか。
わざわざこんな会に出向くほどですからホラー映画もお好きなんでしょうね。
食べ物でも甘いものも辛いものも好きっていう両刀使いは少数派ではありません。それは映画も同じこと。
僕がこれから話すのは、そんな映画の話なんですよ」
荒井のクラスに時田安男という男がいたが、無類の映画好きだった。
映画愛好者のことは敬意をこめてシネマディクトと呼ばれており、荒井は自身のことをシネマディトだと思っていたが、時田には負けていた。
映画に関しては、時田は生き字引だった。
将来の夢が映画監督だった時田は、学校に映画関係のクラブがないことをとても残念に思っており、1年生の時に、自分で映画同好会を作ってしまった。
映画好きな人間は結構いるもので、20人ほどが集まった。
撮影用の機材にほとんどは時田が持ってきて、集まったみんなで、役割を決めることになった。
「あなたなら、何をやりたいですか?」
- 役者
- 監督→エンディング№058:ミイラ男と美女
- 脚本→エンディング№063:きりとり小僧
- なんでもいい→エンディング№058:ミイラ男と美女
実は時田は監督志望だが、役者になりたくて仕方がなかった。そして、どちらでも大成するのが将来の夢だ、と荒井に語っていた。
なんでも役者としてはスタントマンを使わないアクションもできる役者に憧れていた。
また時田の父親は武術の心得があるらしく、その手ほどきで格闘武術を習っていた。
それで、時田は監督と主役を兼任することになったが、会の創設者であり、機材を持って来たのは彼だったので、みんなしぶしぶ承知した。
そして、去年の今頃、記念すべき同好会の第一回作品の撮影が開始された。
時田が撮ろうとした映画のジャンルはもちろんアクションで、タイトルは『燃えよ正義の鉄拳』だった。
時田は格闘武術の心があったが、他の人はまったく素人だったので、時田は映画に出演する生徒に格闘技の手ほどきをした。
シナリオも時田が書いた。
映画の内容は、主人公の父は有名な武術家で、表向きは優良企業の顔をしながらその実態は如何わしい組織の用心棒として雇われた。そして組織の秘密を知ってしまった彼は消されてしまい、息子が父の仇をとるべく組織に戦いを挑む、という設定だった。
それでも、どうにかこうにか撮影は終了し、時田は自室のパソコンで編集作業を行っていた。
時田は、ふと一つのカットを見て首を傾げた。
それは、主人公が道場の若手に武術の型を教えているところだったのだが、時田の撮影時と記憶とも絵コンテとも違うものになっていた。
「僕が撮ったシーンは、こんなにみんながしっかり演技をしていなかったはずだけど」
それが普段から鍛えられているような体格で、みんな本当の役者のようにうまく演じていた。
(撮影中は我を忘れて撮影することが多い。だから、きっと撮影したに違いない)
そう自分に言い聞かせて、そのカットを使用した。
しかし次の日、ほかのシーンを見ていると、また自分が撮った覚えのないカットを発見した。
それは、主人公の父親が組織の秘密を知って殺されるシーンだった。
組織の雇った殺し屋に追われて父親が逃げる。その背後にに迫る殺し屋。そして彼の叫び声。
それなのに、そのフィルムにははっきりと父親が死んでいくシーンがリアルに映っていた。
しかし、父親役の役者は演技が下手で出番を削られたのにもかかわらず、画面では迫真の演技。
殺し屋の鉄拳が彼の腹部に炸裂し、口から一筋の血が。そして地面に倒れ、父親は動かなくなる。
撮った覚えはないが、時田はためらくことなくそのシーンも編集し本編に取り込んだ。
その次の日、主人公の父親役をやった生徒が殺された。
荒井や時田と同学年の袖山で、腹を何度も殴られて、内臓破裂を起こしていた。
その時の状況を聞いた時田は耳を疑った。まるで、あのシーンにそっくりだった。
犯人はわからなかった。殺害時に被害者は自分の部屋で寝ていたが、誰も忍び込んだ形跡はないし、部屋が荒らされた様子もなかった。
時田は恐ろしくなってしまった。これがあのフィルムの呪いだったとしたら・・・
「その映画の編集作業を続けたいと思いますか?」
さすがに恐ろしくなった時田はその映画の編集作業を続けることをあきらめた。
(これは確かに自分の撮った映画だ。だが、何かが変だ。もうこれは僕の作品じゃない。呪われた映画だ)
そして、その映画のデータをすべて消去した。
翌日、時田は、同好会のみんなに、「死者が出てしまった作品を発表するわけにはいかない。あの映画は袖山君を供養するために処分した」と説明した。
みんなは仕方ないと納得してくれましたが、同好会に居づらくなり、同好会はそのまま空中分解してしまった。
そんなある夜、時田が寝ていると、枕元で人の気配がした。
目を開けると、そこには袖山が立っていた。
「僕一人だけ死ぬなんて不公平だ。一人は寂しいよ」
何度もそう言い残し、袖山の幽霊は消えた。
それからというもの、毎晩袖山の幽霊が現れては、枕元で恨みつらみをささやくのだ。
そして疲れ果てた時田は、荒井のところに相談にやってきた。
荒井「僕では大した力にはなれませんが、思い当たる方を知ってます。会ってみますか?」
時田「ああ、頼むよ」
荒井「こちらが元木早苗さんです。
彼女は霊能力者の家系で、こういうことにはめっぽう強いことで有名なんです」
元木「初めまして、元木早苗といいます。よろしくお願いします」
時田「へえ、かわいい子じゃないか。よろしくね、元木さん」
元木「あばばば、このたわものが!うちの大事なお世継ぎ様に触るでないわ!祟り殺すぞ!」
時田「何、今の」
荒井「ああ、元木さんは体の中に無数のご先祖様を飼われているのですよ」
時田「僕はこの子に先に祟り殺されるんじゃないだろうね?」
荒井「それは時田君の身の振り方次第ではないでしょうか?」
元木「大丈夫ですよ。おばあちゃんもおじいちゃんも私にはとっても優しいんですよ」
時田「そうなの?」
元木「あばばばば、こやつ、悪いものにたたられておるわ。こやつ、祟り殺されるぞ」
荒井「何か思い当たることはありませんか?」
時田は、撮影したデータにおかしな動画が混ざっていたことを話してくれた。
袖山が演じた役柄があまりに下手だったためほとんどカットしたものの、なぜか編集しようとしたら彼が殺されるシーンが考えられないほどリアルに映っており、その通りに死んでしまったことを。
元木「確かにそれが関係しているのは間違いなさそうですね。それでそのデータはどうしたんですか?」
時田「消去したよ。だって気味が悪いもの」
元木「それはまずいです。袖山君はその映画を公開してほしかったはずですから」
時田「消去したものは戻ってこないよ」
元木「あばばばば、このうつけものめ。貴様は祟り殺される定めなのじゃ!」
時田「助けてよ、元木さん」
元木「袖山さんは、本当に役者として結果を残したかったんでしょうね。
だからその生霊が時田さんの編集しているデータに入り込んで命がけの演技を演じさせた。でも、その代わりに現実の袖山さんは出来上がった映像と同じような恰好で死んでしまった。
文字通り、袖山さんは一世一代の名演技を残して亡くなったわけですね」
時田「どうか助けて、元木さん。このままじゃ、本当に死んでしまう、僕!」
元木「わかりました。ではその方法ですが・・・」
元木の説明はこうでした。
袖山は役者として頑張った姿を残したいがために命を賭した。
だから、もう一度命がけの演技をしてもらうために映画を撮影するというのです。元木が袖山の霊を呼び出すので、時田がそれに応えるのだ。
新しい脚本では、組織の力によって殺された袖山は、地獄から蘇り、組織のボス役の時田に復讐する、というものだった。
荒井は、カメラマン役を買って出た。
元木が呪文と唱えると、体が白く発光するオーラに包まれ、袖山の霊が元木に乗り移った。
元木「俺は地獄から蘇った。今こそ勝負だ。俺と闘え!」
時田「お前ごときにやられる俺だと思うか。フフフ、返り討ちにしてくれるわ」
元木「吠えろ拳、燃えよ、正義の鉄拳!」
勝負は一瞬で着き、ボスががっくりと膝をつき倒れた。
袖山が勝ったのだ。袖山はなんと言えぬ清々しい笑顔で空を見上げた。それと同時に元木が再び白いオーラに包まれ。その場に崩れ落ちた。
急いで駆け寄り抱き起すと、彼女は寝息を立てて眠っているだけだった。おそらく、力を使い果たして眠ってしまったのだろう。
それ以来、袖山の亡霊は二度と現れることはなかった。満足して成仏したのだろう。
その映画は、無事Yチューブで公開された。女子高生が下着泥棒の変態高校生と闘うというわずか数分間の短編映画でしたが、妙に迫力ある女子高生の演技と、女性とは思えないセリフ回しが評判を呼び、あっという間に百万回の再生を記録し今も順調に伸び続けているそうだ。
時田と元木はどうなったかというと
「元木さん、お願いします。ぜひ次回作のヒロイン役をお願いします」
「お願いですから、もう付きまとわないでください」
「あなたこそ、まさに100年に一度の天才女優ですよ。僕は諦めません、絶対にあなたを諦めませんよ!」
「あばばばば、この腐れ外道へが!お世継ぎ様は嫌じゃと申しておろうが。即刻立ち去らねば、このわしらが祟り殺してくれようぞ!」
「おばあ様。お世継ぎ様は、世界中のアイドルとして注目されるほどの才能をお持ちなんですよ。見たくはありませんか、お世継ぎ様の前に、何億人という愚民どもがひれ伏す姿を!」
「なるほど、ここは早苗や、一つ・・・
やめてください。おばあ様。成仏させますよ」
「早苗さーーん。あなたは僕のミューズです!僕は絶対にあきらめないぞ!」
エンディング№062:憧れのミューズ様
エンディング数 95/657 達成度14%
キャラクター図鑑 58/122 達成度47%
イラストギャラリー 55/283 達成度19%
今日のElin(エリン)2回目のプレイはどうかな?
旅商人の停泊地へ。
ハンモックで寝て、木箱の作り方、炎の手の知識をゲット。
パルミアへ。
ベッドで寝て、漆喰の柱(支柱)の作り方、漆喰の柱の作り方、神経の矢の知識をゲット。
カジノへ。
スクラッチカードをゲット→スクラッチマシーンで、お嬢人形をゲット!
マスコットに話しかけて、20オレンで、カジノチップと交換する。
寝て、張り紙のレシピ(3)に強化、氷の光線の知識をゲット。
スクラッチカードをゲット→スクラッチマシーンで、メロンをゲット。
王様ベッドで寝て、バーの椅子のレシピ(2)を強化、死の光線の知識をゲット。
スクラッチカードをゲット→スクラッチマシーンで、張り紙をゲット!
やどかりを倒して、やどかりの剥製をゲット。
人喰い花を倒して、人喰い花の剥製、人喰い花のカードをゲット。
ノームを倒して、ノームの剥製、ノームのカードをゲット。
寝て、訓練用宝箱のレシピ(2)を強化、神経の矢の知識をゲット。
コウモリを倒して、コウモリの剥製、コウモリのカードをゲット。
寝て、テーブルのレシピ(4)を強化、炎の光線の知識をゲット。
スクラッチカードをゲット→スクラッチマシーンで、サイドテーブルをゲット!
寝て、椅子のレシピ(2)を強化、氷の矢の知識をゲット。
寝て、ラジカセの作り方、氷の矢の知識をゲット。
機械遺跡へ。
交渉術の技術書、祝福された軽傷治癒の魔法書、隠密の技術書をゲットして、読んだ。
インコグニートの巻物、解呪の巻物、ショートテレポートの巻物、武器強化の巻物、鈍足の杖をゲット!
ボスを倒して、豪華な宝箱から、753オレン、プラチナ硬貨、ラウンドテーブルのレシピ、木の柱のレシピをゲット。
寝て、張り紙のレシピ、神経の矢の知識をゲット。
寝て、パイプの作り方、氷の矢の知識をゲット。
スクラッチカードをゲット→スクラッチマシーンで、猫の像をゲット。
寝て、椅子のレシピ(3)を強化、神経の矢の知識をゲット。
エーテル病:重い甲殻を発症・・・
寝て、パイプの作り方、氷の矢の知識をゲット。
宝箱から、22オレン、間欠泉のレシピ、バーの椅子のレシピをゲット。
寝て、道標のレシピ(2)に強化、死の手の知識をゲット。
寝て、土嚢の壁の作り方、神経の矢の知識をゲット。
ルミエストへ。
ナスモックから、1862オレンで、アカデミーの推薦状を購入。
レクサスに見せて、魔術師ギルドの一員になった!
魔術師ギルドで、魔術制御、魔力の限界、暗記を習得!
今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
4週目開始!
1人目は新堂誠を選択。
「お前がどうして新聞に入ったのか教えてくれねえか?」
- なんとなく入りました
- 前から憧れてしました
- 何かお勧めのクラブは?
- ボクシング部
- 空手部
- パフェ同好会
「ボクシング部に入る奴らは何のために入部すると思う?」
- 人を殴る為
- ストレス解消
- 強くなるため
「ボクシングって、人を殴るだけのスポーツじゃないですか。だから、普通に考えるとそうかなって・・・」
「ふん、坂上、てめぇには正直がっかりだぜ。ボクシングはそんなもんじゃねぇよ。
気分が削がれちまったぜ。この話はやめだ、やめだ」
(新堂さんの機嫌を損ねてしまったようだ)
- 話してもらうようお願いする→新堂エンディング№22:強さ
- 次の人、お願いします
「はっ、まったく根性のねぇ奴だな。お前も新聞記者ならもう少し食い下がる根性を見せたらろうだ?」
「あのー、新堂さん?」
「俺の話は終わったんだよ。もう話すことはねぇ」
新堂エンディング№19:へそまがり
CGギャラリー:40/124
今日のFINAL FANTASY XI ヴァナ・ディールコレクション4はどうかな?
ダイヤルキー#SPを使って、ランカーカラー、アルテミスの首飾りをゲット!
植木鉢に、謎の香草の種+風のクリスタルを植えて、土のクリスタル×17をゲット。
ガレーキッチンから、石のスープ、ドラゴンスープ、ちくわをゲット。
モグチケット【盟】で、フェイス:ウェイレアをゲット!
ススルンのお年珠を2026Gで購入→貫通の幻珠をゲット。
チャチャルンの夷袋を2026Gで購入→黒の残魂、餅鉄をゲット。
チャチャルンに5000G渡して、ダイヤルキー#SP、小袋[お年玉]をゲット。
チャチャルンに10000Gを渡して、互助会引換券・銀、小袋[お年玉]をゲット。
バストゥーク鉱山区にあるコウモリのねぐらで、エルキに話しかけると、北グスタベルグにあるゼーガムの丘にパルブロ鉱山の初期開拓者を称えた碑石がある。初期開拓者だった自分の曽祖父の墓参りをしたいのだが、モンスターが多くて行けないので、代わりに行ってほしい、と頼まれて、クエスト:ミスリルに賭けた男たち開始!
初期開拓者への花束をゲット。
ゼーガムの丘の記念碑を調べて、初期開拓者への花束を捧げる。
エルキに報告して、クエストクリアして、下ばきをゲット!
モグガーデンへ。
畑(ランク7)で、謎の香草の種+光のクリスタル→炎のクリスタル、土のクリスタル、光のクリスタル、闇のクリスタル、デスボール、カザムがらし、変色クリスタル、マウラのにんにく、ハバネロ、バニラ、黒石をゲット。
木立(ランク7)で、たまごナス、パママ、エルシモパキラの実、胡桃、ドラゴンフルーツ、マホガニー原木、エボニー原木、御神木、ドックウッド原木、木霊の根、レッドローズ、ラッカー原木、ウルンダイ原木、ガタンプ原木、クリーンローカストをゲット。
鉱脈(ランク7)で、炎のクリスタル、雷のクリスタル、水のクリスタル、隕石、亜鉛鉱、銀鉱、金鉱、陸ガニの甲殻、大サソリの甲殻、魚の骨、上質なサソリの甲殻、火成岩、ウラグナイトの殻、鍮石、鎧竜の槌をゲット。
池(ランク7)で、堀ブナ、ピピラ、オオナマズ、エルシモニュート、レッドシーマ、ドワーフプギルをゲット。
海(ランク7)で、ベッフェルマリーン、シャル貝、ムーリシュアイドル、ヴェーダルラス、ブラックプローン、龍魚、センローサーディンをゲット。
漂着物から、草糸、カラクールの毛皮、イレース、マネキンボディ、蜂の一刺し、海老灯篭船、金剛亀の甲羅、アップルパイ、マネキンレッグズ、プロエーテル、トゥクク白貝貨、スーパーエーテル+2、オーロラバス、龍の血、フェトフルトルソⅠ、ミスラ風海の幸串、エーテル、マナキンハンズをゲット!
南玉をゲット→ゴブリンの不思議箱に入れて、スペシャルダイヤルを使って、マホガニーベッドをゲット!
飼育場(ランク7)へ。
餌に野兎の肉を与える。
青ワイバーン☆3から、妖精のリンゴ、モルボルのつるをゲット。
餌にモコ草を与えて、つついてお世話する。
キトトルス☆1から、謎の野菜の種、腐葉土をゲット。
ドラゴンパピー☆3になって、ロランベリー、ミリオンコーンをゲット。





